丸井ヤング館/寺井洋一

ページ名:丸井ヤング館_寺井洋一

登録日:2018/10/06 (土) 10:06:53
更新日:2024/03/26 Tue 11:16:40NEW!
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こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀登場人物項目 こち亀 茶風林 林家こぶ平 警察 警視庁 葛飾署 地域課 亀有公園前派出所 警察官 巡査 眼鏡 気弱 地味 マイホームパパ 平凡 北海道 根室市 怒ると怖い 倹約家 常識人 人生送りバント 丸井ヤング館 寺井洋一 林家正蔵 改名 一般人枠 空気←改名後から



人生後ろばかり見ていちゃだめだよ


前を見ないとね


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丸井ヤング館とは、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の登場人物である。
元の名前は「寺井洋一」であったが、170巻『「改名くん」の巻』で凄苦残念(元:法条正義)と共に両津に無理やり改名させられた。
なお、アニメ版では最後まで「寺井洋一」のままであった。


CV:茶風林→林家こぶ平(現:9代目林家正蔵)(テレビアニメ)



プロフィール


生年月日:3月2日(連載初期は5月5日)
年齢:推定37歳
身長:162cm
体重:65kg
血液型:A型
出身地:北海道根室市納沙布


人物


警視庁葛飾警察署地域課に所属している警察官で階級は巡査。
濃い顔ぶれが揃う派出所のメンバーと比べると、特に目立った特徴のない至って普通の人物である。
だがその普通さが、濃すぎるキャラクターが集う本作では逆に個性となっている。…ような気がしなくもない。


小太りで丸眼鏡をかけた冴えない風貌の男性。連載中期まではレンズが透き通っていなかった。
丸っこい体型故に親しみやすさを感じるが、実はコレステロール値が高い成人病予備軍であるため、その事で大原に心配された事もある。
アニメ版では林家こぶ平(中の人)と声が似ているという設定で、「僕ってそんなに林家こぶ平みたいな声だっけ?」というネタがあった。


既婚者であり、子供が2人いる。
家族との時間を何よりも大切にしており、思い出作りのために見栄をはって40年ローンでクルーザーを購入した事もある。
ちなみにそのクルーザーは両津のせいで何度も大破しており、名前も毎回両津が丸井の人間性になぞらえて命名している*1


茨城県の過疎地に住んでおり毎日そこから電車通勤をしているが、通勤時間が3時間半ととても長いため作中でよく理想のマイホームを探している。
だがその度にインチキ物件を買わされそうになったり、クイズ番組の賞品として手に入れたマンションが後に欠陥住宅だと判明したり、同じくクイズ番組の罰ゲームで家をプレス機で押し潰されたり等悲惨な目に遭う事が多い。
現在は港区に一戸建てを購入して住んでいる。
趣味は旅行で、休日には家族揃ってキャンプに出かけたり購入したクルーザーで海に出たりしている。


前述のとおり両津に勝手に改名させられてしまうが、そのおかげで運気が上昇し、宝くじで300万円当たる等の幸運が舞い込んでくる。
それが理由で今後も「丸井ヤング館」の名前で通す事となり、公式でもこの名前でほぼ統一されるようになる。
しかし同時期に改名し出番が増加した残念とは対照的に出番が激減し、最終回にも登場しなかった。
ちなみにアニメ版では原作と違って登場率が高く、アニメ版最終話『THE FINAL 両津勘吉 最後の日』にもOPのみだが登場している。


性格


その見た目同様、気弱で温和な性格。
人前に出て何かをするようなタイプではないため、両津からその生き様を「人生送りバント」と称された事もある。
滅多な事では怒らないが怒った時はかなり怖く、家族でキャンプに行った時には失敗をする度にブチ切れていたので家族に気を遣われていた。
またクイズ番組で新居を手に入れた時には人格まで変わってしまい、意外と安定した生活を送っている事が判明した両津に記事冒頭の台詞を言って見下す場面もあった。
現在は常識人枠だが、1巻で登場した時は現在ほど真面目ではなく、勤務中に酒を飲んで寝たり、両津達と一緒に仕事をサボったり等不真面目な人物として描かれていた。
連載当時は珍しくも無かったが、公務員とは言え都心勤務でマイホーム主義という現代からするとかなり珍しい感覚の持ち主。


能力・特技


元々質素な生活を送っているのでお金を貯めるのが得意。
家族4人で生活しても月の生活費は1万円もかからない。
一ヶ月間省エネエコロジー我慢大会では普通に家族4人で生活していただけで優勝を果たし、賞金とラスベガス旅行を手に入れていた。ちなみに賞金は旅行先で全く使わずに全額定期預金にした。
運動神経は悪いほうで、家族でキャンプに行った時には鈍臭さも相まって(前日に予習をしたのにもかかわらず)ドジばかりをやらかし、その度に八つ当たりしている。
ボルボ曰く「アウトドアには向いていない」


警察官でありながら手柄をたてる事は滅多になく、拝命してから13年間一度も犯人を捕まえた事がなかった。


日用大工も苦手*2で、張り切って作ったのに出来たのはいかにも壊れそうな椅子だった事で子供達に微妙な顔をされていた。
大原と同様に機械の扱いは苦手であったが、いつの間にかその設定は消滅した。


丸井家


全員フルネームは不明。


  • 丸井の妻

丸井とは違って痩せ型の女性。
夫と共に悲惨な目に遭う事もあるが、それでも丸井に当たるような事はしない良き奥さん。
アニメ版では太めの体型で寺井(丸井)を女性化したような容姿となっている。


  • 丸井の長男

丸井をそのまま小さくしたような容姿の男の子。
父親を尊敬しているが、キャンプ場での一件で父親の意外な一面を見た事でキャンプに二度と行きたくないと思うようになる。


  • 丸井の次男

どちらかというと母親似の男の子。
兄同様父親の事を尊敬している。
アニメ版では容姿が異なり、眼鏡をかけており寺井(丸井)そっくりの容姿となった。



両津との関係


中期あたりまでは両津と行動を共にする事が多く、彼の悪巧みにつき合わされる事もよくあった。
しかし両津と違って大原に信頼されているので、正直に謝った時にはすぐに許してもらい両津だけ説教される場合もあった。
クルーザーを購入すると両津にそれを利用されるようになり、両津の無茶のせいで度々クルーザーが大破や転覆等の被害を被るようになる。
それでも普段は仲が良く、悲惨な目に遭っている時にはそれを見かねた両津に何度も助けられている。
庶民的な感覚故にマイホームの購入にはかなり迷うらしく、大抵は大原の伝手を頼る。そして両津が探すことになり騒動を引き起こすのが黄金パターン。
この少年誌でやるマイホーム選びというネタは『こち亀』ぐらいでしか使われていないが、ギャグ漫画らしく破天荒な物件が登場し、好評だったのか丸井の出演作では唯一シリーズ化されていた。




アニヲタは失う物がないからうらやましいよ

追記・修正、何でもできるもんナァ



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  • 正直ヤング館になってから出番あったっけ?あれ以降見た記憶がない -- 名無しさん (2018-10-06 12:37:57)
  • ずっと寺井だったから、(寺井洋一)とか(元寺井洋一)とかにしてくれないと分かり辛い -- 名無しさん (2018-10-06 13:10:26)
  • 「寺井洋一」の方が知名度高いと思う。項目名は「寺井洋一」でいい -- 名無しさん (2018-10-06 13:24:59)
  • 正直初期からいる準レギュラーキャラクターを1発ギャグで改名させるのは暴挙としか思えない。しかもそのまま出番減少で消えるのはひどいわ。(逆に残念(旧北条)は出番増えたけど) -- 名無しさん (2018-10-06 13:46:24)
  • 最終回にまで出なかったのは可哀想過ぎた -- 名無しさん (2018-10-06 13:57:49)
  • 麗子の父が買った屋敷だかマンションだかに住んだことあったな。全く身の丈に合わなかったから再び家探しする羽目になったけど。 -- 名無しさん (2018-10-06 17:31:28)
  • 不祥事連発の両津はともかく、こんだけの普通真面目人間が未だに巡査ってどういうことやねん -- 名無しさん (2018-10-06 18:47:17)
  • ↑いい人止まりだからだと思う。だって何か仕事できるわけじゃないじゃんこの人 -- 名無しさん (2018-10-07 02:04:52)
  • ↑2 性格上部下や同僚としてはいいけど、上司としてなんかうーむ…って感じ -- 名無しさん (2018-10-07 02:34:06)
  • 最初期に派出所に道を聞きに来た指名手配犯が寺井洋一って同姓同名だった記憶がある。見た目はこっちとは似ても似つかないが。 -- 名無しさん (2018-10-07 07:35:55)
  • 一日限定で大金手に入れて部長と一緒に人格変わってたな -- 名無しさん (2018-10-07 08:14:37)
  • マイホーム探しだとちんちくりんな物件に妙に縁があると思う -- 名無しさん (2018-10-07 08:20:23)
  • 雑学が「丸井さん」と呼ぶ場面があるので改名後もわずかには出番があった。改名した時点で出番が激減していたうえ、雑学のレギュラー化がとどめを刺したという印象。 -- 名無しさん (2018-10-10 02:48:28)
  • うすたのお気に入りキャラらしく、ジャガーにもネタで使われたほか、超こち亀ではやたら寺井だらけのイラストを描いていた -- 名無しさん (2018-10-14 21:06:48)
  • 急に名前が変わっていたから驚いた記憶がある -- 名無しさん (2019-03-21 19:59:26)
  • 一回だけ犯人逮捕をした話がある。 -- 名無しさん (2019-09-17 00:11:02)
  • 公式ファンブック『カメダス2』では「このキャラを主人公にしたい!!」というスピンオフ希望ランキングで堂々と1位を取ったという驚きの事実 -- 名無しさん (2020-03-10 08:26:52)
  • こち亀 -- 名無しさん (2020-04-28 17:08:20)
  • スタンプラリーの達人という意外な特技もある -- 名無しさん (2021-07-21 08:29:18)
  • 両津と出会っていなかった場合の幸福度が2%しか変わらないのはシミュレーションゲームだと大殺界扱いされている両津の影響を良くも悪くも受けないのか、元々そういうのは基本的に縁がないのか判らん -- 名無しさん (2021-07-21 21:21:46)
  • 両津が遊びで作った部長のヌードコラを間違えてFAX送信してしまい武装おしおきに発展しちまったこともあったっけな -- 名無しさん (2021-07-24 08:15:21)
  • 残念は「サブカルに無知・教えてもらう側」としての存在感を確立したんだが、彼はそういう味がなかったということか? -- 名無しさん (2021-07-24 09:29:50)
  • 次の週になれば大体なかったことになるのに名前変更そのままでいったの驚いたなあ 意図がわからなかった -- 名無しさん (2021-10-07 01:37:33)
  • 改名からの放置は面白い面白くない以前に「作者何考えてんの…」って恐怖が先に来たなあ。後期のこち亀はこういう訳の分からないネタが多くなってた -- 名無しさん (2021-12-27 13:36:33)
  • ↑まったく同意見。一発ネタかと思いきやそのままなのは古株キャラの扱いじゃない。作者の狂気を感じた。 -- 名無しさん (2022-12-16 00:48:00)
  • 後々新たなネタで使えるかなと思ってそのまま残したけど結局使えず、キャラとしても新居探しネタがもう面白くなかったからフェードアウトという感じかな -- 名無しさん (2022-12-29 22:35:14)
  • 一番最初の回でパトカーにはねられて重体だと言われてたのに次の回では何事もなかったように出てた寺井…ある意味両津並に頑丈 -- 名無しさん (2023-05-22 21:26:30)
  • ↑2 元々キャラとしては平凡そのものだから動かし辛いというのもあったかもね。その点、アニメではその平凡さを活かしてキャラを立ててくれたスタッフの努力が見事。 -- 名無しさん (2023-05-22 22:33:24)
  • アニメと漫画の路線の違いがよくわかるキャラだと思う -- 名無しさん (2023-05-22 22:36:14)

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*1 一隻目が「人生送りバント」、二隻目が「人生犠牲フライ」、三隻目が「人生9回裏逆転負け」
*2 息子曰く図工の科目が1であるらしく、工作だけにあらず絵を書くことも苦手な事が示唆されている。

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