登録日:2019/06/23 Sun 02:58:16
更新日:2024/04/19 Fri 10:13:29NEW!
所要時間:約 10 分で読めます
▽タグ一覧
ファイアーエムブレム fe 蒼炎の軌跡 漆黒の騎士 プラハ ガウェイン デイン 四駿 将軍 四天王 ジェネラル パラディン トライアルマップ 四人組 ブライス ベウフォレス タウロニオ ランビーガ
四駿とは、ゲーム『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』に登場する将軍達である。
本作の敵役であるデイン王国軍のトップに位置する4人の将軍達。
能力主義のアシュナード王が選んだ精鋭なのでその実力は折り紙付きである。
ただ、ぶっちゃけ漆黒の騎士以外は待遇*1があまり良くないという話も…。
『暁の女神』の時代にはデインの弱体化や体制の変化により、存在していない。
名前の由来はおそらく、モンゴル帝国の精鋭将軍集団「四駿四狗」のチンギスハーン近衛将軍衆「四駿」からだと思われる。
ちなみにほぼ全員がパラディンとジェネラルである。
グレイルも神騎将からして元はパラディンの可能性がある。
目次
●各将軍の詳細
''漆黒の騎士''
素顔を兜で隠した謎の騎士。
主人公アイクの父グレイルの仇であり、最大の宿敵。
漆黒の鎧と武器である神剣エタルドはどちらも女神の加護を受けている。
蒼炎ではクラス名こそジェネラルだが上限値は専用のもので、反則的なステータスを誇る。
さらに女神の祝福を受けた鎧により、エタルドと対になるラグネル以外ではダメージを与えられない。
道中何度か漆黒の騎士に追われる場面はあるが、まともに対決するのは終盤の27章まで待つことになる。
アイクがどれだけ強くても運が悪いと勝てないが、その分勝利は必須ではなく退却も可能となっている。
暁ではデイン側でプレイする時に限り頼もしい味方になってくれる。
一方でシナリオ上必ず倒される存在になったためか、以前に比べれば突出した能力ではなくなった。
さらに鎧の加護が失われたため一般の武器でもダメージを与えられるようになり、あまつさえハンマーでスクラップにすることも可能。
ただ、それは最上級職を基準とした場合の話で、隠しキャラを仲間にするためにはクラスチェンジ前のアイクで対決しなければならない。
生き残れるかはある程度運が絡んでくる。
実は蒼炎時代からデインのためではなくある人物の思惑で動いている。
詳細は上記の個別項目を参照。
○ステータス(蒼炎)
ジェネラル LV20
HP:60
力:30
魔力:17
技:30
速さ:27
幸運:11
守備:30+5
魔防:22
重量:18
体格:13
移動:6
スキル:回復/月光
属性:闇
剣S槍A
○ステータス(暁)
漆黒の騎士 LV20
HP:70
力:38
魔力:18
技:40
速さ:30
幸運:20
守備:35+5
魔防:25
重量:25
体格:13
移動:6
スキル:体当たり/月光/治癒/見切り
剣SS槍S
○所持品
- エタルド
剣★ 威力18 命中80 必殺5 重さ20 射程1~2 耐20 守備+5 相手の必殺を0に(蒼炎のみ)
- 調合薬(暁・1部)
HPを40回復
ブライス
先王の代からの古参。
先王と国に対する忠誠心が強く、アシュナードが親族を殺して王になったと知っても変わらず仕えようとする。
一方でアシュナードの行動が未来に闇をもたらすとも予感しており、半ば諦観のような感情を抱いている様子。
終章でアシュナードの傍に控えており、最強の槍ゼーンズフトを携え能力も全体的に高い。
しかし漆黒と違い特別仕様など全くないただのジェネラルであり、自軍の戦力が整った最終局面で速さ18などで来られても脅威にならない。
というかこの程度の相手に苦戦しているようではラスボスに秒殺されるのがオチである。
そもそもゼーンズフトをドロップせず、難易度ハード以上だと動かないのでスルーされることも多い。
アイク・タウロニオ・イナとは戦闘前に会話があり、アイクで倒した時にも専用のセリフが見られる。
本編を10回クリアするとトライアルマップで使用可能になる。
しかし騎士の護りを持った状態で育てたガトリーやチャップの方が圧倒的に強いため、ゼーンズフト解禁の方がメイン扱いされてしまう。
(ブライスは魔防が高くスキルも2つあるが、やはりほぼ確実に速さカンストできるメリットの方が上回る)。
今作ではSレベルの武器自体が少数しか手に入らず、その数少ないS武器の中でも最も多くのキャラが装備できるので存分に活用したい。
○ステータス
ジェネラル LV20
HP:54
力:28
魔力:13
技:26
速さ:18
幸運:17+3
守備:27
魔防:18
重量:18
体格:13
移動:6
スキル:キャンセル/恐怖
属性:地
剣A槍S
○所持品
- ゼーンズフト
槍S 威力16 命中80 必殺5 重さ15 射程1~2 耐20 幸運+3
- はやての羽(ドロップアイテム)
使用すると速さ+2
ベウフォレス
今回の戦争で四駿の一角として取り立てられた謎の男。
口数は少ないが、残忍な言葉や時折見せる狂気じみた反応で周囲を恐怖させる。
26章の敵将として登場。
プラハの能力を殆どの面で上回り、四駿の中で唯一2種類の武器を使い分けてくる。
初期状態ではリザイアと同じ効果を持つ魔法剣ルーンソードを装備し、相手によってスレンドスピアに持ち替える。
このため魔防か守備どちらかが極端に低いと大ダメージを受けるほか、守備の高さと回復効果で長期戦に持ち込まれる可能性がある。
確実な対処法はフォルカで片方の武器を盗むことで、持ち替えさえ封じてしまえば守備か魔防のどちらかが高ければ安定して戦える。
むしろどうやって倒すかよりもどちらの武器が欲しいかの方が問題かもしれない。
スレンドスピアは多くのキャラにとって扱いやすいが、ルーンソードもミストやタニスにとっては有用。
アイク・エリンシアと戦わせると専用の会話…というか反応がある。
ちなみに彼はトライアルマップに出てこない。
○ステータス
パラディン LV19
HP:49
力:22
魔力:19
技:25
速さ:22
幸運:10
守備:25
魔防:19
重量:35
体格:11
移動:9
スキル:恐怖
属性:地
剣S槍A
○所持品
- ルーンソード
剣A 威力15 命中65 必殺0 重さ19 射程1~2 耐久15 直接・間接共に光魔法 HP吸収
- スレンドスピア
槍B 威力12 命中70 必殺5 重さ15 射程1~2 耐久15
ネタバレ注意
その正体はアシュナードとの戦いで戦死したと思われていたクリミア王弟レニング。
実は生きており、なりそこないに使う薬を飲まされ正気を失った状態で利用されていた。
蒼炎におけるユリシーズとフォルカの意味深な支援会話はレニングを正気に戻す計画についてのもの。
また暁の第1部終了後にイズカがデインから消えたのも、これを目的としてフォルカが拉致したため。
第4部の終章直前で自軍に加入し、育った主力に見劣りしない能力を誇る。
王弟だけあって指揮レベル4でアミーテも装備可能だが、前者はリーダーではないので無効、後者も譲渡不可とどちらも実質無意味なのが残念。
とはいえマスタークラウンの数が限られる中で最初から最上級職、かつ剣レベルSSでヴァーグ・カティやエタルドを使いこなせるのは強み。
○初期値と成長率
黄金騎将 LV16
HP:56(40)
力:31(60)
魔力:18(10)
技:32(50)
速さ:29(40)
幸運:24(10)
守備:27(70)
魔防:23(20)
重量:37
体格:11
移動:9
スキル:再移動/太陽
剣SS斧A
○所持品
- 銀の剣
剣A 威力12 命中80 必殺0 重さ10 射程1 耐久30
- 銀の戦斧
斧A 威力18 命中60 必殺0 重さ19 射程1 耐久30
''プラハ''
四駿の紅一点で、容姿・立ち振る舞い共にまんまシーマ様。
この世界で最も肩身の狭いベオクとラグズの混血【印付き】であり、それ故にラグズを嫌っている。
無能な部下には特に厳しいが、それもアシュナードの評価を気にしてのことか。
実際彼女は序盤から失態が続き、処刑を仄めかされる場面もあるため、デインの将の中でも必死な印象が強い。
23章では落とし穴を多数配置したオルリベス大橋で自軍を待ち受ける。
今までの敵将と一線を画す高い能力と炎魔法の力を宿した槍フレイムランスの性能が特徴。
キルロイら魔防の高いキャラが有利だが、それが無理なら追撃されない程度の速さは必須。
アイク・セネリオ・ハール・タウロニオ・ラグズ勢との戦闘前には専用の会話が発生する。
しかしハールとタウロニオは速さと魔防が低いので戦うならアイテムによる補強が欲しい。
倒すとフレイムランスをドロップするが、ほぼタニス専用となる。
魔法武器の使い手だが、例によって力の方が高いのにホマサと違い物理系武器がない…。
本編を7回クリアするとトライアルマップで使用可能になり、本編では持て余したボルトアクスも使いこなせる。
ちなみに15回クリアで解禁されるアシュナードからの支援で必殺が無効になる…が、陛下が強すぎてぶっちゃけどうでもいい。
○ステータス
パラディン LV18
HP:43
力:20
魔力:18
技:22
速さ:23
幸運:10
守備:23
魔防:19
重量:32
体格:9
移動:9
スキル:恐怖
属性:雷
槍S斧A
○所持品
- フレイムランス(ドロップ)
槍B 威力10 命中70 必殺0 重さ12 射程1~2 耐久25 直接・間接共に炎魔法
なおイナは四駿ではないが、蒼炎で敵将として登場した彼女と戦うと四駿のBGMが流れる。
漆黒の騎士が専用曲持ちなので、その代わりだろうか。
●元・四駿
先王の代でブライスと共に四駿を務めた3人。
''ガウェイン''
【神騎将】と呼ばれた凄腕の武人。
しかしある時を境に妻と共に失踪した。
ネタバレ注意
その正体はアイクの父にしてグレイル傭兵団団長であるグレイル、というか漆黒の騎士が本名で呼んでいる。
アシュナードの王族殺しに嫌気が差したことと邪神復活を阻止するためメダリオンを奪い、家族と共に逃走。
だがある時メダリオンに触れて暴走し、妻エルナを含む罪のない人々を虐殺してしまう。
このことから自身の利き腕を傷つけ剣を封じていたため、かつての弟子である漆黒の騎士に敗れてしまった。
フォルカには自分が暴走した時には殺し、自分が死んだ時にはアイクに全てを伝えるよう依頼していた。
序章ではアイクの稽古のために舐めプ状態で戦闘に入る。
勇者LV10・剣A斧Sという数値で僅かに実力の片鱗を見せるもスキル「手加減」により本来のステータスは分からず。
その後プラハを圧倒するほど強いことが分かるものの、すぐに漆黒の騎士に討たれてしまう。
しかし、内部データには本来のステータスや武器であるウルヴァンのデータが存在する。
どちらも強いが漆黒の騎士やエタルドには見劣りする、設定に則った数値となっている。
ウルヴァンより錬成した銀の斧の方が強い。
○ステータス(序章)
勇者 LV10
HP:22
力:5
魔力:4
技:4
速さ:6
幸運:2
守備:2
魔防:2
重量:13
体格:12
移動:7
スキル:手加減
属性:天
剣A斧S
○所持品(序章)
- 訓練用の剣
剣E 威力6 命中150 必殺- 重さ6 射程1 耐久∞ 必殺が出ない
○本気のステータス(内部データ)
HP:46
力:24
魔力:6
技:27
速さ:24
幸運:10
守備:24
魔防:18
- ウルヴァン(内部データ)
斧S 威力18 命中70 必殺5 重さ18 射程1 耐久20
タウロニオ
先王の代では【不動の四駿】と呼ばれた名将。
しかし、アシュナードの下で戦功を上げるのを拒んだために格下げされた。
戦場で散る覚悟だったが、アイクの剣技が失われるのを惜しみ味方につく。
蒼炎では21章で説得により加入し、成長率は悪くないが初期上級職らしく初期値が低く使いづらい。
力と守備は高めだが、鍛えた騎馬系やアーマー系ならこれと同等以上の攻守に加えて速さも高くなる。
強力なスキル『勇将』もこの鈍足さでは宝の持ち腐れである。
魔力が高いのでルーンソードやフレイムランスを使えなくもないが、タニスの方がより有効に使える。
四駿らしからぬ弱さはブランクのためだろうか。
暁では第1部からデインの重鎮としてシナリオパートに度々登場し、ステータス的にも頼れる存在に。
しかし実際に出撃できる機会は少なく育成しづらい上、『勇将』のスキルが大幅に弱体化してしまった。
最上級職への昇格候補としてもガトリーの方が優先されがち。
○初期値と成長率(蒼炎)
ジェネラル LV14
HP:48(60)
力:22(55)
魔力:11(5)
技:18(50)
速さ:13(30)
幸運:14(15)
守備:22(60)
魔防:14(40)
重量:18
体格:13
移動:6
スキル:勇将
属性:雷
剣A槍A
○所持品(蒼炎)
- スレンドスピア
槍B 威力12 命中70 必殺5 重さ15 射程1~2 耐久15
- 銀の大剣
剣A 威力16 命中60 必殺0 重さ15 射程1 耐久15
- 奥義の書
奥義スキルを習得できる
○支援会話(蒼炎)
ヨファに幼い頃の息子ジョシュの面影を見たことがきっかけで身の上を語り始める。
タウロニオの一族は代々デイン王家に仕える将軍の家系で、長男ジョシュも父の期待に応えようとした。
しかしアシュナードの親衛隊として出陣した彼は瀕死の重傷を負い、二度と歩くことのできない身となる。
妻は気も狂わんばかりに嘆き、タウロニオに軍を退いてもらい平和な暮らしがしたいと願った。
だがタウロニオは武門としての体面を保とうと暴走し、幼い次男に後を継がせようとしたために妻子に逃げられてしまう。
もはや合わせる顔がないと考えていたが、親のいないヨファは生きているのならもう一度息子に会ってあげて欲しいと願う。
戦争が終わった後に元デイン人も含めて誰もが楽しく飲める店を開きたいと語るラルゴ。
タウロニオは店の場所や名前など彼の相談に乗ることになる。
○初期値と成長率(暁)
槍武将 LV14
HP:38(55)
力:24(40)
魔力:12(5)
技:22(65)
速さ:20(50)
幸運:18(20)
守備:21(45)
魔防:15(50)
重量:21
体格:11
移動:6
スキル:勇将/体当たり
槍S斧A
○所持品(暁)
- 手槍
槍D 威力7 命中65 必殺0 重さ11 射程1~2 耐久20
- 銀の槍
槍A 威力13 命中80 必殺0 重さ12 射程1 耐久30
- 傷薬
HPを20回復
ランビーガ
暁で登場したフリーダの父で、かつてのマラド自治領領主。
タウロニオ曰く、無双の剣を操る強者で頑固で高き志を持った武人。
アシュナードのやり方を快く思わず、先の戦争で兵を出さなかった。
追記・修正お願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 作成乙です。名前の由来の部分、追記しました。 -- 名無しさん (2019-06-23 06:57:39)
- 蒼炎タウロニオと封印のゲイルはステータスがほぼ同じ(力速さ守備魔防武器レベルが同じ、HP1違い)。タウロニオがこの扱いだからゲイルさんが味方になってもまず雑魚扱いだったろうな… -- 名無しさん (2020-03-15 17:20:59)
- 三竜将、四牙、帝国六将、四駿とこの頃のFEの大ボス軍団めっちゃ好き -- 名無しさん (2020-10-09 18:48:24)
- ゲイル加入の没データは竜殿の手前らしいから敵はマムクートのみで能力自体はそこまで問題にならなかったと思う。ってかアーマーとドラゴンナイトでは能力的にいろいろと違いすぎるが -- 名無しさん (2022-12-02 23:28:31)
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧