ウルトラマン 光の国の使者

ページ名:ウルトラマン 光の国の使者

登録日:2021/08/26 Thu 11:42:43
更新日:2024/06/03 Mon 13:44:48NEW!
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ウルトラマン 光の国の使者』とは、2001年6月21日にバンダイより発売されたワンダースワンカラー(WSC)用のゲームソフトである。
ジャンルは格闘アクションで、格闘ゲームらしさよりもウルトラマン・ウルトラ怪獣らしさに重きを置いたデザイン。


アーケードゲーム及びSFCでも発売された名作『ウルトラマン』のリメイクではあるのだが、かなりアレンジされているためほぼ別物。


円谷英二生誕100周年を記念して作られた作品で、WSC向けにアレンジされながらも完全再現されたOPやBGM、丁寧なグラフィック、豊富なボイスなど、当時としてはかなり作り込まれた出来栄え。
特にウルトラマンや怪獣の動きには相当な拘りっぷりがうかがえる。


予約特典にウルトラマンvs.バルタン星人のジオラマが付属していた。


概要

必殺技でHPを0にすればそのまま勝ち。
必殺技以外でHPを0にすると、相手がダウンして操作不能(いわゆるピヨり)状態になるので、この時に何らかの攻撃を当てるか、放置をすると勝ちとなる。


AとBボタンで格闘、Xボタンと組み合わせると性能が変わる。
Xボタン各種で移動やジャンプ、前後に素早く2回入力でフロントステップ、バックステップ
Yボタン各種で必殺技
相手に密着すると組み付き、ABボタンを押すと投げる
相手がダウン中にX3+ABでマウント攻撃


必殺技の発動には専用ゲージが必要で、時間経過や、格闘の命中で溜まる。


ゲームモード

☆ストーリーモード
操作キャラはもちろん、われらのウルトラマン。
基本的に、ごく簡単なあらすじ→イベントパート(科学特捜隊のミーティング)→怪獣出現→ウルトラマン登場〜バトルパートという流れで進行する。
ストーリーそのものは簡略化されてるが、怪獣出現時に簡単なデータが見られたり、ぐんぐんカットが用意されているなど見所も多数。


イベントパートは簡素なものの、ムラマツキャップ、アラシ隊員、イデ隊員の実写取り込み画像が使われている。


ネロンガを投げ飛ばすと発電所を壊してしまう、ジャミラのHPが0になるとウルトラ水流を繰り出して倒す、等のイベントがバトル中に発生するのも嬉しいポイント。


ウルトラマン指数という評価システムがあり、戦闘の内容で点数が付く。フィニッシュに原作通りの技を選択したかも考慮される。


☆対戦モード
フリー対戦…ではなく、対戦カードにウルトラ戦士が入っている必要がある。
つまりウルトラ戦士で好きな怪獣と戦うか、その逆で遊ぶモード。


通信対戦も可能。


☆育成モード
ウルトラマン、バルタン星人、にせウルトラマン、メフィラス星人、ゼットン、隠しキャラの6体を育成するモード。
バトルを終える毎にパンチ力やキック力などのステータスを伸ばすことが出来る。
育成したキャラは対戦での使用はもちろん、友達と交換することも出来る。


登場キャラクター

ウルトラマン

チョップやキックを駆使して戦う。
大袈裟な動きのアクションが多いので、慣れないうちは結構キツイ。
敵を倒すと主題歌と共に飛び去っていく。


必殺技はスラッシュ光線、リバウンド光線、八つ裂き光輪、スペシウム光線。


リバウンド光線はバリアを張って飛び道具を反射する事が出来る。ただし、ベムラーのペイル熱線や、にせウルトラマン版のスペシウム光線など、「リーチが長いだけで飛び道具ではない」必殺技は跳ね返せない。


リアル頭身のゲームで、スペシウム光線の「先端から末尾まで流れ切る演出」が再現される事は地味に珍しい。他だとウルトラマン(PS2)が採用しているか。


ベムラー

長いリーチと素早い熱線で、一話の怪獣ながらいきなり強い。
必殺技はペイル熱線。


バルタン星人

パンチが強い。初代と二代目が登場し、育成で使えるのは二代目の方。残念ながらグラフィックは初代を使い回している。
二代目は八つ裂き光輪でトドメを刺すと真っ二つに裂ける。


必殺技は冷凍光線、分身、スペルゲン反射鏡、白色破壊光線。
スペルゲン反射鏡はリバウンド光線と同性能で、スペシウム光線以外の飛び道具にも有効。
分身は移動技で、画面いっぱいに多数のバルタン星人が出現したあと、特定の位置に出現する。


ネロンガ

四足怪獣その一。
着ぐるみの操演っぷりが細かく再現されている。


必殺技は電撃、透明化。
透明化は見えなくなるだけ。


アントラー

キックの動きが人間のソレ。
ステップ移動中は地中に潜るため無敵。


必殺技は磁力光線。引き寄せ効果がある。
ストーリーモードではHPを0にしても復活するが、ムラマツキャップが青い石を投げて倒す。


レッドキング

けんけんぱのような、コミカルな動きのキックをする。


必殺技は岩石蹴りと岩石投げ。実はどちらも八つ裂き光輪以上の必殺技ゲージを要するので連発出来ない。


ガボラ

四足怪獣その二。X1で立ち上がる。
ガード時にはヒレを閉じる。


必殺技はウラン光線。


にせウルトラマン

ご存知ザラブ星人。格闘はウルトラマンを野暮ったくしたような動き。ダメージを受けると一瞬正体を表す。


必殺技はスラッシュ光線、スペシウム光線。
スラッシュ光線は本家が3発飛ばすのに対しこちらは1発。
スペシウム光線は飛び道具ではなくなり、ぶっとくなっている。


ケムラー

四足怪獣その三。X1で立ち上がる。
四足怪獣は低い位置にいるので、ウルトラマンの攻撃が一部空振りしてしまう。おまけにケムラーはかなり強い。


必殺技は破壊光線と毒ガス。


ジャミラ

必殺技は火炎放射で、前方と下向きに撃ち分け可能。
ストーリーモードでは必ずウルトラ水流でフィニッシュとなり、悲痛な鳴き声も再現されている。


ゴモラ

移動と攻撃にスーパーアーマーが付いている破格の能力を持つ。なのでウルトラマンで戦うときは、ダウンの取れる強キックを頼ろう。


必殺技は尻尾薙ぎ払い、突進。
尻尾は上下に撃ち分けてきて、突進はハイパーアーマー付き。


メフィラス星人

特徴的な鳴き声を存分に聴くことが出来る。
怪獣や宇宙人は動きに何らかの制限があるのだが、メフィラスはかなり自由度が高い。


必殺技はグリップビーム、ペアハンド光線。


ストーリーでは決着が付かず、負けを認めて去る。


ゼットン

必殺技ゲージの溜まりが早い。
グラフィックはかなり似てるが、電子音はかなり似てない。


必殺技はゼットン火球、ゼットン光弾、ゼットンファイナルビーム。
ゼットンファイナルビームは飛び道具に対する反撃技で、スラッシュ光線等の弱い技でも特大威力にして跳ね返す。
ただし、リバウンド光線と同じく、飛ばない光線は食らってしまう。


ストーリーでは、ゼットンのHPが0になった時点で必ずスペシウム光線を撃って負けてしまう。ちゃんと2連続で発射し、2発目は棒立ちで食らう、という細かい再現がされている。




ゾフィー

ストーリーモードを、最初から最後まで難易度ハードにしてクリアすると出現。
全てが高性能で、文句なしの強キャラ。
強パンチでジョルトブロー、マウント攻撃でスレッジハンマーなど、アクションがダイナミック。
バックステップがカックカクのバク転で大きく距離を離せる。


必殺技は急降下キック、M87光線。
急降下キック(仮称)は本作で唯一の空中用必殺技で、発動時に光を纏いながら突撃するオリジナル技。
M87光線はどちらかというとZ光線っぽい見た目。実際どちらなのかは不明。




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  • なんで最近ウルトラのウルトラマイナゲーの項目ばかり立つんだたまげたなぁ -- 名無しさん (2021-08-26 16:14:26)
  • またいつか、ウルトラシリーズのゲームを出して欲しい -- 名無しさん (2021-08-26 16:59:36)

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