登録日:2019/11/07 Thu 20:55:50
更新日:2024/05/13 Mon 10:50:17NEW!
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sekiro 隻狼 巨漢 忍者 義父 ボス 土下座 梟 三つ編み 汚い忍者 土師孝也
狼よ、忍びの掟は、忘れておらぬな…
梟とはSEKIRO:SHADOWS DIE TWICEに登場するキャラクター。
CV:土師孝也
■概要
主人公狼の養父。本編開始の20余年ほど前に孤児であった狼を戦場で拾い、忍びの技と掟を叩き込んだ。
掟は3つあり曰く、
一つ 親は絶対。逆らうことは許されぬ
二つ 主は絶対。命を賭して守り、奪われたら必ず取り戻せ
三つ 恐怖は絶対。一時の敗北はよい。だが手段を選ばず、必ず復讐せよ
類稀な忍びであるが、決まった主を持たないはぐれ忍びである。
大柄の体格でそれに見合う大太刀を武器に使い、梟らしく羽蓑を身にまとっている。
また、髪を注連縄と見間違えるほどでかい三つ編みにしている。中に忍具でも入れているのだろうか?
本編開始の3年前、平田屋敷襲撃で深手を負い、狼に御子を守るよう命じ、そのまま事切れる。
そのため、本編では既に故人である。
ネタバレ注意
お主の事は、よく覚えているぞ
死んだと聞いていたが、いったい何をたくらんでいる
梟よ
たくらむなど、滅相も
実は生きていた。*1不死断ちに必要な道具を集めた後、内府の忍びが葦名城に襲来する中、天守で御子の前に現れる。
「尊いその御血をお守りしたいだけにございます」と語るが、御子には竜胤の力に魅入られていると見透かされる。
御子に断られるものの、懐かしい眺めを堪能したいと言い、倅である狼を待つ。
狼との会話で、生きていたのは謀と語り、竜胤の力を手中にすると狼に打ち明け、第一の掟により、御子を捨てるように命じる。
この時
掟に従い、御子を捨てる
掟に背き、御子を捨てない
この2つの選択肢が現れ、エンディングも大きく変わる。
狼が掟に背いた場合、狼に対し泣き落としを仕掛けてくるが、狼の意思が堅いと見るや、音もなく刀を抜き、背後を向けた狼に斬りつけるが察した狼によって受け止められる。そしてそのままボス戦が始まる(掟に従った場合は……)。
ふむ…
少しは成長しておるようだな
やろうか
狼よ
■戦闘
「大忍び 梟」として葦名城天守で戦う。
そこに己を育てた「義父」としての姿はなく、在るのは己が使命の前に立ちはだかる敵である。
忍殺ゲージは2。
狼の師匠らしく、刀と忍具を使った戦闘をする。
大太刀による連撃はこちらの体幹を大きく削るが、向こうはすぐに距離を取るため隙が少なく、律儀に弾くだけではこちらの体幹だけ溜まってろくに反撃できない。体幹を崩されると踏みつけ攻撃からの忍殺を決めてくる。ステップも活用しよう。
こちらの突き技に対してなんと見切りを使ってくる。見切られるとそのまま忍殺で即死級の大ダメージを受けてしまう。
使用する忍具には手裏剣や爆竹といった狼も使うものから、触れると一定時間回復アイテムが使えなくなる禁薬の煙を使ってくる。ノーダメージクリアを目指すならチャンス行動であるが、それ以外なら絶対回避したい。
また、SEKIROのボスでは珍しく、危険攻撃を一切使わない。
ただし、これはカウンターでダメージを与えられないという事でもあり、逆に厄介ともいえる。
1回忍殺すると、
「ま、待ってくれえい!」と、ダイナミック土下座をしてくる(ダメージは無いが当たり判定がある)。
そのまま接近すると「ばかめっ!」と言われるが、攻撃すると「うれしいぞ、狼よ 良くぞ育った!」と褒められる。
そのまま手出しせずに放置していても一定時間経過で自動的に2ゲージ目に突入するため、結局は息を整えるまでの見え透いた時間稼ぎだったのだろう。
どちらにしろ煙幕を撒き、目を晦ましてくる。土下座は初回のみで、それ以降はそのまま煙幕を使ってくる。
煙幕が張られると、視界が悪くなるほかターゲットが切れるため梟の場所がわからなくなる。
そのまま攻撃か回復封じをしてくるため、再度ターゲットをしなければ危険である。
また、バックジャンプからの手裏剣投げが毒撒き攻撃に変わる。毒液自体にはダメージは無いが、毒はしばらく留まっているので、離れないと中毒状態になってしまう。禁薬状態だと回復もできないのでさらに危険になる。
梟の体幹が溜まってくると、青いオーラを纏って体幹を回復してくる。使われると戦いが長引くため、離れている場合は手裏剣で妨害しよう。
使用する攻撃
- 斬撃
背負った大太刀による基本の攻撃、とにかくリーチが長いため半端な距離を空ける程度では捉えられてしまう。
しかもでかい図体の割に弦一郎より振りが速い。
ガンガン弾いて斬り返しで体力を削っていきたい所だが、仕掛けてくる攻撃を読み間違えると相打ちになってしまいダメージレースに負けてしまうので、天守閣での梟の最大攻撃回数は4回(禁薬状態だと5回)と覚えておこう。*2
4回目の攻撃、或いは回転斬りで一連の攻撃の締めとなるのでダメージを受けたくないのなら、締めのタイミングで斬り返しをすることを意識しよう。
- ダッシュ斬撃
ダッシュしながら斬り付けてくる。
真っ直ぐに走ってきたら上記の斬撃のパターンに移り、横薙ぎの場合はこちらが通常状態なら禁薬攻撃、禁薬状態になっていたら回転攻撃に繋げてくる。
横薙ぎならばどっちにせよ確実に斬り返しが当てられるのである意味ボーナスチャンス。
この攻撃に限ったことではないが梟の攻撃はフロントステップで背後に回り込めたりすることが多いので余裕があれば狙ってみよう。
- 前蹴り
前蹴り→バックジャンプから5WAYの手裏剣をバラ撒く攻撃。
梟の足癖が悪いのか斬撃の合間にちょいちょい挟んでくるうえに、意外と発生が早いので斬撃に気を取られていると危ない。
しかし前蹴り部分はノーダメージなうえに、当たってしまっても手裏剣部分の対応には十分に間に合う
この時に焦ってステップすると5WAY手裏剣に当たってしまうので、しっかり弾くかタイミングを合わせてステップで回避しよう。
2ゲージ目からは『中毒』になる毒液をバラ撒く攻撃に変化し、一定時間残り続ける鬱陶しい攻撃になる。
- 兜割り
2回手裏剣を放った後にジャンプから兜割りに繋げてくる。
弾くとノックバックを受けるのでサイドステップで回避して攻撃を加えたい所だが、意外と判定が大きいのでサイドステップが早すぎたり引き付けすぎると叩き潰されてしまうので注意。
むしろ無敵時間が長いフロントステップでこちらから懐に飛び込んだ方が安定するので、よく失敗するという人はこちらを試してみよう。
発生状況が近距離ならば、手裏剣を弾いた後に斜めに歩く→フロントステップで梟の背後に回り込めるので2回分の攻撃チャンスになる、こちらも狙ってみよう。
- 禁薬
こちらに近寄ってから『禁薬』効果を付与する煙幕玉をそっと放り投げる、受けると一定時間回復不能になるため、可能な限り回避したい。
よく見ると斬撃とはダッシュ速度が違っており、こちらは若干低速なので見抜くことも可能。
当たらなければどうと言うことはない!というプレイヤーであれば確定でダメージを与えられるボーナスチャンスと化すので、ここぞとばかりにドツいておこう。
2ゲージ目にも使ってくるが、毒になる→体幹の回復速度が落ちる→ダメージを受ける→禁薬効果で回復出来ない→毒のスリップダメージで死亡!という地味なコンボで死ぬことが意外と多いので注意。
汚いなさすが忍者きたない。
また、狼が禁薬状態になっているか否かを判定して攻撃を変化させてくるのでそこも注意しよう。
ちなみに使用不能になるのは基本的に『忍具』に該当する物らしく『瓢箪系』『丸薬』『粉系』『噛み締め』などが使用禁止になるが
変若の御子の『お米』や、九郎様の『おはぎ』は効果中でも食べられるので、危機に陥った時は有り難く頂いておこう。
でも『赤成り玉』は使用禁止…え?もしかしてこれ忍具なの!?
- 手裏剣追い斬り
狼も使用する忍具派生攻撃。
威力が非常に高く、そのくせ攻撃速度も速いという驚異的な技。
しかし狼と違って射程距離がないうえに、手裏剣後の斬撃は体幹へのダメージも高く、弾いてもノックバックを受けるので、入口近くに置いている鎧や扉の隙間に追い込まれて逃げ場を無くさないように気を付けよう。
手裏剣を弾いてから斬撃部分をフロントステップで回避すれば、梟の背後に回り込んで2回分の攻撃を与えられるチャンスになるので隙あらば狙って行くべし。
- 爆竹追い斬り
狼も使用する忍具(ry
爆竹を撒きつつ体当たり→薙ぎ払い→トドメの爆竹斬撃による防御不可攻撃の3段攻撃で構成されており、薙ぎ払いを弾き損ねると確定でトドメの一撃を受けてしまうので弾きをミスしないように備えておこう。
2段目の薙ぎ払いを弾いた後は梟の左側(プレイヤーから見て右側、反対側は斬撃に巻き込まれる)を通れば普通にトコトコ歩いても余裕で背後を取れるので、体幹を回復しつつ2回分の攻撃チャンスを得られる。
実は1段目の体当たりはノーダメージ、それだけなら直撃してもまだリカバリーは可能であるうえにトドメの爆竹斬撃もフロントステップの無敵時間で抜けられるので焦らず対応しよう。
- 爆竹
狼も使用する(ry
バックジャンプで退避しつつ爆竹を撒く。
回避そのものは簡単だが梟だけに注視していると意外と喰らってしまうのがこの攻撃。
粉塵が舞っていることに気付いた時には手遅れとなっていることが多い。
- 見切り
狼も(ry
なんとこちらが突き攻撃を繰り出すと狼のように見切りを発動して忍殺に繋げてくる。
その上狼と違って体幹が溜まっていなくても忍殺まで使ってくる、汚いなさすが忍者きたない。
ただ、1ゲージ分の体力を確定で奪い取る狼の忍殺と違って、こちらは即死級の大ダメージを受けるに留まっている。
突き攻撃を使用する時は確実に当てられる状況で使用するか、梟と戦う時はいっそのこと封印しよう。
忍具の槍攻撃も突き攻撃なのでちゃんと見切ってくる。
- 影落とし
またの名を忍殺。
こちらの突きを見切るか体幹を崩された際の踏みつけを受けるとそのまま使用してくる。
見切りなら楔丸を踏み台にジャンプして素早く狼の背後に回り、踏みつけならそのまま心臓を一突きにしてくる。
狼の梟とまぼろしお蝶に対するとどめ忍殺もおそらくこれ。
見切りから繋がる1セットの行動かと思いきや、実はそれぞれ独立している技で
①狼が突き攻撃を繰り出す(体幹を崩す)
②梟が見切る(踏み付ける)
③狼が近距離にいれば忍殺
という3つの条件を判定したうえで発動している。
試しに忍具の槍攻撃を使って遠距離で見切らせると、槍を踏みつけるだけで何もしてこないのがわかる。
- 煙幕
2ゲージ目から使用する。
煙幕玉を床に投げつつ後ろに飛び退く。
煙幕自体が視界を遮って梟を見失ってしまう単純な効果と同時に、一定時間スタン&ロックオン解除の効果がある。
大抵は続けてダッシュ斬撃or禁薬に繋げてくるのですぐにロックオンをし直して梟の位置を見定めよう。たまにAIの関係で向こうもこちらを見失ってウロウロするドジっ子の父上が見れる。
- 体幹の回復
2ゲージ目から使用する。
さっさと攻撃して止めたい所だが、その頃には梟の撒いた毒があちこちに残ってるので踏み込めば中毒になってしまうことが多い。
安全を確保するなら毒のフィールド外から手裏剣をブン投げよう。
- 土下座
1ゲージ目の忍殺を行うと凄い勢いで土下座を行う。ダメージはないが地味に当たり判定がデカイ。
土下座中は完全に無敵になっており、近付くと2ゲージ目の戦いに突入する。
どのみち一定時間後に自動で戦闘を始めるのですぐに近付いて戦闘を始めても良いが、禁薬状態になっていたら解除する時間を稼ぐためにあえて放置したり、油でも当てて炎上させ易くするのも一つの手だろう。
ついでに『毒消し粉』も使用して中毒への耐性を得ておけば少しは有利になる。
- 忍びの掟(仮称)
狼ではなくプレイヤーに対する攻撃。
天守閣の戦いにて狼が死亡すると、その度に梟が項目の最初に書かれている『忍びの掟』を順番に口にする。
1回目の死亡時:「ひとぉつ…!親は絶対。逆らうことは許されぬ。…守れておらぬぞ。」
2回目の死亡時:「ふたぁぁつ…!主は絶対。命を賭して守り、奪われたら必ず取り戻せ。…このままではまた奪われよう。」
3回目の死亡時:「みいぃっつ…!恐怖は絶対。一時の敗北はよい。だが手段を選ばず、必ず復讐せよ。…できるかの、この儂に復讐を。」
というような各種ボス戦での回生時に度々聞ける特殊なセリフを述べるだが、問題となるのは3回目。
セリフを全部聞き終えてから回生をしようとするプレイヤーを嘲笑うかのように丁度セリフを言い切った瞬間にタイムリミットを迎えて死が確定してしまうのである。
汚いなさすが忍者きたない。
そもそも3回目のセリフが聞けるのは、普通なら強者との再戦時にしか起こらない仕様なので通常プレイでは気にしなくて良い。*3
2回忍殺すると、狼が梟の太刀の峰を踏み台に、ジャンプして斬りかかりながら梟の背後に回り、とどめに心臓に一突きする。
倒すと「戦いの記憶・大忍び 梟」と源の香の最後の材料である「常桜の香木」が手に入る。
大忍びの梟は、
身に余る野心を抱き、竜胤の力を欲した
さあ、己の真の名を、日の本に轟かせるのだ
全てはそのための謀であった
~「戦いの残滓・大忍び 梟」より~
さらにネタバレ注意
あの日
戦場で拾った飢えた狼が…
よもや、ここまでになるとはな
まこと惜しい…
だが、斬るぞ!
人返りルートの終盤、3年前の平田屋敷において再び戦う。
今回は「義父」として挑んでくる。忍殺ゲージは2。
ポジションとしては隠しボス的な存在。フロムゲーで隠しボスと来れば大体まともじゃない
3年後の天守で戦った時と違い禁薬や土下座といった汚い戦法は使ってこないが、全盛期であるため攻撃を含めたあらゆるスピードが上昇している。
そのスピードたるや3年後の比では無いうえに相変わらず隙が少なく、繰り出す一撃の体力と体幹へのダメージも跳ね上がっている上に忍殺までも使ってくるので注意。
天守の時と違い危険攻撃を使用してくる。特に火薬撒きからの秘伝・大忍び落としは即死級のダメージであるため、しっかりと見切っていきたい。
それ以外にも下段切り払いからの、位置や距離で斬り方が変わる構え上段や、右に左に高速で動く2連ステップからの手裏剣などこちらを惑わす攻撃をしてくるため、対処できないとあっという間にやられてしまうだろう。
1回忍殺を決めると、
狼よ、よくぞここまで鍛え上げた
褒美を取らす
我が梟、見せてやろう
幻影の梟を召喚し視界を晦ませたり、姿を消して背後から斬りつけるなど、幻術を伴う攻撃が追加される。
さらに、炎を纏った梟をこちらに突進カイザーフェニックスさせ、間髪を容れずに秘伝・大忍び落としを喰らわす大技を使用してくる。梟は下段、大忍び落としは突き攻撃であるためタイミングよく見切る必要があり、上述のスピードと攻撃力の大幅な向上もあって人によってはラスボスより強いと感じるかも。
また戦場には柱が複数建っているので意外と引っ掛かりやすく、爆竹斬撃を躱そうとしたら柱に邪魔されたという人も多いだろう。逆に柱が盾になって助かることもあるので上手く使おう。
柱は燃えているが接近しても炎上状態にはならないので安心。
使用する攻撃
- 斬撃
基本的には天守閣での戦いと変わらないが最大攻撃回数が4回ではなくなってるので注意。
確実に斬り返しが当たる攻撃以外で手を出すとボコボコにされかねない。
- ダッシュ斬撃
禁薬攻撃は無くなっているので追撃のみを意識しておこう。
相変わらずフロントステップで背後を取れるが、取るのが遅いと追撃を食らうので注意。
- 前蹴り
1ゲージ目はただバックジャンプするだけ、2ゲージ目からは5WAY手裏剣が加わる。
ダメージは無いが体幹削りが大きいのでなるべく弾こう。
- 兜割り
天守閣での対応で問題ない。もはや態勢を立て直せる癒やし枠と言っても良い。
ただし使用頻度は目に見えて減っている。
中距離での回復潰しとして使ってくることも。義父の近くでの回復は避けよう。
- 爆竹
- 爆竹追い斬り
- 手裏剣追い斬り
それぞれ単体では天守閣の戦いと同じ対応で問題ないのだが、目に見えて使用頻度が上がっている。
しかもその時と違ってこちらでは危険攻撃『大忍び刺し』が追加されているのが地味に厄介。
爆竹後に『手裏剣追い斬り』か『大忍び刺し』に派生することが多いのだが、『大忍び刺し』に合わせようとすると『手裏剣追い斬り』に当たってしまう、逆も然り。
前述の通り、梟の『手裏剣追い斬り』は距離を無視して飛んでくるので、爆竹を回避したら危険攻撃の予兆が出ているかどうかしっかり確認しておこう。
よく見ると爆竹が爆発する前、既に次の動作への構えを取っているのが見える。腕を上げたら『手裏剣追い斬り』、刀を構えていたら『大忍び刺し』と覚えておけば爆竹の煙に惑わされずに対処できるだろう。
『手裏剣追い斬り』は超高速の左右ステップで惑わせてから繰り出してきたり、
1回目では追い斬りを出さず、一拍置いてから投げる2回目で追い斬りを仕掛けるフェイントが追加されたりしているため、天守閣の時よりはるかに対処しづらくなっている。
相変わらず即死級の威力だが、フロントステップで回避できれば貴重なダメージチャンスと化す。
- 上段振り下ろし
後述の危険攻撃後に繋げてくる。上段に構え、雄叫びと共に刀を叩きつける。
構え中はスーパーアーマー状態なので攻撃しても止めることは出来ないうえに、早い段階で離脱すると振り下ろしをキャンセルして
「‥‥逃さん‥‥ ‥‥お前だけは‥‥」と言わんばかりの追撃を加えてくるので、焦らずにしっかり引き付けて対応しよう。
雄叫びが攻撃の合図なのだが、キャンセル猶予時間は相当に長く、かわすのが早いと雄叫びをもキャンセルして攻撃を切り替えてくる。
汚いなさすが義父きたない。
だが、逆に言えば構えてる間はむしろ攻撃出来るチャンスになっているということなので、ここぞとばかりに1発殴ってから離脱すると時間的にも丁度良い、もはや攻撃がタイマー代わりである。
猶予としては2発殴れる時間があるがそこそこシビアなので、安定を目指すなら攻撃は1発だけに留めておこう。
振り下ろし後にも追撃を加えられるのでついでに殴っておこう。
ちなみに一文字(二連)なら構えのスーパーアーマーをぶち破って直撃させることが可能。上段構えには上段構えだ。
一文字は義父の強烈な体幹削りの回復手段にもなるので、隙を見て打っておくと楽になる。
- 幻影の梟
2ゲージ目から現れる鳥の梟。
これ自体には攻撃判定がないので気にしなくても良いのだが、パタパタ飛び回ってプレイヤーの視界を塞いでくることもあるので正直言って邪魔。
後述の霧がらすと併用してくる辺り、意識の誘導や若干の催眠効果でもあるのかも知れない。
- 霧がらす
2ゲージ目から梟の使う忍術で霧のように姿を消してしまう。お前…消えるのか?
攻防の最中にもすぅ~と消えてしまうので地味にウザい。
何より爆竹追い斬りや上段振り下ろしなど隙の大きい技後に使うという、これまでの攻略法をメタってくる形で使うのが悪辣。
消えた後は幻影の梟の位置から現れて攻撃してくるので、飛び回る梟の位置をカメラに収めるようにしておこう。
ちなみに『霧がらす』は説明文によれば、薄井と呼ばれる地に伝わる術を指すらしい。
もしかすると、この技を受け継ぐ者が梟という名を襲名するのかも知れない。
危険攻撃
- 横薙ぎ
下段判定の危険攻撃だが、ダッシュ斬撃とモーションが似ているので弾きとジャンプの対応を間違えて被弾することが多い。
また技後に転がって離脱するので普通にジャンプしても踏めない。
ジャンプで回避後、距離が近いとそのまま上段振り下ろしに繋げてくる。
- 大忍び刺し
長射程、超高速の突きを繰り出す奥義。
ステップが僅かに遅れるだけで確実に被弾するのでしっかり見切ろう。
初段の突きを受けるとそのまま上に飛び上がって『大忍び落とし』に繋げてくるが、タイミングを合わせてステップで回避すれば抜けられるので諦めないように。
- 梟アタック
梟(幻影の方)に炎を纏わせ突進させる。通称カイザーフェニックス。
判定は下段攻撃なのでジャンプで回避すれば良いのだが、それを叩き落とすかのように梟(ジジイの方)が『大忍び刺し』で追撃してくるので見切りの準備もしておこう。
幻影梟が炎を纏った時点で発動確定であり、その後に義父をひるませても技は止まらない。むしろ義父が大忍び刺しを使わなくなるのでかえって行動が読み辛くなる。
予備動作が見えたら義父に手を出さないでおこう。
ファンの通称であるカイザーフェニックスはあくまでもそれっぽい攻撃というネタだったのだが、ダイの大冒険(2020年版)のアニメにて、梟の中の人が大魔王バーン様を担当したので地味に奇妙な一致を見せている。
2回忍殺すると、3年後と同様に影落としでとどめを刺す。
倅に敗れるか
存外に心地よいものだ…
倒すと「戦いの記憶・義父」と人返りに必要なものの一つ「常桜の花」を入手できる。
心中の義父、
記憶の中で相対したのは、
全盛をも越える義父であった
~「戦いの記憶・心中の義父」より~
心中の義父
2020年10月の大型アップデートで追加された「類稀な強者との連戦」モードで戦う事が出来るようになった、狼の心中に息づく記憶の中の梟。固くて鬱陶しい怨嗟の鬼が途中に含まれる最期は戦わずして狼に殺害されてしまった修羅ルート最後のボスとして立ちはだかる。
攻撃パターン
- 旋風斬り
狼も覚えられる流派技。飛び上がりつつ二回転斬りを放つ。
下段攻撃予兆の左右攪乱から派生して放つ、二連手裏剣→跳躍兜割りから連携してくるなど、初見ではかなり面を食らう。
新しく使えるようになった技の中では比較的対処が簡単で、何故か削りもない上にスーパーアーマーも付かないため出始めを潰すパターンが多い。
だがこの技は以下に挙げられる他の技との組み合わせで厄介さが浮き彫りになっていく。
- 霧がらす
心中義父における一番厄介な強化点。なんと狼と同じように攻防の最中に使用してくるようになった。
忍具の霧がらすと同じで不意に羽を残して掻き消え、空中兜割りor横合いから二回斬りつけてくる。
接近してから不意に、連撃の合間に割り込むように、ガードからの反撃にといった具合でガンガン使ってくるので集中していないと対処できない上に、
無防備な状態で食らってしまうと体勢を崩され忍殺が確定してしまうという強力な技。
上述の旋風斬りは二段目を弾いた斬り返しによるHP削りが可能であるが、その際これに派生される場合がある。
また梟は狼の回復行動に対して跳躍兜割りを行っていたが、霧がらすからの兜割りも行ってくるようになり、距離を離して回復すれば大丈夫…と考えたプレイヤーを狩り尽くした。
瓢箪ならギリギリ弾けるが、丸薬はアウトとなる。
これだけでも厄介だが第二段階に入ると更に強化。
霧がらすを連発し乱舞のように多種多様な攻めをするパターンが加わる。その様はさながらドラゴンボール。通常ならば体幹の貯まり具合にだけ気を使えばよいが、苦難ではもちろん弾きをミスした場合の体力の削りが加わるためさらなる脅威と化す。
- 追い斬り→跳躍手裏剣→兜割り
- 二連斬り→旋風斬り→落下攻撃
上記2パターンをランダムに使用。
〆の弾きに成功すると、さらに下段攻撃orスーパーアーマー兜割りに派生する。
初見殺しも大概な怒涛の猛攻であるが、すべての弾きに成功すれば、大きな体幹ゲージの削りを狙える、ハイリスクハイリターンな剣戟である。
ちなみに霧がらすは薄井なる地名に関係があるようで、この忍具も元は梟の持ち物だったとすればここまで使いこなせるのも納得と言える。
- 幻影の梟
大技の炎突進になんと縦向きバージョンが追加。これによりジャンプするかステップで躱すかを判断する必要が出てくるようになった。
縦横ともに微妙にホーミングするため横にダッシュジャンプするだけだと引っかかりやすいのも地味に嫌らしいポイント。
更に追加の大忍び刺しも幻影回避するようになり、遠くに離れすぎていると反撃ができない。
心中弦一郎の弓同様に、高い頻度で撃ってくる点も要注意。
また、炎突進発動時は本体がバックジャンプしている場合があるので、よく観察しておかないと、上述のように幻影回避されて猛攻を許してしまう。
縦向きverは弾くことができる。安定を取るなら中距離でジャンプして仕込み傘を使い、大忍び刺しを見切るのが一番ラク。
強化前の義父はガン攻めが安定であり、前へ前へと詰めていきながら弾き弾かれを繰り返すのが一番だったが、
心中義父はとにかく霧がらすを常に意識していないといけないため集中力を求められる戦いになった。
迂闊にR1を二度押ししようものなら、霧がらすの餌食である。
あまり強化点がないと言われる心中一心と比べてかなり立ち回りが変わっており、心中弦一郎と同じく多くのプレイヤーを苦しめた。
かつて梟は幼い狼を薄井の森に置き去りにした
まぼろしに敗れ戻らぬなら、それまでのこと
まぼろしに勝ったなら、まだ息子である
ただ、そうやって、親子を続けてきた
~「戦いの残滓・心中の義父」より~
修羅連戦を踏破すれば「姿変え・修羅」を取得できる。
修羅ルート後の狼?をイメージしたような姿で、焼けたボロ服を身に纏い竜胤の痣を隠すように布が巻かれている。
これは、葦名の民草が歌い継いだ修羅の記憶
野にはむくろが、山となり
竜泉川は、あけの川
鬼はおおかみ、あけの神
~「別の記憶・修羅」より~
■余談
葦名一心に酒を振舞うと、でかい図体のくせにすぐに真っ赤になる下戸であったと語られる。
また、腹を空かせた狼に、おはぎをくれたとあるように、非情なだけではなく優しい一面があったことがうかがえるが、
ぶっちゃけ作中の人物達からの評価は壊滅的。
九郎「話すことはない、帰れ」
雇った荒くれ者「胡散臭えジジイ」
等々、良い評価が全くと言って良い程に出てこない。
おそらくは修羅ルートで見せたような底の浅い野心と名誉欲を見透かされているのだろう。
その点は狼が主要キャラ、モブキャラ問わず、信頼を寄せられるのと対照的になっている。
なお、そのルートでは意気揚々と名乗りを上げてテンションが上がっている所を背後から狼に刺され、「な…なぜ、お前が…」と驚愕して死亡するという、何とも情けない最期を迎えてしまう。そりゃ騙されたうえに刺されて殺されたんじゃ恨まれててもしょうがねーだろ
恐怖は絶対。一時の敗北はよい。だが手段を選ばず、必ず復讐せよ。
そうした掟を狼に叩き込んだのは自分自身なので、完全に因果応報な最期である。
修羅ルートのエンドで己の本名を「薄井右近左(衛門)」と呼ぶが、薄井とは一部のアイテムに出てくる土地の名前であるため、そこの関係者ではないかと思われる。
戯れに拾った飢えた狼
これを忍びとして育て、己が技の粋を
叩き込んでゆくのは、存外に面白いものだった
いずれ命を賭した真の戦いを、願うほどに…
古い記憶の中なれど、その梟の願いは叶った
~「戦いの残滓・義父」より~
追記修正はダイナミック土下座をしてからお願いします。
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▷ コメント欄
- 初見だと義父の方が圧倒的に強いが -- 名無しさん (2019-11-07 21:12:14)
- 拾い育てた子が自身の野心以上の事を為した幸せな忍び -- 名無しさん (2019-11-07 21:25:53)
- 泣き落としから効かないと分かれば背後から不意打ち、会話の途中で隠し持った手裏剣を投擲、命乞いからの煙幕、戦闘では毒薬から爆竹と汚い忍者の体現みたいな義父 全盛期は漫画的な忍になるけど -- 名無しさん (2019-11-07 21:48:11)
- 父としての愛情も身に余る野心も、両方とも本心なんだろうな -- 名無しさん (2019-11-07 22:15:35)
- 過去の梟戦ほんと好き だが柱、テメーはダメだ -- 名無しさん (2019-11-07 23:14:54)
- やっぱり平田屋敷の襲撃は、裏で梟とお蝶が糸引いてたんかな -- 名無しさん (2019-11-07 23:37:02)
- 右近左衛門の後にもまだ名前ありそう -- 名無しさん (2019-11-08 01:28:39)
- あのおはぎは、とてもうまかった -- 名無しさん (2019-11-08 08:51:37)
- なんで髪は切らず、結ってたのかなあ?やっぱその中に忍び道具でも入れてたとか? -- 名無しさん (2019-11-08 12:59:28)
- ↑4 犬のデーモンの人が「話が違うではないか」等というので、梟が手引してたのは間違いないと思う お蝶が糸引いてたかは不明瞭だな、お蝶も始末される予定だったのは分かるが -- 名無しさん (2019-11-08 14:36:12)
- 戦国という時代でなければ、欲出さずに幸せになれたろうに -- 名無しさん (2019-11-09 00:00:41)
- 3年で弱体化しすぎでは。まぁ限界感じたからこそあの時点で凶行に走ったのかもしれんが -- 名無しさん (2019-11-13 19:01:25)
- 幻影は閉鎖空間で燃えてるものか煙が無いと使えないんだろうか -- 名無しさん (2019-11-13 19:15:27)
- 承認欲求こじらせちゃったお爺ちゃん -- 名無しさん (2019-11-14 21:23:53)
- 幻影の梟がエクスペクトパトローナムにしか見えなかった(声がスネイプ先生の人だから余計に) -- 名無しさん (2020-02-24 01:57:53)
- 過去梟の召還する幻影梟だけどあれ霧がらすの説明文読むに幻影じゃなくて薄井の森に居た鳥を実際に飼ってるんじゃないの。現在の梟が使わないのは3年経って鳥が死んだせいとか -- 名無しさん (2020-02-28 05:23:55)
- 修羅狼だけが誤算だったってくらい、どう転がっても思い通りと言うのが強かだ 狼が御子を捨てるなら己の野望が成就するし、己に歯向かうなら待ちに待った死闘 -- 名無しさん (2020-03-05 08:45:53)
- 義父の爆竹踏めるの知らんかった… -- 名無しさん (2020-03-05 09:50:35)
- 義父は死にまくったけどそれでも楽しかったんだよな。やっと倒したときも達成感と同じくらいもっと戦いたいと思った。 -- 名無しさん (2020-04-09 23:24:15)
- 3年で急に衰えたのは軽い竜咳説 狼に最も関わりが深い人物だろうから、影落とし&瓦礫潰し&井戸底生命維持でじわじわと生命力を吸われていたとか -- 名無しさん (2020-08-12 21:40:20)
- 悪人だけど死に際の台詞に潔さと息子への圧し殺した愛情が感じられて好き -- 名無しさん (2020-10-24 20:27:23)
- 心中の義父も初見殺しオンパレード。霧がらす使ってワープからの超遠距離飛び込み斬りやカウンター二段切り、手裏剣を一つ投げると同時に猛スピードで接近しての一太刀、何よりあの炎の梟突進に軽いホーミングが付いてジャンプ回避すりゃいいとタカ括ればまず被弾→\死/。こっちも霧がらす合戦すれば中々面白かったけど -- 名無しさん (2020-11-01 10:50:46)
- 基本的な部分は変わってない弦一郎と一心に比べて、霧がらすからのカウンターとか乱舞のおかげで戦い方が大きく変わってるから恐らく心中のボスで一番苦難で戦うのがキツいと思う。 -- 名無しさん (2020-11-05 22:58:40)
- 心中の義父リトライしまくってたら怨嗟の鬼に慣れるの面白い -- 名無しさん (2020-11-12 22:14:47)
- 殺し合いの最中の命乞いで、情に流されずに斬り捨てようとした時の台詞が本当に義父という感じがする -- 名無しさん (2021-07-20 17:33:21)
- 天守梟の3回回生した時の台詞、最後まで聞いてると間に合わないのすら謀かと疑い始めた -- 名無しさん (2021-07-31 22:00:52)
- 技の粋を叩き込んだチワワは義手がなければ手裏剣も投げられないんスよね・・・ -- 名無しさん (2021-08-13 23:57:22)
- あの土下座…ガード、弾き、ジャンプは疎か仕込み傘ですら防げないの笑う -- 名無しさん (2021-08-15 21:19:09)
- 第二形態の義父が使ってくるあの梟って、薄井の森の霧がらす的な生物っていう説と、まぼろしお蝶の第一形態みたいな種鳴らしとか瑠璃の斧ですら消せない完璧な幻説があるけどどっちなんだろう? -- 名無しさん (2021-08-15 21:24:14)
- ダイナミック土下座凄い性能だよな。影落としなんかよりアレを教えてやればプレイヤーは楽になったのに -- 名無しさん (2021-08-16 00:56:53)
- 梟没台詞的に鬼刑部と戦ったことあるみたいだな… -- 名無しさん (2021-09-14 22:58:53)
- 没台詞って没になったセリフなんだから完成版に引き継がれた設定ではないだろ -- 名無しさん (2021-09-14 23:02:03)
- 一部のやつは裏設定的な感じで引き継がれてるぞ -- 名無しさん (2021-10-17 19:41:41)
- 本名は織田三郎信長や鳥居強右衛門勝商みたいに薄井右近左衛門〇〇なんじゃないだろうか -- 名無しさん (2022-05-17 13:51:23)
- ↑まあどう見ても右近左衛門って仮名部分だからな……何なら右近左衛門って一心から貰った受領名って可能性もある -- 名無しさん (2022-06-06 20:23:24)
- 義父が使ってくる葦名流一文字の時に正面ならそのまま押し潰す、裏を取れば斬り払い、距離を取れば寄鷹斬りで詰めてくるのガチ戦術っぽくて好き -- 名無しさん (2022-12-20 00:10:37)
- 我薄い本大好座右…な…なぜお前が…!? -- 名無しさん (2024-02-24 03:43:06)
#comment
*2 正確にはそれぞれ複数回(2回攻撃や3回攻撃が1セットになっている)の攻撃を混ぜて使用してくる。被ダメージ後の斬り返しもあるので注意。
*3 とどめ忍殺をわざと中断したり、アイテムで回生の回数を誤魔化すといった手段が必要。
*4 師に教わった忍びの技で師を超え、敬意を持って殺すという意志だろうか
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