激突のヘクセンナハト

ページ名:激突のヘクセンナハト

登録日:2018/07/06 (金曜日) 20:39:47
更新日:2024/02/26 Mon 13:52:47NEW!
所要時間:約 13 分で読めます



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川上稔 電撃文庫 ライトノベル 漫画 激突のヘクセンナハト 魔法少女 魔女 obstacle 魔砲少女 剣康之



ハートを破壊された魔法少女は敗北となる……!

(小説版カラーページ冒頭より引用)


激突のヘクセンナハト』とは、原作:川上稔・作画:剣康之の漫画(月刊コミック電撃大王連載)、及び原作者川上稔による同名の小説(電撃文庫 作画:さとやす)である。なお漫画・小説共に全4巻。
2015年~2017年2月にかけて展開された作品で、川上作品の世界観では『OBSTACLE OVERTURE』と同じ「OBSTACLE」世界の一つ(?)を描いている。
なお本作は漫画原作が先行しており、漫画・小説共に基本は同じストーリーだが、好評だったので小説の方は一巻延び、
本筋は同じだが展開がやや違っている。本項では小説版基準で解説する。




●概要

冒頭の台詞にもあるように、魔法少女(世界観的な定義では魔女)たちが戦うバトルヒロイン作品。
但しそこは川上作品。並行して進み世界観的には前時代にあたる『境界線上のホライゾン』での「魔女」が高機動射撃型だったのが継承されたのか、
全長5メートルの魔術兵装を振り回し全長500メートルの砲撃飛翔体で撃ち合う壮絶な大スケール空戦バトルが繰り広げられる。
また本作では「OBSTACLE」世界の成立背景にある「数多の世界が生まれ滅んだ」理由の一つが語られている。


境ホラと同じ様にカバー裏にもSSが掲載されており、本作でのお題は「名前の由来」。



●ストーリー

流体による術式が発達し、女性の術式使い「魔女」が前線に立つ世界。
そこでは10年に一度、月に封印された世界の創造主にして破壊者「黒の魔女」を裁く為の戦い――ヘクセンナハトが行われていた。
そんな世界に現れた謎の少女「各務・鏡」。世界法則を平然と無視するような規格外すぎる力を振るう彼女は、何と「黒の魔女」の姉であり、妹を止めるため数々の異世界を渡って来た異邦人だった!
異世界人である鏡と、前回のヘクセンナハトで母が戦い犠牲となった巫女「堀之内・満」が出会う時、次なるヘクセンナハトへ向かうため、そして「黒の魔女」を倒すための戦いが始まる…。


●用語解説

  • 魔女

本作で主に戦う「術式科の術式攻撃兵」の俗称。使う術式の形式は人によって異なる。
この世界では外部へと力を働かせる「アクティブ系術式」を得意とするのが必ず女性であり(男は防御・基礎強化の「パッシブ系術式」が得意)、
ゆえに攻撃時前線に出るのは必ず女性である。


川上作品ではお馴染の不思議リソース。術式の源であり、地脈を流れている。
本作世界の住人は皆「流体の体内貯蓄能力」・「流体の抽出能力」を持ち、
その素質と世界の豊潤さにより、流体で駆動機付の武装・装備一式を賄うという他の作品にはない贅沢な事をしている。


ちなみにこの世界では戦艦等の機械製品も流体と術式で動いており、2巻ではリアル米軍で制式採用されているF-22術式の紋章を書くスペースが少ないせいで「YF-22」として実験機止まりとなり、米国で代わりに史実でF-22に敗れた「YF-23」が「F-23」として採用された世界と判明している。


  • 戦種

戦闘時の衣装やバトルスタイルを定義するもの。いわゆるファンタジー的な「職業」を指す。
これを明確に設定することで「表出の具現性」を高め、活動性を上昇させやすくなる。
ちなみに「職業」であれば何でもいいので、戦士系でも何も問題はない。


  • 術式陣

人々が魔術や通信などの際使うもので、リアルで言うスマホないしタブレット端末、『境界線上のホライゾン』の表示枠・魔術陣に相当する存在。
高位魔女は通常用の他に専用の砲撃用術式陣なども用意している。


  • 使役体

いわゆる「使い魔」・「マスコット」枠。精霊の一種でもあり、女性しか契約できない。
見た目はチビっちゃいケモノだが、主人と合一することで後述の「ノーマルフレーム」を具現化させる力を持ち、
「マギノフレーム」移行時には管理を担当する。
ちなみにこんな名称になったのは各種愛護団体への配慮や「主人=使役体」間の繋がりを強化するためだそうな。
なお男性用にも一応ノーマルデバイス展開専用に人工使役体が創られている。


  • ノーマルフレーム

魔女が戦闘時変身するバトル形態で、固有武器の「ノーマルデバイス」・衣装の「ノーマルフォーム」からなる。
この状態でもある程度の戦闘やデバイス・術式による飛行が出来、ものによっては砲撃が出来る。
だがこの状態でダメージを受けたりテンションが上がったりして「フロギストンハート」が最大限加熱すると…


  • マギノフレーム

フロギストンハートの過熱により展開される、魔女の本来の姿。
最大の特徴が、ノーマルフレームと使役体が再合一することで現出する、兵装と同型の全長500メートル超の巨大武装型魔法杖「マギノデバイス」である。
衣装もより強化された「マギノフォーム」へとヴァージョンアップし、ノーマルデバイスを操縦桿代わりにして自在に空を舞う。
ノーマル時は白兵戦スタイルだった魔女も、このモードでは固有術式を使った砲撃がメインとなるため、戦闘は熾烈な機動と撃ち合いになる。
また操縦者はデバイス上に防護なしで乗る形になるため、この状態でも魔女同士の白兵戦は可能。


  • フロギストンハート

魔女のコンディションや術式・フレーム等の各種システムを統御するモニター的存在。
意気や闘志によって加熱し、過熱することでマギノフレームが展開される。全壊するとテンションが下がり敗北となる。要は格ゲーの必殺技ゲージみたいなもんである。


  • ヘクセンナハト

10年に一度、10月下旬ころに行われる、月に封じられた「黒の魔女」と月の封印内で行う戦いのこと。
だがこれまでの魔女が死力を尽くしても再封印がやっとであり、本編から10年前の戦いでは黒の魔女に代表者が想像以上に迫ったせいで魔女がキレ、
世界中に魔女の下僕が解き放たれ、世界各地が破壊され無数の死者・行方不明者が出る大惨事が発生。
これにより黒の魔女は「封印されている」のではなく、「あえて封印内でおとなしくしているだけ」ということが判明した。


  • ランカー制度

…↑の惨事の後、これまで何となく決まっていたヘクセンナハト挑戦者をきっちり決めるために誕生したシステム。
ヘクセンナハト開始前までに一位となることで、ヘクセンナハトへと挑む権利を得る。
なお今までのヘクセンナハトはソロVSソロだったが、10年前魔女が下僕を解き放ったことからバディ(コンビ)制が認められるようになった。


  • 四法印しほういん学院

東京湾上の人工島にある、10年前のヘクセンナハト時の第2位だった四法印・スリズィエが創った魔女学校。
スリズィエや10年前の代表堀之内・充子の母校が原型になっている。
学科は普通科(汎用的魔女系)・特機科(機械・武装・土木系)・術式科(術式研究・占術系)・特待科(ワンオフ・特異術式系)に分かれており、それぞれで制服が異なる。
学校中央には10年前の惨劇で犠牲となった魔女達の慰霊施設も存在する。


  • U.A.H

世界各国に存在する、術式使いを統括する組織。作中では「U.A.H.J」(日本)、米国U.A.H、欧州U.A.H等が描写されている。
なお本編では具体的解説は少なかったが、2022年の川上氏の公式同人誌「25th」にて正式名称は「UnknownAttackHexen」で、「魔女による国際的対怪異組織」と判明した。




+ 以下、3・4巻のネタバレになるため折り畳み-

  • ジオフレーム

かつて堀之内・充代が対スリズィエ戦で開眼するも黒の魔女に存在記憶ごと消され、後に各務・鏡と堀之内・満が対フルール戦で開眼したフレームの最終形態。
その姿は全高3㎞の巨人像であり、作中での鏡・堀之内バージョンは翼持つ巫女風聖騎士姿。操縦は胸部にある2人の術式陣を合わせた様なステージで行う。
武器は状況に応じてマギノサイズのディカイオシュネと朱竜胆を使い分けている。


  • サタニックフレーム

充代戦後、黒の魔女が対ジオフレーム様に開発した同サイズの巨大女王型フレーム。
作中ではディカイオシュネ風の長剣を二刀流にして振るっている。




●登場人物

※以下、ネタバレを含む
※プロフィール欄の内、学年~デバイスまでは小説版口絵掲載のキャラ解説から



●主要魔女

各務かがみかがみ

  • 学年:普通科三年
  • 術式:自由自在
  • 所属:自分自身
  • 戦種フレーム:聖騎士系
  • 使役体:デカ夫(竜種)
  • デバイス:剣砲ディカイオシュネ

本作の主人公。銀髪に男性的な衣装(制服はちゃんと女性もの)、どこか中性的で偉そうな口調が特徴。横浜出身。
性格も口調同様にサバサバとした漢らしいものだが、堀之内にとんでもないあだ名をつけたりする。分かりやすく言えば女版佐山
かつては「魔法のない世界」(いわゆるリアルの日本に近い世界)に住んでいたが、妹がひょんなことから「世界全ての魔法を集約させたアーティファクト」創造の書を見つけたことで事態は一変。
妹が「創造の書」で生み出した無数の世界が展開する時巻き込まれて異世界に飛ばされ、「妹が生み出した世界」が次々滅んでいくのを見て、「滅びの原因たる妹を殺してでも止める」と世界を渡る旅人となった。
だがどの世界でも「滅び」を止められずさすらっていた所「本作の世界」へたどり着き、それまで単なる「現象」だった「滅び」が「黒の魔女」として存在すると知り、「今度こそ妹に追いついた」と気づきランカー戦へと参加する。
元が一般人だったため「流体の体内貯蓄能力」は持たないものの、出鱈目な程の「流体の抽出能力」でそれを補い、
かつ「創造主の身内」として得た「流体の自在操作・干渉能力」(作中ではクラフト系)とアドリブ力で、「使役体無しでのデバイス精製」・「デバイス・フォームの即時再生・組み換え」等臨機応変に対応する。
フォーム初形成時堀之内を参考にしたせいか通常鈍足なはずの聖騎士系なのに高速機動も可能で、堀之内とのコンビプレイ時には主に防御・デバイスへの乗り込み戦を担当している。
使役体のデカ夫は最初流体抽出力が凄すぎて使える魔女がいないと廃棄されかけていたものだったが、自分を助けてくれた「えらい人」鏡に助けられ、彼女の協力要請を受け入れ契約した。


堀之内ほりのうちみつる

  • 学年:普通科三年
  • 術式:神道
  • 所属:堀之内家
  • 戦種フレーム:巫女系
  • 使役体:朱雀
  • デバイス:弓砲朱竜胆あけりんどう

もう一人の主人公。長髪・巨乳・巫女・弓と某ズドン巫女似だが、あっちとは違い気を張り詰めがちのお嬢様系。開始時のランカー順位は4位で生徒会長兼普通科代表。
10年前ヘクセンナハトの代表だった母「堀之内・充代」を亡くしており、それゆえに独りでヘクセンナハト代表になる事を目指していた。
だが鏡との出会いや学長からの「2人でコンビ組んでね」と命令されたりと振り回されていく内に、母の遺言の意味を悟り、少しづつ丸くなっていく。
…だが、鏡から「満子まんこ」というヒドすぎる呼び名をつけられ(普通の時は「堀之内君」)、気合を入れなあかん時に決まって「満子」発言が出てキレるのがお約束となっている。
戦闘スタイルは巨大弓剣銃の朱竜胆による射撃だが、母や歴代当主から代々受け継がれてきた力をより磨き、特殊効果のない(弾に仕込みなどは入れてある)砲撃で壊れ火力と命中力を発揮するハイパーズドン巫女。
変化球としては砲撃も出来る防御術式「三矢の障壁」や一定方向に弾幕を張る「射撃用結界」等。何かおかしい様な気がするがきにするな。
また使役体の朱雀が(鳥らしくないキャラだけど)高位の霊獣のため、攻撃に全振りながら高機動力をも身に着けている。
もちろんそれだけでなく神道の巫女として高位の禊や探知、結界等も使い、砲撃にも禊をのせている。


エルシー・ハンター

  • 学年:特機科三年
  • 術式:米国式攻術
  • 所属:米国空軍内攻術科
  • 戦種フレーム:カラテカ
  • 使役体:ヘッジホッグ(ハリネズミ)
  • デバイス:盾砲ヘッジホッグ

アメリカ出身の魔女で、小柄で貧乳のボクっ娘。開始時ランカー順位は3位で特機科代表。
10年前に大打撃を受けたアメリカの代表として国家的な術式支援を受け、先手を打って下位を制しておくために堀之内・鏡に勝負を挑む。
実は10年前に戦闘機パイロットだった父も被害の余波で犠牲となっており、それゆえに堀之内にも近い強迫観念を抱いていた。
デバイスのヘッジホッグはパイルバンカー内蔵の巨大盾で、「地面から離れていても遠隔で足場を借りられる」という固有術式を使い、
縦横無尽に地や空を駆け打撃をぶち込んでいき、術式の応用で敵の術式をも「面」と捉えパイルをぶち込むことも出来る。
マギノデバイス時には「足場を借りる術式」を国からの支援で「米国の人工衛星を足場とし、衛星とリンクさせスイングバイ方式で高速移動し砲撃をぶち込む」と応用させ、
支援の応用でダメージを分散させることも可能になる。


メアリー・スー

  • 学年:術式科三年
  • 術式:不明
  • 所属:術式科
  • 戦種フレーム:処刑人系
  • 使役体:マカブル(死神型)
  • デバイス:束鎌イーラ

長身で白髪、クール系にも見える魔女。開始時ランカー順位は2位で術式科代表。
なぜか鏡に敵意を向けるが…実は「円層世界」と言われる滅んだ世界から転移してきた異世界人で、「円層世界」最期の生き残り。
故郷にいたころ鏡に術式の使い方を教わり「先生」と慕うようになるも、結果的に鏡が「世界から逃げた」形になったため彼女に恨みを抱き勝負を挑んでくる。
術式は攻防一体の不可視の力であり、その実態は空間干渉型の消失術式
九本三枚刃のイーラを媒体とし、攻撃を「鎌の斬撃」の形で発動させるため、行きより戻り(引き)の攻撃力が強いのが特徴。
また訓練を積むことでノーマルフレームをすっとぱして即時マギノフレーム展開が可能になっている。マギノ形態では"消滅"の出力や効果範囲がさらに増大し、
"消滅"の連続砲撃による結界の生成や、空間を抉ることで地球半周分の距離を吹っ飛ばす空間跳躍移動などのトンデモな芸当が可能となる。
ちなみに故郷での本名は「メアの氏族の娘リース」だったが、この世界に来た際過去の名を封じると決め、学長から今の名(海外ドラマの2次創作キャラ由来)を貰った(2巻カバー裏SSより)。


四法印・フルール

  • 学年:特待科三年
  • 術式:欧州ドルイド系を基礎とする
  • 所属:特待科
  • 戦種フレーム:花巫女
  • 使役体:???
  • デバイス:槍鍬ゼフィール

ランカー第1位にして、「絶対的な防御と絶対的な攻撃をもって、何者に対しても無敵である」と評された正体不明のガスマスク魔女。
3巻中盤で明かされたその正体は、学院学長である四法院・スリズィエの愛娘。歳の割には子供っぽい口調で花壇の世話が好きな童顔女子。
鏡をも上回る度外れた流体抽出力を誇り、姿こそ一番魔女っ娘らしいが母譲りのデバイスと術式により、灰などを媒介に花型爆砕術式を散布する広範囲爆撃の使い手。
しかも「花」はフルールや周辺からの流体供給により増殖していき、爆砕の塊にして最強の「環境」たる桜の森へと発展、そこでは相手の術式すら花の苗床と化す地獄絵図が繰り広げられる。
早い話が「周囲の環境すべてを支配し、攻撃兼防御の手段とする」というもので、その絶対性は「プールに浸かった状態で水を防御しようとしても無理な事」とまで形容される。
近接戦時にも、自身の経験不足を術式による強化と「動きを不知覚とする」という本人の特技で何とか鏡と対している。
そしてマギノフレームの最終形態として、計六本のデバイスを花型へと合体するという出鱈目な奥の手をも備えている(これも母譲り)。
術式制御は使役体が担当しているが、そこには大きな秘密が隠されていた…。



●その他登場人物

天城・光太郎
堀之内家に仕える眼鏡の執事長であり、「大奥様」こと堀之内の母の時代から務めていた。
無能ではないのだがどうも不遇&扱いがぞんざいで、車を何度も壊したり、流れ弾に当たっていたりする。
なお彼を初めとする堀之内家の使用人たちは、「流石です、お嬢様!」というのが口癖になっており、特に光太郎はそれを言うのに命を懸けている。


侍女長
堀之内家勤めのメイド(全員元ランカー級魔女)のトップであり、光太郎へのツッコミ役でもある眼鏡女性。
元独逸連邦U.A.H.G所属で、ランカー時代は「ドリル状にねじ切る」術式が得意だったため字名は「ドリル夫人」だったそうな。


四法印・スリズィエ
四法印学院の創設者にして学長で、かつては堀之内の母・充代やリスべス・ルエーガーと共に「三賢者トロイカ」と呼ばれていた。
充代の死後、次代の魔女を育成する場として学院を創り、娘を育てながら教育や政治に励んできた。
異世界から来たメアリーや鏡も学生として認める度量の広さを持つが、実はその身体にはとある秘密があり…(漫画版で短縮されたこの部分が小説版との差異)。
結構お茶目な性格で、小説版3巻の仮装パーティーでは自分が一児の母だと考えてないようなコスプレに挑み、会場中を外部から見えるくらいのツッコミ術式によるホワイトアウトで満たした。
現役時代は花竜を使役体にして娘と同じゼフィールを「槍型」で使い(娘は鍬で固定)、娘の様な増殖機能こそなかったものの薔薇型の爆砕術式を自在に使っていた。
ちなみにヘクセンナハト出場者決定戦で充子に敗れたのだが、リスべス曰く、決定戦開始の理由は実にしょうもないものだったらしい。

+ その正体は…-

実は10年前のヘクセンナハトにて死亡しており、現在の姿は死の間際に術式で生み出された"残念"の姿である。
そして学長であると同時に娘・フルールの使役体でもあり、戦闘においてはフルールと互いの役割や動作を切り換えての巧みな連携を得意とする。


リスべス・ルエーガー 

  • 学年:とっくに卒業
  • 術式:黒魔術
  • 所属:U.A.H
  • 戦種フレーム:黒魔女
  • 使役体:上級光霊
  • デバイス:双剣ドラクーン

「三賢人」最後の一人であり、欧州「U.A.H」代表のベテラン魔女。10年前の戦いで隻眼となっている。なおいつもは軍服でフォーム時は古典的魔女姿。
ランカー1位決定戦直前に、自身のデバイスを元にした量産型マギノデバイス軍団を連れ四法院学院へと参上。学院の制圧を宣言してフルールと交戦後、鏡たちにある「真実」を告げる。
固有術式は「空間切断」で、防御無視攻撃や片方の剣を隠しての奇襲を得意とする。


















各務・硝子しょうこ黒の魔女 

  • 術式:創造
  • 所属:なし
  • 戦種フレーム:女王型
  • デバイス:長剣型

各務・鏡の妹。本作の舞台を含めた数多の世界の創造主であり、同時に世界を滅ぼす魔女でもある少女。
元の世界にいたころはその病弱さから本や執筆が好きなだけの(それを姉に褒めてもらったりアドバイスを貰ったりすると喜ぶ)少女だったが、ある日家の書庫で不思議な喋る本「創造の書」と遭遇。
それにより想像意欲を高めていき、あまりにファンタジーな発言に当時の鏡が信じられなそうな反応になっても想像を続け…
結果、想像によって無数の世界が創造され、姉妹で無数の異世界へと飛ばされた。
だがそれら世界は硝子が紡いだ「物語の終わり」を超えても続いたその果てに、硝子が何とかしようとしてもどれもこれも滅んでいき(鏡は硝子の病弱さが「死の投影」に繋がったと考察している)、
そのせいで途中から「世界の敵」と化し流れに流れた果て本作の世界へとたどり着き、ある思いからヘクセンナハトを起こすようになった。
最終巻では決戦前ちょっとした気まぐれからこっそり地上に降り、知らぬ間にフルールと仲良くなるが…。
戦闘能力としては何せ「神」なので、その気になれば「戦いで使われた致命的な術式を『存在ごと抹消する』」(充代との戦いで使用)・「理屈抜きで場所ごと『入れ替える』」とチートなのだが、
さすがにそれだと勝負にならないため、ヘクセンナハト時には基本マギノデバイス基準で戦っている(それでもこの世界の基準からすれば高性能だが)。
また創造主なので「2度ネタ」は通用しないが、「この世界合わせ」にしているためフロギストンハートの消耗は致命的となる。



創造の書/アメイズ
硝子が出会った強大なアーティファクトで、彼女に「アメイズ」と名付けられたことで、本作世界における硝子の使役体となった喋る本(一人称は「僕」)。
各務姉妹の世界にあった法則「矛盾許容」に基づき、様々な「創造」を行う。
世界にある様々な法則や物事を形作るためのリソース兼サポーターとして作られたが、文明が進むにつれ人が神秘を信じなくなったため意思疎通ができなくなり、硝子に会うまで埃をかぶっていた。
創造の化身ゆえに想像や想像主を愛するが、それは同時に「想像で出来た世界が滅ぶこと」をあっさり許容し「そんなこと気にせず新しい世界を創ればいい」と薦める酷薄さでもある。



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  • 一仕事終えたばかり、お子さん生まれたばかりの剣氏にお仕事を! と極めて優しい世界な感じで生まれた物語。あんたホライゾンの片手間でなにやっているんですかね。 -- 名無しさん (2019-01-01 16:44:00)
  • 要するに川上世界観での『異世界チート転生系』だよなコレ…… 都市シリーズのとある所で語られた歴史と微妙に違う所があるけど、そこは今後書かれることがあるのだろうか…… -- 名無しさん (2020-09-04 20:43:55)

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