登録日:2022/03/01 Mon 15:00:00
更新日:2024/06/18 Tue 10:01:02NEW!
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遊戯王 岩石族 遊戯王ocg 遊戯王ocgデッキテーマ項目 デッキビルドパック アダマシア シンクロ シンクロ召喚 シークレット・スレイヤーズ
奇石が生み出す奇跡のモンスターたち
アダマシアとは、遊戯王OCGに登場するカテゴリ。
2020年のデッキビルドパック、シークレット・スレイヤーズで登場。
六花や、かのアンデット族に革命をもたらした黄金卿エルドリッチと同期であり、こちらも岩石族に多くの革命をもたらしたテーマである。
▽目次
【概要】
岩石族で統一されたテーマで、コンセプトはシンクロ召喚。
内訳は、非チューナー3体、チューナー3体、シンクロモンスター3体、魔法3枚、罠2枚。
レアリティは、ウルトラ1枚、スーパー4枚とサイフポイントにも優しい内容となっている。エルドリッチを集めようとしていたらいつの間にかコンプできていたという人も多いのではないだろうか。
シンクロ召喚開闢以来、約12年に渡ってチューナーに恵まれてこなかった岩石族に彗星のように現れたシンクロテーマであり、
2022年3月現在においても岩石族のチューナーはアダマシアの3枚しか存在しない。
また、メインデッキに入る初の水属性岩石族の登場。初の岩石族風属性炎属性水属性のシンクロモンスターの登場と、岩石族にもたらした影響は大きい。
カテゴリのバックストーリーは公式からはまだ発表されていない。
しかしカードイラストから推測する限りでは、分析者、追求者、探索者の3人の人間が洞窟の深部でアダマシアの奇石を発見し、その力を解放して生まれたモンスターたちとペアになったというのは確実と思われる。
多くに共通する動かし方は、デッキトップから5枚めくり、その中にあった岩石族モンスターに応じて効果が決まるというもの。
これは宝石の採掘をイメージしたものと思われる。
そのため一種のギャンブルデッキの性質も持っている。
運が良ければそれこそ一体のモンスターからフィールドを軽々と埋め尽くすほどの展開ができる一方、運が悪ければ何もできない。まさに宝石の採掘である。
ほかの岩石族モンスターとの相性もよく、人によって組み方に大きく差が出るのも特徴。この点、構築が似通ったものになりやすいエルドリッチとは反対と言える。
他には、この手の大量展開テーマとしては墓地への依存度がさほど高くないため、無差別除外があまり刺さらないのも地味な利点。
他方、初登場してからの新規カードに関しては2020年4月に新規が1枚出て以降新規が供給されていなく、デッキビルドパック出身のテーマとしても相当不遇なテーマである。
【モンスターカード】
メインデッキに入るモンスターは攻撃力と守備力の合計が2200、シンクロモンスターは攻撃力か守備力のどちらかが2200という共通点がある。
チューナー
チューナーには共通効果として、固有の条件での自己特殊召喚効果と、デッキトップから5枚めくった中のチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスターを特殊召喚する能力がある。
これを利用して特殊召喚を連鎖させていくのがアダマシアの基本戦術。
- 《魔救の探索者》
チューナー・効果モンスター
星2/地属性/岩石族/攻 100/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「魔救の探索者」以外の岩石族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
オレンジ色の髪をして結晶の杖を持った少女。
岩石族がいるときに特殊召喚できる非常に緩い自己展開能力を持ち、下級チューナー唯一のSR。
- 《魔救の追求者》
チューナー・効果モンスター
星2/地属性/岩石族/攻1200/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「魔救の追求者」以外の「アダマシア」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
青いギザギザ頭の少年。
こちらはアダマシアモンスターがいるときに特殊召喚できるが、やや条件が厳しくなっている。
しかしアダマシアデッキであれば条件を満たすことは難しくはなく、十分に優秀。
- 《魔救の分析者》
チューナー・効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1500/守 700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
グリーンの髪を持つメガネの知的な青年。
サイバー・ドラゴンと同じ条件の特殊召喚効果を持つが、こちらはチェーンに乗る効果のため無効化されやすい。
反面それを利用して相手の妨害札を誘う囮としての使い方も可能。
召喚権を残したままで展開を開始できる、アダマシアの初動の要。性質上先攻一ターン目では自力特殊召喚できないのは難点か。
『遊戯王マスターデュエル』ではアダマシアの活躍を受けてか、22年5月から準制限カードに指定された。
非チューナー
巨大な鉱石の中に竜・獅子・鳥のシルエットが封じ込められているアダマシアの原石。
共通効果として、アダマシアカードで特殊召喚されたときに発動する効果と、墓地にあるとき自分と同じ属性の自分のシンクロモンスターを回収する効果を持つ。
しかしフィールドではバニラ同然で、アダマシアシンクロモンスターは素材指定が無いので、ぶっちゃけ入れなくても構わない。
ただしアダマシアシンクロモンスターの追加効果を使うためには、墓地に属性に対応したモンスターが必須なため、入れるかどうかはこだわり次第。
- 《魔救の奇石-レオナイト》
効果モンスター
星4/炎属性/岩石族/攻 0/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「アダマシア」カード1枚を選んでデッキの一番上に戻す。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の炎属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。
- 《魔救の奇石-ラプタイト》
効果モンスター
星4/風属性/岩石族/攻 0/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から岩石族モンスター1枚を選んでデッキの一番上に戻す。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の風属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。
- 《魔救の奇石-ドラガイト》
効果モンスター
星4/水属性/岩石族/攻 0/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の水属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。
レオナイトとラプタイトはデッキトップ操作、ドラガイトはドロー効果を持っている。
対応するシンクロモンスターも優秀な無効化効果を持っているため、ドラガイトのみを採用するのも手。
ちなみにこのカードを《魔救の息吹》で蘇生するときに、デッキトップに探究者か追及者を置けば、
そのままドローして特殊召喚という流れるようなコンボを行える。
シンクロモンスター
共通効果として、5枚めくった中にあった岩石族もしくはアダマシアカードに対応する起動効果。
もうひとつ、墓地に対応する属性のモンスターがあるときに使える効果を持つ。
なお、対応する属性が岩石族である必要はないので、汎用カードや出張カードで代用できる。
ラプタイトとレオナイトでさらに展開し、ドラガイトで相手フィールドをがら空きにしてとどめを刺すのが理想。
- 《魔救の奇跡-ドラガイト》
シンクロ・効果モンスター
星8/水属性/岩石族/攻3000/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中の岩石族モンスターの数まで相手フィールドのカードを選んで持ち主の手札に戻す事ができる。
めくったカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
(2):自分の墓地に水属性モンスターが存在し、相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
水属性の力を持つ、背中に分析者の乗った巨大な結晶竜。
効果は対象をとらない大量バウンスで、ほとんどの高耐久モンスターを消し去ることができる。
もうひとつの効果は魔法・罠の無効化で、説明不要の優秀な妨害能力。
攻めてよし、守ってよしの、文句なしのアダマシアの切り札的モンスターと言える。
- 《魔救の奇跡-レオナイト》
シンクロ・効果モンスター
星6/炎属性/岩石族/攻2400/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中から「アダマシア」カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
(2):相手ターンに、自分の墓地に炎属性モンスターが存在する場合、自分の墓地の岩石族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
炎属性を宿し、背中に追及者を乗せた雄々しい赤い結晶の獅子。
固有効果はめくったアダマシアカードのサーチ。他と違って魔法・罠も加えられるのが強み。
もうひとつの効果は相手ターンに岩石族の蘇生。コアキメイルモンスターなどを呼び戻してやれば相手は困ることだろう。
墓地に用意する炎属性には、汎用カードの灰流うらら、レベル4以下を一緒に特殊召喚できるレッド・リゾネーターがよく選ばれる。
- 《魔救の奇跡-ラプタイト》
シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/岩石族/攻2200/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中から岩石族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚できる。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
(2):相手ターンに、自分の墓地に風属性モンスターが存在する場合、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
風属性をまとい、探索者を背に乗せた美しいグリーンの結晶鳥。
固有効果はめくった岩石族モンスターを制限なしで特殊召喚するリクルート能力。
チューナーでも構わないため、ここからさらなる展開につなげることができる。
また「レオナイト」と異なりアダマシアが指定されていないため、岩石族デッキの展開役として出張させるという使い方もできる。
もうひとつの効果は相手ターンの墓地除外。
風属性は岩石族デッキでは墓地に送ることが難しく、汎用カードも乏しいのが難点。
【魔法カード】
- 《アダマシア・ラピュタイト》
フィールド魔法
(1):自分フィールドの岩石族モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「アダマシア」カードを5枚まで選び、好きな順番でデッキの一番上に置く。
効果は岩石族のパンプアップとデッキトップの操作によるアダマシアチューナーのリクルートの補助。
しかし下級アダマシアの効果でこれをめくってしまってリクルートが潰れる本末転倒な結果もあり得るため、採用枚数は一考を。
ちなみに、シューティングスタードラゴンに確実にゴレンダァをさせることもできる。
- 《魔救の息吹》
通常魔法
(1):自分の墓地の岩石族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で「アダマシア」モンスターを特殊召喚した場合には、さらにデッキからレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く事ができる。
岩石族の蘇生と、アダマシアモンスターだった場合のデッキトップの操作。
展開元と展開先の両方を一挙に用意できる一石二鳥の優良カード。
なにげに最近のカードには珍しくターン1制限がないために手札に複数来ても腐りにくいのも利点。
- 《魔救の奇縁》
通常魔法
(1):自分フィールドの岩石族モンスターの数+5枚を自分のデッキの上からめくる。
その中からめくったカードの枚数以下のレベルを持つ岩石族モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は岩石族モンスターしか特殊召喚できない。
特殊なサーチカード。フィールドが空でもレベル5以下の岩石族を手札に持ってくることができる。
ただし岩石族のみの召喚制限がつくのがかなり痛く、シンクロ先にブリューナクやクリスタルウィングを選べなくなる。
どちらかというとアダマシアよりも【岩石族】向けのカード。
【罠カード】
- 《魔救の救砕》
通常罠
(1):自分フィールドの「アダマシア」モンスターを任意の数だけリリースし、その数+1枚だけフィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
ざっと言えばアダマシア版のゴッドバードアタック。
ただし下級アダマシアはフィールドに維持するようなものではなく、シンクロアダマシアを弾にするのはもったいない。
本家ゴッドバードアタックの採用率も低いので、現環境では少々厳しいだろう。
- 《魔救共振撃》
カウンター罠
(1):自分フィールドに「アダマシア」Sモンスターが存在し、モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
アダマシア用のコストが不要になった代わりに発動条件が厳しくなった天罰。
普通に神の通告を使おう。
【拡張性の高さ】
アダマシアは下級チューナーの効果を利用してシンクロモンスターを展開していくのが基本戦術であるが、その展開力を利用して他のギミックとも相性がいい。
レベル2と4が並びやすいのを利用してエクシーズ召喚も組み込めるし、展開力の高さはそのままリンク召喚とも高相性。
EXデッキの構成をどうするかによって、その展開の流れも人によって大きく変わってくるだろう。
また、下級チューナーのリクルートを成功させるためにデッキは【フルモン】(【ほぼモン】)にするのが主流だが、岩石族は【コアキメイル】をはじめ優秀なモンスターが多いので、【ゴゴゴ】や【化石融合】と組み合わせるのも手。
それでなくともアダマシアのチューナーは単独で優秀なため、チューナーだけを【磁石の戦士】などに出張させるのもあり。
その組み合わせは千変万化である。
ハリファイバーとユニオンキャリアー入りが王道の構築であったが、現在は双方ともに禁止。
汎用ギミックは失ったものの、アダマシア本来の戦術でこれからは戦っていく必要性があると言える。
【相性のいいカード】
- 怒気土器
手札コストと同じ属性の岩石族をリクルートする岩石族。
下級アダマシアはサーチ手段に乏しいのでほぼ必須カード。
- ブロックドラゴン
使用済みの素材を除外して特殊召喚できる。
岩石族に効果破壊耐性を持たせ、破壊されればアダマシアチューナー3種すべてをサーチ可能と至れり尽くせり。
ただし墓地コストはけっこう重いので詰みすぎに注意。
海外では禁止カードにまで指定されているが、日本ではアダマシアがさほど暴れているわけでもないので無制限のまま。日本国内外での環境の違いを物語っていた。
しかし2023年に入ってからは日本でも規制が進み、7月には準制限、10月には制限に指定され、マスターデュエルでもリリース初期からの活躍を受けてか同年1月に制限に、9月には禁止カードとなってしまい、ブロックドラゴンのギミックに頼らない戦法が必要になって来ている。
展開を妨害する相手の先攻制圧布陣を崩せる。
また、墓地に落ちた後は上記のブロックドラゴンのコストにすることもできる。
説明不要の汎用カード。
能動的に墓地に落とせる地属性でもあるので、ブロックドラゴンの召喚コストにもぴったり。
- 各種コアキメイル
優秀なステータスと妨害効果を持つ岩石族たち。維持コストに岩石族を手札に握っている必要があるが、当然本デッキでは問題にはならない。何なら自壊デメリットはブロックドラゴンの耐性付与で防げるので岩石を握ってなくても大丈夫。
どのコアキメイルを優先するかは環境と相談あれ。その中でも相手のニビルを止められるガーディアンは最優先してよい。
サプライヤーは手札に握れればシンクロ召喚をトリガーに展開できる。
- 巌帯の美技-ゼノギタム
墓地から岩石族を回収し、さらにデッキトップを操作できる。アダマシアのためにあるようなカード。
何らかの方法で除外すれば必要に応じた原石を墓地に落とす事もでき、リバイバルゴーレムを落とせば即座に場を1体増やすことも可能。
入れすぎには注意だが、いぶし銀な活躍をしてくれるミュージシャンである。
相手によってはほぼ封殺できる強力な特殊召喚封印モンスター。
ただしアダマシアシンクロモンスターはすべて地属性以外のため、出すタイミングはよく考えよう。
ご存じP.U.N.K.の出張セット。
セアミン1枚からチューナーが2体並ぶため、あっという間にハリファイバーの出来上がり。
緊急テレポートを使えば召喚権すら消費せず、誘発対策にガーディアンを出しながら展開を進めることが可能。
セアミンは地属性なので使用後はブロックドラゴンのコストにもなる。
但し、あまり色々詰め込み過ぎるとめくりの成功率が下がるので注意しよう。
- 泣き神の石像
墓地のチューナーを除外して特殊召喚できるレベル2の岩石族。
条件を満たすのは容易だがブロックドラゴンとのコストの喰い合いには注意。
ついでに闇属性なのでブロックドラゴンのコストに出来ないのもネック。
- タックルセイダー
墓地に送られると相手のモンスターを裏守備にするか表側の魔法罠をチェーンを許さずバウンスするかのどちらか選べる。
おろかな埋葬などで墓地に送ることで後攻時の攻め手になるほか、深淵に潜む者のようなフリチェで効果を使えるランク4の素材にすれば、相手ターンに能動的に効果を使うことも可能になる。
- ゲート・ブロッカー
場のモンスターに疑似的な対象耐性を与える。
こちらはガーディアンではケアできない無限泡影を対策することが可能。
おまけでフィールド魔法を無効化する効果も有している。オルフェゴールや神碑なんかに出してやれば相手は泣いて喜ぶだろう。
岩石族のプランキッズ。
ミューとドゥードゥルを出張させることでこいつ1体からリンク2を出しつつ岩石族レベル4を増やすことができる。
ついでに手札交換もでき、更にリクルート先にドロップを選べばドラガイトの効果発動条件も満たせる。
- リバイバルゴーレム
デッキから墓地に送られたら自己再生する。
ゼノギタムの効果で墓地に送ってやればそのまま展開が可能であり相性がいい。
問題は素引きするとものすごく扱いに困ること。
- 水界の秘石 カトリン
自身を手札から捨てる事で発動する地・水属性のデュアルサモン効果と、
場に地・水属性が居る時の自己再生効果を持つ岩石族。
自身が水属性であるため、ドラガイトとは高相性。
モチーフと相俟って事実上のアダマシア新規と見られており、デッキの潤滑油としてかなり良い働きをしてくれる。
- 岩の精霊タイタン/ギガンテス
地属性の墓地コスト1枚で呼び出せる特殊召喚モンスター。
ただしアダマシアの効果でめくっても特殊召喚はできないので、事故を避けるならピン刺しがいいところか。
墓地岩石族コスト2枚で呼び出せる大型岩石族。
永続効果で戦闘する相手の攻撃力を半減させられるので戦闘にはめっぽう強い。
特殊召喚にも攻撃時の効果にも発動を伴わないため、相手の大型制圧モンスターを始末するのに便利。
手札で腐っているブロック・ドラゴンを怒気土器のコストにして出すこともできる。
- 御影志士
岩石族を何でもサーチできるランク4エクシーズ。
基本的にはレベル4の分析者でコアキメイルやゼノギタムを引っ張り出してエクシーズ召喚することになる。
展開の要となるブロックドラゴンをサーチするのが主な用途。
他にも探索者をサーチすればそのまま手札から出せる。
ご存じ権力。
アダマシアチューナーは地属性で、レベル6シンクロに長けているので簡単に呼び出せる。
現在でもレベル6シンクロモンスターでは最強なので、いざというときに頼りになる。
強力な罠封殺モンスター。こちらも簡単に呼び出せる。
対モンスター戦において絶大な制圧力を持つドラゴン&強力なカウンター能力を有する女騎士。
ラプタイト・レオナイトorドラガイトをシンクロした後に、リクルートorサーチした追及者・探索者or分析者でシンクロ召喚できる。
バロネスは次ターンに生存していれば必要に応じてシンクロ素材にしたアダマシアシンクロと交代する事もできる。
お馴染み遊星の切り札として何度も活躍してくれたアクセルシンクロドラゴン。
デッキトップ操作に長けたアダマシアであればチューナーをデッキトップに集めて容易に連続攻撃効果を発揮できる。
特にラピュタイトの効果でチューナーを5枚集めればグォレンダ!を決めるのもあながちロマンではない。
ただし、スターダスト・ドラゴンはレベル8であるため本デッキでも簡単に出せるが、
肝心のシュースタに繋げるためのレベル2シンクロチューナーは純正アダマシアでは出せないため別途ギミックを用意する必要はある。
- 波動竜フォノン・ドラゴン
そのシュースタを出すための「別途ギミック」有力候補がこちら。
本来のレベルは4であるが、任意にレベルを1~3に変更できる効果を持つシンクロチューナー。
上記の通り本デッキと高相性のレベル2岩石非チューナーといえば怒気土器、泣き神の石像があり、
これらと探索者・追求者との組み合わせでシンクロできる。
- マナドゥム・トリロスークタ
相性のいいシンクロチューナーその2。
自身はレベル6で、特殊召喚時にレベル2チューナーを蘇生させる効果とフィールドの任意のチューナーをレベル2にする効果を持っている。
取り回しがよく、シュースターの他にダブルチューニングモンスターなどの大型を組み込む選択肢も出てくる。
- アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン
S召喚成功時にレベル2チューナーを蘇生させるレベル8Sモンスター。
探索者と追及者がレベル2なので相性がよく、そのまま自身とレベル10シンクロにつなげることも、別のシンクロの起点にすることもできる。
ご存じアクセルリンクモンスター。
素材指定が緩いためフィールドで余った御影志士などを素材にリンク召喚でき、相手の出方を見ながら追加の妨害を行うことが出来る。
シンクロできるような素材が揃ってなくてもぽんと出せるため、増Gをくらった時の妥協点としても最適。
- 双穹の騎士アストラム
- トロイメア・ユニコーン
- 閉ザサレシ世界ノ冥神
という訳でマスカレーナと相性がいいこいつらも必然的に採用候補に入る。
特に厄介な耐性持ちモンスターを突破するのにアストラムや冥神は大いに役立ってくれる。
ユニコーンはリンク3なのでより手軽に出せるのが利点。
とにかく頭数を揃えることには長けているため、簡単に素材4つで出すことが出来る。
バロネスやドラガイトなども合わせれば磐石の布陣となるだろう。
- 奇跡の穿孔
- 岩投げアタック
岩石族をデッキから墓地に落とす事ができるカード。
前者は魔法カードであるため即効性が高い代わりにレベル4以下に限られるため対象は原石等に限られる。
ブロックドラゴンが規制された2023年環境では相対的に使いやすくなってはいる。
後者は罠カードであるため遅い代わりにレベル制限が無く、チェーン発動する事で奇襲、もしくは除外された時に即再投入するという使い方も可能。
岩投げのダメージは大きくないのでオマケに近い。
- 雪花の光
魔法・罠が墓地にない時に発動でき2ドローできるが、そのデュエル中は他の魔法・罠が一切使えなくなる。また、墓地の自身を除外することで手札を1枚交換する。
魔法が不純物になりがちなアダマシアにとってはありがたいドローソース。
各種指名者や泡影すら抜いて魔法をこいつ1本に絞り、岩石族を多く突っ込む【ほぼモンアダマシア】【雪花アダマシア】なる型も存在する。
お馴染み高速デッキ圧縮カード。
【60枚アダマシア】【芝刈りアダマシア】などと呼ばれる専用構築にする必要があるが、決まれば墓地リソースを大量に供給することができる。
墓地に送り込んだ後はブロックドラゴン等の墓地から召喚できるカードなどで展開して行くことを目指す。
芝刈り採用型はリアル大会でも優秀な成績を挙げている事が確認できる。
【余談】
現実のOCGと海外環境、さらにマスターデュエルでの扱いに大きな差があることで有名なカテゴリでもある。
日本では2023年1月現在、アダマシアの関連カードにこれといった規制はない。反面海外ではブロックドラゴンが禁止とされ、アダマシアに大きな制約となっている。
マスターデュエルでも早くから分析者が準制限カードに指定され、さらにブロックドラゴンも制限カードになり、強く睨まれているのが確認できる。
これは日本と海外では流行や規制の思想の差、マスターデュエルは現実に比べて1年のカードプールの遅れなどが影響しているものと思われてなかなか興味深い。
上記の通り、2023年下半期に入ってからはOCGでも規制が進んでいる。
デッキから5枚めくり、出たカードは「つ」「い」「き」「し」「ゆ」……。
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- シーカーとリサーチャーが逆では? -- 名無しさん (2022-03-01 15:20:57)
- 水のシンクロだけ上位種って感じだけど『“水”晶』だから水属性が強いのかな? -- 名無しさん (2022-03-01 20:04:31)
- 遊戯王名物「関係者もメインモンスターと同じ種族」扱い。まぁそうしないと利便性が失われるからだろうけど… -- 名無しさん (2022-03-03 21:00:05)
- 【相性のいいカード】にシューティング・スター・ドラゴンに加えていいかもしれません。デッキ操作でグォレンダも目指せます。 -- 名無しさん (2022-03-03 21:14:52)
- 一向に新規を渡さないKONAMIに有能デザイナーが汎用枠で反抗してるの好き -- 名無しさん (2022-04-23 15:24:38)
- アダマシアのリンクスパイダーどう使うのかと思ったけど、そう使うのか。まあオライオンをリクルートするハリもその後に出すユニオンキャリアーも逝ってるけど -- 名無しさん (2022-09-12 17:45:14)
- 新規が来てないって意味じゃ不遇だけど今でも十分パワーあるから下手に強化できんのかも?単純にアダマシアが増えて上振れしやすくなるだけでヤバそう -- 名無しさん (2023-06-16 21:15:05)
- ブロックドラゴンが1枚制限になるけどあんまり騒がれないな。まあサーチできるし、なくても十分動けるからそんな問題ないか -- 名無しさん (2023-09-26 09:23:40)
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