登録日:2019/12/22 Sun 01:02:50
更新日:2024/05/16 Thu 10:38:18NEW!
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▽タグ一覧
dm デュエル・マスターズ 闇文明 マスター・ドルスザク マフィ・ギャング デリートロン リアニメイト 墓地肥やし 虚化 虚 切り札 ゼーロ 贋作 不死鳥 万歳 闇文明のクリーチャー デュエマ オレガ・オーラ 罪・無月の大罪 データ生命体 無月の大罪 偽ドラゴン ガンサーク 龍になろうとするもの 占有率高し 10マナ 滅びを呼ぶ天使 名前なんてねぇよ←あります 大万歳
ハハ、みぃつけたぁ
大・卍・罪!!!!
大卍罪 ド・ラガンザーク 卍!!!!
大卍罪 ド・ラガンザーク 卍とはデュエル・マスターズに登場するオレガ・オーラ。
大卍罪 ド・ラガンザーク 卍 闇文明 (10) |
オレガ・オーラ:マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング/デリートロン +0000 |
罪・無月の大罪(自分の墓地にあるオーラ1枚につき、このオーラのコストを1少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する。ただし、コストは0以下にならない) |
これをクリーチャーに付けた時、またはこれを付けたクリーチャーが攻撃する時、コスト8以下のオーラを2枚まで自分の墓地から選び、そのクリーチャーに付ける。 |
これをバトルゾーンから自分の墓地に置く時、かわりに山札の一番下に置く。 |
相手のターンの終わりに、これを自分の墓地から山札の一番上に置いてもよい。 |
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。 |
卍 概要 卍
超天篇の第二弾である青きC.A.Pと漆黒の大卍罪にて登場した闇文明のマスターカード。地味にマスター・ドルスザクカードではない、初となる純粋な闇文明のマスターカードでもある。同弾の目玉能力の一つである無月の大罪、そのマスター能力とも言える罪・無月の大罪を持ち、【黒単ド・ラガンザーク】の中核となるフィニッシャーである。
その能力は簡潔に表すならば、墓地にオーラが溜まれば溜まるほど際限なく力を増して行く、というもの。
- 罪・無月の大罪
墓地にオーラが溜まればその枚数分マナが軽くなるという特性を持つ。
早い話がオレガ・オーラ版《暴走龍 5000GT》であり、10という膨大なマナを要求しながら、デッキが回れば1コストでライドすることもザラなスペックを持つ。
しかしこの能力には生贄が必要であり、ターンの終わりにクリーチャーを一体破壊しなくてはならない。
当然出してから場のクリーチャーがこのカードのみの場合自滅することになるので、生贄用のクリーチャーを用意するか使い捨てにして次のド・ラガンザークに繋げるのが良いだろう。
・墓地のオーラを踏み倒す
攻撃時および登場時に墓地の8コスト以下のオーラを2枚までこのクリーチャーにつけることができる。
高パワーのオーラをつければ殴り返しにも怖くなくなり、cip(バトルゾーンに出た時)効果を持つオーラを復活させればその効果を再び使うことができる。
・相手ターンの終わりに墓地からデッキの上に舞い戻る\
墓地肥やしやハンデスなどで墓地に送られたとしても、相手ターンの終わりにデッキの一番上に戻ることで次のターン確実にドローすることができる。
・場を離れた時デッキの一番下に送られる
デメリットとして、場を離れた時にデッキの一番下に送られる。
再利用が非常に難しい場所であるので、除去されないように守りつつ運用する必要がある。
卍 相性のいいカード達 卍
以下、相性のいいカード達を挙げていく。クリーチャーや呪文にも相性のいいものがあるが、ここではオレガ・オーラとGRクリーチャーのみに絞って紹介する。
◇オレガ・オーラ
マナを軽減するためにも装備するためにも他のオレガ・オーラは必須なので、このデッキの大部分を占める。
中にはパワード・ブレイカー(パワー6000につき一枚ブレイク数を増やす)持ちも多く存在しているため、火力を増やすという面においても重要な存在である。
前述の通りこのカードが復活させるオーラの文明を問わないため、究極的に言えばオーラであれば大抵相性がいいと言えるが、ここでは特に相性のいいものを挙げていく。
- 墓地肥やし用
このデッキにおいては墓地は超重要であるため、彼らをいかに活用するかが勝利につながるカギとなる。
幽具ギャン 闇文明 (3) |
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +2000 |
これをクリーチャーに付けた時、自分の山札の上から3枚を自分の墓地に置いてもよい。 |
葬罪 ホネ損ビー 闇文明 (4) |
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +2000 |
無月の大罪2(このオーラを使うコストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する) |
これをクリーチャーに付けた時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。そのカードが闇のオーラなら、カードを1枚引く。 |
幽具リンリ 闇文明 (2) |
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +0000 |
自分のターンの終わりに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置いてもよい。 |
零星セブホール 闇文明 (4) |
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン/ゼロリスト +0000 |
これをクリーチャーに付けた時、自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体またはオーラを1枚、自分の墓地から手札に戻す。 |
【黒単ド・ラガンザーク】におけるメインエンジン。こいつらがいなきゃ始まらない。
このデッキにおいては墓地のカードが一枚増えることはマナを1ブーストするのと同義なため、重要度は格段に高い。
リンリorホネ損ビー →ギャン →セブホールとマナカーブ的にもしっかり繋がる。
ギャンとリンリはコストが低く場に残りやすいため、ド・ラガンザークの生贄にしたり、もともと出ていたそいつらに付けることで攻撃可能なド・ラガンザークを即座に生み出すこともできる。
ホネ損ビーはpig(破壊された時)効果持ちのGRクリーチャーを引けばその効果を使えるほか、自身と効果を合わせて1ターンに2枚のカードを墓地送りにすることができる。
セブホールは4と比較的高めのコストがネックだが、4枚もオーラを落とせるほか墓地のオーラ回収でデッキから落ちてしまったこれらのカードを回収できる。
- 装備用
パワーの高さやパワード・ブレイカーを持ってるかの他にも、つけた時の能力や場に存在している時の能力も重要になってくる。
卍魔刃 キ・ルジャック 闇文明 (7) |
オレガ・オーラ:ドルスザク/マフィ・ギャング/デリートロン +8000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) |
これをクリーチャーに付けた時、そのクリーチャーに付いているオーラ1枚につき、相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
これを付けたクリーチャーが破壊された時、コスト6以下のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。 |
無修羅デジルムカデ 闇文明 (5) |
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +4000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。 |
相手のクリーチャーは、タップしてバトルゾーンに出る。 |
幽影エダマ・フーマ 闇文明 (3) |
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +2000 |
これを付けたクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのオーラを自分の墓地に置いてもよい。 |
ド・ラガンザークにおける踏み倒し先筆頭候補たち。
それぞれ、場のクリーチャーを破壊、タップイン、除去耐性を持つ。
キ・ルジャックはド・ラガンザークのオーラをつけまくる効果と非常に噛み合い、相手の場を一掃することすら可能。
それによって破壊した場をデジルムカデのタップインにより強烈にロックし、エダマ・フーマによって効果と呪文から守ることで逆転を許さぬ鉄壁の布陣を敷くことができる。
特にキ・ルジャックはド・ラガンザーク登場によって一気に評価を上げたカードの一枚であり、ハズレア扱いから一転、1枚2000円以上で取引されるようになるなど大出世を遂げた。現在は流石に値段は落ち着いたとはいえ、彼もド・ラガンザークに足を向けては寝れないことだろう。キ・ルジャック「ド・ラガンザーク様マジ卍。」
ア・ストラ・ゼーレ 水文明 (6) |
オレガ・オーラ:トリックス/デリートロン +6000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。 |
これをクリーチャーに付けた時、そのクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。こうして6体以上が手札に戻されたなら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。 |
水文明のマスターカードである大型オレガ・オーラ。
付けた時のパワー以下のクリーチャーを手札に戻し、6枚以上カードを手札に戻せばエクストラターンを得られる効果を持つ。
戻すのはクリーチャーである必要はなく、無月の門の魔道具やオレガ・オーラなどのカードもカウントされる。
高いパワーも併せ持ち、パワード・ブレイカーによる打点上昇にも貢献できるが、現在の環境ではそこまで多くのカードを手札に戻せる状況は少なく、並べるデッキにしても並べられた時点で既に手遅れ、というデッキが多い。
しかし場を一掃するだけでも強力であり、おまけでエクストラターンも得られると考えると悪くない性能である。環境と場の状況を見て採用するかどうか考えるのがいいだろう。
罪修羅ジャ悪ペンドラ 闇文明 (8) |
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +8000 |
無月の大罪2(このオーラを使うコストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する) |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。 |
これを付けたクリーチャーの攻撃の終わりに、その攻撃中にブレイクしたシールド1枚につき、相手は自身の手札を1枚選んで捨て、山札の上から1枚目を自身の墓地に置く。 |
キ・ルジャックと同じくパワー8000とパワード・ブレイカーを持つ大型オーラ。
特筆すべきはブレイクしたシールドの枚数に応じて相手の手札と山札を破壊する効果を持つということ。
5枚ブレイクすれば相手のハンド5枚とデッキ5枚を削ることができ、またこの効果は付けたこのオーラの枚数分重複するため、仮に4枚のジャ悪ペンドラを付けた状態で5枚のシールドをブレイクすれば20枚の手札と20枚の山札を破壊することができる。
流石に4枚もつけるのは現実的ではないが、2枚付けただけでも5枚ブレイクで10枚の手札と山札を破壊できる。
相手の残り山札によってはライブラリアウトを狙うことも決して不可能ではないだろう。
しかし、S・トリガーに対しては効果を発動する前に発動されてしまい、それのよって除去されてしまった場合効果の発動自体が不発になる。そうならないためにも、最大限このオーラを活用するためにはエダマ・フーマなどでしっかり守る必要がある。
乱罪 ダイパ殺デー 闇文明 (4) |
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +4000 |
無月の大罪2(このオーラを使うコストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する) |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。 |
これをクリーチャーに付けた時、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。 |
無月の大罪により2マナで出すことのできるハンデスオーラ。
初動に相手のハンドを減らすことができるほか、コストの割に4000という高いパワーとパワード・ブレイカーを持つのが利点。
攻撃力が伸び悩むようであったらとりあえずド・ラガンザークの効果で二枚つけるだけでもパワー8000を得ることができ、さらに相手の手札を2枚破壊することができる。
初動にも装備にも使いやすい優秀なオーラである。ダイパとは関係ない。
我狼罪 フェンリ業ル 闇文明 (6) |
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +4000 |
無月の大罪2(このオーラを使うコストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する) |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。 |
これを付けたクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地から、進化ではないクリーチャーを1体またはオーラを1枚選ぶ。そのカードのコストが、これを付けたクリーチャーに付いているオーラのコストの合計より小さければ、墓地からバトルゾーンに出す。 |
ド・ラガンザーク以外の数少ない能動的なリアニメイト効果を持つオーラ。
攻撃時に付けているオーラのコスト以下のクリーチャーかオーラを墓地から復活させる。
コスト以下であれば制限は特にないためド・ラガンザークなどを付けた状態で攻撃すれば、新たなド・ラガンザークを墓地から芋づる式に呼び出すことができる。
だが墓地がたまらなければ思ったように力を発揮できない場合も多く、また付けた時ではなく攻撃した時のみ発動する効果なので、攻撃前に除去されてしまうと何もできないまま破壊されてしまう。
採用枚数を多くするかどうかはデッキの構成に依るだろう。
- S・トリガー
罪罰執行 ジョ喰ンマ 闇文明 (8) |
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +0000 |
S・トリガー(このオーラをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい) |
無月の大罪3(このオーラを使うコストを3少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する) |
これをクリーチャーに付けた時、相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
*/弐幻ケルベロック/* 水文明 (5) |
オレガ・オーラ:トリックス/デリートロン +2000 |
S・トリガー |
これをクリーチャーに付けた時、そのクリーチャーをアンタップする。 |
これを付けたクリーチャーに「ブロッカー」を与える。 |
S・トリガー持ちのオレガ・オーラたち。
ジョ喰ンマの方はオーラ版デーモン・ハンドであり、ケルベロックの方はブロッカー付与を持つ。
2体共にトリガーとしてめくれれば最低でも2回の攻撃を止められるほか、前のターンに出たオーラにド・ラガンザークをつければ即座に攻撃が可能。
しかもケルベロックを攻撃中につければそのクリーチャーをアンタップし二度目の攻撃を可能にする効果も持つ。
直前の攻撃でシールド全てを砕いていればそのままゲームエンドにまで持ち込めるだろう。
しかしジョ喰ンマはパワーの上がり幅がゼロであり、ケルベロックも水文明であるためホネ損ビーのドロー効果と折り合いが悪い。
どちらの効果を優先するかはデッキと相談すると良いだろう。
◇ギガ・オレガ・オーラ
ギガ・オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けてからGR召喚するか、GR召喚を2回してそのうちの1体にこれを付ける。これを付けたクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。 |
超天編 第4弾で新たに登場したオレガ・オーラの上位種。
場に出た時に2体のGRクリーチャーを呼び出す効果を持ち、これまで【黒単ド・ラガンザーク】が苦手であった横への展開力を補うことができるオーラである。
またこれらの特性はド・ラガンザークなどで付けた時などにも発動するため、生贄の確保が以前よりも容易になった。
骸魔宮 ドクロガリヤ 闇文明 (6) |
ギガ・オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +4000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。 |
これをクリーチャーに付けた時、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。その後、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。 |
闇文明のギガ・オレガ・オーラ。
付けた時にハンデスと破壊を同時に放ち、GRクリーチャーの頭数も増やすことができる。
生贄の確保のほか、場や手札を荒らすのにも役立ってくれる。
闇文明なので他の文明より採用しやすい。
破壊するクリーチャーは相手が選ぶのでアンタッチャブルに強いのも利点。
ダンゴ武者 自然文明 (7) |
ギガ・オレガ・オーラ:グランセクト/デリートロン/スペシャルズ +6000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。 |
これをクリーチャーに付けた時、自分の山札の上から2枚を見る。その中からオーラを1枚選び、オーラが1枚も付いてない自分のGRクリーチャー1体に付けてもよい。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。 |
自然文明のギガ・オレガ・オーラ。
付けた時にデッキの上二枚を見て、その中のオーラをオーラがついていないGRクリーチャーにつけることができる。
めくって付けるオーラにはコストの制限もないので、ド・ラガンザークがめくれればそのまま付けて墓地のオーラを復活させることができる。墓地にこのカードとド・ラガンザークが2枚ある状態でド・ラガンザークの墓地効果を二度使ってこのカードを復活させれば1ターンに2体のド・ラガンザークを出すことも可能。
オーラをつけるにはオーラのついていないGRクリーチャーが必要だが、ギガ・オレガ・オーラの特性上必ず一体は素のGRクリーチャーがいるのでそこは心配いらない。
◇GRクリーチャー
pig持ちのクリーチャーや墓地肥やし、マナドライブなどを持つクリーチャーは数多くいるが、ここではこのカードと特に相性のいいものを挙げていく。
ザーク卍ウィンガー 闇文明 (4) |
GRクリーチャー:マフィ・ギャング/デリートロン 4000 |
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに、これに付いているオーラを2枚、自分の山札の一番下に置いてもよい。 |
ド・ラガンザークのコアとして設計されたと思われるGRクリーチャー。
場を離れる時装備されているオーラを2枚デッキの下に送ることで場にとどまる効果を持つ。
とにかくオーラをつけまくるド・ラガンザークとの相性は極めて良好であり、場に出た時と攻撃する時にオーラを装備すれば少なくとも2回の除去には耐えられる。
パワーも4000とGRクリーチャーの中ではかなり高く、パワード・ブレイカーの能力も効率的に使うことができる。
しかしオーラをデッキの下に戻す関係上使いすぎると墓地がカラになるので、どのオーラを残すか、このカードを残すべきかは場と墓地を見て見極められるようにしておきたい。序盤にめくれて無ジョーにも無月の大罪に焼かれることもままある。
白皇世の意志 御嶺 光文明 (4) |
GRクリーチャー:メタリカ/ワンダフォース 25000 |
自分の超GRにカードがあれば、このクリーチャーは攻撃できず、バトルゾーンを離れる時、かわりにとどまる。 |
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする) |
ワールド・ブレイカーを持つが超GRゾーンにカードがあれば攻撃が不可能になり、場を離れなくなるという効果を持つ驚異のGRクリーチャー。
とにかくこのデッキでは場を離れないというところが重要であり、無月の大罪などの自滅効果をこのカード一枚に押し付けることで実質ノーコストで扱うことができる。
ド・ラガンザークを付けてしまうと攻撃できなくなるものの、デジルムカデを付ければカード指定除去を使わない限り相手の場をタップインし続ける場を離れないクリーチャーという超強固なロッククリーチャーが爆誕する。
このデッキにおいてはあらゆる要素が噛み合った奇跡のクリーチャーであるが、欠点は超GRカードであるため不確定要素が大きいことと、値段が非常に高いこと。
一枚4000円はザラな値段なので、採用するかどうかは財布とも相談するべきだろう。
卍 弱点 卍
以上のように強力なカードではあるが、もちろん弱点もある。
・墓地のオーラがたまらなければ力が発揮できない
罪・無月の大罪は墓地が溜まれば溜まるほどマナが軽くなる強力な能力ではあるが、逆に言えば墓地にカードがなければ無力なまま、ということでもある。前述したギャン、リンリ、ホネ損ビーが序盤に使えなければ思ったように動くことができなくなる。そしてやっと引いたそれらのカードで墓地肥やしカードがデッキから落ちるということも稀によくある。また、《ポクちんちん》や《ポクたまたま》などの墓地のカードを根こそぎデッキに戻されるカードも致命傷になりうる。そうなった場合はまた墓地を貯め直すしかない。
・付けるオーラによっては貧弱なパワーになる。
ド・ラガンザーク自体の攻撃力は0であり、付けるオーラが貧弱な攻撃力であった場合その攻撃力も低いままである。またGRクリーチャー自体も一部の例外を除いてパワー3000以下のクリーチャーがほとんどであり、攻撃力によってはマッハファイターや単体火力にあっさり処理される可能性もある。しかしそういった低パワーのオーラは、前掲した通り墓地肥やしに必須級のカード群がほとんどであるため、それらを減らして高パワーのオーラを採用すると今度は手札事故が頻発しかねない。とは言え、最悪墓地からギャンを2体タダ出しして次のド・ラガンザークにつなげるといった使い方でも十分な働きをしてくれるため、ここら辺のデッキビルディングはプレイヤーの腕の見せ所だろう。
・生贄が必要
前述した通りこのカードには生贄が必要であるため、使う前に生贄を用意しなければならないが、このカードを使うデッキは無月の大罪を多く使う関係上場にクリーチャーが残りにくい傾向がある。
また使うGRクリーチャーも優秀なpig効果を持つため、調子に乗ってオーラを破壊しまくっているといざという時に生贄が足りない、という事態にもなりうる。
場にカードを残すという戦術も必要となるため、自分の手札と相談しつつデュエルを進めると良いだろう。
しかしこの弱点はギガ・オレガ・オーラの登場により、半ば解消された。
・場の占有率が高い大量にカードを重ねる効果の関係上、必ジョーに場にカードが溜まりやすい。アニメだとオーラごとタップしていたが、特にこだわりがなければGRクリーチャーのみタップするよう心がけよう。
卍 背景ストーリー、およびアニメにおいて 卍
闇のマスターはジョーカーズのマスターとの戦いで初めて真のドラゴンを目の当たりにし、その力を強く欲するようになった。
闇のマスターであるゼーロは突如現れた水のマスター、キャップ(のちにギャップと改名)とのデュエルにおいて彼のオーラ戦術に初の敗北を喫し、その技術に興味を持ったことで彼と兄弟の契りを結び、彼のオレガ・オーラに触れた瞬間にそのデータをロード。闇文明のクリーチャーたちを次々とオーラ化していった。
このカードもまた前身であるガ・リュザークの不死の炎がオレガ・オーラのデータを取り込みデータ化、さらなる強化・・・かの人工のドラゴンやジョーカーズのドラゴンと同じ、新たな闇文明のマスター・ドラゴンの創造を図ったのである。
しかし元々強力なパワーを持つこのカードのデータ化は至難の業であり、半分以上暴走状態であるというのが実情であった(当のゼーロは「ガ・リュザーク・・・。元気」とむしろ喜ばしく思っていた)。
そしてゼーロはジョーカーズのマスターである切札ジョーと彼が創造したドラゴンであるジョラゴンに強い興味を持ち、彼とのデュエルを持ちかける。
彼とのデュエルの中でついに《The ジョラゴン・ガンマスター》が登ジョーし、以前相対した人工のドラゴンとは違う純粋なドラゴンを目の当たりにしたゼーロは大興奮。その力への欲求もまた超天へと達した。
水のマスターのギャップは生きたドラゴンのデータをガ・リュザークにインストールすることで、暴走状態であったガ・リュザークの制御についに成功。そしてゼーロの元に飛来したカードこそが新たな魔凰《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》であった。
ド・ラガンザークはその圧倒的な力でジョラゴンとジョーを撃滅、勝利。
ゼーロは敗北したジョーからジョラゴンを奪い、マスターであるジョー自身をも消滅させようとしたが、主の危機にジョラゴンがドラゴンの本能により覚醒・暴走し、ジョーを守るためにゼーロを撃ち抜いた。
ジョーとキャップはその隙をついてその場から離脱、なんとか危機を脱した。
しかし元々実体が希薄なゼーロにはジョラゴンの決死の攻撃も時間稼ぎにしかならず、それどころかオレガ・オーラの力を完全に自分のものにしつつ復活しようとしていた・・・。
と、ストーリーの面から見てもかなり強い扱いを受けており、ドラゴンである《The ジョラゴン・ガンマスター》を倒すなどドラゴンをも凌ぐ力を見せているが、種族的な面でもデザイン的な面でもドラゴンとしては扱われていない。
そもそもネーミングからして「ドラゴン+贋作」でド・ラガンザークでありデザインを担当した風太郎氏も「龍っぽさより鳥っぽさ」がコンセプトであるということを自身のツイッターで明かしている。
いわゆる偽ドラゴンともいうべき存在なのだが、ゼーロやギャップ(および弟のキャップ)、ジョーなどからは事実上闇文明のマスタードラゴン相当の存在として捉えられており、それに恥じない実力も併せ持っている。
そして・・・、
卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍
卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍 SR 闇文明 (7) |
オレガ・オーラ:ドラゴン・コード/ドルスザク/マフィ・ギャング/デリートロン +4000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) |
罪・無月の∞罪:自分のターンのはじめに、これが自分の墓地にあれば、自分のクリーチャーを2体破壊してもよい。そうしたら、このオーラをバトルゾーンに出す。 |
これをクリーチャーに付けた時、コスト7以下のオーラを1枚、自分の墓地から選び、そのクリーチャーに付ける。 |
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。 |
DMBD-12 「ガチヤバ4! 無限改造デッキセットDX!! ゼーロのドラゴンオーラ」にて登場した終焉の魔凰。
罪・無月の大罪とは異なる固有能力、罪・無月の∞罪を持つ大型オレガ・オーラ。
場に存在するクリーチャーを2体破壊することで墓地から復活し、さらに墓地の7コスト以下のオーラを引きずり出す能力を持つ。
ド・ラガンザークと比べると、オーラのリアニメイトが付けた時限定であり、さらに一枚しかつけられないためや単体の能力としては一歩劣る。
しかし自身のパワーが4000と高く、破壊するのはクリーチャーであれば種類を問わないため、彼とは違ったより柔軟な動きができる。
オーラデッキで使う際にもデジルムカデを使ったロックがより容易になったほか、最悪ギャンを破壊してこのカードに付け直し、効果を再び使うといった使い方でも十分な働きを見せてくれる。
能力の性質上オーラデッキのみならず、他の墓地や破壊を活用するデッキにも出張が可能というポテンシャルを持った期待の一枚である。
種族はマフィ・ギャング、デリートロン、ドルスザク、そしてドラゴン・コードを持っており、ついに名実ともに正真正銘のドラゴンへと昇華した。
しかしその姿はドラゴンというにはあまりにも異形、かつ異質である。
顔は無月の門・絶を思わせる一つ目に鋭い牙がついており、双肩の部分には眼を閉ざした鳥の頭と2対の翼が一つずつ乗っかっている。
腕は悪魔を思わせるほどに太く頑強なものとなっており、見るものにその内に秘めた圧倒的な破壊力を想起させる。
頭上には天使のような赤青の光輪を携えており、どこかミスマッチ感が漂う。
デザイナーである風太郎氏によると、これらの特徴は
「龍じゃないものが龍を目指した末にたどり着いた成れの果ての怪物」
「滅びの神を呼ぶ天使のイメージ」
「どこまで行っても本当の意味では龍になれない存在」
を表しているとのことである。
己の主人であるゼーロの求めるがままに力を求め、進化した末に龍であって龍でない、何者でもない怪物と成り果てた彼は、何を思ったのであろうか。
卍 余談 卍
無月の大罪を持つオーラは体のどこかにワームホールのような穴を持っており、この穴は「生まれ持った罪を象徴しているため、埋まることは決してない」という情報が《深夜の怪電波》のフレーバーテキストから読み取れる。
はて、似たような設定を持つ悪霊がゼーロ様と似たような声を持つ死神と戦っていたような?
と言うよりゼーロ様とデ・スザークの系譜からしてその漫画のパロディが満々である。
卍月 ガ・リュザーク 卍 = 斬月(始解)
月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍 = 卍解
大卍罪 ド・ラガンザーク 卍 / 卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍 = 虚化
途中からもう隠す気がないとしか思えなくなっているが、次はどうなるのだろうか?
順当に考えると次あたりはゼーロ様自身がデ・スザークになるのだろうか?
そしてそれは次の次の弾で当たらずとも遠からず、といった結果になるのであった・・・
ド・ラガンザークはドラゴンのデータではあったが、完全なドラゴンではなかった。だが、もし実体を持つことがあれば……? 完全なドラゴンが誕生する日は、意外と近いのかもしれない。
闇のマスターであるゼーロはより完全なドラゴンを求め、龍頭星雲へと飛び立つ。
そこでであった闇の卵より産まれて堕ちる零のドラゴン、マスタードラゴンZ。
忠実なしもべであった魔凰さえもその糧にして、ゼーロはさらなる力を手に入れる・・・。
そのドラゴンの名は・・・
[[零龍卍誕!!!!>滅亡の起源 零無/零龍]]
追記・修正は無月の大罪の炎に焼かれてからお願いします。
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▷ コメント欄
- 途中のよく分からんキャラへのリンクいるか? -- 名無しさん (2019-12-22 17:28:00)
- 最近のデュエマのウィキ製作はありがたや -- 名無しさん (2019-12-22 21:50:34)
- 実用性はともかく、ヤマイオンやらフェンリ業ルやらと合わせて合体ロボ気分を味わうの楽しい。良い意味での豪快さと理不尽さが最近のマスターカードの中でも一番のお気に入り。 -- 名無しさん (2019-12-23 04:34:23)
- 能力が長すぎて枠からはみ出てるのを見たときは笑った -- 名無しさん (2019-12-23 14:22:54)
- コメントありがとうございます。読み直してみるとちょっと長すぎかなって思ったので、上にもあったあんま関係ない部分を後で少し添削します。マイフェイバリットカードだからって気合入れすぎた・・・。幽影ギャスカと幽具ミラはよ。 -- 建て主 (2019-12-23 15:52:22)
- 添削完了、それでもまだ多いけど・・・。 -- 建て主 (2019-12-23 20:01:47)
- ロマノフstarを経て本当の意味でドラゴンになれたな…良かった良かった -- 名無しさん (2022-06-01 22:40:32)
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