ベトナム戦争

ページ名:ベトナム戦争

登録日:2012/07/06 Fri 16:00:59
更新日:2023/08/10 Thu 14:35:56NEW!
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<概要>

ベトナム戦争(英:Vietnam War)とは、1960年代初頭から1975年4月30日までベトナムの地で繰り広げられた、
南ベトナム(ベトナム共和国)と北ベトナム(ベトナム民主共和国)による武力衝突を指す。


実際のところ資本主義勢力である南ベトナムを支援するアメリカ(とその取り巻き)と、共産主義勢力である北ベトナムを支援する中国、ソ連の代理戦争。
冷戦時代を代表する戦争としても知られる。



アメリカは、1500億ドルもの巨額の戦費と年間最大54万人の軍人を派遣し国の威信をかけて挑んだが、結果は北ベトナムの勝利に終わる。
アメリカ軍はベトナムの地から撤退を余儀なくされた(戦略的撤退などと言うが、ある意味で涙目敗走である)。


もっとも正義の国(自称)を追い払うための代償は大きく、南北ベトナムの死者は合計300万人以上とも言われる。



10年以上続いた戦争にも関わらず開戦から終戦までの経緯や、勢力の変遷や政治との絡み合い、戦闘一つ事件一つ取ってもどれも一項目できる程の密度であるため、
年表と経過だけを記載する。



<年表と経過>

1858~1887年

  • フランス、段階的にベトナムを含むインドシナ一帯を植民地化。

1940年

  • ナチスドイツ、フランスに侵攻、制圧。フランスで親独路線のヴィシー政権成立。
  • 日本、中国国民党を支援する援蒋ルートの遮断を目論みベトナム北部へ進駐(北部仏印進駐)。

1941年

  • 日本、仏領インドシナ一帯に進駐を拡大(南部仏印進駐)。ベトナムは事実上日本の支配下に入る。

1945年

  • 第二次世界大戦終戦。終戦後ホー・チ・ミンが独立宣言をし「ベトナム民主共和国」樹立。
    宗主国フランスは「独立宣言とか認めねーからな」と「ベトナム国」樹立。

1949年~1953年

  • 第一次インドシナ戦争。中国共産党の支援を受けた北ベトナム優勢。
    中国共産党主導のもと南北を縦断しついでにラオス国境もまたぐ(国際法違反です)ホーチミン・ルート、建設開始。

1954年

  • ジュネーブ協定。北緯17度線での南北分断が事実上固定化。

1960年

  • 南ベトナム解放民族戦線(通称「ベトミン」。「ベトコン」は南ベトナムと米軍側の蔑称)結成。

1961年

  • ケネディがアメリカ大統領に就任。
  • 南ベトナムに軍事顧問団を派遣。介入開始。

1962年

  • 米軍が「南ベトナム軍事援助司令部」を設置。介入度上昇。
  • 南ベトナム、ラオスと国交断絶。

1963年

  • アプバクの戦い。圧倒的な装備と兵力を持つ南ベトナム軍が大惨敗。
  • 仕方なく米軍の本格参入が決まる。
  • 南ベトナム政権に抗議するため、仏教徒の僧侶が文字通り決死の焼身自殺を行う。
  • これに対し、南ベトナム大統領の弟兼顧問の夫人が「イカれたBBQだね(ニッコリ」と発言。
  • 舌禍と無能さに嫌気がさしたアメリカの黙認の下、南ベトナムで軍事クーデター発生。大統領と大統領顧問の兄弟は仲良く蜂の巣に。
    なお舌禍やらかした大統領夫人は国外に脱出した模様。
  • ケネディ大統領が暗殺。大統領職はケネディ政権の副大統領だったリンドン・ジョンソンに引き継がれる。

1964年

  • 南ベトナムで再びクーデター(2年連続2回目)。
  • アメリカ、自ら北ベトナム領海に侵入していたくせに魚雷攻撃を食らったと唐突にキレる(トンキン湾事件)。
    のちに、その半分がアメリカによる自演であったことが判明*1。知ってた。張作霖爆殺と柳条湖の猿真似だね。
  • 韓国軍、参戦!!
    後にアメリカもドン引きの残虐行為を繰り返すことになる。

1965年

  • アメリカ軍、北爆開始。頭に来た北ベトナム、国を挙げての戦時体制に突入。キレちまったよ…
  • アメリカ海兵隊が、最前線の都市ダナンに上陸。一大軍事基地、意訳すると格好の的を建設する。
  • 日本で「ベトナムに平和を!市民連合」、所謂ベ平連結成。世界的な反戦運動の中心に。

1966年

  • 北ベトナムに対しB-52による空襲開始。調子に乗るも他国から非難殺到。
  • またベトコン狩りとして、この頃からアメリカ軍は「サーチアンドデストロイ」戦術でナパーム弾や枯葉剤を撒きまくる「人道? なにそれおいしいの?」な行動に出る。
    当然のことながら非難轟々。

1967年

  • ベトコンが「ここが弱点です」と自己主張するダナン基地を攻撃。
  • カンボジアで中国出資によるシアヌークビル港の拡張と近代化が完了。カンボジアを介することで中国のベトミン支援ルートが強化される。
    シアヌーク*2「港も新しくなったし直接戦争には参戦しないしでいいことづくめじゃん」
  • 選挙では麻薬密売組織の元締めが南ベトナム大統領に就任。不正は無かった。
  • ケサン基地攻防戦開始。米軍が苦労して守り通すも、後にコストがかかりすぎるとして放棄。大いなる無意味。

1968年

  • 北ベトナム軍による一大博打「テト攻勢」が始まり南ベトナム全土に火の手が。
  • 要塞とまで言われたアメリカ大使館がわずか20人ほどのベトコンに一時占領される映像が世界中に流された後で、
    ジョンソン大統領は高らかに「米軍大勝利宣言」という高度なギャグを披露。こういうのを日本語では「大本営発表」と言います。
  • 有名なソンミの虐殺発生。どのくらい有名かと言うとブラック・ジャックゴルゴ13でネタにされるくらい。発覚後、米軍が正義なんて言い出す輩は鼻でpgrされることになる。
  • テト攻勢に絡みベトナム国内の実態が世界中に報道される。北ベトナムサイドも人的被害は凄まじかったが、反戦運動が世界中に広まり、政治的・戦略的に大きな成果を上げることとなった。
  • ジョンソン大統領もうムリポとベトナムからの撤退を宣言し、ようやくパリで和平交渉開始。「名誉ある撤退」という理由付けのために奔走するはめに。

1969年

  • 和平交渉の開始に伴い、北ベトナムが南ベトナム臨時革命政府の樹立を発表。
  • 北ベトナム指導者、ホー・チ・ミン死去。アメリカ、はしゃぐ。北ベトナム、悲しみを乗り越えレベルアップ。

1970年

  • 南ベトナム軍とアメリカ軍が補給線破壊のためカンボジアに侵攻、シアヌークは失脚し親米政権樹立。
    「国際法違反?なにそれおいしいの?」
    これが、後に小さな地獄を生み出す
    またこの件で戦争拡大と勘違いされて反戦運動が更に広がることに。

1971年

  • 南ベトナム軍とアメリカ軍が補給線破壊のためラオスに侵攻。
  • ニューヨーク・タイムズ紙がノンフィクション小説「ペンタゴン・ペーパーズ」の連載を開始。
    政府機密文書が公開されて、ゴリ押ししてきたベトナム戦争の正当性が全く無かったという裏設定がネタバレされることに。

1972年

  • 講和条件を有利にすべくアメリカ軍、5月8日に北爆再開(ラインバッカーⅠ作戦)。
    戦力の集中投入や本格的な戦略爆撃、そして投下されたカンストしそうな程の爆弾により北ベトナムにかいしんのいちげきを叩き込み、交渉のテーブルにつかせることに成功。
  • 一方その頃アメリカ国内では、民主党本部ビルに盗聴器が仕掛けられる事件が発生。その時から怪しまれてはいたが、後に大スキャンダルになる。
  • アメリカ軍、12月18日に北爆再開(ラインバッカーⅡ作戦)。今度は世界中から非難轟々で、早々に中止された。

1973年

  • 前年の盗聴器事件の内情が暴露され、アメリカ史上最悪のスキャンダルウォーターゲート事件が発覚。
    大統領による犯罪行為犯罪行為アンド犯罪行為発覚で国家を挙げた一大炎上祭りになる。
  • パリ協定が締結されついに停戦。ただし事実上米軍撤兵までの期間限定。南ベトナムは反対していたが、そりゃこの状況で米軍が撤退した後の保証をしてくれるものなんか何もないし。
  • 13年間の国家的罰ゲームを終えたアメリカ軍がベトナムから撤兵。韓国など取り巻き共も逃げ帰っていった。

1974年

  • 北ベトナム軍がプノンペンを包囲。親米勢力を追放すると同時に南への侵攻ルートゲット。
  • ニクソン大統領、ウォーターゲート事件で辞任。晴れて“終身名誉死刑囚”となる。
    後任のジェラルド・フォードは「南ベトナムはポイ-で」の路線をとり、南ベトナム陥落は時間の問題となる。

1975年

  • 3月下旬、「嘘つきとの約束を守る義理など無い」と言わんばかりに北ベトナム軍が総力を挙げて南ベトナムへ総攻撃。
    案の定南ベトナムのライフポイントは限りなくゼロに近くなっていたためひと月半あまりで各所が陥落してチェックメイトの虫の息状態に。
  • 4月30日、南ベトナムの首都サイゴンが陥落。南ベトナム政府の死亡が確認される。
    ベトナム戦争終結
  • サイゴン市をホーチミン市へ改名。


<戦後>

アメリカは、超大国としての地位が大きく揺らいだ。帰還兵問題などの内政問題は、未だ解決していないものも多い。
またアメリカ産業も弱体化し、逆に前の大戦の敗戦国である日本や西ドイツ、また朝鮮戦争で国土がボドボドになった韓国はアメリカ相手の商売でチートレベルの経済成長を遂げ、ここに新たな貿易摩擦が発生した。


ベトナムについても戦争のダメージと統一後の混乱により、1980年代後半まで戦争の傷跡から抜け出せなかった。
しかもこの戦争の最中に、北に隣接する中華人民共和国が仮にも共産主義国家でありながら、ソ連と対立してアメリカと接近するという「東西冷戦」をあざ笑うかのような大事件(「中ソ対立」「ニクソン訪中」)が発生。
中国の南に隣接していて、かつ親ソ路線のベトナムとは当然のように新たな火種が勃発する。
さらに隣のカンボジアではこの世の地獄が出現していた
そもそもベトナムと中国・カンボジアは歴史的にも仲が悪く、結局この両国とも戦争をする羽目に。



<余談>

  • 当初、アメリカはテレビの情報発信能力と視聴者の感受性(鵜呑みも吟味も込みで)を甘く見ていた。
    だが蓋を開けてみれば、戦争の悲惨さを"動画"としてガンガン垂れ流しまくり、米国の内部からまで批判がやってくる始末。
    これが戦争終結に一役買ったと言われている。
    アメリカもこれを教訓に80年代からせっせと大資本によるメディア買収に勤しむことになった。
    事実その後の湾岸戦争では開戦直後から多くのメディアが戦争支持に回った。
    イラク戦争でも同様の展開だったが、今度はそれがアメリカをベトナム戦争並みの泥沼に引き摺り込むことになってしまった。
    戦争から学ぶべきことは他に幾らでもあった気がするのだが…

  • 戦闘機におけるミサイル万能論の否定や正式ライフルのM14から性格の違うM16への交代など、軍事史・兵器史へ与えた影響もまた強い。

  • 帰還兵問題が生じた一因には兵の教育プログラムの改善にもあるともいう。
    要点をかいつまむと、第二次世界大戦などでは戦場に出ても発砲しなかった兵も多く、
    それを問題視してより多くの兵が戦うように訓練(フルメタルジャケットのハートマン軍曹スタイル)させたら戦場に出た後の精神悪化に影響を及ぼした……という訳。


<関連作品>





この戦争で犠牲になった人々への哀悼と、平和の想いを込めながら追記・修正をお願いします。


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  • 「ペンギンズメモリー」 -- 名無しさん (2013-11-22 20:39:12)
  • なんだっけ、『このまま帰るとアメリカ本国とのギャップで社会復帰が難しくなるだろうからアメリカの街並みを作って馴染ませよう』→アメリカ帰国後『ここもベトナムじゃねぇかうわああああ!』と逆効果になったって話もあるんだっけ? -- 名無しさん (2014-01-19 22:31:31)
  • よく共和党が云々と言われるが遠因を作り出したのはJFKなのは知られていない -- 名無しさん (2014-01-19 22:51:07)
  • 日本にとっては戦争といえば第二次世界大戦で、ベトナム戦争は反戦ソングだとか文化的な影響ばかりが強い印象があるのだが、アメリカにとってはトラウマってレベルじゃないだろうな…。世界各国に迷惑掛けたわけだし、「みんなのトラウマ」と言っても良いかも。 -- 名無しさん (2014-01-20 00:33:25)
  • ↑アメリカ人に「自国の正義を疑う」ことを覚えさせたという点は大きい -- 名無しさん (2014-01-20 00:41:45)
  • アメ公も大概だが南ベトナムが輪をかけて無能過ぎる -- 名無しさん (2014-01-20 03:10:54)
  • タクシーが遺体はこんでくるんだよね・・・。ピンポーン -- 名無しさん (2014-01-26 00:31:57)
  • ↑×4日本としては痛い目に会わずに甘い汁を啜れたわけだし、そうもなるわな(ということは、ドイツでもこんな感じなのか?) -- 名無しさん (2014-02-16 00:22:33)
  • アメリカは建国以来対外戦争は全て成功してきたから「戦争の痛み」というものを知らなかった。まあ原爆落とされた日本やレイプ地獄に突き落とされたドイツの百万分の一の苦しみも味わってないがな -- 名無しさん (2014-04-23 19:59:33)
  • ただまあ、アメリカだけを悪者にするのもな。アカ陣営もかなりアレだし。まあどっちもどっち(ベトナム人が一番不幸) -- 名無しさん (2014-04-28 10:41:45)
  • 退役軍人がホームレスになるケースが続出した(というか、今もしてる)らしく…特にベトナム戦争帰りは多いとのこと -- 名無しさん (2014-05-14 12:39:57)
  • 苦難を乗り越えてアメリカに勝った唯一の国なのだから中国にも勝って欲しい。 -- 名無しさん (2014-06-10 13:52:05)
  • ↑戦いは数だよ、兄貴ぃ…… -- 名無しさん (2014-06-10 14:13:00)
  • そもそもアメリカは政治的に両手縛られながら戦ってたからな -- 名無しさん (2014-06-10 18:07:38)
  • 中々センスある年表でワロタ -- 名無しさん (2014-06-10 18:34:56)
  • ↑4 その昔、中越紛争というのがあってだな……ベトナム陸軍は、本当に屈強だな……。 -- 名無しさん (2014-07-08 11:24:43)
  • 当時の噂で、小学生が父兄に「ベトナム戦争はアメリカとベトナム、どっちが悪いの?」と尋ねられ、どう答えたらいいもんかと子供の通う学校の校長に相談したら「そんな質問する子供はひっぱたけ。」と言われた、てのがあった。もし事実なら、日本も相当病んでたんだと思う。 -- 名無しさん (2014-07-08 13:31:28)
  • あれぇ?戦後直後にどさくさ紛れに支那がベトナムに侵攻した事がすっぱり抜けてるよー? -- 名無し (2014-07-08 13:54:36)
  • ↑じゃあかこうか -- 名無しさん (2014-07-08 15:35:12)
  • ベトナム帰還兵への偏見は、ぶっちゃけあまり言いたくはないが、八割がたランボーのせい -- 名無しさん (2014-07-14 13:42:11)
  • ↑5朝日新聞はポルポト政権当時の強制移住政策を称賛していてカンボジアはポル・ポトの政策のおかげで発展したという内容の記事を書いていたぞ。 -- 名無しさん (2014-07-18 08:31:10)
  • ↑明らかに今よりもっとヤバいな……それが当たり前のように喧伝されていたってのも凄いな。そういや、「地上の楽園」とか某国を最初に言ったのって……。 -- 名無しさん (2014-07-18 18:13:29)
  • 日本相手に出来たからって他で出来るとは限らないという例の代表。というより本土攻撃はヤバいって日本で予測して朝鮮で味わって学ばないのか……しかもまたやらかすというね -- 名無しさん (2014-09-02 17:31:52)
  • 核兵器が使われなかっただけマシだった。一説ではあの爆撃魔のカーチスが使いたがっていたとかいなかったとか… -- 名無しさん (2014-09-03 11:46:04)
  • アメリカに唯一勝っているのはベトナムだけなんだよな。 -- 名無しさん (2014-09-03 12:08:56)
  • 勝てる喧嘩だと思ったんだろうけど…アメリカ… -- 名無しさん (2014-09-03 16:59:59)
  • 今では仲がよいのよね、ベトナムとアメリカ -- 名無しさん (2014-09-25 03:15:11)
  • 北ベトナムが本当にアメリカに勝ってたんならそもそもパリ協定なんかを受諾する意味が無いでしょ。実際にはテト攻勢の失敗と北爆で瀕死の状態だったんだから -- 名無しさん (2014-09-25 12:44:25)
  • 歴史の授業で人が頭を銃で撃たれて倒れるシーンのビデオを見たよ。最初、役者かと思った。それくらいすんなり死ぬ。 -- 名無しさん (2014-11-13 21:24:31)
  • 帰国後のアメリカ兵には日常に戻ってもベトナム兵の亡霊に悩まされるのが多くいたとか -- 名無しさん (2014-11-13 21:34:43)
  • どう考えても北越とベトコンの方が侵略側で虐殺してるんだよなあ…自由主義国の南越を一方的侵略から守っただけのアメリカが叩かれる理不尽 -- 名無しさん (2014-11-23 18:52:59)
  • ベトナム共和国もアメリカも叩かれて当然なんですが、それは -- 名無しさん (2014-11-23 19:03:49)
  • 共産主義やそれに伴う虐殺よりはマシだろ… -- 名無しさん (2014-12-17 05:37:31)
  • ↑×1~2ヒント:勝ったのはどっち? -- 名無しさん (2014-12-17 10:11:11)
  • ↑5ちなみに撃ったのは当時の警察長官で、撃たれたのは市民を虐殺したテロリストだったりする。メディアって怖いね -- 名無しさん (2015-03-30 18:34:31)
  • 結局ベトナムとアメリカは急接近するよーってこの当時言ったら頭おかしい奴扱いだろうな。 -- 名無しさん (2015-04-07 03:42:16)
  • 枯葉剤怖いな、ベトナムだけではなく枯葉剤をまいたアメリカ兵ですら死んでしまうとは・・・ -- 名無しさん (2015-04-07 05:16:02)
  • アメリカにべトナムが勝ったというか、メディアとソビエト中国の支援に負けた感じ -- 名無しさん (2015-04-20 15:17:59)
  • ベトナム戦争後に韓国系移民の受入れやったこともロス暴動の発端の一部なんだよな。 -- 名無しさん (2015-05-02 11:59:18)
  • 貧乏で貧弱な装備しかなかった北ベトナム軍と言われるけど実際はソ連・中国・東欧諸国といった国々から膨大な軍事支援をされたから東南アジアでは屈指の軍事力を持っていたしね。 -- 名無しさん (2015-05-02 12:42:19)
  • 稲垣武著「悪魔払いの戦後史」でサヨクやら進歩的知識人のベトナム戦争時のバイアスのかけ方やらアレっぷりが書いてあって参考になるな -- 名無しさん (2016-05-08 10:18:46)
  • しかし南ベトナムのグダグダしすぎだろう… これじゃ戦争に勝つのは無理だ。 そう考えると北ベトナムは一致団結していたんだな -- 名無しさん (2016-09-16 09:47:35)
  • アメリカはベトナムにちょっかいだしたらボロクソに負けた。ソ連はアフガニスタンにちょっかい出したら半身不随になった。この二つの戦争がなかったら冷戦時代はもうちょっと続いたんだろうか? -- 名無しさん (2016-09-16 10:23:44)
  • 活動家や表現者にとってこのときの成功体験が大きかったのか「悪の帝国vs正義の市民」の構図がパターン化しすぎて左翼が更新されなくなった感がある。左派でも現実的に考えて行動してる人はいるだろうけど、時を経て「キレイ事ばっかり言って人を見下してるクレーマー」が左翼のパブリックイメージになっちゃった。反知性主義とかポスト真実とか言われてるのもそういう形骸化した左翼へのカウンターの様な… -- 名無しさん (2017-01-16 18:55:56)
  • 当時の北ベトナムは仙人と言われたホーチミンやベトナム独立時の将軍とか軍隊がそのままいたから強かった。人材の差も結果の一因かと。 -- 名無しさん (2017-06-12 11:09:02)
  • 朝鮮で米朝開戦となったら、朝鮮で同じようなことになるって言われてるよね。 -- 名無しさん (2017-09-11 09:08:03)
  • ↑3そのパブリックイメージとやらが反左翼の主張だけのような気がするが。半知性主義というか脱知性主義になっているものでカウンターは狙えるのか…… -- 名無しさん (2019-06-14 04:10:23)
  • 枯葉剤散布は、人体にする影響を知らないでやったんだろうか、それとも、知っていたうえで、『ベトナムの人など知るかボケェ!』と大国のエゴでやったんだろうか? 後者だとしたらとんでもなくひどい話だが(汗 -- 名無しさん (2019-06-14 11:22:52)
  • 当時は薬品の長期的な害みたいなものは十分にデータがない事が多かった。やっぱり無線通信で世界がつながる時代とは情報の共有速度がぜんぜん違う。 -- 名無しさん (2019-06-14 12:09:48)
  • ↑なるほど。ということは、害を知らずに、知らないままやったってわけか。許されざる行為であるのは変わらないが、知ってて、大国のエゴでやるよりはいくらかマシだな; -- 名無しさん (2019-06-14 12:27:15)
  • 枯葉剤なんて書いてるが、成分的には猛毒・ダイオキシンだしな…アメリカのやる戦争には新製品の実験とデータ収集の側面が大きすぎる問題点が -- 名無しさん (2019-06-14 12:40:10)
  • 上の方に出てるが、「悪の帝国vs正義の市民」という戦争の構図を右左全く逆に再現されることになったのが、ベトナム戦争終結数年後に勃発するソ連のアフガン侵攻である。 -- 名無しさん (2019-08-20 19:21:56)
  • ↑アフガンの歴史勉強してた時に、「ソ連は賢いからベトナムにおけるアメリカみたいなマネはしないのだ!」とか意気揚々とアフガン侵攻して泥沼化して「二度とこんな国来るか!」と撤退して自国滅ぼしたの見て、腹抱えて笑った。 -- 名無しさん (2019-11-04 21:43:35)
  • >南ベトナム大統領夫人が「イカれたBBQだね(ニッコリ」と発言。 これ言ったの大統領顧問ゴ・ディン・ヌーの妻であって大統領夫人じゃないんだが -- 名無しさん (2019-12-06 07:50:26)
  • コメントでも全く触れられてないけど韓国軍も物凄いゲスなことやってんだな -- 名無しさん (2020-02-09 23:27:01)
  • 北ベトナムの農村ゲリラは村人に紛れてるから、対策するなら怪しいやつは片っ端から処刑するとか村ごと滅ぼして移住させるとかが必要。第二次世界大戦の北支でも共産党の農村ゲリラに対して日本軍が似たような対処をしてる。まあ農村ゲリラ戦術ができるってことは地元民の支持と協力があるってことだから、その状態で正規軍で対抗しようとするのがそもそも非効率なんだけど。 -- 名無しさん (2020-02-26 13:32:16)
  • 政治で解決できないとこういう愚かしい戦いをしなきゃならなくなるから外交って大事ね -- 名無しさん (2020-02-26 13:39:47)
  • 結局東西冷戦っていうイデオロギーの戦いに組み込まれてるから外交云々じゃないっていう -- 名無しさん (2020-02-27 15:25:37)
  • アメリカがアフガニスタンで同じような失敗してまた敗北したな -- 名無しさん (2020-03-07 03:16:21)
  • どっちのベトナム軍か忘れたが、旧日本軍所属の何人かが、ゲリラ戦術等の戦法を教えていたらしい。そりゃあアメリカがボロクソに負けるのも納得いくよ… -- 名無しさん (2020-06-14 08:08:44)
  • バイオハザードのタンクおっさんとか、ベトナム帰りのおっさんはだいたいタンクキャラ -- 名無しさん (2020-06-14 08:17:44)
  • 戦術と戦略と政略の相互作用を勉強するのに非常に適した教材だが、読まねばならない資料が膨大すぎるのが困りもの -- 名無しさん (2020-10-12 00:36:33)
  • 違反コメントとそれに触れたコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2020-12-02 16:40:34)
  • この当時の米軍は「戦わされつつ負ける」と揶揄された(言うまでもなく「戦わずして勝つ」の反転)。 -- 名無しさん (2021-02-13 22:18:03)
  • 結局ベトナム戦争から何を学んだんだよ… -- 名無しさん (2021-09-13 19:11:57)
  • 確実に言えることは一方が善・正義で一方が悪という戦争はフィクションだけの話ってことだな。形や経緯がどうであれ結局は人間同士の争い事だから。 -- 名無しさん (2021-12-07 21:07:36)
  • 戦ってコスト回収できないのならばはやく撤退するところを、プライドのために長期化して収集がつかなくなるってもはやなんのための戦争なのだろう…まして国内、軍部すら見放されるという -- 名無しさん (2021-12-07 21:16:10)
  • ほんとうに戦争って地獄だわ… -- 名無しさん (2021-12-07 21:16:51)
  • ↑ それでも繰り返すのが【人間】だ -- 名無しさん (2021-12-07 22:07:48)
  • 余談の項目をちょっと掘り下げると、第一次世界大戦で使われて銃を調べた結果などから末発砲のものや、当時はマスケットだったから弾を一発しか撃てないはずなのに複数の弾をこめて撃つ準備をすることで撃たない兵士が多くいたことがわかった -- 名無しさん (2021-12-08 20:58:33)
  • そこから、反射的に人を撃てるような訓練にした結果人を撃つようになったけれど、それこそ反射的に撃てるようになっただけで心の準備ができているわけではないからPTSDになる人が多かったのこと -- 名無しさん (2021-12-08 21:00:07)
  • 誰かディア・ハンターの記事作って〜。 -- 名無しさん (2022-06-22 22:30:00)
  • アメリカの凄まじい国力で兵士の慰撫に、戦地に米国のような町を作ったのはいいけど。そのせいで日常と戦場が地続きになった実感を与えさせ、逆にPTSDを促進させてしまったというとかなんとか… -- 名無しさん (2022-06-22 22:34:10)
  • 報告にあった違反コメントを削除。 -- 名無しさん (2022-06-25 20:12:31)
  • もし太平洋戦争での日本人の大量虐殺も侵略者から国を守る為に戦ったという理由で赦されたアメリカがベトナム戦争の時にベトナムに「侵略者のアメリカから国を守る為」と言われて民間人を大量虐殺されていたらどうしていたか気になる -- 名無しさん (2022-10-02 23:23:11)
  • 「勝ったのは北ベトナムの共産政権であり、命をかけたベトコン達ではなかった」と言うのが戦争の「勝者」の虚しさを痛感させる -- 名無しさん (2022-10-26 20:03:21)
  • 1番上のコメントの「ペンギンズメモリー」て何や?と思って早速ググってWiki見たら可愛いペンギンの絵柄で物語や設定重すぎんじゃんかよおおおおおおおおおおおおお -- 名無しさん (2023-02-17 10:55:27)

#comment

*1 アメリカは駆逐艦「マドックス」が8月2日と4日の2回にわたって攻撃を受け、「1回までなら誤射かもしれない」が2回目ならアウトだ!と主張したが、実際には2度目の攻撃は存在しなかったことが判明している。2日の攻撃(南ベトナム軍と間違えての誤射)はほんとにあったようだが、そもそも領海に侵入していたアメリカ軍がなんか言える筋合いではない
*2 王族出身のカンボジア首相で反米路線

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