ダイマックス

ページ名:ダイマックス

登録日:2019/11/25 Mon 16:12:54
更新日:2024/05/14 Tue 11:23:12NEW!
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ポケモン ポケットモンスター ソード・シールド キョダイマックス ガラル地方 巨大化 ハイパー化 第八世代 剣盾 超ギガボディ 新無印 ポケモン強化要素 大怪獣バトル ポケットモンスター ソード・シールド ダイマックス ガラル粒子 ねがいぼし おおきくなる ヒダイマックス






出典:ポケットモンスター、12話『ダイマックスバトル! 最強王者ダンデ!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon



ダイマックスは「ポケットモンスター ソード・シールド」から登場する、
XYのメガシンカ、SMのZワザに続くポケモンの新たな戦闘システム。



◆概要

ガラル地方でのみ見られる、膨大なエネルギーによってポケモンがパワーアップし巨大化したように見える現象。体から溢れ出したエネルギーが頭上で雲を作り出している。
作中ではエネルギーによって空間が歪み大きく見えているだけとの説明があるが、図鑑でおもさとたかさが増大していたり、巨大化したボールをトレーナーが重そうに抱えていたりと実際のところは謎。
アニメ版では建物や人間に物理干渉しまくってることから、本当に巨大化している模様。



専用の持ち物さえ持たせておけば何処でも使えた前2つとは異なり、使用できるタイミングが決まっており、
「ねがいぼし」と呼ばれる鉱石を由来とするガラル粒子が満ちたパワースポットーーーーゲーム中ではジムスタジアムやワイルドエリアの巣穴などでのみ可能。
通信対戦でももちろん使用できる。


必要なものはガラル粒子のみのため、トレーナーとのキズナが重視された前2つと異なり野生のポケモンの中にも使用するものがいる。
トレーナーはねがいぼしを加工した「ダイマックスバンド」をボールに翳して使用する。


ちなみにダイマックス中のポケモンはちゃんと通常サイズのポケモンを見下げる姿勢になる
おかげで背を向けて立っているバクガメスはダイマックス中は首が物凄い事になる。折れたりしないのだろうか…
そして通常サイズのポケモンも、相手のダイマックスポケモンを見上げる姿勢になる。


アニメでは3ターン制限の再現が難しいため、技を3回使用するとダイマックスが解除されるようになっている。
技を使いさえしなければ長い時間ダイマックス状態を維持出来たりできるため、変化した自分の体をバトルに利用したりもできる。


◆システム


使用条件

上記した「ダイマックスが使用できる戦闘」であること。それだけ。
ダイマックスが使用可能なバトルでさえあれば、Lv100のリザードンだろうとLv.1のコイキングだろうとダイマックスを使用できる。
メガシンカやZワザと違い、専用の道具も必要ない。
ダイマックス状態は3ターン経過するか、そのポケモンを引っ込めると解除される。
なお、ダイマックスを行えるのは一度の戦闘で1回だけである。



能力の変化

ステータスが大きく変化したメガシンカと異なり、意外にも増加するのはHPのみ
最大HP・残りHPが元々の値の1.5倍~2倍に増加する。
つまりLv1のコイキングをダイマックスさせると壮絶な見掛け倒しとなる。
ダイマックスが切れると最大HPは元に戻り、残りHPは残りHP/最大HPの割合を保つように減る。


HPの増加率は、ポケモン1匹ごとに持つステータス「ダイマックスレベル」に依存している。
ダイマックスレベルはマックスレイドバトルの報酬である「ダイマックスアメ」で1つにつき1上昇させられ、最大10まで上がる。
特にダイマックスレベルを上げない理由は無いため、対戦では「ダイマックスするとHPが2倍、切れると1/2」という認識でOK。
たまにアメをやり忘れててんやわんやするのは誰もが通る道


ちなみに3桁制限は無い為、ダイマックス前のHP次第では前代未聞の4桁HPになる事も。
Lv50戦ではまずお目見えできない為、LV100戦に限定されるが。
なお、HPの最大数値はハピナス(H252振り)の1428ハピで止まるどころの騒ぎじゃない


わざの変化

ダイマックスしたポケモンが使用するわざは、全て専用のダイマックスわざとなる。


攻撃わざの場合


攻撃わざは、わざのタイプごとに決まったダイマックスわざに変化する。
例えばノーマル技であれば、「たいあたり」でも「はかいこうせん」でも一律で「ダイアタック」になる。
ただし威力は変化元のわざによって異なり、元が「たいあたり」のダイアタックと「はかいこうせん」のダイアタックでは後者のほうが威力が高い。
基本的に元のわざより威力が上がるため、実質的な火力強化となっている。
また、物理技か特殊技かの判定は、変化元のわざのものを受け継ぐ。


ちなみにウェザーボール等の条件によってタイプが変わる技はダイマックス技にしてもその仕様が引き継がれる。


また、Zワザ同様通常では使いにくい溜め技や条件付きの技も素直な攻撃技になる為、劇的に使い勝手が上がる。
ただ、いくら使い勝手が良くなるからと言って癖のある技で固めすぎるとダイマックスが切れた際に地獄を見るので要注意。


すべてのダイマックスわざには確実に発動する追加効果があるのが特徴。
味方を強化する効果は味方全員、敵を弱体化させるものは敵全員に効果がある。
追加効果は100%発動するため、ダイマックスポケモン同士が対峙するとすさまじい勢いで天気フィールドが変わったり能力が上下したりする。


タイプダイマックスわざ追加効果
ノーマルダイアタック敵のすばやさ低下
くさダイソウゲングラスフィールド
ほのおダイバーン天候「ひざしがつよい」
みずダイストリーム天候「あめ」
でんきダイサンダーエレキフィールド
こおりダイアイス天候「あられ」
かくとうダイナックル味方のこうげき上昇
どくダイアシッド味方のとくこう上昇
じめんダイアース味方のとくぼう上昇
ひこう[[ダイジェット>ダイジェット(ポケモン)]]味方のすばやさ上昇
エスパーダイサイコサイコフィールド
むしダイワーム敵のとくこう低下
いわダイロック天候「すなあらし」
ゴーストダイホロウ敵のぼうぎょ低下
ドラゴンダイドラグーン敵のこうげき低下
あくダイアーク敵のとくぼう低下
はがねダイスチル味方のぼうぎょ上昇
フェアリーダイフェアリーミストフィールド


◆ダイマックスわざの特長

Zワザのそれとほぼ同じと覚えれば良い。

  • 必ず命中する。

「ちいさくなる」で回避率を上げたり、「すなかけ」で命中率を下げても必ず命中する
攻撃力が上がる代わりに命中率が下がる特性『はりきり』のリスクも踏み倒せる。


  • 「まもる」「みきり」などの防御技を貫通し、通常の1/4のダメージを与える。

ダメージは減衰するが、追加効果は普通に発動する。


  • すべて非接触技になる。

直接攻撃に対して発動する特性『てつのトゲ』『ミイラ』『もふもふ』等や、アイテム『ゴツゴツメット』などを気にせず攻撃することが可能。


変化わざの場合

変化わざは一律でノーマルタイプの「ダイウォール」となる。
「ダイウォール」は「まもる」の上位互換であり、「まもる」等では防げないダイマックスわざによる攻撃も完全に無効化できる。
自分のダイマックス行動時間を消費してしまうデメリットがあるが、残り1ターンしか残っていない相手のダイマックス時間を安全に凌ぐという強力な動きができる。



ダイマックスによる耐性


ダイマックスしたポケモンは、さまざまな攻撃に対する耐性を得る。
全体的に「ダイマックスポケモンは簡単にはやられない」ように調整されている。


  • 重さ依存の攻撃が効かない

「くさむすび」「けたぐり」など、体重によって威力が変化するわざを受けない。
ダイマックス中は体重が百キロ単位で増加するため、通用したらあっさり倒されていた事だろう。
体重が重いほど受けるダメージが減る「ヘビーボンバー」や「ヒートスタンプ」もしっかり無効化する。


当然ながら「ねこだまし」での時間稼ぎは不可。


  • 強制的な交代を受けない

相手を強制的に交代させる「ほえる」「ふきとばし」「ドラゴンテール」などで交代させられない。
耐性がなければ半ば死にシステムと化すので当然である。
ただし自分の交代効果は有効。特性『ききかいひ』を持つグソクムシャやだっしゅつボタンを使うときは気をつけること。


  • 「みちづれ」と一撃必殺技が効かない

ダイマックス中の相手を一撃で仕留めたいなら超火力で膨大なHPを削り切るしかない。
「ほろびのうた」は有効で、ダイマックス発動中でもカウントが0になれば問答無用でひんしになる。


  • わざの選択を制限する状態を受けない

「アンコール」や「かなしばり」もなんのその。
こだわり系アイテムを持っていても自由に技を選べる。
ダイマックス前に食らっていても発動してしまえば縛りを解除できる。
例外としてこだわっている状態で「かなしばり」か『のろわれボディ』を食らうとダイマックスを発動できず、「わるあがき」しか使えなくなるので注意。


  • 割合ダメージはダイマックス前のHPに基づく

「最大HPの○分の1のダメージを受ける」わざや状態異常、たとえば「まきつく」「どく状態」「いかりのまえば」などのダメージは、ダイマックス前のHPに基づいたダメージとなる。
例えば、最大HP200のポケモンがダイマックス化でHP400となり、最大HPを1/4減らす「のろい」を受けた場合、ダメージは100ではなく50となる。



ダイマックスの欠点

圧倒的なタフネスと強力なダイマックスわざを使用できる反面、欠点もある。


  • 変化技が「ダイウォール」しか使えない

ダイマックス化によるHPの高さを活かして「つるぎのまい」等の能力アップ技を積んだり、「じこさいせい」等のHPを回復する技で粘ったりはできない。
フォルムチェンジに必須な技であっても全く別物である「ダイウォール」と化してしまうので立ち回りに大きな支障がでることも


  • 攻撃技がダイマックスわざに固定される

ダイマックスわざはもちろん強いのだが、できなくなる事も結構多い。
例えば、「だいばくはつ」などの威力が高いがデメリットがある技は、デメリットはなくなるが威力が減少する。*1
「しんそく」や「バレットパンチ」といった先制技も普通のダイマックス技になってしまう。
かくとうタイプやどくタイプの技は追加効果の都合で元より威力が上がらないどころか、物理かくとう技の大半はむしろ威力が下がる
しかも物理どく技や特殊かくとう技だと追加効果の恩恵を殆ど受けられないので、これらの技をメインにするポケモンは注意。
またタイプを自由に変えられる代償なのか「マルチアタック」も威力が落ちてしまうので注意。


ダイマックス時はわざの選択を制限する効果が無効になるので、『こだわり○○』によるわざ選択の固定化を解除される一方、攻撃アップなどの恩恵も無効になる。
こだわり系アイテムに似た特性である『ごりむちゅう』も無効。
ただしこの性質はこだわり系アイテム最大の欠点である「撃ち分けができない」という欠点を短時間ではあるが克服でき、戦略の幅が広がるので、一概に欠点とは言えない。
ダイマックスが解除された後は再び元の技でこだわる。
『いのちのたま』は通常通りの効果があり、HPと引き換えに威力を増強する。


こちらがみがわりを置いた状態でダイマックスするとみがわりが消失した上でダイマックスする。
ダイマックス後もみがわりは消えたまま。
巨大なみがわり人形が見たかった


特性『ちからずく』は、自身の使うわざの追加効果が無くなる代わりに威力が上がる特性。
ダイマックスわざは全て追加効果があるので有効な組み合わせかと思いきや、この特性がない時と同じ挙動をする。
一方で『はりきり』や『てきおうりょく』は通常通りの効果がある。
威力増強と引き換えにダイマックスの行動や性能を変えるのはNGということだろう。


  • スキン系特性の威力補正が乗らない

『フェアリースキン』などのスキン系特性を持つポケモンがスキン適用対象の攻撃技を放った場合、技のタイプは変わるが威力自体に1.2倍の補正は掛からない。
タイプ一致補正自体は掛かるので、通常の一致技よりも低火力になることはない。
『ちからずく』のケースと同様、ダイマックスわざの仕様を特性で変えるのはマズいと言うことだろう。



マックスレイドバトル

ワイルドエリアで行える他のプレイヤーやNPCと共闘してダイマックスした野生ポケモンと戦う対戦要素。
NPCのレベルはホストプレイヤーの7割固定になる上、野生ポケモンも最高レベルが70なので、可能であればレベル100を使ったほうが楽。*2


光の柱が立つポケモンの巣穴を調べることで行え、各プレイヤー1匹だけポケモンを繰り出しダイマックスポケモンと戦闘する。
倒されても1ターン休みで復活するが、4回ひんしになるか10ターンの経過で強制的に巣穴から追い出され戦闘終了となる。
誰かが倒されたときは徐々に上空の嵐が強くなって行くが、ターン経過で追い出される場合は上空の嵐に関係なくいきなり追い出される。


野生のダイマックスポケモンは、3ターンの制限時間が存在せず、
HPが一定量減るたび*3に、あらゆる攻撃のダメージを激減させるバリアを張り、時折ステータス変化や特性を消し去ってくる。
バリアを割れば相手の防御と特防ががくっと下がり撃破のチャンスが来るが、『まけんき』『かちき』『あまのじゃく』などといった特性だとデンジャーな事態になってくる。
また、1ターン中に複数回行動を行う。ダイマックスわざと通常技を切り替えながら攻撃してくるが、範囲攻撃を行うものは逆に危険。
中にはレコードでないと覚えてこないようなわざを覚えているケースがある。


バリアは通常の攻撃技で1ゲージ、ダイマックスわざか一撃必殺技で2ゲージ削ることができるので、ダイマックスするタイミングも重要となる。
バリアをすべて破壊したタイミングで残りのポケモンが一斉攻撃してくれるのがベストと思われる。
レイドでは自滅する持ち物を押し付けることもできず、バリアで変化技と追加効果を防ぐため、スリップダメージを活用する戦術は仕掛けにくい。
ソロで挑む場合はサポートのトレーナー(NPC・技固定)ともどもガンガン殴るのが基本戦略だが、★5だと相手側の思考にも左右される。
勝てない場合はサポートの引きをやり直すか、目的と種類によってはみんなで挑戦していくことになるだろう。



◆キョダイマックス



出典:ポケットモンスター、13話『サトシ対ダンデ!最強への道!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


一部のポケモンは、ダイマックスした際に大きさだけでなく姿が変化するキョダイマックスを使用可能。
キョダイマックスポケモンは専用のキョダイマックスわざを使用できる。
キョダイマックスわざは普通のダイマックスわざと併用できないので、この点は完全上位互換とは限らない。
総じてエース適性よりも先発・サポート・ダブルバトル適正を伸ばす感じの性能になっているものが多い。
なお、専用Zワザのように完全に専用の攻撃モーションが用意されているものは少なく、通常のダイマックスわざに多少の変化が加えられた演出になっている。


対応する種族ならすべての個体が変化できたメガシンカと異なり、キョダイマックスできる個体とそうでない個体が存在する。
自分のポケモンがキョダイマックスできる個体かどうかは「つよさをみる」画面において、ボールのアイコンとニックネームの間に赤い「X」のマークがあるかどうかで判別可能。


この「キョダイマックスできる」という特性は遺伝することが無いため、タマゴ孵化によってこの個体が手に入る事はない。
基本的な入手手段はマックスレイドバトルでキョダイマックスの姿で登場する野生ポケモンを捕獲するのみだが、期間限定で特定のキョダイマックス個体が出やすくなるため、そこで頑張って捕まえよう。
なお、進化前の時点でキョダイマックスの姿を持つ種族の場合、キョダイマックス個体はいかなる方法でも進化できないが、
進化後がキョダイマックスの姿を持つキョダイマックス個体の場合、最終形態に進化させるまではキョダイマックスは使用できない。
パワースポットでのバトル中にダイマックスパワーを送り込むことはできるが、ダイマックスパワーで大きくなってもその姿や技は通常個体となんら変わらない。
これは「対応するキョダイマックスのすがたがある場合は進化できない」「対応するキョダイマックスの姿を持たない場合は通常のダイマックスしか発動しない」という仕様によるもの。
進化前の状態で手に入るキョダイマックス個体は殿堂入り後にダンデから貰えるヒトカゲ、マスター道場で貰えるフシギダネ or ゼニガメを除き、ピックアップによる期間限定レイドなどの配信でしか入手できない。


特別な個体はマックスレイドバトルでごく稀に出現する。出現率が上昇するピックアップ期間も設けられている。
ただしカビゴン、ストリンダー、マホミルとミルキィ以外のいちごマホイップの出現はピックアップ期間のみ、ガラル御三家とウーラオスは巣穴に出ない。



このように入手が大変なためか、キョダイマックス個体はオンライン対戦の「普通の」ランクマッチにおいては当初使用不可能になっていた。
キョダイマックスできないのではなく、「キョダイマックス可能な個体」である時点で手持ちに入れられないということ。
その後のシーズンではピックアップを受けた種類から順次解禁され、2020年5月には全てのキョダイマックス個体が使用できるようになった。


DLC第1弾「鎧の孤島」では、珍しいキノコ「ダイキノコ」を材料にして作ったスープ「ダイスープ」を使用することで、後天的に通常のダイマックスとキョダイマックスを切り替えることが出来るようになった。
巣穴に出現しないガラル御三家とウーラオス(要ダイミツ)はこの方法でのみキョダイマックス個体を入手できる。
ただし、キョダイマックスの未進化個体は進化させるまで通常個体に戻すことができない。
わざわざ通常個体に戻す価値があるのかというと極めて微妙なところだが。


また、進化前キョダイマックスポケモンであるピカチュウ・イーブイ・ニャースは進化できず、転送先のゲームで進化させないためかは不明だが、ダイパリメイクや第9世代など、剣盾シリーズ以外のゲームには転送できない。第9世代追加コンテンツ後編「藍の円盤」にて新たな進化系を手に入れたジュラルドンも例外ではない


◆キョダイマックスポケモン一覧

特筆のないものは通常のマックスレイドバトルで捕獲できる。


翼が炎となり腹部に紋様のようなものが浮かび上がっている。
キョダイマックスわざは4ターンの間ほのおタイプ以外のポケモンに最大HPの1/6のダメージを与える効果*4を持つほのお技''「キョダイゴクエン(巨大獄炎)」''。
ダイバーン同様に火を吐くエフェクトだが、吐いた火は炎の鳥となって相手に襲い掛かる。
殿堂入り後にダンデの部屋を訪れると貰えるヒトカゲは、リザードンまで進化させるとキョダイマックス可能になる。


羽が青く光り輝き、その姿はまごうことなきモスラ。
キョダイマックスわざはどくまひねむりの状態異常をランダムに付与するむし技''「キョダイコワク(巨大蠱惑)」''。


『Let's Go! ピカチュウ』をプレイしたアカウントでプレイするとワイルドエリア駅で貰える。
懐かしのデブチュウ。ゲンシカイキではない。
キョダイマックスわざはじめんタイプであろうとまひ状態にするでんき技''「キョダイバンライ(巨大万雷)」''。
「ダイサンダー」に似ているが、稲妻がピカチュウの尻尾のようにギザギザしたエフェクトになる。


早期購入者特典としてふしぎなおくりもので配布。
胴体が超ロングに。さらに鳴き声が犬山イヌコ氏のものとなる。「みゃおみゃおみゃ―――!!」
キョダイニャックスキョダイマックスわざはノーマル技「キョダイコバン(巨大小判)」で、相手全員をこんらん状態にする。
自身のレベルとわざの使用数に応じてお金が「レベル×200×使用回数」手に入る効果もあるので、殿堂入り後の金策として大活躍する。
技エフェクトでは大量の小判が散らばる。


眼が爛々と輝き、四本の腕は膨張し筋が走っている。多分超古代ポケモンではない。ウルトラマンっぽい見た目なのは気のせい。
キョダイマックス技は味方への急所ランク+1効果*5を持つかくとう技''「キョダイシンゲキ(巨大進撃)」''。進撃の巨人?
追加効果が決まると地面に拳の跡を生じるのが特徴。


口を大きく開けトンネルのような姿になった。心なしか大凶が出た時の星空みゆきにも見える。
他のポケモンとは違い、地面から生えるように出現する。色違いだとメガシンカと共通して色白になる他、白目が黒になる。
キョダイマックスわざは「にげられない」状態*6の追加効果を持つゴースト技''「キョダイゲンエイ(巨大幻影)」''。
メガゲンガーやポッ拳のバーストアタックである「奈落落とし」にどこか似ている。


タラバガニのような形状となり泡を吐いている。
キョダイマックスわざは敵のすばやさをがくっと下げる効果を持つみず技''「キョダイホウマツ(巨大泡沫)」''。


周囲に五線譜のようなものを展開。背中には5000人もの人を乗せられるようになった。
キョダイマックス技は「オーロラベール」を発生させる*7こおり技''「キョダイセンリツ(巨大旋律)」''。
対戦ではキョダイマックスポケモンの中でも要警戒レベルとされている。まさに巨大戦慄


『Let's Go! イーブイ』をプレイしたアカウントでプレイするとワイルドエリア駅で貰える。
首周りのもふもふが増量。
キョダイマックスわざは異性の敵すべてをメロメロ状態にするノーマル技「キョダイホーヨー(巨大抱擁)」


期間限定ピックアップ枠のみで登場。
あまりに動かなくなったせいかおなかの上に木が生えてしまった。*8色違いでは木や草むらの葉の色が黄色になる。
キョダイマックスわざは5割前後の確率で味方にきのみ再生の効果を与えるノーマル技「キョダイサイセイ(巨大再生)」


玩具の船や飛行機やピッピにんぎょうが胴体に埋まっているという衝撃的な姿に。ちなみにこれらは毒ガスがキョダイマックスのエネルギーで実体化したもの。また、飛行機の外見はラティオスのそれであり、色違いではラティアスになる。
第五世代唯一のキョダイマックスであり、ストーリー中で意外な人物が繰り出してくるため印象に残りやすい。
キョダイマックスわざは敵全体をどく状態にするどく技''「キョダイシュウキ(巨大臭気)」''。


頭が巨大化し、その姿はさながら巨大UFO
キョダイマックスわざは「じゅうりょく」を発生させるエスパー技''「キョダイテンドウ(巨大天道)」''。


翼が赤みがかり、ファンネルみたいな「ブレードバード」が背中にマウント。攻撃時に周囲に展開する。
キョダイマックスわざは「きりばらい」効果で「しろいきり」、「しんぴのまもり」、壁、フィールドを消し去るひこう技''「キョダイフウゲキ(巨大風撃)」''。どう考えても通常ダイマックスの方が強く見える。


二足歩行となり、頭部が甲羅の中に収納された。ガメラ?
キョダイマックスわざは「ステルスロック」を相手側に撒く効果のあるみず技''「キョダイガンジン(巨大岩刃)」''。いわタイプの技じゃないのか…?


体長が伸び龍を思わせる風貌に。図鑑だと画面に収まりきらない。
キョダイマックスわざは「ほのおのうず」の効果を持つほのお技''「キョダイヒャッカ(巨大百火)」''。


頭頂部が切り立った山岳のような形に。
キョダイマックスわざは4ターンの間いわタイプ以外のポケモンに最大HPの1/6のダメージを与える*9効果を持ついわ技''「キョダイフンセキ(巨大噴石)」''。


多段積みの超ゴージャスなケーキとなった。どのカラーでも同じ姿になるが、色々なアメざいくを集めたような姿になる。
キョダイマックスわざは攻撃と同時に味方のHPを最大値の1/6回復する*10フェアリー技''「キョダイダンエン(巨大団円)」''。
「ダイフェアリー」と違ってこちらは巨大なクリームを飛ばす。


蜜が溢れ出た巨大林檎に。もはやカジッチュ。
キョダイマックスわざは敵の回避率を下げるくさ技''「キョダイサンゲキ(巨大酸撃)」''。巨大惨劇ではない。
ちなみに「ダイソウゲン」では地面から巨大なキノコが生えるが、こちらはなぜか巨大なリンゴが地面から出てくる。


アップリューと姿はほぼ同じで鳴き声だけ違う。通常では隠れていた眼が顕に。
キョダイマックスわざは「アロマセラピー」同様に味方の状態異常を回復するくさ技''「キョダイカンロ(巨大甘露)」''。
こちらもやっぱり地面からリンゴが出てくる。


体を覆う毛が増量しスタイリッシュな巨人となった。ラスボス感がすごい
キョダイマックスわざは5割前後の確率で「あくび」効果を与えるあく技''「キョダイスイマ(巨大睡魔)」''。


本体を覆う帽子の下付近が膨張。中の小人が確認しやすくなった。頭にある触角が3つに増えている。
キョダイマックスわざはこんらん状態にするフェアリー技''「キョダイテンバツ(巨大天罰)」''。


胴体が四角くなって直立し、鼻の先端の白い筋が骨のように節だっている。パワーショベルみたい。
キョダイマックスわざは攻撃しつつ相手側に、はがねタイプ版「ステルスロック」というべきトゲを撒くはがね技''「キョダイコウジン(巨大鋼刃)」''。「荒神」ではない。
「ダイスチル」とほぼ同じエフェクトだが、鋼が緑がかった色になっている。


期間限定ピックアップ枠のみで登場。
ソードではハイなすがたの、シールドではローなすがたのキョダイマックス個体が登場するが、変化した姿は同一。
全身の器官にパワーがみなぎって発光し、巨大なギター状の電気を振りかざすようになった。
キョダイマックスわざは相手にどくかまひのいずれかの状態異常を与えるでんき技''「キョダイカンデン(巨大感電)」''。


垂直に浮かび上がり、砂嵐のように回転。
キョダイマックスわざは「すなじごく」の効果を持つじめん技''「キョダイサジン(巨大砂塵)」''。


窓のような模様がついてさながら高層ビルのようになった。
キョダイマックスわざは最後に使われた技のPPを2減らすドラゴン技''「キョダイゲンスイ(巨大減衰)」''。シングルでは有用性が低いため、キョダイマックスわざの中では一番のハズレ効果と言われているとか。





◆ムゲンダイマックス

ダイマックスの秘密を握ると言われる第三の伝説のポケモン
キョダイマックスを超えた、ムゲンダイマックス形態では、全長100mに及ぶ空の渦から伸びる巨大な手の様な姿となる。


実質、敵専用の形態。*11無限のエネルギーによって時空を歪ませることができる。
専用のキョダイマックスわざはないが、戦闘ではこちらの技の発動自体を阻止する謎の力を見せる。
実際は胸熱展開のイベントの後、この状態が解かれてようやくこちらが攻撃できるようになる。
ちなみに戦うシチュエーションのせいか種族値はH255、A115、B250、C125、D250、S130、合計1125と思い切りボス補正を体現した恐ろしいことになっている。
使いたかったら技「ムゲンダイビーム」を使うかカードをやろう。


通常のムゲンダイナはダイマックスした相手に効果が二倍になるドラゴン技「ダイマックスほう」や、一時的にムゲンダイマックス形態になってから放つ「ムゲンダイビーム」を専用技として持つ。


ダイマックスの秘密を握ると言われる第三の伝説のポケモンという触れ込みも伊達ではない。
そもそもダイマックスの発動に必要な「ねがいぼし」と「ガラル粒子」とは砕け散ったムゲンダイナの体の一部であり、
ネクロズマとアローラ地方の関係同様、ガラル地方はポケモンによって独自の文化が形成された地方ということになる。


なお、冒頭で「どのポケモンでも」ダイマックスできるとしたが、実際にはごく一部のポケモンはダイマックス不可能である
本世代の伝説のポケモンである、ザシアンザマゼンタ、ムゲンダイナが該当する。
これは別に触れ込み詐欺というわけではなく、ストーリー上ダイマックス可能だと問題があるからである。
その代わり、「きょじゅうざん」「きょじゅうだん」「ダイマックスほう」というダイマックスした相手に威力が2倍になる技を覚える。




◇鎧の孤島から

花が更に巨大になり、猛烈な花粉を撒き散らす。
キョダイマックスわざは4ターンの間くさタイプ以外のポケモンに最大HPの1/6のダメージを与える*12効果を持つくさ技''「キョダイベンタツ(巨大鞭撻)」''。
技エフェクトは巨大なつるのムチが襲い掛かる。
※「鞭撻」= 鞭で打って懲らしめること。励ますという意味もあるのだがそのような効果は無い。えっ…?マゾヒスト…?


甲羅が多数の大砲を持つようになった。
キョダイマックスわざは4ターンの間みずタイプ以外のポケモンに最大HPの1/6のダメージを与える*13効果を持つみず技''「キョダイホウゲキ(巨大砲撃)」''。
案の定「勝負の最中に相手に背中を見せられない!」された。
技エフェクトは背中の砲台から一斉放水で攻撃する。


鎧の孤島のストーリー中で、おかみさんのミツバからキョダイマックスの素質を持つフシギダネ、またはゼニガメのどちらかを貰うことができる。多額のWを支払ってミツバとバトルできるようになると、ミツバは主人公が選ばなかった方のキョダイマックスを使用する。
また、マスター道場ではフシギダネとゼニガメの他にもヒトカゲを育てていた痕跡が確認できる。
ヒトカゲがどこへ行ったのかは言わずと知れたことだろう。


「切り株ドラム」が成長して「森のドラム」となり、ますますドラマーらしくなった。因みにガラル御三家は身体の一部や道具が中心に巨大化する一方で本体はそこまで大きくならない。
キョダイマックスわざは通常のダイマックスわざより威力が高く、また相手の特性を無視するくさ技''「キョダイコランダ(巨大鼓乱打)」''。(「巨大+太鼓+乱打」。)


耳が長くなり、巨大な火の玉に乗っている。
キョダイマックスわざは通常のダイマックスわざより威力が高く、また相手の特性を無視するほのお技''「キョダイカキュウ(巨大火球)」''。


尻尾だけがやたら長く伸び、尻尾を足場にして高所から相手を狙う。
キョダイマックスわざは通常のダイマックスわざより威力が高く、また相手の特性を無視するみず技''「キョダイソゲキ(巨大狙撃)」''。


ガラル御三家のキョダイマックスはダイスープが必要。また、キョダイマックスわざの威力は元の技に関係なく160で固定。


『いちげきのかた』は体色が赤に、『れんげきのかた』は体色が青になる。
『いちげきのかた』では両足を地に着け、『れんげきのかた』では右足を上げている。
キョダイマックス技は「まもる」や「ダイウォール」などを無視して攻撃するあく技''「キョダイイチゲキ(巨大一撃)」/みず技キョダイレンゲキ(巨大連撃)」''。
なお、ウーラオスはダイキノコの風味が苦手なようで、ダイスープを飲ませる際はダイキノコだけでなく「ダイミツ」という蜜が必要。ビークインとレイドで戦おう。
マスタードは主人公が選ばなかった方のキョダイマックスを使用する。



◇冠の雪原から

Pokemon GOとPokemon HOMEの連動時に受け取れる個体限定。ダイスープの対象外となる。
腕や脚が更に伸び、手は複数のナットが埋め込まれた巨大な鉄塊と化している。
お腹の穴から大電力のビームを発射するという。別にでんきタイプじゃないし専用技もはがねタイプなんだけど。
キョダイマックスわざは「いちゃもん」同様に相手が連続で同じわざを出せなくなるはがね技''「キョダイユウゲキ(巨大融撃)」''。


◆ヒダイマックス



出典:ポケットモンスター、82話『マホイップの甘~いバトル!?』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon



アニメ『新無印編』の第82話『マホイップの甘~いバトル!?』で登場したダイマックスに似て非なるもの。命名ダンデ。


キョダイマックスマホイップの一つ10万キロカロリーある『キョダイダンエン』を8発、計80万キロカロリーも食らってしまったピカチュウが、
カロリーの過剰摂取で横だけではなく縦もダイマックス並みに肥大化した……すなわちヒダイマックスピカチュウになってしまったのだ。
ようするに公式公認のデブチュウの姿になった


姿と大きさはキョダイマックスピカチュウに似ているものの、ダイマックスではないので周囲に雲が発生しておらず、尻尾も普通のまま。
ダイマックスではないので当然ダイマックス技も使えない。


また大量に食べた結果の姿なので食欲が満たされた状態であり、ヒダイマックスしたポケモンは戦闘意欲がなくなり実質戦闘不能となる。


余談


  • ヌケニンは例外処理がされており、ダイマックスレベルを最大にしてもHPは例によって1のままである。もし2になったら毒や砂嵐を一発耐えられたのだが、儚い夢であった。しかしマックスレイドバトルのレイドボスの時のみ、HP実数値が3にまで上昇している模様。上がったところで余裕でシールドごとぶち抜かれるほど脆いが

  • ダイマックス以前から、メディアミックス作品では「巨大なポケモン」が登場していた例がある。

  • 2022年発売の『Pokémon LEGENDS アルセウス』では、ある場面にて巨大なヒスイクレベースが登場。ダイマックスなどによるものではなく、素で巨大なポケモンがゲーム本編シリーズに登場したのはこれが初めて。また、作中人物によれば古代ではたかさ30メートルもあったといわれている。

追記・修正はキョダイ化してお願いします。


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*1 だいばくはつの場合、250→150に
*2 ストーリー攻略中に行う際はこの限りではない。★2以下も出てくるのでちょっと楽。
*3 「がんじょう」「ばけのかわ」さながらに致命的なダメージも耐えてくるので1ターン撃破は基本的にできない。
*4 「ほのおのちかい」で発生する火の海フィールドに近い性質。リザードンが倒れても持続する。
*5 ただし普通の技と違い「累積する」。自身にとってはダイナックルより強化効率が悪いためダブル向けな効果。
*6 ただしみがわりも貫通して効果が及ぶ。
*7 同名の技と違って、天候があられでなくても問題なく展開される。
*8 アニメではお腹の上に捨てていた木の実の種がキョダイマックス時のエネルギーを受けて木になった。
*9 リザードンの「キョダイゴクエン」のタイプ違いバージョン。
*10 通常の回復技と違い、ダイマックス形態時の最大値を参照にする。
*11 シリーズにおいて敵専用ポケモンは闇のディアルガに続いて2度目、本編作品では初の事例。敵専用データという点ではくろのラスト(スーパーポケモンスクランブル)や氷触体(ポケダン・マグナゲート)、ダークマター(超ポケダン)がいるが、あれらはいずれもポケモンではないし、SMでは入手不可能だった主ポケモンもUSMで入手可能になった。
*12 リザードンの「キョダイゴクエン」のタイプ違いバージョン。
*13 リザードンの「キョダイゴクエン」のタイプ違いバージョン。

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