登録日:2025/02/20 Fri 22:47:27
更新日:2026/06/04 Wed 08:46:33NEW!
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あんこ(餡子)とは小豆を使った具材「餡」の一種。
和菓子を代表する食べ物の一つである。
出来上がりは色が黒っぽいので、別名は黒餡とも呼ばれる。
なお赤餡とも呼ばれるが、赤い豆から作る餡子の総称なので、金時豆、鶉豆、赤豌豆、赤蚕豆などを原料にしている場合もある。
ちなみに最高級の白餡は白小豆を使っている。
うぐいすあんなど、小豆以外の豆を使った餡も複数存在するが本項目では割愛させてもらう。
▽目次
概要
元々は飛鳥時代に中国から伝わった「餡」を原型とする。
但し、中国の「餡」は肉まんや餃子等に使われる様な挽肉のものが主流。
この「餡」が日本では、肉食を避ける僧などにより小豆を使ったものに置き換わっていった。
しかし当時は塩で味付けされるなど甘味としての姿はなかった。
その後、茶道が流行りだした安土桃山時代~江戸時代から甘い味付けで使われるようになった。
濃厚な食感と舌触りが特徴的で、優しい味わいが人々の心を癒してくれる。
菓子とはいえもとは豆なので割と腹に貯まりやすい。
あんこのスタイルは
- 小豆の粒を程よくのこした
半殺し”つぶあん” - 小豆の粒が無い完全なペースト状の
皆殺し”こしあん"
以上の2種類に分けられており、好みは人それぞれ。
こしあんは滑らかな舌触りが持ち味だが作るのがやや大変。
あんこの作り方
- 共通行程
1.小豆を研いで洗う
2.水煮する
3.蒸らしてから煮汁を捨てる
4.もう一度水煮しつつ灰汁を取る
5.豆が軽い力で潰れるくらい柔らかくなったら蒸らす
- つぶあん
6.砂糖水を入れて混ぜる
7.ちょうどいいくらいまで粘度が出たら完成
- こしあん
6.ざるに中身を出しマッシュする
7.水を入れて皮と中身に分離させ中身だけを取る。
8.砂糖水と一緒に煮て完成
あんこを使った食べ物
和菓子の大半にはあんこが使用されており、和菓子の中心を担うような存在といえる。
他にもあったら追記お願いします。
- 浮島
別立て法で作る蒸しカステラ。かつては浮島に見立てるため、表面に胡桃を散らしていた。
卵黄に白餡と上白糖をすり混ぜて、メレンゲ、小麦粉や上新粉ら乾燥材料を加えたら型へ流し、表面を均してから蒸し上げる。
- きんとん
白餡と山芋餡を混ぜてそぼろ状に加工し、芯となる餡玉に塗した生菓子。
唐菓子の餛飩を基にしているが、原型を留めていない。
- 練り切り
白餡に蒸して漉した山芋(薯蕷)、求肥、微塵粉(蒸した糯米を乾燥させて挽いた物)などのつなぎを混ぜて、砂糖か糖液を加えて練り上げた生菓子。
主に関東地方で見られる。
- こなし
白餡に小麦粉や上新粉を混ぜて蒸し、砂糖か糖液を加えて揉みこなした生菓子。
主に関西地方で見られる。
火に掛けた寒天液へあんこを加えて練り、型に流して固めた棹菓子。
焼成したカステラ生地の間に注いで固めるとシベリアになる。
- まんじゅう
怖いやつ。
薄皮であんこを包んで食べる。
山芋と上用粉で皮を作る薯蕷饅頭、あんぱんに応用された酒饅頭、膨張剤を使う炭酸饅頭、栗を模して焼き上げる栗饅頭など種類は多い。
- あんまん
中華まん(包子)のバリエーション。
ふっくらとした厚い皮の中には黒ごま風味のあんこが入っている。
- おはぎ
餅米をあんこで包んだもの。牡丹の季節にはぼたもち。
手につかないようにピックやお箸で食べる。
- もなか
製粉した糯米から作る最中皮にあんこを詰めた和菓子。
こしあんと粒あんを混ぜた鹿の子あんが詰められる例もある。
- きんつば
寒天で固めて成型したあんこに、白玉粉や小麦粉から作る衣を薄く付けて焼いている。
発祥地とされる京都や大阪では上新粉の衣を纏っていて“ぎんつば”と呼ばれていたが、江戸へ伝わると小麦粉入りの衣が使われて現在の名称に改められた。
- おやき
長野県の郷土料理。
あんこや野沢菜といった具材が入っている。
- あんぱん
みなさんご存じ元気百倍なパン。
あんこが入ったパンで、ゴマが乗っているものもある。
刑事や山崎がよく食べていることで有名。
- あんドーナツ
ドーナツの一種で、あんこを詰めている。
和菓子店はイーストドーナツよりもケーキドーナツの生地で包む傾向があるという。
ぶと饅頭は唐菓子の餢飳を基にしているが、皮は米粉と水から小麦粉と卵、揚げ油はゴマ油からコーン油に変えたことで、あんドーナツの薄皮版に仕上がっている。
ドラちゃんが好きなやつ。
奈良県では三笠や三笠山と呼ばれることもある。
焼いた2枚の生地であんこをサンド。
- あんまき
愛知県の知立名物。薄く焼いたドラ焼き様の皮であんこを巻いた和菓子。衣を付けて揚げた天ぷらも存在する。
同県の豊橋では、ブラックサンダーとコラボしたブラックサンダーあん巻きが販売されている。
- かすまき
- とらまき
カステラ生地の皮であんこを巻いた和菓子。
壹岐や対馬の名物で、表面にザラメが塗された“とらまき”は島原で愛されている。
- 人形焼き
- もみじ饅頭
七福神や紅葉などを模った型にカステラ生地を流し、あんこを入れて焼き上げた造形菓子。
毎日鉄板の上で焼かれるお菓子。
生地の中にあんこを入れて鯛の形をした鉄板で焼いた鯛型のアイツ。
生地の中にあんこを入れて短い円柱型に焼き上げたお菓子。
日本各地で呼び名が異なり正式名称は不明だがアニヲタ県では上の言い方をする。
- 団子
あんこの団子。
だいたいこしあんが上に乗っている。
中華胡麻団子こと芝麻球は胡麻餡ないし蓮の実餡を包み、胡麻を塗して揚げる。
- あんころ餅
こしあんで餅を包んだもの。
赤福などが有名。
室町時代後期に存在した鶉餅が先祖だと言われている餅菓子。
餅生地であんこを包むが、求肥を使用することもある。
- おしるこ/ぜんざい
ママも大好きなあんこの汁物。
白玉や餅が入っているものもある。
小豆の豆とあんこを使った棒アイス。
釘を打つことができる。
- 柏餅
柏の葉でお餅とあんこを包んだ和菓子だカシワモチ。
桜の葉でお餅とあんこを包んだ桜色の和菓子。
- 梅ヶ枝餅
大宰府に左遷された菅原道真の世話をした浄妙尼の伝説が基になったとされる粒あん入りの焼餅。
通常は粳米と糯米から作る生地を使用しているが、黒米(古代米)ないし蓬を練り込む場合もある。
トーストしたパンの上にクリームやあんこを乗せた一品。
名古屋圏では定番の食べ物で、藤村の好物。
「おぐら」トーストであり福岡県北九州市の「こくら」ではない。
- あんバター
パンの中にあんことバターを挟んだ菓子パン。
上記の小倉トーストの派生品とも言うべき一品で、こちらも名古屋発祥。
カステラ生地で柚子風味のこしあんを巻いたロールケーキ状の伝統菓子。
松山藩主の松平定行を虜にした南蛮菓子が独自の進化を遂げて、愛媛県を代表する銘菓になった。
- あんみつ
みつまめにあんこを添えた冷菓。
昭和5年に銀座若松の二代目である森半次郎が客からの要望に応えて創始した。
- 宇治金時
白玉団子と小倉あんを添えて抹茶味のシロップをかけたかき氷。
甘党で知られる徳川家康のために前身となる宇治氷へあんこを添えて献上したのが始まり、という起源譚が唱えられている。
- しるこスパ
例のマウンテンで販売されている色物。
絵面はアレだが、味は普通に美味しいらしい。
あんこの入ったパスタとご飯のマリアージュ。
ちゃんと作れば不味くはない…らしい。
- ガレット・オ・アリコ・ルージュ
ガレット・デ・ロワの中身をあんこに変更した洋菓子で、抹茶入りも存在する。
フランスのパリで販売されていて、アリコは豆、ルージュは赤を指している。
不二家が製造しているチョコチップクッキー。
中生地に保水性のある白ねりあんを配合し、低温でじっくり焼きあげることで、外生地をサックリさせながらも中はしっとりという食感を実現している。
- しるこサンド
松永製菓の主力商品で、隠し味のリンゴジャムや蜂蜜と合わせた餡子をビスケットの生地で包んで共焼きしている。
創業者の松永守市が餡子好きで、毎日のように頬張っていた大判焼きから着想を得て開発し、1966年の販売開始後はロングセラーとなった。
2015年に登場した生しるこサンドは、ラム酒風味のシロップで湿らせたアーモンドプードル入りのビスケットに、あんこクリームや鹿の子豆を挟んでいる。
- 伊達絵巻
萩の月で有名な菓匠三全が1973年に発売した仙台銘菓。
ミニサイズのバウムクーヘンに小倉餡を詰めている。
- お汁粉素麺
「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」に登場する架空の料理で、哀哭院刹那/宇宙刑事ギャバン・ブシドーの好物。
お汁粉の汁で素麺を食べると言う感覚のようだが、固形の餡子らしきものも添えられている。
食べたアギは美味しいと言っていた。
なお、登場したお店のお品書きにはそれ以外にも「月見そば」や「鴨せいろ」など無難なものに混じって「マシュマロカレーうどん」だの「クリームざるそば」などとそれ美味いの!?と言ったメニューが多数書かれている。
その他あんこに関する色々
- 発酵あんこ
渋切りして炊いた小豆と米麴を混ぜて、取り分けていた茹で汁の一部と合わせて発酵させたもの。
本格的なあんこよりも作るのは容易で、発酵用の保温容器として炊飯器を活用するレシピが普及している。
甘酒の茹で小豆版であるため、隠し味に僅かな塩も足せば、砂糖を入れなくても十分に甘く感じる。
- 暗黒の場所であんこ食う
暗黒(あんこく)という言葉の響きから「暗黒→あんこく→あんこくう→あんこ食う」という連想でできたダジャレ。
ノワール伯爵も使いこなしている魔法だとか。
↑のダジャレから生まれた東北ずん子関連のキャラクター。
しかのこのこのここしたんたんの登場人物。
通称あんこ・こしあんで、虎視虎子の妹。
魔法少女まどか☆マギカの登場人物。
本来は「きょうこ」なのだが、ファンからはあんこ呼びされている。
- あんこもん
ずんだもんをライバル視しているずんだもんのそっくりさん。
京都競馬場で誘導馬をしている元競走馬。\モーイ/
艶のある黒い毛並みでファンからこしあん呼ばわりされることがしばしばある。
それどころか赤福などの和菓子扱いされることも…。
- 緩衝材
輸送時の破損を防ぐために丸めた新聞紙や空気を封入したビニール袋などを箱の中に詰める事があるが、これらの緩衝材を「あんこ」と呼ぶ場合がある。
その意味からバイクのシート高を下げて足つきを良くするためにシート内のスポンジを抜く改造を「あんこ抜き」と呼ぶ。
- じゅんぺい
あんこを食べさせる演技には定評がある。
- 力士の「あんこ型」
相撲界では丸々と太って腹の突き出た体型の力士を「あんこ型」と呼ぶ。
一見するとその体型をあんこが詰まった大福に見立てた呼び名にも思えるが、実際には当記事のあんことは一切関係なく、魚類の「アンコウ」に見立ててそう呼んでいたのが訛って定着したものとされる。
相撲部屋ではちゃんこ鍋と呼ばれる鍋料理が力士の食事として日常的に振る舞われており、アンコウはその具材に使われてきたことが直接の由来と思われる。
なお、これとは逆に痩せ型の力士はソップ炊き*1に使われる鶏ガラに見立てた「そっぷ型」と呼ばれ、同様にちゃんこ鍋が由来となっている。
おそらく世界一有名なあんこを使ったキャラ*2。
余談だが、中身はつぶあん。
公式見解によれば、そのあんこからエネルギーを摂取するので食事の必要が無いんだとか。てことは時間経過で栄養価が落ちていくんだろうか…
- 小川明
『名探偵コナン』テレビアニメ第1028話の犠牲者。
和菓子事業に乗り出そうとしていたケーキ屋「洋菓子のパラダイス」社長。
シンクいっぱいのアンコに顔を突っ込んで窒息死していたという、シリーズでも屈指のインパクトを残した被害者。
ネタバレ注意
ネタバレとなるが、殺害前にはシンクいっぱいのアンコに疑問を持たず何らかの作業をしていた回想シーンが描かれ、
「何を作ろうとしていたのか」「なぜシンクに大量のアンコが溜まっていたのか」など、理由も目的も一切不明のまま。
そのため殺人事件の被害者でありながら、視聴者からは半ばネタ扱いで語られることも多い。
社内の反対を押し切って和菓子事業への進出を決め、一度見たら忘れられない姿で和菓子の象徴たるアンコによって死ぬという、
作中でもメタ的にもアンコと切っても切れない存在となっている。
- のりたまにこしあん
丸美屋が発売している卵味の皆さんご存じのふりかけ「のりたま」の原材料欄には「こしあん」の表記があり、初見でギョッとした方も居るだろう。丸美屋公式が言うには「あんこが入っているのは事実だが皆が「あんこ」と言われ思うような甘いものではないのも確か(意訳)」とのこと。
用意されていたのは4つともあんこだ!追記修正なんか無かったんだ!
&link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー}
項目変更&link_copy(text=項目コピー )&link_diff(text=項目変更点 )&link_backup()&link_upload(text= アップロードページ)
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▷ コメント欄
- アンコダマン(それいけ!アンパンマン) -- 名無しさん (2026-02-21 07:55:40)
- あんこにも種類あるんだよね。以前ラムネ味の青いあんこ見た事がある -- 名無しさん (2026-02-21 08:04:41)
- 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」における主要キーアイテムの一つ。初代ヒロインの祖父から100年間5代に渡って続くあんこの味が色々な人の物語を動かしてきたのが凄すぎる -- 名無しさん (2026-02-21 09:41:45)
- オーズで始まって対決列島で終わるの草 -- 名無しさん (2026-02-21 09:43:18)
- 例の和菓子と合わせて項目作ったのかな -- 名無しさん (2026-02-21 11:07:58)
- ↑作成者は別の人っぽいがあっちが秀逸なタイトルで大好評なのとタイミングがタイミング故にまるで便乗したかのようn(うそうそこっちも良項目w -- 名無しさん (2026-02-21 14:17:06)
- 漢字だけ見ると一瞬だけ餃子に見える もともとの餡が肉のことを指すわけだからあながち離れてもないのか? -- 名無しさん (2026-02-21 19:17:30)
- 佐藤刑事「えっ!?餡子で窒息!!?(;゚Д゚)」 -- 名無しさん (2026-02-21 22:28:55)
- こし餡が好きです。 -- 名無しさん (2026-02-21 22:40:43)
- あんこおおおおおおおおお -- 名無しさん (2026-02-22 10:17:37)
- 饅頭あるある、こし餡粒餡戦争 -- 名無しさん (2026-02-22 22:15:58)
- 20年以上前に恐ろしく不味い餡子の入った饅頭を食べたことがある。葬式饅頭かなんかだったと思うが、やたら粉っぽいボソボソで味もろくにしないのにエグ味みたいなのは残り続ける代物だった。今はスーパーの安売り和菓子でも一定保証されてるからいいよね。 -- 名無しさん (2026-02-23 01:51:54)
- ホイップクリームと相性良いんだよな。ホイップあんぱんなんてある。 -- 名無しさん (2026-02-23 22:56:07)
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*2 世界のメディアミックス総収益ランキングで恒常的にトップ10入りを果たしている。
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