登録日:2018/10/11(木) 00:06:15
更新日:2024/03/26 Tue 11:18:15NEW!
所要時間:約 4 分で読めます
▽タグ一覧
スフィンクス 超獣 怪獣 ウルトラ怪獣 ウルトラマンエース ウルトラマンa 古代超獣 人面 ピラミッド ミチル ヘビ コブラ ファラオ 人工冬眠 ウルトラマン超闘士激伝 生首 悲しい結末 オーバーキル オリオン星人 オリオンガス 怪獣界のクレオパトラ ピラミットは超獣の巣だ! 田所陽子
スフィンクスとは、『ウルトラマンA』に登場する超獣である。
ここでは、スフィンクスを使役するオリオン星人についても記述する。
別名:古代超獣
身長:58メートル
体重:6万5千トン
出身地:オリオン星
概要
古代星人オリオン星人が操る超獣。
その名の通り、顔がファラオを思わせる人面になっている超獣で、ギリシャ神話やエジプト神話などに登場する幻獣スフィンクスに似た特徴を持つ。
背中には一対の翼、先端にヘビの頭部が付いた二本の長い尻尾を持つ。
配色は金色をベースに、赤や青など非常にカラフル。
『ウルトラマンA』本編において、初めてヤプール人と関連を持たない超獣でもある(後述する『ウルトラマン超闘士激伝』ではヤプール配下)。
超獣らしく武器は豊富。
頭部に生えた二本のツノから赤い閃光、額のヘビ(コブラ)の装飾から1万3千度の高熱火炎「スフィンクスファイヤー」を放つ。
二本の尻尾を敵の背後に回り込ませ、先端に付いたヘビで噛み付く奇襲もおこなう。
力も強いらしく、ウルトラマンエースとの戦闘では肉弾戦を見せつけた。
だが、後述するオリオン星人のミチルが吹く笛の音でおとなしくなる面も。
オリオン星人
別名:古代星人
身長:2.3メートル
体重:146キログラム
出身地:オリオン星
古代超獣スフィンクスを操っている宇宙人。ライオンに似た顔とウェーブがかった長い髪が特徴。
人間に変身する能力を持つ。
1万3000年前に地球をオリオン星の植民地にして暮らしていたが、ある時突然発生した洪水に追われた。
その後、一種のシェルターの役割を持つピラミッドに逃れ、洪水が去るまでの間、気が遠くなる程の長い年月を人工冬眠で乗り越えていた。
人工冬眠から目覚め、本星からの指令で再び地球を植民地にしようと企む。
オリオン星人は「オリオンガス」という赤いガスを吸引することで生きており、定期的にオリオンガスを吸わないと急激に衰弱して死んでしまう。
人間が吸った場合は、体内の白血球を急激に増殖させるという非常に有害な性質を持ち、玉ネギの腐ったような臭いを放つ。
オリオン星人の潜むピラミッド内部は、ヤプールの本拠地である異次元のように空間が歪んでいる。
ちなみにオリオン星人の頭部は、老人ヤプールが変身した際の獣人マスクを流用したもの。
活躍
『ウルトラマンA』第25話「ピラミット*1は超獣の巣だ!」に登場。
冬眠から目覚めたオリオン星人の復活と共に、オリオン星人のピラミッドが小学校の校庭を突き破って出現。
オリオン星人は地球侵略の第一歩として、TACの新兵器であるV9の破壊を計画。計画の遂行者として、人間に変身したオリオン星人の女性ミチル(演:田所陽子)を送り込んだ。
ミチルは上記のオリオンガスをバッグに隠し持っており、時節ガスを吸引していた。
作中では南夕子を捕らえることに成功するが、ミチルの方は作戦に失敗した上に改心した為、オリオン星人の司令官に用済みとして見捨てられてしまう。
痺れを切らした司令官は、ピラミッドから古代超獣スフィンクスを出現させて街中で暴れさせる。
しかし、北斗と夕子がTAC恒例の脱出で合流したことでエースに変身、スフィンクスとの対決となる。
エースとの戦いでは上述の武装で苦しめるが、ミチルの笛の音色で一瞬おとなしくなり、エースに隙を与えることになった。だが、同時にミチルも司令官によって殺害されてしまう。
立ち上がったエースのエースブレードで首を切断された上、残った胴体をタイマーショットで粉砕された。
残った頭部はピラミッドに回収されるが、ピラミッドはエースによって空中に放り投げられた後にメタリウム光線で破壊され、スフィンクスとオリオン星人は全滅した。
ミチルの遺体はエースが宇宙に運び、やがて夜空に輝く星となった。
その他の登場作品
『ウルトラマン超闘士激伝』
ヤプール軍団に所属する超獣として登場。
ヤプールに仕える側近で、異次元のゲートの門番を務める。
強行突破を試みたメフィラス大魔王(とそれに協力させられたタロウ)の光線を受けきる実力の持ち主だが、
積極的な攻撃はせずメビウスの鍵を要求し、三つの鍵を揃えた一行を怨念の彷徨う「深き闇の淵」を抜けヤプールの元へ案内した。
中立的で超然とした態度を取っているが、無限回郎の最深部で鍵の必要性を明かす策士でもあり、深き闇の淵では傍観者を装いながら
本拠地に乗り込んできたタロウ達を迎え撃つため、恨みの強い超獣達の怨念を結集させてジャンボキングを生み出した。
同時にスフィンクス自身がジャンボキングの怨念のエネルギーを供給している。
闘士ウルトラセブンに倒されるが死亡しておらず、最後はヤプールと一緒にヤプール次元に帰った。
『ウルトラ怪獣擬人化計画』
KADOKAWA版のラインナップとして登場。デザインはさいかわゆさ。
漫画『ギャラクシー☆デイズ』ではミズノエノリュウのマブダチと言う設定。
別名「怪獣界のクレオパトラ」。
追記・修正はオリオンガスを吸ってからお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 超獣の立ち位置が分からなくなったのは、こいつとルナチクスのせいだと思う -- 名無しさん (2018-10-11 00:33:30)
- やっぱり神とか王とかが関係するモチーフの怪獣は豪華でいいな。メフィラスやゼットンの黒もいいが、シルバーに対するゴールドも対比で映える。さすが怪獣界のクレオパトラ -- 名無しさん (2018-10-11 04:23:12)
- 擬人化計画に選ばれたのは驚いたなぁ。おまけに漫画ギャラクシーデイズではミズノエノリュウの友人ていうすごいポジションで出てきたし。 -- 名無しさん (2018-10-11 04:35:14)
- せっかく名前が出てきたのに、V9が使われずじまいだったのが残念だった。スフィンクスはエースが倒すとして、ピラミッドの破壊はV9でやって欲しかった -- 名無しさん (2018-10-15 18:39:36)
- オリオン星人は『ウルトラマン』の地底人や『新マン』のキングボックルとも会ってそう -- 0803 (2019-06-21 00:45:29)
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧