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更新日:2024/06/06 Thu 13:53:31NEW!
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ガンメン(GUNMEN)とは『天元突破グレンラガン』に登場するロボット兵器の総称である。
目次
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概要
地球の地上世界を支配する螺旋王・ロージェノムが率いる螺旋軍が運用している兵器。
螺旋軍を構成する獣人たちが操縦し、主に地下世界から地上へ進出してきた人類の殲滅に用いられている。
「ガンメン(顔面)」という名称の示す通り共通してボディのどこかに「巨大な顔」の意匠が存在するのが特徴。
一応人型を基本としているが、多くのガンメンは巨大な頭部から直接手足が生えているような構造で大抵1.5頭身の超短足スタイルになっており、見た目や挙動はかなりシュールかつコミカル。
しかし、その大きさもあって生身の人間が太刀打ちするのは困難。重火器で末端の雑魚ガンメン程度ならなんとか倒せても部隊長クラスのガンメンが出てきてしまえば最早抗うことは出来ない。
その総数は不明だが地球各地に配備され人類への監視の目を光らせており、その数は百や千では到底収まらない。
しかも、陸戦型や海戦型、空戦型など多種多様なバリエーションが存在しており、地上のどこに逃げようとガンメンの脅威から逃れる術は無い。
ガンメンは螺旋王の治世が始まってからの約千年間、人類の地上進出を阻み続けており、人類にとっては破壊と殺戮をもたらす恐怖の象徴とでも言うべき存在となっていた。
本編におけるガンメンの扱い
本編第一部第一話から登場しており、人類を脅かす存在として猛威を振るっていた。
ところがグレン団のリーダー・カミナが螺旋軍のガンメン・グレン(ギャンザ)を強奪し「人間もガンメンを操縦することが出来る」という事実が明らかになる。
これをきっかけに各地で人類によるガンメン強奪が頻発。
こうしてガンメンは螺旋軍だけの物ではなくなっていき、人類はガンメンにガンメンで対抗するようになっていく。
そして、遂には第二部終盤の首都テッペリン攻略戦というガンメン対ガンメンの大規模戦闘が引き起こされるまでになった。
その後の第三部では新政府の樹立と共に螺旋王の支配の象徴だったガンメンは処分され、人類の戦力はガンメンの技術を用いた量産機グラパールへと再編され、ガンメンは一部のゲリラやテロリストが用いる旧世代の兵器といった扱いになっていた。
ところが新たな脅威、[[反螺旋族・アンチスパイラル>アンチスパイラル]]への対抗手段としてガンメンの有用性が確認されたことで再びガンメンは人類の主戦力へと返り咲くことになる。
ガンメンの起源
第三部においてロージェノム(ロージェノム・ヘッド)の口から彼の素性などが明かさると共にガンメンの起源についても語られた。
その内容は「千年前に起こったアンチスパイラルとの大戦においてロージェノム率いる螺旋族が開発した対アンチスパイラル用の戦闘兵器」という物だった。
地球人類は生物進化の鍵となる螺旋力を引き出すことに特化し生じた螺旋族の一種族であり、その力の根源となる螺旋力を戦闘にも活かすために形作られたのがガンメンという兵器だった。
人型が基本となっているのも「螺旋力を引き出すのに最適な形」という螺旋族の進化の理に基づいているためである。
本来はアンチスパイラルとの戦闘に用いられたものだったが、千年前に地球螺旋族が敗北し人類殲滅システムが設置されたことでロージェノムは人類存続の方針として人々を地下に追いやり、その体制を維持するための武力としてガンメンの転用を決定。
同時に螺旋力を持たない配下として人造生物である獣人が生み出され、彼らの手で動き出したガンメンは人類を地下へと押し込み続けることになった。
なお、TV本編のロージェノム・ヘッドなどが口にしたのは「螺旋族が作った対アンチスパイラル用兵器」程度のものであったが、ロージェノムが率いた地球螺旋族が到達出来なかった銀河螺旋海溝にはラガンと同タイプのガンメンの遺構が存在していた。
また、『グレパラ』8話及び劇場版『紅蓮篇』の描写ではアンチスパイラル艦隊が地球に接近した際地表に落下してきた複数のラガンタイプのガンメンをロージェノムら地球人類が発見。螺旋力発動のコアマシンであるラガンタイプを手に入れたことで地球螺旋族は発展しアンチスパイラルとの大戦への道が開かれたように描かれている。
これらのことから「螺旋軍が用いていた一般ガンメンやそれを鹵獲した大グレン団のガンメン」がロージェノムら地球螺旋族によって開発されたものというのは確かだが、「ガンメンという兵器概念そのもの」は地球外の螺旋族から生じたもののようで、本当の意味での起源は不明である。
「螺旋族とアンチスパイラルとの戦いは悠久の時を超えている」とも評されているので、その闘争の産物であるガンメンの起源を知ることも最早不可能、ということなのだろう。
一方、『グレパラ』15話では「月資源開発のために設計された作業用マシンを、正体不明の宇宙的脅威に対抗する目的によって再設計された機械群」などの文字設定が付されている。
同時に「ガンメン」という名称も「統合発達型マン-マシンインターフェイスにより相互に拡張した意識形態を共有する機能体系」の略であるとも解説されている。*1
ガンメンの特徴
前述の通りガンメンには多種多様なバリエーションがあり形や大きさも様々であるが、いくつかの共通点は挙げられる。
「顔」がついている
上記の通りガンメンの基本要件。
基本的にボディの中心である胴体そのものが頭部になっている場合が多く、顔から直接手足が生えているような見た目になる。
この顔部分は噛み付きなどの武器になるだけではなく、操縦者の表情や発声に応じてまるで生き物のように動く。時には舌を出してあっかんべするなど操縦者と一体になったように動いている。
ちなみに、作中世界の地球ではガンメンを筆頭に「人工物=顔が付いている」といった認識が一般的になっており、ビルや車、飛行機は勿論のことTVや洗濯機、トースターなどの家電製品にも顔の意匠が付いている。これらはガン〇〇と呼ばれている。(例:ガンカー、ガンTVなど)
そのため明らかに人工物であるのに顔が無いムガンは驚かれていた。
コクピットが口の中
一部の小型機や改造機を除いて大半のガンメンは顔の口の中にコクピットが設けられている。
コクピットの内装もほぼ共通しており、立方体のような内部の中央にシートがあり、その正面と側面の壁面全体がモニターとして機能する。
このモニター類は機体の状態などを的確に表示しパイロットへ伝達する。
操縦そのものはシートの両脇から伸びた長い操縦レバーによって行うが、基本的な操作などはレバーを握ることでパイロットの脳内に直接伝達されるため、例え物凄いバカでも最初からある程度動かすことが出来る。
螺旋軍のガンメンは獣人しか操縦できないようプロテクトが掛けられており、例え人間がコクピットに潜り込んでも自動的に人間を拒絶し機能停止するようになっていた。
しかし、搭乗した人間が強い気合を持つとプロテクトが外れ強奪が可能になってしまう。恐らくこれは搭乗者の螺旋力に機体が呼応してしまうため起こる現象だったと思われる。
ダンガンメンモード
通常の戦闘形態から手足などを収納し巨大な礫のような形状に変形出来る機能。
この状態ではほとんど身動きは取れないが戦闘形態に比べると防御力が向上しており、この形態になったうえで母艦からの投擲射出を行い遠距離に出撃するのが基本的な運用法。
この投擲射出はその加速と質量から着弾地点に凄まじい衝撃を与えており、この衝撃が伝わることで地下の地震が起こっていた。
螺旋軍においてはこの形態は上記の通り出撃用のものだったが、本来は大気圏突入用の防護形態である。
螺旋力と電力、二種類の動力を有する
ガンメン自体が螺旋力を活かすために作られた兵器であるため元々螺旋エンジンを搭載し運用されていた。
しかし、ロージェノムの治世においては操縦者として想定されたのは螺旋力も持たない獣人であったため、彼らでも動かせるよう本来は補助動力である電池をメインに切り替え電気駆動で運用されるようになった。
元々が螺旋力ありきで生まれた物であるため螺旋軍のガンメンは本来のポテンシャルを発揮出来ない状態だったといえるが、それでも生身の人間相手なら充分圧倒できる性能はあったため、特に問題なく運用されていた。
人間によるガンメン強奪などが起こってからも元々螺旋力でしか動いていなかったラガン以外の機体は獣人搭乗時と変わらず基本的に電気で動いており、第四部で過去の螺旋族の技術が復元され再転換が行われるまで本格的な螺旋エンジンの製造も出来なかった。
なお、この螺旋エンジンへの再転換後も補助として電池は残されている。
ガンメン用の装備
- 螺旋エンジン
上記の通りガンメン本来の動力機関。
搭乗者が秘める螺旋力を引き出してエネルギーを得ることが出来る装置であり、螺旋族のための兵器であるガンメンの要。
原理上搭乗者の螺旋力が強ければ強いほど得られるエネルギーも大きくなるため、ことガンメン戦において螺旋力を持たない獣人が螺旋力を覚醒させた人間に敵わなくなってしまう理由でもあった。
- トビダマ
飛行用の球体機関。
浮遊機能と推進機能を併せ持っており、搭載した機体に空中飛行のみならず宇宙空間での移動能力などを与えることが出来る。
本編では螺旋軍内部での棲み分けのためかシトマンドラ麾下の空戦ガンメン隊やテッペリン防衛部隊の機体にしか搭載されていなかったが、大グレン団は強奪した物を各機に順次追加装備していった。
第三部時点に至ってはグラパール隊を含め新政府の機体のほぼ全てに標準装備されるようになっている。
また、スペースガンメンなどに用いられている超大型サイズのトビダマは「デカダマ」とも称される。
- スピンバリヤー弾
第三部でリーロンが開発した対ムガン用特殊弾。
弾頭に螺旋力を充填しており、ムガン撃破後には周囲をトルネードシールドというエネルギー障壁で包みこんで爆散による周囲の破壊を抑える。
使用には専用銃などの装備が必要だが、グレンラガン以外対抗出来なかったムガンへの武器として採用され、以降グラパール隊や大グレン団メンバーの機体に搭載され戦果を挙げた。
この他、螺旋力をレザーとして照射するスパイラルボンバーなども開発されている。
ガンメンの種類
ガンメンはその特性や出自、大きさなどからいくつかの種類に分けられている。
- 通常のガンメン/量産型ガンメン
本編中最も多く登場するタイプ。
大きさは数m~数十mと幅広く、形状も様々だが動物を象ったようなフォルムの物が多い。
グレンラガン相手だと雑に倒されることも多く「雑魚ガンメン」呼ばわりされることも。
- アーキタイプ
稀に地下の遺跡などで発見される古いタイプのガンメン。
アゴデゴが該当する。
- カスタムガンメン
螺旋軍の部隊長クラスや四天王に与えられている専用機。
サイズは一般の量産機と大差ないが、それらとは一線を画すフォルムと性能を有する。
- ダイガン級/弩級ガンメン
螺旋軍の大型移動要塞型ガンメン。
一個のガンメンであると同時に通常サイズのガンメンを多数搭載し移動出来る母艦兼基地。
四天王がそれぞれ保有する四体の他、量産型ダイガンも多数存在している。
- スペースダイガン級/超弩級ダイガン
ダイガン級からさらにスケールアップした大型ガンメン。
サイズは都市一つ分に相当し、宇宙空間での航行機能を持つ一種のコロニーのようなもの。
現状判明しているのはアークグレンのみ。
- スペースガンメン/超弩級ガンメン
スペースダイガンと同等サイズの大型戦闘用ガンメン。
デカブツ、アークグレンラガンの他、超銀河ダイグレン内で製造された大グレン団用やスペースグラパール隊などが存在する*2。
操縦は通常のガンメンがスペースガンメンの口の中のコクピットに入って行うという形になっており、ガンメンがガンメンを操縦するこの方式は”マトリョーシカ”と呼ばれる。
- 超々弩級ガンメン
かつて地球螺旋族が建造した超巨大ガンメンであり、その大きさは月に匹敵する。
該当するのはカテドラル・テラこと超銀河ダイグレンのみ。
- 天元突破ガンメン
超螺旋宇宙内で実体化した銀河サイズのガンメン。
正確にはロボットではなく思念が実体化したもので現実宇宙には存在しないため、ガンメンと定義していいのかは微妙なところ。
ガンメン一覧
グレン団・大グレン団所属のガンメン
〇通常サイズのガンメン
▼ラガン
シモンがジーハ村近くの地層から偶然掘り出した小型ガンメン。名付け親はカミナ。
機体の近くで掘り出された「コアドリル」を起動キーとしており、これをコクピット正面の螺旋モニターの中心に射し込むことで起動する。
何故かシモン以外に動かせる人間がおらず、彼の専用機となった。
普通の人間と変わらない程度のサイズしかなくガンメンの中でも最も小型だが凄まじいパワーを秘めており、内蔵されたドリル生成システムにより無数のドリルを生み出す。
更にドリルを突き刺し合体した機体のコントロールを奪う等の機能を有する他、時折自身の意思を持っているかのように勝手に動き出すこともあり、他のガンメンとは本質的に異なる要素を持つ。
その正体は千年前のアンチスパイラルとの戦争で螺旋族が使用した最強兵器の一つ。
搭乗者の螺旋力に呼応して絶大なエネルギーを生み出すコアマシンとしての機能を持っており、螺旋軍の中核足り得る存在だった。
シモンが発見したのは地下に封印されていた物で、この他にも他の螺旋族が使用していたと思しき機体が銀河螺旋海溝に眠っていた。
▼グレン
カミナがリットナー村で螺旋軍のガンメン・ギャンザを奪い改造を施した機体。
詳しくは項目参照。
▼グレンラガン
ラガンとグレンが合体することで誕生するガンメン。
大グレン団、ひいては人類の革命の象徴となった機体。
詳しくは項目参照。
▼キングキタン
キタンが入手したガンメン。
金色の装甲と全身がやたら尖ったフォルムが特徴。リーロン曰く「妙にトッキントッキンしたガンメン」。
必殺技は頭頂部を敵に突き刺してからそれを前後に開いて敵を引き裂く「キタンスティンガー脳天地獄突き」。
キタン自身の腕前もあって大グレン団ガンメン隊の中核として活躍した。
▼ダヤッカイザー
ダヤッカが入手したガンメン。
ホーダインマックスをベースにしているが腕や太ももくらいしか面影は無く、頭頂部に設置した砲による狙撃を得意とする。
また大きな足の裏で相手を踏みつけるカイザースタンプという技もある。
当初はダヤッカ本人が乗っていたが艦長職に専念するため代わりキヨウが乗ることが多くなり、第三部以降はヨーコが搭乗した。
▼キヤルンガ
キヤルが搭乗するガンメン。
ピンクの装甲と骨組みのようなボディが特徴。
手持ちの銃などを用いることも出来るが、本領は自機を槍と盾に変形させてキングキタンに合体装備させること。
キヤルンガとの合体状態のキングキタンは「キングキタンDX」と呼ばれる。
▼ソーゾーシン
ゾーシィが入手したガンメン。
流線形のボディが特徴で、長い両腕の先端から超音波を発して敵を行動不能に追い込む「ソニック・ジャマー」が必殺技。
また、緊急脱出機能もあり一度セイルーンに破壊されながらも機体を修復され再登場している。
▼ツインボークン
ジョーガン&バリンボーの双子が入手したガンメン。
元々は二体のガンメンだったが、二人で搭乗するために二体を繋げて一つにするという魔改造を施されている。
そのため顔が二つ横並びなった特徴的なデザインになっており、コクピットは口ではなく二つの顔の間に配置され、内部も二人が隣り合って座る形になっている。
▼キッドナックル
キッドが入手したガンメン。
顎のしゃくれた猿のような顔から長短二対の腕が生えた紫色の機体。
顔の上部から生えた長い両腕で着地や歩行を行い、下部から生えた短い方の腕に二丁拳銃を持って攻撃を行うという戦闘スタイル。
▼アインザー
アイラックが入手したガンメン。
緑色装甲と長い後ろ脚を持つ、どことなく昆虫や爬虫類を思わせるフォルムが特徴の機体。
上部には火器を搭載したり複座を設置してヨーコによる狙撃を行ってもらったり、キッドナックルとは対照的な遠距離射撃向けの機体。
▼モーショーグン
マッケンが入手したガンメン。戦国魔神とは関係ない。
丁髷を結った侍風の機体で、顔はどことなくガン○ム風?
主武装の「ワキザシブレード」は日本刀形態から刀身をチェーン状に変化させ蛇腹剣のように用いることも出来、普段はチェーン状態で腰部に収納されている。
▼ヨーコMタンク
『紅蓮篇』でリーロンがヨーコのために用意したガンメン。
同型のダヤッカイザーに比べるとカノン砲の砲身が短いが、それ以外の違いは色を変えてパーソナルマークをペイントした程度。
なお「M」は「ミルク」の略であり、「TANK」=「戦車」と「MILK TANK」=「おっぱい」というダブルミーニングとなっている。
▼作業用ガンメン
レイテらが用いる作業用の小型ガンメン。
ラガンに次ぐ小型機でコクピットはオープンタイプ。顔はアゴデゴなどに似ている。
〇ダイガン級ガンメン
▼ダイグレン
大グレン団が強奪したダイガンザンを改造したダイガン。
基本はダイガンザンと同じだが、カラーリングは赤に変更。
破損した頂上部分の形状を変更した他、海では足ひれとオールを装備し、ダイガンテン戦以降は奪取した大型トビダマを追加し単独飛行能力をも獲得した。
両脚の間にある第三艦橋がよく壊される。
第二部を通して大グレン団の拠点として使用され、テッペリン攻略戦でも最後まで戦い続けた。
▼ダイガン級戦艦ガンメン
大グレン団の活躍に触発された各地の人間たちが螺旋軍から強奪した量産型のダイガン。
シルエットはダイガンザン及びダイグレンに似ているが全体的に簡素なデザインになっている。
主な攻撃手段は各部の砲座と両腕による格闘。また艦首部分のハッチから「イルサップ」という特攻型ガンメンを連続射出することも出来る。
〇スペースダイガン/スペースガンメン
▼アークグレン
テッペリン地下に格納されていたスペースダイガン。
大きさは都市一つ分に匹敵し、収容可能人数は約70万人。
船体周囲に高出力の螺旋エネルギーフィールドを形成出来、内蔵された多数のトビダマによって単独での大気圏離脱・突入、宇宙空間の航行能力をも有している。
第三部で発見され、人類殲滅システムによる月落下から逃れるべく人類生存のための「箱舟」として用いられた。
▼アークグレンラガン
アークグレンにグレンラガンが怒涛合体することで誕生したスペースガンメン。
本来アークグレンには変形機能は無かったが、リーロンの機転でラガンの持つガンメン変形機能*3を利用する形で強制的に変形を行わせることで誕生した。
拳一つでダイグレンを上回るサイズになっており、この状態で肉弾格闘やドリルなどを使い攻撃を行う。
必殺技は螺旋力を込めた拳を叩きこんで敵を時空間の彼方に吹き飛ばす「時空烈断バーストスピニングパンチ」、巨大ドリルを形成しての突撃「アークグレンラガンギガドリルブレイク」など。
アークグレンへの再変形も出来る他、劇中未使用だが陸上行動用のランディングギアも装備されている。
▼スペースキングキタン
超銀河ダイグレン内で製造されたキングキタンのスペースガンメン版。
キングキタンのデザインを踏襲しつつ、センサー系が強化され背面にも顔が付くなど迫力が増している。
主な武装はキヤルンガをイメージさせる槍と顔の付いたシールド。その他にもミサイルポッドを追加することも可能である。
▼スペースダヤッカイザー
超銀河ダイグレン内で製造されたダヤッカイザーのスペースガンメン版。
こちらもダヤッカイザーのイメージを残しつつ上部や腕部にミサイルポッドを設置して攻撃の手数を増やしている。
▼スペースソーゾーシン
超銀河ダイグレン内で製造されたソーゾーシンの(ry
ソーゾーシンと比較すると腕周りの武骨さが増しており、頭部からビームを連射出来火力も高い。
脱出装置もあったようだが劇中では使用が叶わなかった……
▼スペースツインボークン
超銀河ダイグレン内で製造された(ry
スペースガンメンの中でも特にアレンジが強く、四肢が巨大化し中央には三つ目の顔が追加され厳つさに振り切ったデザインになっている。
見た目通りパワーと耐久力に優れ、全身に備えた火器によって全方位に攻撃を行える。
▼スペースキッドナックル
超銀河ダイグレン内で(ry
キッドナックルの猿顔要素が薄れスタイリッシュなフォルムになっており、長い両腕はデカダマを内蔵した一対の大型推進機関として機能する。
▼スペースアインザー
超銀河ダイグレン(ry
本体はアインザーからあまりシルエットは変わっていないが、後部に大型の推進機関が増設されており、機動力がましている。
劇中ではスペースキッドナックルとドッキングしての連携攻撃も披露している。
▼スペースモーショーグン
超銀河(ry
モーショーグンのシルエットを残しつつ肩などに装甲「カミシモアーマー」、姿勢制御用の「ワキバーニア」などを搭載している。
主武装は背中に背負った二本の刀だが、おかげでシルエットは益々ガン○ム風になっている。
▼スペース作業用ガンメン
スペースガンメンなどの大型機器を整備するために用いられる作業用ガンメンの大型版。
マトリョーシカ式に近い形で上部に作業用ガンメンが乗り込むことで操作される。
▼スペースヨーコWタンク
『螺巌篇』で登場したスペースガンメン。
超銀河ダイグレン内にあった機体を改造したもので、基本はスペースダヤッカイザーと同じだが、頭頂部の砲が二本になっている。「W」はヨーコのおっぱいの形をイメージしたものとの事。
▼スペースガンマール
『螺巌篇』で登場したスペースガンメン。
元は超銀河ダイグレン内部に格納されていたラゼンガンタイプのスペースガンメンであり、グラパール隊のスペースガンメン級戦力へと転用された。
一般機用の他、ギミー&ダリ―仕様の機体も登場した。
実質TV版におけるスペースグラパールの代役。
〇超々弩級ガンメン
▼カテドラル・テラ/超銀河ダイグレン
千年前の戦いで螺旋族が建造した螺旋艦隊の旗艦。
大型の戦艦の艦首にラガンタイプの顔が付いたようなデザインで、そのサイズは月と同程度であり、スペースガンメンすら遥かに上回る。
そのサイズのため地球への降下などは出来ないが、認識した場所へと一瞬でワープできる「螺旋界認識転移システム」など、驚異的なテクノロジーを内包している。
主機は超絶螺旋機関であり、フルドリライズしたスペースガンメンを介して螺旋力を注入することで人型形態への変形が可能になる。
千年前の戦いの後アンチスパイラル陣営に奪われ月へと偽装されて人類殲滅システムに組み込まれていたが、グレンラガンのギガコアドリルを差し込まれたことで制御を奪還された。
カテドラル・テラが本来の名だが、大グレン団とアンチスパイラルの決戦に際し超銀河ダイグレンへと改名された。
▼超銀河グレンラガン
超銀河ダイグレンが変形した人型形態。超絶螺旋・超弩級ガンメンと称される。
両肩と爪先に生えたドリルと全身各部にあるドリル孔、頭部の一本角、頭部と胴体部にそれぞれついたグラサンが特徴。
変形に莫大な螺旋力を必要とするが、螺旋力を最も引き出せる人型になったことでその内包するエネルギーは「小銀河にも匹敵する」とされる。
実際その戦闘力は桁外れであり、小惑星の直撃すら無効化する螺旋フィールドを持ち、アシュタンガ級の編隊を単機で撃滅することが可能。
主な攻撃は「グレンブーメラン超銀河大切断」「メイルシュトローム砲」「メガボルテックスキャノン」、そして必殺技は両肩の巨大ドリルを合体させ放つ「超銀河ギガドリルブレイク」。
〇天元突破ガンメン
▼天元突破グレンラガン
超螺旋宇宙内で大グレン団の面々が持つ気合がグレンラガンの姿を象って実体化した存在。
そのサイズは銀河を足場に戦うほどで、胴体後方は螺旋力を象徴するような緑色の炎に包まれている。
ボディの各部の顔に大グレン団の面々が乗り込んでおり、それぞれが得意とする武器を実体化させ攻撃を行うことが出来る。
作中では「ヨーコの超伝導ライフル」「エンキソード」「超次元アンカー」「確率変動弾」、そして「ドリル」を使用した。
▼ラゼンガン・オーバロード
ロージェノム・ヘッドの思念から生まれたラゼンガンの天元突破バージョン。
天元突破グレンラガンの胴体部の口に頭部だけが実体化しており、TV版では口部分から直接、劇場版では天元突破グレンラガンの残骸からそれぞれボディが出現した。
姿形はラゼンガンと同じであり、同様に全身から無数のドリルを生成出来る。
▼天元突破ラガン
『螺巌篇』に登場したラガン単体の天元突破バージョン。
グランゼボーマに天元突破グレンラガンがバラバラにされた際、残った頭部単体で行動出来るようにしたもので、天元突破グレンラガンの頭部からラガン同様短い手足が生えた姿となっている。
▼天元突破ソルバーニア
『螺巌篇』に登場したニアの思念から生まれた天元突破ガンメン。
丸みを帯びた女性型の機体で、頭部からはニアの髪を思わせる白い炎のようなものが出ている。
武器は穂先が花弁のように開くドリルスピア。
デザイン元は『ニア写真集』で登場したニア専用ガンメン・ソルバーニア。
▼天元突破エンキドゥルガー
『螺巌篇』に登場したヴィラルの思念から生まれた天元突破ガンメン。
初期のエンキ同様頭部には兜があり、腕は12本に大幅増量され、その姿は仏像さながら。
武器はエンキソードとハンドガン、棍棒など。
▼天元突破ヨーコWタンク
『螺巌篇』に登場したヨーコの思念から生まれた天元突破ガンメン。
天元突破ソルバーニア同様女性型の機体でヨーコの姿を模しているが、その上からヨーコMタンクのパーツを模したアーマーを纏って砲撃能力を上げている。
主な武器は肩に乗せた四本の超伝導ライフルと両腕の大砲、そして「Wおっぱいミサイル」。おっぱいミサイルの形状はスペースルックを模しており、発射された際は、凶暴な肉食魚のような顔が現れる。
▼天元突破ソーゾーシン
『螺巌篇』に登場したゾーシィの思念から生まれた天元突破ガンメン。
スペースソーゾーシンを更に厳つくしたようなデザインになっており、両手から放つ音波で相手を攻撃する。
▼天元突破ツインボークン
『螺巌篇』に登場したジョーガン&バリンボーの思念から生まれた天元突破ガンメン。
スペースツインボークンから更に手足が伸びややスマートになりつつも頭部の凶悪さが増したデザイン。
グランゼボーマの銀河手裏剣を受け止め、そのまま握りつぶす凄まじいパワーを有する。
▼天元突破キッドナックル
『螺巌篇』に登場したキッドの思念から生まれた天元突破(ry
これまでのキッドナックルはどこか子猿のようだったが、天元突破バージョンでは巨大な大猿のような姿に変化。
胴体の顔には金環のような装飾があり、武器は長い棍棒になるなど、『西遊記』の孫悟空を思わせる姿になっている。
▼天元突破アインザウルス
『螺巌篇』に登場したアイラックの思念から生まれた(ry
アインザー系から虫のようなイメージが消え、巨大な肉食恐竜を思わせる姿に変化している。
主な攻撃は頭部に並んだ鋭い牙による噛み付き。
▼天元突破モーショーグン
『螺巌篇』に登場したマッケンの思念から(ry
モーショーグンから手足が伸びると共に上部に顔が追加され、より一層着物を纏った侍風の姿になっている。
武器は腰の左右に差した二本のワキザシブレードで、必殺技は「超銀河ギャラクシー斬り」。
▼天元突破グラパール
『螺巌篇』に登場したギミー&ダリ―の(ry
二人の専用グラパールがあしゅら男爵風に合体したような姿になっている。右半身がダリ―機、左半身がギミー機。
武器は両手に装備したハンドガンとライフル。
▼天元突破ダイグレン
『螺巌篇』に登場したダヤッカ、リーロン、ガバル、レイテ、アーテンボロー、テツカン、シベラら非パイロット組の大グレン団メンバーたちの思念から生まれた天元突破ガンメン。
ダイグレンと超銀河ダイグレンが合わさったような姿になっており、ブリッジでは各々がラガン型コクピットに乗り込んで操作している。
艦砲射撃の他、「確率変動弾」「超次元アンカー」などが使用可能。
▼超天元突破グレンラガン
『螺巌篇』で登場した最大最後のグレンラガン。
ロージェノムがもたらしたビッグバンのエネルギーを取り込んだ天元突破ラガンを基点に、上記の天元突破ガンメンたち全員で合体することで誕生した。
姿はシモンやカミナを思わせるマントを纏った男性型のエネルギーの塊であり、頭部にあるサングラスの下には天元突破グレンラガンが存在している。
そのサイズは最早宇宙すら超越し、天元突破ガンメンすら踏み潰せるほど。
必殺技はエネルギーで超巨大ドリルを生成し突撃する「超天元突破ギガドリルブレイク」。
螺旋軍所属のガンメン
●量産型ガンメン
▼ゴズー
リットナー村への襲撃時に誤ってジーハ村に落下してきたガンメン。
牛と鬼を掛け合わせたような凶悪な面構えが特徴で、手にした棍棒と鋭い牙が武器。
落下後ジーハ村中央の広場で暴れ回ったが、シモンたちが起動させたラガンとの戦闘で手傷を負い、最後はドリルによる突撃を受けて地上へ押し戻された末空中分解した。
その後も雑魚ガンメンの一種として複数登場している。
名前は地獄の極卒「牛頭」から。
▼アガー
リットナー村を襲撃していたガンメンの一機。
口をあんぐり開けた人間のようなやや間の抜けた顔が特徴。
地上に出てきたシモンたちを襲ったがリットナー村の面々から集中砲火を浴びて破壊され、残骸は資材として回収された。
その後も複数登場し、第一、二部のOPでも毎回ゴズー共々グレンラガンにぶっ飛ばされている。
▼ゴネー
リットナー村を襲撃していたガンメンの一機。
猫科の生物を思わせる顔と耳、平べったい前腕が特徴の機体。
アガーと共に登場し、翌日はングー、ギャンザと共に再登場するが、キャノンボールアタックを喰らって撃破された。
残骸の前腕と脚部はグレンの改造に利用された。
▼ングー
リットナー村を襲撃していたガンメンの一機。
しゃくれ上がったカエルのような顔が特徴で、後部にあるブースターによる体当たりなどを得意とする。
ゴネー、ギャンザと共に襲撃を行うがゴネー共々キャノンボールアタックで撃破された。
残骸の内、腕部がグレンの改造に利用された。
▼ギャンザ
リットナー村を襲撃していたガンメン隊の部隊長機。
やや大型で赤いボディに凶悪な顔、長い両腕に持った巨大な二本の剣が持つ。
パワー、耐久力共に他の雑魚ガンメンを上回っていたが、その姿を気に入ったカミナに強奪されてしまう。
その後、グレンに改名され撃破したゴネーとングーのパーツを用いて破損した手足を修復された。
▼ガンマ=ジール/カオパ=ジール
荒野で活動していたガンメン。
獣人のジャモー16兄弟が操る16機一組のガンメンであり、大型のガンマ=ジール1号機を基点に小型の2~16号機が手足としてしがみつき(合体し)16個の顔を持つカオパ=ジールとなる。
分離と合体を繰り返す変幻自在の戦法で敵を翻弄する。
▼ウンゴー
グレンラガンを追ってアダイ村に落下してきた最新の強襲型ガンメン。
弧を描くように反り返った顔が特徴でどことなく恐竜っぽい。
グレンラガンと交戦するが乱入したアゴデゴに打ちのめされた末に奈落の底へと突き落とされ行方不明になった。
▼兎角/角兎
オオカミ獣人配下のガンメン。
ウサギを模した機体で、ウサギそっくりな移動用の四足歩行形態と戦闘用の二足歩行形態を使い分けることが出来る。
呼称も形態毎に変化し、前者が兎角、後者が角兎となる。
キネっぽいハンマーを武器にするが、グレンラガンには敵わず瞬殺された。
▼イタミループ
オオカミ獣人が操る温泉ガンメン。
ダイガンほどではないが大型であり、巨大な鍋のような胴体から細い手足が生えている。
後部には巨大コンセントがあり、外部から電力を引いている。
温泉旅館に偽装してグレン団を罠にはめた他、テッペリン攻略戦でもチラっと同型機が登場している。
▼コズー
ゴズーの量産型ガンメン。
ゴズー同様牛を模しているが、鬼っぽい要素が引かれて闘牛のような顔になっている。
一応パワーはゴズーに劣らないとされるが、所詮は雑魚ガンメン。
▼メズー
大グレン団を襲撃したガンメンの一機。
轡を付けた馬のような姿をしており、後部にはポニーテール状の尻尾が生えている。
左手はガトリング、右手と口内にはミサイルを内蔵しており重装備。
グレンラガンとの交戦中、暴走して分離したラガンを追いかけ、姫捨て谷でシモンとニアを発見し襲い掛かるが、キングキタンの脳天地獄突きを喰らって撃破された。
名前は地獄の極卒「馬頭」から。
▼ウンゴロガス
昆虫のような顔に長い両腕を持つガンメン。
ロージェノムが捨てた姫を運ぶ役割を持っており、姫を詰めたコンテナを転がして運び姫捨て谷に投棄していた。
▼ホーダイン
グワーム麾下の重砲撃型ガンメン隊の一機。
大砲から手足が生えているようなコミカルな姿だが、火力は高い。
▼ホーダインマックス
グワーム麾下の重砲撃型ガンメン隊の一機。
ホーダイン以上の超砲身を有し火力を増強している。
ダヤッカイザーのベース機。
▼カノン・ガノン
グワーム麾下の重砲撃型ガンメン隊の一機。
ホーダインと違って人型だが、両肩や指先など多数の砲を内蔵しており、量産機ながらエンキに匹敵する火力を誇る。
テッペリン攻略戦でも活躍した。
ちなみに初期のグレン団の拠点だったグレンハウス(グレンが紐で縛って引っ張ったりグレンラガンが背負ったりしていたアレ)はこの機体の胴体を改造したもの。
▼ブロント・キャスト
宣伝用の映写機ガンメン。
側面に顔があり、撮影した映像をライブ中継で空中投影したり出来る。
グワームが大グレン団壊滅を中継しようとした他、鹵獲された機体がテッペリン攻略戦でニアに使用された。
▼ゲッソー
アディーネ麾下の海戦ガンメン隊の一機。
イカ型の特攻機であり、足を延ばして魚雷に変形しイルカ獣人が装備したうえで射出され目標に突撃・爆破する。
▼カトラ・リーダー
シトマンドラ麾下の空戦ガンメン隊の一機。
カトラ隊の小隊長機であり、人型形態とステルス機のような飛行形態を切り替えて戦闘を行う。
グレンラガン戦ではドリルに貫かれたうえに取り込まれてしまい、機体ごとトビダマを奪われグレンウイングとして標準装備化された。
なので実質グレンラガン第三の機体。
▼カトラ・ゲイ
シトマンドラ麾下の空戦ガンメン隊の一機。
カトラ・リーダーの下位機体で、同じく人型形態と飛行形態を使い分ける。
▼モウキーン
シトマンドラ麾下の空戦ガンメン隊の一機。
翼を閉じた猛禽類のような姿をした機体で、移動スピードは遅いが下部から生えた鋭い爪の二本脚による格闘の他、爆弾を投下しての爆撃などを行える。
●カスタムガンメン
▼エンキ/エンキドゥ/エンキドゥドゥ
極東方面部隊長ヴィラル専用のカスタムガンメン。
グレンラガンが最初に戦った相手であり、敗北の度に改造を重ね再登場する。
▼ビャコウ
四天王の一人・怒涛のチミルフ専用のカスタムガンメン。
手足がブレード状になった全体的に鋭利なフォルムの機体で、武器は攻撃エネルギーを纏える十字槍・ビャコウグレイヴ。
必殺技はビャコウグレイヴからエネルギーを放つ「刃軍の刃槍」とその強化版「断罪の焔」。
▼セイルーン
四天王の一人・流麗のアディーネ専用のカスタムガンメン。
女性型のボディに蝶や蛾を思わせる巨大な翼が生えたデザイン。
陸戦も可能だが本領は水中戦であり、翼を閉じてカブトモードに変形することで海中を高速移動し巨大なハサミで敵を引き裂く。
必殺技は取り外した翼を連結し投擲する「鮮血の抱擁」。
▼ゲンバー
四天王の一人・不動のグワーム専用のカスタムガンメン。
ラガンなどに近い顔から野太い手足が生えており、額から生えた二本の触角や剛腕を武器にする。
必殺技は背面の巨大な顔による噛み付きや腕から出した無数のトゲで相手を押し潰す「ゲンバープレス」。
▼シュザック
四天王の一人・神速のシトマンドラ専用のカスタムガンメン。
鳥類を思わせる頭部に両肩から伸びた巨大な翼状パーツ、細い手足と足先に接続された二つのトビダマが特徴。
必殺技は腕を回転ノコギリに変形させ切り付ける「堂々たる大庖丁」、機体を巨大な顔に変形させ各部から無数の楔状武器を打ち出す「破滅の大羽」。
●ダイガン級ガンメン
▼ダイガンザン
チミルフが保有するダイガン。
船舶の後部に人間が合体したような姿をしており、艦首部分は巨大なブレード状のアンカーになっている。
ガンメンの母艦として機能し脚部から腹部にかけては格納庫になっており、ダンガンメンモードになったガンメンを両腕に掴んで投擲し遠方へと出撃させる。
各部に砲座が設置されているが、実はこれらは一つ一つがガンメンに変形する。
火力は勿論のこと巨体を活かした格闘戦も可能であり、下手に近づこうものなら叩き潰されてしまう。
螺旋王の命を受けて各地の人間を殲滅して回っていたが、大グレン団との戦闘でラガンにコントロールを奪われてしまい、以降はダイグレンとして運用された。
▼ダイガンカイ
アディーネが保有するダイガン。
海戦用の機体でウミヘビのような長い胴体にカニのようなハサミなど、海洋生物を組み合わせたような姿が特徴。
海中航行の他、陸上でも周囲に水を纏って動き回ることが出来る。
主に巨大なハサミ「アームカッター」や上部の発射管から放つゲッソーで攻撃を行う。
ちなみに海中での聴音は艦首にいるクジラ獣人が行っている。
▼ダイガンテン
シトマンドラが保有するダイガン。
三層滑走路で人型を形成したようなフォルムの機体で、股間に相当する中央部に顔が配置されている。
搭載している空戦ガンメン隊は数百を超えており、無数の艦載機を一気にばら撒いて制空権を確保する。
また下部には武装取り付け用の大型ジョイントがあり、大砲や大型ミサイルポッドなどを装着可能。
▼ダイガンド
グワームが保有するダイガン。
半球状の機体の正面に巨大な顔があり、移動は下部にある無数の足で這いまわるように行う。
テッペリン防衛隊の要であり単体でも凄まじい防御力を持つが、テッペリンの下部と合体しブリッジの台座でグワームが回転することで巨大なエネルギー竜巻を起こす「殺人回転木馬」の機能を有する。
▼ダイガンザンドゥ
『紅蓮篇』で登場したヴィラル用のダイガン。
ダイガンザンを白くしてエンキラッガーを取り付け、腕を四本にした感じの機体。
▼ダイガン級戦艦ガンメン
テッペリン防衛隊に配備されていた量産型ダイガン。
各地で大グレン団が奪ってきたダイガンと違って曲線的なフォルムで人相も悪い。
武器は各部の大砲と艦首から射出される特攻用小型ガンメン。
●螺旋王機
▼デカブツ
首都テッペリンに変形していたスペースガンメン級の機体。
曲線で構成された壺のようなシルエットの巨体が特徴で、右手は三本指、左手は超巨大ハンマーになっており、その装甲はグレンラガンのドリルすら寄せ付けない。
最上部には謁見の間があり、ここにロージェノムが座って操作している。
元々はカテドラル・テラの超絶螺旋機関に接続されていた機体。
テッペリン攻略戦で崩壊した後は胴体部が新政府の庁舎として利用されている。
▼ラゼンガン
デカブツ最上部、謁見の間下部に格納されていた真・螺旋王機。
グレンラガンに酷似した機体。
その他のガンメン
▼アゴデゴ
アダイ村に安置されていた古代の旧式ガンメン。
額と顎が大きな厳つい顔立ちが特徴。鼻の穴の中にはコクピットハッチの開閉レバーがある。
村では「顔神様」と呼ばれていたが、ウンゴーとの戦闘中マギン司祭が乗り込んでこれを排除した。
その後は再び村の一角に安置されており、第四部時点でもそのまま残されていた。
▼ゴズー改
コレハナ島を襲ったならず者ガメルのガンメン。
ボロボロのゴズーにメズーの右手、ツインボークンの元になったガンメンの左腕を接続した継ぎ接ぎだらけのガンメン。
マオシャを人質にしたが怒り心頭のヨーコに倒された。
▼ボスウロロ
ガメルと共に現れたヘビ獣人ダシャーのガンメン。
手足の生えた本体の前後から口と尻尾が伸び縮みして攻撃を行う変わったギミックを持つ。
ゴズー改と共に暴れるがヨーコに成敗された。
▼カテドラル・ラゼンガン
『グレパラ』及び『紅蓮篇』『螺巌篇』で登場したカテドラル・テラが変形した超々弩級ガンメン。
超銀河グレンラガンと同一の機体だがサングラスが無く、黒いボディに赤い光が灯った不気味な姿になっている。
千年前の戦いで絶望に沈んだロージェノムが螺旋艦隊を壊滅させるのに用い、その後アンチスパイラルの管理下に置かれ人類殲滅システムに組み込まれた。
『螺巌篇』では月からこの姿に変形し地球への攻撃を行おうとしたが、アークグレンラガンに阻止されそのままコントロールを奪還された。
▼バンメン
『グレパラ』に登場したパチンコ型ガンメン。……意味がわからんだろうがホントにパチンコ台のガンメンである。
ガンメンで通常のパチンコ台のように遊ぶことが出来るが、大当たりを出すと凄まじい爆炎を放射し台の正面にいる者を吹っ飛ばすという謎の機能を持つ。
▼グレン(白)
『グレパラ』に登場したグレンタイプのガンメン。
グレンに近いデザインだがグラサンは無く、装甲が白い、額の形状など随所に差異がある。
▼グレンラガンMk-Ⅱ
『グレパラ』に登場したグレンラガンタイプのガンメン。
ラガンタイプのガンメンとグレン(白)が合体し誕生する。
グレン部分も赤くなっておりグレンラガンそっくりだが、頭部の兜の角は側面から生えた二本角。無摩亜屈だからだろうか?
カトラ・リーダータイプのガンメンと合体することで飛行能力を得ることも出来、必殺技は両手から形成したドリルによるギガドリルブレイク。
▼アンチ・グレンラガン
『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』に登場した機体。
アンチスパイラルが作り出したグレンラガンのアンチバージョンであり、正確にはガンメンではなくムガンの類。
そのため色は黒いうえ、ラガン部分の顔が無く、グレン部分の顔は髑髏状にアレンジされている。
追記・修正は無理を通して道理を蹴っ飛ばしてからお願いします。
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▷ コメント欄
- これ項目なかったんだ -- 名無しさん (2021-10-28 13:46:51)
- 派生作品とか入れたら更に山程いるんだよな -- 名無しさん (2021-10-28 18:55:31)
- 漫画版では天元突破キングキタンも登場したみたいだね -- 名無しさん (2021-10-28 21:55:43)
- キタン…… -- 名無しさん (2021-10-29 04:16:16)
- 凄え多いな… -- 名無しさん (2021-11-02 00:53:04)
#comment(striction)
*2 劇場版では超銀河ダイグレン内部に元々格納されていた機体を改造した機体群になっている。
*3 グレンラガン合体時にグレンの手足が伸びたりしているアレ
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