登録日:2022/07/04 (月) 00:40:00
更新日:2024/06/20 Thu 11:04:16NEW!
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ブルーロック 青い監獄 エゴ エゴイスト 神谷浩史 煽り屋 コーチ 絵心甚八
世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない
絵心甚八とは漫画『ブルーロック』の登場人物である。
CV:神谷浩史
◆概要
日本をW杯優勝させるために雇われた謎の男。帝襟アンリに招集され青い監獄プロジェクトの総責任者に抜擢されるが、両者の関係及び絵心の経歴・詳細なプロフィールは未だ不明。かつてはサッカー選手としても活躍していたことだけわかっている。
「日本サッカーに足りないのはエゴイズム」「点を獲った奴が一番偉い」「サッカーはストライカーのためにあるスポーツ」「圧倒的な個を指針にチームは生まれる」「チームは11人全員がストライカーであるべき」という極端に振り切った考え方を提唱しており、「青い監獄」は彼の持論を実現する革命的ストライカーを生むための実験場である。
反面、日本サッカーの組織力・MFとSBの質は世界に誇れるとし、故に今のままでは革命は起きず、だからこそエゴイズムが必要だと主張している。
第1話で実名の選手を挙げて「そいつらはW杯で優勝していないカス」と暴言を吐いた問題の人物でもあるが、肝になるのは一連の演説で候補生たちにエゴの種を植え付け奮起を促すことなので、事実そのものに大した意味はなかったりする。
生き残りをかけたプログラムに選手を参加させ、合格ラインに達せなかった落伍者を容赦なく退場させるまるでデスゲームの主催者のような立ち位置にいるが、経過の中で選りすぐられた精鋭に対しては意外なほど真摯であり、助言や指導などもキチンと行っている。
そもそも別に彼は負けて破滅する人間が見たくてこの計画をやっているわけでなく、世界と戦える選手を育てて日本をW杯優勝させることが目的なので当然といえば当然である。つまるところ、良くも悪くもサッカー以外には何も関心を抱かない「イカれたサッカー馬鹿」というのが彼の全てである。
ブルーロック以外の雑事に時間を割きたくないという事情と、若い頃に食事制限させられていた反動により日々の食事は大体カップラーメンで済ませている。逆に嫌いなものはプロテインで、曰く「美味いプロテインなどこの世に存在しない」らしい。
◆活躍
サッカーにおいて得点を奪うというのは相手の組織を破壊するという行為、つまりストライカーとは"破壊者"だ!
そしてゴールとは敵の秩序を破壊する、ピッチ上の"革命"だ!!
ストライカーよ!決して役割という枠に収まるな!
お前たちは秩序の中で生きることを受け入れてはいけない!0から1を生むために──武器を持て破壊者よ!!
プロジェクトの発足後、日本全国から選別した300人のユース年代のFWを招集。
自らの持論と青い監獄の目的、敗退者のペナルティを述べ、会場中から挙がった異議の嵐を話術と雰囲気…熱量で黙らせることに成功。
結局は300人全員が敗退時のペナルティを承知で青い監獄への参加を表明した。
全てはここで世界一のストライカーを創り上げるために。
一次選考、二次選考を経て当初300人いた選手が35人まで絞り込まれたが、ここで日本フットボール連合との対立が深刻化。計画の半ばで完遂が危ぶまれるが、絵心は逆にU-20日本代表と青い監獄の特別壮行試合を提案。負ければ青い監獄消滅、勝てば青い監獄がU-20日本代表を強奪という大一番を仕かける。
それに伴い三次選考の内容もストライカーの選別から青い監獄内で1つのチームを編成するという方向に転換した。
そして迎えたU-20日本代表戦。
青い監獄選抜は下馬評を覆す活躍で前半を勝ち越しで終えるも、後半から糸師冴と士道龍聖のコンビネーションを前に逆転を許してしまう。
だが劣勢に追い込まれながら絵心だけは表情を変えず、勝つための方策を求めてベンチに駆け寄る潔に対して彼は…
「教えた感情」
バカかお前ら。青い監獄はもう既に勝ってる
前半の圧勝、士道龍聖の躍動。ここまでは完璧に俺の台本通りだ
たしかにこの試合に負ければ青い監獄は消滅し、俺は日本サッカー界から永久追放されるだろう。だが
お前らは消えない
糸師冴に見初められた士道龍聖は日本サッカーの中心王道に立ち、その次のエースとして糸師凛はU-20代表に入るだろう
そして他の青い監獄メンバーも有名大学や国内リーグ、多方面から声がかかり道は開ける
それだけのパフォーマンスをお前らはしたんだ。だからこの先の未来、青い監獄にいたことは有利になる時代が来る
そして俺が消えて、お前らが日本サッカーを変えてくんだ。胸を張れ、青い監獄はもう勝ってる
今までの絵心とはまるで異なる価値観の物言い。
自らの力で勝利を掴むことだけを説き続けた男が、終わってもない内から負けた先の未来予想図を語る。
それを聞いた潔が感じたのは絵心に対する苛立ちだった。
知るかよ…どーだっていいんだよそんなこと
日本サッカーの未来とか、これからの保証とか関係ない
俺は…青い監獄は、いまここで勝ちたいんだよ
次なんていらない、負けることは死ぬことだ、青い監獄はまだ死んでない…!世界一以外いらない……!!
勝たせろクソメガネ
このエゴはアンタが教えた感情だろ
潔の強い反発を受け、未曾有の計画として「切り札」馬狼照英の投入を決断。戦場に戻る彼らの背を静かに見送った。
言ったっしょ?ここまでは俺の台本通りだ。それでもアイツらが勝ちたいと望むのも…ただ…ひとつだけ想定外だったのが……
青い監獄の中に育ってたエゴが、熱が、俺の予想を上回ってたこと……
最後の交代枠で参戦した馬狼はフィールドの敵味方を混乱に巻き込み、試合は終了までラスト30分を切る。
試合は潔のダイレクトシュートによって「青い監獄」チームの勝利に終わり、メンバーの成長を認める一方で、「ここが“青い監獄“の創世(はじまり)」「“青い監獄“(おれたち)はもう引き返せない舞台(ステージ)まで来たぞ」と、この先の過酷な道を示し去って行く。
こうして宣言通りにU-20日本代表の強奪を成功させた絵心はこの結果を引っ提げてスポンサーを集め、因縁のノエル・ノアを含む世界的ストライカーをも巻き込んだ日本代表選考最終サバイバル「新英雄大戦」(ネオ・エゴイスト・リーグ)と、最も熱い戦いを全世界配信する「BLTV」(ブルーロックTV)を立ち上げる。その一方、敗退した國神錬介に人体改造を施し、これまでの青い監獄とは「違う哲学」を強制的にブチ込んだ実験体として「新英雄大戦」へと参加させる。
「新英雄大戦」では選手の育成を指導者ストライカーに一任することになり、以降は指導者としては一歩引いた立ち位置になり出番はやや減り気味。
◆余談
- 第1回キャラクター人気投票(本誌)──10位(437票/15843票)
- 第1回キャラクター人気投票(マガポケ)*1──14位(490票/64711票)
体型や顔立ち、初期の煽りっぷりが『弱虫ペダル』の御堂筋に酷似していたため、当時は一部で「偽御堂筋」というあだ名で呼ばれていた。
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- デスゲームのゲームマスターってイメージは1話だけだったな。ゲームマスターは基本的に参加者を嘲笑ってるけど絵心の場合はこいつ自身も滅茶苦茶必死だし参加者も成長させてる。 -- 名無しさん (2023-02-17 20:52:35)
- 口が悪いのを除けばすごく良い先生なんだよね -- 名無しさん (2023-07-20 00:41:44)
- 身長189とかなりの高身長 -- 名無しさん (2024-01-23 02:48:25)
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