オーシャンハンター

ページ名:オーシャンハンター

登録日:2022/05/21 Sat 11:53:42
更新日:2024/06/18 Tue 13:52:13NEW!
所要時間:約 13 分で読めます



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世界に広がる七つの海


七つの海には七匹の怪物が棲むという…


オーシャンハンター』(The Ocean Hunter ~The Seven Seas Adventure~)とは、1998年にセガ・エンタープライズからリリースされたアーケードゲームである。


概要

プレイヤーはダイバーであるトレル(1P)、クルス(2P)となって、「ショックガン」と呼ばれる武器を手に取り、水中に潜む生物を蹴散らしながら、全7ステージのボスを討伐していくというゲーム。初期ライフは3。
各ステージのボスたちには懸賞金が懸けられており、ステージ開始時に表示される手配書にはそれぞれこれまでに起こしてきた悪行が英語ではあるものの記載されている。
また殆どのボスの名前は神話や伝承に登場する主に海にまつわる神や怪物の名前が由来となっている。戦闘になるとボスの体力が左上に表示されている。


武器であるショックガンの弾数は5発までだが、リロードは自動で行ってくれる。
今作は水中での戦闘であるためか、ショックガンの弾速が肉眼で追えるほどかなり遅いため、発射から着弾までに若干のタイムラグがある。
特に素早く移動する相手には直接狙うと躱されやすいため、相手の動きを先読みして発射することが攻略の鍵となっている。


道中には他のダイバーがいることがあり、ダイバーが襲われているところを救出するイベントがある。救助に成功するとライフを一つ貰えるため、見かけたら助けてあげるといいだろう。ただし誤射すると逆にこちらのライフが一つ減ってしまうので注意が必要。またこれの成否によってその後の分岐に関わることもある。
他にも道中には宝箱が落ちていることがあり、それを狙い撃てばスコアが加算される。


銃は筐体に固定してあるタイプであり、立ちながらやる「スタンダードキャビネットタイプ」と座りながら行える大型の「デラックスキャビネットタイプ」の2種類がある。
後者のデラックスタイプの方は発射時に反動を再現した「VR反動システム」があることも特徴となっている。


ステージ


  • バロック海域(Baroque sea)

太平洋に位置する海域。なぜか海底にはモアイ像がある。
前半は色鮮やかな海中を進んでいくが、後半はボスのクラーケンが潜む沈没船の内部を探索する。1ステージ目から狂暴な鮫や海蛇等が大量に生息した危険な海域となっている。


中ボス
ホワイト・デス(White Death)
ステージ序盤に登場するホホジロザメ
他のダイバーを襲っており、それを救助することになるのだが、ダイバーが殺されるまでの猶予はかなり短いため最序盤ながら成功させるのは結構難しい。
ダイバーを殺すか、もしくはその前に一定以上ダメージを与えるとこちらを襲ってくる。


名前の由来は「白い死神」を意味するホオジロザメの別名。


シードラゴン(Sea Dragon)
ダイバーの救助に成功した場合にのみ登場するウミイグアナ。
本来は海藻を主食としている大人しい動物なのだが、そんなことは知ったことかというかのように容赦なく襲い掛かってくる。とはいえそこまで強くはないのでさっさと倒してしまおう。
ちなみに救助に失敗した場合には一瞬だけ横切るため、そこで姿を確認することが出来る。


名前の由来の「シードラゴン」という言葉自体はヨウジウオ亜科に属する魚類*1の総称なのだが、恐らくそれとは関係なく単に「海の竜」として名付けられたものと思われる。


シーサーペント(Sea Serpent)
白黒の縞模様をしている巨大なウミヘビ。
こいつ自体はそこまで脅威ではないが、死骸になっても当たり判定があるため、直後に襲ってくるバラクーダの対処の際に邪魔な障害物になる。


名前の由来は海に出現するという細長い身体のUMA。


ボス
クラーケン(Kraken)
沈没船を塒とする巨大なミズダコ。
懸賞金は5000Gでこれまで四隻の船を襲撃して185人ものの死者を出している。
オープニングにも登場しており、その際には触手で帆船を叩き潰している。
最初は自慢の触手による叩きつけ攻撃をしてくるため、触手を撃ちまくって阻止していこう。ダメージを与えるとプレイヤーを捕まえて岩盤に叩きつけようとしてくる。
弱点は目であり、掴まれるとそこにターゲットマークが出るためそこにショックガンを撃ち込めば倒すことが出来る。


名前の由来は北欧神話に登場する海の怪物で、巨大なタコやイカの姿をしているとされる。


  • ルーン海域(Luna sea)

インド洋辺りに位置する海域だが、元々は陸地だった場所が海に沈んだ場所のようであり、後半は海底遺跡を探索することになる。
ボスが鮫だからか、イタチザメやシュモクザメなどの肉食の鮫が多く生息している。また海底にはアカエイが潜んでおり、尻尾の毒針で攻撃してくる。


中ボス
ハイドラ(Hydra)
三匹で襲ってくる巨大ウツボヒュドラの英語読みだが9匹で襲ってきたりはしない。
三匹が相手だが、同時に相手するわけではなく、洞穴から飛び出してきた個体を一匹ずつ相手にすることになる。最初の一匹は洞穴の奥から飛び出して噛みついてくるのだが、このゲームの性質を理解しておかないと迎撃が間に合わずにダメージをくらいがちになるので注意。後の二匹はずっと顔を出したままなのでそこまで難しくはない。


名前の由来はギリシャ神話に登場する九本の首を持つ水蛇。


ボス
リヴァイアサン(Leviathan)
現代に蘇ったメガロドン。
8000Gの賞金首であり、既に11隻の船を襲撃して364人もの命を奪っている。オープニングでも船を食いちぎって沈没させていたりと危険な生物。
弱点は口内で口を開いたところを狙って攻撃していくのだが、途中他の鮫たちも襲い掛かってくるので注意。
後半からは背後から噛みつき攻撃を仕掛けてくる。その際にはShootマークが出ているときでないとダメージを与えられないので、出ているところに弾を撃ち込めば倒せる。


名前の由来は旧約聖書に登場する海獣。


  • タルタロス海淵(Tarutarus deep)

大西洋辺りに位置する海域でこのステージでは暗い深海を進んでいくことになる。
そのため、敵も鮫ではなくホウライエソやフクロウナギなどの深海魚がメインとなる。
資源が豊富な海底鉱山でもあり、事業団体が建設した足場などを見ることが出来る。


スキュラ(Scylla)
途中から現れるイカ。
ホタルイカのように発光しているが、その大きさはダイオウイカを思わせるほど巨大。
前半は触手での叩きつけ攻撃をしてくるが、これはそこまで脅威ではない。
しかし体力を減らしていくといったん距離を取った後に猛然と突っ込んでくるのだが、これが非常に厄介であり、攻撃が当たる前に倒し切れないと阻止できない。それも正確にかつ相当撃ち込まないと阻止できないため、初心者にとって壁ともいえるほどの強敵となっている。


名前の由来はギリシャ神話に登場する12本の足を持つ怪物で、メッシーナ海峡に棲むとされる。


ナーガ(Naga)
現物よりも遥かに巨大なリュウグウノツカイ
本来リュウグウノツカイは歯もなく、人を襲った報告は皆無の温厚な魚なのだが、そんなこと知ったことかとry
噛みつき攻撃を仕掛けてくるが、直前のスキュラと比べれば楽。


名前の由来はインド神話に登場する蛇の精霊。


ボス
カリュブディス(Charybdis)
10000Gの賞金を懸けられたチョウチンアンコウ
オープニングでもダイバー二人を丸のみにするほどの巨体を誇っており、これまで潜水艦を襲撃して破壊したり、前述の事業団体を壊滅に追い込んでいる。
口内に深海魚を飼っているようであり、口から魚雷のようにプレイヤー目掛けて突っ込んでくる。目が弱点のようでそこを撃てば阻止できる。ある程度ダメージを与えると暗闇に紛れて突進してくる。提灯の明かりは見えるのでそこを目掛けて連射すれば阻止できる。
そこからダメージを与えると今度は某ピンク玉のようにダイバーを吸い込んで飲み込もうとしてくる。その際は提灯にShootマークが出るためそこに撃ち込んで3回攻撃を阻止すれば倒せる。


名前の由来はギリシャ神話に登場する海の怪物で、上述のスキュラ同様メッシーナ海峡に棲み渦潮を引き起こすという。


  • テスココ大湖(Texcoco Great-lake)

南米大陸に位置する湖となっている。またこちらもかつては陸地だったようで遺跡が存在する。オーシャンじゃないじゃんとか言わない
淡水なので鮫はいないが、代わりに大量のピラニアが生息し、後半からはガーパイクも襲い掛かって来る。
複数の人骨が漂っており、特にダイバーの救出に失敗してしまうと目の前で白骨死体になってしまう演出はなかなか怖い。またこのステージでは中ボスが出現しない唯一のステージとなっている。その分敵が多く、淡水の湖が舞台なためか他にはない展開が多い。
ちなみにテスココ湖は実在の湖だが、現在は殆どが埋め立てられている。


ボス
アーウィーソウトル(Ahuizotl)
エラスモサウルスのような大型首長竜。場所は全然違うが、間違いなくネッシーがモデルだろう。
12000Gの賞金が懸けられており、二つの町を襲撃して18人を殺害。更にその内の6人を捕食している。また途中にいるダイバーを救出すると、彼の父親も殺されてしまいその仇を取ろうとしていたことが明かされる。
攻撃は噛みつきだけだが、動きは素早く、阻止するのはかなり困難な相手となっている。また後半になるとプレイヤーは地上へと戻り、水中から飛び出した頭を狙い撃ちして倒すことになる。


名前の由来はメキシコ神話に登場する湖の怪物で、水際に近づいた人間を手の形をした尾で捕らえて食らうという。


  • 北海(North sea)

北海道付近に位置する海域。
流氷が浮かぶ極寒の海であり、その水温のためか鮫は登場せず、代わりにヤツメウナギやクラゲ等が大量に生息している。
またクラゲたちも海を漂う障害物ではなく、プレイヤーに向かって殺意を持って向かってくる。


中ボス
メデューサ(Medusa)
巨大クラゲ。海中をゆったりと動き回っており、プレイヤー目掛けて突進してくる。
また他のクラゲたちも一緒になって襲ってくるため、それを対処する必要がある。
触手部分にはダメージが殆ど通らず、傘の部分にしかまともにダメージが通らないが、動きも遅いため他のクラゲに気を付ければ一度も攻撃させずに倒せる。あとなぜかこいつが倒されると他のクラゲも消滅する。


名前の由来はギリシャ神話に登場する蛇の髪を持つ怪物。なお「メデューサ」という単語自体もクラゲの英名として用いられる。


ボス
カルキノス(Karkinos)
鯨すらも容易く殺してしまうほどの巨大なタカアシガニ。
大量の鯨が犠牲になっており、また原因を調査に来たダイバーを15人殺害していることから15000Gものの賞金が懸けられている。
自慢の巨大な鋏による攻撃も脅威だが、それよりも大きな足による踏みつぶし攻撃は攻撃の阻止までの猶予が短いうえに最低4つを狙わないといけないため、阻止が難しい厄介な攻撃となっている。
ダメージを与えていくとプレイヤーを鋏で掴んで直接噛みついてくる。その際には両目を撃てば噛みつきを阻止でき、それを三回繰り返せば討伐できる。


名前の由来はギリシャ神話に登場する蟹で、ヘラクレスに踏み潰された後天に昇ってかに座になったという。


  • 西方大海(West ocean)

南大西洋に位置する海域。
この海域はどういうわけかモササウルスやダンクルオステウスにウミサソリなどの既に絶滅した筈の古代生物ばかりが生息しており、しかも生息した時代もバラバラというこれまでの中でも一際異常な海域となっている。
後半になるとボスのミドガルズオルムの体内を探索することになり、そこには三葉虫やアノマノカリス、オパビニアといった更に原始的な古代生物が生息している。勿論こいつらも容赦なく襲い掛かってくる。


中ボス
バシロサウルス(Basilosaurus)
前半の古代生物ラッシュの〆を飾る原始的な鯨の先祖。何気に今作では唯一の海生哺乳類のボスとなっている。また唯一二つ名ではない種名のボスでもある。
長い体をくねらせながら接近して噛みつき攻撃を仕掛けてくるが、的自体は大きく、どこの部位でもダメージを与えられるので落ち着いて対処するといい。
討伐後には主人公と共にミドガルズオルムに飲み込まれてしまい、その後はアノマロカリスの大群に貪り食われるという末路を辿った。


上記の通り鯨の先祖とされる動物だが、名前に「サウルス」と付いているのは化石の発見当初は爬虫類だと思われていたため。


ボス
ミドガルズオルム(Midgarsorm)
18000Gの賞金が懸けられた体の全貌が見えないほどの巨体を誇るミミズのような超巨大生物。
これまでに1000隻以上の船や潜水艦の失踪事件を引き起こしており、実際体内は大量の船の残骸が広がっているサルガッソーと化している。
その巨大さから直接戦うのではなく、体内の心臓を破壊することで討伐を行うことになる。
心臓自体は何もしてこないが、代わりに心臓を守るかのように大量の三葉虫等の道中の雑魚敵が次から次へと襲い掛かってくる。かなりの数がいることから攻撃が邪魔されやすいため、時間をかけずに一気に倒してしまう方が楽。


名前の由来は北欧神話に登場する大蛇、ヨルムンガンドの別名。地球を取り巻く程の巨体を有するという。


  • パンタラサ(Pantalassa)

魔の海域として恐れられる地中海で、本作の最終ステージ。
ここでは雑魚敵が一切登場しない代わりに、今までの中ボスが強化された中ボスラッシュとなっている。こちらも海底に遺跡があり、そこにラスボスが潜んでいる。
ちなみにパンタラサとは地球の大陸がまだ一つだった頃の海の呼称である。


中ボス
ケルベロス(Kerberos)
ホワイト・デスの強化版に当たる三匹のホホジロザメ。
三匹がフォーメーションを組んで攻撃してくるが、三匹同時で攻撃してはこないので落ち着いて対処していくといい。


名前の由来はギリシャ神話に登場する三つ首の番犬。


海坊主(Umi-Bozu)
スキュラの強化版で、クラーケンよりも小ぶりな紫色のタコ。唯一の日本由来の名称を持つボス。
最初は触手攻撃をしてくるのは同じだが、阻止すると墨を吐いて距離を取り、保護色で身を隠しながら移動するといった戦法を取ってくる。
ある程度体力を削ると高速突進攻撃もしてくるが、こちらは一定以上命中させれば阻止することが出来るようになっている。


名前の由来は日本の伝承に登場する海の妖怪。


ブラックドラゴン(Black Dragon)
シードラゴンの強化版である黒いウミイグアナ。
最初は石像に擬態しており、プレイヤーが後ろを振り向いた瞬間に襲い掛かってくる。この時はこれまでの経験からか不穏な予感を感じ取っていたようで、いざ襲いかかってくると「やっぱり来た!!」と嘆く様子が見られる。攻撃は噛みつきだけだが、体力もスピードも上昇している。背中を見せてターンするまでの間が攻撃のチャンス。


名前の由来は見たまんま「黒い竜」。ただ中国神話における黒竜は光を嫌って深海に住み、魚を乱獲する者に罰を与える存在とされる。


ヴリトラ&カイドラ(Vridra & Kāliya)
神殿の内部に出現する青と黄色の二匹のリュウグウノツカイでナーガの強化版。HPゲージの並びからして黄色がヴリトラで青がカイドラと思われる。
ナーガと比べると移動が早くなっている上に攻撃を仕掛けるまではナーガよりも長い距離を取っている。細長い体も手伝って命中させることがより難しくなっているため、これまでに培ってきたであろう動きの先を読んで当てることを意識することがポイント。


名前の由来はいずれもインド神話からで、ヴリトラは水をせき止めて干害を引き起こす蛇の魔神。カイドラは猛毒を持つ蛇の王で、別名をカーリヤとも呼ぶ。


ボス
ラハブ(Rahab)
今作のラスボス。
巨大な魚人のような姿をした20000Gの賞金首であり、全ての黒幕。
3つの形態変化能力を持っており、しかも名称がそれぞれ異なっているという特徴を持つ。他にも武器を扱ったり、青白い光を纏った気泡を放ってくる等、明らかに他の生物とは一線を画した姿と能力を持った怪物である。また神殿内の柱には青白い炎のような明かりが灯り始める。


ダゴン(Dagon)
四つん這いになって戦う第一形態。
四つん這いでプレイヤーに近づいてきて、巨大な腕で叩きつけようとしてくる。腕による攻撃が来たら連射して阻止していこう。腕を振り上げていないときは顔を狙って攻撃するとよい。
ある程度削ると一旦姿を消すが、しばらくしたら天井に張り付いて上から腕で攻撃しようとしてくる。この時は倒れるまでダゴンの腕との押し合いになるため、徹底的に腕に目掛けて連射しよう。


名前の由来はカナン神話もしくはクトゥルフ神話に登場する、魚の頭の神。


ポセイドン(Poseidon)
第一形態のダゴンを倒したかと思いきや即座に起き上って、今度は二足歩行となる。
第一形態とは打って変わって、今度は遠くから気泡を発射して攻撃する遠距離戦になる。
気泡はゆっくりと進むが数が多い青白いタイプと数は少ないが高速で飛んでいく黒いタイプがある。最初は白い泡のみで攻撃し、その次は黒い泡のみを、そして最後は白と黒の両方の泡を飛ばしてくる。二つの泡の性質を理解して撃ち落としつつダメージを与えていくことが求められる。
壁際に追い詰めると今度は名前の由来を彷彿とさせる三又の鉾を手にして突き刺そうとしてくる。
その際には肘を狙い撃てば阻止できるが、かなりの速度で上下に動く上に猶予も短いため素早くかつ正確に撃ち込むことが求められる。


名前の由来はギリシャ神話に登場する海と地震の神。


ラハブ(Rahab)
最終形態。
額にある第三の目を開眼すると同時に今度はおぞましい人魚のような姿の怪物に変化する。
巨体に反して神殿内を素早く移動する上に、目玉や口内以外にはまともにダメージが通らない。すばやく動きまわりながら腕による叩きつけや噛みつき攻撃をしてくる。阻止するには攻撃態勢に入った際に弱点を撃ち込むしかない。
追い詰めると今度は長い舌で絡みとって噛み殺そうとしてくる。この時は弱点の第三の目を撃ち抜くことで阻止でき、それを三回すれば倒せるが、かなり揺れ動く上に目玉が開いて攻撃が来るまでの猶予は短い。
ラスボスに相応しい強敵だが、これまで培ってきたテクニックを総動員して終止符を打ってやろう。


名前の由来はバビロニア神話に登場する海の悪魔で、「紅海の王」とも呼ばれる混沌の象徴である。



死闘の末にラハブを討伐すると、海が荒れ始めたこれまでの経緯が語られる。
ラハブは遥か昔に海の混沌から生まれた存在であり、永い間海と共に安寧の時を過ごしていた。しかしやがて人間たちが海を荒らしはじめ、それにより自身の安寧を脅かそうとしていることに激怒し、人類に制裁を加え、全てを混沌に還すために今回の騒動を起こしたのである。でもカルキノスとか鯨を大量に虐殺したりしているし、生態系は全然考慮しない模様。
また生物を創造する力を持っているようであり、ミドガルズオルムを除いたボス達はラハブによって産み出されたことが明かされる。





古い作品ながらも凝った背景や設定に加えて、様々な海洋生物が次々と襲ってくる展開等完成度は高い作品となっている。
現在も少ないものの稼働している場所は確認されているため、もし見つけたら是非やってみるといいだろう。






追記修正はショックガンで怪物を退治した方にお願いします。


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  • ガンシューティングがコンシューマ化されているのを見たことがあるけど、これはそういうのはなさそうだね。スイッチ辺りで配信したら売れそうだけど -- 名無しさん (2022-05-21 14:04:57)
  • 今までにない世界観で、当時はめっちゃハマったな。ゲーセンに行くたびに必ずクリアまでやってた。センスがなかったからなかなかうまくならずに毎回100円玉何枚も使ってたけど -- 名無しさん (2022-05-21 16:50:05)
  • 週刊少年サンデーのエッチな漫画かと思ったら違った -- 名無しさん (2022-05-21 23:30:44)
  • 5年くらい前に秋葉原のクラブセガ(末広町に近いほう)に置いてあったけどまだあるかな… -- 名無しさん (2022-05-22 00:09:28)
  • このゲームの影響で、クラーケン=タコが自分の中で定着したわ。イカ派の人の意見聞いてもいまいちピンと来なくなった -- 名無しさん (2022-05-23 09:48:05)
  • 海を荒らす人類に怒ったラハヴが怪物を生み出した、のはいいんスけど。その怪物が海を荒らしてるのはいいんスかこれ -- 名無しさん (2022-06-14 22:48:03)
  • 今新規に稼働したら鬼畜難易度で叩かれそう -- 名無しさん (2023-02-04 10:13:39)
  • 高難度ではあっても理不尽ではないから、せいぜい上級者向けガンシュー程度に留まるんじゃないかな。本当の鬼畜ゲーなら雑魚を一発で倒せたりなんてしないし -- 名無しさん (2023-03-24 23:43:52)

#comment(striction)

*1 タツノオトシゴに似た魚で、日本ではリーフィーシードラゴンなどが有名

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