登録日:2020/11/28 Sat 21:23:08
更新日:2024/05/23 Thu 12:54:51NEW!
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遊戯王 遊戯王登場人物項目 遊戯王dm サイコ・ショッカー 人造人間サイコ・ショッカー 洗脳 コントロール 超能力 超能力者 奇人 電波 兄 兄貴 弟思い インチキ ペテン師 テレパシー 予知 予知能力 宇宙 サイキック サイキッカー 伊藤舞子 エスパー絽場 イカサマ エスパー ピーピング ブラコン 電波野郎 宇宙との交信 サイキック族←は使用しない ディヴァインおじさんの先駆け 魔鏡導士リフレクト・バウンダー
君の手札はボクの超能力ですべてお見通しさ!
CV:伊藤舞子
【概要】
バトルシティの参加者である緑髪の少年。一人称は「ボク」。
その名の通り、未来予知やテレパシー等を使う超能力者であり、デュエルにおいては本来は見えないはずの相手の手札を把握することで優位に立っている。
本人曰く「ボクは絶えず万物をとりまく宇宙と自分の心とをひとつにしている」。ちょっと何言っているか分からない
また、時折宇宙との交信と称して「ピ ピ ピ」と呟くどころか、原作では死亡しているペガサス・J・クロフォードの魂と交信するなどとんでもない電波ぶりを見せている。
【デッキ・戦術】
モンスターカードは機械族と戦士族が中心。
全体的に攻守はやや低めの傾向にあるが、相手モンスターのコントロールを得る魔法・罠カードで補助し、エースモンスターであるサイコ・ショッカーでトドメを刺すトリッキーな戦術を得意とする。
使用カード
●人造人間-サイコ・ショッカー
ご存知電脳ハゲ。エスパー絽馬のエースモンスター。
詳しくは個別項目を参照。
●サイバー・レイダー、魔導ギガサイバー
原作では通常モンスター。
なお、サイバー・レイダーはアニメでは戦士族として扱われていた他、初めて直接攻撃を行ったモンスターでもある。
●魔鏡導士リフレクト・バウンダー
自身を攻撃したモンスターに対して、その攻撃を跳ね返す効果を持つ。
OCGではプレイヤーにダメージを与える効率の良いバーンカードであったため、かつては制限カードに指定されていた。
●洗脳-ブレインコントロール、精神操作
何れもモンスターのコントロールを得るカード。
精神操作は原作では罠カードだった。
●電脳増幅器
サイコ・ショッカー専用の装備魔法。
OCGでは自分のみサイコ・ショッカーの罠封じを無視できるようになるカードとして登場したが、「効果無効にされなくても発動封じはそのままなんだから、結局新しい罠発動できないよね?」というテキスト不備が2020年の再録まで修正されなかった。
●催眠術
相手モンスターの攻撃力を800ダウンさせる魔法カード。
原作では「敵モンスターを眠らせる」という効果もあった。
【作中での活躍】
バトルシティに参加すると、超能力を存分に活用しダイナソー竜崎に完勝。
彼からパズルカードとレアカードを獲得すると、自身の実力の高さを見込んだ城之内克也から勝負を挑まれる。
城之内とのデュエルでもテレパシーで手札を読んで彼の動揺を誘い、着実に追い詰めようとするが……
君は二枚目の「天使のサイコロ」を引いたね…
(待てよ…あいつたしか二枚目の「天使のサイコロ」って言ってたぜ…)
(そうか!)
絽場は城之内の手札には2枚の「天使のサイコロ」があると見通していたが、実は城之内が引いたカードは「悪魔のサイコロ」だった。
城之内の手札が重なり合っていたせいで、「サイコロ」の文字しか見えなかったため、勘違いしてしまったのだ。
そして、城之内はこの事からある結論に辿り着く。
どっかに……オレの手札をのぞいている奴がいる!
その予想は大当たり。
絽場の超能力の正体は、彼の弟達が離れた場所から双眼鏡で手札を覗き、通信機で伝達するという超古典的なピーピングだったのだ。*1
だが、絽場はルール違反を指摘されても全く動じず「決闘で勝つのはボク!」と開き直って高らかに宣言。
城之内もまた遊戯と闘う未来を信じてデュエルを続行する。
そして、デュエルは佳境に入り、絽場のフィールドには「電脳増幅器」を装備した攻撃力2900のサイコ・ショッカーとリフレクトバウンダー。
城之内の場には「スケープ・ゴート」で呼び出された2体の羊トークンがいる状況に。
城之内のライフは残り200であり、次の絽場のターンで更にモンスターを召喚すれば決着は着く。
勝利を確信する絽場だが…
オレのターン!!
なぜあきらめない!!
決闘者だからだよ!
城之内はライフを半分払い、魔法カード「ルーレット・スパイダー」を発動。
その効果は、フィールドで最も攻撃力が高いモンスターをルーレット・スパイダーが目隠しした状態で回転させ、矢印の止まった先の標的を攻撃するというもの。
標的となるのは、互いのプレイヤーとフィールドの他のモンスター全て。
すなわち、絽場の場に止まれば勝利できるが、城之内の場に止まれば敗北が確定する大博打。
とんでもないギャンブルに驚愕する絽場だが、ルーレットを止めるのは自分自身。
超能力を使わない正真正銘運任せの局面で、ルーレットを止める。
矢印が指したのは、絽場のリフレクト・バウンダー。
よって、効果により同士討ちをくらってライフが240にまで減少し、最後は城之内が召喚したベビー・ドラゴンの直接攻撃で敗北した。
未来を見たのはオレの方だったな
く…どいつもこいつも…
ボクを見下すなぁぁ!!
敗北により、自暴自棄になった絽場はギャラリーの視線を「負けた奴を見下している」と捉え激昂し、「特別な力を得た選ばれた人間なんだ!!」と泣きわめく。
だが、城之内は「たまたま勝負でオレに運があっただけのこと」と否定し、「見下しているのはお前自身だ。」と断言する。
そもそも、絽場がインチキを行うようになったのは、カードゲームでの強さを誇示することで弟達をイジメから守るため。
周りに力を示さないと、逆に殺られてしまうからであった。
それゆえ、敗北のショックは大きく一向に立ち上がれず、見かねた城之内から手を差しのべられるも拒絶する。
『立って…兄ちゃん!』
『立ち上がって兄ちゃん』
すると、何処からともなく声が聞こえてきた。
城之内は本物の宇宙の交信と考えるが、正体は絽場の弟達だった。
『立ち上がって兄ちゃん…これが最後の交信だから…』
彼等は絽場の実力はインチキ抜きで高い事を知っており、ずっと兄を応援していた。
そんな弟達に悪事の片棒を担がせてしまった事に気づいた絽場は、彼等を抱き締めながら謝罪する。
(こ…これが宇宙の交信………だが…)
(感動してどうする~~~!!)
城之内は宇宙の交信の正体に怒ろうとするも、同じ兄として共感したのかついつい感動してしまうのだった。
その後、アンティにより城之内にサイコ・ショッカーとパズルカードを託すと、今度は正々堂々戦うと誓った。
お前にだって兄弟がいるじゃねぇか…!
一人じゃねぇ奴は強ぇんだぜ!
【アニメ版】
デュエルの流れがやや異なり、絽馬はルーレット・スパイダーによって敗北している。
また、ルール違反により運営委員会会長の海馬モクバが絽場の弟達を叱るも、兄を慕う弟の気持ちを理解したのか最終的には黙認するシーンが追加されている。
ちなみに原作では不在だった遊戯もこのデュエルをビルの屋上から観戦しており(予知能力を持つデュエリストの話を聞いてレアハンターの一味と疑ったため)、弟たちのカンニングしている光景も目撃したが、モクバ同様に黙認している。
デュエルでイカサマを働いた者達に向けた対応としてはやはり甘いものがあり賛否両論ある場面だが、
絽馬兄弟のこれまでの被害者達が竜崎(アニメ版だと傲慢なところが強調されている)のようなタイプか、
いじめっ子気質のデュエリストだった可能性もあり(忘れがちだが城之内もかつてはいじめっ子だった)、
被害者達の性質と絽馬兄弟の受けた仕打ちを想像及び勘案し、情状酌量の余地があると判断されたのかもしれない。
まあ絽馬兄弟がこの後もイカサマを働いたのであれば厳しく対応せざるを得ないだろうが作中の憑き物が落ちたような顔を見ればそれは無いだろう。
なお、上述したサイコロカードの勘違いは魔法と罠でカードの枠の色が違うアニメ(OCG)版では無理があると判断されたためか、悪魔のサイコロが速攻魔法カードにされている。
まあ、サイコロの色が違うので遠目からでも判別しようと思えば判別可能なレベルではあるが(ちなみに原作カラー版でもサイコロの色がOCG基準となっている)。
【余談】
原作では僅か5話しか登場しなかったキャラクターだが、城之内にとっては戦友の1人としてカウントされる程印象深いデュエリストとなっている。どうして城之内君の対戦相手はイカサマする人ばかりなのか
また、彼とのデュエルで入手したサイコ・ショッカーは、レッドアイズ不在の城之内のデッキのエース格として大活躍する。ぶっちゃけ原作では真紅眼の黒竜より目立っている。
なお実際に紙のカードで手札を扇形に開くと右側のカードが手前に来るのが基本のため(左上にマナコストが書かれている理由である)、後ろのカードは左上=つまりカード名の前半部分が見えるため、劇中でのカード名の後半部分のみが見えた事によるイカサマ破りは起き辛い。
この左前での手札の持ち方は他TCG漫画でもよく見られるが、手札を持った左手を突き出す時、手前側=1番左のカードが手前の方が見栄えが良いのが理由だろうか。
『遊戯王デュエルリンクス』ではサイコ・ショッカー関連のカードにくわえ、サイキック族のモンスターカードもドロップする。
OCGでは2020年に発売されたデュエリストパック「冥闇のデュエリスト編」で「人造人間」カードがピックアップされるなど、ゲストキャラクターの中では比較的優遇されている。
同パックに選出された他のデュエリストはマリクとアポリアなので、場違い感が物凄いのは内緒。
アニヲタWikiのエネルギーを感じる…
それらはボクの体に浸透しやがてひとつになる…
この時間!この空間でボクが追記・修正を制することはアニヲタの法則となる!
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▷ コメント欄
- 普通手札を扇型に開く時あんな形(左側が一番前)にならないよね… -- 名無しさん (2020-11-28 23:48:43)
- 初代では最後の動物名敵キャラだったっけか -- 名無しさん (2020-11-28 23:58:50)
- リシドvs.ぞうのうんちくんでサイコショッカーが活躍したのは熱かった…梶木のフィッシャーマンと食われたけど…… -- 名無しさん (2020-11-29 00:51:30)
- ピーピング(直接)はもちろんアウトだけど、生贄確保用のコントロール奪取カード複数枚とトラップ封殺ショッカーの組み合わせとか、地味に原作出身キャラにしてはデッキ完成度が高かった気がする。ゲーム性が練られたもっと後半のシナリオで登場してればさらに厄介なデュエリストになってそう。 -- 名無しさん (2020-11-29 01:14:15)
- デュエルの扱いが重いものになる後期作品だと酷い扱いになりそうな奴ばかり出てくる大会 -- 名無しさん (2020-11-29 11:30:41)
- 舞といいこいつといいイカサマを使う相手と当たる事の多い城之内くん -- 名無しさん (2020-11-29 13:43:03)
- イカサマ使った上でやってる事は劣化ペガサスなあたりにあの世界のオカルトパワーの優秀さを伺わせる -- 名無しさん (2020-11-29 14:09:30)
- 王国に呼ばれなかったあたり、カードを始めたのは最近なのかな -- 名無しさん (2020-11-29 14:11:39)
- よく考えると城之内の相手ってイカサマ使いめっちゃ多いな… -- 名無しさん (2020-11-29 19:35:24)
- 王様相手じゃすぐ気づかれるか、お見通しパターンになりそうだしねぇ。そういう意味では騙されやす…直情的な城之内の方が対戦相手としては映える。 -- 名無しさん (2020-11-29 19:49:18)
- ↑3アニメ版オリジナルかは知らんけど事前の集まりで一応孔雀舞には知られていたから始めたばかりではなさそう -- 名無しさん (2020-11-29 19:56:21)
- アニメ版で決め手が変わってたのは少し残念…数少ないベビードラゴンの進化前の見せ場だったのに… -- 名無しさん (2020-11-30 01:38:37)
- ぶっちゃけ初代遊戯王の敵って7割方イカサマ野郎だよな -- 名無しさん (2020-11-30 20:14:53)
- サイコショッカーは生贄二体で相手だけトラップ封じなのか、一体で両方封じるのはどっちが強いんだろうか。 いんだろうか。 -- 人造人間使い (2022-12-09 23:25:45)
- 原作だと遊戯もモクバもいなかったのか… -- 名無しさん (2023-09-07 21:23:42)
- 最終的にやられて(吸収されて)しまったけど、リシド対城之内でサイコショッカーが召喚されて流れを引き寄せた場面が滅茶苦茶好き -- 名無しさん (2023-09-07 22:19:04)
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