登録日:2023/01/07 Sat 19:27:00
更新日:2024/06/28 Fri 13:58:40NEW!
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nhk 紅白歌合戦 紅白 ウタ 2022年 大晦日 ネタバレ項目 nhk紅白歌合戦
第73回NHK紅白歌合戦とは、2022年12月31日に開催・放送された紅白歌合戦である。
開始時刻は19時20分。
【概要】
前回の第72回はNHKホールの耐震強化工事の影響で東京国際フォーラムでの開催となったため、第71回以来となるNHKホールでの開催となった。
また、第71回は無観客での開催だったため、NHKホールにおいて有観客での開催は3年ぶりとなった。
この年のスローガンはLOVE & PEACE-みんなでシェア!-である。
紅白公式のSNSでもそれを意識しており、リハーサルのインタビューだけでなく本番前など出場者たちの様々な場面を切り取った動画を掲載している。
【司会者・審査員】
・司会者
大泉洋(俳優)
橋本環奈(女優)
桑子真帆(アナウンサー)
・スペシャルナビゲーター
櫻井翔(嵐メンバー・俳優・タレント)
紅組・白組司会者制度を撤廃した昨年に引き続き今回も紅組・白組制度を採用していないが、昨年同様女性の司会者・男性の司会者・アナウンサーの司会者と司会者3名起用というのは変わっていない。
また初の試みとしてスペシャルナビゲーターという役職が登場しているが、実際の業務は司会者とはそれほど変わらなかったりする。
大泉洋は昨年に引き続き抜擢され、この年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にて源頼朝を演じたことなども引き続き抜擢されるきっかけにもなった。
しかし、初めて司会者を務める橋本環奈は朝ドラや大河ドラマ、その他のNHKドラマのレギュラー出演なく選ばれたため彼女の起用はまさに異例事態といえる。
これについてはNHKのメディア総局長がフレッシュで可愛らしく紅白に新しい風を持ち込んでくれるだろうという理由により抜擢された。
だが放送が終了してからの数ヶ月後、2024年度後期の朝ドラ「おむすび」の主演を務めることが発表された。既に彼女が朝ドラヒロインになることが決まっていた故での抜擢なのか、或いは紅白司会の仕事ぶりを買われて朝ドラヒロインのオファーがきたのかどうかは不明である。
・審査員
吉田都(新国立劇場舞踊芸術監督)
新国立劇場バレエ団のバレエダンサーに呼びかけ、ウクライナの平和への祈りを込めた動画「A Prayer for PEACE」を配信。第57回(2006年)以来、2度目の審査員となる。
福原遥(女優)
この年の下半期の朝ドラ「舞いあがれ!」の主演を務める。NHK的にはまいんちゃんとしても馴染み深い。
西村宏堂(メイクアップアーティスト・僧侶)
僧侶とメイクアップアーティストを兼業する。この年、NHKワールドTVで放送されたドキュメンタリー『A Monk Who Wears Heels(ハイヒールを履いた僧侶)』が第5回アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワーズ*1 ライフスタイル部門で最優秀賞にノミネートされた。
芦田愛菜(女優)
この年成人年齢が18歳へと引きさげられた為、その年の18歳(2004年度生まれ)の代の象徴する人物として抜擢。
第62回(2011年)には紅白歌手史上最年少として同い年の鈴木福と共に出演した。
黒柳徹子(女優・タレント)
もはや説明不要と言えるほど、テレビ草創期の頃から一線で活躍し続けている。
過去5回紅組司会を担当し第66回(2015年)には総合司会を担当。2度も審査員として抜擢されるなど紅白とは縁が深い。
松本潤(嵐メンバー・俳優)
翌年の大河ドラマ「どうする家康」の主演に抜擢。スペシャルナビゲーターの櫻井翔とのやり取りに嵐ファンが沸いたのは言うまでもない。
森保一(サッカー日本代表監督)
この年のFIFAワールドカップでサッカー日本代表を率いて強豪ドイツ、スペインを打ち破りグループ首位で決勝トーナメントへ進出させた。
村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ内野手)
この年スワローズをセ・リーグ連覇に導いただけでなく、日本人選手最多となる56本の本塁打を記録、史上最年少の三冠王に輝いた。
この年の新語・流行語大賞の大賞「村神様」の元ネタである。
坂東彌十郎(歌舞伎俳優)
この年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条時政役を演じた。
羽生結弦(プロフィギュアスケーター)
数々の記録を持つフィギュアスケーターだが、今年7月に競技生活を終えプロへと転向したことで話題を呼んだ。
第66回以来、2度目の審査員となる。
【出場歌手】
- 紅組
天童よしみ(26年連続27回目)
曲:ソーラン祭り節
27回目にして初となる紅組トップバッター。
祭りをイメージした曲なので屋台船に乗った状態で堂々と登場。
曲中になかやまきんに君、ティモンディの高岸といった筋肉芸人がゲスト出演しており、ソーラン節に合わせて様々なポーズを見せつけた。
緑黄色社会(初出場)
曲:Mela!
昨年一昨年出場が有力視されていたが、落選した緑黄色社会が満を持して初出場。
ラストのラララのハミングの部分は会場内にいる全員も一緒になって歌うという演出になっていた。
水森かおり(20年連続20回目)
曲:九十九里浜〜謎解き紅白スペシャル〜
「九十九里浜~謎解き紅白スペシャル~」というタイトルの通り、歌に謎解き要素を入れたものとなっている。
松丸亮吾が作った謎を解き明かし、大泉洋の紅白の台本を盗んだ犯人を探し当てるといったもので、曲中に様々なヒントを用意していた。
なおこの犯人は櫻井翔なのだが、実は水森かおりが来ていた衣装にも犯人が櫻井翔だと1発で分かる大きな仕掛けがあった。*2
LE SSERAFIM(初出場)
曲:FEARLESS -Japanese ver.-
歌唱曲の日本語バージョンがリリースされたのはなんと内定が決まってからの12月のことである。
日向坂46(4年連続4回目)
曲:キツネ
この年流行したキツネダンスにあやかるかのように歌唱曲もキツネである。
山内惠介とキツネ繋がりでコラボしており、彼の歌唱前に、北海道日本ハムファイターズのファイターズガールと共にキツネダンスを披露してからバックダンサーとして参加し、その後キツネを披露した。
またキツネにあやかりキツネ耳とキツネシッポを付けた衣装となっている。
milet(3年連続3回目)
曲:Fly High
この年に開催された北京オリンピックのNHKでのテーマソングである。
歌唱前にこのオリンピックに出場していた審査員の羽生結弦のVTRが流されていた。
NiziU(3年連続3回目)
曲:CLAP CLAP
今年のテーマに合わせシェア企画の「#みんなでクラップ」を開催。
サビには視聴者から寄せられたダンス映像がスクリーンに映るものとなっていた。
SEKAI NO OWARI(4年ぶり6回目)
曲:Habit
今まで白組で出場してきたが、今回は初めて紅組で出場。
Habitの個性的なダンスを郷ひろみ、JO1、SixTONES、NiziU、乃木坂46がバックダンサーとして披露した。
IVE(初出場)
曲:ELEVEN -Japanese ver.-
Perfume(15年連続15回目)
曲:紅白Medley 2022
「Spinning World」、「チョコレイト・ディスコ」をメドレー形式に歌唱した。
Aimer(初出場)
曲:残響散歌
鬼滅の刃遊郭編の主題歌であるため、歌唱前に竈門炭治郎からの応援コメントが寄せられる。
スタジオのセットは遊郭編を意識したものとなっており、曲の合間に本編の映像が流れた。
そしてラストサビ前には宇髄天元からの「こっからは、ど派手にいくぜ!」のセリフも登場した。
坂本冬美(20年連続34回目)
曲:お祭りマンボ~スカパラSP~
今回の紅白でオープニングアクトを務めたスカパラダイスオーケストラが伴奏を担当。
阿波踊りや博多どんたくなど全国各地の有名な祭りがステージ上に登場し盛り上げた。
ウタ(初出場)
曲:新時代
「ONE PIECE FILM RED」に登場する歌姫。
紅白史上初となるアニメキャラが紅白の歌手として出場である。
ONE PIECE FILM REDとのコラボでルフィがウタの歌唱前に挨拶を披露。
そしてウタのホログラムがステージに現れ新時代を披露した。
サビにはJO1、乃木坂46、BE:FIRST、LE SSERAFIMの4組がステージ上でウタと共に踊りを披露した。
曲の披露が終わったらウタの姿がスクリーンに入ったと同時に作者の尾田栄一郎が描き下ろした、紅白色になった麦わらの一味の中に加わるウタのイラストが映し出された。
TWICE(3年ぶり4回目)
曲:Celebrate
milet×Aimer×幾田りら×Vaundy(初出場)
曲:おもかげ
ソニーミュージックに所属する4人がTHE FIRST TAKE発の曲を披露。
曲はVaundyがプロデュースしたものである。
幾田りらはYOASOBIのメンバーであるが、今回はYOASOBIの出場はなく幾田りらだけの出場である。
乃木坂46(8年連続8回目)
曲:裸足でSummer
この年を最後に乃木坂46から卒業する齋藤飛鳥のラストステージであるため彼女をメインにした構成となっており、スクリーンには彼女の12年間の乃木坂での歩みが流れた。
工藤静香(24年ぶり9回目)
曲:35周年SPメドレー
ソロデビュー35周年記念として久々に出場。
「嵐の素顔」、「黄砂に吹かれて」の2曲をメドレーとして披露した。
黄砂に吹かれてからは伴奏としてフルート歌手として活躍する、自身の長女Cocomi*3と共演した。
あいみょん(3年連続4回目)
曲:ハート~君はロックを聴かない
「ハート」と「君はロックを聴かない」の2曲をメドレーとして披露した。
Superfly(2年ぶり6回目)
曲:Beautiful
篠原涼子(28年ぶり2回目)
曲:恋しさとせつなさと心強さと
ストリートファイターⅡの劇場アニメの主題歌としても知られており、今回の紅白ではストリートファイターⅡの曲であることが紹介された。
サプライズゲストとしてピアノ伴奏に小室哲哉が出演しており、これには視聴者を驚かせた。
石川さゆり(39年連続45回目)
曲:天城越え
デビュー50周年を迎え、伴奏は尺八や箏等の和楽器やオーケストラがコラボしたものとなった。
MISIA(5年連続7回目)
曲:希望の歌
昨年に引き続き紅組のトリを務めた。
翌年の干支であるウサギにちなんだ被り物をしており、バックダンサーもまたウサギをイメージした衣装となっていた。
- 白組
SixTONES(3年連続3回目)
曲:Good Luck!
紅白のトップバッターは今年が初。
スカパラのオープニングアクトが終わってすぐに登場した。
偶然にも「最後は love and peace」と締めくくるので、まさに今回の紅白のテーマと被る形となっていた。
郷ひろみ(12年連続35回目)
曲:GO! GO! 50周年!! SPメドレー
この年デビュー50周年を迎え、昭和から令和にかけて発表された曲4曲をメドレーとして出場。
昭和ゾーンでは「男の子女の子」、紅白の歌唱では初となる「林檎殺人事件」を披露。「林檎殺人事件」ではデュエット曲であるため橋本環奈とデュエットを行った。
ここで石原裕次郎やアントニオ猪木等昭和で大活躍した有名人のモノマネ芸人がバックで盛り上げた。
平成ゾーンでは「GOLDFINGER ’99」を披露。テツandトモやスギちゃん、ダンディ坂野といった平成の一発屋芸人がゲスト出演。
そして令和ゾーンではこの年に発表された「ジャンケンポンGO!」を披露。曲名の通り、曲の終わりにジャンケンをする演出もあった。
なにわ男子(初出場)
曲:「初心LOVE」
今年のテーマに乗っかるように、リツイート・いいね・決定ボタンの合計数が増える事に演出も増えていくという「シェア♡LOVE
チャレンジ」という名の企画があった。
合計10000でシャボン玉、30000でハート紙ふぶき、そしてなにわの語呂合わせである72800でカラフルSPと3つの演出があったのだが、なにわ男子自体若者にかなりの人気があるので曲の説明段階であっさりと72800どころか10万を超えていた。
Saucy Dog(初出場)
曲:シンデレラボーイ
山内惠介(8年連続8回目)
曲:恋する街角~きつねダンスRemix~
キツネ繋がりで日向坂46とコラボ。
日向坂46のキツネダンスの披露後に彼女達をバックに付け歌唱。
そして日向坂46の「キツネ」歌唱時にはキツネ耳のカチューシャをつけバックダンサーとして登場した。
JO1(初出場)
曲:無限大
歌唱前にロバート秋山扮する白木善次郎*4がJO1と縁があるという理由で急遽登場、そのまま曲紹介へと入った。
鈴木雅之(3年連続5回目)
曲:違う、そうじゃない
SNSでよくネタに使われる「違う、そうじゃない」を披露。
なお紅白で披露するのは意外にも初である。
BE:FIRST(初出場)
曲:Shining One
三浦大知(3年ぶり4回目)
曲:燦燦
この年の上半期の朝ドラ「ちむどんどん」の主題歌絡みで、主演を務めた黒島結菜が曲紹介に登場。スクリーンに「ちむどんどん」の名場面が流れた中での歌唱だった。
Snow Man(2年連続2回目)
曲:ブラザービート~紅白みんなでシェー!SP
メンバー全員主演を務めた実写映画「おそ松さん」 の主題歌であるため、曲の最後には会場の全員でシェーのポーズを披露した。
King Gnu(3年ぶり2回目)
曲:Stardom
この年のNHKのサッカー中継ソングであるため、森保一監督と長友佑都選手が曲紹介を行った。
三山ひろし(8年連続8回目)
曲:夢追い人~第6回 けん玉世界記録への道~
7回目となるけん玉ギネス企画であり、今年は出場歌手であるJO1の豆原一成とBE:FIRSTのSOTAが参加。
そして出場歌手以外だとテツandトモのテツとDJ KOOが参加した。
無事ギネス記録達成という結果に終わった。
Vaundy(初出場)
曲:怪獣の花唄
これといった音楽番組の出演が滅多にないが、紅白には満を持して出場。
「そんなもんかい?紅白?」「イケるよな?イクぞニッポン!」といった間奏での煽りも話題となった。
なお彼はこの曲の歌唱後すぐにmilet×Aimer×幾田りら×Vaundyの1人としておもかげの歌唱に入った。
純烈(5年連続5回目)
曲:プロポーズ~白い雲のように
純烈に加えダチョウ倶楽部の2人、有吉弘行も一緒に歌唱を披露。
純烈の楽曲「プロポーズ」と、有吉がかつてコンビを組んでいた猿岩石のヒット曲「白い雲のように」のメドレーとなった(肥後、寺門、有吉は「白い雲のように」のみの歌唱)。
この年で卒業する小田井涼平にとっては最後の純烈での活動となった。歌唱前に小田井は「上島(竜兵)さんも加えて8人で歌おうと思っています。」とコメントした。
King & Prince(5年連続5回目)
曲:ichiban
この年の11月にメンバー3名が脱退発表をし、紅白の出場に影響があるかどうか不安視されたものの無事出場。
5人での紅白出場はこれで最後となる。
Official髭男dism(2年ぶり3回目)
曲:Subtitle
この年秋の人気ドラマ「silent」の主題歌を披露。曲の世界観に合わせたイルミネーションと雪のセットが組まれたスタジオで歌唱した。
藤井風(2年連続2回目)
曲:死ぬのがいいわ
ゆず(8年連続13回目)
曲:夏色
客席全員にタンバリンを配布し、観客達を巻き込む形で真冬の大晦日ではあるが「夏色」を披露。
また関ジャニ∞がゆずの北川が作詞作曲した楽曲を今回の紅白で披露する縁でゆずの後ろで歌唱する形でコラボすることとなった。
関ジャニ∞(11年連続11回目)
曲:T.W.L
かつてはクレヨンしんちゃんのOPテーマであり、前述の通りゆずの北川が作詞作曲した為、今度はゆずも関ジャニ∞の歌唱にギター伴奏&歌唱する形でコラボすることとなった。
ステージ上だけでなく客席全員でタオルをブンブン振り回す演出が見られた。
星野源(8年連続8回目)
曲:喜劇
SPY×FAMILYのEDテーマ。
なお、この年の紅白のナレーションは紅組部分がSPY×FAMILYのヨルを演じた早見沙織、白組部分がロイドを演じた江口拓也を起用しており楽曲といいナレーションといいまさにSPY×FAMILY人気にあやかったものとなった。
KinKi Kids(6年ぶり2回目)
曲:25th Anniversary Medley
デビュー25周年を迎え、デビュー曲の「硝子の少年」と、この年発売された「Amazing Love」を披露。
また、この2曲を楽曲提供した山下達郎*5からサプライズでKinKi Kidsにメッセージを贈った。
福山雅治(14年連続15回目)
曲:桜坂
今回の紅白の大トリを務めた。
「桜坂」に因み、曲の後半にはハートの形をした桜色の紙吹雪が無数に降り注いだ。
・特別企画
THE LAST ROCKSTARS(初出演)
曲:THE LAST ROCKSTARS
X JAPANのYOSHIKI が、同じくX JAPANでもありLUNA SEAのSUGIZO、L'Arc~en~Cielのhyde、MIYAVIと共にこの年バンドを結成、僅か数ヶ月で出場が決まった。
MIYAVI以外はそれぞれの所属するバンドメンバーで過去紅白に出場していた。
ディズニースペシャルメドレー
曲:星に願いを、ジャンボリミッキー!、君の願いが世界を輝かす
もはやおなじみとなったディズニーと紅白とのコラボ企画。
「星に願いを」では大泉洋が橋本環奈がデュエットを披露。
「ジャンボリミッキー!」では櫻井翔、Snow Man、BE:FIRST、日向坂46がミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、グーフィー、チップ、デールと共に歌って踊った。
「君の願いが世界を輝かす」ではMISIAが夜の東京ディズニーシーにて披露。なお、これのみ披露した場所での関係か事前収録であった。
収録映像は2022年に東京ディズニーシーにて新規に発表されたナイトタイムエンターテインメントにして曲が日本語版テーマソングに使用されている「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」のバージ(船)を使用しており、かなりの数のキャラクターが登場する。
back number(初出演)
曲:アイラブユー、高嶺の花子さん
この年の下半期の朝ドラ「舞いあがれ!」の主題歌を務めたため特別企画枠ではあるが初出場。
その主題歌である「アイラブユー」を披露したが、朝ドラ絡みでの選出のためこのまま出番は終了と思いきや、サプライズで「高嶺の花子さん」を続けて披露しファンを驚かせた。
歌唱後、彼等のファンである羽生結弦から大きな賛辞が贈られた。
加山雄三(12年ぶり18回目)
曲:海 その愛
この年コンサート活動を引退することで出場。
紅白には18回も歌手として出場しただけでなく、過去数回白組の司会を務め少年隊仮面ライダー事件を引き起こしたこともあった。
なお、この出場で紅白歌手史上最高齢*6を達成した。
歌唱終了後審査員の黒柳徹子から大きな賛辞が贈られた。
氷川きよし(23年連続23回目)
曲:限界突破×サバイバー
この年に活動休止宣言をした氷川きよしの活動休止前のラストステージである。
女性と男性を超越した意味合いも兼ねて紅組白組の概念がない初の特別企画枠としての出場となった。
ドラゴンボール超 の主題歌ではあるが、龍ではなく不死鳥を模した大きなセットに乗り歌唱した。
松任谷由実 with 荒井由実(2年ぶり6回目)
曲:Call me back、卒業写真
デビュー50周年を迎え出場。
曲披露前にはあいみょん、そして同じくデビュー50周年の郷ひろみが松任谷由実の魅力を語った。
「Call me back」の披露の途中、当時の顔と声質を再現したAI荒井由実が登場。
デュエットを披露した。
安全地帯(37年ぶり2回目)
曲:メロディー、I Love Youからはじめよう
玉置浩二は前々回の紅白に特別企画枠として出場したが、安全地帯としては実に37年振り。
そして安全地帯としてはデビュー40周年である。
この年の12月に亡くなったこのバンドのドラム担当の田中裕二の追悼の意も込め2曲続けて披露した。
桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎(初出場)
曲:夜空の星、時代遅れのRock’n’Roll Band
サザンオールスターズの桑田佳祐が自身と同学年*7で楽器の演奏ができる歌手と共にこのバンドを結成。
軽音楽部の部室をイメージしたセットで、軽音楽部の部員に扮した彼らがちょっとした寸劇をした後、加山雄三のリスペクトも兼ねて彼の楽曲「夜空の星」を披露。
その後佐野元春も合流し、更にサポートメンバーとしてサザンオールスターズのメンバーであり桑田佳祐の妻でもある原由子、大友康平、そしてダウンタウン浜田の長男でベーシストのハマ・オカモトも加わり彼等の楽曲「時代遅れのRock’n’Roll Band」を披露した。
ちなみにサポートメンバー含めたこのメンバーの中で紅白に出場した事のある歌手は桑田佳祐、世良公則、野口五郎、原由子のみであり、大友康平については内定が決まっていたもののNHKとのゴタゴタがあり出場を取り消された経緯がある。
【余談】
・今回の紅白では審査員票紅、会場票白、視聴者票白という内訳で白組 が優勝した。
白組が優勝するのは70回以来3年振りである。
昨年度に引き続き優勝旗の贈呈は行われなかった。
・テレビ開局70周年記念番組の1つとして、翌年の2023年1月2日に今回の紅白歌合戦を含めた過去の紅白を振り返る特別番組が放送された。
その中で山口百恵が「プレイバックpart2」を歌う映像が流れ、前々から噂されていた、紅白にて「真っ赤なポルシェ」の部分を「真っ赤な車」に言い換えてたという話は誤りだったということが判明した。
- TBS系列の番組『オールスター感謝祭』では、出演者がペアで卓球のオリンピックメダリストと対決する企画があり、翌年の春(23春)の放送ではこの時の紅白司会だった大泉洋と橋本環奈がペアを組み、福原愛と対決している。
その他心に残るパフォーマンスがあれば追記修正お願いします。
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▷ コメント欄
- 御年85歳の加山雄三さんが最後までハプニングなく歌い切れるか少しヒヤヒヤしながら観てた。途中動こうとして足下踏み外しかけてたけど、舞台にスモーク焚きすぎだったんじゃないかと……杞憂で済んで本当に良かった -- 名無しさん (2023-01-07 20:05:02)
- ジャンボリって映画の曲でなくTDLのショーパレの曲だったけど結構珍しい。紅白コラボ内では初めてなのかな? -- 名無しさん (2023-01-07 20:30:33)
- 大河主演の引き継ぎイベントが偶然にも花沢類から道明寺司へというエモさ -- 名無しさん (2023-01-08 00:44:18)
- これからその年に行われた紅白の項目も徐々に作られてくるのかな? -- 名無しさん (2023-01-08 07:54:09)
- 取り敢えずウタとAimer聞いたけどあれCD音源だよね… -- 名無しさん (2023-01-08 10:06:00)
- ↑他にキンプリとなにわ男子も完全にCD音源だった -- 名無しさん (2023-01-08 10:22:59)
- コメント欄荒れているね。作成しないほうがマシだったな -- 名無しさん (2023-01-08 17:00:54)
- ↑コメント欄荒れてる? 歌手への誹謗中傷なく普通に平和だと思うけど 紅白歌合戦の本項目と勘違いしてる可能性あるかな(あちらも誹謗中傷コメ全削除してるけど) -- 名無しさん (2023-01-08 17:16:27)
- 篠原涼子の決定はやっぱりびっくりだったな。スト6の主題歌決定で話題になってたとは言え -- 名無しさん (2023-01-08 17:38:24)
- 増えた尺と人数と幕間や演出が噛み合ってなくていやにあくせくした印象 -- 名無しさん (2023-01-08 17:38:27)
- 氷川きよしのセットがポケモンのドラゴンテラスタルに似てるみたいな話聞いて笑った -- 名無しさん (2023-01-08 22:36:26)
- 相談所に報告のあった違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-01-09 15:06:43)
- なぜジャンボリミッキーでプルートだけいなかったんだ… -- 名無しさん (2023-01-09 15:48:47)
- 加山雄三を全面に出したくて足踏み外しそうなくらい過剰なスモークの中1人という構図にしたんだろうけど最後なんだからちゃんとしたバンド演奏で聴かせてくれりゃいいのにと思ったなあ -- 名無しさん (2023-01-10 00:34:11)
- ジャンボリミッキー踊っているときの大泉洋が全然足上がっていなくて、若々しいけどやっぱり肉体はもう50歳手前なんだなって再認識させられた。 -- 名無しさん (2023-01-10 10:18:25)
- 小四郎ー!お前ぇ俺の一族全員殺したなぁ! -- 名無しさん (2023-03-02 22:12:24)
- なぜ「君の願いが世界を輝かす」で『白雪姫』の王子だけいなかったんだ… -- 名無しさん (2023-04-02 21:51:25)
- 登録日のところなんで2022年になってるんだ -- 名無しさん (2023-07-08 09:39:33)
#comment(striction)
*2 この時ピンク色の衣装を来ていたのだが、これを別の言い方にすると桜衣装=櫻井翔となる
*3 さらに言ってしまえばSMAPのメンバーであった木村拓哉の長女でもある
*4 世界初のプロのTORIMAKIという役柄
*5 未だに紅白の歌手としての出場は果たしていない
*6 歌唱時85歳
*7 1955年度生まれ
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