DSアトリエシリーズ

ページ名:DSアトリエシリーズ

登録日:2021/12/03 Fri 10:46:44
更新日:2024/06/14 Fri 13:54:54NEW!
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アトリエシリーズ アトリエ ガスト ニンテンドーds 和狸ナオ ds ゲーム シリーズ項目 リーズのアトリエ アニーのアトリエ リーナのアトリエ



シリーズ概要

ガストから発売されている錬金術士を主人公としたRPGアトリエシリーズの内、ニンテンドーDS用ソフトとして発売された、
『リーズのアトリエ 〜オルドールの錬金術士〜』
『アニーのアトリエ 〜セラ島の錬金術士〜』
『リーナのアトリエ 〜シュトラールの錬金術士〜』
の3作品。
ストーリーの繋がりは薄いが、3作品とも同じ世界が舞台*1


イリスシリーズマナケミア2作品での冒険路線から、『ロロナのアトリエ』に先駆けて調合や経営的要素に主眼を置いた路線に舵を切り直している。


シリーズの中では番外的な扱いであり、通し番号もA#ではなくDSA1,2,3となっている。
1作目で色々あったり、外部開発だったりするせいか集合絵に入れてもらえなかったりするが、記念サイトにはちゃんと名前があるし『ネルケと伝説の錬金術士たち』にもDLCで登場している。


3作品に共通して、キャラクターデザインは『アスラクライン』の和狸ナオが担当。
またキャスト陣では野川さくら阪口大助がシリーズ皆勤。


リーズのアトリエ 〜オルドールの錬金術士〜

開発元はハイド。2007年4月19日発売。
おそらくシリーズで1番有名な作品。悪い意味で
別枠へのセーブができなかったり採取が偏るといった不親切な仕様やフラグミス、そして何よりフリーズを誘発する複数のバグにより、「フリーズのアトリエ」と揶揄されるはめに。
2007年クソゲーオブザイヤー携帯機部門次点にまでなってしまった。
致命的なバグが除かれた修正版は出ており、そちらは遊べるレベルにはなっている。


原点回帰的な要素や、キャラクター同士の交流、和狸氏が描く表情豊かなキャラクターなどは本作の時点で確立されており、次作でそれらは開花することになる。


ストーリー

ランデル王国は、莫大な借金を負い国ごとロックハイム銀行に差し押さえられてしまう。
かくして王族も労働に精を出すが借金返済の目途は立たない。
そんなある日、王女のリゼット・ランデルは密かに逃亡。隣国オルドールにたどり着き、そこで錬金術の存在を知る。
そして母国買い戻しを錬金術に賭けたリゼット改めリーズの金儲けの日々が始まる……


主要人物

リーズ(リゼット・ランデル)

CV:野川さくら
主人公。ちまちま働いてもらちがあかん、と国外逃亡したバイタリティ溢れる王女。元々なのか上述の経緯のせいか、超守銭奴。
当然オルドール王家には面が割れているが、匿ってもらえる上に銀行も探していない……というか人相が広まっていないので返済期限までじっくり錬金術士として活動できる。
正エンドではとある交換条件で王国を取り戻し、大臣による横領を暴いて国を救う。
勿論、借金全額返済エンドもある。


アルフ・オクトライン

CV:阪口大助
錬金術士の資格を持つ少年。彼との出会いが、リーズが錬金術を身に着ける切っ掛けとなった。


ロロット・ステイシル

CV:水樹奈々
オルドールでのリーズ初の同性の友人。
15歳にしてその美貌と話術で男を従わせる怖い娘……だが気の合うリーズにとっては良き友人である。


アニーのアトリエ ~セラ島の錬金術士〜

開発元はアメージング。2009年3月12日発売。
UIの大部分は前作とは最早別物。
採取、調合、戦闘、施設開発のバランスがそこそことれており、途中目標も明確な為シリーズ3作の中でも遊びやすいと評判。
ただしやることが多く、グッドエンドに至るにはゲーム内時間をいかに節約するかが問われる。


ストーリー

昼も夜も寝てばかりのぐうたら少女・アニー。
「夢は玉の輿」などとのたまう彼女を見かねた両親は、アニーの祖父にして高名な錬金術士・ベートゲアを頼る。
丁度オルドール王国によってセラ島でリゾート開発と合わせた錬金術大会が開かれようとしていた。
ベートゲアはアニーをセラ島に送り込み、知己の妖精・ペペに修行をつけさせることにする。
当初はやる気の無かったアニーだったが、「大会優勝者は王族の許嫁候補」という国王の一言で奮起。
錬金術の修行とリゾート開発に挑むのであった……


主要人物

アニー・アイレンベルク

CV:野中藍
リーズとは打って変わってニート街道からスタートする主人公。誰が呼んだか「アニートのアトリエ」
一度寝ると簡単には起きず、自宅からセラ島までベッドごと運ばれる間もずっと寝ていた。
セラ島で様々な人物と関わる内に心境にも変化が現れる。
3作主人公で最年長(17)ながらも幼児体形で、服装も相まって男と間違われることもある。


ペペ

CV:沢城みゆき
ベートゲアの依頼でアニーの教育係兼お目付け役兼助手となった妖精。
妖精にしては大きい方でチビ呼ばわりされるとキレる。


ハンス・アーレンス

CV:杉山紀彰
錬金術大会でアニーの担当になった実行委員。
生真面目な性格で当初はアニーに対しても呆れるばかりだったが、次第に信頼と期待を寄せるようになる。
女性に免疫が無いが、アニーは女性扱いしておらず平気。


リーズ

CV:野川さくら
前作主人公。お忍びで錬金術大会に参加。
面倒見は良くアニーにとっても良き先輩だが、守銭奴ぶりは健在かそれ以上。
前作での経緯から、ランデル国王も彼女には頭が上がらないらしい。


リーナのアトリエ ~シュトラールの錬金術士〜

開発元は引き続きアメージング。2009年12月22日発売。
基本システムやUIは前作と同様だが、採取地で限定的な調合ができるようになった。
新たな要素として「行商」を加え、相場を意識した調合やアイテム売買による資金や素材集めが求められる。
これが少々とっつきにくい上に、序盤は短期目標が少なく時間を浪費しがち。一方で後半は「高額商品を町同士の間で売買」とある種生々しい攻略法で荒稼ぎできてしまう。
この少々大味なバランスを自分なりに楽しめるかが評価の分かれどころ。


ストーリー

3回目の受験でようやく錬金術士の資格を得た少女・リーナは幼馴染のリュオンに報告に行く。
家出したと聞き追いかけたリーナは、シュトラール王都外れのリュッケンの森でリュオンに追いつく。
しかし説得する間もなく、2人は妖精が住む森の大火事に居合わせることになってしまう。
妖精たちに放火犯の嫌疑をかけられたリーナとリュオンは、森の復興を手伝わされることに……


主要人物

リーナ・アルテリア

CV:小清水亜美
主人公。これまでと比べるとアクの少ない一般人。
だがやたら天然だったり妙にどんぐり好きだったりと結構個性的な少女。
発売時には珍しくなっていた、中の人の高めの少女ボイスが印象に残った人も多いかもしれない。
デビュー作を聴いていない場合は特に。


リュオン・フォルク

CV:岸尾だいすけ
リーナの幼馴染。大工の父親に跡継ぎとして鍛えられていたところ、喧嘩して家出した。
騎士になりたいと言っていたが、妖精の森の復興の中で将来を見つめ直すことになる。
なお、ゲーム的には本職の騎士や傭兵(いずれも女性)に性能差という現実を突きつけられることに。


ファラ・ウェスハイト

CV:千葉紗子
考古学を専攻する学生。同年代の錬金術士・リーナに対抗心を燃やすが、
根は親切でちょくちょく助言をくれる。


ジェラール・ドーチェ

CV:高橋直純
シュトラール王都・ヘングストの商会長。
復興資金を稼ごうとするリーナに行商のいろはを教える。




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  • リーズは発売前はめっちゃ期待してたんだがなぁ…。素材集めが辛すぎるだけで調合の面白さはいつも通りだし、キャラとか良い所も結構あっただけに土台の崩壊っぷりが泣けた。 -- 名無しさん (2022-10-31 13:45:19)

#comment(striction)

*1 『リーナ』では共通の人物がおらず示唆に留まる

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