シン・ドローリグ

ページ名:シン_ドローリグ

登録日:2021/02/15 Mon 23:00:00
更新日:2024/05/24 Fri 13:49:02NEW!
所要時間:約 15 分で読めます



タグ一覧
スター・ウォーズ star_wars sw ジェダイ ソーラ・バルク マスター 師匠 銀河共和国 ライトセーバー 厳格 ソードマスター 老人 シン・ドローリグ 剣術指南 ニック・ジラード スタントコーディネーター 映画の出番は数秒




「まだ学べることは残っているぞ。フォースと一体になる方法をな!」




シン・ドローリグ(Cin Drallig)は、スター・ウォーズ・シリーズの登場人物。
旧共和国末期のジェダイのひとりで、当時のジェダイ騎士団ではトップクラスといわれた剣士のひとり……らしい。


なお、彼はカノン分類の活躍が著しく少ない(レジェンズ設定も多いわけではないが)。
以下の設定のほとんどはレジェンズ分類である。



【人物】

彼は、特にライトセーバーの剣士として有名であった。それは彼が強かったからというだけではない。
ヴァ―パッドが開発された時期か否かで幾らか序列が上下するが、当時のジェダイ聖堂で最強の剣士とされたのはヨーダドゥークー、そして彼らにメイス・ウィンドゥと朋友のソーラ・バルクが加わる。
彼らが実質的に四強であり、それに次ぐ地位にいたのがクワイ=ガン・ジンキット・フィストーサシー・ティンエージェン・コーラー、といった評議員の中でも名うての剣士として知られた面々。
シン・ドローリグは四強次点、あるいはそれに準ずるレベルにあった。


それでも彼が「ジェダイ聖堂でもっとも有名な剣士」でありえたのは、彼がライトセイバーの「剣術の講師」であったからである。



彼は剣術の技巧が極めて幅広く、当時存在した七つの基本フォームをすべて網羅していた。基本のシャイ=チョーから、最高難度のジュヨーまでである。
もちろん、全フォームを使えるジェダイというのも珍しくない。ヨーダ、ドゥークー、メイス、ソーラの四強もそうだ*1し、イーヴン・ピールも全フォームの使い手である。


ただ、彼は剣術を教えることがうまかった
体型問題で一般的なジェダイの参考になりにくいヨーダや、気難しくて教えるのに向かないメイスやイーヴンたちとは違い、彼は弟子たちに「教える」ことが巧みだったのだ。
もちろん、相手を甘やかすような「幇間稽古」ではなく、徹底的に厳しく鍛えるスパルタ式の教育ではあるが、相手の要点を掴んで伸ばすことに、シンは長けていた。
(同じように、達人かつ教えるのもうまかったのがソーラ・バルクである。ソーラもシンと同様、多くのジェダイに剣術を教えた)


これはパダワンとして弟子に取るというものではなく、剣術修行を求めるジェダイならだれでも教えるというもので、教わった人物は何千人もいるらしい。
もちろんシンは人間なので、通常のパダワン体制では何千人も育てられない。彼は、文献を教えるジョカスタ・ヌーなどと同じく、特殊技能で特殊な立場についたジェダイといえる。
彼に剣術を教わった人物にはオビ=ワン・ケノービアナキン・スカイウォーカーも含まれており、アナキンに対しては「きみは暗黒面の素質が強過ぎるから、ジュヨーはやめておけ」と禁止令を出している。
アナキン本人は不服だったようだが、これはこれでシンの分析力や指導力をうかがい知れるエピソードではある。


EP1、ナブー危機の翌年には、自分の剣術講座および研究などをひとつのホロクロンにまとめて、保存した。
これが後年、ルーク・スカイウォーカーに発見されることとなる。



【性格】

多くのジェダイに剣術講師として求められただけあって、彼は精神的にも模範的なジェダイとして慕われていた。


剣術に優れていたのはもちろんだが、説明や指導、精神修養など、指導面の多くで「忍耐」と「冷静」さを重んじ、生徒に対して粘り強く指導していった。
剣術の修行を通して、ジェダイの秩序や掟を教えることにも熱心であり、あまりに攻撃的な気質から追放さえ検討されていたパダワンを、ついには優良なジェダイとして矯正することも出来た。


ドゥークーやクワイ=ガンといった人格者も、それぞれコマリ・ヴォサザナトスといった狂暴な弟子を御しきれなかったことがある。
それを思うと、シンは一剣士としてより、剣術を教える「師匠」として優れたスキルがあったといえる。



また、彼はEP1よりもずっと昔から剣術を教えていたが、決して過去のやり方にこだわりはしなかった。
特に、EP1を境に、これまで顧みられなかったフォームⅡ「マカシ」を重視するようになったことが特筆される。


シンを含めたジェダイは、長年「対ライトセイバー戦用フォーム」であるマカシを「時代遅れ」と軽んじてきた。ライトセイバーの使い手といえばダークジェダイかシスだが、もうそんな者は居ない、と考えていた。ライトセーバーのフォームの項目にある通り剣舞の演目や師の側が弟子を鍛える為の超える壁として「仮想シス」を演じる役目のフォーム程度にしか使われていなかった。
しかし、コマリ・ヴォサやザナトスやオーラ・シングのようなダークジェダイの増加、そしてダース・モールというシス卿の復活により、「ライトセイバーに長けた強敵」が出現したことを受けて、マカシの重要性を再認識したのだ。
もっとも、シナリオの関係上それは「遅きに失した」「機を逸した」物に過ぎないのが残念な所だが。


とはいえ、彼は「使えるものなら何でも使え」とまでは言っていない
フォームⅤ「シエン」やフォームⅦ「ジュヨー」については、強力なことは認めつつも、暗黒面に落ちやすい点は重視し、できる限り使わないほうがいい、という立場を堅持している。
実際、アナキンがジュヨーの習得を求めた時には、先述の通り彼の素質を考えて諌止している。
実力的には十分な素質があるのに、アナキンが最強のフォームといわれるジュヨーを習得できなかった*2のはシンの意向が関与している。


ジェダイの戦いは、相手を破壊することではなく、相手の持つ「危険性」を撃ち破るためにある、という彼の剣術哲学は、ジェダイ戦士の理想像を端的に示すものといえる。



【能力】

シン・ドローリグは指導者としてのみならず、一介の剣士としても指折りの実力者に数えられていたが、強敵と剣を交えたといえるシーンがよりにもよって全盛期のダース・ヴェイダーと戦った数秒のみであるため具体的な判断材料に乏しく、作中人物達による評価から推測するしかない状態である。
映画本編時点(EP1以降)ではかなり年を取っていたが、依然として優れた剣士のひとりであり、大戦末期の時点で(もう十数年会っていないとはいえ)ドゥークー伯爵から「グリーヴァス将軍ではまだ及ばない相手」として名前を挙げられている。


ライトセイバーは通常タイプで、光刃の色は緑、もしくは白。戦闘フォームに関しては七つの流派をすべて網羅しているが、
突き抜けたスピードや、型破りで予測困難な動き、周囲からは野蛮にさえ見える剣術、という特徴を考えると、その中でも特にフォームⅦ「ジュヨー」を得意としていたようだ。
「最強の戦闘スタイル」と呼ばれ、かつすべてのフォームに通暁していないと到達できないといわれるフォームだが、シンなら使えそうということと、特徴が合致することから、ほぼ間違いないだろう。
その苛烈さは「トロール」という悪口 綽名がつくほどであった。


ただし、基本的には指導者として優れた能力を発揮するのみで、彼自身は個の武を競う立場からはもう卒業していた。



しかしそれだけの実力者でありながら、なぜかクローン大戦では前線に出張らず、ずっとコルサントに駐留していた
そればかりか、戦争終盤の「シディアス討伐チーム」において編成から外されていた。
このとき評議会はヨーダもオビ=ワンも不在で、しかもアナキンを同伴しなかったために戦力がガタ落ちしていたにもかかわらずである。
シン・ドローリグはジェダイ聖堂を保衛するテンプルガードの隊長という要職を担ってはいたが、それにしてもシス卿と対決する際には是非とも欲しい戦力であろう。



そうしたシンの処遇の理由は、二つ程考えられる。


まず一つは、老化で能力が落ちていた、という場合。


フォース使いには、老人でも優れた戦士というのは目立つ。
800年以上を生きたヨーダ、83歳でもオビ=ワン&アナキンと渡り合ったドゥークー、65歳でヨーダを負かしたシディアス。いずれも達人として知られている。
しかし実際には、いくらシスやジェダイといっても加齢を重ねれば能力は衰え、フォースも操り難くなるものだ
実際、ヨーダもドゥークーもシディアスも、強敵と戦った後はため息をついたり呼吸を整えたりしている*3


そして彼らのようなごくごく一握りの他は、ジェダイやシスといえども老いれば衰える。
例えばジョカスタ・ヌーはジェダイですらない賞金稼ぎに伸されたし、EP4のオビ=ワンは見る影もなく弱体化した。ジュヨー使いのイーヴン・ピールは猛獣に殺され、キ=アディ=ムンディはグリーヴァスに力の差を見せつけられた。
ヨーダやドゥークーやシディアスといった「老いても達人」というのは、実はイレギュラーなのである。
それを考えると、シンがまったく前線に出てこず、剣術講師としてのみ呼ばれていたのは、彼の身体能力が覆いようもない程に衰えていたということを意味するのかもしれない。
少なくとも現時点で、どの作品でも、シン・ドローリグが最強クラスのジェダイとして活躍する場面はない。



また、もう一つの可能性もある。


それは、「実戦から離れている実力者だからこそ信頼出来る数少ないジェダイだったから、尚の事戦線に出す訳にはいかなかった」というケースである。
クローン大戦期、ジェダイ達の中では戦争の闇に直面して、その惨状と自身の無力さに打ちのめされて暗黒面へと引きずり込まれる者は増えていた。
そうして変心してしまった同胞を見分けるのは、感情から己を切り離すよう自制に努めたジェダイにとってはかなりの難事であり、その所為でコルサントにおけるテロ活動を看過してしまったこともあった。
そうした情勢下においては、獅子身中の虫に食い荒らされないように細心の注意を払う必要がある。
シス卿と対決する際にも、要職に就く実力者達が出払ったと同時に内通者が破壊工作を開始する恐れは大いにあるので、監視の目を光らせおかねばならなかった。
特に、ジェダイ聖堂を守るテンプルガードやそれを統率する警備隊長となれば、人選は一層難しくなる。
暗黒面に堕ちている可能性がより低い者、つまり基本的に聖堂に常駐して外部との接触が少なく、それでいてジェダイ聖堂全体に顔が利く指導力のある者に任せるのが最適である。
そんな人間は、シン以外に居ない。


シン程の実力者が最前線に駆り出されなかった、もとい駆り出せなかったのは、シンの力量と人格が信任されている証であると同時に、それほどまでにジェダイの間でも疑心暗鬼が蔓延する末期状態だった証でもあるだろう。




【来歴】

◆前歴

出身は惑星ラヴィサー。詳しい出生は不明ながら、物心つく前にフォース感応者の素質を見出され、ジェダイ聖堂に引き取られた、当時の一般的なコースと思われる。
やがて候補生、パダワン、ナイト、マスターと順次昇進した。
ちなみに、彼はナイトに昇進してから、改めてヨーダに剣術の稽古をつけてもらい、優れた剣士として開花したという。



EP1時点ではとっくにジェダイマスターに昇進しており、さらに長年の功績や飛び抜けた実力、教える技量などから、いつしか「バトルマスター」「ソードマスター」などと呼ばれるようになった。ソードマスターだがヤマトではない
上述通り、数多くのジェダイに剣術のコーチもしており、彼に剣を教わったジェダイは千人を超えるという。


一方、狂気を感じるほどの激しい剣術や厳しすぎるほどの指導から「トロール」というあだ名も付けられた。これは「粗暴」「乱暴」というニュアンスを含み、どちらかというと蔑称に近い。


ただ、剣術であれなんであれ、弟子を甘やかすような修行では、弟子に才能があっても腐らせることにしかならないというのも事実。
もし彼の稽古が生ぬるければ、彼の門下からは真の剣士は決して生まれなかっただろう、



大戦前には、セラ・ケトーという少女をパダワンを取っている。
セラは剣術の才能は飛びぬけていたが、性格面では過剰なまでに攻撃的で反抗心が強い、というかつてのコマリ・ヴォサに似た性質の持ち主であり、評議会でさえ匙を投げ、破門まで議論されていた。
しかしシンは、あえて彼女を直属の弟子に取り、剣術を仕込むと共に人格面でも矯正し、さんざん手を焼いたもののついに彼女の攻撃性を落ち着かせることに成功した。
冷静になったセラは、フォースをよく理解し、ライトセイバーの技もさらに磨きをかけ、彼の弟子でも出色の存在となる。
(ちなみにセラは二刀流で、そこもコマリと似ている)



◆クローン大戦

千年ぶりの全銀河戦争「クローン大戦」時点でも、シン・ドローリグは騎士団に在籍していた。


しかし、彼が前線に駆り出されたという話はカノン、レジェンズを問わずどこにもない。もっぱらジェダイ聖堂に常駐し、警備や巡回と、候補生への剣術指導だけを行っている。
ジェダイ側には彼並みの戦士が数多くいたので、無理に駆り出す必要はないということかもしれないが、老齢期に差し掛かったシンは力が衰えており、今さら前線には立てないという状態だったのかもしれない。
テンプルガード(騎士団の警護兵)を指揮下に収めており、警備長的な立ち位置だったようだ。


ただ、コルサントにずっと駐留していただけあって、前線では感じ取れない「コルサントの空気の変化」を敏感に感じ取ることができる数少ない幹部でもあった。
特に、コルサントの市民からのジェダイに対する敵意の高まりを深刻に感じていたという。
(大戦期のオビ=ワンや帝国期のウィルハフ・ターキンは、久しぶりのコルサントが「違った世界に感じられる」と述懐したことがある)


シンの能力の衰えを予感させるのが、聖堂が幾度か奇襲を受けたことである。
大戦前期には賞金稼ぎのキャド・ベインが機密のホロクロンを盗み出し、また中期にはアソーカ・タノのジェダイ追放の一因となる爆破事件も起きている。
いずれもシン・ドローリグが駐留していた時期の出来事であり、彼はこれらをいずれも防げなかった。まあ防げていたらエピソードにならないので仕方ないことではあるのだが
特に後者の爆破事件の影響は大きく、市民の抗議デモが突き付けられるにいたった。
シンは、ジェダイへの敬意が過去のものになったのではないかと、深刻な懸念を抱くに至っている。


カノンのコミックにて、大戦末期にまた別の聖堂を狙ったテロ事件が起きた際には、珍しくライトセイバーを抜いて爆撃用ドローンを斬っている。



◆オーダー66

大戦末期、共和国最高議長シーヴ・パルパティーンこそがシスの暗黒卿ダース・シディアスと発覚。
しかし三年半にわたる戦争でジェダイは絶対数を大きく減らし、しかも生き残っている優秀な戦士も多くは遠方に差し向けられていた。
残された戦力だけでシス卿に挑むことになったジェダイ評議会は、メイス・ウィンドゥエージェン・コーラーサシー・ティンキット・フィストーの四人でシディアスに挑み、傷が癒えたばかりのシャアク・ティやシン・ドローリグはジェダイ聖堂の警護に当たることとなった。



しかしシディアスはコーラーとティンを瞬殺し、フィストーも僅か数手で斬殺。粘ったメイスもアナキンの離反によって敗死。
シス卿としての洗礼を受けたアナキン・スカイウォーカー……否、ダース・ヴェイダーは、傘下の501大隊を率いて、ジェダイ聖堂攻撃に向かった。
戦力を消耗しきっていた上にその時点での最高戦力四名まで失ったジェダイ聖堂に、この波状攻撃を防ぐ余力はなかった。


それでもシンはわずかなジェダイを束ねて、防戦を指揮
愛弟子のセラ・ケトーや、当時稽古をつけていた少年ウィー・マルローをはじめとするジェダイを呼び寄せ、激しく抵抗した。
老いたとはいえジェダイ有数の、かつ歴戦の剣士である。クローン兵が太刀打ちできる相手ではなく、最初の攻撃を押し返すほどだった。


しかしそれも、ダース・ヴェイダーが突撃するまでのことだった。
もとよりヴェイダーは、シンの実力を知り尽くしている。勝てるのは自分だけだが、自分なら勝てることを知っていた。
ヴェイダーはまずセラ・ケトーを殺害し、続いてシン・ドローリグ、ウィー・マルロー、ベネイの三人と交戦。
ヴェイダーはシンを「強敵」としてすら扱わず、ベネイの首を片手で締め上げながらマカシ使いでもないのにもう片方の手だけであっさりとシンを斬殺してしまった。


ジェダイ聖堂きっての使い手と呼ばれ、数多くのジェダイに剣術を教えた「ソードマスター」「バトルマスター」「トロール」は、新しいシス卿との絶望的な実力差の前に粘ることすらできずに消え去ったのである


すっかり無人になったジェダイ聖堂に帰還したヨーダとオビ=ワン・ケノービは、監視カメラの映像から、シン・ドローリグの死と、それをもたらした男の正体を確認する。
それは、最強のジェダイであるヨーダの目からしても「勝てない」と思わせるほどの、完璧な殺しの映像であった。



◆死後

シン・ドローリグは死んだが、彼の剣術指南のホログラムは保管され、後世にも引き継がれた。
コピーの一つはルーク・スカイウォーカーにも発見され、彼や弟子たちの剣術の幅を広げた。


ヴェイダーもサイボーグになってからしばらく、剣術を極める際の仮想敵としてシンとの戦闘を思い浮かべていた。



【余談】

映画本編の登場はEP3「シスの復讐」の、ホログラムのワンシーンのみ。わずか数秒である。
しかし小説版では「トロール」と呼ばれるほどの剣術使いで、オビ=ワンを含めた多くのジェダイに剣術を教えた達人、と肉付けされた。


この設定が産まれたのは、ホログラムのワンシーンで彼を演じたニック・ジラード氏が、新三部作全体におけるスタント・コーディネーター、つまり本当に新三部作における剣術指南役だったからである。
早い話がメタネタであるが、そういうところからドラマを作るのもスター・ウォーズの面白いところ。


また、シン・ドローリグのつづりは「Cin Drallig」。「Sin」ではなく「Cin」。
これは、ニック・ジラードのつづり「Nick Gillard」を反転させたもの。
「Nick」の「k」を切り取ると「Nic」、それを反転させると「Cin」に、
「Gillard」をそのまま反転させると「Drallig」になる、というわけ。



ジラード氏はもちろんライトセイバーについても目を光らせていたが、特にキット・フィストーのライトセイバーがお気に入りだったらしい。
そのため、映画本編でちらっとしか描かれないシンのセイバーは、キットのものとよく似たものになっている。




本格的に登場したといえるのがPS2版ゲームの「シスの復讐」。セラ・ケトーも初登場。
こちらのゲームでは髪が白くなっており、より老人ということが分かりやすい。
幻影を伴う素早くも激しい斬撃が見どころ。


ジェダイ聖堂襲撃パートでの最終ボスとしての登場であり、さすがにゲーム的都合もあってヴェイダー(アナキン)も瞬殺はできず、聖堂の外へと飛びだす激闘となる。
最後はシンとヴェイダーが鍔迫り合いになったところ、シン側がヴェイダーの圧力を逆に使用し背後へと投げ飛ばす。
倒れたヴェイダーにシンは飛びかかって追い打ちを掛けようとしたが、ヴェイダーはすかさず自分のライトセイバーを投げつけ、シンの胸を貫いた。






剣道の有段者の方々の追記・修正をお待ちしています


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 剣豪として名前は聞いていたが、初めて調べた時に想像より老人で驚いた覚えがあります。次はサシー・ティンの予定です。 -- 作成者 (2021-02-15 23:04:05)
  • 作成乙です。この人はps2ゲームの印象が強いなあ。左右にステップしながらフォースの波動拳飛ばしたりしてた。弟子の二刀流のお姉ちゃん好きなんだけどレジェン行きだろうなぁ -- 名無しさん (2021-02-16 00:11:52)
  • エピソード3は(当時の予定では)完結作として作られただけあってスタッフや関係者のカメオ出演も多かったけど、個人的にはこの人とゼット・ジュカッサが好き -- 名無しさん (2021-02-16 01:31:38)
  • ゲームだとやたら強かった思い出 -- 名無しさん (2021-02-16 02:10:46)
  • EP3撮影の時、間違ってアナキンの中の人がこの人の顔に傷をつけちゃって、その後のNGテイクで頭をライトセーバーで叩かれたエピソードは笑う。シン・ドローリグというよりは中の人の話だけど。 -- 名無しさん (2021-03-29 22:37:54)

#comment(striction)

*1 メイスやソーラはジュヨー(および派生のヴァーパッド)に通暁するが、これの習得には全フォームの網羅が必須。ドゥークーもグリーヴァスに「ジェダイの剣術はすべて教えた」とある。
*2 ジュヨーの剣技自体は暗黒面に落ちかけているジェダイ(早い話がシスやダークジェダイ予備軍)が偶発的に似たような動きを採るケースが有るという設定もあるため「習っていない=剣技として使えない」という意味ではない
*3 シディアスの場合、ヨーダ戦直後の元老院椅子にしがみつき、下を見よう(ヨーダを確認しよう)として慌てて手すりにしがみつくことに集中する、といった具合。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧