蒼穹のファフナー THE BEYOND

ページ名:蒼穹のファフナー THE BEYOND

登録日:2021/03/13 Sat 00:59:45
更新日:2024/05/27 Mon 09:24:15NEW!
所要時間:約 19 分で読めます



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ここにいると定められたのなら、


僕はその運命に抗う





蒼穹そうきゅうのファフナー THE BEYONDビヨンド』とは、日本のオリジナルビデオアニメーション(OVA)作品。全12話。
2019年より3話ずつ全国の劇場で先行上映されDVD&Blu-rayも発売中。
2020年の新型コロナウイルス流行に伴い3部(7~9話)公開が1年延期され予定が後ろ倒しになったりはしたものの無事完結している。


2023年7月から9月までTV放送版である『蒼穹のファフナー THE BEYOND(TV Edition)』が放送された。


目次





概要


アニメを中心に展開されている蒼穹のファフナーシリーズの一つであり、シリーズ15周年を飾る作品。
シリーズ内では2015年に放映された蒼穹のファフナー EXODUSの続編で、タイトル通りその「先を」描く。


製作は当初『EXO』と同じくXEBECzweiだったが、スタジオの組織再編に伴いIGzweiが引き継いでいる。
監督に能戸隆、脚本に冲方丁、キャラクターデザインに平井久司と、メインスタッフは前作から続投している。



アニメ作品だけでも初代から四作を重ねたうえでの続編であり、世界観や登場人物などの設定は過去作からがっつり引き継がれている。
当然、初見で内容を理解するのは困難。
しかし、公式もそういった面を重々承知しているようで、ソフト発売の前後にはYouTubeの公式チャンネルで劇場版を含む過去のアニメシリーズ四作品の無料公開を実施。
流石に期間限定ではあるが、それでも1~2か月くらいは見放題。随分太っ腹である。


また、ストーリー自体も過去作からの流れを引き継ぎつつ、新たな主人公の視点から新たな流れを作りこれまでとは若干異なる部分もある。
特に1話は熟練の島民ですら初見では内容を正確に理解するのが難しい(おそらくはあえて難しくしている。一通り見てから再度1話を見るとまた違う視点が得られるだろう)と称されるほど。
このため本作が初見でも案外すんなり入り込めるという意見もあったり。
もちろん、本シリーズの醍醐味である絶望の中から希望を探し続ける点は変わっていない。


TV版は元々劇場公開版がTV放送を念頭に置いた構成になっているので、劇場版と相違ないクオリティかつ内容も大きくはカットされずに放送されている。
長らく配信サイトも限定されていたが、TV版放送開始に伴って各種動画サイトでも配信がスタートしており総じて視聴しやすくなったと言えるだろう。
ただしTV Editionは一部の回でOPやEDが省略されていたり、最終話ではとあるシーンが丸ごとカットされているなど尺の犠牲になった部分もなくはない。
それを配慮してなのか、TV Editionの放送終了直後より劇場公開バージョンとして『蒼穹のファフナー THE BEYOND(Original Edition)』が各種配信サイトで全話一斉配信となった。これが公式の祝福か。
両方視聴して差異を楽しむのもアリだろう。




主題歌


オープニング

「THE BEYOND」(第一話~第七話)
「叫べ」(第八話~)


エンディング

「何故に..」(第一話~第四話)
「君を許すように」(第五話~第八話)
「夜明け待ちのバラード」(第九話~)


これまでのシリーズ同様angelaが楽曲提供しているが、作品の製作期間が長いため曲数も多い。
「THE BEYOND」のシングルにはシリーズのイメージソングである「私はそこにいますか」も収録されている。
TV版については、2話と11話のOPと5話、8話のEDがカットされている。



ストーリー


第四次蒼穹作戦から――竜宮島がアルタイルと共に消えてから2年。
竜宮島の面々は海神島から攫われた幼い皆城総士を救出するため独立人類軍と共に第五次蒼穹作戦を展開する。
しかし敵フェストゥムの群れを突破しきれず、衛星軌道に残されていたベイグラントのゴルディアス結晶はプロメテウスのコアに回収されてしまう。
こうして蒼穹作戦は失敗に終わった。




それから3年後。
竜宮島の少年・皆城総士は両親や妹、そして親友のマリスと共に暮らしていた。
穏やかで平和な暮らしを謳歌しつつ島の外への好奇心を抱いていた総士だったが、ある日謎の人物から外の世界に関する通信を受ける。
そして総士はお盆祭りの夜、人知れずその声の主・真壁一騎と対面する。
だが、その出会いは彼の楽園の終わりを意味していた。




用語


  • 海神島わだつみじま

かつての第三アルヴィス。前作『EXODUS』にて発見され、第四次蒼穹作戦において多大な犠牲を払いながらもミール・アショーカが根付きその器となった。
竜宮島から脱出したボートも接続され住人の殆ども移住を果たし、現在は彼らの拠点となっている。
竜宮島とややまた異なる趣ながら、温かな人類の営みを受け継いでいる。(移住最初期は物資不足だったらしく、その頃の苦労を忘れまいとフリーマーケットが定期的に開催されている)
防衛能力についてはアショーカの守りが非常に強力であり、基本的にはアショーカの力で敵の攻撃や侵入・探知を防いでいる(このため竜宮島に存在していたような物理防壁が海神島では確認できない)。
一方でフェストゥム探知に重要な役割を果たしていた液体コンピューター・ソロモンが海神島には存在していない、ファフナーパイロットが総じて不足しているなど不安な面も抱えている。


ちなみにモデルとなっているのは北海道函館市であると思われる。


  • ボレアリオスミールの群れ

『EXO』終盤竜宮島に合流したフェストゥムの群れ。
美羽との交渉条件をそのままに協力関係を維持しており、操共々大きな戦力として活躍している。
母艦たる(元)人類軍空母ボレアリオスは一騎達からは「船」と呼ばれており、彼を保護したりフェストゥムの探知を防いだりしている。


残存した人類の大多数から成る組織。
シリーズを通してアルヴィスとは相容れない性質を見せてきたが、ベノンという脅威を前に技術協力や支援を行う程度には交流を持っている。


  • 独立人類軍

『EXO』終盤で新国連から独立したバーンズ率いる勢力。
元々はプロメテウスの傀儡だったが、現在は人類サイドの第三勢力として活動している。
新国連人類軍との関係ははっきりしないがベノンへの対処ではアルヴィスを交え協力関係にある。


  • ベノン

ゴルディアス結晶と共に力を取り戻したプロメテウス、もといマレスペロが率いる群れ。
従来のフェストゥムだけでなく人間を同化した「ソルダート」とそれが操るファフナーや通常兵器を戦力として行使しており、無数の群れと艦隊を構築するなどその勢力は強大。
更に空に二つ目の月のような物まで出現させ、人類を滅ぼすべくアルタイルを狙い竜宮島の場所を探している。


  • ソルダート

ベノンが作り出した強化兵士。
捕らえた人間をベースにしており一旦同化した後ラバースーツのようなものに包まれた兵士として再生させるシーンがある。
人間がベースなので人類側の兵器、特にファフナーを操縦できるのが最大の利点。これによって人類はフェストゥムだけでなくファフナーや戦艦、大量破壊兵器を積んだ爆撃機などまで相手にする羽目になってしまった。
(このため本作ではファフナーVSファフナーのシーンが非常に多くなっている)
また、前作におけるディアブロH型に同化されたパイロット達と違いこれにされた時点で「もういない」存在になってしまっておりマークザインを以てしても救い出したり人の姿(遺体)を取り戻すことはできない。
ちなみにマリスやレガートもこの姿になるが、彼らはソルダートではない。


  • 偽竜宮島

総士を自分たちの側に引き込むためベノンが北極に建造した施設。
竜宮島を模して造られ、総士と共に人間に化けたフェストゥムたちに人間の営みを経験させることで彼らに感情を学ばせる場となっていた。
偽装鏡面が完全再現されており、総士は一騎に連れ出されるまで自分が北極に居たとは気づかず、海神島陣営も彼を発見するまで3年の月日を要することになった。


  • 竜宮島

総士や一騎たちの故郷。
第四次蒼穹作戦の折、アルタイルを眠らせるための器として島民を逃がし海中へと消えた。
現在もその存在を隠しており、その在処を巡って人類とベノンの争いが続いている。


  • アルタイル

『EXO』終盤地球に到来した純粋ミール。
巨大な力を秘めておりその入手を巡り人類とフェストゥムが入り乱れ争われたが、力が巨大すぎたため、最後は竜宮島を揺り籠にする事で眠りにつかせた。
5年後も依然竜宮島と共に行方不明。ベノンにせよ人類にせよこの力を得る事で戦局を決定づける事ができるとみているが、
新国連はそのための手段を『EXO』で失ってしまったため、新国連と人類軍はアルタイルとの対話及び助力を得ることに関しては海神島陣営に一任している。


  • エスペラント

『EXO』から登場したミール・フェストゥムとの対話能力を持った人間を指す言葉。
ミールと共に生きてきた竜宮島の島民や、アショーカの庇護を得ながら脱出行を生き延びたシュリーナガルの民も大なり小なりこれに該当はしていると言える。
個人の資質などで能力の強さは様々で美羽やマリスは最高レベルのエスペラントであるとされる。
偽竜宮島ではベノンと敵対する勢力を「エスペラント軍」と呼んでいたが、海神島陣営からは「ありもしない軍隊」と一蹴された。


  • エレメント

人間とフェストゥムの狭間にある特殊な存在を指す言葉。
エスペラントから更に進んだ存在と言えるが、フロロをして「エスペラント軍よりもっと危険な存在」とフェストゥム側からも特別視されている。
一騎、甲洋、操、そして総士がこれに該当する。




登場人物


主人公&ヒロイン

皆城総士
CV:喜安浩平
第四次蒼穹作戦で砕け散った総士が生まれ変わった少年。
一騎たちに見守られながら成長していたがマリスによって海神島から攫われ、その後は記憶を書き換えられ偽竜宮島で普通の少年として生活していた。
一騎との再会を経て外の世界を知ると同時に妹の乙姫を目の前で消されてしまい、一騎と海神島の面々に反感を抱くようになってしまう。
しかし自分の無力さと隠されていた世界の真の姿、そして海神島の人々の在り方を見つめる中で自身の信じるモノを探し、一方で自らを手中に収めようと欺瞞と犠牲を重ねるマリスやベノンと対立することを選択。
生まれ持ったエスペラント、エレメントとしての力によって竜宮島と繋がりその道標となる。


左目の傷が無いことを除けば容姿は先代の彼そっくりだが、長い髪はポニーテールにしてまとめている。
成長速度が普通の人間とは違うようで、第二話では14歳相当の姿になっているが、実年齢は5~6歳。
頭脳明晰だが、性格の方は几帳面で極度に不器用だった先代とは正反対に大雑把で勢い任せの部分が目立ち、ややお調子者気質で子どもっぽい。
一方で自身が体験し感じたことを信じ突き進もうとする愚直ながらも強い心は持っており、一騎やマリスに対する反発心が大きな原動力にもなっている。
先代は「(自らの命を使って)島を守る」ことを存在理由として育てられたがこちらはそのような前提を持たないため、誰かの命を犠牲にする前提で行動する人々に対しては理解こそすれど自分はその道を選ばないと意気込む。
アルヴィスの面々とは少し異なるその考え方、そんな彼だからこそ持ちうる「存在と無を超えた可能性」は美羽たちにも影響を与えていく。


搭乗機は先代の総士から受け継いだマークニヒト。
初戦闘時に駄々をこねたら出てきたルガーランスを使用する他、複数の小ワームを生成して飛ばす戦法を好んで使う。



皆城総士(青年)
CV:喜安浩平
総士の前世、とでもいうべき存在。
総士自身はその存在を認識していなかったが、マークニヒトに遺されたデスポエム録音を聞いたことがきっかけでその存在に触れる。
あくまでも総士は他人と思っているが、認識して以降時折同じような言葉遣いになってしまうなど同一化していることが窺える。



真壁一騎
CV:石井真
竜宮島のエースパイロットにして存在と無を調和させるエレメントの一人。
生まれ変わった総士を引き取り育てていたがマリスに攫われてしまう。
その後、偽竜宮島に単身潜入し総士を連れ戻すが、その際に乙姫の姿をしたフロロおよび彼の平穏を破壊したことで憎悪を向けられるようになってしまった。
以降は極力総士との接触を避けつつ、彼のもたらす未来を見据えている。


25歳で『EXO』からあまり容姿は変わっておらず、竜宮島ミールの祝福を得たことで生存限界を超越したがそれに伴って前作から一気に人間離れが進み、
なんと生身で同化能力・ワープ・読心(触れた人の記憶を読む)能力を行使するようになった。*1
更に戦闘時には「無限のクロッシング」という能力を使うことで味方全員の痛みを背負い同化現象の進行を防ぐことができる。
だが、エレメントとしての力を使うことで人間的感情を喪失していく同化現象が危惧され、それを防ぐため強制的に眠りに就くなどの制限が課されている。
第5次蒼穹作戦で人間的感情をかなり消耗してしまったらしく(操曰く「もう空が綺麗とは思わなくなった」)、総士に対して冷徹に接するなど人が変わってしまったかのような描写も多いが、
本質的には変わっておらず真矢や史彦達の前では以前と変わらない表情を見せる事も多い。


搭乗機はグリムリーパー。その後はアキレス→マークアレス。



遠見真矢
CV:松本まりか
一騎たちの同期の中では数少ない(というかエレメント以外では唯一の)レギュラーパイロット。パイロットリーダーという役職になっている。
シュリーナガルの脱出行や第四次蒼穹作戦を経て冷静な振舞いを見せるようになり、帰還しながらも終始反抗的な総士に対してもかなりキツい態度で接する。
しかし小生意気であるが前に進もうとする総士を見る内に彼を見守る姿勢も見せ始め、一騎に対しても彼の身を案じ寄り添うなど根本的な優しさは失われていない。


やや大人びた雰囲気になり冷たさを感じさせるが、上記の通り他者を思いやる優しい表情を見せることも多い。オンオフの切り替えが上手くなったというところか。
一方で溝口たちのせいか相変わらず羞恥心に欠け、半裸で堂々と総士の前に立つなどして彼を困惑させている。
また、料理は相変わらずできないらしいことが示唆されている。


搭乗機はアズライール。



◆日野美羽
CV:諸星すみれ
道生と弓子が遺した娘であり、世界最高のエスペラント。
ファフナーパイロットになっており、一騎たちと共に戦場に出ている。
かつて交流を持ったマリスの離反などに心を痛めており、第五次蒼穹作戦では彼と総士を撃つことを躊躇い見逃してしまった。
その後海神島に戻った総士を遠見家に迎え入れ、彼に付き添いながら島と自分のことを教えていく。


第五次蒼穹作戦では『EXO』から少し成長した姿だったが、二話時点では14歳相当の姿になり髪も伸ばし大分印象も変わった。
でも前作の急成長もあるので実年齢は9歳。*2
穏やかで明るく優しい少女となっている反面、幼くして母親や親友を含む多くの人々が犠牲となっていったのを目の当たりにし受け入れてきたことで、自身が犠牲になることをも許容してしまっている危うさを秘める。
そのため自他を失うことを嫌う総士と喧嘩になってしまうこともあるが、普段怒らない彼女が唯一怒る相手が総士(ついでに言うと、美羽に反対意見を述べる相手も真矢を除けば総士しかいない)なのである意味微笑ましく、過酷な話が続く本作の癒しどころとも。


搭乗機は一騎から譲り受けたマークザイン。
フェストゥムとの対話の力を行使するため最前線へ出る事から、保有する中で最強の機体に乗せる事で安全を確保するという措置らしい。
積極的には戦わず「おはなし」でフェストゥムを退けようとするがベノンの統制下におかれたフェストゥムやソルダートには通じず、総士からは「(君は強いから)怒りで敵を退ければいいのに」と苦言を呈されている。


ファフナーパイロット

春日井甲洋
CV:入野自由
一騎や真矢の同世代の一人で、一騎と並ぶエレメント。
フェストゥムと人間の中間の存在であることは変わらないが、肉体も人間のように成長しており、普段は眼鏡をかけて喫茶店を営む。
内面も大分人間らしさが戻ってきており、帰還した総士の心情にも理解を示す。
なにかと面倒見がいい点も変わらず、操とよく行動を共にして羽佐間家にもよく顔を出しショコラを預かってもらったりしている。


搭乗機はアバドン。



◆来主操
CV:木村良平
ボレアリオスミールのコアでありエレメントの一人。
美羽との交渉条件を守り竜宮島との協力を維持しており、いつまで経っても(平和にならないので)美羽を食べられないとぼやきながらもパイロットの一人として戦闘に参加している。
容姿や明るく無邪気な振る舞いはそのままで、メインキャラクターの中では一番変化が少ないかもしれない。
普段はボレアリオスではなく羽佐間家で暮らしており、容子のことを「お母さん」と呼び慕っている。だが、フェストゥムであるが故の認識の違いからすれ違いを起こしてしまうことも。


搭乗機はクロノス。



◆鏑木彗
CV:小野賢章
現状の最終世代でパイロットの一人。
第五次蒼穹作戦までは零央や美三香と共にレギュラーパイロットを務めていたが、その後剣司からジークフリードシステム担当を引き継いでいる。
総士の処遇が甘いとは考えつつも、零央たちと共に彼の指導役として面倒を見る。
また第五次蒼穹作戦以後、眠り続けている里奈を心配しよく見舞いに訪れ島のことを語り掛けている。


幼さが残っていた『EXO』の頃から一変し、鋭い眼差しのイケメンに成長。
家族関係の修復も手伝って危うさを見せることも無くなり、頼れる司令塔としてパイロットたちを支える。


搭乗機はアマテラス。



◆御門零央
CV:島﨑信長
レギュラーパイロットの一人。
総士の無鉄砲さには苦笑しつつ、力を付けようとする彼の思いを認め剣の稽古を付ける。
長くファフナーに搭乗したこともあって同化現象の限界も見え始めているが、美三香と互いの家族公認で交際し未来に向けて歩み出している。


彗と同じくかなり成長し、高身長でワイルドな風貌のイケメンになっている。
剣の腕にも更に磨きがかかり、SDPも手伝って万能切り込み役として活躍する。


搭乗機はスサノオ。



◆水鏡美三香
CV:石川由依
レギュラーパイロットの一人。
はねっかえりの強い総士を「男の子って感じ!」と評して好意的に捉えており、零央と共に運動面での指導に当たる。
零央との仲も進展し、彼との未来に向けて歩み出している。


天真爛漫な性格はそのままに成長し、明るいお姉さん気質なムードメーカーとなった。


搭乗機はツクヨミ。



◆西尾里奈
CV:白石涼子
一騎たちの一つ下の世代で唯一島に残っているパイロット。
双子の弟・暉の喪失を乗り越え、皆の思いを継いで戦場に立っていた。
しかし第五次蒼穹作戦の最中セレノアのクロッシング同化を受けてしまい、彗に救出されるものの意識不明となり3年経ってもなお眠り続けている。
その意識はマリスたちの下に囚われているようだが……?


搭乗機はイザナミ。




アルヴィススタッフ、海神島島民

◆真壁史彦
CV:田中正彦
アルヴィス司令官。一騎の父親。
亡き妻の思いを継ぎ、人類とフェストゥムの共存のため竜宮島の手がかりとなる総士を受け入れる。
過去の放射線被曝の影響や加齢のためか杖を使うようになったが、平和を目指す意思の強さは健在。
千鶴との仲は意外なほど進展しており、一騎や真矢からも応援されている。



◆遠見千鶴
CV:篠原恵美
アルベリヒド機関研究主任。真矢の母で、美羽にとっては祖母。
長かった髪をばっさり切っており、孫持ち50代とは思えないビジュアルに。相変わらずミールは老化を理解しない模様。
美羽や真矢と共に総士を家に住まわせ彼の面倒を見るが、自身の研究に関する葛藤は未だ消えていない。
史彦への想いはしっかり通じたようで彼との再婚も秒読みのようだが……?



◆溝口恭介
CV:土師孝也
アルヴィス司令補佐。
アルヴィスの体制がやや変わったこともあって史彦とは別にボートの司令官を担うことも多くなった。
しかし有事の際には白兵戦を指揮する、相変わらずの不死身の男。



近藤剣司
CV:白石稔
一騎や真矢の同世代の一人。
パイロット業は引退し第五次蒼穹作戦ではジークフリードシステム担当だったがセレノアの同化攻撃などを受け限界も来ていたため、彗と交代し千鶴の助手として医療担当に落ち着いた。
咲良との間に一人息子・衛一郎を儲け、幸せ太りかビジュアルもかなり変化した。
以前の責任感と優しさに加え父親としての懐の深さも身に付け、総士を見守る一人となる。




近藤咲良
CV:新井里美
一騎や真矢の同世代の一人。
竜宮島と同じく海神島でも教職についており、総士や美羽の担任となる。
剣司への愛情は変わらず、衛一郎の他にもシャオの娘であるフェイの面倒を見たりしている。



◆ルヴィ・カーマ
CV:佐々木りお
現海神島、アショーカのコア。
かつて美羽と親友になりアショーカにその身を捧げたエメリー・アーモンドの生まれ変わりであり、総士と同じ日に生を受けた少女。
容姿はエメリーそっくりだが総士と違い成長速度は普通らしくまだ幼い。
見た目に反してかなり大人び落ち着いているが、時には悪戯っぽいことをすることもある。
ベノンとの戦いを乗り越えるべき「試練」とし、美羽や総士に「存在と無の地平線」、そしてその先にある「可能性」に到達することを説く。



◆ディラン・バーゼル
CV:勝杏里
かつてアトランティスのコアから生み出されたパペットの一人。
第四次蒼穹作戦後、プロメテウスが姿を消したことで主も無く彷徨おうとしていたところをルヴィに拾われ、彼女の側近として仕えている。
ルヴィを献身的に支えているが、生真面目さから時には彼女を注意することもある。



????

◆皆城朔夜/皆城輝夜
CV:松田利冴/松田颯水
総士の夢の中に度々現れる双子らしき少女。
二人とも容姿は乙姫や織姫そっくりだが、朔夜は白髪、輝夜は黒髪。
竜宮島のキールブロックらしき場所で総士に助言を与え、彼を竜宮島へ導く。



◆???
朔夜、輝夜と共に総士の夢に現れた女性。
アルヴィスの制服を着ており、髪が白いことを除けばその容姿は竜宮島と共に眠りについた少女に似ているが……?




新国連/人類軍

◆ヘスター・ギャロップ
CV:鳳芳野
新国連事務総長。
これまで散々アルヴィスとの間に諍いを起こしていたが、ベノンの脅威を前に海神島との協力体制を敷くなどかなり態度が軟化している。
その要因であろう真矢に対する関心もまだ強いようで、通信時は彼女によく話を振っている。



◆アレクサンドラ・ギャロップ
CV:根谷美智子
へスターの孫娘で後継者として育てられている。




独立人類軍

◆ダッドリー・バーンズ
CV:内田直哉
独立人類軍司令官。
第四次蒼穹作戦後もしぶとく生き延びており、第五次蒼穹作戦ではアルヴィスと共闘するなどベノンに対しては史彦やヘスターと協力体制を敷いている。




ベノン

◆マレスペロ
CV:石川静(少年時)/櫻井孝宏(青年時)
『EXO』でも登場し暗躍した第三アルヴィス・アトランティスのコアだった存在。
旧海神島では「ワダツミノミコト」、人類軍では「プロメテウス」など様々な名で呼ばれてきたが、現在は自らを「絶望」を意味する「マレスペロ」と称している。
かつての海神島で人間たちと暮らしていたが人類軍によって島民が殺されたことで怒りと憎悪に塗りつぶされ、人類を滅ぼす絶望の存在になろうとしている。
第四次蒼穹作戦で力の依り代だったベイグラントを失ってしまったが、密かに群れを再建しマリスの協力も得て第五次蒼穹作戦でゴルディアス結晶を取り戻したことでより強大な力を獲得した。
また、以前は少年の姿の意識体で行動していたが、ベノンでは成長した青年姿の肉体で行動するようになっている。




◆ケイオス・バートランド
CV:岡本信彦
ベノンの総帥を務める男性。
マレスペロが自身の分身であるパペットの一人、ジョナサン・ミツヒロ・バートランドを進化させ生み出した新型フェストゥム。
祝福として人間を「ソルダート」という強化兵士に変異させ操る力を備えている。
容姿はジョナサンと変わらないが記憶は消されており、感情も希薄なままベノンを指揮している。




◆マリス・エクセルシア
CV:斉藤壮馬
海神島から幼い総士を攫い、偽竜宮島で彼の親友として生活していた少年。
その正体はかつてアルヴィスと行動を共にしていたエスペラント。ルヴィ曰くは人の心を掌握する術に長けていたらしい。
シュリーナガルからの脱出行で両親を亡くし「誰かが生きるために誰かが犠牲になる世界」を憎むようになり、やがてアルヴィスと思想を違え総士や幼いパイロット候補二人を攫いベノンに与した。
戦闘ではソルダートの姿になりファフナーに搭乗する。元々新世代のファフナーパイロット(或いはその候補)の一人だった様子。


偽竜宮島を破壊されたことで海神島への敵意を強め、彼らを苦しめ滅ぼそうとするようになる。
しかしかつて交流した美羽や長く生活を共にした総士に対しては執着を捨てきれておらず、彼女たちを引き入れようと試みている。
また、エスペラントとしては優れた能力を持つが、一つの事に夢中になると他が疎かになりやすいなど人間としては未熟な面も目立つ。


搭乗機は第五次蒼穹作戦で鹵獲したグリムリーパー。島を離反した際にはスペクターを奪っていった模様。



◆フロロ
CV:仲西環
偽竜宮島で総士の妹「皆城乙姫」を名乗っていた存在。
その正体はマリスが読み取った美羽の記憶にある乙姫の情報を基に擬態したフェストゥム。
フェストゥム化するとかつて竜宮島を襲ったアザゼル型ウォーカーの姿に変化する。
総士の妹という役割を演じていたが、やがて人間的な感情を獲得し島の生活を守ろうとするようになる。
そのため一騎が総士を連れ戻しに来た際も必死に止めようとしウォーカー化するも敗北。
乙姫の姿に戻るが最期は一騎の手で消滅させられ、総士はその光景を目にした事で一騎への反感を確固たるものにした。視聴者からしても割とトラウマものの光景である



◆セレノア
CV:ゆかな
フロロ同様、美羽の記憶を基に彼女の母・弓子の姿に擬態したフェストゥム。
周辺の群れを煽動したり、クロッシングに侵入し同化を行ったりと搦め手系の能力を用いてアルヴィスを翻弄する。
フェストゥム体はアザゼル型クロウラー。
偽竜宮島では総士の母親を演じ、島の崩壊後は総士を連れ戻そうとする。
人間的感情に目覚めたからか、マリスの「総士の心だけ連れ去ろう」という提案に「心と肉体を分離するのは良いとは思えない」と反論したりしている。



◆レガート
CV:最上嗣生
美羽を基に彼女の父・道生の姿に擬態したフェストゥム。
フロロやセレノアと違い彼だけ本物と声が違うのは、美羽が生前の道生と直接面識が無いためと思われる。
戦闘ではフェストゥム化せずソルダートの姿をとってファフナーに搭乗しており、このため彼のみ正確なフェストゥム型が不明となっている。
偽竜宮島では総士の父として島の漁師を演じており、その生活への愛着から島を破壊したAlivs陣営を敵視するが、
一方で、自らやフロロのオリジンたる存在が島(竜宮島)を守るために犠牲になったことを海神島で知り、島を守ろうとする彼らの心情も理解出来るとも語る。
一騎とはお互い(ただし一騎は気づいている節がある)知る由もないがどちらも総士を育てた父親的存在という共通点があるが、レガートは総士を取り戻すため彼と激闘を繰り広げる。


搭乗機は鹵獲したスペクター。




ファフナー


アルヴィス/ボレアリオス所属機

ザルヴァートル・モデル

人類軍が開発した決戦用ファフナー。全3機が建造された。
非情に強力かつ危険な機体ばかりで、今作開始時点では2機をアルヴィスが保有している。


マークニヒト
否定の名を持つ機体。
「皆城総士」の器であり、生まれ変わった総士の器として再び目覚めた。
憎しみが染み付いた危険な機体だが、総士が武器を欲しいと思うと勝手に武器を出してくれるなど何かと甘い。
本作の総士がやんちゃなのでニヒトもどことなくやんちゃな動きになっている他、本作の総士はニヒトとの一体化を嫌がらないので前作のように煽られたりはしない。


マークザイン
存在の名を持つ機体。
かつての一騎の愛機だが美羽に譲られ、彼女のエスペラント能力による対話で敵を無力化するスタイルを主としている。
本作では遂にルガーランスを「シールド」呼ばわりされてしまう。どう「シールド」したのかは是非本編を見ていただきたい。誰も疑問を口にしない辺り常習的にやっている


◆マークアレス
全能の名を持つ機体。
これまでの3機とは異なり、一騎が(事前に仕込みをした)エインヘリヤル・モデルに特異現象を発生させて新生させた第4のザルヴァートル・モデル。


エインヘリアル・モデル

アルヴィスの主力機種。
カノンが遺した設計図に基づきノートゥング・モデルを改装したタイプで、『EXO』時点では改装出来ていなかった機体だけでなく一部の欠番機も新造する形で建造された。
今作からナンバーとは別にやたら物騒なコードネームが付けられるようになっている。


◆グリムリーパー
マークツヴァイ改。新造されたマークツヴァイをエインヘリアル化した機体。
SDPは「敵の攻撃・能力の無効化」。その気になればミールの力すら大幅に減衰できる凶悪な性能だが、効果範囲或いは一度に無効化できる対象に限界がある。
一騎の乗機として第五次蒼穹作戦に投入されたが鹵獲され、以降はマリスの乗機となった。



◆アバドン
マークフィアー改。メデューサとガンドレイクを基本装備とする。
SDPは「毒」。原則としてコアを破壊しないと倒せないフェストゥムを触れただけで「死」に至らしめる。
中距離支援用武装だが甲洋がエレメントであるが故に積極的に最前線に出るので、バカでかい武装を装備したままバカでかいワームソードを振り回して暴れ回る光景が見られる。



◆アズライール
マークジーベン改。ドラゴントゥースと飛行装備を持つ空戦・狙撃仕様。マークゴルゴ。
SDPは「多次元視界による同時多重ロックオン、遠距離視認」。



◆イザナミ
マークノイン改。メデューサを基本装備。
SDPは「増幅」で、自機や僚機の火器やSDPを強化できる。
第五次蒼穹作戦に投入されるがセレノアの同化攻撃で操られ、里奈が自爆を選択したことで失われた。



◆アキレス
マークツェン改。暉の遺したマークツェンをエインヘリアル化した機体。
グリムリーパーを失った一騎の乗機として使用された。SDPはイザナミと同じ「増幅」。
こちらも元は中距離支援型だがパイロットが一騎なのでルガーランスによる近接戦闘を得意とする。
その後戦力増強のためザルヴァートル化の素体となることが決まり、諸々の改修を行ったうえで一騎が力を解放しマークアレスへと変化する。



◆クロノス
マークドライツェン改。かつてカノンが使用し、現在は操の乗機。外装の換装も完了した。
SDPは「外部時間を0.00000001秒単位での知覚する」というもので、周囲の動きをスローモーションのように見ることが出来る。
この時自分自身が動くと、相手からするとまるで瞬間移動したかのように見えることが本作で初めて描写された。*3
操の指示によってエウロス型フェストゥムを呼ぶことができ、その姿はさながらエウロス型のリーダーのよう。



◆スサノオ
マークエルフ改。レヴィンソードなどの近接武器を使用する。
SDPは空間転移「ロスト」。



◆ツクヨミ
マークフュンフ改。イージスを基本装備とし、新たに分割型の長槍を持つ。
SDPはイージスを基点に強力な障壁を発生させる「ウォール」。



◆アマテラス
マークゼクス改。ガンドレイクと飛行装備を持つ。
SDPは任意の人・物体を手元に引き寄せる「アボート」。



ベノン所属機


マークレゾン
理由の名を持つ、ザイン・ニヒトに次いで開発された第3のザルヴァートル・モデル。
第四次蒼穹作戦でゴルディアス結晶と共に宇宙に放逐されたが、第五次蒼穹作戦でマレスペロが回収した。



◆スペクター
マークアイン改。欠番だったマークアインをエインヘリアル・モデルとして新造した機体。
マリスが総士らを攫う際に持ち出され、その後はレガートの乗機として使用されている。
SDPは「変身」で、機体の姿を無機物に変えてカモフラージュしたり、敵ファフナーの姿を写し取ったりできる。
しかも敵の姿だけでなく装備類やSDPなどもコピー出来るため、相手の力を相手にぶつけ続ける厄介な戦闘スタイルをとる。
ただしザルヴァートル・モデルのような強大すぎる力はコピーできないし、SDPについては相手が力を発現させていないのにそれをコピーすることもできない。



◆グリムリーパー
上述の通り鹵獲した機体をマリスが使用している。



◆アリエル、ガブリエルなど
独立人類軍のファフナーの同型機。鹵獲したのか自前で建造したのかは不明。
ソルダート化した人間をパイロットにしている。フェンリルもそのままであり、特攻兵器として使われることも。



フェストゥム


北極での決戦以降未だ世界各地に点在するミールから発生し続けており、その一部はべノンに併合され人類との戦いに参加している。
相変わらず多種多様で、ギガンテス型やグレンデルH型などの新種も登場。


ゴルディアス結晶を得たマレスペロの方針か、ベノンでは人間のような「感情」の獲得を目指している場合もあり、偽竜宮島で過ごしたレガートらは怒りや恐怖を学び続けている。









見ろ、


これが僕たちの祝福だ




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  • マリスはなぁ、自分も誰かを犠牲にしてる癖に言動がダブスタでな・・・ -- 名無しさん (2021-03-13 01:12:00)
  • 乙姫ちゃん系列を演じてた仲西さん亡くなったけど今後どうなるんだ・・・ -- 名無しさん (2021-03-13 01:54:09)
  • 双子?の新コア?の声優は別の人では -- 名無しさん (2021-03-13 02:59:59)
  • アマテラスとツクヨミが逆になっとるぞー -- 名無しさん (2021-03-13 08:42:59)
  • ルヴィ様の煽りスキルが高すぎて笑ってしまう -- 名無しさん (2021-03-13 11:37:18)
  • ディランがめっちゃいい人+有能なんだけど通信でヘスターやバーンズと話の気まずそう -- 名無しさん (2021-03-13 14:34:45)
  • 面白いんだけど、新作出るたびにガンガン精神がやられる仕様なのは相変わらずだよ… -- 名無しさん (2021-03-13 23:08:50)
  • 映画だが一応「先行上映」となってはいる。いるんだが、テレビ放送はできんだろこれ。 -- 名無しさん (2021-03-13 23:09:55)
  • OVAの発売前の先行上映なので、別にテレビ放送はなくない? -- 名無しさん (2021-03-14 13:06:34)
  • 4,5話がまだ平和だったから嫌な予感していたら6話で叩き落してエンドロールは忘れない -- 名無しさん (2021-03-14 22:53:41)
  • 終わってみれば綺麗にまとまってよかったよ -- 名無しさん (2021-11-07 15:46:19)
  • めちゃくちゃ良かった…芹ちゃん様ぁ… -- 名無しさん (2021-11-07 15:55:09)
  • 自己犠牲を良しとしないながらも自己犠牲で未来をつなぐことも多いこの作品であの流れ。見事収拾がついたのはお見事。だが続編はもういらん。マジで続きが出ると胃が痛いんよ… -- 名無しさん (2021-11-07 23:55:32)
  • 続編でるなら主要キャラがみんないなくなるくらい未来とか、思い切り過去かねえ。 -- 名無しさん (2022-02-06 11:24:23)
  • behind the lineの先行上映も発表されたし放映前後に放送される可能性は・・・うちの県来なかったしTSUTAYAでも扱ってないんだよなあ・・・ -- 名無しさん (2022-07-05 19:28:05)
  • 喜べ、わたしたち。7月にTHE BEYONDがテレビ版で一般放送されて順次各オンデマンドでも配信される。祝福を待て。 -- 名無しさん (2023-06-06 16:06:10)
  • TV放送はめっちゃ熱い場面で北のミサイルの緊急テロップ出た事だけは忘れられない -- 名無しさん (2023-09-22 08:42:49)

#comment(striction)

*1 島の人々は誰も驚かないので、かなり早い時点でこの能力を使えるようになったと言える
*2 絵を描いているシーンで彼女の実年齢を伺うことができる
*3 前作でも初めてカノンがこの能力を行使した際に「ザイン並の速度(で敵を倒している)」と表現されている

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