登録日:2022/02/05 Sat 00:16:30
更新日:2024/06/17 Mon 13:46:30NEW!
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2dアクション nintendo switch ps4 ps5 xbox one steam アキュラ インティ・クリエイツ 白き鋼鉄のx ガンヴォルトシリーズ ゲーム xboxone xbox series x|s xboxx|s 続編 xbox series 白き鋼鉄のx2
2DアクションのX突破。
白き鋼鉄のX 2
■概要
白き鋼鉄のX(イクス) 2(Luminous Avenger iX 2)とは、Nintendo Switch/PlayStation4/Playstation5/Xbox One/Xbox Series X|S/Steam用に2022年1月27日に発売・配信されたゲームソフト。
ジャンルは2Dアクション。開発・販売はインティ・クリエイツ。
『白き鋼鉄のX THE OUT OF GUNVOLT』の続編。
『ガンヴォルト爪』の後に『ぎゃるガンヴォルトバースト』や前作を挟み、『ブラスターマスターゼロ』も完結し、
いよいよ『ガンヴォルト鎖環』……と淫帝ファンが思っていた2021年9月2日、発売予定まで5か月弱という電撃発表がなされた。
前作での「ガンヴォルト」からスピンアウトした物語に区切りを付け、異なる世界を舞台にした新規ストーリーが展開される。
雰囲気は前作以上に「中二」感が薄れ、パロディ含め『ロックマンゼロ』シリーズを彷彿とさせる要素が多い。
基本システムは前作を踏襲しつつ、接近戦に特化した新アクションを採用。
初心者救済要素の更なる充実により、通常クリアするだけならばおそらくインティ史上最易。
一方で行動の選択肢が増えたため、、高スコアを目指そうとすると各アクションの的確な使い分けが要求されるハードなアクションゲームとなっている。
■ストーリー
“白き鋼鉄のX”ことアキュラの活躍によって、
世界にひと時の平和が訪れた。
平和となった世界で、
彼は趣味の研究に打ち込んでいた。
戦いのあと、いつの間にかアキュラの手元にあったという
謎のライフル型情報端末・キーライフル。
その修復と研究を進めるアキュラだったが、研究の際中に突如、
ワームホールが発生し、アキュラたちは吸い込まれてしまう。
次にアキュラが目覚めた場所は、
“ワーカー”と呼ばれる機械生命体たちが暮らす、
砂漠の異世界だった。
アキュラは帰還のすべを探るべく、
共に飛ばされてきたRoRo、コハク、
そして新たに出会ったワーカーの少女・ヌルを連れ添い、
あらゆる知識が収められているという塔
「グレイヴピラー」をのぼり始める──
(公式サイトより抜粋)
■システム
前作のシステムも参照。
アキュラのアクション
本作のアキュラはパワー特化の「ブレイクシフト」とスピード特化の「ブリッツシフト」を切り換えながら戦う。
といっても切り換え操作は無く、アクションに応じて自動的に切り換わる。
ブレイクホイール
ボーダー(Ⅱ)やディヴァイドに代わる新武装のビームノコギリ。
立ち通常攻撃では3段斬りを放つ。一段目と三段目はボタン押し続けで展開したまま攻撃ができる。振りぬく2段目は軽量雑魚を怯ませられる。
このホールド操作の都合で、某セイバーとは操作感覚は異なる。
メインウェポンが刃物で敵がオール機械なので、トドメを刺すと懐かしの?真っ二つ演出が見られる。
ブリッツダッシュでロックオンした相手には刃を飛ばす。お馴染みのホーミングショット。
リコイルダッシュ
地上ダッシュ。障害物を押したり敵を怯ませたりすることが出来る。
敵によっては、これを使って積極的に攻め入る隙を作ることが重要になる。
初期状態では前作と異なりロックオンできないが、アビリティでロックオン可能にも出来る。
ブリッツダッシュ
アキュラの代名詞的アクション。ブリッツシフトでの空中ダッシュ。
通常は着地まで1回しか使えない。このため落下死の危険性が大幅に増している。
その代わりに前作まであったリロードが無くなり、地面に着地しただけで残り回数が回復するようになった。
オーバードライブ中はゲージの続く限り連発可能。
ゲージは敵や地形にバウンドすると回復するので、過去作のように縦横無尽に飛び回れる。
SPスキル
従来の画面全体攻撃は健在。
今回の技はブリッツシフトとRoRo・モードダークネスで切り刻む「Xross STROM」
加えて今回はヒーリングが再登場。本作最大の初心者救済措置。
専用モードに変身したRoRoが体力を全快してくれる。
いつでも、どこでも、な・ん・ど・で・も!使える無限サブタンク。
ただし使うとクードスが清算されてしまうので、ハイスコアを目指すなら勿論封印。
更にオーバードライブが解除されるので、通常プレイでも使わずに済ませるに越したことは無い。
アビリティ
アキュラの能力を強化したり、スコア関連の仕様を変えたりする装備。
ステージ中に拾えるEC(エネルギアコア)を消費していつでも開発・装備できる。
棒立ちしていると一部を除く被ダメージが1になる「ハイパーガード」は電磁結界やフラッシュフィールドに代わる救済措置っぽく紹介されているが、
「動かない」という判断が必要なので活用にはコツがいる。
クードス
新たに通常攻撃で間を置かずに敵を倒し続ける「クイックボーナス」が追加。
オーバードライブするまでは空中コンボを繋げられない為、稼ぐには的確に地上斬りを当てていく必要がある。
本作ではスコアモードが撤廃され、前作の「アパシー」相当に固定されている。被弾しても空中コンボは途切れるがクードスは減らない。
実質ヒーリングと特定のアビリティによって代替されている。
■キャラクター
■主人公
●アキュラ
なら強行突破だ。“ブレイクホイール”でこじ開ける。下がっていろ。
CV:内田雄馬
スメラギから人々を救った英雄。左目の破損やドット絵バグは無事直った模様。
コハクたちと平和な生活を送っていたが、ふとしたことから異世界へ転移し、元の世界へ戻るため新しいアーマーとキーライフルを改造したブレイクホイールを装備して戦う。
墓守たちに協力を求めるものの、彼らは侵入者に対して容赦なく、仕方なく戦うことに。
●RoRo
こんな時こそ、ぼくの出番だ!
CV:峯田茉優
アキュラお手製の戦闘支援用メカ・バトルポット。
今回も各種モードに変身し、EXウェポンを取得してアキュラをサポートする。
●コハク
ひどいよ二人ともー!わたしとヌルちゃんを置いてくなんて!
CV:花守ゆみり
前作でアキュラに助けられたマイナーズの少女。
アキュラと共に異世界へ転移してしまい、元の世界へ帰るべくアキュラをサポートする。
ワーカーしか存在しないこの世界では唯一の純粋な人間である。
姉のお陰で安全な暮らしを得られていたが、再びのサバイバル生活にすぐ順応してしまうあたり感覚が抜けきらない模様。
というか未だに布面積の小さい一張羅のまま。そこはなんとかしてやれお姉さん。
●ヌル
はわっ!そういえば聞いたことがあります。
CV:諸星すみれ
アキュラたちが出会ったワーカーの少女。
純粋無垢な性格で、誰にでも丁寧に接する。
製造時の不具合でワーカーに与えられるべき使命を与えられておらず、エラー品であることに悩んでいたが、
とあるワーカーに助けられた際に「何にでもなれる空白の存在(=Null)」と名付けられた。以来、自分の使命を探している。
■グレイヴピラー
あらゆる知識が収められていると言われる巨大な塔。元々はワーカーたちの“創造主”が環境再生の実験場としていた。
内部には様々な環境を再現したブロックが存在し、マザーコンピュータによって管理されている。
●マザー
本当に…本当に長かった…ようやくこれで、私の願いが叶う…
グレイヴピラーを管理するマザーコンピュータ。
永い間眠っていたが、イプシロンによって覚醒する。
●イプシロン
Y!Xを越えし者の名だッ!!
CV:内田雄馬
- 登場ステージ:ピラー周辺、上層への通路、最上階エントランス
- スペシャルスキル:FLAMING SHOWER、SERAPHIC DEATH
ピラーの前で朽ちていた素体がアキュラのデータをコピーして蘇生したワーカー。
アキュラに対する敵愾心とマザーへの忠誠心に満ちている。
元々はマザーのパートナーとして開発された特別なワーカー。しかし、イプシロンタイプは全て破棄されたらしいが…?
『蒼き雷霆 ガンヴォルト』時代のアキュラを彷彿とさせる巨大な盾を装備する。
◆墓守
グレイヴピラーの扉を開く物理キーを守護する特別なワーカーたち。
「グレイヴピラー」や「墓守」は一般ワーカーが後になって付けた呼称。
前作同様、弱点となるEXウェポンを当てると行動阻害できるなど相性が顕著。
過去作の所謂6ボスとは異なり異名は設定されておらず、共通モチーフも持たない模様。
偶然か狙ってか、宇宙以外の担当ブロックの特徴は『ロックマンX6』を彷彿とさせる。
●デイサイト
このデイサイトが、全火力を持って掃討する。さあ、構えな。墓暴き。
CV:藤堂駿介
- 登場ステージ:火山ブロック
- スペシャルスキル:MEGIDO GAZER
- EXウェポン:メギドバースト
炎を操るクールな傭兵風ワーカー。精神年齢は人間に換算すると40歳ほどらしい。
本来は闘争心溢れる性格だったらしいが、人類が滅亡したことで自分の行いに虚しさを感じ、闘争心を押し殺すようになった。
だが、己の使命に逆らえず、侵入してきたアキュラに対しても敵対の意思を見せる。
波動拳や昇竜拳を駆使する格闘タイプで、基本的に壁に登れば有利…と思いきや壁を燃やしてきたりする。
最初にプレイヤーめがけて放ってくるSPスキルも憶えないと回避が難しい。
名前は火成岩の一種に由来。
●ヴェスパ
見まして?これがプロペラ装備の品格よ!
CV:藤田茜
- 登場ステージ:密林ブロック
- スペシャルスキル:PLUIE AU CREPUSCULE
- EXウェポン:スピンチョッパー
特殊プロペラユニットとミサイルユニットを装備した(自称)高貴なワーカー。
プロペラこそ高い格式を持つと豪語し、時代遅れと言われると激怒する。実際のところはただのコンプレックスらしい。
オートクロムは兄にあたるが、あちらはジェットエンジン装備である…。
竜巻を巻き起こしたり、突撃やミサイル乱射で攻撃してくる。
全体的に憶えやすい方なので、初心者向けのボスキャラ。
EXウェポンのスピンチョッパーはジャンプの高さを上げるだけでなく、特定の攻撃を押し返したりもできる。
名前はスズメバチ。ステージBGM「密林のクイーン・ビー」と合わせてモチーフは大雑把に「蜂」なのだろう。
ローターと相まって某スペースコロニー帝国軍を思い出した人も多いかもしれない。
●オートクロム
はぁ…妹よ…まだオレに張り合っているのか…
CV:佐藤拓也
- 登場ステージ:ラボブロック
- スペシャルスキル:DOOMSDAY BLAST
- EXウェポン:オプティックラウンド
戦闘機に変形する可変式ワーカー。
妹との連携運用を前提とし、光学装備を施されているが、いまだに一緒に戦ったことはない。
実直な優等生タイプで、墓守では一番の常識人。ゆえに苦労することも多い模様。
戦闘では真ん中が穴になっているステージを縦横無尽に飛び回って攻撃してくる。
前作のホーミングショットに似たエイミングレイや誘導式のベンディングビームといったサーチ系攻撃を多く使用する。
名前は最初期のカラー写真技術に由来。何ともモダンな感じの本人に対してレトロ感ある名前である。
●ブリガド
自分の全火力を持って、キサマを屠ってやるであります!
CV:山谷祥生
- 登場ステージ:工場ブロック
- スペシャルスキル:FINAL OPERATION
- EXウェポン:ガトリングスコール
血気盛んな少年風ワーカー。
デイサイトの事を「隊長」と呼び慕っている。タイチョー!
機動性重視の設計でありながら大艦巨砲主義に染まっており、大型アーマー“ヘヴィバサルト”に乗り込む。
戦闘の大半がヘヴィバサルトに乗ったまま戦うという特殊なボス。
ヘヴィバサルトを破壊するとSPスキルという体で白兵戦に切り替える。
素早くパターン化し辛いこちらの方が強い。
名前は旅団を意味する。一人旅団ということなのだろうか?
●ヘイル
ふわぁあ〜…あんまりぃ、騒がしくされるとぉ、眠れないじゃぁないですか〜。
CV:関根明良
- 登場ステージ:寒冷地ブロック
- スペシャルスキル:STAGNATION WORLD
- EXウェポン:タイムフリーザー
いつも眠たげなおっぱいぶるんぶるんお姉さんワーカー。
ゆったりした口調や態度に反して戦いになると氷を操った苛烈な攻撃を仕掛けてくる。
実はデイサイトに次ぐ古参の墓守。
こちらを凍らせて動きを止めて来る攻撃を多用し、初見では思うように回避するのは難しい。
SPスキルも時間を止めて回避のリズムを崩す弾幕ゲーを強いられる。
しかし、獲得できるEXウェポンは今作最強なので、早めに倒す価値はある。
名前は雹の意。
●スラグ
こちらスラグ。侵入者を確認。速やかに排除する。
CV:古川慎
- 登場ステージ:宇宙ブロック
- スペシャルスキル:TWIN METEOR BURST
- EXウェポン:ラピッドリッパー
高機動タイプの忍者型ワーカー。
淡々と与えられた命令をこなす処刑人で、他の墓守も詳しい素性は知らないらしい。
代替わりを繰り返している墓守で、代々己を厳しく律するよう教えられており、口調や性格に反映されている。
機動力とブーメランの連携攻撃を使い、動きを見切るのが難しいボス。
ワープしたり分身したりと忙しいが、L字ブーメランはホイールで破壊可能なので、とりあえず構えておこう。
英語版ではAceなので、名前はslugなのかslagなのかも判然としない。
前者ならばスラッグ弾か、強打の意と思われる。流石にナメクジではないだろう。
後者ならば鉱滓(金属精錬の残り滓)になる。
◆ゲスト
●大鳥こはく
CV:角元明日香(こはく)坂泰斗(エグゼブレイカー)
Unity Technologies Japan提供のキャラクター。通称ユニティちゃん。
本作と同日発売の『COGEN: 大鳥こはくと刻の剣』からのゲスト出演。DLC(パッケージ版には先行同梱)でコラボボスとして登場する。
HP1だが時間操作で被弾を尽く無かったことにする……のではボス戦にならないので、ちゃんと墓守並みのHPがある。
相棒の剣“エグゼブレイカー”の“ウロボロスシステム”自体はしっかり持っており、考えなしにHPをゼロにしても時間逆行で復活してしまう。
撃破で貰えるアビリティは、タイムフリーザーがノーダメージになる代わりにエネルギー消費が0になる『ウロボロスシステムX』。
なお、あちらにもアキュラくんがプレイアブルキャラとして使えるDLCが配信中。
●ヤン・ユモ(陽 語默)
CV:穆宣名
DLC来訪ボス第2弾。アクションゲーム『Dusk Diver 2 崑崙靈動』の主人公。
台湾の西門町で活動しており、ひょんなことから手に入れた変身能力で厄禍と戦う女子大学生。
酉閃町からこちらの世界に迷い込んできてしまっており、言葉が通じずアキュラ君と戦うこととなる。
格闘戦とGVのような電撃攻撃が得意で、2で一新されたスキルの数々を駆使して襲い掛かってくる。
HPが減ると、バースト状態に移行。SPスキルとして本編でもおなじみのバースト必殺技『電光石火』を繰り出してくる。
撃破で貰えるアビリティは、オーバードライブでなくてもブリッツダッシュがゲージ式になる『Dバースト』。
ちなみに、本編には日本語CVがありそちらは佐藤利奈が務めているが、今回は言葉が通じないという設定のためか、原語版ボイスのみ。
またコラボDLCのため、あちらではユモが元の世界に戻った後の話として今度はRoRoが西門町に迷い出るDLCが配信されている。
●ジェイソン・フラドニック
CV:小野賢章(ジェイソン)宮崎珠子(イヴ)
DLC来訪ボス第3弾。『ブラスターマスターゼロ』シリーズの主人公。
カエルのような相棒「フレッド」を拾ったことを切っ掛けに、ミュータントとの過酷な戦いを繰り広げた科学者の少年。
時系列は『3』の後。新婚旅行だろうか。
『3』で追加されたホバリング等はアキュラの装備を参考にしたとのことだが、当然アキュラには覚えがない。
一方的に知っているというジェイソンは多くを語らないが、本作や『ブラスターマスターゼロ2』の描写からある程度予想できる。
常時VRV起動中で、アキュラに対抗するためか開幕アクセルチェンジャーを起動して戦闘。横スクロールにアレンジされたRGライフルが火を噴く。
流石に愛機ソフィア-J1は後ろに待機しているが、SPスキル「SMAエレメンタルブラスター」使用時に1回だけ乗車する。
瀕死になるとイヴが「アンチェインD.D.F」を発動。発動中はイヴの歌が聴けるがRoRoが歌っているとそちらが優先される。
撃破で貰えるアビリティは、ブレイクホイール近接攻撃の威力が上昇する『アナザーキーライフル』。
●くろな
CV:藤田彩
DLC来訪ボス第4弾。頭のおかしい(公式)シューティングゲーム『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』から参戦。
悪魔学校中等部3年生であり、同作の事件の元凶の一人。続編の『2』にも登場しているが、あくまでも『だぶるぴーす』からの参戦であり衣装や攻撃もそちら準拠。ただし一部攻撃は『2』がモデル。
アキュラと『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』の登場人物は浅からぬ縁があることが示唆されており、
くろな自身『ガンヴォルト爪』のドラマCDに登場していたりするが、少なくともこの世界のアキュラとくろなは面識が無い。
が、くろな自身は何かを感じている様子。
いたずらと称してガチに攻撃してくるあたりはまさに悪魔。悪魔つながりでミニくろなに分裂しての突進なんかも使ってくる。ゆるい見た目に反して高威力。
撃破で貰えるアビリティは、オーバードライブ時のRoRoがモード・ダークネスになる『ダークパワー』。ただし見た目と歌だけで、ナビも通常通り。
●きりん
CV:篠原侑
DLC来訪ボス第5弾。本作の源流にあたる『蒼き雷霆ガンヴォルト』の3作目『[[鎖環> 蒼き雷霆 ガンヴォルト鎖環 ]]』から先行登場する主人公。
あらゆる力を封印する「鎖環」の第七波動を持つ少女。
迷い込んだ本作の世界を、敵が引き寄せた「可能性世界」の一つと解釈。
目の前のアキュラに問答無用で切りかかってくる。元能力者を滅する者であるアキュラのことは知らないようだが……?
仕込み錫杖と護符を駆使した剣術を駆使して戦う。構え中は常にカウンター待機なので迂闊な接近は禁物。
主人公らしくSPスキル『八十八式・朧叢雲』は広範囲攻撃だが、あの「鎖」と同じく敵仕様なので避けられる。
実はDLCボスで唯一弱点武器がある。『鎖環』でも弱点になるのだろうか?
撃破で貰えるアビリティは、ロックオンホイールでトドメを刺さなくなる『封印の護符』。クードス稼ぎ専用能力。
■用語
●ワーカー
本作の舞台となる世界で、かつて人類が環境再生の為に造った作業ロボットを祖先に持つ機械生命体。
のっぺりとした共通の素体の上に、Pixと呼ばれる情報粒子で個別の外装と機能が加えられている。
世界からいなくなった人類に代わる住民となっているが、直接登場するのはヌルと敵キャラのみなので生活模様は断片的にしか分からない。
なお、本作の世界の人間は絶滅したとも、別の世界に移住したとも言われている。
●キーライフル
アキュラがいつの間にか持っていた、小銃のような形をした情報端末。
異世界で新たな武器を必要としたアキュラが改造してブレイクホイールとなった。
名前の由来は『ブラスターマスター ゼロ』でジェイソン等が用いる車両のキー兼携行武器。
当のジェイソン曰く、アキュラのそれはジェイソン自身が持つ2つのキーライフルのうちの片方と同一の存在らしいが……?『2』に参戦した時に拾ってきたわけではないはず。
ネタバレ込みの解説
●ヴェスクロム
行くぞ、妹よ!
ええ、お兄様!
- 登場ステージ:最上層への通路
- スペシャルスキル:CONNECTED GRANDCROSS
修復され、アキュラという共通の強敵を前に兄妹タッグで挑んでくるオートクロムとヴェスパ。
どこぞの甲虫兄弟のように交代しながら攻撃してくる。
SPスキル使用時には合体する。あの兄妹のように同時攻撃した方が強いは禁句。そんなことされたら避けられません
●ヌル
ロロさん、アキュラさん。私、“使命”を見つけましたよ…
アキュラとコハクを助けることを自らの使命と定め、転送装置のプログラムを引き受けて新たな転送装置となる。
代償として一人のワーカーとしての機能は失われてしまう。彼女の分の決意も胸に、アキュラは最上階のさらに上に向かう。
●ブリガド改
隊長譲りのCQCで、今度こそお前を倒すでありますっ!!
- 登場ステージ:天上の楽園
- スペシャルスキル:TERMINAL DESTRUCTION
ピラーの上に浮かぶ空中庭園「天上の楽園」で再び立ちふさがる墓守達。
トリを務めるブリガドは2度目の敵討ちを挑んでくる。
流石にヘヴィバサルトは用意できなかったのか、最初から接近戦モード。
そして今度のSPスキルは……おもむろに取り出したスイッチによる部屋の自爆。
制限時間内に撃破・脱出しなくてはならなくなる。
●マザー
使命も、世界も、もう十分だ!管理者たるこの手で、すべてを終わらせる!!
この世界も!そこに蔓延るデク人形たちも!管理者たる私とともに、滅び去るべきなんだ!
CV:峯田茉優
- 登場ステージ:天上の楽園2
- スペシャルスキル:ATTACK CODE:SS、IDEA CODE:RAIN
本来は創造主から環境再生と人類復興の使命を与えられていたが、
結局幾ら頑張っても人類を復活させることは出来なかった。
まあ人類が一人もいなくなった後にそれは中々の無茶振りである。
ついには暴走しワーカーが居座った世界をリセットしようと考えるが、使命は使命なのでそれも叶わなかった。
しかし、生身の人間であるコハクならば自分への命令権を自動的に持つ。
彼女を利用して自分の使命を上書きするため、イプシロンにコハクを攫わせた。
コハクの身体を乗っ取っての前半戦では、囚われのヒロインということでバリアを張ってくる他、
「楽園」つながりなのかどこかで見たような技を放つ。
そして第2形態はコアを宿した筐体と直接対決。攻撃は主に女性の姿をしたホログラムが行うが、その姿や戦闘BGMは見覚え・聞き覚えのあるもので……
これがマザーのコア…だが、この姿はまるで…
ああ…これで…やっとだ。わた…し……ぼくは…眠りにつける…
インストアレンジされた「大祓」をバックにした死闘の末、マザーを撃破しコハクを救出するアキュラ。
転げ落ちたマザーの本体はRoRoそっくりのポットであった。
コハクが垣間見た彼女の記憶の中にあった創造主の姿もアキュラそっくりとのことから、
アキュラは彼らが自分たちの平行同位体だと推測する。
コハクを救出する前に余計なことをすると……?
隠し部屋…?それにこれは、転送端末か?
特定の条件を満たして最終ステージの隠し部屋に行くと、アキュラ&RoRoは地上まで転送された上に装備を初期化されてしまう。
コハクを救うべく、アキュラ達は塔を登り直す……
そう、ハードモードの始まりである。無限に回復できるぬるいだけのゲームを淫帝が送り出すはずが無かった。
「装備の不調」ということで以下の通り弱くてニューゲームとなる。
- リトライが残機制に変更。残機が尽きるとステージセレクトに戻されてしまう。
- ボーナスパネルが消失し、一部1UPに変更。
- クードスがレックレス固定。一度でもダメージを受けると即ゼロになる。
- モードヒーリング使用不可。
いつでもどこでも何度でもって言ったのに!ウソつき! - Lv1固定。道中での回復はリトライマーカーに触れた時のみ。
- 全アビリティ使用不可。オートホバーはオプションに変更されたので使用可能。
更に大幅にパワーアップした墓守や、イプシロンそっくりながら蒼いカラーの何者かが立ちふさがる。
全体的に行動が速くなっている他、本来2ゲージ目以降で使用する技を最初から使ったり、タフになっている。
完膚なきまでの絶望を乗り越えた先にアキュラが至る真の結末とは……
追記・修正は……を救ってからお願いします。
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▷ コメント欄
- 項目乙。ヴェスパは何というか、「プロペラをバカにしている?そんな事はない。このノコギリを見ろ、俺は回るものが好きなんだ」とか言えば戦闘回避出来たのではと思ったり思わなかったり -- 名無しさん (2022-02-05 00:23:12)
- ↑「この高貴なプロペラを、"回るもの"などと…! アナタの言葉からは気品も何も感じられませんわ!」 -- 名無しさん (2022-02-05 00:38:47)
- イクス(X)とヌル(0)かぁ… -- 名無しさん (2022-02-05 01:44:56)
- その…正直に告白すると、バッドエンドはメッチャ自分の性癖に刺さりました -- 名無しさん (2022-02-05 03:23:08)
- ↑倒危生…! やけに救済アビリティが多いからなんか裏があると勘繰りしてたが、最後のあのどんでん返しはやられたわ。そして歴代ファンも血涙流す荊の道… -- 名無しさん (2022-02-05 09:31:20)
- これ可能性としてはX世界のアキュラがGV世界に行ける可能性も有るってことだよな… -- 名無しさん (2022-02-05 11:55:22)
- 「偽アキュラ」なんてのが唐突に現れた事自体が伏線だったと -- 名無しさん (2022-02-05 17:02:06)
- 状況証拠から推測するにこの世界は『爪』世界から数百~数千年後の未来。ちゃんと手作りのペンダントつけてると巡り巡ってこんなことになるとは… -- 名無しさん (2022-02-05 18:56:25)
- ↑その結果ボクっ子美少女AIが終わりなきブラック業務と子育てに疲れ果てて旦那のコピー量産して浮気しようとしたり平行同位体のサイボーグ亭主とヨリを戻すべく平行同位体の自分自身相手にNTRを仕掛ける激重倒錯未亡人AIに超進化するとか誰が予想できたよ…? -- 名無しさん (2022-02-05 19:02:31)
- ↑2 状況証拠、といっても判断材料がラスボスの使用してくる技だけでは、流石にエビデンスとしては弱いし、あくまで憶測の粋を出ないと思う -- 名無しさん (2022-02-05 21:35:53)
- ボス紹介の台詞、負けイベまで見るとちゃんとゲーム内で言ってるよ -- 名無しさん (2022-02-06 11:37:26)
- ヴェスパもヘイルもパキーンと真っ二つになり、機械に繋がれたヌルちゃんは目を覆いたくなる痛々しさ。メカだからこその容赦の無さ。 -- 名無しさん (2022-02-06 13:50:05)
- ↑ヌルちゃんのアレは人によってはトラウマになりそう -- 名無しさん (2022-02-06 21:24:42)
- ↑機械に繋がれてるヌルちゃんはなぁ!サイコーに胸キュンなんだよ! -- 名無しさん (2022-02-07 18:44:23)
- しゃあっ!やっと真END行けたぜ。ノーマルルートでハッピーだと思ってたのになぁ。パネル全部集めたら展開も難易度もホント地獄だぜ -- 名無しさん (2022-02-07 23:11:25)
- スラグの由来、宇宙×ブーメランからウルトラセブンの「アイスラッガー」が元ネタなのでは?英語名のAceもウルトラマン繋がり? -- 名無しさん (2022-02-15 00:01:06)
- ブーメラン使いの高速ロボのスラグにタイムストッパー…ではなくタイムフリーザーが弱点なのは意図的な何かを感じる。 -- 名無しさん (2022-02-20 13:24:25)
- ブラスターマスターゼロ3後のジェイソンがソフィアごと来てて草 -- 名無しさん (2022-03-12 00:34:43)
- パラレルワールドのあの人(暫定)がDLCボスに…? よせ!これ以上、平和なぎゃる☆がんワールドと絡むんじゃない!!助けてホーダイくん!! -- 名無しさん (2022-03-13 04:53:04)
- あの子が成長したっぽいメイドはX世界じゃほんとどうなったのか -- 名無しさん (2022-03-13 08:48:29)
- ↑ガンヴォルト一作目のドラマCDにてGV戦後のアキュラがアシモフと鉢合わせて戦闘になりボーダーを奪われる下りの話でアシモフに顔を見られちゃってるからね… -- 名無しさん (2022-03-19 22:14:08)
- 今作のトーク過去作ネタ多めだった気がする 個人的に歌のonoffできるよって内容のトークがツボだった -- 名無しさん (2022-03-20 11:02:24)
- DLC第5弾でギプスに先駆けてきりんちゃん来るんだな -- 名無しさん (2022-04-02 22:45:42)
- Xシリーズ自体本編よりストーリー短めだからか敵方のプロフィールが殆ど本編の会話やシナリオとかに活かされないのが正直残念。まあ無口過ぎてライブノベル映え無さそうだけど -- 名無しさん (2023-01-08 02:25:57)
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