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更新日:2024/05/23 Thu 10:13:47NEW!
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『クライシス・オン・インフィニット・アース 最強ヒーロー外伝』は2019年に放送された『Arrowverse』のクロスオーバーエピソード。
2019年12月8日から2020年1月14日にかけて『SUPERGIRL/スーパーガール』5thシーズン第9話、『BATWOMAN/バットウーマン』1stシーズン第9話、
『THE FLASH/フラッシュ』6thシーズン第9話、『ARROW/アロー』8thシーズン第8話、『レジェンド・オブ・トゥモロー』5thシーズン第1話で行われた。
『Arrowverse』の大型クロスオーバー第4弾。原作は、1985年の大型イベント『クライシス・オン・インフィニット・アース』。
原作はマルチバースの消滅を目論むアンチモニターとヒーローの戦いそして『DCユニバース』の新生を描いた作品。
DCコミックス創立50周年記念であり新時代の始まりを告げた名作で、当時低迷していたDCコミックス復活のきっかけとなった。
綿密な準備の下に始まった原作同様、前年のクロスオーバー『エルスワールド』から伏線が張られ、
『ARROW/アロー』8thシーズンと『THE FLASH/フラッシュ』6thシーズンで本作につながるストーリーが展開された。
そして本編では『Arrowverse』全5作品が参加し、怒涛の展開で原作の壮大な物語を出来るだけ忠実に再現している。
ファイナルシーズンを迎えた『ARROW/アロー』に大きな影響を与える出来事も原作の印象的なシーンを活かし描かれた。
そのため原作を読んでおくとその違いや再現ポイントなどを発見でき、本作をより楽しむことが出来る。
第1話と第2話の間に起きた出来事はコミックとして発売され、本編未登場に終わったフェリシティの活躍が描かれた。
またこれまで『THE FLASH/フラッシュ』の舞台装置として使われてきたマルチバースを大きく掘り下げ、
コミックのマルチバースのように他の実写作品などがマルチバースに存在する別世界として登場する*1。
現在放送・配信されているドラマに加え、過去のドラマそして映画から原作のキャストと音楽が登場して物語を盛り上げている。
特に『DCフィルムズ・ユニバース』版フラッシュの登場は放送されるまで秘密にされ、視聴者に大きな衝撃をもたらした。
【物語】
第1話
無限に広がり続けるマルチバース。永遠に続くかと思われた大宇宙は突如、反物質の化身アンチモニターによって、世界の消滅が始まった。
マルチバースの監視者モニターの右腕であるハービンジャーは『Earth-1』からヒーローたちを集め、
モニターの作戦に従いスーパーガールの世界『Earth-38』で『クォンタムタワー』による反物質の阻止に臨む。
第2話
ヒーローたちの奮闘むなしく『Earth-38』は崩壊、グリーンアロー(オリバー)が犠牲となり反物質は広がり続けていた。
この状況にモニターは元凶アンチモニターを倒すことが出来る7人の戦士『パラゴン』の捜索をヒーローたちに任せた。
ヒーローたちは2つのチームで『パラゴン』捜索を開始、その一方で一部のヒーローはグリーンアロー復活に動き出す。
第3話
打倒アンチモニターの鍵を握る『パラゴン』の捜索は、最後の1人である人間性の『パラゴン』を残すのみとなった。
そんな中、反物質を拡散させていた『アンチマターキャノン』を発見したフラッシュは仲間たちと共に装置の破壊を試みる。
一方グリーンアロー(オリバー)の復活を目指すヒーローたちは、堕天使の力を借りてオリバーの魂が眠る煉獄を目指す。
第4話
遂に揃った7人の『パラゴン』だったが時すでに遅く、アンチモニターは全マルチバースを消滅させてしまう。
『パラゴン』はパライアの力で『バニシング・ポイント』に逃れるも、対抗策が思いつかずに数か月が経とうとしていた。
絶望に飲まれる彼らの前に現れたスペクター(オリバー・クイーン)は、打倒アンチモニターの秘策を授け彼らを奮い立たせる。
そして作戦を開始し『スピードフォース』に突入した『パラゴン』だったが、アンチモニターの妨害で離れ離れになってしまう。
第5話
オリバーの犠牲と『パラゴン』の活躍によってマルチバースは復活し、『Earth-1』と『Earth-38』は『Earth-Prime』に生まれ変わった。
新たな世界の誕生に心躍らせつつオリバーの死を悼むヒーローたちだったが、アンチモニターが復活し『パラゴン』への復讐を開始する。
オリバーが救った宇宙を守るため、ヒーローたちは団結し最後の決戦を挑む。
【登場人物】
≪Earth-1≫
- グリーンアロー/スペクター(オリバー・クイーン)
スターシティを守る緑衣の射手。『クライシス』に向けた戦いで未来の娘と出会い、彼女と絆を深めている最中に招集を受けた。
これまでの贖罪とモニターが予言したフラッシュとスーパーガールの死を回避するために自らの命を懸けることを覚悟しており、
『Earth-38』での戦いでは住民の避難が終わるまでの時間を稼ぐために戦い続け、その末に命を落とした。
娘ミアや親友スパルタンの活躍で復活するも、ジム・コリガンの導きでマルチバース復活につながる精霊スペクターに変化した。
そして『バニシング・ポイント』で途方に暮れる『パラゴン』の前に現れ、アンチモニターの誕生を阻止する作戦を与えた。
アンチモニターの手で『パラゴン』がバラバラになると、自身の記憶で彼らをつなぎ止めて集結のための時間を稼いだ。
そして宇宙誕生の瞬間『時の暁』にたどり着いた『パラゴン』と合流し、打倒アンチモニターとマルチバース復活に挑む。
激しい戦いの末に『パラゴン』の力を借りてマルチバース復活を成し遂げ、その生涯を終えた。
- グリーンアロー(ミア・クイーン)
グリーンアロー(オリバー)とフェリシティ・スモークの娘。父と共に戦いに参加し、決戦を前にコスチュームを渡された。
『Earth-38』での戦いでは父親譲りの才能と鍛え上げられた技術を発揮し、父を救うなどその名にふさわしい活躍を見せた。
しかしその戦いで父が犠牲になったことに納得できず、死者を蘇らせる『ラザラス・ピット』を探しにマルチバースを巡る。
『Earth-18』で肉体の復活に成功すると、今度は魂の復活のために煉獄に向かい、スパルタンの協力もあって成功させた。
しかしジム・コリガンの介入で父を残したまま現世に戻され、そのままマルチバースの消滅によって姿を消した。
- スパルタン(ジョン・ディグル)
銃器の扱いに長ける軍人でグリーンアロー(オリバー)の親友。勇気と真実の『パラゴン』発見後に合流した。
親友オリバーの死と妻ライラの失踪に動揺するも、オリバー復活を優先しミアと共に煉獄に向かった。
そこで暴走するオリバーと再会すると彼の正気を取り戻させたが、ミアと共に現世に戻され消滅した。
その後マルチバースと共に復活、『チームアロー』の仲間と共にオリバーの犠牲を他のヒーローに伝え、悲しみを分かち合った。
最終決戦では『チームアロー』のダイナのサポートを受けながら、同じく『チームアロー』のワイルドドッグと共に前線で戦った。
- フラッシュ(バリー・アレン)
セントラルシティを守る赤い閃光。自身の死が予言された『クライシス』の到来を知るも、臆することなく戦いに参加する。
『Earth-38』での戦いでは『クォンタムタワー』の偵察や戦闘で活躍するが、尊敬するオリバーの死を目の当たりにしてしまう。
そしてオリバーの死を防げなかった自身とモニターに苛立ちを募らせながら、『ラザラス・ピット』捜索に向かった。
肉体の復活に成功し帰還すると、自分が愛の『パラゴン』だとを知り、バイブが発見した『アンチマターキャノン』破壊に挑む。
『Earth-90』のフラッシュやブラックライトニングの力を借りるも、予言された自身の死を受け入れ特攻しようとする。
その寸前『Earth-90』のフラッシュが自分の身代わりを買って出て犠牲になり、愛する妻アイリスとの再会を果たした。
しかし直後にマルチバースが消滅し、他の『パラゴン』と共に『バニシング・ポイント』に逃れた。
事態を打開するため『スピードフォース』への突入を試みるもマルチバース消滅の影響で失敗していたが、
スペクターの協力とオリバーの言葉を受け潜在能力を解放し、仲間たちを連れて『スピードフォース』に突入した。
途中仲間とはぐれるもオリバーの記憶と仲間との絆を頼りに全員と合流し、『時の暁』での決戦まで無事に導いた。
そしてオリバーのために時間を稼ぎ、彼によるマルチバース復活をホワイトキャナリーと共に見届けた。
マルチバースが復活すると生まれ変わった新たな世界に興奮していたが、オリバーの犠牲は変わらずショックを受ける。
それでも自分以上に苦しむホワイトキャナリーを支え、最終決戦ではスピードと科学知識の両面で活躍する。
- アイリス・ウェスト
フラッシュの妻。ただの人間である自分がモニターに選ばれたことを疑問に思いつつ『パラゴン』捜索に協力する。
夫の頼みもあって最後の『パラゴン』捜索にも参加し、同じ家族を持つ者として困惑するライアン・チョイの説得に成功した。
そして死を覚悟していた夫との再会も成し遂げるも、マルチバースの消滅に巻き込まれた。
- バイブ(シスコ・ラモン)、ケイトリン・スノウ/キラーフロスト
陽気でオタク気質な機械工学の天才と冷気を操る凶暴な人格を宿す生物工学の専門家。
シスコはモニターの手で振動を操る力を取り戻し、その力で『アンチマターキャノン』を発見した。
そしてフラッシュと共に『アンチマターキャノン』を破壊したが、直後にマルチバースの消滅に巻き込まれた。
ケイトリンは復活したマルチバースにも登場。意識不明の状態で見つかったナッシュの治療を担当した。
最終決戦では『STARラボ』で科学チームの警護を担当する。
- エロンゲイテッドマン(ラルフ・ディブニー)
変幻自在の肉体を持つ迷探偵。人間性の『パラゴン』捜索に参加し、その能力でライアンに自分たちがヒーローだと証明した。
その後アイリスの活躍で任務に成功し帰還したが、マルチバースの消滅に巻き込まれた。
- ホワイトキャナリー(サラ・ランス)
時間の流れを守る戦士たち『レジェンド』のリーダーで凄腕の暗殺者。アトムと共にクイズ大会を楽しんでいると招集を受けた。
『Earth-38』での戦いには参加せず、スーパーマンの息子救出に同行して別世界のグリーンアローを苦しみから救った。
『パラゴン』の捜索では運命の『パラゴン』に選ばれ、自身の経験もあってオリバーの死を受け入れようとしていたが、
彼の娘ミアとフラッシュの姿を前に『ラザラス・ピット』捜索の協力を決め、コンスタンティンの援護を求めた。
そして肉体の復活に成功するも暴走の可能性があるため監視を担当し、ミアとスパルタンに魂の復活を任せた。
魂の復活を成し遂げたことを知るもマルチバースが消滅し、他の『パラゴン』と共に『バニシング・ポイント』に逃れた。
明日を見出せず宇宙を眺める日々を過ごしていたが、スペクターとなったオリバーと再会し運命を切り開く活力を取り戻す。
その後『スピードフォース』に突入し仲間とはぐれた際には、姉ローレルに弔われる瞬間の自分になり身動きが取れなくなった。
フラッシュの介入で何とか目覚めると、『時の暁』での決戦に参加し、オリバーによるマルチバース復活を見届けた。
マルチバースが復活するとオリバーの復活も願うも叶わず、今回はショックを隠し切れないまま仲間たちに弱音をこぼしていた。
しかしアンチモニターの復活を知り、オリバーの死に報いるためリーダーとして活躍する。
- アトム(レイ・パーマー)
『レジェンド』の一員でパワードスーツを着こなす科学者。ホワイトキャナリーと共に招集を受け戦いに参加する。
『Earth-38』での戦いではバットウーマンの『バッタラン』を即席で改造し、大量の敵を撃破する活躍を見せた。
『パラゴン』捜索には当初参加せずに『パラゴン』探査装置の開発を行い、バイブたちの協力で完成させた。
そして最後の『パラゴン』が地元にいると知って参加を志願し、自分に憧れるライアンを必死に説得していた。
その後アイリスの活躍で任務に成功し帰還したが、マルチバースの消滅に巻き込まれた。
その後マルチバースと共に復活、いつも以上にハイテンションに振舞い、最終決戦ではナッシュの兵器開発に協力する。
- ジョン・コンスタンティン
『レジェンド』の一員でオカルトのエキスパート。旧友オリバーのために『ラザラス・ピット』捜索に協力する。
肉体の復活に成功するも魔力を失いつつあったため、旧知の仲のルシファーの力を借り煉獄への扉を開いた。
そしてミアとスパルタンの活躍でオリバーの魂復活を成し遂げるが、ジム・コリガンの介入で現世に戻され消滅した。
- ヒートウェーブ(ミック・ロリー)
火炎放射器を操る犯罪者で小説家。復活したマルチバースでファンとの交流会のために現在を訪れていた。
最終決戦では『STARラボ』で科学チームの警護を担当する。
- スティール(ネイサン・ヘイウッド)、エヴァ・シャープ
体を鋼鉄に変える歴史学者と時間管理局のエージェント。復活したマルチバースに登場。
戦いには参加せず異変に関する情報を伝えた。
- バットウーマン(ケイト・ケイン)
ゴッサムを守る新たな闇の騎士。唯一の肉親にして宿敵アリスの行方を捜している最中に『Earth-38』に招かれた。
突然の事態に困惑していたが、一度共に戦ったスーパーガールの説得で協力し、アトムとのコンビで活躍した。
『パラゴン』の捜索では勇気の『パラゴン』が別世界のバットマンだと知り、スーパーガールと共に捜索に向かう。
『Earth-99』のバットマンと出会い説得を試み、彼がルールを破り恐怖政治を行っていると知っても諦めなかったが、
彼がこの世界のスーパーマンを殺しさらにスーパーガールも傷つけたため、自らの手でバットマンに止めを刺した。
別世界とはいえ家族を殺してしまいショックを受けるが、その活躍が認められ勇気の『パラゴン』に選ばれた。
その後スーパーガールに慰められていると、彼女が『運命の本』の力でマルチバースを復活させようとしているのを知る。
ルーサーからその危険性を教えられたため、『クリプトナイト』を切り札に何とか説得しようと試みて成功させた。
直後マルチバースが消滅し、他の『パラゴン』と共に『バニシング・ポイント』に逃れ、唯一戦いに備え特訓を続けていた。
その後『スピードフォース』に突入し仲間とはぐれた際には、出会ったばかりのグリーンアローとアトムの口論の場に導かれた。
2人の喧嘩を仲裁していると、フラッシュの手で『時の暁』にたどり着き、仲間と共にオリバーのために時間を稼いだ。
マルチバースが復活するとサーゴンによる強盗事件を暴き、最終決戦にも参加した。
- ライアン・チョイ
アイビータウンで物理学の教授をしている人間性の『パラゴン』。その座に相応しく誰の心も動かせる誠実な人物。
突然現れたアイリスたちから世界の危機や『パラゴン』の存在を知るも、家族との時間を優先して彼らの頼みを断ってしまう。
しかしアイリスが家族を持ちながら世界のために命を懸けていると知り、自分も戦う決意を固めヒーローたちと合流した。
その直後マルチバースが消滅し、他の『パラゴン』と共に『バニシング・ポイント』に逃れ、ルーサーと共に脱出に向け動いていた。
その後『スピードフォース』に突入し過去の惑星マルタスにたどり着き、その人間性でマー・ノヴの説得に成功させた。
フラッシュの手で『時の暁』にたどり着くと、何のスーパーパワーも持たないながらヒーローと肩を並べて戦っていた。
マルチバースが復活すると再びアンチモニターに狙われるもヒーローに救われ、最終決戦では対アンチモニター兵器を思いついた。
≪Earth-38≫*2
- スーパーガール(カーラ・ダンバース/カーラ・ゾー=エル)
ナショナルシティを守る鋼鉄の乙女。反物質による世界の消滅を知り、同胞が暮らすアルゴシティに警告を送る。
しかし時すでに遅く母アルーラを含む住民の多くを失うが、生き残った従兄弟のスーパーマンの力を借りて戦い続けていく。
さらにモニターに選ばれたヒーローの力も借りて世界を守ろうと奮闘し、多くの住民の避難に成功した。
『パラゴン』の捜索では希望の『パラゴン』に選ばれ、バットウーマンと共に『Earth-99』を訪れた。
バットマンを説得する彼女を待っていたが、バットマンがこの世界のスーパーマンを殺したことを知ってしまう。
そのことを糾弾すると自分も排除の対処に選ばれ『クリプトナイト』を使われるが、バットウーマンに救われた。
拠点に戻るとモニターが『運命の本』でルーサーを復活させたと知り、その力でマルチバースを復活させようとする。
しかしその危険性を知ったバットウーマンに説得され、最後まで希望を捨てずに戦い続ける覚悟を固めた。
その直後マルチバースが消滅し、他の『パラゴン』と共に『バニシング・ポイント』に逃れ、絶望に飲まれ何もできずにいた。
オリバーの言葉で希望を取り戻すと、『スピードフォース』から過去の惑星マルタスに向かい、暴走するルーサーを食い止めた。
フラッシュの手で『時の暁』にたどり着くと、仲間と共にオリバーのために時間を稼いだ。
マルチバースが復活すると何故か英雄として扱われるルーサーに憤慨しつつ、新たな世界を楽しんでいた。
最終決戦では空を飛ぶヒーローのリーダー役として活躍する。
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
かつてメトロポリスを守った鋼鉄の男。愛する妻子と共にクリプトン人の生き残りが暮らすアルゴシティに移住していた。
反物質の存在を知ると、息子ジョナサンを脱出させて星と最期を共にするつもりだったが、モニターに救出され戦いに参加する。
『パラゴン』の捜索では、真実の『パラゴン』が別世界の自分だと知り、妻ロイスとアイリスと共に捜索に向かう。
『Earth-96』で目当てのスーパーマンを発見するも、ルーサーの策略によってスーパーマン同士で戦うことになってしまう。
互角の戦いを繰り広げるもロイスを狙われ追い詰められてしまうが、そのロイスの活躍で事なきを得た。
その後人間性の『パラゴン』捜索の際には、マーシャン・マンハンター達と共に他の残った世界の救出に向かった。
中々上手くいかずに帰還することになり、さらにその直後にマルチバースの消滅に巻き込まれた。
その後マルチバースと共に復活、再び現れたアンチモニターとの最終決戦に参加した。
- ロイス・レーン
世界を股にかける美人記者でスーパーマンの妻。夫と最期を共にするつもりだったが、命を救われ戦いに協力する。
しかし地球に脱出させた息子が行方不明になったため、ホワイトキャナリーたちと共に救出に向かい成功させた。
『パラゴン』の捜索では別世界の夫を探す冒険に参加し、夫と似て非なるスーパーマンたちの姿に驚いていた。
『Earth-96』でのスーパーマン同士の戦いでは、ルーサーを倒しさらに『Earth-96』のスーパーマンを説得して事態を収めた。
その後人間性の『パラゴン』捜索の際にはチームの連絡係を買って出た他、持ち前の聞き上手でモニターの過去を知った。
そしてマルチバースの住人救出から帰還した夫と再会するも、直後にマルチバースの消滅に巻き込まれた。
- マーシャン・マンハンター(ジョン・ジョーンズ/ジョン・ジョンズ)
様々な超能力や変身能力を持つ火星人。新たな敵にモニターが関与したことで戦いが始まったことを知った。
『クォンタムタワー』での戦いには参加せず、ブレイニアック5から借りた宇宙船で住民の『Earth-1』への避難を援護した。
その後人間性の『パラゴン』捜索中に姿を見せ、自分が誇りの『パラゴン』だと知り、他の残った世界の救出に向かった。
任務から帰還するとマルチバースが消滅し、他の『パラゴン』と共に『バニシング・ポイント』に逃れ、瞑想にふけっていた。
その後『スピードフォース』に突入し仲間とはぐれた際には、『インベージョン!』の頃にたどり着いた。
そして口論をするグリーンアローとスーパーガールを仲裁していると、フラッシュの手で『時の暁』にたどり着き決戦に臨んだ。
マルチバースが復活するといち早く異変に気が付き、記憶が変化した友人たちに超能力で真実を伝えて回っていた。
最終決戦では新たな姿で参戦した。
- ブレイニアック5(クエル・ドックス)
政府機関『DEO』の捜査官で天才宇宙人。地球に迫る反物質の監視やスーパーマンの息子ジョナサンの救出に協力する。
- アレックス・ダンバース、レナ・ルーサー
『DEO』の捜査官でスーパーガールの義姉とレックス・ルーサーの妹。住民の『Earth-38』から『Earth-1』への避難を準備する。
レナは以前の戦いでスーパーガールたちとの友情に亀裂が生じていたが、世界の危機を前に協力して特別な装置を完成させた。
アレックスは復活したマルチバースにも登場。新たな世界に困惑する妹にルーサーが『DEO』のボスであることを伝えた。
また最終決戦にも参加した。
- ドリーマー(ニア・ナル)、ケリー・オルセン
予知夢を操る宇宙人とジミー・オルセンの妹。世界の崩壊が目前に迫る中、住民の避難をアレックスたちと共に援護する。
ドリーマーは復活したマルチバースにも登場。ルーサーのノーベル平和賞受賞式に参加し、彼を称賛していた。
また最終決戦にも参加した。
- レックス・ルーサー
スーパーマンのライバルである悪の天才。スーパーガールとの戦いで命を落としたが、モニターが自らの計画のために復活させた。
『パラゴン』捜索を開始したヒーローたちの前に姿を見せ、特にスーパーガールの怒りを買っていた。
自らを復活させた現実を書き換える『運命の本』の存在を知ると、その力でマルチバースのスーパーマン抹殺を目論み姿を消す。
マルチバース中のスーパーマンを殺して回り、『Earth-96』では趣向を変えてスーパーマン同士を戦わせて見せる。
2人のスーパーマンの戦いを楽しんでいたが、その隙を突いたロイスの一撃で倒れ、野望は失敗に終わった。
ちなみに様々な世界でスーパーマンの正体はクラーク・ケントであることを知るが、自分の世界では違うと信じて疑わずにいる。
この一件で『ウェーブライダー』に軟禁されている最中に、スーパーガールから『運命の本』の使い方を問いただされた。
ふざけた態度を取りながらも、マルチバースの復活を望む彼女にその危険性を伝え、バットウーマンを動かすことになった。
その後マルチバース消滅に巻き込まれたと思われたが、『運命の本』の切れ端を使い新たな真実の『パラゴン』になり生き延びた。
『バニシング・ポイント』ではライアンと共に状況を打開するための装置を開発していたが、愚痴ばかりをこぼしていた。
その後『スピードフォース』に突入し過去の惑星マルタスにたどり着き、宇宙を自分の意のままに作り変えようとする。
妨害するスーパーガールを真実の『パラゴン』になった際に得た力で追い詰めたが、後一歩のところで失敗に終わった。
フラッシュの手で『時の暁』にたどり着くと、不本意ながらマルチバースを救うためにヒーローと共に戦った。
マルチバースが復活すると、世界が生まれ変わった影響(というかおそらく『運命の本』の力)から世界中から英雄として扱われ、ノーベル平和賞を万雷の拍手に迎えられ受賞していた。
おまけに『DEO』のボスの座に就いていたため、スーパーガールは開いた口がさらに塞がらないことに。
≪マルチバースの人物≫
- パライア(ハリソン・ナッシュ・ウェルズ)
とある世界の地質学者。モニターが予言した『クライシス』を否定するため『Earth-1』を訪れていた。
しかし全ては復活を目論むアンチモニターの罠で、彼を解放したことによりパライアと呼ばれる存在に変化した。
その後は世界の消滅という悲劇を見せつけられ、さらにオリバーや『Earth-90』のフラッシュの死に立ち会わされる。
しかしマルチバースが消滅する瞬間に贖罪の機会を得て、『パラゴン』を『バニシング・ポイント』に送った。
マルチバースが復活すると『Earth-Prime』で目覚め、アンチモニターが敗れたことで本来の嫌味な性格を取り戻した。
しかし自分の罪を思い出すと反物質の調査を開始し、アンチモニターが復活したことにいち早く気が付いた。
最終決戦ではその性格が原因でヒーローたちと衝突しながら、対アンチモニター用兵器の開発を行う。
- ミック・ロリー
『Earth-74』のヒートウェーブ。他の『レジェンド』と共に引退しており、タイムシップ『ウェーブライダー』*3で趣味の小説を書いていた。
タダ酒目当てにハービンジャーに『ウェーブライダー』を提供し、そのままスーパーマンの息子ジョナサンの子守を任された。
- スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
『Earth-96』*4のスーパーマン*5*6。『Earth-38』より年齢を重ねており、デイリー・プラネットの編集長になっている。
ジョーカーによるテロでロイスを含む友人たちを失うも、諦めずに戦いを続けるその姿から真実の『パラゴン』に選ばれた。
この事件を受けて追悼の意を込めてコスチュームのSマークを黒く囲んでいる*7。
『Earth-38』のスーパーマンたちの訪問を快く受け入れて協力を約束したが、ルーサーに操られてしまう。
秘めた怒りが暴走しスーパーマンやロイスに襲い掛かるも、2人の心からの説得で正気を取り戻した。
その後は他の残った世界を『Earth-1』へ脱出させようとマルチバースに旅立ち、失敗を繰り返すも不屈の精神で挑み続けた。
そしてマルチバースが消滅すると他の『パラゴン』と共に『バニシング・ポイント』にたどり着いたが、
『運命の本』の切れ端を使ったルーサーに『パラゴン』の座を奪われ、スーパーガールに抱かれながら消滅した。
マルチバースが復活すると『Earth-96』に戻り、宇宙から地球をいつもの笑顔で見守っていた。
- バットマン(ブルース・ウェイン)
『Earth-99』*8のバットマン*9。永遠に続く戦いの日々に疲れ、不殺のルールを破ってゴッサムから恐怖政治を広めている。
とある戦いで大きなダメージを負い、専用の装備が無いと歩けなくなっている*10。そのためコスチュームはしばらく着ていない。
自分を勇気の『パラゴン』と思った『Earth-1』のバットウーマンたちの訪問を受け、死んだはずの従姉妹の姿に驚いていた。
彼女に今の自分について語り諦めさせようとしていると、スーパーガールにスーパーマンを殺したことを知られ戦闘に発展、
『クリプトナイト』を使用しスーパーガールも手に掛けようとするが、バットガールの一撃で倒れ命を落とした。
- ルーク・フォックス
『Earth-99』のルーク・フォックス。『Earth-1』ではバットウーマンの協力者。体が不自由なバットマンを世話している。
- クラーク・ケント
『Earth-167』*11のクラーク・ケント*12。妻ロイス*13との平穏な生活を望み能力(というかクリプトン人としての特性全部)を放棄、妻と2人の子供と共に農夫として暮らしている。
『Earth-38』のスーパーマンたちの訪問直後にルーサーから命を狙われるが、能力を捨てたと知ったルーサーは呆れて何もしなかった。
- ルシファー・モーニングスター
『Earth-666』*14の陽気な堕天使。コンスタンティンの古い知り合いで、オリバー復活の協力を求められた。
グリーンアロー(ミア)の思いとコンスタンティンへの借りから煉獄へ向かうためのカードを渡した。
- フラッシュ(バリー・アレン)
『Earth-90』*15のフラッシュ*16。『エルスワールド』の後、アンチモニターに囚われ『アンチマターキャノン』の動力源にされていた。
『Earth-1』のフラッシュたちの協力で脱出するも、今度は『アンチマターキャノン』が暴走する事態に陥ってしまう。
『Earth-1』のフラッシュと作戦を練るも名案が思い浮かばず、『Earth-1』のフラッシュが犠牲になろうとしたため、
彼の代わりに犠牲になることを選び、妻ティナとの思い出*17を振り返りながらその命を散らした。
- ブラックライトニング(ジェファーソン・ピアース)
とある世界*18の教育者にして電撃を操るヒーロー。暴走する『アンチマターキャノン』の対策としてパライアに連れてこられた。
突然の事態に困惑し自身の世界の消滅にショックを受けるも、『Earth-1』のフラッシュの説得で電撃による時間稼ぎを行う。
『アンチマターキャノン』の破壊を見届けるとヒーローと合流し、家族や世界を失った事実に打ちのめされる。
同じく家族を失ったフラッシュとの語らいで気を取り直すも、直後にマルチバースの消滅に巻き込まれた。
マルチバースが復活すると出身世界が『Earth-1』と『Earth-38』に統合され、最終決戦に援軍として現れた。
- フラッシュ(バリー・アレン)
とある世界*19のフラッシュ。『スピードフォース』で仲間を探す『Earth-1』のフラッシュの前に突如現れた。
今回の事件の存在に気づいておらず、もう1人のフラッシュに戸惑っていたが、マルチバースの存在だと勘付いた直後に消滅した。
演じているのは他ならぬエズラ・ミラー(吹き替えもしっかりほそやん)ご本人。今作における最大級のサプライズ出演となった。
≪ヴィラン≫
- アンチモニター(モビウス)
マルチバースの破壊者。モニターことマー・ノヴが宇宙の始まりを調査しようとして生まれた悪の鏡像。
反物質によるマルチバースの消滅を目論み、ヒーローとモニターの抵抗をものともせずに次々に世界を消滅させていく。
『Earth-1』以外の世界が消滅する中、『アンチマターキャノン』の破壊と『パラゴン』の捜索に成功したヒーローたちの前に
ハービンジャーに乗り移って現れ、モニターを倒しさらに『パラゴン』以外のヒーローをマルチバースごと消滅させた。
そして『時の暁』で新たな宇宙を生み出そうとするも、『パラゴン』の活躍で誕生を無かったことにされたと思われたが、
運命は変わらず『時の暁』で『パラゴン』の前に立ちふさがり、スペクターとなったオリバーの活躍で今度こそ消滅した。
しかし新たなマルチバースに再び出現し、今度こそマルチバースを消滅させようと邪魔者のヒーローに襲い掛かる。
- シャドウデーモンズ
その名の通り黒い悪魔のようなアンチモニターの先兵。アンチモニターの計画を邪魔するヒーローたちに襲い掛かる。
- ウェザーウィッチ(ジョス・ジャッカム)
天気を操るウェザーウィザードの娘。特殊な杖で父親同様に天候を操る。新たな世界『Earth-Prime』の港で暴れていた。
元々はフラッシュのヴィランだったが、世界が生まれ変わった影響でスーパーガールとも戦っていたことになり、
止めに現れたスーパーガールに食って掛かるも、記憶の違いで口論している内に駆け付けたフラッシュに敗れた。
- サーゴン(ジョン・サージェント)
新たな世界『Earth-Prime』に現れた幻を操る魔術師。巨大な喋るぬいぐるみビーボをおとりに銀行強盗をしていたが、
団結したヒーローに幻を倒された上にバットウーマンに真の目的を見破られ、銀行に現れたホワイトキャナリーの一撃で倒された。
≪その他≫
- モニター(マー・ノヴ)
マルチバースの監視者。『クライシス』を阻止するために計画を練っており、グリーンアローたちに試練を課していた。
実際に戦いが始まるとハービンジャーに指示を出し、『クォンタムタワー』*20を使って反物質の阻止を狙う。
しかし予期せぬグリーンアローの死によって『クライシス』阻止の計画に狂いが生じていき、新たな方法を模索していく。
そしてグリーンアローの妻フェリシティの協力で得た『オアの書』の知識*21や復活させた『運命の本』で『パラゴン』の存在を知り、
彼らに打倒アンチモニターとマルチバース復活の望みを託し、ヒーローたちに『パラゴン』捜索を指示した。
そしてヒーローの手で『パラゴン』が集結するも、アンチモニターに操られたハービンジャーの手で消滅した。
彼の正体は1万年前の惑星マルタスの科学者で、妻ザイーンと共に宇宙の起源を探ろうとしてアンチモニターを生み出していた。
過去を遡って現れた『パラゴン』の介入で実験を中断させることを決め、アンチモニター誕生を阻止したと思われた。
しかしマルチバースに存在する別の可能性のマー・ノヴが実験を続け、結局アンチモニターは活動を続けていた。
- ハービンジャー(ライラ・マイケルズ)*22
『Earth-1』の政府機関『ARGUS』のリーダー。モニターによって使者に選ばれ、彼の右腕としてヒーローたちを導いていく。
しかし途中からアンチモニターに操られてしまい、『パラゴン』を集めたモニターとヒーローをマルチバースごと消滅させた。
- ジム・コリガン
精霊スペクターをその身に宿した刑事。復活したオリバーにスペクターの力を譲り、打倒アンチモニターの役目を託した。
- マーブ
ウェザーウィッチが暴れた港にいた老人。戦いを終えたスーパーガールとフラッシュに話しかけサインをもらった。
この時の会話でスーパーガールとフラッシュは『Earth-1』と『Earth-38』が1つになったことに気付いた。
ちなみにこの人は原作の脚本を書いたマーブ・ウルフマンご本人。
「私の名前も入れてもらえるかな? マーブだ」
≪マルチバース≫
- Earth-Prime
『Earth-1』や『Earth-38』、ブラックライトニングの世界が統合して生まれた世界。新たなマルチバースの1つ。
ただ、『パラゴン』以外の人たちは統合したことはおろかマルチバースの危機だったことすら一切気づいておらず、ごく普通に過ごしている。
- Earth-2
ドラマ『Stargirl』の世界。新たなマルチバースの1つ。旧マルチバースでは『Earth-1』に似ながら人物像や文化が異なっていた。
- Earth-9*23
ドラマ『Titans/タイタンズ』の世界。第1話冒頭に登場。ホークとロビン(ジェイソン・トッド)が赤い光を見た。
- Earth-12
映画『グリーン・ランタン』をベースにした世界。外伝のコミックや新たなマルチバースとして登場。
- Earth-16*24
スーパーマンの息子ジョナサンを乗せた避難船がたどり着いた世界。ワームホールによって2046年に墜落した。
『レジェンド』は以前にも訪れており、そこでは年老いて腕を失ったグリーンアローや彼の後継者が戦いを続けていた。
今回は『レジェンド』が訪れた時より前だったらしく、ホワイトキャナリーと再会したグリーンアローは混乱していた。
彼女の言葉で落ち着きを取り戻すと、保護していたジョナサンを彼らに託し見送った。
- Earth-18
時間が19世紀に固定された世界*25。マルチバースの中で唯一『ラザラス・ピット』が機能していた。
グリーンアロー復活のためにフラッシュたちが訪れ、この世界のジョナ・ヘックスとひと悶着があった。
- Earth-19*26
ドラマ『Swamp Thing(2019)』の世界。新たなマルチバースの1つ。旧マルチバースでは次元移動が制限された独特な文化を持つ世界だった。
- Earth-21
ドラマ『Doom Patrol』の世界。新たなマルチバースの1つ。旧マルチバースでの詳細は不明。
- Earth-66*27
ドラマ『怪鳥人間バットマン』をベースにした世界。第1話冒頭に登場。年老いたディック・グレイソン*28が赤い光を見て、66年版ドラマでは毎度お馴染みの超速理解で現象の正体を看破した。
なおアダム・ウェスト版バットマンは66年の時点で既に次元から来る脅威に言及していたことがある。存命で出演が叶っていた場合今回の事件は30分ほどで解決するいつものノリになっていた可能性も。
- Earth-75*29
真実の『パラゴン』捜索チームが訪れた世界。先に訪れたルーサーがスーパーマンをその手にかけていた。
- Earth-89*30
映画『バットマン(1989)』をベースにした世界。第1話冒頭に登場。
夜空が赤く染まる中、年老いたアレクサンダー・ノックス*31がバットマンとジョーカーの対決記事*32を読んでいた。
- Earth-203*33
ドラマ『ゴッサム・シティ・エンジェル』をベースにした世界。物語冒頭に登場。
世界を飲み込む反物質にハントレス*34とオラクル*35が対処していたが、何もできずに光に飲まれ消滅した。
- Earth-X
『クライシス・オン・アースX』に登場したヒトラーが第二次大戦に勝利した世界。第1話冒頭に登場。
ヒーローの1人レイが世界を飲み込む赤い光を目撃した。
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*1 正確には原作をベースに設定を一部アレンジしている。*2 番号の由来はコミックでスーパーマンが初登場した1938年から。
*3 『Earth-1』ではヒートウェーブの相棒だったキャプテン・コールドと名前と声が同じレナードというAIを積んでいる。
*4 映画『スーパーマン リターンズ』とコミック『キングダム・カム』をベースにした世界。番号の由来は『キングダム・カム』が発売された1996年から。製作段階では『スーパーマン リターンズ』が公開された2006年に由来する『Earth-6』だった。
*5 演じているのは『スーパーマン リターンズ』でスーパーマンを、『Arrowverse』ではアトムを担当しているブランドン・ラウス。『スーパーマン リターンズ』はクリストファー・リーヴ主演の『スーパーマンII 冒険篇』の続編とされているが、本作のスーパーマンは『スーパーマンIII 電子の要塞』の出来事も経験しているらしく、「(自分そっくりの相手と戦うのは)初めてじゃない」と発言している。
*6 それまでにも中の人が元・スーパーマンであることをちょいちょいネタにされていたが、特に以前のクロスオーバー作品『インベージョン!』において、スーパーガールを見て「いとこに似てる」と思わせぶりな言葉を口にしていた。
*7 事件とコスチュームは『キングダム・カム』のスーパーマンがモデル。
*8 アニメ『バットマン・ザ・フューチャー』とコミック『キングダム・カム』をベースにした世界。番号の由来は『バットマン・ザ・フューチャー』が放送開始した1999年から。製作段階ではアニメ『バットマン』が放送開始した1992年に由来する『Earth-92』だった。
*9 演じているのはアニメ『バットマン』などでバットマンを担当している声優兼俳優のケヴィン・コンロイ。
*10 事件と装備は『キングダム・カム』のバットマンがモデル。
*11 ドラマ『ヤング・スーパーマン』をベースにした世界。番号の由来は『ヤング・スーパーマン』の製作総指揮アルフレッド・ゴフとマイルズ・ミラーが生まれた1967年から。
*12 演じているのはトム・ウェリング本人。
*13 演じているエリカ・デュランスは『Arrowverse』でスーパーガールの母アルーラを担当している。
*14 ドラマ『LUCIFER/ルシファー』の世界。番号の由来は聖書の獣の数字から。
*15 ドラマ『超音速ヒーロー ザ・フラッシュ』をベースにした世界。番号の由来はドラマが放送開始した1990年から。
*16 演じているのはジョン・ウェズリー・シップ本人。彼は『Arrowverse』でフラッシュの父ヘンリー・アレンや『Earth-3』のフラッシュ/ジェイ・ギャリックを演じている。つまり元・フラッシュが今のフラッシュの父親だけでなく初代フラッシュも演じ、さらに元々のフラッシュ/バリー・アレンも再演したわけで……ああややこしい。
*17 この場面、ご丁寧に当時の映像が映し出される。また、ティナことクリスティーナ・マギーを演じたアマンダ・ペイズは『Earth-1』でもティナ役を演じている。作中用語で言うところのドッペルゲンガー(別アースの同一人物)である。
*18 ドラマ『ブラックライトニング』の世界。番号は不明。
*19 映画『DCフィルムズ・ユニバース』の世界。番号は不明。
*20 コミックでは『振動音叉』の名でも知られる金色の塔。
*21 この時の出来事はコミック『Crisis on Infinite Earths: Paragons Rising』で語られる。
*22 ハービンジャーの名はこれまでも『ARGUS』でのコードネームとして使われていた。
*23 製作段階では『Titans/タイタンズ』が配信開始した2018年に由来する『Earth-18』だった。
*24 番号の由来は『レジェンド・オブ・トゥモロー』での登場年数2016年もしくはエピソード数1stシーズン第6話から。
*25 コミックに登場する『Earth-18』をモデルにしている。
*26 番号の由来は『Swamp Thing』が配信開始した2019年から。
*27 番号の由来は『怪鳥人間バットマン』が放送開始した1966年から。
*28 演じているのはバート・ウォード本人。
*29 番号の由来は『Doomsday/The Death of Superman』でスーパーマンとドゥームズデイが相打ちになった『Superman Vol.2』#75から。
*30 番号の由来は映画『バットマン』が公開した1989年から。
*31 演じているのはロバート・ウール本人。
*32 映画の方じゃジョーカー死んでるのだが、それはそれ。
*33 番号の由来は『ゴッサム・シティ・エンジェル』が放送終了した2003年から。
*34 演じているのはアシュレイ・スコット本人。
*35 こちらもディナ・メイヤーが声のみの出演。
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