ラキア・アマルガ/仮面ライダーヴラム

ページ名:ラキア_アマルガ_仮面ライダーヴラム

登録日:2025/01/15 Wed 00:42:18
更新日:2026/06/07 Sun 10:53:32NEW!
所要時間約 8 分で読めるってか……だるっ……



タグ一覧
3号ライダー はぐれ者 イケメン クラゲ グラニュート グラニュートハンター コメント欄ログ化項目 コーヒーゼリー ゴチゾウ ストマック社被害者の会 スピンオフ主役 ゼリー ダウナー ハンター ブラックホール プリン ライダー怪人 人の心を持った怪物 令和ライダー 仮面ライダー 仮面ライダーガヴ 光堕ち 加害者にして被害者 同僚との不和 味方だと頼もしいが敵に回すと恐ろしい 哀しき悪役 善玉怪人 変われた者 庄司浩平 弟思い 復讐←最後はそれを乗り越えた 復讐するは我にあり 復讐者←だった 怪人 怪人ライダー 意外と面倒見がいい人 愛すべき兄ちゃん 有能 本当はいい人 本当は優しい人 根は善人 死んだと思ったら生きてた 死亡フラグクラッシャー 永徳 演技派 甘いマスク 神経毒 第三の主人公 米岡孝弘 結構暗い過去持ち 苦味 苦悩の連続 触手 辛苦マリアージュ 近寄りがたいが根はいいアイツ 面倒くさがり 黒ずくめ a ray of light guteau・trois どっプリン ぷるゼリー アラモード カラメる触手は幸福味 グラニュートハンターハンター←だった ゼリーカスタムノアール ヒトプレス集めの申し子 プリンアラモード ラキアン ラキア・アマルガ ラーゲ9xヴラスタムギア 仮面ライダーヴラム 円錐台 前世はキラメイシルバー←ワンダー人違い 復讐鬼←ルートストマック 怒りのぷっつんプリン 追憶のアラモード


※推奨BGM:「Got Boost?」



次回、仮面ライダーガヴ!



僕と君だけの交渉成立だ…。


幸果さんが危ないかも!


じゃ、やるか…。


グラニュート……!?


俺の相手はお前らだ。



17話 カラメる触手は幸福味


あいつも……仮面ライダー!?





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やっと近づいたと思ったのに、コツコツ実績作って本社戻れってか……だるっ……。


ラキア・アマルガとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーガヴ』の登場人物である。
本項目では彼が変身する仮面ライダーヴラムについても記載する。


CV・演:庄司浩平
スーツアクター:永徳、米岡孝弘(第12話)
キャラクターソング:「A ray of light」



【データ】

身長:193.9cm*1
体重:79.9kg
特色/力:触手/毒


【概要】

異世界「グラニュート界」に生息する怪人種族「グラニュート」の一人。
ストマック社で働く際に名乗っていたコードネームは「ラーゲ9ナイン」。
クラゲのような姿をしており、傘のような頭部と右肩から無数の触手が垂れ下がり、左肩にはレースのようなものを身に付けている。
第15話以降はニエルブの手によって人間態を獲得しており、黒いロングコートに黒いハンチング帽という黒づくめの青年の恰好をしているが、この下には怪人態の配色を模したダウンベストを着用している。


他のバイトと異なり報酬の闇菓子には一切興味関心を示さず、冒頭の発言からどうやら闇菓子目当てにストマック社に近づいたわけではないようだが……?


【人物】

一人称「俺」で、「だるっ……」が口癖になっているほど面倒くさがりな性格をしたダウナーキャラ。そしてかなりの演技派。
初登場の第12話では売り場から闇菓子を強奪しようとするほど既にジャンキーになっている姿が見られたと思いきや、

  • 第15話でランゴ達やエージェントの目から離れた途端に気だるげな言動を取りながら、あれ程欲していたはずの闇菓子にも興味関心を示さない
  • ニエルブが接触してきた際には礼儀正しくかつ慇懃無礼に接しつつも、「秘密のアルバイト」を持ちかけながらその本性を見抜かれた途端にすぐ本来のダウナーな本性を表す

など、切り替えの早さも印象的である。
裁判所や映画館などの閉鎖空間かつ映像記録が残らない場所でその場の人間全員をヒトプレスにするなど、大胆だが自身の存在や手口が発覚しにくいスマートなやり方でヒトプレスを確保する用心深さも窺える。


上述の通り闇菓子には一切興味を示さず、受け取った傍から放り捨てていた他、禁断症状を起こして暴れ回る同僚バイトに眉を顰める姿を見せている。
というのも、彼が闇菓子のバイトに参加した目的は闇菓子そのものではなく「弟・コメルの死の真相の解明」と「コメルを闇菓子中毒に陥らせて破滅させたストマック社への復讐」であるため。
その為、一見嫌々ではあるもののストマック社に従っているが、本心では彼らを非常に嫌悪しており、ヴァレンとの戦闘中に同類扱いされた際には、それまで圧倒していたにも関わらず動揺の余り隙ができて攻撃を喰らい、その直後には今までの気怠い態度からは考えられない程の激昂ぶりを見せ、怒りのままにヴァレンを吹き飛ばした。
上述の中毒症状で狂ったような振る舞いも「食べもしない闇菓子を何度も買いに通いエージェントに自分を印象付ける」「潜入の段階には闇菓子を購入するフリをして強奪し捕まることで"闇菓子中毒者"(=闇菓子さえ供給していれば逆らわない従順な手駒)として社内に乗り込む」というかなり綿密に練られた計画の一環。


グラニュートの世界で暮らしていた頃は、(たった一人の肉親の前とは言え)気さくで明るい振る舞いも見せており、劇中における普段の態度も、弟や闇菓子に関連する出来事で心が荒んでしまった結果とも言える。
但し、先述の口癖は今ほど露悪的ではないが前から使っていた模様。


本人曰く人間の存在は「ストマック社に入ってから初めて知った」らしく、それゆえ全く躊躇なくヒトプレスに変えていた。
しかしショウマとの問答に加え、行方不明になった身内を必死で探す人々の姿を見せられ、大切な人の安否を気に掛ける心はグラニュートも人間も同じであり、自分のしていた事は憎きストマック社と全く変わらぬ所業だった事を痛感。
そして優しい弟ならば人攫いなど絶対に止めていた筈だと悟り、バイトとしてストマック社に食い込む方向から直接対決する方向に方針転換。罪滅ぼしを兼ねてヒトプレス奪還のためショウマと共に闇菓子工場へ乗り込紆余曲折ありヒトプレスを奪還する。


以降はダークショウマの出現や酸賀こと仮面ライダーベイクとの対峙、そして彼なりに人間達と関わったりなど紆余曲折ありながらもショウマ達に馴染み、第29話より正式にはぴぱれの一員となった。
当初はアジトや公園を拠点にしていたが、酸賀との一件以降は彼の研究所で暮らしている。また、第35話では小学生用の漢字ドリルで勉強する等、意外と努力家な一面も見られた。


一方でストマック社からはお尋ね者として擬態中の姿、本来の姿、ヴラムとしての姿がバイト達に共有されており面が割れている。本人のポテンシャルも相まってか、ストマック社サイドからは劇中のライダーことグラニュートハンターの中でも最警戒対象として見られている可能性が高い。一方不思議とショウマや絆斗の写真が共有されている様子はあまりない。エージェントが写真を撮る機会くらいいくらでもありそうなものだが……



【能力】

武器は体から伸ばす伸縮自在の細い無数の触手。
クラゲらしく触手には刺胞を持ち、加えて人間の多幸感を一時的に高める神経毒を有している。
この触手を伸ばして大勢の人間に突き刺し、強制的に幸せな気分にさせてまとめて上質なヒトプレスに変えるというとんでもない荒業が可能。
もちろん戦闘でも強力な武器となり、ガヴとヴァレンを縛り付けて軽々と投げ飛ばすなど、その貧弱そうな見た目に似つかわしくないパワーを備える。
まさに上質なヒトプレスを手に入れるために産まれてきたかのような能力を持っていることからストマック家の面々からは大絶賛である。


幸いこの毒素の効果は数時間程度しか続かず、これといった後遺症や中毒症状が起きたりする事はない様子。



【人間関係】

ストマック家の長男&長女。
売店から闇菓子を奪おうとしたところをエージェントに止められ、役員直々の圧迫面接連行されたことで邂逅。赤ガヴへの脅威に備えてそのままアルバイトとして動員されることとなった。
その能力で上質なヒトプレスを多数納品していることから
「どれもこれもすっごい幸せそう……! こんな高品質なヒトプレス、なかなか手に入らないわよ!」
「こんなにも早く優秀なアルバイトが現れるとは……あいつが闇菓子にハマってくれて良かったよ」
と珍しく大絶賛であり、上質なヒトプレスを継続して調達するために他のバイトを囮にする・目立ち過ぎないようエージェント経由で忠告するなど重宝されている。
しかし二人とも彼の思惑には気付かず、20話にてグロッタが離反した事を認めて交戦。そしてまたしても何も知らないランゴ兄さん……次の話でちゃんと報告を受けているが


ストマック家の次男。
上記2名と異なり独自に暗躍しており、グラニュートハンターを倒すハンターとして活動する「秘密のアルバイト」をある情報と引き替えに交渉し、ヴラスタムギアとどっプリンゴチゾウを与えている。
また、上記のやり取りの中で彼の本性も見抜いている。
とはいえラキアのストマック社への恨みにまでは流石に気付いておらず、ヴラスタムギアを持ったまま離反したと聞いた時は割と本気で焦っていた。


  • コメル・アマルガ

ラキアの弟。
貧しい生活ながらも他者を思いやれる優しい性格の持ち主*2で、彼にとって自慢の肉親だったが、闇菓子中毒に陥ってしまい人格が豹変。
兄の稼いだ金を盗み出すようになり、それがバレてラキアに詰め寄られた日を境に家出した後、何者かに粛清され、命からがら帰宅するも、ラキアの目の前で自らの過ちを詫びながら息を引き取った。
ラキアはコメルの真相の死を知るべく独自に調査した結果、ストマック社と闇菓子の存在を知り、彼らに復讐するべくバイトとして潜り込む。


ストマック社の大敵「赤ガヴ」ことグラニュートハンターであり、ある意味自分とよく似た境遇の相手。そして「弟」という立ち位置は、自分が無念を晴らそうとしているコメルとも共通する。
当初は対立していたが、上記の呼びかけで考えを改めた事で共闘。流石にストマック家の出身だと知った際は驚いたものの、その素性と事情を聞いてからは彼なりに協力者として認める姿勢を見せ、ショウマからも兄貴分として見られている節がある。
ただしあくまでストマック社打倒を主眼に置いているので、「お前と違って人間に思い入れはない」と釘を刺してはいる。


もう一人のグラニュートハンター。
(一時の激情だったとはいえ)ショウマがグラニュートだと分かった途端に手のひらを返すような物言いが気に入らなかったようで、上記のスタンスもあり、ショウマに対して「あんな奴放っておけ」と吐き捨てている。
ビターガヴとの遭遇時には再度突っかかられるが、絆斗がビターガヴ=ショウマだと思い込んでいた*3ため、嘲笑込みであしらった。
酸賀の一件の後は絆斗自身の認識の変化もあり、1カ月間を経て多少なりとも関係は改善、それ以降は事あるごとに低レベルな言い争いを繰り広げている喧嘩仲間となっている。


ぱぴぱれのギャル社長。
自分がグラニュートであると知りながら気安く受け入れて来る彼女に困惑しつつ、人間界で出来た新たな縁として大事にしている。
しかしそれと同時に、「自分がストマック社の手先だった事を知られたくない」と思い悩むように。


【人間界を守るために彼が下した決断】


終盤、ボッカを協力して撃破したあと彼の野望を引き継いだランゴの野望を砕くため、絆斗とともにストマック社に侵入して工場の生産ラインを破壊しヒトプレスの奪回を試みる。


ランゴのエージェントたちを退けるが、別れて行動していた絆斗がジープと揉み合いになり先に人間界へ戻る。


それに気づいたラキアは、人間界を守るためにグラニュート界と人間界を繋ぐ扉を全て破壊することを決意。
もう人間界へは帰れなくなる事を意味してもいたが、躊躇することはなかった。
……ところでこのシーン、軽く数十人はいるエージェント達の足止めをラキア一人で引き受ける割と絶望的な構図なのだが、当のラキアはエージェント達に苦戦するどころか息一つ切らすことなく全滅させておりひと仕事終えた後に「おーい絆斗?」と呼びかける余裕すらあった。いくらなんでも強すぎである。


短い間だが…世話になったな。


人間の世界も、悪くはなかった。


…じゃあな。


そして弓を乱射しドアを全て破壊するが、乱射しすぎたために足場が陥落し、下の奈落に落ちていくラキア。
「コメルの元に逝けるなら悪くない…」とも思うが、ショウマたちと過ごした日々が走馬灯のように浮かぶのだった…


だる……



そして、3ヶ月後…


普通に生きてました。まぁ人間とのハーフのショウマでさえ飛行機が飛ぶ高さから落ちて無事だったから当然と言えば当然か。
グラニュートの姿に戻り、新しい大統領が決まったというニュースを新聞で見ていた。


もう行くことのない人間界に想いを馳せながら、横にいる残ってくれたプリンテゴチゾウに「お前がいるから寂しくない」と話しかけるのだった。


Vシネクスト『ギルティ・パルフェ』では唯一壊し損ねた扉があったため、ジャルダック家を憎むイジークが人間界に侵攻するきっかけになってしまう。
…だがそれは、人間界に取り残されたグラニュート達の帰還手段が見つかったことも意味していた。


物語の終盤、散々探し回った末に見つけた人間界側の扉からグラニュート界に突入した幸果と再会。
攫われたリゼルを救うために再び人間界に向かい、ショウマ達と共にイジークとググナに応戦した。*4


全ての騒動が終わった後、リゼルと共にグラニュート界に帰還した。
例の扉もラキアが管理することになったため、これからはショウマ達とも定期的に会えるようになるだろう。


本編終了後、東映特撮ファンクラブ(TTFC)にて、スピンオフ作品『仮面ライダーヴラム ルートストマック』が制作された。
今作では、「もしラキアがショウマ達に寝返らず、ストマック社の手先のままだったら?」という仮定で進む所謂IFストーリーである。
分岐点となるのは、「ニエルブが本編よりも早くにラキアの真意に気づく(=弟のコメルが自分達に処刑されていると知る)」ことであり、本編第18話から第19話付近の話が展開される。


そこでは、ヴラスタムギアを渡した際の表情に引っかかりを覚えたニエルブが自社データの閲覧や酸賀との会話で聞き出した「憎しみは最高のスパイス」という言葉からニエルブがその真意に気づき、彼からその仇がショウマかもしれないと吹き込まれたことで本編初対面時以上に敵意を見せるが、同時にニエルブがストマック家のグラニュートということもあって簡単に信じることもできず、両者の間で揺れ動く。
だが悩んでばかりもいられず、同じバイト達にコメルのことを聞いて回るが、その中で「成績不振のバイトはグロッタに処分される」という事実を知り、彼女がコメルの仇であるかもれないことに薄々勘づき始め、更にそれとほぼ同時にショウマと対面。
本編と殆ど同じ説得を受けると、どちらが真実を話しているのか見極めるべく、半ばショウマを騙すような形で一計を講じ、彼とグロッタを対面させる。


ショウマとの待ち合わせ場所へグロッタを連れ出し、激しくぶつかり合う両者の戦いを観察する中、グロッタの鎌の一撃とコメルに付けられた傷が同じ事に気づき、グロッタこそ自分が探し続けていた弟の仇と確信し、ショウマに代わる形でグロッタと交戦。
必死に食らいつくもまだ装備も経験値も不十分だった為にどっプリンゴチゾウを破壊されて変身解除に陥るが、事前にニエルブから支給されていたぷるゼリーノアールゴチゾウでゼリーカスタムノアールに変身。
その能力で実力差を埋めてなんとか勝利するも、グロッタは最期の抵抗として散り際に自身の鎌を爆発の勢いに乗せて吹っ飛ばし、その一撃を食らってラキアは致命傷を負ってしまう。


そこへ一部始終を見ていたニエルブが現れ、「僕の治療を受けて赤ガヴを始末するか、それとも……」と取引を持ちかけるが、既に本懐を果たしたラキアに、憎き相手であるストマック社のニエルブに従う必要など一切無かった。


そして衰弱していく中、自身の首に目掛けニエルブの弓が振り下ろされるのだった……。




【仮面ライダーヴラム】


あくまでも闇菓子と、ストマック社と共にあるんだな…?


そうか…だったら、ストマック社と共に散れ…!


スーツアクター:永徳


ラキアが変身するライダーで、英語表記は「Vram」
変身シークエンスは抽出台「リバースコフィン」にゴチゾウをセットすることで足元に皿が出現すると同時に上から降ってきたカップが覆いかぶさりその中がベルトから溢れ出るカスタードで満たされる。
その後操作レバーの「フォルタネイター」を下ろすと放熱外装「ヴラスタムキルン」が展開してゴチゾウ内部のゴチゾウによって作られたプリンがベルト内部のコアユニット「テイスリンダー」に落ちた後に飛来した2本のスプーンに掬い取られたプリンが各部にアーマーとして装着され、最後にスプーンが通信装置「ザートプーン」となって頭部両側面に刺さることで変身が完了する。
なお3号ライダーは基本販促期間が終わると初登場からしばらくすると基本勝てず負けるパターンが多いイメージだが、ヴラムの場合は初めてのダメージによる変身解除が第30話、戦闘での敗北が第33話とかなり遅く、近年の3号ライダー内ではかなり良い戦績を残している。
名前の由来はプリンの形状である円錐台を表す「Frustum」からとられている。


装備

  • ヴラスタムギア

ニエルブがデンテと酸賀の研究資料を基に独自の解釈を加えることで、対グラニュートハンター用「ヴラムシステム」として開発した変身ベルト。
あえて名前を出さないが、形状が筋肉バカポテトヒゲのベルトに似ている。特にフォルタネイター。特にポテトとは役者が東映特撮OBで名前が「こうへい」、黄色い3号ライダー、変身アイテムがゼリーモチーフという繋がりも。
身体の器官や銃といったベルト以外のもので変身する本作においては、初となる明確な変身ベルトである。
操作レバー「フォルタネイター」にはテコを利用した加圧機構により高圧力をかけることでゴチゾウを特殊能力抽出および必殺技の準備状態にする機能に酸賀の技術が、ベルト内部のコアユニット「テイスリンダー」には赤ガヴの働きを再構築するだけに留まらず、ゴチゾウからのエネルギー抽出プロセスに独自の方式を採用することで、ゴチゾウの持つ特性を引き出して変身者をカスタマイズする機能にデンテの技術がそれぞれ応用されていると見られる。
第35話にてランゴとの戦闘中に大きなダメージを負ってしまい、続く第36話で変身解除と共に完全に機能停止。そのため第38話にてデンテに修理してもらうことに。


  • ヴラムブレイカー

ヴラム専用の武器。状況に応じて二形態に変形する。
通常時は洋弓型の「弓モード」を使用。
グリップの「ブレイストリング」を引くことで、レスト部にあたる「バラージヴェイン」から電磁エネルギー状の矢「エネルギーアロー」を射出。
ゴチゾウをセットすることで必殺の「ヴラムシューティング」が発動。レスト部にあたる「ジートラクション」にゴチゾウからのエネルギーが供給され、そこから無数のエネルギーアローが生成。射出時に標的を逃さず一気に射抜いていく。


リム部の末端にあたる「オクシダンザー」上部を前に倒すことで、鎌状の「鎌モード」に変形。
オクシダンザーは超硬質のチェーンソーにもなり、グリップ部の「カッティングトリガー」を引くことで高速回転し、強烈な斬撃を繰り出していく。


フォーム一覧

プリンカスタム

う~ん……お前らが、グラニュートハンター……ってやつ……?


グラニュートのこと……知ってる……!?


ふふっ……だるっ……
知ってるに決まってんだろ。


グラニュート……!?


はぁ……んじゃっ……やるか……。
ヴラスタムギア!


あれって……!?


プルルン…


ガヴと……ゴチゾウ!?


カップオン!



変身へぇんしぃん……。


プリ∼ン


プディング、ヴラムシステム!



変身した……!?


あいつも……仮面ライダー!?


身長:199.3cm
体重:87.8kg
パンチ力:1.7t
キック力:2.4t
ジャンプ力:5.1m(ひと跳び)
走力:7.4秒(100m)
必殺技:プディングクラッシュ


ヴラスタムギアにどっプリンゴチゾウを装填して変身したヴラムの基本形態。四肢の関節に装着されたプリンやベストのように両肩に連なったプリンが特徴的。
ラキア本人の身体能力に加えて柔軟性に優れた身体を獲得しており、胸部「プディスタムジャケット」の生体組織は熱や衝撃を受けることで硬質化し、硬軟織り交ぜた防御が可能。
更に受けた衝撃は四肢に伝達され、腕部「プディテクスアーム」から衝撃を逃がしつつ脚部「プディテクスレッグ」での打撃と同時に衝撃波を拡散させることで、命中範囲を拡張するといった働きを可能としており、戦闘においてはこの特性を活かして相手の攻撃を受け流しながらカウンターを仕掛ける戦法を得意とする。
加えて怪人態で使用していた触手も併用可能であり、相手を縛り付けて投げ飛ばす強力な武器となっている。


同作のライダーの例に漏れずカタログスペックは低水準であるが、変身者が純粋なグラニュートであることやグラニュートハンターのハンターとして作られたことからかキック力以外はガヴの強化形態であるケーキングフォームを上回っている。


ゼリーカスタム

確かにコメルは愚かなことをした。だが、自分で過ちから引き返そうとした!お前はどうだ?


ハッハッハ……引き返すような過ちがどこに?俺達にとってストマック社程ありがたい存在はない!


あくまでも闇菓子と、ストマック社と共にあるんだな?


ああそうさ! 死んでも辞めないねえ!!


そうか。だったら……


ジュル…


ストマック社と共に散れ……!


カップオン!


プルルンッ!


ゼリー、ヴラムシステム!


身長:199.3cm
体重:86.4kg
パンチ力:1.3t
キック力:1.8t
ジャンプ力:3.8m(ひと跳び)
走力:7.7秒(100m)
必殺技:インビジブルゼリー(→ゼリーオーバー)


ヴラスタムギアにぷるゼリーゴチゾウを装填して変身したヴラムの派生形態。四肢や頭部に装甲としてチェリー味のゼリーを纏っている。
こちらの変身シークエンスはプリンカスタムとは逆向きにカップが覆いかぶさり同様の操作を行った後にヴラムブレイカーで内側から蓋を切り開け、スプーンによってカップを砕きながら掬い取られたゼリーが各部にアーマーとして装着されるものとなる。
基本攻撃力に長けたプリンカスタムよりパワーでは劣っており、衝撃を吸収する機構も持たない。その代わり隠密性に特化しており、胸部「ゼリスタムジャケット」で全身の透明化が可能。
更にヴラムブレイカーの攻撃も透明化するため、誘導した相手を不意打ちで仕留めると言う使い方もできる。
ただしこの能力は人間の心臓に相当する生命維持器官に急激な負荷を掛ける事になり、長時間の発動はグラニュートと言えど無事では済まない。初めのうちは限界ギリギリまで使用していたが、慣れてからは一撃入れて解除→即座に再使用を繰り返す事で擬似的に透明化時間を延長する使い方も披露した。ちなみに庄司氏もツッコんでいる通り本物のクラゲには心臓が無いのだが、まあ彼は「クラゲに似た見た目のグラニュート」なので問題はない。
腕部「ラーンテクスアーム」は両肩と腕のゼリー状のシールドを展開して敵の攻撃を包み込む他、手持ち武器のヴラムブレイカーに透明化を伝達させる事が可能で、同時に脚部「ラーンテクスレッグ」は移動などで発せられる音紋の遮断、及び光の透過で影を抹消する事により隠密性を高める。
総じて透明化で敵を攪乱しながら接近し、ヴラムブレイカーでの一撃必殺を狙うのがこの形態での基本戦法となる。
派生形態の1つではあるのだが、恩恵が余りにも強力過ぎるためか、最強形態が出るまでは実質的な強化形態または切り札として扱われていた。



ゼリーカスタムノアール

残念ねぇ……。
あんたはその弟よりよっぽど優秀なのに……
失うのは惜しいけど、赤ガヴと一緒に送ってやるわ!


コメルの仇を討つまでは……殺られるわけにはいかない!


カップオン!



変身……。



ゼリーノアール、ヴラムシステム!



「ルートストマック」にて登場した、ぷるゼリーノアールゴチゾウを装填して変身したヴラムの派生形態。全体的な姿はゼリーカスタムと殆ど同じだが、色合いはコーヒーゼリーを思わせる黒茶と、ミルクを思わせる白に変わっている。
詳細なスペックは不明だが、登場時点で既にラキアが消耗していたというのもあってそこまで突出した戦闘能力は披露しておらず、グロッタ相手に必死に戦って互角以下程度の実力だが、固有能力としてブラックホールの生成を可能としており、周囲のあらゆるエネルギーを吸収することができ、劇中ではこれを活かして電灯の光を吸収して周囲を暗転させてからの奇襲や、グロッタのエネルギーを吸収することで技の発動を阻止するといった搦め手を駆使し、その実力差を補っていた。
フォームの名称のノアールはフランス語で黒を意味するノワールと同様の語句。




色の指定が間違っています。

どうしたの?復讐は終わり?
じゃあ、あんたの弟と同じように、この大鎌で送ってあげるわ!
家族なんてものに囚われたままの、弱いあんたにお似合いの最期よ!


そうだな…復讐は終わりだ!
俺は…コメルに…デンテに託されたんだ!
これ以上犠牲者を増やさない!必ず皆を助ける!ここで果てる訳にはいかない!


ラキア…!


ンジャ~…ナンジャ~ゾ~イ…
ンジャ~…ナンジャ~ナンジャ~…


これは…あっ!ラキア、使って!
きっと…デンテおじさんからの贈り物だ!


ジャゾ~…!


……だるっ…!


ナヌ…?


デザートオン!
ドロップミ―!ドロップ


ディッシュアップ!
メイキング!メイキング!スイーツ!メイキング!
メイキング!メイキング!スイーツ!メイキング!


変身。


メイキング!
コンプリート!


アラモードモード!ボナペティ!


ヤ~ッ!

                       ぷるん


いくぞ…グロッタ…!


身長:201.4cm
体重:98.5kg
パンチ力:2.9t
キック力:6.8t
ジャンプ力:4.6m(ひと跳び)
走力:7.2秒(100m)
必殺技:プリンテンペスト


ヴラスタムギアにプリンテゴチゾウを装填して変身した、ヴラムの強化形態。いわゆる最強フォームに相当する。
耳から生えたアンテナやライフジャケットといったサイバーチックな見た目から一転、銀色で構成された鎧騎士のような見た目になり、実際に防御力が大きく向上している。


武器はヴラムブレイカーに加え、である「シルバディフェンサー」が追加。
このシルバディフェンサーにより、敵の攻撃を防ぎながらシールドバッシュを交えた格闘戦が可能となった。
また、この盾はヴラム自身の触手を素材に作り出されるものであるため使い捨てがきき、ヴラムブレイカーによる狙撃時にこの盾を飛ばす戦術も披露する。


プリンテゴチゾウの上部にはフラッペ一郎の様な小さなゴチゾウが格納されており、こちらをヴラムブレイカーにセットして必殺技を放つ事が可能。
この状態で放つヴラムシューティングはヴラムの意思で弾道操作が可能な上、ヒットした対象を分解する事が可能。


【余談】

  • 偽名の由来はクラゲのアナグラムと捩りから(クラゲ→9ラゲ→ラーゲ9)。ゼリー状のお菓子で変身するのはクラゲの英語名である「Jellyfish」からとられているのだろうか。

  • 本名の苗字の「アマルガ(amarga)」とはスペイン語で「苦味」の意。

  • 怪人態のスーツの上半身は第5話と6話に登場したオタケの改造である。下半身はハウンドやロジョーと同じものを使用している。

  • 玩具版変身ベルトは「DXヴラスタムギア」として2024年12月28日に発売。レバー操作時に中のプリンが揺れるギミックはスプリングで再現されている。

  • 演じる庄司氏は過去に『魔進戦隊キラメイジャー』にて、同じく兄ポジションの追加レギュラーのキラメイシルバー/クリスタリア宝路を演じており、仮面ライダーシリーズには本作が初出演となった。*5ヴラム通せんぼはしません。戦隊とライダーの両方にて味方のメインメンバー兼変身者の役を演じる事態は、特撮界では極めて稀である。*6
    また、『超英雄祭2025』ではラキア役だけでなく宝路役としてもサプライズでステージに登壇し、来場者達を歓喜させた。*7
    • 出演経緯に関しては直接のオファーではなく、ヴラムのオーディションで決まったそうで、庄司氏自身もまさか受かるとは思わなかったとのこと。
    • ちなみに『キラメイジャー』のメンバーが仮面ライダーに変身するのはキラメイピンク/大治小夜深海カノン/仮面ライダーカノンスペクターを演じられた工藤美桜氏に続き2人目。もっと付け加えるとアナザーライダーというパターンもある。
    • 第16話で襲撃した映画館で上映されていたのは、『ヨドンナ3』で役者である時雨が主演を務めた作中作『となりのカノジョ』のワンシーン。『ヨドンナ3』が上映されていたのかはたまたキラメイジャーと同一世界なのか
    • また庄司氏は身長188cm(キラメイジャー出演時は185cm)の長身で令和ライダーはおろか、昭和・平成ライダーまで遡っても小田井涼平氏と並んで1位タイである*8

  • 『仮面ライダーガヴ ファイナルステージ』のパンフレットに掲載された武部直美プロデューサーと香村純子氏の対談によると、元々『ガヴ』には3号ライダーを投入する予定はなかった。
    しかし、ヴァレンがヴラスタムギアでパワーアップすることが決まった際に「いきなりベルトだけ登場するより、先にそのベルトで変身する別のライダーが出てきた方が自然な流れになるのではないか」という提案があり、これがヴラム登場に繋がったとのこと。
    要は後付けキャラではあるが、最終的には『ガヴ』に欠かせない名物キャラになったのだから分からないものである。

やっと項目建てたと思ったのに、コツコツ追記・修正してWiki戻れってか……だるっ……。



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*1 演じる庄司氏は『ガヴ』出演者でも高身長だが、怪人態の身長は設定上はグラニュート最低身長(27話時点)。尤も、大人のグラニュートが子供の姿に化けていたケースもあるので、ラキアが低身長キャラというわけではない。
*2 落とし物の財布をネコババせずに持ち主に返す、パンを分けた際はラキアに大きい方を譲る、眠っているラキアの布団の乱れを直してあげる等
*3 ラキアは既にガヴの色からビターガヴがショウマ本人ではないと看破していた。
*4 ショウマの加勢に入った際、人間態で触手を使用している。
*5 『キラメイジャー』の公式アカウントでも「たかみち…いや、ワンダー人違い?」と反応していた。
*6 平成以降では三原修二の中の人が該当するが、レギュラーかと言われると微妙な所。更に矢車さんの中の人のように「」(悪役)ではないが、「仲間」ともちょっと違う人もいる。それ以降は長らく戦隊またはライダー変身者が、そのもう一方の作品で悪役またはゲスト役として出演したりすることが多かった。ゲストからレギュラーになった例もあるのだが。
*7 コロナ禍の真っただ中だった2021年は『超英雄祭』の開催が中止になったため、涙を呑んだ来場者達も多かった。なので、その時のリベンジを果たす事となった。なお、初期メンバーの5人は『超英雄祭2020』に顔見せ程度であるものの登壇しており、変則的な形とはいえキラメイジャーのメンバーは全員『超英雄祭』に出演したことにはなる。
*8 奇しくもゾルダもヴラムも実質の3号ライダー枠である

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