登録日:2021/06/02 Wed 16:27:45
更新日:2024/05/27 Mon 13:08:54NEW!
所要時間:約 50 分で読めます
▽タグ一覧
少年ガンガン ファンタジー 魔物 ニコニコ静画 時々シリアス 漫画 スクウェア・エニックス 22年秋アニメ ティー・エヌ・ケー アニメ 2017年 ハーレム(?) 狩猟エロコメディ notラノベ原作 河添太一 toloveる 単行本ではノリが取れます 不徳のギルド 朝岡卓矢
月刊少年ガンガン史上、最もヒロインが緊縛、蹂躙され、辱めを受ける問題作!
狩猟エロコメディ、ここに解禁!!!
「退職したいけど後輩たちがポンコツすぎて引き継ぎどころじゃないし俺は俺で優秀すぎて慰留されちゃう」
不徳のギルドとは、月刊少年ガンガンで連載中の漫画作品である。なお、ライトノベル原作ではない。
作:河添太一
ニコニコ静画では本編の他、単行本宣伝用の描き下ろし漫画が掲載されている。
〇目次
【あらすじ】
「…俺の青春、 これでいいんだろうか」
若手ながらギルド1の討伐数を誇る狩人キクル。
幼いころから訓練に明け暮れ一流の狩人となった彼の望み、
…それは仕事を辞めること!?
失われた青春の1ページを取り戻すため、
一刻も早く引退したいキクルの最優先ミッションは後任の育成!
しかし、はちゃめちゃな新米ガードを引き連れてのクエストは
なぜか不道徳なハプニングしか起こらない!!
どうなる俺の青春!?キクルの不徳な新人教育が今始まる!!
(アニメ公式サイトから引用)
【概要】
魔物から人々を守る「ガード」の戦いや日常を、引退を望む主人公キクルとポンコツな新人達を中心に描く。
内容の大部分は女性キャラ(+α)が魔物やその他ハプニングでエロい目に遭わされるというもの。
ジャンルは狩猟エロコメディ。
雑誌やWEB掲載時にはキワどい部分に修正が入るものの、単行本では当然のごとく色々なモノが解禁される。
エロでおバカなノリの作風とは裏腹に、魔物と人間との関係や、ガードに関する諸事情など背景は割とシビア。
ファンタジー色の強い世界観だが、携帯やテレビ、パソコンといった機械類は普通に使われている。
【用語】
- ガード
街や市民を魔物から守る、戦闘職を有する者達の総称。
ギルドの仲介を通じ、危険区域の巡回や特定の魔物の討伐、輸送や警護といった仕事をこなす。
なおガード以外が危険区域に立ち入るには許可と護衛が必要となる。
それぞれの街で最大の実績を上げたガードは「エース」と称される。
ガード職に就けるのは基本的に18歳からとなっており、月払いの給料制、組合や保険への加入義務など管理制度は整備されている。
高い戦闘力を有する分、犯罪に対しては一般人より重い処罰が下される。
- スキル
ガードが体内のマナを消費し使用する特殊な技。身体や感覚の強化、攻撃や治癒の魔法など内容は多岐にわたる。
職業ごとに覚えられるスキルが決まっており、系統にも名称がつく。(「狩人」の「猟技」、「戦士」の「戦技」など)
個人が力を持ち過ぎないために、一人につき1つの職業のスキルのみ習得できる。
職業の変更や引退の際には、スキルを特殊な薬でリセットしなければならない。
複数系統のスキルを覚えられるジョブもあるが(赤魔術師など)、その場合は習得できる範囲が狭まる。
またスキルの使用権はガードが職業ごとに所属する組合が握り、使用料が給料から天引きされている。(取得数に関わらず額は一定)
魔物の使う特殊能力もスキルと呼ばれるが、上記のような制約があるかは不明。
- 技典
スキルの教科書のようなもの。
ガードはジョブに就く時そのジョブのスキルの技典を取り込む。
そこから何を覚えられるか、いくつ覚えられるかは本人の持つ容量や適性による。
- 職業
ガードを志す者は15歳になるとスキルの数や効果が制限された「練習用技典」を受け取り、そこから自分に合ったスキル・職業を見つけていき、最終的に自分の職業を決定することになる。
現在作中に登場している職業
職業名 | スキル | 所属 | キャラ |
狩人 | 猟技 | 緑友会 | キクル ウィル・テール(引退済み) ヒソミ・ジトマチ |
武道家 | 武技 | 武道連盟 | ひたむき |
白魔術師 | 白魔法 | フェニザスク教会 | メイデナ シズク・チョウチョウ |
黒魔術師 | 黒魔法 | 天頂院 | トキシッコ スミス レナコル・オーゴリー |
緑魔術師 | 緑魔法 | フォーネ・ペール(故人) | |
戦士 | 戦技 | アームズ | ハナバタ センリク トゥルー(引退済み) ラコブ ミヅキ・ムコン |
騎士 | 騎士道 | アームズ | ミシェリー カンゼボウ |
赤魔術師 | 白魔法・黒魔法 | 天頂院 | ノマ |
学者 | 学術 | イズ | |
屍術師 | 屍術 | オックリ | |
盗賊 | 盗技 | コイン | |
魔物使い | 調教 | サン | |
魔法戦士 | 魔戦技 | サラン | |
呪術師 | 呪術 | ズソー メガス・キンズ | |
忍者 | 忍法 | ハツドリ(引退済み) ザンゾー | |
曲芸師 | 曲芸 | プンプク | |
竜騎士 | 竜技 | トリュー | |
重戦士 | 重戦技 | ヒュダイ |
また、対魔物用とは別に対人用ガードとして警察官が存在し、警察機関にのみ所属している「時魔術師」というジョブがある。
- 魔力
人間を含めた生物の他、水や草木、土や金属などあらゆる物が保有するエネルギー。スキルや魔法の発動にも必須となる。
根源となるのは空気中に存在する「魔素」。スキル等で消耗した分は肌から魔素を体に取り込むことで回復する。
人によって魔素との親和性=吸収率に違いがあり、マナの回復速度に個人差が出るが、基本的に人間の魔素吸収率は1%に満たない。
肉体から放出されたマナは可視化したり、物理的な破壊力を持ったりもする。
例えば「狂花」発動時のハナバタの周辺には、花の模様のような形で溢れ出たマナが可視化する。
また、極端にマズい料理を食べた際には、全身から吹き出したマナで服が消し飛ぶ。
- 魔物
魔力を糧とする生物の総称。それでありながら自力で魔素をマナへ変換するのが非常に苦手なため、他の動植物を捕食しそれらに含まれるマナを摂取する。
なぜか若い女性に対してはすぐに捕食せず、絡みつく、舐め回す、揉みしだくなどの行動を取る。
つまりはエロい目に遭わせる。
これはエロい事をした際に人体から発せられるマナを摂取していると見られており、捉えた獲物から効率よく養分を摂取しようとする魔物の知恵と考えられる。
このため、女性の死亡率は男性に比べて低いが、あくまで低いだけであり、マナを絞り尽くした後は容赦なく殺害・捕食される。
ただし、エノメの調査によると各地で魔物がエロに走り始めたのは最近の事であり、エノメ自身もマナが枯渇してから殺される事なく吸われ続けるという状況に疑問を抱くなど、その行動原理には未だ謎が多い。
また、少数ながら人間と共存する種族もおり、それらは「益獣」と呼ばれている。
- ネームド
魔物の中でも突然変異的に発生する、同種より突出して強力な個体を指し、それぞれに固有名称が与えられる。
通常の魔物とは次元の違う戦闘能力を有し、高い知性と凶悪な特殊能力も併せ持つ強大な存在。
そのほか特に大きな特徴として「エロい事をしてこない」という点も挙げられるが、別段紳士的とかそういう訳ではなく、単に男女関係なく殺しに来るというだけである。
これは強大な戦闘能力を持ち獲物の捕獲・捕食に苦労しないため、女性にエロいことをして得られるマナよりも、自身の脅威となるガードの排除を最優先として行動するからだと作中では考えられている。
ネームドの発生は各都市のギルド全体に緊張の走る緊急事態であり、作品においても大きな山場となる。
いつものおバカでエロい展開とは異なる、シリアスでド派手な戦闘が繰り広げられるネームド戦は読者からの人気も高く、ここだけ作品の雰囲気が変わるともっぱらの評判。
ネームドの中にも益獣同様、人間と共存するケースは存在する。
その中でも特定の集落を守護する「土地神」として崇められる者は、信仰を集めて「神性」を得ることで、化身と呼ばれるヒトの姿を取るようになる。
これらの個体は信仰そのものを力の源にしていることから、常軌を逸する力を有していることが多い。
- 呪名
人名そのものが呪文の役割を果たし、特殊な能力や体質を与えるもの。
適当にそれっぽい名前を付ければ呪名になるというわけでは無く、所有者は極めて少ない。
作中で登場した呪名持ちは
トキシッコ・ダナー(毒の呪名→毒無効)
カンゼボウ・ビー(完全防備の呪名→攻撃無効)
ヒュダイ・キンズ(筋肥大の呪名→筋力増大?)
の三名のみ。一方で「名は体を表す」を地で行くキャラも非常に多いので、ガチの呪名持ちとの違いが分かりづらいのは内緒
- 地名
基本的に物語の主の舞台となるのは「メブキの街」。
この街は「サイシキ国」の「グリン県」に存在し、グリン県には他にも「イバラ」「コダマ」「カボク」「キョボク」「タネ」等の町村が存在する。
また、グリン県以外にも「ブル県」「レド県」が存在し、それぞれ「フウロウ海浜」「カギロイ村」という場所がある事が分かっている。
以上より推測するに、「サイシキ国」は「彩色国」、県名は色(グリン、ブル、レド→緑、青、赤)が元になっていると思われる。
また、少なくともグリン県の町村の名前は植物関係の名称から名付けられていると思われる。
これ以外にも今のところ「イデン連邦」という国があることが分かっている。
本編開始から20年前、魔力の権現たる界樹はイデン連邦の開発した「果実」と呼ばれる兵器を見咎め世界中の全ての兵器を破壊。
兵器を所有していた地域全てが甚大な被害を被るだけに留まらず*1、この「審判」の影響によって人間は二度と兵器を作ることができなくされてしまった。
これ以降、「審判」の下りた7月6日はヒトの過ちを悔い、界樹へ祈りを捧げることを通例とする「自戒の日」と呼ばれるようになる。
- 通貨
サイシキ国の通貨は「エニー」。円とAを合体させたような記号を用いる。
諸々の描写から、1エニー≒1円であると思われる。
【登場人物】
●ガード
キクル・マダン
CV:福原かつみ
「最後まで生き残るのがエースなんじゃない 誰一人死なせないのがエースなんだ」
本作の主人公。メブキの街のエースを務める20歳の青年。
職業は弓矢を主武器とする「狩人」。だが短刀も予備の武器として所有しており、近接戦闘の技術も弓矢に引けを取らない。
身体能力や頭の回転に優れ、前衛も斥候もこなせる優秀なガード。
弱点は瞬間火力の低さと敵味方問わず範囲をカバーするのが困難なこと、そして物理無効の相手への対抗策を持たないこと。
少年期から修行や仕事に明け暮れてロクな青春時代を送れなかったことを悔やみ、ガードの職を辞そうとしている。
後任を育成して円滑に引退するため、新人ガードの指導を請け負うものの、
彼女らがことごとく度を越したポンコツ&問題児であったため、フォローやツッコミに追われて結果的に引退は遠のいている。
そして他キャラクターがあまりにポンコツ過ぎるため、クエストはもっぱらキクルのワンオペと化しており、
パーティを組んでいるにも拘らず、回避タンクとメインアタッカーを一人でこなしている有様。
ちなみに他はというと、
- シッコ:戦闘に入った時点で体力切れで動けない
- メイデナ:魔物にビビって置物と化す
- ひたむき:魔物に弄ばれる
- ハナバタ:狂花してキクルにトドメを刺す
基本的に真面目な良識人であり、自身の仕事への責任感も強い。
しかしリア充への偏見やコンプレックスがやや強く、人付き合いも不得手な陰キャ気質。
肉体的な苦痛に強い半面、誹謗中傷に傷つきやすい雑兵メンタル。
エロハプニングに遭遇しても可能な限り冷静に対応しようとするが、結構な頻度で欲望が漏れてしまう。
作中でエシュネから好意を向けられていると勘違いするという過去の経験から、今度は女性から恋情を向けられても自身の勘違いだと解釈する傾向がある。
また恋愛経験の少なさ故か、女性に対し悪気なく心を抉る発言を投げかけ、立ちかけたフラグを自らへし折ることも多い。
大物討伐の実績やメディアへの露出がほぼ無いため、同業者からの評価は実力に比して低い*2。
本人は至って誠実かつ善良で優秀なエースであるハズなのだが、上記のコミュ障な側面や周りに(実態はどうあれ)美少女が幾人も存在することから、他者から「雑魚狩りエース」だの「美少女侍らしたプレイボーイ」だの「零のキクル*3」だの散々な扱いを受けている。
また、本人に全く非は無いのだが、妹分であるザンゾーが色々とやらかした挙句作中ネット上で何度か炎上している。
魔力を一切持たない体質の持ち主。
過去のある出来事で体内のマナの通り道「魔道」が修復不能なまでに損傷している。
そのため空気中の魔素による回復もできず、魔力依存のスキルが一切使えない。
一方でマナを探知する魔物の感覚に捕まることもない。
元々は「自戒の日」と呼ばれる災害の発端となったイデン連邦出身で、サイシキに来る以前(約10年前)の事は記憶になく記録でしか知らないらしいが、
唯一残っていた「人を護る」という衝動を動力源に、このような体質ながらガードを目指したという。
なお、その頃から熟練のガードでも油断すれば撃破できる程には強かった模様。
「零式」
キクルが使うスキル……のような技能の呼称。
肉体・精神・感覚を死に物狂いで鍛えた結果、マナを介さずスキルの域に達した技。 シッコ「ダンナやばくネ?」
内容としては「狩人」の「猟技(りょうぎ)」・「忍者」の「忍法」の内、身体能力や技能を強化するスキルを模倣したものとなっている。
その能力も普通のスキルと比べても全く劣らない物であり、
- 至近距離から発せられた雷の槍はおろか、トキシッコの雷上位魔法による無差別範囲攻撃すら意地の全弾回避
- 森の中を時速70キロで飛ぶ対象に悠々と追いつく。オンロードでの最高速度は自己申告でおよそ時速90キロ*4
- 水蒸気による目くらましから高速で飛来する複数の矢の位置を捕捉し、短剣で全て叩き落す
- 飛んできた矢を素手でキャッチし、相手に正確に投げ返す…等
これらをスキルの補助無く出来ると考えると、おおよそ作中の他人類とはかけ離れた身体スペックを誇る。
ただし耐久力を強化する能力は無い為、強力な攻撃を受けると普通に致命傷になる。
キクルを指導した大人らが本来のスキルと区別するため、“石火・零式”“明鏡止水・零式”のように呼んだことが始まり。
キクル自身は少し恥ずかしがって技名を口に出す事はない。
スキルと異なりON/OFFができず常時発動しているため、寝込みなどを襲われても上記の人外スペックを発揮できる(発揮してしまう)。
ちなみに、作中の人類はマナが枯渇すると体を動かせなくなるほどの疲労を感じたり、視界が点滅する等の苦痛を覚え、イズさん曰く「最悪は死に至る」らしい。
キクルは10年前から常にこのマナ枯渇状態にあると思われ、その理由は現段階では明らかにされていない。
ヒタム・キャン
CV:礒部花凜
「ひたむきに頑張りますっ!」
新人ガードの獣人少女。愛称は「ひたむき」。
童顔でもちもち体型の18歳。 身長152cm・体重51kg・B89(F)・W60・H91 ※成長中
職業は「武道家」。しかし直接戦闘ではほとんど活躍できず、索敵や回復など攻撃と無関係なスキルばかりが充実している。
キクルが最初に育成を請け負った新人だが…
- 魔物をひきつけやすく、真っ先に狙われる。
- 索敵能力が高いのに自分自身への注意力が散漫。
- 全面的にドジでうっかりした行動が多い。
- 肌がやたらと敏感。
などの要素により、毎度のように魔物や罠に捕まり、エロい目に遭ってはエロいリアクションを披露している。
ついでにゲスい人間も引き寄せやすく、魔物と関係のない街中でもエロい目に遭う。
ちなみに現在の魔物討伐数はパーティーメンバーの誰よりも(回復要員のメイデナよりも)少ない0。*5
鋭敏な嗅覚や聴覚により、高い索敵能力を誇る。
嗅覚に関しては、他の獣人は他種族とほぼ変わらないためひたむき特有のもの。
ただし周囲の環境や本人のドジでまともに機能しないこともしょっちゅう。
純真で礼儀正しく、心優しい性格の持ち主。難しい気性の相手にも心を開かせることができる。
その優しさは魔物にも向けられ、討伐された魔物にも手を合わせ祈りを捧げる。
しかし良くも悪くも純粋なため、頭より先に体が動いた結果、善意からくる行動がよく空回りする。
キクルに対しては全面的に信頼を寄せており、臆面もなく彼を褒め称えては、かえって居たたまれなくさせている。
家庭的で料理もうまく*6、キクルが無理をした翌日にはキクルの為に料理を持って行き、家の掃除や洗濯を請け負う等、ガードとしてはポンコツな一方で女性としてはかなりの優良物件。もはや通い妻
実は「後継者」ではなく「相棒」としてなら、新人ガードの中で一番キクルからの評価が高かったりする*7。
前述の通り、本来この世界における人間の空気中の魔素吸収効率は1%にも満たないのが一般的である。
しかし、彼女の体質は極めて特殊かつ特異な「空気中の魔素吸収率100%」。
イズさん曰く「君は人類史を覆している」
上記の残念な性質は大部分がその体質由来。ドジっ子体質なのも大気中の魔素と彼女のマナがほぼ性質が一致していることから、肉体の境目の感覚が曖昧となり距離感が掴み辛くなっているためである。
わかりやすく言えば常時MP高速回復の超特異体質である。つくづく武闘家と噛み合ってない…
マナの性質を探る事の出来るショウキからは「界樹様とマナが同質」とも言われており、物語が進むごとに彼女の特異性の謎がますます深まっている。
本来であればひたむきが所持しているのは武闘家のスキル「武技」であるが、ひたむきがその特異性を以て勝手に応用、変化させたものが多い。
キクル「先人たちが受け継いできた技をお前はいつも可愛く改めちゃうなぁ!」
「みっちゃくら」
体内のマナを操り、自身を回復する武技「チャクラ」の応用版。
チャクラと同じ原理で他人を回復する技。
普通は自分しか回復出来ないはずだが、彼女は密着することで他人を回復させることができる。
どういうわけか状態異常すら回復できる模様。
この技を編み出した当初は被治療者とひたむきが服を脱ぎ、肌と肌を完全に密着させていたが、何度か使用している内に直接肌が触れなくても行使が可能ということに気付き、以降は着衣状態で使用している。
なお、この世界において「他者を回復する」というのはほぼ神鳥フェニザスクに祝福された白魔術師たちの使用する白魔法のみが可能な行為である。
メイデナ「武闘家向いてないよ!!!」
「かもんたー」
相手の攻撃を受け流し反撃する武技「カウンター」の応用版。
魔物にバブみを感じさせる安心感を与えるポーズに加え、全身からマナを溢れさせることで相手を魅了状態にし、接近されたところで反撃する技。
人間ですら「甘い香り」と感じ取れるほどのマナをその場に放出する。
相手が近づかなければ発動せず、技を解くまで構えも崩せないカウンターの弱点を克服した。
しかしカウンター同様、一度反撃をすると技が解けてしまうため、大勢相手の波状攻撃には弱い。
また、その性質上囮としての能力は非常に高く、広範囲の魔物を自身に引き寄せることができる。
「ひたむきゃのん」
自身のマナを塊状の弾丸として前方に放出し相手を攻撃する武技「オーラキャノン」の応用版。
本来であれば前方に放出するマナを後方に放出し、マナの塊では無くひたむき自身が弾丸となり敵を攻撃する技。
自身のマナが魔素と酷似しているという特徴を持つが故に、通常のオーラキャノンではマナを放出した時点で即座に魔素に戻ってしまい威力を発揮することができなかったが、
その欠点を克服し更に無限ともいえるマナを推進力として使う事でそこそこの威力を発揮する。
反面、使用者自身が移動してしまうため連射が効かないという欠点もある。
メイデナ・アンジェ
CV:渋谷彩乃
「男は… ヘンタイ!」
学生とガードを兼任する15歳の少女。 身長140cm・体重34kg・B69(AA)・W54・H77
職業は「白魔術師」。重傷や状態異常も瞬時に治癒できる強力な回復魔法を行使する。
歴代白魔術師でトップクラスの才能を持つとされ、規定よりも若い年齢でガードの活動を許可された天才。
しかし戦闘では魔物に怯えまくって身動きもロクにとれない置物と化し、更に泣きわめいて新たに魔物を呼び寄せる。
保有マナが豊富である一方、身体能力が貧弱なために魔物にあっさりと捕まってはエロい目に遭わされる。
意地っ張りでやや潔癖なところがある性格。
そのため自身を含めた女性のエロハプニングとの遭遇が多いキクルに対して当たりが強い。
しかし何度も助けてもらう内に異性として徐々に意識するようになり、困った時にはキクルに泣きつく事も多い。
当初は強気で自信家だったが、クエストを重ねるごとに臆病になっていった。ついでに何故か頭身も縮んできている
発育不良なことを気にしており、特に胸の小ささはコンプレックス。
仲間との胸囲の格差を見せつけられた際の怒りに任せ、大型の魔物を仕留めたこともある。
白魔術師の学校、聖フェニザスク女学院に在籍し、住まいも学生寮。
学内ではある事情から「天使」と呼ばれ、やや過保護な扱いを受けている。
その一方で体格ゆえに同級生や下級生からもペット扱い可愛がられている。
単行本のおまけ描き下ろし「未読のギルド」ではメインを務め、彼女の性への目覚めがねっとりと描写されている。
「白魔術」
肉体の損傷・状態異常を治癒する回復魔法や、自分や仲間の身を守る防護魔法を使用することが出来る。
マナの消費のみで即座に治癒を行える強力な利便性を持つが、医療業界への配慮から白魔術による治癒を受けた者は、使用した魔法に応じた医療費を協会に収めなければならない法律が定められているため、乱用は出来ない。ただし保険制度は有る。
特にメイデナの使用する回復魔法は本人のスペックにより全て強力なため、後日請求される医療費も高額になる。
……が、上記の欠点により戦闘中は置物になってしまい使用できないため、その強烈なスペックが発揮されるのは戦闘が終わったあとである。前述の医療費請求も合わせて読者からは超高級救急箱とか言われている。
「キュアル→キュアルラ→(キュアルガ?)」
身体の損傷を回復する魔法。ケアル
メイデナが使用するそれは作中屈指の回復能力であり、下級呪文の時点で明らかに折れている指を即時回復できる程。
現在作中では中級である「キュアルラ」までしか披露されていないが、それでも腹部を胃まで貫通する重症や半身+背骨の損傷と言った致命的損傷を即座に完全回復させることが可能。
天才の名は伊達じゃない。
「ピュリフル→(ピュリフラ?)→ピュリフガ」
身体の異常を浄化する魔法。エスナ
ノマでは浄化しきれなかったカミカイヒの毒を下級呪文で浄化したり、ナイトメアのスキルによって暗闇状態になったキクルを浄化するなど作中でも度々活躍している。
また、単なる身体の異常のみならず「広範囲の海水を浄化して真水のエリアを作り出す」などといった応用も効くようである。
ただし、あくまでメイデナの異常な実力によって可能とされているようなので、他の白魔術師が同じことをできるかは不明。
防護魔法「シルドマ」
自身の前面に魔力で出来た盾を生成し身を護る魔法。
「天才」と自他ともに認める回復魔法ではあるが、防護魔法の練度はイマイチ。
特訓前はザンゾーのスキル「刹那」で軽々と砕かれてしまう程度の耐久力だった。
特訓後は盾同士の隙間が無くなった上にそれなりの耐久力を得た模様。
ただし戦闘中はメイデナが怖気づいて唱えるのを忘れる為、活躍するかは微妙なところである。
…なお「天使」という異名は、白魔術を管轄する「フェニザスク教」において教団の象徴たる神鳥フェニザスクに最も寵愛されるゆえに聖痕を身体に刻まれた人物を示すものであり、
もし彼女に致命的な何かがあったらフェニザスクの怒りによって世界に危機が訪れるのではと教会上層部から危惧されている。エロハプニングはどうなのだろうか
トキシッコ・ダナー
CV:大地葉
「働きたくなイ」
新人ガードの少女。18歳。 身長159cm・体重46kg・B78(B)・W59・H82
職業は「黒魔術師」。高火力かつ多彩な属性の魔法を行使する。
同じ魔法職のメイデナも驚く程の上級魔法を使うことが出来、保有マナもかなり多い。
彼女の魔法が当たった場所は木であれば抉れ飛び、魔物であればほぼ即死に至る程に威力も高い。
しかし極度の運動音痴でコントロールや反射神経が鈍く、攻撃がまともに当たらない。
威力の加減もヘタなため、自身や味方を巻き込むこともしばしば。
体力や根気にも欠けており、移動するだけでも倒れ込み、魔物に捕まってもロクに抵抗できずエロい目に遭わされる。
非常にやる気に乏しい、ダウナーな性格。面倒なことは他人に丸投げし、仕事や訓練にも消極的。
一方で事あるごとに人をからかう、曲者な面もある。主な犠牲者はキクルとメイデナ。
また少しでも成果を出すと、同時に起こした失態は棚上げしていつまでも調子に乗る。特にネームド討伐の戦果については「あと4・5年はしゃぶる覚悟」と豪語するほど頻繁にアピってくる。
キクルを「旦那」と呼ぶがさほど敬意は示さず、ナメた姿勢でいることが多い。時には言い逃れのできない証拠をさりげなくカメラやボイスレコーダーに収め、脅迫の材料にしたことも。
こんな場を引っ掻き回すことが多い彼女だが、一方でパーティメンバーの中では一番、周りを俯瞰して見ているフシがある。
そのためギクシャクとしたパーティの間に立ってさり気無くフォローを入れるのも彼女であり、ごく稀に思わせぶりな態度や真っ当なヒロインムーブを見せることもある。ただし大抵オチがつくが。
ハナバタとは幼馴染であり、彼女の体質等にもくわしい。
ニコニコ静画掲載の単行本宣伝マンガではメインを務め、マモノリを使役し謎部屋のギミックを支配するなど本編以上にやりたい放題で暴れている。
「黒魔術」
前述の通り多彩かつ高火力の魔法を多数習得している。
炎魔法「イグニト→イグニラ→イグニガ」
杖から炎を放出する魔法。
イグニトはカミカイヒを囲むように二方向に放出する等応用が利く模様(恐らく料理時や避難所を燃やした際の魔法もこれ)。
イグニラは単純な威力上位互換ものと思われる。
イグニガは炎の波(というかもはや壁)を作り出し周囲を燃やし尽くす魔法。カミカイヒを一撃で絶命させた。
氷魔法「コルドス→コルドラ(→コルドガ?)」
氷塊を放出したり氷のドームを作ったりする魔法。
作中での活躍を見る限り、使用者の応用によって様々な形で使用できる模様。
上級呪文については作中で登場していないので仮定。
雷魔法「ボルテジ→ボルテラ→ボルテガ」
杖から雷を放つ魔法。
ボルテジは一筋の雷、ボルテラはレーザーの様になった雷を放ち、ボルテガは大量の雷を上空から降り注がせる。
ラの時点で成木に穴を穿つ威力を持つが、ガでは周囲の魔物(と味方)を全滅させるほどの威力を発揮する。
土魔法「(グラウ〇?)→グラウラ→(グラウガ?)」
土を操る魔法。
敵を囲うように土のドームを作り出しその中に攻撃魔法を撃ち込むことで、コントロールや反射神経が絶望的なトキシッコでも確実に敵を屠る。本人曰く「必中コンボ」
二発目を同じ土魔法にすることによって拘束にも利用できる。
呪名「解毒」
人体にとっての毒を無効化するパッシブスキル。
毒と名の付くものであればほとんどの物を無効にし、クラゲの麻痺毒等も無効化する。
病気にもかかることが無い。
唾液等の体液の経口摂取で他人の体内から毒を抜くこともできる。
ハナバタ・ノーキンス
CV:鎌倉有那
「度し難い! 全員私の真の力… 『狂化』で一掃してくれる!!!」
新人ガードの少女。 身長178cm・体重69kg・B110(K)・W67・H96 ※成長中
職業は「戦士」。攻守に優れた汎用性の高い前衛職。
体重数百kgもの魔物をハンマーでたやすく殴り飛ばすほどの腕力を誇り、強化状態であれば自分の体躯の数倍はあろうかという魔物の攻撃を受けてもほぼダメージを受けることが無い。
着込んだ重鎧と非常に高い肉体強度も相まって、キクルが面倒を見る新人ガードの中ではじめて安定した討伐実績を挙げている。
しかし、物理的な攻防に長けた一方で、マナへの耐性が非常に低い上に状態異常への耐性も殆ど無い。
自身のマナをスキルや薬で強化・回復しただけでも、マナの過剰摂取で酔っ払うほど。
礼儀正しく真面目な性格。
幼馴染のトキシッコとは対照的に仕事や訓練にも前向きである。
キクルに対してはガードとなる以前から憧れており、最も明確に恋愛感情を持っている。
しかし、彼の屈折した恋愛観により想いは伝わっていない。
また、キクル宅を訪問した際に借りたシャツを額縁に飾ったり、彼の罵声に興奮してその音声データを目覚まし時計のアラームに流用*8するなど彼女自身もおかしな方向に走っている。
女性キャラ最大級のお山を始め、色々と主張の激しいスタイルだが、ある一部は引っ込み思案。
大手装備品メーカー「ノーキンスポーツ」の社長令嬢でもあり、実家はかなり裕福。
本人は望んでいないが、仕事中以外は常に使用人らが付きまと添っている。
「戦技」
その名の通り、戦うことに特化した戦士の技能。
ハナバタの場合は特注のハンマーを扱うが、他の武器で応用が利くかどうかは今の所不明。
「狂花」
脳にマナを送り込み、理性と引き換えに身体能力のリミッターを外す戦技「狂化」のなりそこない。
ハナバタのマナ耐性の低さ故に、理性を失う前に酔っ払い状態となる。
理性を失い「戦技(必殺技)」を使えなくなる「狂化」とは違い「狂花」状態のまま「戦技」を扱う事も可能で、
制御を失ったマナにより全身が強化されるため、発動後の肉体への反動もほぼない*9というとんでもない技。
その結果、短時間ながら「狂花」中の手加減とは無縁のパワーと相まって天災に等しい破壊力を叩き出す。
発動中の言動は酔っ払った幼児そのもの。力加減ができず敵味方ともに吹き飛ばしてしまう。
更に好意を持っている相手にはスキンシップが激しくなり、特にキクルは全力のハグやタックルで命の危険すら感じている。*10
発動時のセリフは「フルでいくのらーーーっ!!」
なお本人は普通に狂化を発動しているつもりだったので、上記の発言を含め一切を自覚していなかった。
「爆砕」
武器にマナを込め、武器が命中した場所を起点に爆発を起こす戦技。
純粋に威力が高く、恐らく火の属性が付与されていると思われる。
ハナバタの怪力と相まって一般モンスターであれば一撃必殺となる。
「大旋風」
振り回した武器から激しい風圧を生じ敵を吹き飛ばす戦技。
通常状態のハナバタでもトドクマ(およそヒグマのような魔物)を三体まとめて上空に吹き飛ばすほどの風を巻き起こすが、
上記の「狂花」と組み合わせると、その場に竜巻を作り出し周りに生えている木々をまとめて吹き飛ばしたり、自身の5倍以上もある敵を上空に吹き飛ばす、まさに天災級の威力へと変貌する。
合体戦技「打上花火」
対マスラオウ戦で使われた技。上記三つの戦技を組み合わせたまさに「必殺」。
「狂花」状態で強化された「大旋風」で敵を上空に打ち上げ、マナを込めた武器を投擲し敵を「爆砕」する。
爆発がハナバタを象徴する花やハートの形になっている。
ただし威力はそんな可愛らしいものでは無く、大旋風が発動した時点でマスラオウの全身の骨を損傷させ、爆砕が命中した後は完全な行動不能に陥らせた。
何より恐ろしいのは、この技を使った後のハナバタにそこまで疲労した様子が見受けられない*11為、マナさえあれば何度でも連続してこの技を出せるのではないかという点。
父親であるトゥルー氏がスキルの取得を禁止するのも納得の天災っぷりである。
なお一度発動した「狂花」は任意で解くことができず、解除するには体内のマナを使い尽くすしかない。
イズのスキル説明に詳しいが、本来マナの枯渇は強烈な苦痛を伴うのに対し、彼女の場合は(狂花を使い続けた馴れもあるのか)マナ切れを起こしても平然としているあたり、彼女の強さの根幹はやはりその驚異的なフィジカルにあるのだろう。
「地裂」
武器にマナを纏わせて斧のようなオーラを作り出し、それを地に叩きつけ前方の地面を破裂させる武技。
イズさんから「既に十分な火力を有している」というお墨付きを得た上で「足場を崩し攻撃を確実に当てる」ということを目標とした技。
事実、巨大な魔物であるキムジナーの体勢を崩すことに成功した。
ノマ・ルーン
CV:白砂沙帆
「恥ずかしいけど… マスターと二人きりなら…嫌じゃない」
妖精族の新人ガード。身長163cm・体重46kg・B78・W62・H81
職業は「赤魔術師」。効力は本職に劣り、上級呪文は使うことが出来ないが白・黒魔法を両方とも扱える。
突出した能力はない代わりに、判断力と慎重さを併せ持つ優秀なサポート要員。
習得している魔法群は魔物にトドメを刺すほどの威力は持たないが、妨害・援護としての能力に長けており、
高火力を持つ他人(特にハナバタ)と組んだ時の安定感は高い。
やや自己評価が低い面はあるが、物腰柔らかで他人への気遣いも欠かさない。
戦闘・人格両面でほぼ問題のない優等生で、他の新人達との差にキクルが感激し涙するほど。
不老長寿の妖精族ではあるが、年齢は見た目通りの18歳。
仲間たちから「綺麗」「可愛い」と褒めそやされる程、非常に可憐な容姿をしている。
元は別のパーティに所属していたが、ネームド魔物に襲われ分断された後遭難。
毒の効果によって身動きが取れなくなっている所をキクルが派遣したメイデナ達に救出される。
その後、当時のパーティーメンバーがノマを救出したキクルらに対抗意識を燃やし修行の旅に出てしまった為、以降キクルらに同行している。
キクルに対しては優秀なガードとしての尊敬と、過保護にされがちだった自分を
一人のガードとして見てくれた感謝から師匠と呼び慕っている。
キクルもそんなノマを見て「自分の青春はここにあったのかもしれない」と思ってしまうほど。
だが男だ。
中性的な容姿の妖精族の中でも際立って女性らしい外見。
当の本人は他の妖精族男性と差はないと思っているが、少年時代は学校で女子用の制服を渡された。*12
魔物としても「アリ」らしく女性同様にエロい目に遭わされる。
トキシッコ曰く、アレはキクルよりも子供っぽくて可愛いとのこと。
性自認も男性である。
キクルに対してもあくまで同性として接するため、しばしば彼を無自覚のまま精神的・社会的に追い詰めている。
所持スキル
赤魔術師の特徴として「白魔術」及び「黒魔術」を中級まで使うことができる。
具体的には両者とも「ラ」級までは使用することが可能な模様。
トキシッコやメイデナと比べると出力は低い。
偽装魔法「ディガイス」
妖精族の特徴である長く尖った耳を変化させ一般の人間と同じような見た目にする魔法。
全てのスキルを生み出した神であるゼニスより、フリー魔法として妖精族に贈られたという経緯がある。
本来であれば妖精族の里でその魔法を受け取るのが普通のようであるが、何故かノマは所持していなかった。
ちなみに妖精族用に調整されている為、妖精族以外は使用できない。
ノマが使用しても耳のとんがりが消え一般の人間と同じ見た目になる…のだが、下のとんがりも一緒に消え失せる。
作者曰く「(無くなっただけではなく)女性の身体になっている」とのこと。*13
このスキルは自力での解除が(現時点では)不可能であり、強制的にマナを枯渇させることでようやく変化が解除される。*14
なお、ひと悶着あった後は普通の変化魔法としてお出かけの際等に使用している模様。
ただし女になる不具合は直っていない。
コイン・ロンリバス
「私は可愛いって言われてっ… 伸びるタイプなんだからーーーーっ!!!」
コダマの街からメブキへやってきた新人ガード。 身長165cm・体重49kg・B86(D)・W60・H85
職業は情報収集や不意打ちに特化した「盗賊」。ナイフを主武器とする。
パーティーメンバーの男に護ってもらいつつ、アイテムや討伐実績を貢がせる「オタパー(オタクパーティー)の姫」をしていた。
しかし魔物に襲撃され、囲っていた男達に見捨てられた所をキクルに救われ、パーティーメンバーとなる。
パーティの紅一点としてちやほやされるのが大好きな、承認欲求の強い性格。
自分よりちやほやされている相手には、返り討ちにしてくる格上であっても突っかかっていく。
オタパーの姫として振る舞っている間は猫を被っているが、素は口が悪く、ツッコミ気質。
正論や効率よりも自己顕示欲が先に出て、結果痛い目を見る事が多い残念な性分の持ち主。
ちなみにこう書くと良いとこ無しのように思えるが、軽薄で口では何だかんだ言いつつも、根っこの部分は意外にも真面目。
自分の浮ついた有り様が間違っている事や、地道な訓練の大事さを理解している等、良心や常識もしっかりと持ち合わせている。
訓練の時も頻繁にサボろうとするシッコとは違い、コインの場合は文句を言いつつもちゃんとこなしている。
魔物に弄ばれている同僚を自身の命の危険を顧みずに助けた事もあり、この正義感はキクルにも手放しで褒められていた。
そういった事や世話を焼かれた事もあって、現在ではキクルを異性として意識するようになっている。
女子力アピールのための努力には余念がなく、スタイルやお菓子作りの腕にはそれなりに自信を持っていたものの、
当のスタイルについてはそもそもキクル周辺の山々があまりにも魔境すぎる件、
また家事、特に料理においては全ジャンルプロでやっていけるレベルの腕前を持つひたむきがいるため
女性陣の中ではアピールポイントに乏しい点をトキシッコに突かれており、納得出来ずにいる。
トキシッコ「Dは貧」
メイデナ「ようこそ『こっち側』へ」
心を許した相手はあだ名で呼んでいるが、あだ名のセンスはかなり独特(キクル→クルるん、ハナバタ→ハナぱい、等)。
「盗技」
全体的に偵察や索敵、暗殺などに向いたスキル群。
「イーヴスドロップ」
聴力を強化するスキル。
彼女はこのスキルを使い、周りの会話を盗み聞きして男性ガードの好みを把握し貢がせるため情報収集をしていた。
ひたむき程ではないが索敵能力は十分に高い。
「スニークピーク」
魔力で作った浮遊する単眼を自在に飛ばし遠隔視するスキル。
飛ばした目を他人に見られるとスキルの発動に失敗する(術者を見られても特に問題は無い)。
コインが出来るかは不明だが、上記のイーヴスドロップとの併用も出来る模様。
「バックスタブ」
実体化した影を操り背後から奇襲をかけるスキル。
背面からの攻撃が命中すると対象の硬度を無視した貫通攻撃となる。
ただし発動難易度が高く、彼女はとある条件を満たさないとこのスキルを発動させることが出来ない。
なお、手に持つ武器がダガーではなくても発動できる模様。
ミシェリー・ヒット
「あなたは… どんな時に息が詰まりそうになる?」
限界集落「タネの村」唯一のガード。21歳。 身長173cm・体重63kg・B99(G)・W65・H93
職業は防御に優れた「騎士」。
たった一人で村の警備をしているので討伐実績はそれなり。
普段から全身鎧を着て警邏を行っている為、力は強い。
また、耐久力も人並み以上にはある。
極度の人見知りで、他人との会話が苦手。対人関係で多くのトラウマを抱えており、自虐的な発言も多い。
長身の美人でスタイルも良いが、兜や面で常に目元を隠している。
ひたむき達との交流を通じて、多少心を開き、素顔も見せるようになった一方、同時に魔物からエロい目に遭わされるようにもなった。
酒が好きだが下戸。酔うと饒舌になる他、情緒が崩壊し妙にエロくなる。
キクル「エロ上戸…あるのか知らんけど多分これはエロ上戸!!!」
「騎士道」
敵の注目を引きつけたり、敵の攻撃をガードするための壁を召喚したりするスキル群。
主に盾を使うものが多い。
「ランパート」
魔力の障壁を作り出し、敵の攻撃を防ぐ技。
普段は彼女が魔物たちの注目を集める為このスキルだけでカタが付く程の防御力と威力を持つが、
ひたむきが近くにいると魔物たちはひたむきを集中的に狙う為、何の効果も無くなる。
「ウォークライ」
魔力を乗せた雄叫びで敵の注意を引きつける技。
しかしミシェリーの場合、地声が小さすぎて全く効果がない。
同じ職業のカンゼボウも作中で使ったが、こちらはバッチリ発動した。
「デディケイション」
対象のダメージを自身が肩代わりする技。
発動に成功すると対象はかすり傷一つすら付かなくなる模様。
「レスト」
自身の体力を回復し傷を癒す技。
凡そ武道家の「チャクラ」と同じような技だと思われる。
カンゼボウ・ビー
「僕はカンゼボウ コダマの街のエースだ」
コダマの街のエースを務める獣人の青年。職業は「騎士」。
「完全防備」の呪名を持ち、肉体に一切のダメージを負うことが無い。
体表、体内に関係なく物理や魔法のすべてのダメージ無効化し、毒であっても壊死毒なら完全に防ぐことが出来る。ゆえに二つ名も「無傷のカンゼボウ」。
大盾を持っているが上述の体質から防御の必要はなく、もっぱら攻撃用。
人格・実力ともに優れたガードであり、他のガードからも一目置かれる存在。メディアへの露出も多い有名人。「喋るカンゼボウ人形」も好評発売中。
気さくな性格だが、場を和ますジョークは初対面の人間には笑えないものが多い。(例:仲間内の酒の席で「どうしたらカンゼボウを殺せるか」の話題で盛り上がる)
激闘の末、ナイトメアを討伐するも相手のスキル“タタリモッケ”により道連れで死亡する。
その後、オックリの屍術により復活するが、とある理由からその日の記憶を失っており、自身の死に気付かずにいた。
キクルらの介入で真実を知り、死を受け入れて妹に術を解かせる。
……が、彼の利用価値を惜しんだ国とギルドの指示で、カンゼボウ人形に魂を入れることで擬似的に復活。
表向きは死亡したことになり、現状を知る者はキクル達を含め限られた人間のみである。
オックリが蘇生させたナイトメアで犠牲者が出ずに済んだことを、キクルに心から感謝している。
なお、亡くなって以降はエースの責務から解放された反動からか、遊びに行きたいと駄々をこねるなど、
生前よりも童心に還ってイキイキしている一方、オックリが魔力を吸われたりオックリとの距離が離れるなどで、
彼女から自動供給される魔力が枯渇すると魂が抜けかけるという、生前より非常に死にやすい体にもなっている。
「騎士道」
ミシェリーと同様。
ただし彼の場合はミシェリーのように長剣を持たず、大盾ひとつを武器兼防具として活用する。
「ウォークライ」
ミシェリーが使ったものと同じスキル。
ありとあらゆる魔物を引き寄せるひたむきが存在するにも関わらず、魔物の警戒を集められるほどの大音声並びに途轍もない迫力を周囲にまき散らす。
「オンスロート」
所持している盾を高速で敵に叩きつける技。
基本的には「ウォークライ」で自身に呼び寄せ、相手の突撃に合わせて使うと思われる。
通常の魔物であればそれだけで吹き飛び絶命するほど。
「コンヴィクション」
所持している盾に持ち手を装着した後、盾にマナを纏わせ巨大な大剣を顕現させる技。
比較的大型の魔物であるナイトメアの首を一刀両断にする程の大きさと威力を持つ。
オックリ・ビー
「あんた達仲いいのね 私は…兄さんだけ」
兄のカンゼボウとパーティを組む少女。 身長162cm・体重48kg・B83(C)・W59・H83
職業は屍体や霊魂を操る「屍術師」。鎌のような武器を扱う。
他人との距離の取り方が不器用なため、無愛想で辛辣な態度になりやすい性格。
初対面時は魔物相手に無様を晒していたキクルらを散々にこき下ろした。
ナイトメアの呪いで死亡した兄を自らの術で蘇生させ、更にその後ナイトメアも同様に蘇生。
ナイトメアがカンゼボウとの戦いを避けていることを利用してクエスト未達成の状況を作り上げ、兄と過ごす日々を送り続けようとした。
しかし自身の行いが無謀で虚しいだけでなく、ナイトメアを身勝手に利用するものであることに、
ひたむきの言葉で気付かされ、自身の罪と兄の死を受け入れて術を解いた。
その後はギルド上層部によって、蘇生の件を隠匿されたまま悲劇のヒロインとしてガードの広告塔に据えられたる。
キクルは「最愛の兄の死を食い物にして生きていくという、最も耐え難い罰」と捉えている。
ナイトメア戦以降、ひたむきに対しては心を開き、明確な好意を向けている。……が、[[明らかに友情どころのレベルではない>百合]]。
キクルにも素直な態度にはなれないものの、一定の信頼を寄せるようになった。
地味に作中でもかなり上位の料理の腕前を持つ。
「屍術」
死者を一時的に蘇らせ、自身のコントロール下に置くスキルを持つ。
これによって一度倒した魔物を操ることで、自身のマナの許容範囲で人海戦術を掛けることも可能という強力なもの。
しかしナイトメアの一件以降、命を弄ぶ行為をひたむきに指摘されてからは、むやみやたらな使用を控えるようになった。
「ドミネト」
死者を蘇生し精神を術者のコントロール下に置き、意のままに操るスキル。
効果範囲内に対象が存在し術者本人のマナが続く限り操り続けることが出来る。
また、元より死者であるフユウデも使役出来る模様。
「リビデド」
死者を自由意志を残したまま蘇生させるスキル。蘇生された死者は生前のスキルを使用することが可能。
使役する際は、逐一お願いをする必要がある。
ただし蘇生された魔物からすれば、自分を殺した相手に叩き起こされ、忠誠を求められることになる。
オックリの言葉選びの拙さも相まって、怒りを買った魔物に襲われエロい目に遭わされるようになった。
「さっきは殺してごめんなさい あなたさえ良ければ私の下で戦ってくれないかしら」
「リリウス」
上記二つの魔法の解除魔法。
これは魔法すべてに言える事だと思うが、しっかり発音出来ないと効果を発揮できない様子。
「デサイス」
自身の武器である鎌に魔力を纏わせた状態で振り抜き、魔力の刃を飛ばす魔法。
広い範囲に攻撃が可能。
イズ・ミーン・ミル
CV:飛田展男
「大人の役目は答えを教える事と 答えを教えない事だ」
古書店経営とガードを兼任する小鬼族の男性。職業は「学者」。
かつてキクルに虐待じみた鍛錬を施した4人の師匠の一人。キクル曰く「倫理観を山奥に投棄したような連中」だが、その中では最も理性的と評されている。
外見は眼鏡をかけた幼い少年だが実際はアラフォー。
頭の回転の速さ故に、途中説明を飛ばして結論だけ述べる悪癖がある。
表情の変化に乏しいが、会話の端々に毒舌や皮肉、オッサンじみたセクハラを交えてくる癖のある人物。
キクルがひたむきの体質を解明するために協力を要請した人物で、彼女の体質による様々な現象の原因を教授した。
魔物の若い女性に対する特異な行動についても何か知っているようだが、あえて多くを語ろうとはしない。
その後は時折、キクルの不在時や彼の不得手な分野における新人たちの訓練を依頼されている。
自身のスキルや、マナに関する豊富な知識を活かした鍛錬は適確ながらも容赦がない。
「学術」
様々な「式」を込めた札を使い、対象に触れさせるなどして発動させる。
札は作成者以外の「学者」の職業を持たない者でも使用可能。
「荷ノ式」
触れた対象に負荷をかける魔法。作中では体力トレーニングに用いられた。
トキシッコは1枚で歩くことも困難になっていたが、ハナバタは10枚以上貼り付けられ事故物件の壁のような状態でスクワットをしている。
「視ノ式」
札を通して見た対象の魔力量や身体情報を測ることができる。
その他、望遠や熱探知などにも使用可能。
「吸ノ式」を使った修行でギリギリの段階を見極めるために使用。
「誤ノ式」
触れた者にスキルの組み立てを誤らせ、不発に終わらせる。
ナイトメア戦で、道連れの技であるタタリモッケへの対策としてキクルに預けた。
「吸ノ式」
触れた者のマナを奪い続ける。座布団越し程度の隔たりであれば、間接的な接触でも発動可能。
マナを限界までの消耗することによる保有マナ増強の修行にも使えるが、発動対象には極度の疲労を与える。
しかしひたむきに使われた際は全く影響がなく、彼女の異様な体質を実証することにもなった。
10年前、記憶喪失状態でメブキに来たキクルの親代わりとして彼を養っていた。
既婚者であり、妻であるその人もキクルの師匠の1人。
サン・ホシ
「何言ってるの まだ胴に手足がくっ付いてるじゃない」
コダマの街を拠点とする女性ガード。20歳。 身長112cm・体重24kg・B71(E)・W45・H74
職業はスキルで魔物を支配下に置く「魔物使い」。鞭を主武器とする。
エース候補に名が挙がる程の実力者であり、「女帝」の二つ名で周囲に崇められている。
小鬼族のため、幼女のような外見だがある一部は大変ご立派。
無表情で威圧的な雰囲気を醸し出しており、敵対者やナメてかかってくる相手には一切容赦せず心身共に責め立てる。
上記の二つ名も、体格で見下してきた相手を律儀に締め上げマゾに目覚めさせる内についたもの。
ノーキンス家と古くから親交のある家の出であり、ハナバタとも長い付き合い。「サン姉様」と呼ばれ慕われている。
サンもハナバタを大切に思っており、彼女に危害を加えた者は特に容赦なく叩き潰す。
新人時代は、ハナバタの父トゥルーが教育係として付いていた。
コダマ山でのネームド出現の兆候を調査するため、キクルらと同行する。
「調教」
魔物を操ったり、特定の魔物に有効に働くといった対魔物に特化したスキルが揃っている。
また魔物使いに限り条件が揃えば、街中でも魔物を連れ歩くことが可能とされている。
「飼」
魔物にマナで干渉し、自身に使役させる技。
「同族を殺せ」などの単純な命令はもちろん、「○○を使用した後この場を離れ△△に移動しろ」などの多少複雑な命令も出来る。
対象となる魔物が自身より強力・高位の使役を受けている場合は使役することが出来ないものの、
スキルの効果自体は有効なようで、使役に失敗しても下記の「躾」のトリガーとして利用することが可能。
「躾」
「飼」で支配下に置いた魔物が反抗した際にダメージを与える技。
本来は激しい頭痛を起こす程度の効果だが、サンが使うと脳の動脈が全て断たれる即死技となる。
欠点はあくまで反攻した際の罰として使わなければならないため、「飼」で命令するという予備動作が必要なこと。
「植物特効」・「獣特効」
スキル名が示す通り、特定の対象に対して優位に戦うためのスキル。
スキルの効果中は自身のまとうマナが変質し、植物特効は芽とツタ、獣特効は獣耳と尻尾を付けたような特殊な形態になる。
「餌」
触れた相手に自身のマナを分け与えるスキル。
一年ほど前にコダマ山にてネームド魔物と思われる謎の存在に命を救われたが、ネームドの存在についてはギルドには報告していなかった。
今回の騒動と、過去に自身を助けたネームドとの関連の可能性を疑いつつも、キクルと共に調査に臨む。
ヨウ・スミス&センリク・テツタイト
「こういう大物相手は向いてねぇよ 引っ込んでろ!」
「筋力も能力も奴に勝てる部分なんて一つもないだろ 調子に乗るな!」
ノマの元パーティメンバー。キクルよりも年季の入ったガード。
ネームド「カミカイヒ」との戦闘でノマを置き去りにしてしまった事を悔やみ、修行のためメブキの街を出る。
ノマに対して非常に過保護に接しており、彼に懐かれているキクルには非常に辛辣。
キクルがネームドと戦う前に現れて、罵倒を交えつつ情報を残していくのがお決まりのパターンとなっている。
さりげに複数回ネームドと遭遇しながら負傷こそすれども生還しており、生存能力は高い。
時が経つにつれて評価が変わっているのか、地味にキクルの呼び方が変化している。(カミカイヒ時:アンタ → ナイトメア時:君 → マスラオウ時:エース)
サラン・ブレイド
「もう俺が一肌脱ぐしかないでしょ」
イバラの街のエースを務める中性的な顔立ちの美青年。二つ名は「精良」。
職業は魔術と剣術を組み合わせて戦う「魔法戦士」。
エース経験のある黒魔術師と戦士の両親から生まれ、二人の才能を完璧に受け継いだとされる魔術と剣術の天才。
汎用性と威力に長けたスキルに加え、戦闘センスも高い実力者。
コダマ山のネームド出現を受け、パーティーメンバーと共に討伐に向かう。
マスラオウと遭遇し交戦するも、形勢不利と見て撤退。
避難所まで逃げる途中で追いつかれるが救援に来たハナバタをわざと身動き出来なくして囮にする。
その後、避難所にコインら負傷者を連れてきたセイテンに、彼が敵意を示さなかったにもかかわらず攻撃。
更に駆け付けたキクルに対して弁明をするが、諸々の狼藉に関して悪びれる様子もなく、更に「他を犠牲にしてでも、大局的にエースは最後まで生き残るべき」という持論を展開し、「死んでお涙頂戴なんてバカバカしい、最近いたでしょ?相打ち程度で英雄視されてる二流エースが」とカンゼボウを暗に侮辱してしまう。
人の道を外れた行為、仲間を傷つける、カンゼボウを侮辱する、キクルにとってのあらゆる地雷を踏みぬいてしまった結果「これほど怒ったのは生まれて初めて」と言うほどキクルを怒らせてしまい、圧倒的な実力差でパーティーメンバーもろとも叩きのめされてしまう。
サランに至ってはカンゼボウの件も含めてなのか、キクルは感情に身を任せてしまったらしく手足を全てボキボキに折られてしまったあげく、自らの持論を痛烈な皮肉で全否定された。
その後、ハナバタを始めとした他のガードに対する暴挙が、警察の捜査によって明るみに出たことで逮捕されてしまい、エースの座を追われた模様。
なお、キクルやマスラオウ相手にほぼ一方的に負けたのは「全部避ける」キクルや「魔法が効かない」マスラオウが彼にとって致命的に相性が悪かった為であり、彼の実力が低いという訳ではない。
街は違えどもカンゼボウと並んでエースと呼ばれるだけの実力はあったと思われる。
また彼の持論であるが彼が強ければ通っていたのかもしれないが彼が見捨てたハナバタはマスラオウを戦闘不能に追い詰めている。(キクルからも「仮にその持論を尊重したとしてお前自分で破ってるじゃねえか」と旨の発言をしている)結果として「森を見て木を見ず」どころか「森を見ず木も見ず」に成り果てたしまったといえよう。
所持スキル「魔戦技」
(恐らく)剣技と共に多彩で応用力に優れた魔法を扱うことが出来るスキル。
見た目は黒魔術に近いが、魔法戦士自体は天頂院には属しておらず、実際は似て非なる系列のスキル。
「ボルテ・ラノス」
剣から強力な雷を放つ魔法。恐らくボルテ・ラノス。
並び立つ成木をいくつもなぎ倒すほどの威力を持つ。
「ウィズ・マンテ」
風のマントを纏い、高速移動を可能とする魔法。ウィズ・マンテ。
木や根等で動きづらい森の中で時速70kmものスピードを出せる。
「イグニ・ソルド」
剣に炎を纏わせる魔法。恐らくイグニ・ソルド。
一瞬で大量の水蒸気を作り出せる描写を見るに、相当な高熱だと思われる。
「コルド・アウロ」
数十の氷の矢を自身の周囲に生成し、対象に向け発射する魔法。恐らくコルド・アウロ。
一本だけ残す等応用も効く模様。
「グラウ・シルズ」
大地を隆起させ、一瞬で自身の前面に土の壁を作り出す魔法。恐らくグラウ・シルズ。
少なくとも自身の4倍ほど大きさの壁を作り出すことが出来る。
ラコブ・ウデプシン&ズソー・コクマリ
サランのパーティーメンバー。両者ともイバラの街の上位ランカー。
ラコブは大剣を扱う粗暴な雰囲気の巨漢で、職業は「戦士」。
ズソーは歯が描かれたマスクと鉤爪が特徴的な細身の男。職業は「呪術師」。
マスラオウから逃走中、サランの指示で救援に来たハナバタの動きを封じ、囮にする。
更に避難所に現れたセイテンに危害を加え、それを止めようとしたメイデナとノマにも手を上げる。
それらの暴挙でキクルの怒りを買い、揃って容赦なく叩きのめされた。
その後、一応治療を施されるも、サンによって完全に心をへし折られる。
事件が終息した後、フェニザスク教の重要人物であるメイデナに手を上げたことが問題視され、サラン共々身柄を教会に引き渡されることになった。
所持スキル(ズソー)
「呪術」
対象に睡眠や沈黙等の状態異常を付与する妨害の専門家たるスキル群。
「誘ノ指」
魔力で出来た手を飛ばし、対象を睡眠状態にするスキル。
指が相手の頭に刺さると効果を発揮する模様。
「縛ノ髪」
魔力で出来た髪のようなものを召喚し、対象を拘束するスキル。
術者の集中が途切れると効果も切れる模様。
余談だがこのスキルでノマを拘束した時の絵面は、構図のせいも手伝って
読者からは大変いかがわしいことをしているようにしか見えないともっぱらの評判だったとか。
「返ノ人型」
小さな依代のような人型を召喚し、自身へ向けられた状態異常を全て攻撃側へ跳ね返すスキル。
ダマルピナの沈黙効果のようなスキルで齎された状態異常でないものでも跳ね返せる模様。
ザンゾー・ハツドリ
「論破!! 論破です!!」
キクルの師匠のうちの一人であったホチョウ・ハツドリの孫娘。18歳。 身長157cm・体重52kg・B89(F)・W59・H90
職業は祖父と同じ「忍者」。
キクルとは幼少期の修業時代からのつきあいであり、彼を「兄様」と呼び慕う。極度の近視であることとコンタクトレンズに対する恐怖から、常に眼鏡を掛けている。
幼少期からの訓練によって大抵の事には動じないものの、キクル同様に言葉のナイフに弱い体質で、煽りに対する耐性も低く、その癖についムキになって正論でまくし立てようとする性格。趣味のインターネットでもその性格が発揮されてしまい、ネット掲示板におけるキクルの陰口に耐えかねてレスバを繰り広げた挙句、あろうことか本人のあずかり知らぬ所で彼をネット炎上させてしまった。
忍法
身体能力の向上を図る体術系の数々を始め、目くらましの煙玉や遠距離攻撃手段として遁術を備えるなど、スキルのバリエーションは多岐に渡る。
「刹那」
高速の太刀筋を繰り出すスキル。
ひたむき&メイデナとの特訓では小太刀で瞬時に三回の斬撃を放ち、メイデナの防護魔法を粉砕して見せた。
また、ラモール等の襲撃の際も同じく一度で三体の魔物を討伐した。
プンプク・チャノマ
「やべーポン このおばちゃん秘密裏に他所者消す気ポン!!」
カボクの村からやってきた、メイデナと同じぐらい幼い容姿をした狸系の獣人の少女。18歳ということになっている。 身長146cm・体重41kg・B76(B)・W58・H79
職業は「曲芸師」。
自身を「プク」と呼び、語尾に「ポン」を付けるかわいらしい喋りとその容姿で愛嬌を振りまくが、タネの村ではそれを利用して無銭飲食を企てようとするなど、中身は意外としたたか。
カボクの村が元土地神のネームドに狙われていることを知り、同じく土地神を有するタネの村へ単身で助けを求めて訪れる。
曲芸
曲芸用のお手玉であり装備品でもある「マジッククラウン」にマナを通しスキルを発動させる。
「フレイムフープ」
マジッククラウンに炎を纏わせ炎の輪を回転させ敵にぶつけるスキル。
「ファイアブレス」
マジッククラウンに炎を纏わせ、そこを起点として炎の息を浴びせるスキル。
カボクの街の老人たちが若者に対し偏向教育していることや、姉のような存在であるフォーネがツチガミ様と会っている事を知っている事、年齢が不詳な事、フォーネと初対面にもかかわらずとても好きになった事等々、現時点では不穏な要素の塊のような存在。
トリュー・ニシキ&ショウキ
コダマの街に所属する「双頭」の異名を持つ2人組のガード。
彼らもサンと同じくエース候補であり、相応の実力者なのだが、とある理由からコダマ山のネームド騒動に関して積極的には加勢せず、人命救助などの後方支援に回っていた。
サンが語る所によると、その高すぎる実力ゆえに勘の良い魔物が寄り付かず、ネームド相手では本来接敵すら困難なのが理由であるという。*15
またコダマ山の騒動の発端について、誰よりも早く真相を把握していたようなそぶりを見せていたことから、これも本件に積極的に介入しなかった理由の一つと見られている。
マスラオウの一件の後、イバラの街の上位ランカーであったサランらが逮捕されてしまい、エース不在となったイバラの街に新しいエースとして配属されることになった。
トリュー・ニシキ
「何一つ!!自分のペースで話が進まない!!!」
キクルと同い年(二十歳)のガードで、職業は「竜騎士」。武器は両剣。
上記の通り二つ名を持つ優秀なガード。
複数体のバイマシラを難なく倒し、常人であれば即死する威力の殴打を頭部に受けてもそこまでダメージを負っている様子がなく、逆に殴った者を一方的にボコる事ができる程の実力を持ち合わせている。
明るく、カラっとした性格……ではあるのだが、周りの人物(特にショウキやサン)が全くと言っていい程他人のペースを考えないゴーイングマイウェイな者ばかりである為、よく尻拭いの為に苦労をしている。
つまるところ、キクルと同じ苦労人枠。
他人の発言で勝手に様々な悪評が増えていくのもキクルと同じ。
ただしキクルと比べ少し脳筋気味。
土地神であるショウキより強くなることを目標として掲げており、強敵と戦うことを喜んでいる節がある。
所持スキル
「竜技」
(恐らく)自身の体に竜の力を流し込み強化するスキル群。
「恣竜烈爪」
(恐らく)腕を強化するスキル。ツチガミの槍をラッシュで破壊し尽くした。
「昇竜摑脚」
脚に竜のオーラを纏わせ宙を蹴り飛ぶことを可能とするスキル。
直後に攻撃に使用していないところを見るに攻撃用のスキルでは無いと思われる。
ショウキ
「始末は「人」につけさせる」
ギルドに「魔物」として登録されている特殊なガード。
大柄で寡黙な男性の姿をしているが、その正体は「サラマントラ」というドラゴンのネームドで、レド県カギロイの村で祀られている「土地神」と呼ばれる存在。
神性を得た動植物や魔物は人としての化身を得られると言われているが、彼もその例の一つ。
基本的に誰に対しても傲岸な態度で接し、相手を煽る言動ばかりするがアフターケアは一切しない(その分トリューが苦労する)。
魔物が素で持つマナ感知の能力を彼も持っており、ひたむきのマナが界樹の魔素と同一であると判断した。
前述の通り非常に傲岸不遜で人に対して下げる頭など無いと思われていたが、魔素の源流たる界樹を至高の存在と考えているため、ひたむきに対してのみ(会釈程度ではあるが)頭を下げた。
ひたむきに真剣にお願いされるとツンデレみたいなセリフを吐きながらもある程度お願いを聞いてくれる。
使用スキル
「???」
カボクの民に力を示す為に使用したスキル。
太陽と見紛う程巨大な火の玉*16を手の先に作り出す。
火の玉を出している間は手のみが竜のそれに戻る。
ヒュダイ・キンズ
「あんたが本当にエースの器だってんなら 俺に証明してくれませんかね…」
イバラの街の上位ランカーのガード。23歳。職業は「重戦士」。
「筋肥大」の呪名を持ち、常人であれば即死する威力の殴打を素で放つことができる。
常にイバラの街のガード2位の立場に位置していたが、サランたちとは考え方の違いからパーティーを組むことは無かった。
同じ呪名持ちで英雄のような存在であるカンゼボウの大ファン。
妹のメガスをとことん可愛がっているシスコン。
ヒュダイ「俺より強い奴にしか妹は任せない」
ガード達「くっそこのシスコン野郎!!!」
所持スキル
「重戦技」
「増大」
現在判明している重戦技はこの一つのみ。
自身の筋力を爆発的に増大させるスキル。
呪名で筋繊維の保持量を増やし、重ね掛けをすることにより圧倒的な防御力を誇る「筋鎧兵」と名付けられた状態になる。
人一人を何の苦も無く切断する槍の攻撃を素の体で受け止め、逆に槍を破壊した。
恐らくはそのまま攻撃に転用することも可能だと思われる。
サランが逮捕されてエースを辞めた後は街のガード達のまとめ役のようなことをしていた。
サランに代わってエースの座に就いたトリューに対して町のガードを代表して抗議しタイマンを吹っ掛けるも完全に敗北。
しかしそれらの行為は「町のガード達の不満を解消するためにはトリューの実力を知らしめるのが一番手っ取り早い」と考えたが故の演技であり、本人としては「ガード間の面倒毎はもう御免」とのこと。
本来は礼儀正しくフレンドリーな気質であり、彼もまた苦労人タイプと言える。
メガス・キンズ
「お兄ちゃんアタシあいつら下僕にしたーい☆」
→「わんっわんっ げ…下僕はここです…」
イバラの街のガードであり、ヒュダイの妹。18歳。職業は「呪術師」。 身長142cm・体重38kg・B78(C)・W55・H77名前の通り大人をからかい弄ぶ所謂「メスガキ」的な性格であり、悪気なく人を煽る。もちろんわからせられもする
元来キンズの家系は筋骨隆々な者が多い血筋なのだが、その中でもとりわけ華奢な子であり、とにかく可愛がられて育った。
「自分が可愛がられ持て囃されるのは当然の事」といった考えを持っているが、他人を見下したりはしない。
見た目的にはおっぱいを除いてメイデナと同じくらいに見える幼い容姿をしているが、ガードとして職も持っている。
イバラの街に同年代の女性ガードがほとんど存在しなかった為*17、ひたむき達と出会えたことを非常に喜んでいる。
他人の名前を省略し「っち」を付ける独特な呼び方をする(ひたむっち、ザンゾっち、メデっち等)。
「呪術」
ズソーが使っていたものと同じ相手に状態異常を付与する魔法群。
「魅惑ノ香」
広範囲の魔物を魅了状態にし、自身に引き寄せる魔法。
ひたむきのかもんたーと同じような能力であると考えられるが、こちらは特に迎撃用の魔法とセットと言うわけでは無いようなので、引き寄せた魔物を倒せないor倒してもらえない場合は自分が嬲られるだけに終わると思われる。
ウルズ・フェート
キョボク警察署に属する女性。職業は時魔術師。40歳。
40歳とは思えないほど若々しい美人。
カボクの事件の真相を探るために本来であれば許可が必要な時魔法を上の許可なく使用し、ホアンカと共に独自で捜査をしていた。
ディガイスで隠しているが妖精族であり、40歳でも若々しいのはその為。
ホアンカと共にフォーネの死亡事故についての捜査をしていたところ、キムジナーに遭遇し拘束されハデスマンのいる洞窟に拉致される。
ハデスマンの「王者の蔵*18」にホアンカと共に入れられる。
「時魔法」
時間を操り映像を呼び出したり記憶を受け渡すことのできる魔法群。
「過去を覗く時魔法の使用は必ず捜査に関係する時、且つ警察機関の監視と記録の元で行わなければならない」という規則が存在し、また時魔術師になる事が出来るのは警察機関に所属し40歳以上で前科無しの者に限られている。
「プレバク」
対象の地点の過去を映像として呼び出す魔法。
かなり鮮明な映像が音声と共に映し出される為に犯人の偽装などは相当に難易度が高い。
また、呼び出した映像を他の記録媒体にて記録することも可能。
「ダビログ」
自身の記憶を他人に受け渡す魔法。
ハデスマンが使用した際には人間・魔物の別を問わず一度のスキル行使で4名に記憶を送っていたが、それ以上の対象に送ることが出来るのかは不明。
「メモリア」
対象の記憶を覗く魔法。
対象が見た光景や音声などをその対象の視点から覗くことが出来る。
対象がスキルによって得た視界でも確認できる様子。
正確に言えば作中で実際に使ったのはハデスマンだが、元のスキルの持ち主はウルズであるためここに表記。
ホアンカ・ゴヨウ
キョボク警察署に属する少女。職業は警察官。19歳。身長167cm・体重65kg・B99(H)・W66・H100
警察官を務めて一年目の新米。正義感が強く、やる気に満ちている。
ウルズが捜査をする際に彼女を選んだのは「念のため罰せられても影響が小さい新米」であるため。
全体的にリアクションや表情の変化が激しい。
他の警察官からも「スタイル抜群で目を引く」と言われるグラマラスな体形。
絵的にも胸囲よりも腰周りの方が大きいため、ただでさえあらゆるものが太いこの作品の中でも随一の太さを誇る。
ウルズと共にフォーネの死亡事故についての捜査をしていたところ、キムジナーに遭遇し拘束されハデスマンのいる洞窟に拉致される。
恐らく中にいる対象が生存していないとスキルを行使できない「王者の蔵」というある意味一番安全な場所に入れられたが、「安全圏は市民の為にあるべきであり警察が我先に入っていい場所ではない」とこれを跳ね除けハデスマンを攻撃する。
しかし奮闘も空しくキムジナーによって拘束、マナを補給するためのマナ源とされてしまう。
ホライゴンがお茶を出そうとする際に、何故か毎回尻の穴からお茶を入れられそうになる。
「逮捕術」
対象を拘束・制圧し逮捕するためのスキル群。
「捕縛」
対象と自身を繋ぐ手錠のようなものを作り出し対象を逃走不可能にするスキル。
「雷撃」
装備している警棒に電気を纏わせ対象に叩きつけ、対象に電撃を浴びせるスキル。
●ガード引退者
ウィル・テール
キクルの師匠の一人。(元)職業はキクルと同じ狩人。
武器訓練の担当であり、キクルの修業において大部分を請け負った。
訓練時は射撃の手本と称し名前の由来になぞらえて縛り上げたキクルの頭に乗せたリンゴをボウガンで撃ち抜くなど他の師匠同様かなりの無茶をしていた模様。
ひたむき達が加入するのとほぼ同時期に、実家のリンゴ農園を継ぐためガードを引退。
街の主力が抜けることで、引退がますます遠のいたキクルを落胆させている。
トゥルー・ノーキンス
CV:大泊貴揮
「街一番の 高額納税者です」
ハナバタの父にして、大手装備品メーカー「ノーキンスポーツ」の社長。
また社長職に就くまでは会社勤めの傍らガードとして活動していた超一流の戦士。
エースに就任したてのキクルの活動を偶然目にし、その実力・人格を高く評価している。自分を「お義父さん」と呼ばせたがるほどに。
コダマ山における異変の調査を、サンとキクルらに依頼した。
現役時代の少ない戦闘描写だけでも
- トドクマの大振りの一撃を頭に受けても少し頭を傾げるだけでまともにダメージが通っていない
- 片手槌の一撃(腕の動きのみ)でトドクマの頭を消し飛ばす
- 滑落すれば即死すると思われる崖を一切の躊躇もなく飛び降りる(そして何のダメージも受けない)
などといった他者とは隔絶した実力を垣間見せている。
一方でその強さと無意識に周囲に威圧感を振りまく体質から、ネームドなどの勘の良い魔物が近寄ってこないという、ガードとしてはデメリットとも言える一面を抱えていた模様。
実際にキクルたちが数と策をそろえた上でギリギリ討伐できたマスラオウですら「今の自分では勝てない」とショックを受けて交戦どころか会う事すら避けた。
ホチョウ・ハツドリ
「俺の性根が今更変わらねぇのと同じで お前も今更奪う命に目ぇ背ける事はできねぇよ」
キクルの師匠の一人である元ガードの老人。ザンゾーの祖父。
苛烈かつ露悪的な言動が目立つ、自他ともに認める性格破綻者。
キクルの修業時代は肉体面の鍛錬を担当。虐待も同然の扱きで彼を心身共に痛めつけている。
師事した当初は、キクルを体質上ガードの素質なしと見なし、諦めさせるべくただただ理不尽に接していた。
しかしとある出来事から彼の戦いにおける才能を感じ取り(と同時に痛い目に遭わされた恨みから)、本格的に修業をつけるようになる。
ホチョウ自身は修行を経てキクルを非情な殺戮兵器として育て上げるつもりだったため*19、彼が真っすぐに育ったのは予想外だったらしい。
自身の行動が他人に恨みを買うものであることは自覚しているが、反省や自重をすることは一切ない。
キクルが再度の修業を要請した際も過去のお礼参りだと邪推し、猫を被って油断させた所を返り討ちにしようとした。
作者曰く、命をその辺の石のように思えるため、スキルなしで殺気を完全に消せる模様。
しかし「命を奪うこと」に関して彼なりの信念はあることが窺える。
「何も攻撃的な思いだけが全てじゃねぇ 『頂戴します』っつー敬意や謝罪の念も向けられる側からすりゃ等しく『殺気』だ」
「その両腕は何の為に付いてる!!」 「市民を守る為です!!!」
「そうだ! 市民を守る為 秤に掛けた罪なき魔物をブチ殺す為の両腕だ!!!」 「曲解甚だしい!!!」
ちなみにキクルが新人らを厳しく鍛え直そうとした際に一度だけ取った苛烈な態度は、ホチョウのそれを模倣しているものと思われる。
●ギルド関係者
エノメ
CV:大久保瑠美
「そういえばっ 最近とっても可愛い子が入ったのよ? どう!?」
メブキの街ギルド職員の女性。31歳。 身長163cm・体重57kg・B103(J)・W64・H92
穏やかで心優しい性格だが、やや早とちりな所がある。
キクルの引退理由を「出会いを求めて」と解釈し、新人ガードの少女達を紹介した。ある意味、キクル周囲の状況を作り出した元凶。
キクルにとっては子供の頃から世話になっている憧れの女性であり、付き合いたい相手を聞かれて「エノメさん」と即答するほど。ただしエノメ当人からは「年の離れた弟」という認識。
既婚者にして子持ちだが、夫はほとんど家に帰っていない。
本来、魔物と対峙する業務ではないが、野外へ調査等に出向くと結構な頻度でエロい目に遭わされる。
「著作権フリーの魔法」
ガード職の有無に関わらず一般人でも習得出来る魔法。
種族ごとの固有のフリー魔法なども存在するらしい。
「デフエス」
防御力を上昇させる魔法。
発動すると使用者の体に光の膜の様なものが現れる。
「ララバド」
子守唄のような詠唱で子供を寝かしつける魔法。
全国のお母さんの習得率第一位。
狂花したハナバタにも効いた。
エシュネ
CV:小路裕夕
「私 キクルの事 そういう対象として見てないよ?」
エノメの娘であり、ギルド職員。11歳。
明るく人懐っこい性格だが、計算高い面もある。
浮気症でほとんど顔も知らない実父を嫌っており、キクルと母親をくっつけようと画策している。
元々キクルに好意的だったのを「少女ゆえの憧れと恋の混同」と思ったキクルはカッコつけて諭そうとした時にこれを明かされ、恥ずかしい思いをしたので以後女性関係に対して鈍感キャラになる。
初めてキクルと母親のエロハプニングを目撃して以降、キクルを「パパ」と呼んでいる。
なおエロハプニングに居合わせる度に、
- 「ママの体も キクルに上書きされちゃったんだね?」
- 「パパは一足先に… 食べ始めてたんだね?」(お弁当を届けに来た際、半裸のキクルとエノメを目撃して一言)
等と、子供らしからぬボキャブラリーでコメントを残していく。
11歳にして、既に母親の遺伝子を感じさせるスタイルの持ち主。
…が、実は黒魔術師ギルドにおける神「神霊ゼニス」を父に持つ半神であり、エノメと一対で「親子愛」を司る女神様。親子愛の「子」を象徴している為、容姿が「大人」になる事はない。
これから訪れる肉体の成長期とそれを抑え込む神性で体内のマナが不安定になることを防ぐ為にゼニスから蓄積したマナを上手く発散する為の技典を授かった。そしてまだ成長期が来ていなかった事を知ったメイデナを絶望させた。
レスミス・ケアー
「おまかせあレスミスっ!」
CV:結木梢
ギルド専属の看護師を務める、小鬼族の女性。22歳。身長1ハナバタ110cm。
仕事でのミスが多く、更にそれをごまかそうとしてより大きなトラブルを引き起こす。
元は病院勤務だったが、ガードの健康診断でとある大きなミスがバレてクビになった。
ちなみにそのミス隠蔽の片棒を担がされる形で、ひたむき達4人の健康診断をキクルが行うことになった。
その後、ギルド職員として再就職。勿論ギルドでもミスを多発している様子。
●その他
テース・ノース
エノメの母。ブル県フウロウ海浜で温泉旅館「オオシオ」の女将を務める。
とても孫がいるとは思えない若々しい容姿だが、これは妖精族の血が流れているため。
エノメ同様、優しく穏やかな性格だが早とちりなところがある。
休暇で訪れたキクルらを出迎えた際は「エースの殿方が慰労のため大勢のご婦人とお泊まりになる」と聞いてアレな想像をしていた。
「例えば大部屋で皆様ご一緒に楽しまれるのか…」「それとも……二人部屋で毎晩別のお相手と励まれるのか…」
「何か勘違いをなさっている!!!」
エノメからキクルの苦難に満ちた半生を聞き及んでおり、母性にも近い感情を抱いている。
キクルが出立する際、諸々のトラブルで休暇にもかかわらず消耗しきっていた彼の精神をその双丘で完全回復させた。
「フウロウ海浜の霊峰を 僕は決して忘れません」「先輩、私達は山なんて登ってないぞ!!」メブキに戻って早々、自分が居ない間に修羅場と化したギルドの惨状を目の当たりにして一瞬で全ゲージ消耗したが
ハナバタの使用人たち
ハナバタに付き従う各2名、計4名のメイド・執事。ハナバタに対する敬愛は本物だが、我が身も初孫のごとく可愛がっている保身の権化。
キクルが伝えるまで「狂花」の真実をハナバタに隠していたが、彼女への気遣いだけではなく
失望・叱責されることを恐れた保身と、「狂花」を発動した彼女の人懐っこく甘えん坊な一面を惜しんだことが理由。
また忠誠心が行き過ぎて暴走する上に物事を金で解決しようとする傾向があり、キクルには苦手視されている。
ハナバタのキクルに対する恋心を知り応援しているが、キクルの鈍感さやハナバタの奥手さにやきもきしている。
カイゼル髭の執事の男性が「ハウンズ・スチュワート」、目の周りに傷跡のある執事の青年が「ラニ・ウッドマン」。
黒髪のメイドの女性が「クララ・シック」、金髪のメイドの女性が「リアン・ヴィクトル」。
ゼニス
「世界が望んだ全知全能!【神雲】ゼニス様だ!!」
黒魔術師ギルド「天頂院」の創設者にして全てのスキルの生みの親。そして人類の天空に対する信仰心から生まれた本物の神である。
作中ではチャラめの美青年の姿で登場しているが、本来は雲であるため外見は自由自在に変えられる。
全てのスキルを使うことができ、また他者に新たなスキルを授けることも可能。
全知全能を称しているが、人類の信仰心の低下により権能はいくつか失っており、妻が魔物からエロい目に遭わされていたことも知らなかった。
エノメの夫でありエシュネの実父。娘からは前述の通り嫌われている。
エノメには彼女が○学生の時から10年近くに渡って口説き続け、結婚を承諾してもらった。*20
非常な女好きであり、キクルのパーティーメンバーにも粉をかけたが速効で拒絶された。また何故かひたむきには声をかけようとして自ら取りやめている。
結婚した後に25股が発覚。裁判所から「10年間女性への接触禁止」を言い渡され妻子から離れていた。
ただし人格等は信仰する人々の思いに反映されており、女癖の悪さも信仰が広まった時期に各地の権力者が「ゼニスの子孫」を名乗ったことへの整合性を取るために後付けされたものである。
エノメを巡ってキクルとは若干険悪な関係。
基本目上には礼儀正しいキクルも対面当初から敵意を剥き出しにしており、痛烈に煽り合ったりもした。
「あいつの温もりも柔らかさも俺だけが知ってる」「お前は知らないんだろうなぁ」
「広義においては俺も 彼女の温もりを知った存在と言ってもいい」「あ お前はこの10年のエノメさんを知らないんだったな」
「トラムマ」
対象者に害をなした者の幻を見せる幻術系のスキル。争い事と無縁な者には効果を発揮しない。
エノメの件で煽ってきたキクルにキレて発動させたが、予め警戒していたキクルには回避される。
その上エノメを巻き添えにしてしまい、彼女がこれまでエロい目に遭わされてきた魔物の幻をフルコースで見せてしまった。
リリィ・ロジロ
ユリン・ギムコ
メイデナの学友であり、前者が金髪、後者が黒髪褐色の女子二人組。*21
仲が良く、同じ髪留めを着けて基本的にいつも二人で行動している。
男性と接する機会が少ないせいか、キクルと共にクエストに行くメイデナを尊敬のまなざしで見ることがある。
本編で出てくる際には基本的にこの世界の一般人の反応を示す役を任されることが多い。
名前の通り、百合…というかレズカップル。
フェニザスク女学院学生寮にて同室で生活していると思われるが、どう解釈しても「肉体関係にある」としか思えない発言をしている。
色々あった結果、メイデナの体を性的な意味で弄んだ。
作者直々に「サイドストーリーなのに君たち爪痕残しすぎだよ」と言われた猛者たち。
それでいいのかフェニザスク教徒。
●魔物
カミカイヒ
クモの魔物「ヨケグモ」のネームド。通常種は体長30cm程であるのに対し、こちらは人間を超えるサイズの巨大グモ。
自身に向けられた敵意に非常に鋭敏で、攻撃や罠、待ち伏せを先読みしことごとく回避してしまう。
致死性の猛毒に強靭な糸、高い機動力に膂力と素の戦闘力も高い難敵。
キクルを一度追い詰めるも、トキシッコとの共同作戦により討伐される。
ギルドが存在を公表する前に討伐されたため、討伐者であるトキシッコに命名権が与えられたが、そのせいでやや残念な名前になった。
ナイトメア
フクロウの魔物「オウルナイト」のネームド。
あらゆる光源を無効化するドーム状の闇の空間を展開する“夜の帳”という魔法を使い、完全な暗闇から攻撃を仕掛けてくる。
危機を感じれば撤退も選べる慎重さと、ある程度の作戦は見破ってくる知能も併せ持つ。
更に自身を殺した相手を一人だけ道連れにする呪い“タタリモッケ”を有し、マトモな討伐は非常に困難。
討伐に先行したカンゼボウとオックリの応援に向かった、キクルらの前に出現。
事前の“夜の帳”対策も不発に終わったキクルらを追い詰めるが、カンゼボウの参戦で撤退。
その後、“夜の帳”の真相に気づいたキクルと一対一の戦いの末、討伐される。
首を切断されたにもかかわらず復活。再度攻撃を仕掛けてくる。
実は既にカンゼボウらに討伐されており、“タタリモッケ”で彼を道連れにした。
その後、兄の死を隠蔽しようとしたオックリの工作の一環で蘇生される。
カンゼボウの叱責を受けたオックリにより屍術を解かれ、再び死を迎えた。
凶悪な魔物ではあるが、私情で亡骸を利用され、苦痛を伴う蘇生を受け、更にそのことを気にもかけられないことを、ひたむきに悼まれた。
フユウデ
死者のマナと残留思念から生まれた霊魂系の魔物。宙に浮く人の手首のような姿をしている。
手の平から触れた者の体力とマナを奪うスキル“気奪”を有する。
ただしマナを取り込むたび自身の情報や思念が薄まり、最終的には消滅してしまう。
なお相手が女性の場合、その様はセクハラに満足して成仏するヘンタイにしか見えない。
また元々が亡者であるため、倒しても討伐実績には計上されない。
カンゼボウが死亡した際も彼の思念を有したフユウデが発生。
カンゼボウに自身が死んだ日の記憶が無いのはそのため。
他のフユウデに襲われたオックリを救い、屍術を解こうとする彼女の頭を撫でて励ました。
ネコダマシイ
猫の魔物。他者に取り憑くことができるが、霊ではない。
脅かした相手に取り憑き、マナを吸う。強靭な精神があれば撥ね退けることは可能。被害者の心身にショックを与えれば憑依は解除される。
憑かれた相手は猫のような振る舞いをし、美少女であれば素晴らしいが男だとキツい絵面になる。
マナを奪いはするものの、人への敵意はなく魔除けの施された街にも侵入可能。
オドロ湿原を訪れたキクルらの前に現れ、メイデナに取り憑きメイデニャ化させ、キクルを悶えさせた。
ナイトメア戦では恐怖で身動きの取れなくなったメイデナに咄嗟に取り憑くことで、窮地から彼女を救っている。
その後、ひたむきのマナを追って街に入り込み、憑依もせずに胸からマナを吸い出した。
更にメイデナの住まう学生寮を訪れ、紆余曲折を経てそのまま住み着くこととなった。
マスラオウ
コダマ山に出現した猿の魔物「バイマシラ」のネームド。
人語を操り、また文字も理解することが出来る。
「マスラオウ」とう名前も自ら称したもの。
戦闘力もさることながら、ガードを翻弄するほどの高い知能を有する。その上慎重さも併せ持ち、リスクヘッジも万全。
トゥルーが山に入った際は「今は敵わない」と判断して遭遇を避けていた。
後述する凶悪なスキルも相まって、作中で以前に登場したネームドと比しても別格の強さを誇る。
サランらを追う途中遭遇したハナバタを気に入り、自分のものにしようと執着するようになる。
騒動が起きる二週間ほど前からバイマシラの群れを率い急に勢力を伸ばしたと思われていたが、実は一年程前から存在し、コダマ山の魔物を統率していた。
マスラオウ自身は元来人と事を構えるつもりはなく、自身の影響下にある魔物に対しても「人を襲わず、身を隠せ」と不干渉を徹底させていた。
このことからコダマ山は少なくとも彼の台頭していた一年間は比較的平穏だったが、コダマの街のエースであったカンゼボウの死により状況が一転する。
絶対的なエースを失ったコダマでは、心無いガードたちによる次期エースを巡った「点数稼ぎ」を伴う無差別な魔物狩りが横行し始めたのである。
自身が不干渉を命じたばかりに無抵抗のまま一方的に虐殺された魔物たちを前に態度を一変。
「お遊びで付けた名前にはしたくねぇ」と自身の「マスラオウ」という名前や魔物を統べる者としての矜持にかけて人に徹底抗戦することを決意。
山に入った20名以上のガードを手に掛けることになった。
一方で彼に追随しようとしたセイテンを「魔物にも人にもなれない半端モン」として放逐しているが、その真意は如何に……。
使用スキル
下記すべての技名はマスラオウ本人が考案し名付けたもの。
スキル名にはいずれも「猿」を意味する文字が含まれており、「名付ける」という行為に対し何かこだわりを持っていた様子。
「総大猩」
他の魔物の指揮を執るスキル。魔物であれば同族以外も操作可能。
ただしあくまで「魔物」に作用する技なので「人」には使えない。
「猴帝」
自分よりマナの量で劣る相手から一切魔力での干渉を受けないスキル。
魔法などの攻撃が通じない他、総大猩での支配を他者のスキルで上書きされることもない。
マスラオウの所持マナはトキシッコの10倍以上という魔物基準でも突出した量であるため、実質魔力依存の攻撃は完全無効化できる。
「猿魔羅闍」
自身の体格を5倍にするスキル。通常種のバイマシラが使う「倍化」の強化版。
元々の体格が倍化を使った通常種並みであるため、発動すれば手のつけられない猛威となる。
ただし巨大化に伴い身体の体積と表面積・断面積の比率が拡大することで体熱や自重による身体への負担が増加するため、長時間の発動はリスクが大きいなど決して万能のスキルではない。
しかしマスラオウ自身もこうした弱点を把握しており、強敵との戦闘時には身体を冷やす水場を近くに置くなどの対策を取っている。
セイテン
ナマケモノの魔物「フエテ」のネームド。
体格はフエテとほぼ変わらず、小柄な人間ほどの大きさのままだが、彼らと比べると非常に精悍な顔つきになっている。
「セイテン」という名前は自称であり、ギルドで付けられた名前ではない。
ネームドとしては戦闘力が低い部類だが、人間と遜色ない知能を持つ。
人間に対し一切敵意を持たず、人とともに過ごしたいと願っている。
魔物との戦いで負傷したコインを救助した事を機に、マスラオウを止めるべくキクルらに協力することになる。
1年前にサンを滑落から救った存在の正体。
彼もマスラオウと同じく生まれた時から人の言語能力を有していた*22為、人間と共に過ごしたいという欲求が常にあった。
「無害であることを証明できれば人の中で過ごすことが出来るかもしれない」と考え、偶然にも窮地に陥っていたサンを姿を隠した上で救ったが、
結局「正体を明かして拒絶される」恐怖に負け再び身を隠した。
その後、落ち込んで独り言を呟いたのをマスラオウに聞かれ、彼の「人を襲わず身を隠す」という考えに意気投合し友人となる。
一年後のガードによる魔物討伐で激高したマスラオウを止めようとするも決裂。
マスラオウと別れ彷徨っていたところ、魔物に襲われるコインを発見し上記に至る。
自身の名前も含め「名前を付ける」と言う事は一切していなかった。
「セイテン」という名前や下記の技名は全てマスラオウが考案し名付けてくれたものである。
使用スキル
「真外身(しんがいしん)」
元のフエテが使用する「贋外身(がんがいしん)」の強化版ともいえる技。
自身とそっくりそのままの姿形をした分身体を多数召喚する。
数に制限があるかは不明。
この分身体は生命活動を行っていない為、水中などでも活動が出来る。
また、下記の如意金爪を分身体が使う事も可能。
「如意金爪(にょいこんそう)」
自身の持つ鋭利な爪を伸ばし相手を攻撃する技。
流石にマスラオウには通用しなかったが、バイマシラ程度なら数匹纏めて一撃で屠ることが出来る。
マスラオウが死亡した後、サンの使役する魔物としてコダマの街で暮らすこととなった。
(規則上では魔物扱いだが、前述の経緯もあってサンは彼を新しい家族として迎えている)
魔物ではあるがマスラオウ討伐の功労者として喧伝されたこともあり、コダマを中心に既にマスコット的な人気を得ている。
サン「この調子ならセイテン人形が発売される日も遠くないわね」
キクル「コダマには著名人をドール化する仕来りでもあるの?」
ハデスマン
モグラの魔物「ラモール」のネームドで、これまでのネームドの中でもとりわけ強大な個体である上に、複数体のネームドを従えている。
プンプクの話によると、かつてはカボクの村を守護する土地神であったが20年前に出奔し、今度はカボクの村を襲おうとしているらしい。
マモノリ
18禁マークを模した修正用海苔の魔物。書籍化の際に処分された海苔の怨念から生まれた。
自称「不徳のギルドのマスコットキャラクター」。
単行本宣伝マンガで登場し、ひたむきを始めとした女性キャラを理不尽に辱めていく。
初期こそただの魔物(?)であって意志は無かったが、いつのまにか自意識を獲得し会話ができるようになった。
基本的には丁寧で紳士的な態度をしているが、なぜかキクルに対しては辛辣だったり、肉感的な女性を目の前にすると魔物の本能に負けてしまったりと、その実態はマスコットという名のとんだ食わせ物。
宣伝マンガ内では何故かトキシッコに使役されているが、別段忠誠心などはなく、9巻発売記念の描き下ろしでは圧倒的格上であったサンにあっさり寝返った上、当のトキシッコが逆に嬲られ役になるというオチまで描かれた。
マモノリ「長いものには巻かれろ、太い腿には挟まれろでございます。」
当然本編には登場しない。
トキシッコ「マモノリくんはいつだってスポットライトのど真ん中!」
キクル「ライト当たる部分に割って入ってるだけでコイツを見たいわけじゃない!!」
【テレビアニメ版】
2022年の10月よりアニメが放送された。製作はお色気アニメに定評のあるティー・エヌ・ケー。
作者の河添氏の過去作品である『ばのてん!』『謎解きドリル』のキャラもカメオ出演している。
アニメの1話分につき原作の2話分を使い、原作の1巻から3巻、4巻の19,20,24話、5巻の25,26,27話、つまりミシェリーが出演を拒否したためタネの村編を除いた1~5巻の序盤までが映像化している。
アニメDVD並びにBDでは放映中のあんな規制やこんな規制がすべて解除されると同時に、カットされた一部の展開が追加されている。
また、特典としてアニメ用設定集、及び作者描き下ろしのショート漫画が付属している。内容としては宣伝漫画のような体でキクルとトキシッコが連載前の裏設定等々を語るもの。無論、こちらでもトキシッコは好き放題暴れている。
主題歌
OP「Never the Fever!!」/アーティスト:佐咲紗花
OP映像は古のPCエロゲームの描写のパロディが用いられており、「誰が分かるんだよこんなの」「逆に新鮮」等好評を博している。
ED「シュガー・シュガー・スパイス」/アーティスト: 栗林 みな実
SDで描かれたヒロインズが可愛らしく躍動する。途中にあるひたむきの謎の黒巻き姿は単行本宣伝漫画が元ネタ。
最終回のみヒロインたちが歌唱するキャラ歌唱バージョンとなっており、こちらはアニメのオリジナルサウンドトラックに収録された。
Wiki籠りを引退する前に、新規項目の追記・修正をお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,20)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- おお、記事が出来てる。無茶苦茶面白いんだが同時に無茶苦茶エロイから他人に勧め辛いんだよなこの漫画。 -- 名無しさん (2021-06-02 17:04:29)
- おくりびとで笑ってしまった -- 名無しさん (2021-06-02 17:11:50)
- 一話ごとに起承転結がしっかりしてるし、例の兄妹のエピソードが象徴的なように伏線の張り方と回収にそつがない。だがエロいので勧めづらい -- 名無しさん (2021-06-02 17:18:46)
- 高い画力、テンポの良いギャグ、何処で生えてくるか聞きたいレベルの現語センスとすごい漫画なんだよな。エロにも超全力だから人に勧められないけど。あと人気投票したらキッくん一位取ると思う。 -- 名無しさん (2021-06-02 17:56:52)
- カンゼボウ関連の真実判明はシリアスすぎて、うわぁ馬鹿エロなのに‥‥と思ってしまった。 -- 名無しさん (2021-06-02 18:32:03)
- 「ギルドの若きエースと呼ばれ、戦闘において隙はなく、様々な美少女と実質ハーレム状態でパーティを組むイケメン青年」といういかにも読者に嫉妬で叩かれそうな属性持ちでありながら叩かれるどころか憐れまれる主人公を俺はキッ君以外に知らない・・・ -- 名無しさん (2021-06-02 19:18:04)
- ↑3 ギャグ、シリアス、バトル、エロ、それらを支える画力とツッコミ語録全てを併せ持つから凄いよね -- 名無しさん (2021-06-02 19:25:28)
- エノメさんとノマくんのエロは特に過激めな傾向なのが良い。 ところで「レスミス・ケアー」てもしや意図せず呪名になっちゃってるんじゃ…… -- 名無しさん (2021-06-02 19:55:00)
- ニコニコではエロとギャグとバトルのトライフォースと称されている -- 名無しさん (2021-06-02 19:56:35)
- ジョブとスキル習得や魔法の利用についての設定がすごく自然でかつ理にかなったもので感心した。ガンガンで連載しているだけのことはある。 -- 名無しさん (2021-06-02 21:47:59)
- めでちゃんカワイイよメデメデ。あとトキシッコ割とメイン適性高い気がする -- 名無しさん (2021-06-02 22:08:21)
- 読者が100人居れば、100人全員が面白いけどエロすぎてコメントを避ける、そんな漫画。 -- 名無しさん (2021-06-03 08:47:04)
- キッ君、ハーレム主人公なのに読者からの株が高すぎる。真面目で人が良くて苦労人と書くと割とよくある感じなのにどうしてなんだろうな -- 名無しさん (2021-06-03 09:43:06)
- ↑きっくんの目的はあくまで「引退する目途を付ける為の後進育成」で、それとネームドへの対処で凄まじく苦労してるからかと。 あと読み返すと1話1ページ目で既に苦労人感が半端ない。 -- 名無しさん (2021-06-03 16:34:22)
- カミカイヒ編はまだギャグの配分かなり高かったのにナイトメア編はゴリゴリに鬱シリアスだったから温度差で風邪引いた -- 名無しさん (2021-06-03 16:41:23)
- 女は魔物に凌辱されつくしてマナを絞りつくされたら殺されるとか実はゴブリンスレイヤーや同人エロゲ並みにヤバい世界観だったりする。 -- 名無しさん (2021-06-04 01:40:14)
- 漫画としても純粋に面白いからな…ハナバタとキッくんの特訓で視線誘導はマジでキッくん見失うのを漫画でやられてすげぇとなった。 -- 名無しさん (2021-06-04 10:32:15)
- 話の構成とかツッコミの切れ味とか、作者頭いいんだろうなと思う。エロ要素に抵抗なければホントにおすすめしたい。 -- 名無しさん (2021-06-05 01:32:11)
- キッくんや他のガードの反応みるにエロ攻撃してくる魔物が出てきたのは、つい最近みたいなんだよね、その前はエロ攻撃なんてされずに殺されてた、ギルドが魔物に対して何か仕掛けてる可能性ある -- 名無しさん (2021-06-05 07:26:06)
- ↑6あとはパーティメンバー(ヒロイン)が揃ってポンコツだから同情されてるのもあるかも?ハナバタとノマが少し育ってきたけど、それまでは割とガチめに「パーティ戦力は実質キクル一人。あとは足手まといどころか全力で足を引っ張る」レベルだったし -- 名無しさん (2021-06-07 07:26:35)
- このすばよりひどいパーティー始めて見た -- 名無しさん (2021-06-07 08:27:38)
- 一応ハーレムものなのに人気投票やったら普通にキッくん1位とりそうで笑う。ツッコミの切れが良さ過ぎる。 -- 名無しさん (2021-06-13 20:30:25)
- ↑2このすばは活かせる一芸があるだけまだマシ。こっちは短所が長所を完全に殺してるから -- 名無しさん (2021-06-13 21:33:51)
- ↑このすばメンバーは特技だけ見れば魔王軍幹部とさえ戦える超一流の側面もあるからなあ、性能や人格が癖が強すぎるけど -- 名無しさん (2021-06-14 13:09:03)
- トキシッコの呪名のとこ、肌同士の接触は効果無かったんじゃないかな? -- 名無しさん (2021-06-15 05:07:33)
- 短所が長所を殺すだけならいいんだ。こっちは個人の短所がメンバー全体の長所に対して殺意が高すぎるのが大問題でな… -- 名無しさん (2021-06-18 13:18:28)
- ↑8 間違いなくひたむきに何かあるだろうね。お狐様とかも伏線になってそう -- 名無しさん (2021-06-25 13:41:46)
- 三度目のネームド戦はまた別方向に重い -- 名無しさん (2021-07-14 10:26:04)
- キッくんの弱点に物理攻撃しかできないために相手が物理無効な攻撃をされたら終了まで耐えるしかないもあった気が -- 名無しさん (2021-08-02 17:04:10)
- ↑4 エロの誘蛾灯ひたむき、泣き喚く魔物寄せ置物メイデナ、ノーコン味方撃ちのトキシッコは論外として、ハナバタは(狂花しなけりゃ)普通に優秀ぞ、しかも狂花⁺戦技という固有のトンデモ技がある。状況が噛み合ったこのすばPTよりは総合力低いだろうけど、安定感はキッくんハナバタでお釣りが来る……残りのメンバーは馬車にでも詰めとけ! -- 名無しさん (2021-09-11 23:40:11)
- 最新号のキッくんヤバイ…ってか伏線はあったとはいえ主人公の特異性明らかにするの遅すぎぃ -- 名無しさん (2021-09-13 01:17:38)
- いつも周りが酷すぎて苦労人のツッコミ気質ばっかだったけど、ガチで本気のキッくん強過ぎて草。主人公の本寮ここまでギャグの陰に隠れてたの逆に凄えな…w -- 名無しさん (2021-09-13 22:11:24)
- ていうかキッくんの特異性見てああこれ少年漫画だったわって思いだしたわ。コレ普通に次巻キッくん表紙で良いだろ -- 名無しさん (2021-09-15 18:37:36)
- エロいことしてくるネームド怖い -- 名無しさん (2021-09-15 21:20:11)
- 確かにキッくんスキル今まで使ってなかったし、ネームドがこいつ魔力感じられねぇ気持ち悪っとか言ってはいた。言ってたしそれが伏線だったとはいえキッくん凄ぇなオイ… -- 名無しさん (2021-09-16 09:40:53)
- 間違いなく過去最強のネームド。特殊能力シナジーがエグ過ぎる -- 名無しさん (2021-10-14 17:18:47)
- キッ君の特異体質を考えたら、魔物がキッ君を容赦なく殺しに来るのは当たり前だわな。だって食料にすらならんのだもの -- 名無しさん (2021-12-08 19:08:13)
- あらゆる選択肢でハズレを選び続けた上で最後に出てくる最善手を選んで確実に仕留めるとか、本当に構成力凄いンだよな… -- 名無しさん (2022-01-06 11:15:55)
- 決着!爆熱の死闘の果てはしんみりとした終わりだった。まさかこの漫画で目頭があつくなることがあろうとは -- 名無しさん (2022-01-14 16:10:27)
- 9巻表紙は多分サン姉様、記念すべき10巻にキッくんかね -- 名無しさん (2022-01-14 16:55:22)
- 対人戦に慣れてる感じだしキッくんの師匠は暗殺者か?師匠の事、殺ってそう -- 名無しさん (2022-01-17 04:00:16)
- ネタバレコメやめろって作者直々に言われるニコニコの民度よ -- 名無しさん (2022-01-17 11:12:10)
- マスラオウとセイテンくんも是非追記して欲しいが、おそらく次回エピローグだろうからそれを待ってかな…ああ、「セイテン」ってそういう…そういう…… -- 名無しさん (2022-01-25 17:53:40)
- 祝!アニメ化 マスラオウとセイテン君は来週になったら追記しようかね -- 名無しさん (2022-03-11 09:06:30)
- ノマの声優はスタッフの繋がりで富田美憂かな? -- 名無しさん (2022-03-11 11:52:31)
- エロに釣られたはずがツッコミのワードセンスとか普通に面白いし、ナイトメア戦は用意したティッシュで涙を拭いた -- 名無しさん (2022-03-13 18:10:15)
- アニメ化かあ・・・キッくん本領発揮までやれず苦労人なだけで終わるの半ば確定なの草 -- 名無しさん (2022-04-19 19:06:10)
- 自分の中で無駄に期待値が上がってしまうので早く声優発表してほしいと思っている(個人の感想です) -- 名無しさん (2022-05-25 09:41:40)
- 最近メイデナも白魔術界の超重要人物と判明したけど…なんで実戦地に来てんだこの娘。存在の重さ的に本来エロ被害者にするのもまずいのでは… -- 名無しさん (2022-05-25 09:46:22)
- ノマ含めてどの子も絶妙なヒロイン力とポンコツ力を持ってるから誰のヒロイン回でも毎回手に汗握る仕様なの本当凄い。 -- 名無しさん (2022-05-25 15:37:41)
- キッくんのセリフが作中一二を争う名言なのに、その他のキャラがおしなべて迷言なの笑える -- 名無しさん (2022-05-26 13:38:57)
- 大地葉にダウナーキャラのトキシッコ当てたのは神采配 -- 名無しさん (2022-07-13 17:35:28)
- 10巻のマスラオウで泣いた…やっぱり話の構成がめちゃくちゃ上手いよな -- 名無しさん (2022-09-13 00:38:02)
- 伏線の張り方が上手すぎて作者さんエロに頼らない能力バトルとかも普通に描けそうだよねぇ。エロパート、日常パート、ギャグパートの全部がネームド戦とか作中の重要設定の伏線になってる感じがする。個人的にはエロがあったほうが嬉しいからこの漫画が大好きだけどさ -- 名無しさん (2022-09-28 20:26:59)
- あの姿のカンゼボウの利用価値ってのがいまいちしっくりこないんだけど、どういうことかわかる人おる? -- 名無しさん (2022-09-28 20:45:53)
- カンゼボウじゃなくてオックリの方に利用価値があるのでは?エースの兄を亡くしても健気にガードを続ける悲劇の女性的な -- 名無しさん (2022-10-03 12:27:32)
- キクルの能力ってスキルじゃないからガードやめても能力そのままなんだよな・・・後釜ができたとしても素直にやめさせてもらえるかなあ? -- 名無しさん (2022-10-03 14:44:33)
- いいアニメ化だあ…8話ホント素晴らしい -- 名無しさん (2022-11-24 11:19:45)
- この作品だけで男のツボは完全網羅できるな -- 名無しさん (2022-12-22 05:20:57)
- ひたむきって「毎ターンMPが自動で最大まで回復する」って感じか。普通に考えてぶっこわれ級のはずなんだが… -- 名無しさん (2022-12-23 22:00:40)
- ↑多分毎ターンじゃなく毎秒じゃないかな。。。 -- 名無しさん (2023-01-04 15:12:09)
- 呪名をつけてる人が少ないのってなんか理由があるのかな?子供を愛してる親なら呪名は付け得だし付けられるなら皆付けそうなもんだけど -- 名無しさん (2023-02-21 01:06:17)
- ↑作者曰く呪名自体に条件があって、例えそれっぽい名前を付けたところでただの名前になるケースがほとんどなのだそうな -- 名無しさん (2023-02-26 03:43:18)
- 逆に考えると、この世界の人間は鍛えることで一部のスキル並みの技術を身に付けることができるということなんだよな。スキル使える人がキクル並みに鍛えれば最強なんじゃね? -- 名無しさん (2023-04-25 16:04:44)
- ニュースの真面目なインタビューとかで「ひたむきに頑張る」って聞いた時にひたむきが頭をよぎるようになってしまった… -- 名無しさん (2023-04-25 16:39:55)
- 足手まといトリオに対しても一貫して「やめさせる」ではなく「育てる」方針だけど、キクルの境遇を考えると「才能ないからやめろ」とは絶対言わないんだよな。 -- 名無しさん (2023-05-22 20:04:29)
- キクルより可愛いと言われたノマのアレだけど中学年(小3~4)相当らしい(Twitterより) -- 名無しさん (2023-06-12 15:18:27)
- ↑2才能だけを考えたらメデトキひたむきの三人はとんでもないものをお持ちだと思う(特にメイデナ) それを活かす機会と活かす実力と活かす胆力が絶望的に足りてないけど -- 名無しさん (2023-09-05 08:19:54)
- 12巻でサンのあの部分が解禁かと思ってたけど、同じ日にレスミスもあれな目に合うとは -- 名無しさん (2023-09-12 20:14:19)
- メインキャラはむしろ才能自体はすごくあると思うよ。それ以外が色々と残念過ぎるから自他とも認めるキクルのワンオペでパーティーが機能してたわけでして -- 名無しさん (2023-09-15 03:24:51)
- カンゼボウの利用価値は呪名関連だと思うよ。呪名は設定の全てがまだ明らかになってないけど、魂と関係しているとかなら完全防備の呪名を持つ人間を量産する計画を立ててるとかじゃないかな。作中でもぶっちりのチート呪名だしさ -- 名無しさん (2023-09-17 05:12:05)
- ↑6 そりゃあキクルの状態考えると明らかに「自分なんかよりは遥かに才能がある」からなあの3人 -- 名無しさん (2023-11-28 08:19:44)
- ひたむきもようやく格闘家らしい攻撃スキルを覚えられそうだな。マナの特殊性で一波乱ありそうだが -- 名無しさん (2023-12-19 02:24:52)
- 確かにガンガンのエロコメなんだけど、マシラ編とかシリアス話は普通以上に面白くて困る。 -- 名無しさん (2024-04-09 04:42:25)
- カンゼボウの件が判明したけどこりゃヤベェわ -- 名無しさん (2024-04-13 12:15:45)
#comment(striction)
*2 これはキクルがネームドそのものではなく、ネームドとなりうる魔物を看破して事前に狩っていたため。
*3 「実績ゼロ、(その時点では)浮いた話ゼロ、存在感ゼロ、人気ゼロ」の意
*4 ホチョウ曰く、一般的な忍法スキル「石火」のスピードを越えているとのこと
*5 フユウデやフエテの贋外身等を倒したことはあるが、どちらも魔物の討伐数としてはカウントされない
*6 作中の料理の上手さランキングぶっちぎりのトップで、作者曰く「(料理の腕前は)神。この道に進めば確実に財を築ける」
*7 基本的に火力では不自由しておらず、戦闘スタイル上回復の必要性も薄い一方で、彼女の「索敵」と「囮」の才能だけは自身の能力で代替する事が出来ないため。
*8 元々はトキシッコがほぼ冗談でキクルへの脅迫材料として録音したもの。
*9 ただし後日マナ酔いによる二日酔いに似た症状が起きる。
*10 キクルへの与ダメージ回数第1位
*11 マナが枯渇したからか、即座に狂花は解けた。
*12 本人は性差にあまり関心が無かった為、特に不思議に思わず着ていた。
*13 流石に妊娠は出来ないらしい。まだ
*14 変化の維持に必要なマナよりも自然回復するマナの方が多い為
*15 マスラオウが遠方で激闘を繰り広げているのを把握したトリューが「今なら撒かれる心配はない」と、あわよくば加勢の意志を見せていた。
*16 見えている範囲だけで少なくとも自身の4~5倍、全体像を考えれば自身の20倍以上はあろうかという大きさ
*17 メガス曰く、元々それなりの女性ガードが居たようだが、ほとんどがサランの追っかけ同然だったため、彼が逮捕された後はイバラを去ってしまった模様。
*18 入っている者のスキルを自身が自由に扱うことが出来るようになるスキル
*19 マナ無しというハンデを克服するため、せめて戦う際の躊躇いを捨てさせるという目的もあった。
*20 エノメがエシュネを産んだのは20歳の時。おまわりさんこっちです。
*21 今のところカラーになっていないのでリリィに関しては確証無し
*22 代わりに魔物や同族の言葉や意志は理解できなかった
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧