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更新日:2024/05/16 Thu 13:00:48NEW!
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ガンダム ガンダムova 0083 田中秀幸 提督 紅茶 英国紳士 グリーン・ワイアット 紳士 老人 戦略家 バーミンガム 大将 地球連邦軍 イギリス ガンダム登場人物項目 機動戦士ガンダム0083 政略家
「お茶の用意を。私はダージリンが良いな」
グリーン・ワイアット(Green Wyatt)は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場人物。
CV:田中秀幸
地球連邦宇宙軍ルナツー方面軍第2守備艦隊所属の大将。
艦隊旗艦のバーミンガムと共に、デラーズ・フリートが引き起こしたデラーズ紛争に対抗する。
◆経歴
「うむ……紳士は時間に正確でなくては、な」
一年戦争から連邦軍に所属する白髪の老将。
一年戦争時は中将で、ア・バオア・クー攻略にも参戦。レビル将軍亡き後の混乱する連邦艦隊をまとめて再編成し、困難な戦いを勝利に導いた殊勲者のひとりである。
連邦軍内のタカ派であり、自らの派閥も持っている政治屋。そのため他のタカ派連邦高官とは折り合いが悪い。
大将という階級と宇宙軍を任される立場にありながら、デラーズ紛争の収束のために活動する。
◆活躍
「ふっ、これでは内通したがる者が出るのも、無理ならんかな」
八話の「策謀の宙域」から登場。
シーマ・ガラハウに接近し、「シーマ艦隊への永住権を手配する代わりに星の屑作戦阻止に協力する」という条件の密約を交わそうとする。
疑われないために総旗艦である自分たちが護衛もつけないで接触するという非常に危険な行為を行っているのだが、艦隊を半壊させられる核弾頭の威力を考えれば当然の行いだろう。
お互いのメリットは大きく交渉はうまくいきそうだった…
……のだが空気の読めないアルビオン隊に発見されると、密約を誤魔化すため、やむなくシーマ艦隊を攻撃して離脱する。
その気になればシーマ艦隊の三隻を丸ごと消滅させることも可能ではあったが、あえて僚艦のムサイだけを撃つことで「シーマを逃がす」ことを伝えていた。*1
彼女も「いい男だったかねぇ……」*2とこぼしており、案外気性は通じた模様。
シーマ艦隊から見れば交渉に来るのはバーミンガムだけの約束だったのに
現場に来てみれば以前交戦したアルビオンが一緒にいて苦渋を舐めさせられたガンダムが向かってきた上にバーミンガムも砲撃するという
最初からワイアットもグルで罠を仕掛けてきたとしか見えない状況で、実際にシーマの部下はそう判断したのだが
シーマは「罠なら優先して旗艦を狙うはずだが撃てば当たる角度なのにそのまま回頭を続けている」という時点で前述のワイアットの本意を汲み取り「もうすぐわかるよ」と発言。
バーミンガムが旗艦ではなく僚艦に当たる位置で砲撃したことでワイアットはシーマを撃つ気がないことを理解して部下にも告げた。むしろシーマ様の洞察力が凄い。
結果的にこのアルビオン隊の介入は、シーマ様の攻撃でバニング大尉は戦死し、貴重な情報を失い核攻撃阻止を失敗させ、シーマ様はコウ・ウラキに恨まれ最終的に殺されるという、三方一両損どころではない大惨事を引き起こすハメに……。
というか、「総旗艦であるバーミンガムが護衛も連れず、迎撃も救援要請もせずに、ジオン艦隊と接近している」という、ちょっと頭を働かせれば「なにかあるかな」と察せられる状況である。
戦略を俯瞰するワイアット大将とあくまで戦術レベルしか考えないアルビオンの齟齬といえばそれまでだが、「愚直であればよいというものではない」といえるだろう。
そして砲撃と指揮通信に長けているがMSがないバーミンガムを守るためにMS隊を差し向けて
シナプスとバニング両方が「任務はバーミンガムの援護で敵を寄せないのが第一」と言っているのに現地についてバーミンガムの指揮や連携を取らずに各個戦闘をしてそのまま帰投する時点で戦術的にも疑問符が付く。
両艦が本気で戦闘や離脱するならバーミンガムの周囲を飛び回るMS隊と意思疎通できなければバーミンガムが困るのだが。
…一応アルビオン側の擁護としては、「ミノフスキー粒子下の戦闘において自体を正確に把握することは難しく、連邦旗艦を守るため拙速を重んじて出撃するのもやむなし」というのも一応として考えられるのだが。
それならば通信が取れた段階で意思疎通の確認をするべきだろう。
アルビオンはバーミンガムに信号を送っておりそれはちゃんと伝わっていて、
その信号の内容は「敵艦を見つけたので攻撃します(現代語訳)*3」で、
ワイアットを完全に無視した内容であり、状況の確認や指揮権の譲渡等一切考えていない内容であった。
またバニングたちMS隊もバーミンガムに対して一切通信を行わずに戦闘開始するなど連邦旗艦であり大将が乗艦している艦の意向を勝手に推断して完全に無視している、
普通に考えてこれはありえない行動で、相手の頭がおかしいこと以外にアルビオン隊の目的自体が理解することが難しい状況であった。
少し疑り深ければ「コーウェンがチャンスにかこつけて自分たちを亡き者にしようとしている」と考えてもおかしくはない。
だからこその「バカめ、盛りおって…バカが!」であり、バーミンガムはシーマ艦隊に発砲したのである。
この時点のワイアット達は丸腰状態であるため他にできることは他に殆ど無い。
アルビオンに対して発砲したら軍法会議で銃殺刑は免れない上に、
そもそもアルビオンにはまだ他にもベイト達のMSがあり、戦えばまず間違いなく負ける状況でもあった
失態続きで上官である自分を無視するアルビオン隊を信用できるはずもないので、停戦信号を送ったとしても自分たちに対して攻撃してくる危険性が高い。*4
その場合は確実に先手を取られるアルビオン隊と「裏切られた!」と判断したシーマ艦隊の両方から攻撃を受けるので敗北必至である。
この件に対してワイアットの非は「アルビオン隊に対しての警戒を怠っていた」以外殆ど無い。
なにしろアルビオンのこの行動を認めていたら誤射や投降兵を誤って撃つ可能性も考えられる。
電信を送ってもミノフスキー粒子のせいで届かず自己判断を迫られる可能性は常にあるが、相手が大将を擁する総旗艦である以上「指揮下に入る」と打電して指揮権はワイアットに渡すべきである。
戦後、艦長であるシナプス大佐が極刑に処されたのだが、
この一件だけでも「四階級上*5の上官を無視して独断専行で戦闘を起こす」という大問題な行動であるため当然ともいえる。
MS部隊の隊長であるバニングも生き延びたとして仮定してもかなり重い罰が下されることは間違いないだろう。
繰り返しになるが、
アルビオンから見てバーミンガムとシーマ艦隊が戦闘中かどうかは発砲の光や救援要請を両方出していないことからすぐにわかりそうなものであり、
戦闘中はともかく戦闘後も前述の通り総旗艦がいるのに「何かある」と気が付かないのはもはや擁護できない。
『Z』本編で従わない者は類縁を含めて死刑という「停戦せよ」の発光信号が登場したが、もしかしたらこの件が理由で制定されたのだろうか…?
この場面の小説版では、基本的な流れはアニメと同じだが記述が細かくなっており、
14:35過ぎ:バーミンガムの近くに不明艦を発見。アルビオンが不明艦に呼びかけを行うが無視される。
シーマが無視するのは当然で、無視されたアルビオンが敵と判断するのも当然なので第一種戦闘配置とMSスクランブル。
14:50:バーミンガムにアルビオンから唯一の緊急電文が届き、この時点でコウ達の機体が回敵寸前。
15:15:25分で戦闘が完全終了してシーマ艦隊も離脱。
戦う気がなかったためかこの前後のミノフスキー粒子はクリアで音声通信すらできたが事後に至るまでアルビオンからバーミンガムへの連絡はなし。バーミンガム側からは簡素な電文の返答のみ。
15:27:帰投中に仲間と最後の会話をした後バニング大尉死亡*6
単純計算でMSの移動に15分、戦闘に15〜20分といったところだがシーマ艦への信号はすぐに送っているのに
バーミンガムへの電文は15分後の戦闘開始直前に送り、バーミンガムを守るためのMS隊も現地で連携等は取っていない。
バーミンガムを救うために動いているのに何とかして早く伝えようという意志が見られず、もう少し早く伝わればワイアット側も選択肢はあったろうが実際は作中の通り。本来戦う気がなかったためシーマ艦隊とバーミンガムは「撃てば当たる」というほど接近しており
その中に護衛のために入り込んでいるのにバーミンガムと連絡をせずに勝手に戦うというのは誤射の危険が高くバーミンガムにも負担となる。
なんというかアルビオン隊は全般的に意思疎通に欠けていると言わざるを得ない。
「来るなら来いだ! このような散漫な攻撃でなにをしようというのだ」
その後、コンペイトウに戻り、連邦の総力を結集した観艦式を挙行。
同時に、軍艦はいつでも攻撃できる体勢のうえ、MS隊、有人偵察機・無人攻撃衛星など、あらゆる監視網・迎撃網を張り巡らせていた。
果たしてワイアット大将の読み通り、デラーズ・フリートは各地のジオン残党を呼び込みつつ攻撃を仕掛けてくる。
しかし迎撃網は極めて堅固で、接近する敵を手当たり次第に迎撃、デラーズ・フリート本隊にも主力ジム隊を差し向け、優位に立つ。
しかし敵の切り札であったアナベル・ガトーの2号機は、もっとも侵入困難とされた区画を突っ切りコンペイトウの真上に出現。
放たれた核攻撃を受け、艦隊ごと戦死した。死の間際、
「これが……星の屑か!」
と絶句していたが、時既に遅しであった。
なお、彼の死後も艦隊はステファン・ヘボン(ヘップバーン)少将が再編して追撃を開始する。
彼は核攻撃直後にアルビオン隊が助けると言い出した時には「何を今さら!!!! 無用だといってやれ!! 港は混乱してむしろ迷惑だと!!」と激怒している。
彼もワイアット大将の腹心であったと思われ、シーマ様との取引も知っていたとすると、冷静沈着な彼がこれほど怒った理由も察せられる。
作中の行動に一切ミスはなく、シーマ艦隊との交渉がうまくいけば、ガトーを仕留め核攻撃とコロニー落としの両方を阻止して連邦の英雄として語り継がれる事だっただろうに。
…つくづく運の無い人である。
◆人物像
「デラーズの艦隊こそ、海の藻屑だ」
「モビルスーツのない艦隊はどうなるかを、教えてやる……!」
腐敗した連邦軍人の代名詞のような扱いを受けることが多いが、星の屑阻止とジオン残党の弱体化のため、割と筋の通った行動をしている。
密約の件もアルビオン隊とは違った方向から星の屑阻止へ動いているのであり、シーマ艦隊の「戦争犯罪者」という悪評を考えても、十分取引可能な相手だったと考えられる。
シーマ様を取り込むことでジオンの悪行を白日の下に晒し、ジオン残党の大義名分を叩き折り、精神的に弱体化させることを目論んでいた模様。
実際、ジオンの悪業(コロニーへの砲撃や毒ガス注入や地球墜落、条約を破っての核攻撃、休戦協定の一方的な蹂躙と奇襲、etcetc……)は枚挙にいとまがなく、証人・生き残りも非常に多い*7ため、シーマ様からの告発と合わせて公表すればジオンの大義を徹底的に崩せた可能性は高い。
一方で「ジオンの脅威からスペースノイドを庇護する慈悲深き地球連邦」を演出することで連邦による支配を盤石なものにしようと画策していたともされるので、真の意味でアースノイドとスペースノイドの共存を願っていたかは不明。イギリスの二枚舌は旧世紀からのことだし。
ただ、たとえ「共存」が建前にせよ、「スペースノイドを殺してアースノイドの利権を優先しよう」という考えは言動からは一切読み取れない。
真意はともかく、自ら密約に出向いたり、元々の予定でもあったにせよあれだけの戦力を導入したりなど、この事態を非常に重く捉えていたのは間違いなく、
ジオンに裏切られ猜疑心に溢れている上に何かと辛辣だったシーマ様も彼のことは一定の評価を下していたことも、その姿勢故と言える。
柔軟な対応により被害を最小限に抑えた上で事態の収束を図り、後のことまで考えているなど、ジョン・コーウェン中将やアルビオン隊以上に、政治面で有能な存在として描かれている(無論場当たり的とはいえ緊急出動して追い続ける彼らも必要な役割を担っているが)。
一方で「テロリストに核兵器搭載MSを盗まれる」という非常事態にもかかわらず、連邦内の派閥争いから逃れられていないことに関しては、「腐敗した~」という評価もやむを得ないかもしれない。
密約を潰されたのもアルビオン隊に発見されたからであるが、アルビオンを支援していたコーウェンと意思疎通が取れていれば回避できた可能性はあった。
非常事態にもかかわらず、自ら観艦式に臨むというのもかなりリスキーな選択であったが、自動砲台やMS部隊に守られた状態で37機のMSを撃破しているので、ジオン残党を一網打尽という目的は結構果たせている。
核バズーカ背負っただけの鉄砲玉みたいなMSが、鬼神のような強さで単騎駆けして防衛線を突破して、更に射出した核弾頭も妨害されなかったのが異常なだけであり(作劇上の都合にも近い)、発想は何らおかしなものではなかった。
仮に観艦式を中止したとして、それは矮小な勢力のジオン残党の一部に戦略的敗北を喫する形となる上に、問題の先延ばしに過ぎず、
むしろその後いつどこでこの核を撃たれるのか分かったものではなくなり、更に厄介な事態が予想される。
先述したように連邦軍内で派閥争い中であったが、シーマ様との密約を利用して星の屑を阻止できていれば、その後の歴史が大きく変わったことも考えられる。
デラーズ・フリートの行動はティターンズの設立に大義名分を与えたが、それを与えずに済むことに加え、
対立していたジーン・コリニー中将はジャミトフ・ハイマンの上司でもあるので、上手く行けば連邦軍内から急進派を一掃することも夢ではなかったか。あのジャミトフのことなので、「ジオン贔屓」とでもレッテルを張られて逆に追放されそうであるが。
あるいは、これほど大局的な視野・手腕・権力を持つワイアットがジャミトフと組んでいれば、ジャミトフの「真の理想」も叶っただろうか?
少なくともワイアットについて、スペースノイドを「ども」をつけて見下すセリフこそあれ、アースノイドを特別視する発言はないのである。
一指揮官としても、バーミンガムの指揮管制能力と防衛衛星などを組み合わせた迎撃の巧みさや、艦隊を集めた状況でありながらMSの重要性に言及する点など、
大艦隊の司令官としての優秀さが演出されている。
◆漫画「REBELLION」
「観艦式が終了次第わたしはスペースノイドにジオン公国の凶行を大々的に喧伝し、そしていまだジオンの思想にかぶれた者どもを一掃する!!
スペースノイドどもは知るであろう!! ジオンが「悪」で我々が――――……地球連邦が彼らの「絶対的守護神」であったのだと!!
これが政治的「征服」というものだよ。諸君!!」
リメイク漫画である本作では、ワイアットの思想がよりわかりやすく描かれている。
上記のセリフのように、戦略家のみならず世界の政治そのものを導ける(※少なくとも間違ったことは言っていない)政略家であることも強調されている。
その意味では、(劣悪な環境という違いも大きいとはいえ)どこまでも戦略レベルしか見れないエギーユ・デラーズとは対照的である。
ビグ・ザムを「ソロモン戦の象徴」としてあえて回収・改造し、嫌がらせを兼ねてぶつける一面も。それがなかなか強力であるから侮れない。
また「ジオンの大義」によって立つデラーズやガトーの正体を「一年戦争の敗北を受け入れられずに宇宙を徘徊していた連中」とも喝破している。
例えばガトーのセリフに「怨恨のみで戦いを支える者にこの私は倒せん! 私には義によって立っているからな!!」というものがある。
しかしガトーの「義」とは本人も無自覚ながらその前大戦の『怨恨』によるところが大部分であり、彼らの言動はまさしく「敗れたという現実を認められず徘徊していた連中」のそれである。
またアルビオン隊に「まるで厄介事の元凶だ!!」とも発言しているが、
上司のコーウェンが核兵器の製造を主導し、責任者にも拘らず核兵器をまんまと奪われ*8、追撃作戦もことごとく失敗し、黒星ばかり重ねた彼らの行状を考えるとこれも正鵠を射ている。そのため本来なら何かしらのツッコミどころを担いそうな役回りなのに、こちらでもツッコミどころが意外と少ないという問題が生じた。
また上記の「地球連邦こそがスペースノイドの絶対的守護神」というのも、宇宙世紀の歴史を俯瞰すれば結局的中する。
当時より数十年後、地球連邦がスペースノイドの守護をやめてしまった結果、スペースノイドは迷走と暴走を繰り返し、慌てて連邦に泣きつくも助けてもらえず、結局文明すら退行させる「宇宙戦国時代」を引き起こしてしまったのである。
以上のように戦略と政略を掘り下げられたワイアットではあるが、一方で周囲との連携があまりに拙い、という欠点もこの作品では強調されている。
前述のヘボン少将はワイアットが死んだと見るや「気取り屋」などと死者に鞭打つような罵倒を行い、部下たちはシーマより先に寝返っていたジオン海兵隊員を殺そうとする有様。
他の派閥はもちろん、部下にさえも彼の考えが受け入れられていたとは言い難い*9。
なお前述のシーマとの密約をアルビオンに邪魔された際にはアルビオン隊は威嚇射撃を行った上で説明を求めるという当然の行いを行っているにも関わらずに
こちらのワイアットはバーミンガムで何の非もないコウ達を撃って交渉を継続することを検討したが友軍を撃墜したログを改竄する目処が立たないため断念した。
つまり改竄が可能ならコウ達を殺して黙らせる気だったということであり、身内に「気取り屋」くらい言われてもおかしくない人物となっている。
更に終盤ではジャミトフが「デラーズ紛争は全てコントロールしている」という旨の発言をしているため、ワイアットが死んだことも想定内だったようである*10。
◆ゲーム作品
ギレンの野望シリーズには『ジオンの系譜』から登場する。
しかし異常に能力が低いステータスが与えられている。某無能大将よりは使えるレベル……と言いたいが、無駄に耐久だけは高いあのお方に対して「万遍なく弱い」のでどうしようもない。
原作ネタを拾おうにも、バーミンガムも「耐久力だけはある固定砲台」なので、高耐久のあのお方に乗ってもらった方がいい。とはいえたまには僻地でティータイムを楽しんでもらうのもいいだろう。
様々な連邦軍人のなかでも、もっと腐敗してそうなコーウェンとかコリニー、さらには裏切ってた上に作戦中に酒を飲むようなエルランよりも弱いのは謎である。
ちなみにこのゲームには、隣に並ぶと能力が上がる「友好キャラ」が設定されているのだが……
片や連邦軍どころか全勢力最弱である我らがゴップ大将、もう一人はどこかで連邦軍から居なくなるエルランと、シリーズ屈指の役に立たない友好キャラを与えられている。
例外的に『ジオン独立戦争期』では策略や内政要素と登場と軍団制*11によってそれなりに利用価値が上がった。
また、彼をオリジナルモードの総大将にすると「皆が紳士の心を持てば世界は平和になるのだ。」というニュアンスの政策を打ち立てて本当に世界を平和にしてしまうと言うレビルでも出来なかった快挙を成し遂げた*12。
その後の『アクシズの脅威』では従来通りの無能キャラクターという扱いに戻った。
『新ギレン』ではゴップとともにちゃんと前線で司令塔として戦えるステータスにパワーアップした。
将官らしく指揮する部隊の攻撃命中率を上げるスキルを持ち、さらに占領した拠点の開発度低下を抑える珍しいスキルも持ち合わせている。
◆観艦式での演説 ※紺色の部分は小説版のもの
「宇宙暦、0079。つまり、先の大戦は、人類にとって最悪の年である。
この困難を乗り越え、いままた、三年ぶりに、宇宙の一大ページェント、観艦式を挙行できることは、地球圏の安定と平和を具現化したものとして、喜びに耐えない。
そも、観艦式は、地球暦1341年、英仏戦争の折、英国のエドワード三世が、出撃の艦隊を自ら親閲したことに始まる。
以後、スペインの無敵艦隊、アメリカの白艦隊、日本の連合艦隊などあまたの艦隊が大いなる歴史の中にその名を刻んでいった。
そして今、大宇宙の望洋たる海原に、我が地球連邦宇宙軍の勇壮なる姿を誇示すべく、観艦式の開催を高らかに宣言するものである。
諸君、煌めく星々の光を、恵みの光を放ち続ける太陽を、そして眩くも美しい母なる地球を見てほしい。
この共有すべき大宇宙の恩恵を、一部の矮小なるものどもの蹂躙に任せることは、
すなわち人間としての尊厳を捨て去ることに他ならない。諸君、我々は新たなる決意の時を迎えたのだ。」
宇宙世紀にもなって英仏戦争のうんちくは必要だったんですかね。
◆余談
エドワード3世の話を持ち出す、紅茶を好む、「紳士は時間に正確でなくてはな」と言いながら観艦式へ向かうなど、イギリス紳士*13としての立ち振る舞いが目立つ。
冒頭のセリフもその一つ。しかし「ダージリン『が』いいな」ということは、宇宙勤務なのに種類を選べるくらい多様な紅茶を用意しているのだろうか……*14
宇宙世紀は西暦の延長線上にある設定だが、彼のように「旧世紀の事象に明確に触れる」人物は珍しい。
宇宙世紀元年=西暦2045年という説を採れば、英仏戦争は900年近く過去の話。
これだけ進んだ宇宙世紀にありながら旧世紀について流暢に語る将軍は、博識かつ勤勉なのかもしれない。「紳士は学問に正確でなくてはな」
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▷ コメント欄
- 耐久が高いっていってもギレンの野望じゃゴップの方がずっと上。エルランは元々裏切り者だしゴップは政治家として再評価されてるのに、こいつときたら…… -- 名無しさん (2020-03-13 14:56:31)
- 新ギレンだとゴップ共々ちゃんとしたパラメータになってるな 正直ジオン贔屓の能力調整が過ぎる野望シリーズは資料として不適当 -- 名無しさん (2020-03-13 15:11:57)
- 物語の分岐点って感じなお方 -- 名無しさん (2020-03-13 15:15:25)
- MS搭載能力無しのバーミンガムと0083版マゼラン・サラミスのせいか、昔は大艦巨砲主義推しでMS母艦軽視という考えが古い軍人扱いされてたり。けど「そもそもバーミンガム・マゼラン・サラミスといったMS非搭載艦の大量建造がワイアットのせいだとは一言も言われてない」「全艦にMS搭載しなくても砲戦艦とMS母艦を別々に建造し使い分けるというドクトリンもアリ」「実際観艦式には護衛MS隊やペガサス級もちゃんといてサイサリス以外は撃墜できてた」といった擁護論が近年は大分定着してきた感じ -- 名無しさん (2020-03-13 15:51:08)
- 2号機がイレギュラー過ぎただけで劇中描写だとむしろ有能感ある -- 名無しさん (2020-03-13 15:58:53)
- 「良い男かもしれないがツキは無いようだねぇ」とはシーマ様の談。結構的確かも。 -- 名無しさん (2020-03-13 16:25:26)
- この人がいたらグリプスやネオジオン抗争はひどくならなかったと思う。ごっぷほどじゃないけど俗物で有能。 -- 名無しさん (2020-03-13 17:00:16)
- 0083の再評価が進むとアルビオン隊サイドの描写もどんどんきな臭くなってくるな -- 名無しさん (2020-03-13 20:46:17)
- 0083の前半は派閥のボスの失態をどうにか内々に処理しようとしていたところに、事態を知った他の派閥が手を突っ込んできたところ足並みが乱れたところに核を食らったって展開だしそらね -- 名無しさん (2020-03-13 21:02:48)
- シーマとの取引ができたらデラーズをつぶせたかもな…そうするとコリニー派の躍進もないからティターンズもやばめの組織じゃないになった可能性も… -- 名無しさん (2020-03-13 21:44:43)
- 調べてみたらスパロボの方にはワイアットは2020年時点で未だに出てないのね。そろそろ0083のストーリーを本格再現して(その上でIF展開に持ち込んで)ほしいなぁ…… -- 名無しさん (2020-03-13 21:50:51)
- ↑スパロボは基本的に「地球侵略する悪に対して逆境から立ち向かう話」なので……。0083はその悪役側が逆境からの逆転を狙っての星の屑なので、スパロボとはある意味真逆になってる -- 名無しさん (2020-03-14 04:35:12)
- 0083は連邦内は戦争が終わった驕りで腐敗が進み始めてるし、ジオンもジオンで一枚岩じゃないし、ほんと敵も味方もグダグダなんだなぁ。 -- 名無しさん (2020-03-14 06:28:47)
- ↑ところがどっこい1年戦争の頃からエルランはいたし腐敗は今更なのだ -- 名無しさん (2020-03-14 06:56:36)
- そろそろゴップの記事も欲しい、初期>冷遇時代>ORIGINでの兵站トップとしての活躍>再評価という流れで -- 名無しさん (2020-03-14 07:32:34)
- ↑2そういやそんな人もいたな。あと思い返してみればジオンも一年線戦争の頃から派閥分かれてギスギスして一枚岩ではなかったわ -- 名無しさん (2020-03-14 08:51:03)
- ↑むしろそれがジオンの敗因の一つだしなぁ -- 名無しさん (2020-03-14 18:39:32)
- 余談のとこの紅茶の件だけどUCのオットー艦長も紅茶にこだわりがあったから一種の文化になってるんじゃないかな? -- 名無しさん (2020-03-14 21:04:12)
- もっと評価されるべき人物。というか、ジオンにはこれぐらいの戦略家や政略家がいない。 -- 名無しさん (2020-03-15 00:49:09)
- ↑ジオンはザビ家(ギレン)のワンマン経営みたいなところあったしなぁ… -- 名無しさん (2020-03-15 09:33:56)
- こうやって他の視点からアルビオン隊を見るとなんかこう…ままならないというか報われない事ばっかりだなぁ的な… -- 名無しさん (2020-03-18 12:03:20)
- ↑コーウェン配下になったのが最大の不幸というかなんというか・・・ -- 名無しさん (2020-03-18 17:28:23)
- コーウェンは他派閥への根回しとか全然やってない……どころか自派閥の人心掌握すら出来てないっぽいしね。アルビオン隊がワイアットやシーマ様と連携取れていたら0083は全く違う物語になってただろうな -- 名無しさん (2020-03-18 20:48:21)
- 最初はド無能扱いだったけど最近の連邦系二次SSだと優遇されているんだよな -- 名無しさん (2020-03-22 22:08:49)
- シーマ様との裏取引=腐敗してる=無能、みたいなレッテルと、GP02の核で消し飛ばされた点で「とりあえず連邦側のやられ役にしとこう」みたいな風潮があったのかねぇ。劇中の描写見る限りはむしろコーウェンよりずっと有能なんだけど -- 名無しさん (2020-03-23 00:03:34)
- 決して善良とは言えなかったり色々とアレなコーウェンは主人公サイドの理解者という立場だったからかスパロボだとマイナス面はほぼ描かれなかったな(αシリーズだと初作の途中でフェードアウトするわ、第四次に至っては生存が絶望的だわと別のマイナス補正がやや大きいが) -- 名無しさん (2020-04-14 10:48:35)
- 「コンスコンだけど二周目はなんとかしたい」での話を追記しました。もしNGだったらすみません; -- 名無しさん (2020-04-25 14:54:51)
- あのさあ、漫画とかゲームとか公式の許可を得た作品ならまだしも、一般投稿サイトの二次創作なんてNGに決まってるでしょ -- 名無しさん (2020-04-25 15:23:53)
- ↑ありゃ……すみません; -- 名無しさん (2020-04-25 15:24:51)
- この人が生き残ってたらティターンズは発足せず、再建された主流派連邦艦隊も健在で少なくとも連邦は正史よりはずっと平和かつ長く存続したんじゃねーの?という割と凄いターニングポイントなおじさん -- 名無しさん (2020-05-06 23:24:02)
- 殺人前提の軍隊で善人も悪人ないんだよなあ。自国の利益を生み損失を防げば有能なわけで、そういう意味では星の屑防ぎそうだったこいつは超有能。ちなみにアルビオン隊とデラーズフリートはゴミの極致だが -- 名無しさん (2020-09-14 06:49:02)
- そういえばコ―ウェン、ガンダム戦記の漫画版でマット・ヒーリィの上官として出てましたな・・・。当時の夏元は「不殺と軍務のはざまで悩むマットを温かく見守る理想の上司」のつもりで描いてたかもしれんが、あれもよくよく考えれば「自分のこだわりで部下を死なせ被害を増やす士官を更迭できない信賞必罰がまるでできなダメ人間」ともとれるな・・・ -- 名無しさん (2021-04-05 19:44:50)
- 政治家ではあるが、戦場の霧を理解できない点で兵法家としては落第点。結果この有り様だし。 -- 名無しさん (2021-04-06 11:31:41)
- ワイアット有能で話を止めときゃいいのに、結局↑↑↑みたいに、アルビオン隊やデラーズフリートを叩く叩き棒にするために持ち上げてるとしか思えない言い草の奴が居るから反感を買うだけでコイツの評価が上がることには繋がらない -- 名無しさん (2021-04-06 11:58:54)
- アンチジオン派が元気になった結果、なんか連邦サイドに気持ち悪い主観むき出しの擁護記事が増えたな……わざわざ太字で協調してる「可能性は高い」とか「間違いないだろう」とか、コレ書いた奴の妄想でしょ? 資料集なりスタッフインタなりで明言されてるならともかくさぁ -- 名無しさん (2021-09-11 01:02:07)
- 中の人がウッディ大尉(TV)・・・ -- 名無しさん (2021-09-19 15:58:21)
- ↑↑でもガルマ辺りも作中であっさり死んだ割に擁護論多いしなあ -- 名無しさん (2021-12-19 22:45:00)
- 人物像のところ描いた人の主張ゴリゴリに強いな -- 名無しさん (2023-06-08 01:41:23)
- 英仏戦争に詳しいと言っても、デギンもヒットラーのことを話題にしているから、違和感は別にないな。歴史に詳しい人もいるだろう。 -- 名無しさん (2023-07-25 14:15:47)
- まぁゲーム等では無能の代表格みたいな扱いだったから多少鼻息荒くなるのもわからなくはない。他人物や勢力下げは論外だけど -- 名無しさん (2023-07-30 22:30:59)
- >>ちょっと頭を働かせれば「なにかあるかな」と察せられる状況である。 -- 名無しさん (2023-09-09 21:22:09)
- 、ちょっと頭を働かせれば「なにかあるかな」と察せられる状況である。 ←これこそ派閥争いして水面下の政治工作やらに忙しいアホ策士側の言い訳でしかない。逆に護衛いないなら心配されて当然、特殊任務で艦隊旗艦出すのがアホ。アルビオン隊の到着は事前に人払い出来てんなかったワイアットのミスだろ・ -- 名無しさん (2023-09-09 21:25:14)
- ↑頭がキレる上司だからできないバカのことを読みきれずに失敗、ってのはたまにあるけどまさか軍隊で上位者を無視して攻撃しかけるとか思わなかったんだろう -- 名無しさん (2023-09-09 23:17:37)
- ↑2 まったくの逆意見 護衛がいない理由を推察できない方がアホ、またそうだとしても安全圏まで護衛をするのが普通。戦闘終わったらハイさよならはあり得ない。 -- 名無しさん (2023-09-11 18:56:44)
- 特殊任務で艦隊旗艦出すのがアホ ← 観艦式の艦隊の半数以上を壊滅させられる核弾頭の情報が取引条件である以上最高責任者が出て当然。実際疑いあっていたし、シーマが不審に思って逃げられたら取り返しのつかない状況になっていた。臆病者でないなら軍人として前に出るべき状況だよ。 -- 名無しさん (2023-09-11 18:59:48)
- 有能か無能かは別として、劇中では「スペースノイドども」とか言って見下す言動を多く言っていたんだから。やはり腐敗した連邦軍将校ではあったと思う。 -- 名無しさん (2023-09-22 08:06:11)
- 裏取引の件に関してはアルビオン隊だけの落ち度とは言えなくね?そもそも -- 名無しさん (2023-09-22 09:19:34)
- 途中送信失礼。取引の現場も事情を知らない部隊からしたら戦闘じゃあないとしたら内通を疑われる場面でもあるし。実際一年戦争で将官が内通してた前例があるしどの道アルビオン隊以外でも直属でもなければ接触しないと察するも糞もないんでは? -- 上1 (2023-09-22 09:27:16)
- ↑旗艦側に先に接触したならその言い分も通るんだけどアルビオンは先にシーマ達に攻撃をしながらバーミンガムに「今から敵を攻撃するね」って電信を送ってるのよ。つまり電信でまず交信できるのにワイアットが止めようがないタイミングで攻撃しかけてる -- 名無しさん (2023-09-22 09:38:39)
- 本編再確認したけど上1言い分の不正確過ぎだろ。まずアルビオン側が補給中足が止まってる状態でミノフスキーの干渉逆探知機からバーミンガムとシーマ艦隊発見。ミノフスキー散布下なら交戦状態とも考えられる異常自体。少なくとも裏取引を察する材料がこの時点で事情を知らない部隊には無理。ニュータイプでも無理なタイミング。でMS隊緊急発進と同時にバーミンガム側に連絡いれてる=交戦前。少なくともワイアット側が止めようがないのは否定しないが裏取引失敗をアルビオン隊のみの責任にするのは酷としか言えん。ワイアットがここで芝居打ったのは良策には違いない。派閥争いで内通疑われ失脚に繋がるリスクを考えたら。 -- 名無しさん (2023-09-22 20:33:13)
- ↑いや旗艦の時点で気が付くべき、現代で例えるなら「県警のトップが【護衛なしで】自分の管轄の地域で情報提供者のやくざと密会をした」状態なんだぞ?やくざからの内通ならともかく県警のトップが内通すると思う?普通威嚇射撃はしても即攻撃はしないよ。 -- 名無しさん (2023-09-23 09:18:49)
- ↑というかワイアットの内通を疑ったなら「問いただす」「逆に刺激せずにバーミンガムとシーマ艦隊の接近を写真撮って上に訴える」とかならともかくいきなり攻撃って尚更愚策だよね。バーミンガムからの砲撃という「誤魔化し」をさせちゃうし -- 名無しさん (2023-09-23 12:05:41)
- 彼だけじゃないけど、連邦はジオンが自分たちとはまったく違う価値観を持つということを理解しきれずに傷を広げてしまった感があるね。アルビオン隊が景気づけのために敵前で信号弾を上げて出撃したガトーを「そんな馬鹿なことをする奴がいるはずがない」って見逃してしまったのも、ジオンへの無理解に伴うミスだし。ワイアットも優秀だだけに「自分たちが馬鹿な事だと思うことをする連中」を理解できなかったのかも -- 名無しさん (2023-09-23 12:23:41)
- 上2&1 そもそも護衛無しの密会自体がリスクでしかない行為だし例えそのものが的外れ。第一情報提供者が接触前に消される可能性を考慮してない上性質上味方にも露見するのは避けるべき。第二にアルビオン即攻撃じゃなくて『MSを急行させた』だぞ。現場に到着したらいざ戦闘もなく接触してたのを目撃されたらあらぬ嫌疑も掛かる。旗艦がそんな事してたら尚の事。既に一年戦争で前例もあるから余計に。あとかなり読み違いしてるけどアルビオン隊はまず疑いすらしてないぞ。実際現場に着いたらバーミンガムが不利な状態でも迎撃してると感心してるしで裏取引の露見は阻止してる。 -- 名無しさん (2023-09-23 21:33:56)
- あと一応ガンダムじゃあかなり軽視されてるけど民主主義形態の組織で軍の将校が裏取引をテロリスト、しかも戦犯級の相手としてる事自体大問題だぞそもそも。これが許されるのは露見せずは前提条件だし加えて組織が腐敗してる証だよ。全うな民主国家組織ならお偉いさんの首が飛ぶレベルの不祥事だ。 -- 名無しさん (2023-09-23 21:42:05)
- ↑2 アルビオンがワイアットを疑わず「助けに行った」つもりなのは明白。それでも事実確認をせず攻撃かけたのは稚拙、もしワイアットを疑ったのであれば尚更攻撃が稚拙って話だから特に矛盾はしてない -- 名無しさん (2023-09-23 22:23:33)
- ↑2 ワイアットが情報もらうのに失敗しただけで結局コリニー達がシーマと裏取引して終盤でシーマ艦隊を公式に味方として戦闘に入れてるからしょうがない…というか後の「Z」で一軍閥やアナハイムの代表がアクシズと交渉してザビ家容認の「悪例」作っちゃったからそのフォロー(前例)の意味もあるので仕方がない -- 名無しさん (2023-09-23 23:14:05)
- ↑2 事実の確認が歪んでるぞ。あの取引現場で最初に攻撃したのはワイアットだぞ?順序がアルビオンが異常発見→MS隊急行させ派遣→同時に連絡→MS隊到着にあわせてバーミンガムが偽装の為に発砲って流れ。アルビオン隊の攻撃はその直後だぞ?だから事実確認のタイミングはワイアット自身が潰してる。それは何故か?裏取引の現場自体が取引成立前に露見すれば面倒だから。上1もそれに関して劇中シナプス艦長が真っ当に批判してるよ。軍閥政治だ、と。でどのみちフォローの内容がそれだと軍人及び組織としての腐敗度の強調でしかない。 -- 名無しさん (2023-09-24 01:12:54)
- ↑ワイアットが「今からシーマ艦を攻撃しに行きますbyアルビオン」の伝聞を受け取るのと同時にMS隊が向かってることを知る→「バカが!(せめて確認取れ)」→(リベリオン版ではコウを撃って黙らせることも考えるがやめる)→もうコウ達を止めようがない→仕方ないからシーマのムサイ撃って誤魔化そう…の流れだぞ。結果的に後ろ暗い密約だったというだけで実は「投降」とかの何の問題もない行為だったらどうする?だから「なんで確認より先に攻撃なんだよ」って言われてるの。「警察とヤクザ」の例えでわからないなら「ヤクザの抗争中だけど『自分の親分と敵の組の幹部が喫茶店で武器も出さず話をしてる」って段階で何もわからんうちに敵の幹部に銃を撃つ」くらいヤバいことしてんの -- 名無しさん (2023-09-24 01:27:39)
- 上1、だからヤクザの例えそのものが間違ってる訳(第一ヤクザの取り決めなんざ成立させるために武力がある前提。さもあり得ない仮定を例とするのが誤り)。で何度もアルビオンの電文捏造してるけどあの段階だと『急行して派遣する』としか言ってない。攻撃するとは言ってない訳。であの取引は現場で露見したらアウト、現場で確認なんて持っての他。だからワイアットが芝居打ってアルビオン隊加勢に入った形にした。そもそもいきなり攻撃って認識が間違い。てかあのタイミングじゃ少なくともバニングが現場にいるんだから投降だった精々武装解除に立ち会うか(過去に襲撃されてるし悪名高い相手ならこれは当然)そのまま帰投して済んでるだろう。後のシーマ艦隊への攻撃がバニング戦死が引き金になってる事を考えれば。つまる所アルビオン責任論のいきなり攻撃そのものが事実と違う間違い -- 名無しさん (2023-09-24 03:12:18)
- ↑なんでバーミンガムに黙って行う、たった一つだけで全て台無しになる件はスルーしてんの?相手は上司で指揮通信能力に長けた旗艦に乗ってるのに誤爆の危険もあるのにそのバニングまでがバーミンガムに連携をしようとしないで攻撃始めて、そのまま戦闘後も距離的に近いバーミンガムにはほとんどアクションせず。アルビオン隊にはホウレンソウがないのかと -- 名無しさん (2023-09-24 03:47:14)
- あとアニメと同一設定かはさておき小説版は描写や時系列が細かくなってて旗艦バーミンガムに近づく不明艦を発見して、不明艦に先に警告してから10分以上後のMSが到着直前にバーミンガムに緊急電文送ってる。最初に守らないといけない相手に一番最後に警告というよくわからんことに -- 名無しさん (2023-09-24 03:56:58)
- 上2 スルーしてないし明確にバーミンガムに現場到着前にアルビオン打電してるの書いてるよね?後アルビオン側からしたら異常自体で現場の状況わからないから把握も兼ねてMS急行させた、と同時にバーミンガムに打電。これだけなら職務や権限の範疇の動き。黙って行うも間違ってる認識。で君はアルビオンの電文内容曲解してるのずっとスルーしてるよね?それにバニングが連携しようとせず、って書いてるけど読解が間違ってると言わざる得ない。まずバニングは戦闘目的を『退避するバーミンガムの援護』と言ってウラキにも促してる。誤爆危険云々もバーミンガムの付近で戦う所か間に入るでもなくシーマ艦隊側へ向かってる(数の上で不利な状況でこれはバーミンガムに配慮してる証左)離脱した時点で護衛せず放置も間違ってる読解。でバニングが星の屑全容の資料入手してるからMSで護衛しないは間違った判断じゃない。途中亡くなったからこのファインプレーも帳消しだけど。 -- 名無しさん (2023-09-24 05:50:05)
- 大体ミノフスキー下で旗艦付近に所属不明反応があるなら現場に急行して確認するのはアルビオンでなくともおかしい行動じゃない。裏取引を誰であろうと断定出来る材料が無い以上。しかも哨戒任務の艦ならともかく足の止まってる艦にキャッチされる位置で取引しようとするのはセッティングが甘いと言わざる得ない。指揮通信能力に長けた艦にいるなら尚の事。 -- 名無しさん (2023-09-24 05:52:17)
- そもそも観艦式に出るはずの主賓がなぜか変な位置にいることについて疑問に思わないことがおかしい、戦時中ならともかくなんだが、分別のある人間なら「なんでコンペイトウにいないんだ?」って思考になるはず。普通なら偽物を疑うべき状況。 -- 名無しさん (2023-09-24 09:37:51)
- 今確認してきたけど 観艦式二日前の出来事だぞ?普通に考えて最低でも何の理由でこの空域にいたのか聞くべきだろ。 -- 名無しさん (2023-09-24 09:45:40)
- 本来はルナツー防衛するバーミンガムがコンペイトウへ向かうコースではあるのよ。シーマも星の屑のためにソロモンへ目立たないコースで向かっている途中で会うって流れ。それでも敵が近い位置を単艦で?とはシナプスも疑問に思った -- 名無しさん (2023-09-24 10:02:48)
- 都合の悪い部分スルーして話変えてるけど上2に関してはその為のMS派遣&打電な。加えて偽物疑うなら尚の事現場に派遣は正当性増す行動。で上1&3に関してはバーミンガムの位置をそもそも艦長把握してる=バーミンガムの予定行路。主賓が現地入りするのが数日前なら然程不思議ではないタイミング。但し護衛無しは不審か心配のどちらかを確実に生む。それに戦時中なら~って書いてるけど劇中では立派に戦時です。上1はアルビオン以上にワイアット無能にしてるって気づかない?公にしてる行路で裏取引とかバカのする事だぞ?後何故かアルビオンを必要以上に貶めてる割にワイアットやコリニーの軍閥行為は仕方無いって擁護してるけどはっきり言えば無能通り越して害悪レベルだからな?民主国家組織の将官なら。 -- 名無しさん (2023-09-24 11:04:58)
- 「戦時に」「わざわざ敵側に先に連絡してから」「守るべき旗艦には既に出撃したMSが到着する頃に連絡」「そんで最後まで勝手に戦闘して何も言わず帰投」ワイアットに非はないとは言わんけどこの時点で大概帳消しになるくらいやらかしてるって話だよ。本当にワイアットがピンチで命を救われたとしても連絡の遅れは叱責されるレベル -- 名無しさん (2023-09-24 11:32:08)
- 加えて偽物疑うなら尚の事現場に派遣は正当性増す行動。←だったらバーミンガムに攻撃しろという話、真偽を確かめないのがおかしい -- 名無しさん (2023-09-24 14:43:01)
- バーミンガムの位置をそもそも艦長把握してる=バーミンガムの予定行路。主賓が現地入りするのが数日前なら然程不思議ではないタイミング。 ワイアットが最高責任者なのだから最低でも一月前に入るのが普通でエンジントラブルなどで数日遅れれば超赤恥になるところだった。予定からしておかしい -- 名無しさん (2023-09-24 14:48:19)
- 観艦式の観閲官ってどっちかと言えば主賓だからそれでいいんじゃね。そりゃギリギリになるのも問題だけどルナツーで(派閥争い以外にも)デラーズ対策で仕事がある人だし -- 名無しさん (2023-09-24 15:09:55)
- ワイアット擁護にアルビオン中傷が余りにも穴だらけだから一つ一つ教えるわ。まず「」書きしてる奴は全部本編描写と異なるから論外。既に説明済み。偽物云々も勝手に出してる話でそれならどのみち現場で確認は間違いじゃない。で偽物疑うならまずバーミンガムを攻撃しろ?それこそ確認せずやったらただのFFじゃねえか。てかそもそも偽物論自体間違いの自体出るのが間違いだろ。その前に目視確認してるんだしお前本編見てねえで適当に書いてるだろ?か読解力の極端な欠場 -- 名無しさん (2023-09-24 17:32:21)
- で、現実の式典やサミットの類いで現地議長開催国でもなければ主賓やトップが前日入り所か当日入りだってままあるからな。下手したら議長開催国でも外遊の都合前日入りだってあるしな。第一予定がおかしいも何も本編で予定はしてたが強行開催の旨該当話冒頭で出てるからな。それに艦隊司令クラスが一月もたかが式典ごときで任地から離れるなんて現実でもねえよ。あるなら実例複数あげろな?それが普通なら: -- 名無しさん (2023-09-24 17:40:52)
- ↑2 長々と議論かどうか微妙な流れが続いたがついに反証を諦めて読みにくい文章で否定して終わりに見えるよ -- 名無しさん (2023-09-24 17:52:26)
- 上1 確かに一部文章読みにくいから偽物論自体のくだりは訂正する。そもそも偽物論が間違いとして明確なのは本編でアルビオン側がバーミンガムを目視確認した上で識別信号確認してる。こっからは偽物論自体が出る事が間違いであり本編を見てないか読解力欠如してる誤った認識をしてると言える。で反証はすれど都合悪い話は逸らしてるか既に言った事で説明つく事しか帰って来ない訳だが -- 名無しさん (2023-09-24 18:16:55)
- コロニーやアクシズで上質な農産物を生産できてる世界だから宇宙産の新鮮な紅茶が艦艇では珍しくない世界かもしれないね。ワイアットは無理にでもダージリンとか地球産にこだわるとか -- 名無しさん (2023-09-24 18:46:19)
- 記事ちょくちょく自分の主観で本編曲解内容で編集してるけど(しかも指摘されてる部分結局スルーして)露骨に話逸らしてるのはどうなの?てかそもそも主観的過ぎる内容や誹謗中傷は実在、非実在共に規約違反だよね?規約に -- 名無しさん (2023-09-24 20:30:48)
- 主観と言われてもむしろ反対してる人間が「本編見てるのか」とかの汲み取りようがない意見ばかりじゃね -- 名無しさん (2023-09-24 20:36:47)
- 報告にあった荒らしコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-09-28 17:56:02)
#comment
*2 ちなみに「いい男かもしれないがツキは無いようだねぇ」……というセリフが広まっているが、原作では「ツキ」はない。
*3 原文「我敵艦艇を見ゆ、MSを急行せしむ」
*4 未来の話ではあるがアルビン隊はMSを奪い友軍を攻撃するという傍から見れば暴挙としか見えない行動を行っている。
*5 二回死ななければ埋まらないほどの差
*6 行きはスクランブル最大戦速で向かっているが帰りはそうでないため帰投まで時間がかかると思われる。
*7 例えば小説版FGでは、連邦宇宙軍の将兵の大半は、ジオンによる開戦劈頭の大虐殺の生き残りである。これはテレビ版本編でもほぼ同様である。
*8 奪われた最大の原因はAE社の内通によるものだが、この件の最大の責任者はコーウェン指揮下の軍であることには変わりはない。内通を見抜けなかったのも責任問題である。
*9 ジオン海兵隊に恨みを持つ連邦兵もいると思われるので、仕方のないことだが
*10 ただしアナハイムがジオン残党と内通しているのを何故か把握していて、試作二号機強奪が成功すること(ここは失敗してもジャミトフ的には構わないはずだが)、自分達に被害が絶対ないと判断、かなり秘匿された活動でシーマと連絡を取ったワイアットですら全容は把握していなかったなどの要素から原作でも一部はコントロールしていたが『全て』をコントロールしていたというのは無茶な話である。これが本作独自設定か公式設定になるのかは不明
*11 軍団長の階級によって配備可能数が変わる。軍団長が不在及び階級が低いと少数しか配備できない。
*12 尤も、「後にコーヒー派の猛反発で失脚した」と言うトホホなオチ付きなのだが…
*13 実在する名前が多い0083だが、ワイアットも英語圏の性である。
*14 一応、命のやり取りに関わる軍隊において糧食は「士気を維持する為に必要不可欠な物」であり、艦内での閉鎖空間においてはより重視されるのは言うまでもない。 後のアーガマにもケーキが配備されていた事を考えると嗜好品としてある程度の紅茶が艦隊に積まれていてもおかしくはない。
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