登録日:2021/01/31(日) 12:38:51
更新日:2024/05/24 Fri 13:37:43NEW!
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ゲーム イナズマイレブン イナズマイレブンgo スカウトキャラ モブキャラ モブ 中学生 未来人 宇宙人 個性豊か 超次元サッカー スカウトキャラ(イナズマイレブン)
やったぞ!
見たか オレのシュートを!
超次元サッカーRPG『イナズマイレブン』シリーズにおいて、ストーリーには絡まないが自由にスカウトできる選手たちの総称。いわゆるモブキャラである。
本シリーズでは、マップを歩いていると突如エンカウントが発生し、4対4のサッカーバトルに突入することがある*1。この時に雷門中の相手を務めるのがこのスカウトキャラ達。要するに、RPGのザコキャラのような存在と言える。
しかし、彼らにはそのような「単なるザコ」とは一線を画す部分がある。それは、圧倒的な人数と個性である。
初代『イナズマイレブン』(以下『1』と表記)の時点で、実に800 を超える人数のキャラがサッカーバトルの相手及びスカウト候補として登場し、さらにナンバリングを経るごとに数百人単位で増加していく。
それら全員に顔グラフィックと3Dモデル、パラメータや習得する必殺技、そしてどんな人物なのかを表す説明文がきっちり設定されているのだ。
その外見はイケメンだったり美少女だったり、巨漢だったりちびっ子だったり、果ては中学生どころか人間なのかすら怪しい強烈な見た目だったりと非常にバラエティ豊か。
説明文もわずか2行ではあるが、そのキャラの個性をより深く掘り下げている。趣味や夢、目標が書いてあったり、特技や身体能力をアピールしていたり、家族や友達などの人間関係が判明したりと、適当に読んでいるだけでも楽しい。
この項目では、そんな選り取り見取りなスカウトキャラ達の魅力について解説する。
●ストーリー上におけるスカウトキャラの扱い
イナズマイレブンシリーズの魅力の一つである熱く、時には泣けるストーリー。
しかしスカウトキャラ達はそんな熱血ストーリーには一切絡まず、台詞もない*2。
円堂や天馬を始めとする雷門中のメンバー達が様々な困難に立ち向かいドラマを生み続ける中、彼らは一切主張せず黙々とチームについて来てくれるのだ。
ストーリー上の試合に出場させても、イベントシーンではチームに入ってすらいないメインキャラがグラウンドに立っているなんてことはもはや日常茶飯事である。
シナリオ上においてはほぼ「いないもの」として扱われているような場面が殆どだが、『1』終盤のアニメムービーでは主役級キャラである円堂・豪炎寺・鬼道(となぜか壁山)以外のキャラは顔部分がハッキリ映らないように演出されており、スカウトキャラをチームに入れているプレイヤーへの配慮がなされていると言える。
しかし、世界大会を舞台にする『3』ではいないものとして扱われていることが災いし、最序盤の代表選抜戦や代表候補にすら選ばれなかった選手たちの集まり「ネオジャパン」の苦悩、新たな選手との入れ替わりで代表を去る選手たち……、などのドラマと、そこらの選手を(ほぼ)無制限で代表に入れるスカウトシステムが完全に食い違っている。
ゲーム上仕方ないといえば仕方ないが……。
●試合中におけるスカウトキャラの扱い
スカウトしたキャラはメインキャラと同じように試合やサッカーバトルに出すことができ、レベルを上げるとキャラによって様々な必殺技を習得していく。
選手としての性能は、ロクな技を覚えずパラメータも低い弱小キャラから下手なメインキャラより高いポテンシャルを秘める金の卵までピンキリ。
ただし、あくまでモブなので試合中のセリフは全スカウトキャラで共通*3。流石に女子は男子と違うセリフを喋るが、そっちはそっちで全ての女子が同じセリフである。
当記事冒頭のセリフは、男子のスカウトキャラがゴールを決めた際のもの。スカウトキャラを好んで使うプレイヤーは幾度となく目にすることになるだろう。
また、ハードが3DSに移行した『GO』シリーズでは3Dキャラの表情が変化するようになっているのだが…それは天馬達メインキャラやストーリー上で戦う敵チームに所属するキャラだけの話。
容量の問題なのか、もしくは単に労力が掛かりすぎる故か、スカウトキャラ達は極一部(後述のマッハなど)を除き表情が一切変化しない。瞬きすらしてくれないのだ。
もっとも、DS時代はメインキャラも全員その仕様だったし、モデリングの質自体は大幅に上がっているので慣れればあまり気にならないが。
●スカウトキャラを仲間にする方法
作品によって様々なスカウト法が存在する。
・通常スカウト
『1』『2』で登場。
ポジションや属性、能力といった条件を入力すると、その条件に合致する選手のリスト(最大5人まで)を提示される。
リストの中に気になるキャラがいればそいつをサッカー部にスカウトしよう。
そうすると待ち合わせ場所を指定される為、そこへ向かって話しかければサッカーバトルが発生し、勝利することで晴れて新メンバーとして加入する…というのが基本的な流れだが、中には話しかけるだけでバトルをすっ飛ばして仲間になったり、バトルにわざと負けないと仲間になってくれないような奴もいたりする。
また、キャラの名前を入力して直接スカウトすることも可能。ただし、入力しなければならないのはそのキャラの愛称である。大抵のキャラは苗字か下の名前をそのまま愛称としているが、たまに変わった愛称のキャラもいるので注意。
後述の人脈でスカウトできるキャラはこの方法では仲間にできない。また、『2』では一度出会ってバインダーに登録した選手でないとリストに出てこない仕様となった。
・人脈スカウト
『1』〜『3』で登場。
〇〇の知り合いの△△、△△の知り合いの□□と××…といった具合に人脈のルートを辿りながら仲間を増やしていくスカウト法。
ルートの中に気になるキャラがいればそいつをスカウトしよう。その後の流れは通常のスカウトと同様。
『1』では友情ポイントを払うだけでどんどんルートを(ロックに阻まれない範囲で)進められたのだが、『2』と『3』では一人一人スカウトしていく必要がある為中々めんどくさい。
幸い、一度でも仲間にすればそのキャラと別れてもルートは開いたまま。
スカウトキャラの中でも強力な選手はこの人脈ルートの後半に設置されていることが多く、ゲームをやり込むなら避けては通れない道である。
最終的に全てのルートが開拓された光景は、それまでの苦労もあって感慨深いものがあるだろう。
・ガチャスカウト
『3』で登場。
『1』と『2』の通常スカウトがこれに置き換わった形となっている。
各地に設置してあるガチャマシンにコイン*4を入れて回すと選手の情報が入ったカプセルが排出され、その選手をスカウトするかどうかの選択肢が表示される。
「はい」を選べばその場に選手を呼び出しスカウト完了、という流れ。サッカーバトルは発生しない。
排出されるキャラのラインナップはマシンごとに異なる他、投入するコインの色によっても変化する。
また排出される確率が他に比べて低い、いわゆるレアに設定されているキャラも存在する。
…比較的現実感のあった上記2つに比べるとツッコミ所の多いシステムだが、まあ言うだけ野暮というものか。
それはともかく、ガチャなのでどのキャラが出てくるのかは完全に運。
前作までのように欲しいキャラをピンポイントでスカウトするということは出来なくなってしまった。
また、『2』の通常スカウト同様に出会ったことのあるキャラしか排出されないが、逆に言うとバインダーが埋まるにつれて目当てのキャラが出る確率が相対的に下がっていってしまうという問題も抱えている。
やはり不評だったのか、このスカウト法は『3』以外では登場していない*5。
・バトルスカウト
『3』〜『GOG』で登場。
サッカーバトルに勝利した際、敵チームのメンバーの1人が「チームに入れて欲しい」と頼み込んでくることがあり、これを承諾すればそのまま加入する。
要は「なんと 〇〇が おきあがり なかまに なりたそうに こちらをみている!」というシステムである。
だが、「ガチャや人脈のキャラがバトルでもスカウトできることがある」という訳ではなく、起き上がる可能性があるのはスカウト方法がこれに設定されているキャラのみ。
当然彼らはこの方法以外ではスカウトできないため、欲しいキャラがこの条件だった場合は
そのキャラが所属するサッカーバトルチームとエンカウントする(できるかどうかはランダム)
↓
更にエンカウントした4人の中にそのキャラがいる必要がある(いるかどうかはランダム)
↓
そしてそのキャラがバトル後に起き上がらなければならない(起き上がるかどうかはランダム)
…という確率の壁をいくつも越えなければならない。
幸い、起き上がりが発生する確率自体は低くはないが…どうも『3』のスカウトは運要素が強い。
『GO1』以降はシンボルエンカウント方式になり、狙ったチームといつでも戦える(ついでにチームメンバーの構成がランダムではなくなった)ためかなり楽になった。
また『GO2』からはバトルスカウトの成功率を上げる「スカウトめいじん」というスキルも登場した。
・キズナックス
『GO1』〜『GOG』で登場。
『GO』シリーズではスカウトキャラのみならず、ほぼ全てのキャラをこのキズナックスで仲間にすることになる。
まず各地に点在するコミュニティで、欲しいキャラの「キズナックス・カード」を購入する。
そしてそのカードに書かれた最大4つの条件を満たせばそのキャラをスカウトできるようになる、というもの。
条件として要求されるのは主にアイテム*6やキャラ*7などである。
アイテム集めが作業化しやすかったり、欲しいキャラをスカウトする為にどうでもいい別キャラをスカウトしなければならなかったりといった問題点はあるが、一方で要求されるモノからそのキャラの性格や特性が読み取れたり、分かる人には分かる小ネタが仕込まれていたりするのが面白い所。後述の中谷などがいい例だろう。
何しろ情報の少ないスカウトキャラのこと、単なるスカウト条件ですらキャラを組み立てる材料になり得るのだ。
●主なスカウトキャラ
個性豊かなスカウトキャラ達を極一部のみ紹介する。
◯速水 真刃(マッハ)◯
すごいスピードで動き回れる。
音速を超えてるというウワサも!?
『1』で登場した風属性のFW。
銀髪のセミロング。
『GO』シリーズのメインキャラである速水鶴正とは俊足設定に苗字まで被っているが、特に関係はないと思われる。こっちの方が先だし。
説明文通りスピードのパラメータが高く、『1』でスカウトするにはチームレベルをマスター(60以上)にまで上げる必要がある。
『2』では割と序盤である北海道エリアに出現し、チームレベルに関係なくスカウトできるようになったのだが、サッカーバトルで3回勝たなければ仲間になってくれない。
勧誘時に3回ものバトルが発生するのは敵チームの主将など重要キャラであることが多く、スカウトキャラでは珍しい。
そしてレベルを上げるとザ・ギャラクシーという最強クラスのシュート技を習得する。属性不一致だけど。
『3』では人脈ルートの序盤に配置されており、やはりバトルで3回勝つ必要がある。
今回はザ・ギャラクシーの代わりにグランフェンリルを習得するようになった。これも強力なシュート技だがまたも属性不一致。
『GO1』ではリストラされていたが『GO2』で復活。しかもスカウトキャラでありながら表情が付いているという高待遇!
…なのだが、なんとイベント限定配信。この仕打ちに多くのマッハ好きが涙を飲んだ(かも知れない)。
『GOG』では普通にスカウトできるようになった。表情も健在。
◯雷鳴 仁(らいめい)◯
声が雷のようにデカくて まわりの
友だちは いつも耳センをしている。
『1』で登場した山属性のMF。
ボサボサの茶髪で、前髪を一房だけオレンジに染めている。
『1』では野球部室にランダムで出現し、話しかけることで仲間にできる。
『2』と『3』では人脈でスカウトできるのだが、なんと固有のセリフが用意されている。
しかもその内容は「自分の声がデカいかどうか聞いてきて、はいと答えるとキレてサッカーバトルに突入」というあんまりなもの。
このバトルに勝つと「サッカーをしていると大声なんて気にならなくなる」と言いつつ仲間に加わる。やはり気にしていたらしい。
GO2ではドーンシャウトという彼にピッタリの技が登場したのだが、彼自身は『GO1』でリストラされて以降最後まで復活することはなかった。
◯紫電 戒(シデン)◯
スポーツ万能だが自分を夢中にさせる
ヤツがいないといって何もしていない。
『1』で登場した風属性のGK。
白髪に葉っぱを寄せ集めたような髪飾りを付けている。
モブキャラにしてはやたらと見てくれがカッコイイのだが、実はアフロディの没デザインをほぼそのまま流用している*8。世が世ならラスボスとなっていたキャラなのだ。
他にも小寺恒之(こでら)というスカウトキャラが土門の没デザを流用されていたりする。
両者とも『GO』シリーズには登場していない。
◯中谷 真之(なかたに)◯
あまりにも 簡単にだまされる性格で
人間不信ぎみ。
『2』で登場した林属性のFW。
通称、奈良最強。
『2』において人脈スカウトのチュートリアルとして仲間になるキャラ。
奈良のテレビ局に入れてもらうために、奈良県で最強のサッカーの実力を持つ彼をスカウトするというよくわからない流れで加入することになる。
一応『2』の大きな目的の一つに、全国の強豪選手を集めて地上最強のイレブンを作るというものがあり、それに則したキャラではある。
その後はストーリーに全く絡んで来ないが、『2』ではFWが不足気味なので終盤まで使い続けたというプレイヤーも多く、スカウトキャラの中では比較的高い知名度と人気を誇る。
『3』でも人脈でスカウト可能。ちゃっかり固有のセリフを与えられている他、彼の代名詞とも言えるシュート技あびせげりが最初から真にまで進化している。
『GO1』ではリストラされたが『GO2』で配信キャラとして復活*9。
あびせげりは覚えていない(そもそも『GO2』には存在しない)が、なんと化身使いになっており、ドリブル化身招雷の青竜を宿している。
キズナックスで木彫りのシカなるアイテムを要求してくる辺り、やはり奈良最強の肩書きを意識しているのだろう。
そして『GOG』ではあびせげりも復活。レベル1の時点で既に習得しているというこだわりっぷり。
あとレジェンドゲート*10のザ・ジェネシス戦でさりげなくベンチにいたりする。当時のプレイヤーに向けた粋なファンサービスである。
◯歌舞天寺 洋(キャプテン)◯
今日も大海をさすらう男
夢は世界の海賊王?
『2』で登場した風属性のFW。
海賊帽を被った目つきの悪い色黒の少年。
沖縄エリアでエンカウントする「ザ・パイレーツ」の一員だが、同エリアの他のチームと比べて明らかに数段強く、まさかの敗北を喫したプレイヤーも多いだろう。
スカウトするには人脈ルートをかなり後半まで進めなければならず、中々苦労する。
その分性能は高く、育て上げると『2』最強のシュート技であるジ・アースを習得する。
『3』ではバトルスカウトで仲間になる。ジ・アースも健在。
『GO1』ではリストラされたが、同じ苗字で外見もよく似た歌舞天寺矢駈(こちらの愛称もキャプテン)というスカウトキャラが登場する。親戚?
そして『GO2』では洋の方もめでたく復活。そんな訳で『GO2』には愛称が「キャプテン」のキャラが二人存在する。
紛らわしいからか、『GOG』では矢駈の方の愛称が「きゃぷてん」とひらがなになった。
◯作世 秀光(させ)◯
触覚がびんかんで 相手がちょっと
さわっただけで とびあがる。
『2』で登場した林属性のMF。
説明文からもわかる通り、頭の左右から1本ずつ触覚が生えている。こいつこそ宇宙人なんじゃ…
そんな彼だが、『2』における経験値・熱血ポイント稼ぎの最大の友として一部では有名。
通常スカウトで呼び出せるのだが、彼を仲間にする為の条件は「サッカーバトルでこちらが負けること」。
逆に言えば、こちらが勝ち続ける限り何度でもバトルを挑むことができるのだ。話しかけるだけで戦えるのでエンカウントを求めてうろつく必要すらない。
このような加入条件のキャラは他にもいるが、作世は「終盤のキャラなので得られる報酬が多い」「勝利条件が「相手チームからボールを奪え」なので連戦が楽」といった好条件が揃っており、まさに絶好のカモなのである。
しかも彼の出現地点の近くにはちょうど回復ポイントまである。なんという至れり尽くせりっぷり。
今日も富士の樹海では作世とその仲間達がボールを奪われまくっていることだろう…。
『3』ではガチャスカウトで仲間にできる。ガチャではバトルが発生しない為、一転して地味なキャラに。
『GO』シリーズにも登場していない。
◯沼上 泥江(ピエローヌ)◯
目を付けられた男子は 泥沼のように
引き込まれて つきあうことになる。
『2』で登場した山属性のGK。
その凄まじいキャラクター性により、ごく一部で絶大な人気を誇る。
詳細は当該記事にて。
◯剣持 勇(ゆうしゃ)◯
世界の危機を救う為に
危機を探して旅している。
『3』で登場した風属性のMF。
精悍な顔立ちに青い宝石の埋め込まれた冠のようなものを被っており、まるでファンタジー世界から迷い込んでしまったかのようなビジュアル。
彼のチームメイトらも概ね似たような傾向の見た目をしている。
人脈ルートの後半に位置し、呼び出して話しかけるとイナズマジャパンを一方的に悪の手先と断定し、世界の危機を救う為にサッカーバトルを挑んでくる。当然彼固有のセリフである。
しかも一度勝っただけでは彼の暴走は止まらず、幾度も叩き伏せるハメになる。
バトルの合間合間にやたらハイテンションかつ明後日の方向を向いたセリフを飛ばしてくる為腹筋に悪い。
3回目のバトルに勝つとようやく誤解が解け、早とちりのお詫びとして仲間に加わってくれる。
レベルを上げるとエクスカリバーやジ・アースといった強力なシュート技を習得する。
しかし、キックのパラメータが低いせいでイマイチ使いこなせない。ボディは非常に高いのだが。
『GO』シリーズでは登場していないが、彼と同じ病気を患っていると思われる舞嶺武六(ブレイブ)というスカウトキャラが存在する。
コンセプトの似た仲間を引き連れている所も同じ。
◯陽神 ラー(ラー)◯
太陽の化身と名乗る男。
その力は 圧倒的。
『3』で登場した火属性のGK。
その名の通りエジプトの神であるラーの名を冠する選手。
そのTPは圧倒的で、特訓をせずとも200まで伸びる。
覚える必殺技も圧倒的で、属性一致のバーンアウト、フレイムベール、不一致だが神々しいムゲン・ザ・ハンド。
まさに太陽神の異名にふさわしい圧倒的な男である。
しかし、Lv.99時のステータス合計値が圧倒的に低く、225しかない。(大体皆400程度)
さらにその中でもGKとして必要不可欠かつ一番マシな数値のガードですら40までしかいかない。
どのくらい低いかと言うと、円堂の半分程度でしかないのだ。
(まるで某作品のよく死ぬ龍である)
また、彼を守護する三巨頭・義座三兄弟(クフ カフラー メンカウラ)はトップクラスのステータスを誇るが、
反面TPが圧倒的に低く、バーニングフェーズを使用しなければ必殺技を使うのもままならないほどである。
『GO1』ではリストラされたが『GO2』で復活。
キャッチのパラメータがかなり高くなり、あの円堂守の数値を上回っている。 神のアクアかエイリア石を使ったのだろうか...
『GO3』でその強さは健在で実質値が466となっている
これは火属性GKの中では最高クラスとなっている(キャッチが上の火属性GKは3人いるが実質値はラーが最高となっている)
◯乙女乃 スピカ(ヴァーゴ)◯
ものごとに夢見がちだが 過去だけでなく
未来にも いつも夢をもっている。
『3』で登場した火属性のFW。
濃いピンクの髪をカチューシャかヘアバンドのような形に編み込んでいる。かわいい。
人脈でスカウトでき、流星ブレードやらジ・イカロスやらの属性一致技を的確に習得していく優秀なプレイヤー。
十二星座の乙女座がモチーフとなっており、彼女以外にも各星座を模した選手がスカウトキャラとして登場する。
彼ら12人で結成された「ゾディアックス」なるチームと対戦ルートで戦うこともできる。
『GO1』ではリストラされたが『GO2』で復活。
キックのパラメータはかなり高く、ポジションと属性が同じである剣城京介の数値を優に上回る。剣城…。
尚、他の星座組は蠍座担当の佐曽利アン(スコピウス)以外復活できなかった。
◯原野 愛(パー)◯
誰からも愛される元気な女の子!
しかし サッカーは決してうまくない。
『GO1 』で登場した林属性のGK。
茶髪を短いサイドテールにしている。無邪気な笑顔が眩しい。
…のだが、前述の通り『GO』のスカウトキャラは表情が一切変化しない為、セリフを発する時も必殺技を繰り出す時も相手のシュートでふっ飛ばされる時も常に大口を開けて笑っているというシュール極まりないグラフィックになってしまっている。
しかもよく見ると目は笑っていなくて不気味という声も。
バニシングカット辺りを使わせると最早軽いホラーである。
GKのくせに、3作通してキャッチ技をゴッドハンドしか覚えない。
だが『GO2』と『GOG』では強力なブロック技であるディープジャングルを習得する。
…DFの方が向いてるんじゃなかろうか。シュートブロック技なのでゴールを守るという意味では間違っていないが。
なお、『GOG』では説明文の後半部分が変化しており、
少しずつだがサッカーがうまくなってきた。
と書かれている。
結構なことではあるが、サッカーの腕よりも表情筋を鍛えた方がいいのでは。
シリーズを通してグーこと具志堅勇、チョキこと千代木希とチームを組んでおり、『GO』ではパー、『GO2』『GOG』ではチョキを真っ先にスカウトすると残り2人をスカウト可能。
◯雁谷咲 美寿(ビジュ)◯
天才ファッションコーディネーター。
カリスマ中学生として雑誌にも載った。
『GO1』で登場した火属性のFW。
オレンジ色のロールヘアに薔薇の髪飾りを付けたオッドアイの美少年。
…美少年。
本シリーズのお約束、性別詐欺がここでも炸裂という訳である。
説明文にも男と判別できる要素はない為、ガチで騙されるプレイヤーが続出したとか。
そしておいろけUP!を自力習得する。
男子でこれを習得するキャラは彼の他にもう一人しかいない*11。
そしてそして『GO2』『GOG』ではおいろけの他にもマジカルフラワーだのラブ・アローだのキュートな技ばかり覚える。スタッフいい加減にしろ。
尚『GO2』ではネップウでのみスカウトできるバージョン限定キャラになっている。
◯アル・カティア(アルカディ)◯
銀細工に凝っていて とても細かいものも
魔法のように あっという間に作りあげる。
『GO2』で登場した林属性のDF。
黄色い髪と瞳が特徴の美少女。詐欺ではないのでご安心を。
未来世界で出現することから、彼女もフェイやアルファのような未来人であると思われる。
化身こそ宿していないが、ブロックとTPのパラメータが高い上、林属性最強のブロック技であるきらきらイリュージョンを自力習得する*12非常に優秀なDF。
ルックスも性能もピカイチで、彼女を愛用したプレイヤーは多いだろう。
無論ミキシマックスのオーラ用としても優秀。
『GOG』でもその強さは健在だが、スカウトに「ホバリングレース銀メダル」というプレイの記録が必要になっている。
特訓ミニゲームのホバリングレースを40秒以内にクリアすることで認定されるのだが、この時間設定が中々にシビアで苦手な人には非常にツラい。
◯モチツ&モータレツ(モチモータ)◯
モチツの頭に寄生している モータレツは
敏感に危機を察知して 彼女の身を守る。
『GOG』で登場した山属性のFW。
ビッグバンでのみスカウトできるバージョン限定キャラ。
説明文の通り、モータレツなる謎の生物が頭部に寄生している。
それも髪の上から乗っかっているのではなく、言うなれば他キャラの髪にあたる部分がそのまま寄生生物としてデザインされているのだ(一見普通の髪に見えるが、よく見ると目やら口やら肉球やらが付いている)。
『GOG』は宇宙が舞台故、過去作以上に奇抜な外見のキャラが多数登場しているのだが、モチツ本体は地球人とほぼ変わらない見た目をしているので却ってインパクトが大きい。
頭に寄生生物を乗っけているスカウトキャラは彼女の他にも数名おり、それぞれの説明文からは付き合い方の違いが見て取れる。中には愛し合っちゃってるのもいたり。
ちなみにソウル使いで、ドリブル型のズーマを宿している。
ズーマは惑星サンドリアスに生息する生物とのことだが、前述の通り彼女の容姿は(モータレツを無視すれば)地球人に近く、サンドリアス人とは似ても似つかない。謎である。
◯ハクリー・ターバイ(ハクリー)◯
主に食べものを販売する 宇宙の行商人。
価格を抑えて大量に売ることで利益を出す。
『GOG』で登場した山属性のFW。
…さっきのモチツ&モータレツといい名前が安直すぎるだろうと思うかもしれないが、宇宙人のスカウトキャラは大抵こんなもんである。
今作のストーリー後半では様々な惑星を渡り歩くことになるのだが、彼女はそんな天馬達の行く先々に現れてはGPやTPを回復するアイテムを売ってくれる。要は今回のショップ担当である。
しかしクリア後にサッカーバトルチーム「マイドオーキニーズ」のキャプテンとして登場し、「店に立つのにはもう飽き飽き」と吐露しつつバトルを挑んでくる。
まさかのプレイアブル化に驚いたプレイヤーも多いだろう。
同じような立ち位置のキャラとして装備品担当のセンキー・ヤクバンライ(センキー)や秘伝書担当のウリッキィ・レゴーメン(ウリッキィ)がおり、彼らも前述のマイドオーキニーズのメンバーとして選手になっている。
だが普通にスカウトが可能なセンキーとウリッキィに対し、ハクリーはイベント配信(もしくはQRコード読み取り)でしかキズナックスを入手できない上表情もきちんと設定されており、明らかに扱いが違っている。不公平だ。
ソウル使いで、ドリブル型のパメリオを宿している。
そしてゴールドフィーバーを習得する辺りに商人らしさを感じさせる。
…この他にも様々な個性溢れるキャラ達が存在している。
気になる人は是非実際にゲームをプレイして、彼らの魅力に触れてみてほしい。
●余談
『1』のみ、各スカウトキャラが入っている部活が設定されている。
例えば俊足のマッハは陸上部、シデンは「何もしていない」という説明文の通り帰宅部…といった具合。
スカウト時の条件で部活を指定することも可能だったりする。
基本的に全員中学生なので、それぞれに学年が設定されている。
『3』ではキャラ情報から学年が削除されてしまったが、『GO1』以降は再び見られるようになった。
ただし一部のキャラは学年欄が「?」となっている。
『1』と『2』では、なんと全員が雷門中の生徒というトンデモ設定である。
マンモス校にも程があるし、『2』では東京にある雷門中の生徒が日本全国に出没するという謎の事態に…。
あくまでゲーム版におけるモブなので、アニメには登場していない…が、無印121話では多数のスカウトキャラが背景に映っているシーンがいくつかある。彼らのファンは必見。
追記・修正はスカウトキャラ16人でチームを作ったことがある人にお願いします。
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▷ コメント欄
- 初作成です。ピエローヌの項目が既にあることに驚きました。 -- 名無しさん (2021-01-31 12:40:20)
- 朱雀とか青龍とかの四天王っていなかったっけ? -- 名無しさん (2021-01-31 17:14:25)
- 記事立て乙です。ヴァーゴやアルカディへの言及…建主、このゲームやりこんでいるなっ‼︎ -- 名無しさん (2021-01-31 17:24:15)
- アニメでは風丸の後輩の宮坂が出てたな。 2話しか出てないけど割と人気あった -- 名無しさん (2021-01-31 17:47:48)
- あれ?雷電の説明の茶髪にオレンジってスカウトキャラじゃなくてイナズマジャパンの土方雷電の方じゃないっけ? -- 名無しさん (2021-02-01 00:07:49)
- ↑雷電じゃなくて雷鳴だった… 雷電真太郎とごっちゃになってた -- 名無しさん (2021-02-01 00:38:32)
- セキヤンや上にある四天王の記述も欲しくなるよな! -- 名無しさん (2021-02-01 09:22:47)
- ↑4既に宮坂了の記事も作られているという…恐るべしアニオタwiki -- 名無しさん (2021-02-01 20:48:39)
- ラー様追加しました -- 名無しさん (2022-02-26 04:59:46)
#comment
*2 ただし『1』のイベントシーンでパーティに入れているとセリフがあてがわれることはある
*3 『GOG』ではスカウトキャラのセリフにいくつかのパターンが設定され、ある程度はイメージ通りに喋ってくれるようになった
*4 主にサッカーバトルの報酬として入手できる。赤青黄の3色が存在
*5 だが、『GOG』ではキズナコインガチャという似たシステムが登場。本項で扱うスカウトキャラ達とは関係ないため詳細は避けるが、ある意味『3』のガチャスカウトより酷い仕様となっている
*6 各地で撮影できる写真や人に話しかけることで入手できる話題、サッカーの報酬で手に入るスカウト用のグッズなど。『GO1』では秘伝書や装備品を条件として要求されることもあるが消費する訳ではないので大丈夫
*7 主に同コミュニティのキャラだが、意外なキャラを要求されることも。一度仲間にしたことがあれば別れていても問題ない
*8 『3』スパークバージョンのクリア後に解禁される設定資料で確認できる
*9 マッハのようなイベント限定配信ではなく、インターネット接続環境があればいつでも受け取ることができる
*10 過去作のラスボス戦など様々な名試合を再現した試合を楽しめるおまけ要素
*11 ノーザンファングの羅翔ノゾム。ちなみにあちらはイケメンUP!も同時に習得するまさかの両刀
*12 『GO2』では最高威力技の秘伝書がキーパー技以外殆ど入手不可能に設定されている為、それらを自力で覚えられる選手のアドバンテージは大きい
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