ギャラクシア・ヒーローズ:カオス

ページ名:ギャラクシア_ヒーローズ_カオス

登録日:2019/04/20 Sat 21:10:43
更新日:2024/04/04 Thu 13:24:43NEW!
所要時間:約 26 分で読めます



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シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜 劇中劇 アメコミ クロスオーバー オンラインゲーム 格ゲー シミュレーションゲーム 作中作 ギャラクシア・ヒーローズ:カオス gh:c ティンキー☆ ギャラクシア・ヒーローズ シャンフロシステム





全能存在ギャラクセウスですら予期し得なかった正体不明の存在「カオス」


調和でもなく、破滅でもない、終わりなき戦いが続く混沌をこそ望むその存在は
あらゆる世界のヒーローを、ヴィランを取り込み己の世界「ケイオースシティ」へと閉じ込めた。


異なる正義を掲げるヒーロー達は手を組むのか?
己の欲望をこそ第一とするヴィラン達は敵対するのか?
それとも宿敵たるヒーローとヴィランがタッグを組むのか!?


混沌の街に、超常の存在は嗤う───!!




『ギャラクシア・ヒーローズ:カオス』とは、小説家になろうで連載されているWeb小説シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~登場する架空のオンラインゲームである。
読者や作中での通称は「GH:C」



【概要】

劇中におけるアメコミレーベル「ギャラクシアコミック」に登場するヒーローやヴィランを作品問わず操作することができるクロスオーバー格闘ゲームの新作。
アメリカの企業がアホみたいな大金を積んでUES*1の技術提供を受け、共同開発した米国ゲーム業界起死回生の一手。
シャンフロと同じ技術が限定的とはいえ使われており、オーパーツレベルで技術が数世代先をいってるシャンフロに並ぶ超有力タイトル。


クソゲーでも何でもなく至極真っ当な良作格闘ゲームであり、作中のクソゲーのように毒は豊富ではないが、
シャンフロ由来の自由度の高いゲーム内容、高度な物理エンジン搭載による大迫力のアクションシーンなどから読者からの人気も高い。
「シャンフロよりこっちの方がまともなのでは?」という言葉は禁句。



もしかして:MARVEL.VS.CAPCOM



【ゲームシステム】

オープンワールドで構築された架空の大都市「ケイオースシティ」を舞台に

  • 対戦相手をノックアウトさせる
  • フィールドにランダムで設置される「ケイオースキューブ」を獲得する

ことが勝利条件と内容は格ゲーらしくシンプル。
ヒーローキャラには「ヒロイックゲージ」、ヴィランキャラには「ヴィラニックゲージ」と呼ばれるゲージが存在。
一部の技を使う際に必要なほか、ゲージMAXでないとキャラ固有の超必殺ウルト発動やケイオースキューブ確保が不可というデザインになっている。
足の軽いキャラほど危険に飛び込まないとゲージが溜まらず、逆に鈍重なキャラは一発一発で溜まるゲージ量が多めである。



なお実情は「ヴィラン限定箱庭タワーオフェンス」「対民衆シミュレーションゲーム(バトル要素あり)」ともいうべきもので、格ゲーではなくアクションシミュレーションゲーの域に足を突っ込んでいる。
普通の格ゲーとしても非常に高い水準にあるが、ノックアウト以外の決着方法が設定されていることや、原作のキャラクター性に沿う形でキャラごとに「ゲージの上昇しやすい行動」が設定されており、ヒーローもしくはヴィランになりきって行動することが重要なことから、ゲームの本質は「ヒーローらしさ」「ヴィランらしさ」を最大限に体験できる点にあると言える。


ヒーローと戦ったり、無辜のNPCを虐げることでヴィラン側がヴィラニックゲージを貯められるためヴィラン有利なゲーム…と思いきや、街の被害などはラウンド持ち越しされる仕様なので、調子に乗ってNPCを使い潰すと試合が後半になるにつれNPCのリソースが激減。
一気にヴィラン側に不利になってくるなどよく練られたゲーム内容となっている。
シミュレーションゲームと例えられたのはこの辺りが所以。
NPCの動きで自分の行動を監視されたりと、一筋縄ではいかない仕様が目白押しである。
ちなみに、ヒーローはヴィランによる被害への対抗でゲージを獲得できる仕様のため、ヒーロー同士の戦いの場合はNPCヴィランがランダムで配置される。ヴィラン同士だったら…強く生きろ、NPC市民。
また、どうやらNPC市民やケイオースキューブの有無を選択可能な様子。市民OFFの場合はヒーローもヴィランもゲージ稼ぎの種がなくなるため、おそらく通常の格闘ゲームに近い仕様になると考えられる。


また「バベル」というリアルタイム翻訳システムが搭載されており、言語の壁を気にすることなく相手と会話したり煽ったりできる。
どちらにせよギャラクシアコミックのファンにとっては間違いなく神ゲー。


上述の通り原作ロールプレイをした方がゲージが溜まりやすく、劇中での主人公と鉛筆戦士が参加した生中継プレイ動画配信も相まってでリリース後は「ロールプレイキル」がガチ目の戦法になった模様。


また上記の仕様から、本ゲームのTierは「キャラ本体の性能」以上に「フィールドに対する干渉度合い」と「ゲージ上昇傾向」が指標となっており、建築物を破壊することでゲージを貯められるヴィランキャラや、ヴィランと戦うことでゲージを上げるヒーローキャラが上位Tierとなっている。



【関連用語】


  • 全能存在ギャラクセウス

レーベル世界観におけるオーバーロード的な存在であり、多くのヒーローに力を授けた存在だったり
逆に宇宙産ヴィランが地球に流れ着いた原因だったりする、所謂「だいたいこいつのせい」枠の傍迷惑な存在である。


実の所コイツは「全能存在」ではあるが「全知ではない…と言うか粗忽者」な感じのポンコツ野郎であり
ケイオースシティに出しゃばらないのは「ゲーム的な都合」ではなく「そもそも認識出来ていない」だけなのだろう。


  • ケイオースシティ

今作の舞台となる大都市。
混沌意思カオスが用意した舞台であり、そこに住む住民はいわば幻のようなものだとか何とか。


  • 軍隊

ケイオースシティに置いてヴィランが暴れる等で騒乱が発生すると白バイ等で警察が駆けつけるのだが
少人数で行動する上にカスダメの豆鉄砲しか装備していないのでヴィランのゲージ稼ぎ用雑魚MOBに過ぎない。


しかしダブルノックアウト等の理由で第三ラウンドまでに決着が着かず、第四ラウンドに縺れ込むと「軍隊」がケイオースシティに出現する。


ユニット性能としては警官に毛が生えたレベルでしかないのだが、戦車や戦闘機を保有し組織力を行使して来る
それでもヴィランには脅威足りえないのだが、ヒーローが交渉すれば指揮下に組み込めるので索敵能力が格段に向上する。


実際問題として第四ラウンドともなればNPCリソースが枯渇してると考えられ、それに対するリソース補給として設定されているのかもしれない。


  • トライアングル・トリニティ

通称「ダブルデルタ」。
対戦するプレイヤーは3キャラを選択してKOされる毎に次のキャラに交代していく最近実装された勝ち抜き戦。そのためケイオースキューブ取得による勝利はない。
マップの地形は三角形マップで固定されており、最初のスポーン地点はそれぞれの角に設定されている。
プレイヤーの二番手以降のリスポーン地点は「残っているプレイヤーから最も遠い位置」に設定される。
加えてNPC勢力も乱入してくるのが最大の特徴で、3on3on3という特異な環境下でバトルするのが目玉。
敵性NPCを止めるには試合開始と同時に三体出現する「ターゲットエネミー」を撃破すればOK。
ターゲットエネミーを破壊すれば撃破したプレイヤーに「二体目撃破で体力回復」「三体目撃破でヒロイック、ヴィラニックゲージの蓄積率上昇」といった特典が貰える。

GH:C製作会社「……という感じのルールで実装したい」
創世「何故それを私に聞く」
GH:C製作「heyジーニアス、あんたから買ったシステムに対応できる脳みそはどこにも売ってないんだぜ!」
創世「いやそうではなく」



創世「なんでサーバー君に聞かないの?
GH:C製作「???」
サーバー付属AI「おk、大体わかった。マップはこうして……各キャラに入力されたデータを参照してこういう追加要素とかどう? 新しい敵の大体のデータ入れたからキャラデザよろ」
GH:C製作「??????」


なお無事に完成した模様。


  • ロールプレイキル

本作ではゲージ上昇率がキャラクター別に設定されており、原作に準じたロールプレイによってゲージをより多く稼ぐことができる。
また逆にヒーローキャラクターで建造物を破壊などするとゲージ増加量にペナルティが課せられるので、相手キャラのロールプレイを妨害することで有利に立ち回れるものと思われる。


  • ゲージバースト

GGCにて名前隠しノーネームもといペンシルゴンが使用した非公式の小技。
ラウンドをまたいでもフィールドやNPCの状態が引き継がれることに加え、「根本的な原因がヴィランにあるならゲージが溜まる(二次災害でもゲージが上昇する)」という仕様を用いてヴィランによる一次災害とそれによって発生した二次災害の分のゲージもまとめて獲得するテクニック。
ペンシルゴンは非道い顔をし、製作スタッフは血反吐を吐いた。
本編ではビルドミノによって倒壊した”高層ビル数棟”ドミノ先の”スポーツスタジアム”、およびそのスタジアム内に避難していた”大量の市民NPC”が犠牲になり、ゲージをオーバーフローさせる勢いで充填させた。
漫画版で具体的に描写された際は超必殺技20連発出来る程充填させ*2大量投入された「設置型超必殺」の雨で対戦相手を埋め尽くす光景が現出された。
なおこの一件は厳密にはバグやグリッチではなく、クロックファイアの「設置型超必殺」の仕様が悪用された形。


  • 似非超必殺エセウルト衝撃変換インパクトコンバート

GH:Cの「落下ダメージは0だが物理演算自体はされている」という仕様を悪用してサンラクが編み出した裏技。
相手を拘束したままビルから飛び降り、落下の際に生じる衝撃で一方的に大ダメージを与えるというもの。
その威力はより高い場所から飛び降りる程に上がり、十二階以上のビルからやるとミーティアスの体力を五割削る程の威力になったが
後に発売された製品版では修正が入り、削れる体力は二割三割程度まで抑えられている。
普通に戦法として確立され、GH:Cプレイヤーに普及されたことを知ったサンラクはやや恥ずかしがっている。


  • ラストスタンド

NPC勢力のターゲットエネミーの中には「最後の一体」になる事で性能が上昇するMobが存在する。
どれくらい強いかというと、結構な確率でNPCに勝利をかっさらわれる事があるくらい。
格ゲーとしてどうなのか、だって? 大丈夫? これシャンフロシステムだよ?

【アメコミキャラクター達】


◇ヒーロー勢力

  • ミーティアス

コミック「ミーティアス」の主人公。
劇中におけるアメコミの代表格であり、所謂スーパーマン的キャラクター。
ギャラクセウスによって流星の力を与えられたしがないサラリーマンだが、変身すると濃い顔のマッチョになる。
全体的に白系のスーツに要所を守る金色のアーマー、五芒星の形をしたゴーグルが装着されたフルフェイスの覆面をしている。
劇中では「リアルミーティアス」ことアメリカ最強プロゲーマー・シルヴィアの愛用キャラ。


GH:Cでは「xyz軸を全網羅した高機動アタッカー」
素の火力が低い代わりに移動速度が桁外れなため、爆速直進による距離関係の主導権を相手から奪い取ることができるが、防御に回ると死ぬマグロやF1マシンみたいなキャラ性能。
しかし飛行中は光のエフェクトと効果音が鳴るので隠密性は悪く、急カーブするには一旦止まらないといけないなど欠点はそれなりに多い。
特殊技「スターロード」は五秒間空中を駆け抜けることが可能。
超必殺技は蒼く輝く蹴りが着弾と同時に星の力を相手に注入して爆破する「ミーティア・ストライク」
ちなみに決めポーズを取るまでが判定となっており、ポーズ中に攻撃されると怯みモーションになるのが欠点。
また、星の力を注入して爆発、というプロセス自体に隙が存在している。


シルヴィアvs顔隠しノーフェイスの鮮烈さに影響されたのか、正式発売された当日はカースドプリズンと同様に使用者が多く見られたものの上記のキャラ特性から自滅が多発。
最終的に「リアルミーティアスやリアルカースドプリズンを真似できるならニートしねぇわな」という結論が掲示板で出されたらしい。



  • 乱蔵ランゾウ

所謂アメリカ的なサムライ(侍ではない)キャラであり、宮本武蔵よろしく日本刀二振りを二刀流で扱うお爺ちゃん系ヒーローキャラクター。
特殊技である、五メートルほどを瞬間移動する居合術嵐気流道征ランキリューミチユキが特徴的。
超必殺技は十メートルの跳躍の後、十字斬りを浴びせかける「天津風大嵐斬」。



  • ティンクルピクシー

ズレた時空「妖精郷」で生まれた者だけが生成できる未知の物質ティンクルパウダー、
一定以上のエネルギー的活動をする物質に触れると「何か」の反応を起こして、その動きを封じてしまうこの未知のパウダーを巡って捕まった仲間を助け出す
……というストーリーで活躍する主人公。
このパウダーは地味に他の作品にも関わってくる重要な物質で、定期的に妖精郷からギャラクシア・ユニバースに迷い込んできた妖精がヴィランに捕まり、
その度にティンクル・ピクシーがワンド片手に奔走することになるとか。


後にパウダーの正体は「現実世界の物質を妖精郷に適応できるように進化させる作用」を持っている物質と判明。
それを知られたので今度は妖精郷のお姫様が捕まったぞ! 頑張れティンクル・ピクシー、負けるなティンクル・ピクシー!!


GH:Cでは妖精的な可愛らしさ重点のヒロイン的キャラ……というのは仮の姿。
その本性はコンボのほとんどが「近づく」「動きを縛る」「棒で殴る」で構築される、超至近距離戦闘インファイトに特化した嫌がらせの塊。
紙装甲と約1メートル未満の短射程という重いデメリットを負う代わりに、非常に高性能な拘束と鬼性能のコンボ持続力を持つ。
ガード状態以外で敵が触れれば問答無用でスタン状態に落とす不思議な粉(隠喩)をばら撒く「ティンクル☆パウダー」が代表技。
超必殺技は「スペシャルなパウダー」を相手にぶち撒け、動きを封じてから分身を三体生み出して合計四人の妖精による一斉攻撃を仕掛ける「ティンクル・ファントム」
ファンからの通称は「ガンギマリファントム」。この呼び名はTVの放送コードに接触するらしく公共の場では非推奨とされる。
アメリアや魚臣からは「ドラッグ妖精」「ティンクル羽虫」などと呼ばれる。
サンラク曰く「妖精というより悪鬼の類としか思えないキャラクター」


正式名称妖精格闘術ティンクル・クォーター・コンバット
全世界のティンクルピクシー使い達が連綿と受け継ぎ、そしてこのケイオースシティで開花した「如何に相手をスタンさせて殴り倒すか」を追求したバトルスタイル。
TQC、妖精神拳、ピクシステマなど呼び方は様々でそしてそれらが必ずしも同一の流派とは限らないなど非常に自由度が高い。
空中機動に特化した者もいればカウンター特化の者もいる。
本質は「極めて限定的な閉所において見えてる地雷に敵を叩き込む」という妖精式のCQCである。


もともと「設置型のスタンオブジェクトを作り出す」という性能は前作から共通しており、
「如何にして敵に不思議な粉名を吸わせるか」という点でTQCの雛形は作られていた。
前作は技術的限界からあくまでも見える地雷としてうまく扱うという結論しか出なかったが、カオスの発売に伴い再び研究が再開した遂に日の目を浴びることになった。
現在は「伝統の見える地雷派」「街を利用した罠派」「新しい使い方模索派」の三派に分かれて時にギスりつつも研究が続けられている模様。
サンラクは地雷派六割、他二つが二割ずつなハイブリッドタイプ、かつ意識の隙間を穿つイアイフィストの極意が組み込む事で実質的な射程を3メートルまで拡張することに成功した派生形。



なお妖精神拳だけやたら研究が進んでいるのは前作からティンクルピクシーだけやたらとキャラ造形に力が入ってるから。


◆スタイル

  • 超急戦ハイトルクスタイル

理屈を捨て、思考を簡略化し、とりあえず殴りまくるTQC最速のスタイル。
別名「脳死スタイル」


  • 邪悪イビルスタイル

正式名称「暗黒妖精神拳」
「裏TQC」とも呼ばれる「一対多数」を想定したバトルスタイル。
一応ヒーローサイドであるティンクルピクシーはNPCに攻撃する必要がないため禁忌とされていたが、トライアングル・トリニティの実装によって日の目を見た。
描写を見る限りだと小柄な身体と飛行能力を生かし、乱戦の中に身を投じてNPCを盾にしながら粉を撒いてハメ殺す戦法な様子。


作中ではサンラクが使用し、「ティンキー☆(裏声)」という煽りが強烈なインパクトを残した。



  • シルバージャンパー

コミック「ゴールドエッジ」に登場するサイドキック*3
ギャラクシア・レーベルの中では最古参に位置するキャラクターで、ビジュアルは白銀の上着を羽織った青年。
能力はただ高く跳べるだけと極めてシンプル。


GH:Cではその能力が再現された結果、戦闘力が控えめながら、全キャラの中でも突出した跳躍力と長距離移動を誇るスピードファイターになった。
超必殺を使用すれば、カースドプリズンをも上回る四度の空中ジャンプを可能とする。
ゲージ技は十秒間の脚力強化をもたらす銀の足シルバーフットで、劇的とは言い難いがキックの威力を上げることができ、副次効果として跳躍力と走力が強化される。
劇中では魚臣が使用。
シンプルながらも優れたジャンプ力を駆使してシルヴィア操るミーティアスと渡り合った。



  • ゴールドエッジ

ギャラクセウスレーベル最初のヒーロー。
どこにでもいる普通の青年(アメリカ基準)が銀河の力を得て黄金のナイフで戦うお話。
近年リメイクされたが全身から刃を生やすウルヴァリンというかファングジョーカーみたいな性能になった模様。



  • アムドラヴァ

腕が溶岩になっているヒーローキャラ。
コンクリやら鉄筋を溶かして弾丸代わりに飛ばしてくる近距離ファイター。
溶鉄弾は全体的に遅いので不意打ちか対処できない状態でなければ回避は容易い。
最大の特徴は、腕部限定ではあるが触れた相手にダメージを与える「溶岩装甲」。腕を用いる攻撃と防御に追加ダメージを付与できる。
カッツォこと魚臣の本来の持ちキャラはこっち。
ミーティアスは蹴り技主体のため、ガードに成功し続ければその機動力も潰せると目されており、表向きは相性が最悪と言える。
ただし、ミーティアスの機動力を最大限に生かすことができるプレイヤーからしてみれば、アムドラヴァが棒立ちしている所を縦・横・斜め、或いは背後から腕以外を蹴り倒せばいいだけなので、むしろ的と化す。


  • Dr.サンダルフォン

コミック「Dr.サンダルフォン」の主人公。
元々超能力をこっそり使って治療に役立てていたおじさんがある日ヴィランに襲われ死にかけたところ、
骨董品のガラケーに謎の着信が来たことでエンジェルパワーを獲得したおっさんヒーロー。
携帯電話型の超能力増幅装置を片手に、悪のマッドサイエンティストが生み出す怪物と戦う正義の医者Dr.である。


手に持つ携帯から「こういう力が使いたい」とメールを送り、天使サンダルフォンから返信が来ればパワーが使用可能になる。
なお返信は「着信コール」(メール)と「着信アライバル」(電話)の2種類ある様子。
つまりサンダル履いてケータイ持ってるちょっと超能力が使えるおっさんにサンダルフォンから着信がくる作品、それがDr.サンダルフォンである。
なお、天使の方のサンダルフォンは「ちゃんと責任ある使い方しろよ!いいな!!」と結構キレながら力を貸しているが、天使の言語は人間の可聴領域では聞こえないので、Dr.サンダルフォンには無言電話にしか聞こえていないらしい。


GH:Cでは超能力を操る近接格闘タイプキャラ。
拳に念動力を纏わせ威力を上げる(具体的にはパンチの連打力に欠けるが攻撃が2段ヒットする)技「サイコフィスト」が代名詞。
その他にも、僅かな間ではあるが跳躍力を含めた身体能力を劇的に高めるゲージ技がある。


漫画版では「サイコフィスト」以外に、手に持った物体の強度を引き上げると思われる技硬質強化メタルパワーや超必殺の使用が描かれている。
超必殺は一時的に身体能力を劇的に向上させる着信:巨いなる躯体アライバルサンダルフォン
発動時は背中に天使の羽のようなオーラの放出が見られる。


作中ではルーカスが使用。堅実な立ち回りでユグドライアに扮する恵を撃破する活躍を見せている。


  • ハイドロハンズ

コミック「ハイドロハンズ」の主人公。
ギャラクシア・コミックにおける「だいたいこいつのせい」ことギャラクセウスさんによって水を操る力を得た消防士アクオス・ターナーが変身するアメコミヒーロー。
普段はホースの水をこっそり操って消火活動をしているが、危機に対しては火の中に突入し、中でハイドロハンズのコスに着替えて戦う。
ハイドロハンズはいつも救助者と共に炎の中から現れる。
ちなみにコスは自作。Amaz○nで買った旧式の耐熱服を自分で裁縫して作ってる。*4それなんてスパイディ
実家(田舎)近くの湖で修行した結果、大規模なビル火災すら単独鎮火可能なほど大質量の水を精密に操作する力を持ち、変身後は消火栓から直接水を引き出して操る、所謂「能力が単純ゆえに凄まじく強い」系ヒーロー。
なのでその強さに釣り合うようヴィランはインフレするし、割と完成した強さのせいでメンタル方面を削られる。負けるなハイドロハンズ
ちなみに、登場するヴィランは多少の差異はあれど概ね「ハイドロハンズの心を折って勝ちてぇ」スタンスなので身バレなんてした日には酷いことになるとか。
具体的には、一回身バレしかけた結果、都市の消防署に片っ端から「笑う」爆弾テロを仕掛けられたらしい。頑張れハイドロハンズ


人命救助とヴィラン退治のどちらを優先すべきかで葛藤するアクオスの描写や、他コミックと比較しても頭のネジが吹き飛んだヴィラン達などで評価の高い作品。
主なヴィランは平穏を破壊することに快楽を見出すサイコボマー「クロックファイア」や、様々な兵器の『実演テスト』と称して街中でミサイルをぶっ放す死の商人「ショーウィンドウ」など。
こんな感じでギャラクシアレーベル通してもトップクラスの極悪人共を相手にしている関係か、クロスオーバーするとめちゃくちゃ活躍することに定評があるとか。


GH:Cでは最初に選べるキャラの一人。
ケイオースシティ内の消火栓から水を引き出し操ることが可能。
ある程度アシストが働くため水の操作難易度もそれほど高くなく、その出自から「火災の消火」「救助活動」でゲージがもりもり上がることもあって、GH:C内でも初心者向けの性能のキャラ。
作中でも、カッツォこと魚臣が「基礎を学ぶ上で扱いやすいキャラ」として紹介している。
ただし、極めれば奥深いキャラ*5でもあるとのこと。


超必殺は起動マーキングした消火栓の数だけ強くなる水のドラゴンを作り出して攻撃する「ハイドロドラゴン」
ハイドロゲドンとオキシゲドンを揃える必要はないが、起動した消火栓の数で威力が変動するためシティ内を走り回る必要がある。
救助と消火に駆け回れハイドロハンズ!!



  • レトロ

元々若い頃は「ニューエイジ」という名でヒーロー活動をしていたが後進の台頭や自身の衰えから引退。
裕福というわけでもないがそれなりに幸せな中年生活を送っていたが、かつて自身が戦った悪の組織が復活した事と、
自身に内緒でヒーローとして活動していた娘の危機を知って、かつてのチェアマンや協力者に声をかけて復帰した中年ヒーロー。
腰に爆弾を抱えている上に五分毎に息切れするなどのハンデ描写からあまり人気のない作品だったが、アメコミファンからも「例のあいつ」呼ばわりされるギャラクセウスからギャラクシーパワー(別名:テコ入れパワー)を授かり筋肉ムキムキの全身タイツにパワーアップ。
その辺りからヒーローとしての経験を活かした頭脳プレイや、かつて救った人々からの支援など熱い展開が続いた事で、結構な人気を獲得して堂々完結した作品。


GH:Cでは廉価版カスプリ的な立ち位置。
全体的に性能が低い代わりにゲージ消費で自身を強化するキャラクター。
ぶっちゃけ強さ的には下の方だが「一定以上の年齢のNPCの協力を得やすい」などオンリーワンなメリットもあるため根強い人気がある。
イメージはジジくさいオールマイト



  • リキシオン・コーガ・パラケルスス

日本に流れた錬金術士の血筋が忍者一族と混ざり合い、現代にサイバー漢方として開花した錬金術を用いて自己強化する力士という各方面にフルスイングでバットを叩きつけるような設定のヒーロー。
ストロング飲料水を飲むことで自身の力を何倍にも高め、サイバー漢方の力でトランス……もとい忍者モードになって様々な忍法を絡めたSUMOUで戦う。エンチャント・チャンコパワー!
ピンチになったらコズミックちゃんこ鍋を作って逆転するのが様式美。
というのもこれを書いた作者が五徹とライ……某飲料の力で見出した暗黒領域の発想であるらしく、
ワイヤーアクションで摩天楼を飛び回り、煙幕を炊いた空中から「Ready Go!(:ハッケよーい、のこった!の意)」してくる恐怖のデブ。
1から100にかけて全てがギャグで構成されているようなキャラだが性格そのものは至極まっとうな上、地味にギャラクシア・レーベルだと重要ポジションにいる力士であり、
最近だとヒーロー・ヴィラン双方から追われることになったティンクル・ピクシーを助け出すというまさかの活躍をした上に、自前のサイバー漢方でピクシーの故郷である妖精郷にラリって意識を飛ばしていたという衝撃の設定が明らかにされた。
つまりティンクル力士。


別名「存在がギャグのくせに客演すると物語が一気に進む起爆剤」

例:ミーティアスに登場した際はカースドプリズンとガチ相撲をした上でギャラクシア・ユニバースにおけるギャラクセウスが絡まない力(つまりカスプリのルーツ)について考察する

など。「困ったときはリキシオンのせいにしておけばどうとでもなる」というのがギャラクシアレーベルの暗黙の了解となっている。
なおこいつの考察を基に新シリーズが始まった。いろんな作者がリキシオンを絡ませて設定の整合性取ろうとした結果、遂には先史文明から存在する霊体存在になってしまった。大丈夫かこの世界のアメコミ時空。
厳密には未来とつながったワームホールを見つけたのも、なぜ地球でばかりイベントが起きるのかを考察したのも、賢者の石について一番詳しいのも全てリキシオン。
見た目が壮絶にギャグなくせに抱えている情報がギャラクシア・ユニバースの根幹に結構食い込んでくるとかなんとか。


GH:Cではストーリーモードをクリアすることで解放される隠しキャラ。
やたら強いがサイバー漢方が切れるとただの力士になるのでGH:Cのシステムと若干噛み合ってない。



  • ダスト

「地獄から遣わされた断罪の悪魔が憑依した男」という立ち位置の厨二チックなダークヒーロー。
ロングコートに目と鼻の部分だけに穴の空いた簡素な覆面を付けたキャラ。
パニッシャー宜しく『悪の断罪』の為なら手段や過程を考慮しないタイプなのでゲームでも特殊システムを備えている。
ヒーローなのがメリットと見るかデメリットと見るかで評価が変わるキャラ。


GH:CではアップデートまたはDLCとして追加された遠距離型のアタッカー。
本来ヒロイックかヴィラニックどちらか一本しかないはずのゲージが両方あり、各50%ずつで両方のゲージを溜めなければ超必殺を使うことが出来ない。
弾丸の補充もゲージとは別の弾丸ゲージを消費して行う。
ゲーム的に言えば別枠ゲージ、良いことをすれば善の弾丸が溜まり、悪いことをすれば悪の弾丸が溜まる。善の弾丸はヴィランに効きやすく、悪の弾丸はヒーローに有効。
善悪2つのゲージを持ち、そしてそれらに対応した弾丸補充法を備えているが故に、善行と悪行の二つを行わなければならないため扱いが非常に難しい。
悪く言えば器用貧乏。逆に善行も悪行も行えるとも言える。
極論NPC攻撃しながらヴィラン殴ってるだけでも結構継戦できるらしい。
超必殺は銃に装填された弾丸が一時的に消失し、新たに二丁に一発ずつ装填された弾丸を2発命中させることを条件として大ダメージを与える塵は塵にDust to Dust
カースドプリズン同様状態的な必殺技だが、20秒発砲せずにいると弾丸が消滅するため20秒以内に2発銃弾を撃ち込む必要がある。
劇中ではサンラクがアメリアとの対戦で使用した。


  • デュエスパーダ

本編で言及されたヒーローで、双剣使い。
シャンフロに登場するカイソクことプロゲーマーの改崎速手が、ギャラクシア・ヒーローズシリーズで最も得意とする持ちキャラ。



◆ヴィラン勢力

  • カースドプリズン

通称「カスプリ」
コミック「ミーティアス」に登場する、名前の通り呪われた鎧によってその力を封じ込めらたヴィランでありミーティアスの宿敵。
ギャラクセウスすらも予期せぬイレギュラーとして生まれ、好き勝手に暴れていたら呪われた鎧を装着させられた。
実はミーティアスの原型とでもいうべき存在。鎧を脱ぐと赤く発光する半裸となる。


GH:Cでは車や瓦礫などの無機物を取り込んで自身の鎧を強化することができるテクニカルなパワーファイター。機械を取り込んだ場合、ある程度原形をとどめていれば駆動させることも可能。
その性質上機動力を補うには一工夫が必要だったりと癖は強め。
また、作中描写を見る限り、攻撃技というものが存在しない。自己強化の超必殺技を除けば、全て吸収した瓦礫を用いての攻撃となっている。
どのようなタイミングでゲージを消費するかは不明だが、おそらくパーツの駆動や維持に使っていると思われる。
超必殺技は自身の鎧をパージして「プリズンブレイカー」となり、本来の力を30秒間だけ取り戻す変化型超必殺技脱獄プリズンブレイク
ファンからの名称も含めキャラクターそのものが別人レベルで変わる。脱獄時のスペックはミーティアスの完全上位互換となる。
一方で鎧を纏っている間は様々なオブジェクトを取り込んで色々姿や戦術を変えられるため、こちらも愛好家が多く研究が盛ん。
作者のイメージ的にはデッドリーコングとのこと。

カースドプリズンは脱獄した後の超性能だけが売りではなく、むしろその前の呪鎧の姿で戦う方が大半なので、当然呪鎧の性能を検証する声が上がった。
そんな呪鎧の深奥に迫るべくカースドプリズンを研究する集団。
所謂検証班。
彼らの手で数多のカースドプリズンによる破壊行為が行われ、いくつかの特殊形態が判明した。


  • 一張羅型

カースドプリズンの定石と言うべき戦法の一つ。
バイク型・車型・ヘリ型など、自分が最も得意とするフォルムを最短で纏って戦う王道タイプ。
シティ内にありふれているもの程、序盤の瞬発力と継戦力が上がるので中々に侮れない。
「脱獄」メインのスタイルなのでゲージを溜めるまでの繋ぎとしての面が大きい。


  • 着せ替え型

カースドプリズンの定石と言うべき戦法の一つ。
取り込む対象がもたらす性能を把握し、いつ如何なる場所どんな道具でも纏って使いこなす。
本来ディスアドバンテージである呪いの鎧を最大限に活用するカースドプリズン特化スタイル。
装備を着替える事でバトルスタイルを切り替えるだけではなく装備の耐久も回復するメリットがある。
ただし一通り取り込む対象とその性能を把握し、戦況に応じて適宜選択する必要があるため難易度はやや高め。


作中ではサンラクが使用。
下馬評を覆しシルヴィアと大接戦の死闘を繰り広げたこと、そして持ち前の外道メンタルが生んだなりふり構わない傲慢な立ち振る舞いから、サンラクは「リアルカースドプリズン」の称号を得た。
因みにこの称号は原作者公認。
また2Pキャラのデフォルトカラーはオレンジ、というよりもパンプキンカラー。
これはサンラクが身バレ防止のためにコスプレしていたキャラがカボチャ頭だったことに由来。
これまた原作者公認のカラーで、主に「リアルカースドプリズン」フォロワーが使用している。
のちにギャラクシアコミックではカースドプリズンを中心とした「ミーティアス」の新シリーズが始まったが、あまりにも例の対戦における二人に性格が寄り過ぎていて古参ファンから若干批判された……のだが、原作者が「これは別のユニバースの話だ」と開き直ったとの事。



  • ユグドライア

コミック「Dr.サンダルフォン」出身の女ヴィラン。
マッドドクターに拉致られて改造手術を施された結果、植物を操る力を獲得するも発狂した末にヴィランになった。
見た目は大地に根を張った植物と女性のキメラ。
「植物に寄生されている人」であることから、13巻単行本の表絵で判明したカラーでは植物部分以外が肌色となっている。
モラルが欠如し、自分がハッピーになるためならどんな行動も躊躇わない自己中心的でエゴイストな性格。
実は一度植物との分離が成功したのに、力に溺れてもう一回植物を自分から取り込んでしまっている。


GH:Cでは設置技とカウンターに特化した中距離戦を得意とする鈍足キャラ。
植物の種を使った罠種子トラップシードという設置技を使う。
「非力なNPCを人質にする」「病院を蹂躙」などの卑怯な手段を使うとよりヴィラニックゲージが溜まる。
劇中では夏目恵が使用。
若干良心と恥じらいを捨てられないまま不慣れな感じでヴィランロールを実践したところ、たどたどしく罵られたいドMなファンが増えた。
夏目ちゃんはヴィランロールプレイをしたことによって、ファンが減ることを危惧していたが予想に反してファン急増。今後の活動路線が不安視される羽目になった。



  • Ms.プレイ・ディスプレイ

コミック「Dr.サンダルフォン」出身の女ヴィラン。
頭がテレビ型の広域クラッキングマシンと融合した元女性で、電子機器がある場所ならほぼ無敵に近い力を発揮できる。
気まぐれでシャレにならない災害を引き起こすこともあれば「気に食わないから」という理由でヒーローに情報提供したりするトリックスター。
本質は世界中で放送される大量のバラエティ番組やらホラー番組やらを一瞬で脳にぶち込まれたせいで精神崩壊している狂人。
例えると「人格が分裂してないデップー」。真っ当なヴィランはいないのかこのコミック。


GH:Cではシーカータイプとフィクサータイプの中間みたいなキャラ性能で、そもそもタイマンで戦う事すらデメリット。
しかし条件付きで街全体にサーチをかけられる「強制解析ハックライズ」を使用できるのが最大の特徴。
これにより敵の位置やNPC勢力のおおまかな分布だったりランダム生成されるエリアの中で主要施設を把握可能となる。
ゲーム開始時点であれば最大マップの八割をサーチ可能だとか。
周辺環境の電子機器の数が超必殺に関わってくる他、可視化された音波攻撃によって機械を爆発させる攻撃を行うため、実情は非常に頭を使うことを要求されるテクニカルなキャラ。
『WΔ』の編成時にこのキャラを先頭に置き、戦力低下と引き換えに盤面におけるイニチアシブを取る「トップ・ディスプレイ」という編成スタイルが有名。
サンラク曰く「クソテレビ」



  • クロックファイア

コミック「ハイドロハンズ」出身の女ヴィラン。
自作の爆弾で平穏が破壊されるのが大好きな快楽第一のサイコボマーであり、時限式爆弾を好んで使うのが名前の由来。
ビジュアルは紺色の燕尾服にシルクハット、左眼には紅玉の義眼が輝く女性。
なおこの義眼は、とある「宝石」に魅入られたクロックファイアが、自らの目を抉って宝石を埋め込んだもの。
宝石の魔力が視神経から直接脳に流れ込んでいるせいで話は聞いているが通じてはいない、割とヒャッハー系の狂人。
作者曰く「ハーレクインとかそういう系」。


GH:Cではユグドライアと同じ設置技をメインとするキャラクター。
近距離カウンター型のユグドライアとは異なり、能動的に動き回り爆弾を設置するアタッカータイプという差別化が為されている。
衝撃が加わることで起動する人形の爆弾「プリティBBベア・ボムを最大二十個まで同時に設置することが可能で、左目の義眼で人形爆弾を視認している間は任意で起動することも可能。
応用性は幅広いが、ディスプレイ同様分かりやすく頭を使うことを余儀なくされるテクニカルキャラ。
超必殺技は巨大なピエロ爆弾の体内に仕込まれた大量の小型ピエロ爆弾を爆発と共に撒き散らし広範囲を爆破する群体爆弾クラスターボムを設置する設置型超必殺技「Wake up Clown」
巨大ピエロ爆弾が出現しきった時点で発動しきった判定になるため理論上は高速連打が可能。
この特徴とヴィラニックゲージのとある仕様に目を付けたペンシルゴンは盛大に悪用したが、さすがに製品版では修正が入った。
ちなみに、漫画版で描かれた際は、この「悪用」により超必殺技20発分のヴィラニックゲージを獲得している。そりゃ修正されるわ。
まぁ仕掛けられて敗戦したアメリカトップランカーがチートだとブチ切れるも、外から見ていた為カラクリが分かった仲間に理由を指摘されて膝から崩れ落ちる程度にはやらかしてたしねぇ
前述の通りGH:Cでは「フィールドに対する干渉度合い」と「ゲージ上昇傾向」が強さの指標となっており、建築物を破壊することでゲージを貯められるヴィランキャラは上位Tierになっている。
そう、こいつがトップTierキャラだ。
強さの為にモラルを捨てよう!


GGC篇では名前隠しノーネームことペンシルゴンが使用。
ペンシルゴンの外道メンタルやプレイスタイルとクロックファイアのキャラ設定があまりに相性が良すぎた*6ことに加え、身バレする可能性が無くなったことでメンタルが無敵モードになった彼女の手により会場が悲鳴に包まれ客が全員ドン引き、漫画版に至っては実況解説が配信止めるか本気で葛藤するほど盛大に大暴れした。
例えて言うと全世界生中継の大舞台で1人だけ倫理観GTAのウォッチドックスをやらかした。
しかもその大暴れの中でアメリカトップクラスのプレイヤー2名を撃破と言う大金星を挙げた事から、その後のサンラクの活躍も含め「ロールプレイキル」がガチめの戦法として受け入れられる事に。
最初から最後まで徹底して悪のロールプレイをやりきっただけあって、ペンシルゴンが倒された時には実況も会場もノリノリで大盛り上がりだった。
コミック「ハイドロハンズ」の設定考えてる人もインスピレーションに多大な刺激を受けたものの「流石にコミックで幼女爆破は書けないし……でも書きてぇ……」と頭を悩ませているし、「もっと狂った笑みじゃないとクロックファイアのヤバさは伝わらない」と考えていた原作者はにっこり笑顔のまま引き起こされた画面越しの惨状に「じゃ、邪悪……!!」と絶句したとか。



  • ゼノセルグス

どこかの宇宙で生み出された生体兵器であり、全能存在ギャラクセウスがいらんことしたせいで地球に流れ着いたゴリラエイリアン。
「完全に理性がトンだハルク」「エイリアンゴリラ」とも例えられるビジュアルのキャラクター。
GGCの魚民vsシルヴィア戦でNPCヴィランとして登場。
イメージはパシフィック・リムのレザーバックだとか。
見るだけで対象を解析し自身に反映する、というチート能力の持ち主でありギャラクシアコミックでの最強議論では必ず名前が挙がる。
あまりにも強すぎたため最近「特定の周波数の音を聞くと身体が硬直する。具体的には十二歳以下の人間の子供の泣き声」というピンポイントすぎる弱点が追加された。
子供に優しい宇宙ゴリラ、好物はバナナではなくガソリン。
作中ではアメリアの持ちキャラとして有名。


GH:Cでは全キャラクターの中でも最重量級のスーパーヘビーファイター。
サンラク曰く「回避コマンドを設定段階でゴミ箱に叩き込んでいる肉達磨」。その分とんでもなくタフに設定されている。そのため通常のキューブありルールでは低Tierに甘んじるが勝利条件を「相手をノックアウト」に限定した場合上位Tierに繰り上がる。
「アナライズ」という能力を持ち、オブジェクトを五秒以上見続けることで肉体を対象と同じ性質のものに切り替えることができる。
一見するとカースドプリズンの上位互換に見えるが、破壊を経由しなければならないが破壊したものをまとめて吸収できるカースドプリズンと、見るだけでいいとはいえ単体しかアナライズ出来ないゼノセルグスとでしっかり差別化されているのが良ゲーの所以。
弱点もちゃんと反映されているので、幼女を泣かした瞬間数秒間フリーズする。
超必殺技は二十秒間全てのパラメータが変動しない無敵状態スーパーアーマーになる超細胞セルバースト
発動中は全てのパラメータが変化しないためゲージ技も打ち放題なのが最大の特徴。



  • スカルガン

本編で言及されたヴィランで、デュエスパーダの宿敵。シルヴィアの会話から察するに銃使いの模様。



□勢力不明

ヴィランかヒーローか明確に分からない面子。


  • PSYサイボーグ・ロード

超能力とサイボーグが合体した飛び道具持ちのキャラクター……というか飛び道具が本体。
「近づかれたら死ぬ」というあんまりに分かりやすいキャラクターコンセプトだが、
豊富なステップ技に上手くハメれば一方的に殴り続けることができる飛び道具技は優秀。立ち回りの技術を要求される。



△ケイオースシティの住民

  • 栗きんとんちゃんと母親

GH:Cの生中継で、クロックファイアに初手で爆破されたNPC。
さらに、次の試合でもクロックファイアに人質にされる不運さを見せる。
その後も母娘のどちらかと試合中に遭遇するという、もはやエンカウント率はミラクルとしか言えない。
ちなみに栗きんとんちゃんと呼ばれているのは初登場時に彼女が食べていたアイスが栗きんとん味だったから。
なお、栗きんとんちゃんは十二歳以下の幼女であるため、彼女が泣けば宇宙ゴリラはフリーズする。


また、栗きんとんちゃんはサンラク操るカーズドプリズンに幾度も救われている。故に……

  • Lock Pickerロックピッカー

未来からのワームホールから過去を改変せんと目論むヴィランが現れ、それを追って過去に現れたヒーローの中に何故かヴィランであるカースドプリズンを「おじ様」と慕う栗きんとん好きの「ロックピッカー」なる金髪の女性ヒーローがいたりしたらエモくないです?


呪われた牢獄の鍵を開けることを目的とし、
近未来ピッキングツールやハッキングで主に鍵を開けるけど最終的に電子ロックは斧で解錠(物理)したりする金髪女ヒーロー。
ギャラクセウスの力が及ばないカオス時空からやってきたせいで「正規時間軸では起こらない筈の可能性」を0%から1%にするので割と存在するだけでハザードだとかなんとか。



……という感想欄で突如作者が生やしたネタ。
色々読者の琴線に触れた結果、感想欄でLock Pickerの想像が盛んに行われるほど盛り上がった。
更には二次創作まで作られるほどになり、それに合わせて更に設定が生えてきた。


具体的にはコミック「ミーティアス」の作者がGH:Cの盛り上がりを受け、ジョークで「ロックピッカー」のネタをSNSに投稿したところ、それが読者に大受け。
そこから正式採用に至り、さらに大受けして、カスプリなどにも新しい設定が追加された的な感じとのこと。
その他の設定も定期的にぽこじゃが生えてきている。

  • 近未来ピッキングツールやハッキングで主に鍵を開けるけど最終的にマスターキー(ショットガンと防火斧)で実力行使に出る系ガール、電子ロック……………斧の出番ね!!
  • 超必殺技はどっかの誰かさんが赤発光半裸になった時と同じような軽快な動きでサブミッションを決め、相手の全身に近未来的C4を設置。離脱しつつカメラ目線で決めポーズと同時に爆破する「強制解錠」

なお、今のところは感想返しだけの設定で本編に出てくる可能性はないとのこと。




【余談】

色々長々と書いたが、『幕末』同様これもあくまで番外編なので本筋とはほとんど関係がない。
一応作中では本筋攻略と同時に起こったリアルイベントの舞台ではあるが、せいぜいプレイヤーの一部が関わってくるだけなので、特にGH:Cがシャンフロに影響を及ぼすとかそんな動向は現状一切ない。





追記修正よろしくお願いします。


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  • 設定鍵のたのしいにじかいや第三者達シリーズも合わせて読むと尚面白い -- 名無しさん (2019-04-20 21:36:19)
  • ペンシルゴンのヤバさがよく分かるというか、悪役の自覚持って「最後は華々しく散るもの」って信念なかったら本気でヤベー奴だったんだなって -- 名無しさん (2019-04-20 21:56:30)
  • 感想返しから誕生したエモさ大爆発の「ロックピッカー」ちゃんは書くべきか否か。 -- 名無しさん (2019-04-20 23:41:04)
  • ペンシルゴンの外道プレイを書くなら栗きんとんちゃん(と母親)は必要なのでは…… -- 名無しさん (2019-04-20 23:46:24)
  • 超すごいインジャスティスかな -- 名無しさん (2019-04-20 23:47:25)
  • 設定鍵の方の実況スレ話に湧いてた名人様みたいなのはいつの時代にも居るんだなってほっこりした -- 名無しさん (2019-04-21 08:50:48)
  • ↑某イカゲーで言えば自分は本当はS+の実力がある、味方運に恵まれないだけって思い込んでるB-って感じなおまる帝王マジ笑う -- 名無しさん (2019-04-21 17:11:43)
  • レトロの原作が普通に読みたい……! -- 名無しさん (2019-04-22 11:54:38)
  • アメリア戦でサンラクの発した『俺こそが凶星…』の下りが原作に輸入されてそうで… -- 名無しさん (2019-04-24 09:27:21)
  • ミーティアスってマッチョのおっさんだったのか……名前の響きとシルヴィアのイメージから勝手に女だと思い込んでたわ -- 名無しさん (2019-04-24 22:29:09)
  • むしろリアルタイムストラテジーにゲーム性が接近しているような -- 名無しさん (2019-09-15 23:13:02)
  • クソゲーと神ゲーの間に存在してるシャンフロと違って素直に神ゲー -- 名無しさん (2020-02-24 14:37:49)
  • ゼノセルグスって銀金vs魚類の時にヴィランと言われてなかった? ヒーローvsヒーローのときNPCヴィランがスポーンするって。 -- 名無しさん (2020-05-02 02:10:38)
  • ↑もし勢力不明の意味がヴィランの所属勢力という意味合いなら今のままでいいかもしれないけど。 -- 名無しさん (2020-05-02 02:15:01)
  • 普通に面白そう -- 名無しさん (2021-03-15 21:24:07)
  • GH:C編、ひぐらしとかSAOとかFGOとかのコミック版みたいに、別の作者さんに先行して漫画化してほしい -- 名無しさん (2021-09-03 00:22:29)
  • ガンギマリファントムの下りは読んでて笑ったなぁ -- 名無しさん (2021-10-29 07:38:29)
  • フルダイブVRで全身使って格ゲーやりながらリアルタイムストラテジー的な状況操作も同時にやれという -- 名無しさん (2022-04-16 00:55:15)
  • ↑、やることがクッソ多いけどごっこ遊びが好きな層にはバチクソ刺さるゲーム性だと思う、そういうものだと思えば意外と並列処理とか何とかなるもんだしね -- 名無しさん (2022-06-25 23:32:03)
  • この世界のアメコミだと、リキシオン・コーガ・パラケルスス周りの設定の結果「相撲や忍術や錬金術は先史文明の遺産たる技術、または何らかのきっかけで先史文明の遺産に触れた人々の手により独自発展を遂げた技術体系」なんてことになってるかもしれないのか……? -- 名無しさん (2022-06-26 00:51:11)
  • ↑2 個人的にはこんな感じのゲームでウルトラマン版があったらやってみたい。「ヒーローゲージが一定以上に達したら防衛チームのマシンが出撃し援護を受けられる」「防衛チームのマシンが出撃しておりなおかつ撃墜されておらずヒーローゲージが一定以上の状態で勝利を果たせたら『大空に飛び立った後、防衛チームのマシンと肩を並べ大空を飛ぶ』特殊勝利演出になる」「ストーリーモード最終決戦は敵側にかなりボス強化補正かかってる代わりにこちらも大幅にヒーローゲージが上がりやすくなっている。ヒーローによっては原作最終決戦をイメージした人々の応援する声が聞こえてくる」とかだとファン感涙モノの仕様になりそうだと思う(VRで巨大ヒーローものはキツそうでもあるけど) -- 名無しさん (2022-06-28 20:23:03)
  • GH:C編の要約はスラムダンクって事でええんか -- 名無しさん (2023-07-12 23:02:19)
  • ↑ どの辺が…? -- 名無しさん (2023-10-10 22:45:54)
  • ↑ヒント:ミーティアス倒した後のシルバージャンパー -- 名無しさん (2023-10-11 20:26:27)
  • 誰が言ったか、なろう小説で最も有名なアメコミ -- 名無しさん (2023-10-21 16:26:34)
  • ↑シルヴィの操るミーティアスの美しさよ。物語世界の原作者のお墨付きだし。 -- 名無しさん (2023-10-21 19:11:12)
  • PSYボーグ・ロードは15巻でヴィランだと発言されてました。 -- 名無しさん (2023-11-26 23:46:11)

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*1 ユートピアエンターテイメントソフトウェア。シャンフロの開発元
*2 描写としては充填速度が速すぎて使用した端から満タンになっていた
*3 ヒーローを「正面戦闘力以外」の側面で助ける相棒の事で、例えばバットマンの「ロビン」は典型的なサイドキックであり、アイアンマンの「J.A.R.V.I.S.」の様な非人間キャラもサイドキックに含まれるし、昭和ライダーにおける「おやっさん」等の一般人であってもヒーローの相棒ならサイドキック分類である。
*4 最新設定だとメカっぽい見た目
*5 火を消すだけなら迅速な消火の方がゲージは溜まるが、救助者を湧かせるならある程度放置した方が強く、「暴れる」系のヴィランなら勝手に被害を作ってくれる
*6 サンラク曰く「正直奴の為に作られたと疑うレベル(原作)」「思うがまま振舞えばそれが『クロックファイア』になる(漫画版)」

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