最上静香(ミリオンライブ!)

ページ名:最上静香_ミリオンライブ__

登録日:2018/01/18 Thu 19:49:12
更新日:2024/02/16 Fri 13:21:15NEW!
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『私には時間がないんです。邪魔だけはしないでくださいね。』


『プロデューサー、私には時間がないんです!急いで下さい!』




最上 静香(もがみ しずか)は『アイドルマスター ミリオンライブ!』シリーズの登場アイドル。
CVはPityで愛すべきいじられキャラなころあず
イメージカラーは明るい蒼


■プロフィール
タイプ Fairly(Vo)(Co*1)
年齢 14歳
誕生日 9月14日
血液型 A型
身長/体重 162cm/44kg
3サイズ 76-53-77
出身地 埼玉県
趣味 テニス
特技 ピアノ
好み うどん
CV 田所あずさ


シアター組(ミリオンスターズ)の代表格たる、の一人。
いわゆる“蒼の系譜”に連なるキャラクターだが、静香の場合はより直接的に千早の後継的キャラクターと言った方が正確かと思われる。
名字の最上も『アイマス』初期の軍艦ルールに倣ったもの。
ただし、歌手活動の一環としてアイドルをやってみていた千早と違い、静香は純粋にアイドルに憧れているという違いがある。


【私の概要がどうかしたんですか……放っておいて下さい!】

幼い頃からアイドルになる夢を抱き、その夢を叶えるべく努力している少女。
14歳なのだが高校生組より背が高いなど、年齢以上に大人びた雰囲気を持つ。


生真面目で何事にも妥協しない性格であるが、アイドル活動に於いて焦っている部分も見える。


これは、父親に関わる何かのためであり、その内容について明言はされていないものの、アイドルを目指す(活動を許されている)時間にタイムリミットが設けられている……と予測する声が多数。


ミリPの聖典たる『アイドルマスター ミリオンライブ!(ゲッサン)』でも、この説が採用されており、厳格な父親の許で育つがアイドルへの憧れが捨てられず、アイドルになりたいと相談する静香。
……意外なことに父親はそれを許してくれるが、実際には静香の思いを本当に理解している訳ではなく、アイドルのような“お遊び”は受験が始まるまでという条件を出す……という展開が描かれた。
ゲッサンでは静香が実質的な主人公であった為か、この問題が最終回までの展開の主軸の一つとなっていた。


この為か、ゲッサン版の静香は自分の意見を汲んでくれない父親の姿から、プロデューサーを含む自分の思い通りにさせてくれない大人の男性に対して不信感があり、ゲーム本編での見た目の冴えなさから有能ではなさそうと決めつけ、勝手な不信感を抱いてしまったPに対して辛辣な態度なのも、概ねとして同じ理由だろうと考えられていた。


テキストのみならず、3Dモデルを利用した動きでのコミュが可能になった後継アプリ『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』では、オーディション会場にて鬼気迫る様子をPに見せた。
実際にはドン引きさせているのは自分なのに、自分のテンションが異常なのをPが頼りないからだと勘違いしており、これがデビューしてからも暫くはPに不信感を抱くキッカケとなった。
Pは静香の異様な気持ちの入れようを警戒するも、自分なりにアイドルになる準備をしてきたという静香の可能性を認めて39プロジェクトに迎え入れる。


無事にデビューしてアイドルとなった後も、仕事で早く結果を出せるようにと自分なりのやり方で突き進もうとし、Pにも口を出すなと噛みついたりもするのだが、そこはまだまだ子供で経験も足りない14歳。
想像と現実では勝手が違い、自分の思い通りの結果を出せずにPのフォローに助けられることとなり、裏でPが自分の為に尽力する姿を見かけたりしている内に、相変わらず素直な態度じゃないにしても、Pのアドバイスを聞き入れられるように成長していく。


……このように、初期段階での反応の面倒くささはシアター組の中でもブっちぎりであり*2、関係を深めてデレて素直になった静香に慣れていた『グリマス』P達も『ミリシタ』にて、久々に関係をリセットされた静香と再会した結果、
改めて“もがみんってこんなに面倒くさかったっけ?”と、思い知らされることとなった。


二次創作などでは後述の間の抜けた部分や、中の人成分が加味された状態で登場することが多いため、そっちの方面でしか知らなかった層や、全く『ミリオン』を知らなかった『ミリシタ』からの新規Pにとっても、Pに対して想像以上にキツい言葉を投げかけてくる静香に驚いたとの声も。


『ミリシタ』では、志保と共に、誰が呼んだか狂犬(面倒くさい)三姉妹として括られ、すっかりと牙の抜け落ちた『ミリオン』時空の千早とも悪い意味で比較されて“あの千早ですら大人になったのにお前らはよお”……との声が挙がる程。まあ、ネタとしての意味合いのが強いが。


ただし、静香がこうした厳しい態度や焦りを見せるのはPや個人の仕事についてのみであり、アイドルとしての先達であり、憧れの存在である先輩組を慕っているのは勿論、共にアイドル活動に邁進する同僚達への仲間意識は非常に強く、協調性があるどころか、世話も焼いていけるタイプ。
千早の後継キャラクターとして、歌が上手いと設定されていることや、雰囲気が似ている静香だが、アイドルその物に憧れている点や、仲間意識が最初から高い点などで多くの違いがあると言える。


屈託のない未来や、妹分のように可愛がっているたまに無邪気という名のプレッシャーを与えてくる星梨花といった面々との出会いが、本来の静香のいいところを引き出したとも考えられる。
タイプの違うとも仲がいい他、個性が強いがリーダーシップを執るタイプではない15歳組も静香を頼ったりする場面もあるためか、少し空気を読めていない部分はあるものの一生懸命で落ち着きもある静香は、ローティーン組全体のまとめ役として頼りにされている。


こうした事情からか、15歳組でも先輩組と朋花以外は呼び捨てで対等な関係として接しており、先輩ではあるが同い年のやよいや一つ下の亜美真美は、彼女達が入ってもリーダーを任されるからなのか呼び捨てにしている。
亜美真美も忌憚なくイタズラを仕掛けようとしているあたり、信頼関係は強い模様。


習い事はピアノにテニス。
父親が厳格なこともあってか、そこそこにいいとこの子供だと想像されている。


好物はうどん
中の人の好物を反映して設定された、プロフィールに唐突に現れるうどんに吹き出したPは多数。
うどんは毎日食べても飽きないらしく、Pに対しても『昨日のお昼はきつねにしたし、今日は月見うどんにしようかな?プロデューサーは何うどんにします?』、と嬉しそうに聞いてきたりする。
他の物を食べちゃダメですか?


食べるのみならず、作るのも相当な腕前のようで、イベントの一環として学園祭に参加した時には、本来のイベント内容そっちのけで出店してうどん作りに全力を出す。
テキストから小麦粉からこだわった手打ちなのがわかり、味については琴葉からも絶賛されている。
手伝っている内にノリノリになったらしい百合子からは師匠認定までされている。


仲間達の誕生日にもバースデーうどんを茹でるらしい。
ケーキについてはプロも裸足で逃げ出す春香さんを筆頭に、かなりの腕前のアイドルが多い765プロだが、シアターの存在する時空でアイドル達がケーキと一緒に食べるのはうどんである。


『ゲッサン』では『うどんは生き物……耳を澄ませば声が聴こえるの』というパワーワード名言が飛び出しており、静香を代表する台詞として扱われることも少なくない。


2016年春には、遂にマルちゃん正麺と『ミリオンライブ!』のコラボキャラクターの一人として、うどん担当として当然のように抜擢される。
此方も納得の選出といえるラーメン担当の美奈子と対決した。
因みに、ジャッジ役として二人に加えて貴音もコラボキャラクターに選ばれていたが、判定は“両者美味”……という、らしい結末だった。


うどんネタは、流石に少なくとも公式では尽きただろうと思われていたら、うどん×ドーナツ×いなり寿司のメニューをデカデカと掲げるファミレスで、勉強の合間に好きなアイドルの歌を聞きながらお茶しているイラストが登場。
尚、試してみたPによると相性は最悪とのことで、何故かファミレスではなく静香が非難されている。


ここまでうどんを推す姿が延々と語られているが、実は静香がうどんを食べているカードイラスト自体は全然無かったりする。2021年2月にコラボした『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の報酬SR[ハーモニクス]最上静香の特訓前が最初のうどんを食べているカードイラストという始末。『ミリシタ』で描かれたのはそれから更に1年半後となる2022年9月の『ESPADA』イベントの報酬SR「SHADE OF SPADE エミリー」の覚醒前の映り込みでようやく初である(なお見切れているため実際にうどんを食べているかどうかは推測止まり)。


……好物がうどんな辺りから片鱗が見えているとも言えるが、生真面目なクール(笑)系の反面、絵が壊滅的に下手(画伯)だったり、ギャグセンスが無いラインでうどんモチーフのダサいキャラを愛用するといった欠点(?)も多い。
最も、これらについては本人はやや天然でKYなだけに気づいていなかったりすることも多く、絵に至っては寧ろ自分は得意な方だと思っている。
どれ位のレベルの絵かというと、ロコアヴァンギャルドアートとリコグニッションされている程。
同じくへたくそな特徴的な絵を描いたに対して対抗意識を燃やしていたあたり、美術センスその物の軸がズレている可能性もある。*3


この他にも、『アイマス』の伝統と言えるが中の人成分も年々色濃くなっているとの声も。
中の人が『ミリラジ』のメインパーソナリティの一人。かつ、番組内でもがみんオチも定着している以上、中の人成分+ネタ枠としての要素が増していくのは……ちかたないね
ころあずも不安がっているので、公式で『ありがサンキュー』とか言い出さないことを祈ろう。


ネタ要素が知られ過ぎて、遂にはGoogle検索で『うどん』や『画伯』が前に来てしまっているあたり、手遅れなのかもしれないが。


実際、反応が真面目すぎるが故に天然な所や微妙に空気が読めない所もある等、画伯の他にも面白要素を発揮している場面も。
Pに遠回しに夜食にうどんを薦めようとして即バレして動揺する等、反応こそ面倒くさいが根は単純な所も魅力である。がんばるどん!
尚、Pの写真を同級生に見せた所「カッコいい」と言われたことについて自分の中で諸々の処理しきれない感情が積み重なった結果、Pに「謝ってください!」という理解に苦しむメッセージを送ってきたことも話題になった。


【み ら し ず】

所謂信号機トリオと言われる内の赤である未来と青の静香。春香と千早をなぞらえるように当然この2人にも特別な関係性を描いた展開は多い。
普段は少々抜けてる未来のお世話係ともいうべきか、同い年でありながら子供っぽいその性格ゆえに目が離せず、時にイジられながらもツッコミを欠かすことは無い。


とはいえ意外にもゲーム本編ではそこまで絡む様子は無いのだが、その反動ゆえかゲーム外での展開ではここぞとばかりに仲睦まじい二人が見られる。
その様子は『ゲッサン』、『バックステージ』、『ミリラジシアター』と多岐に渡るが、中でも特筆すべきはやはりゲッサンだろう。


原作と少々設定を変えているものの、2人の出会いから始まるこの作品においては、自らに憧れ慕ってくれる未来に対し、静香もまた憧れや羨みといった感情を持ちつつ、かけがえのない親友(ライバル)として共に認め合う様子が描かれている。


前述の通り、ゲームではあまり絡まずある程度フラットな関係に落ち着いている節があり、またミリシタ世界では明確に属性分けされていることもあって、ゲームに触れているだけでは二人の関係性を見出すのは難しい。


外部コンテンツによる補完……というより確立されてきた関係とも言える。


待望されていたミリアニでは、期待通りに未来に導かれる静香という王道的な展開が描かれている。
相変わらず、静香周りの関係が影を落としつつもポジティブな未来と意外以上に周囲が見えている翼に支えられつつ憧れのアイドルとなった静香の行く末は群像劇の中の主題の一つだ。



【し ず し ほ】

前述のように、同僚達に対しては基本的に友好的で生真面目で頼りになる静香と仲のいいアイドルは多い。
本人の言葉によれば、同じ目的を持つ仲間と呼べる存在を得たのは初めてだったようで、アイドルになれるまでは自分一人だけで頑張っていた反動もあったのかも知れない。


そんな静香がユニット“クレシェンドブルー”でぶつかったのが志保
『グリマス』版、『ミリシタ』版、共に静香と志保のぶつかり合いがコミュの主題になっていたが、『ミリシタ』版では直接的に志保の家庭事情の話題が、よりストーリーに関わる形で取り入れられていたので、誰も悪くないのに……感が更に強まってしまっていた。
ぷっぷかプリン”やダジャレ合戦といった、テキストの多さを活かした『グリマス』版ストーリーの魅力も捨てがたいが、ややカオス。


因みに、ゲーム中では上記の一連の流れの中でとっくに和解を果たし、寧ろ理解し合う存在となっている静香と志保だが、4thPVアニメや、コミカライズ等では現在でも対立したりする場面が多く描かれたりしている。
劇場版に出演したことで『もう時間が無いんです!』の台詞を定着させて、元祖の静香が『時間が無い』アイデンティティーを奪われていた因縁もあるし。


……まあ、それは冗談にしても静香と志保を並べた時に、対立させてみたくなる魅力があるのは確かなのだろう。
静香も志保も、お互いに対してはやや冷静さを欠いてしまうような所も。


“クレシェンドブルー”は『ゲッサン』でも新曲が生み出される等、シアター組を代表するユニットと言える。


【私から、目を離さないでくださいね!】


■ソロ曲
『Precious Grain』
『Catch my dream』
『SING MY SONG』


シアター組を代表する歌姫と設定されているが、ころあずのパフォーマンスはその名に違わないもの。
『Precious Grain』は歌詞の通り“かけがえのない一粒”と訳すべき所をうどんになぞらえ“貴重な穀物”と訳される静香を象徴する曲。
『ミリオン』発足当時から歌われ、遂には同僚をGrainにする程の感動を与えてくれるまでになった名曲だ。


■デュエット、ユニット曲
『Legend Girls!!』
『U・N・M・E・Iライブ』
『Shooting Stars』
『アライブファクター』
『Flooding』
『ターンオンタイム!』
『君との明日を願うから』
『プリムラ』
『brave HARMONY』
『FairyTaleじゃいられない』
『オーディナリィ・クローバー』
『ハーモニクス』
『餞の鳥』


メインキャラクターだけあってか
参加曲が多い。
『ミリシタ』からはFairly組の顔でもある。
『アライブファクター』は千早との歌の殴り合いと評されたデュエットというかバトル曲
2017年10月の765ミリオン合同LIVE『 THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!!』DAY2では、リリイベ以来となる本来のキャスト同士の共演が実現。
全力の果てにあのミンゴスに“負けた……”ともとれる表情を浮かべさせたころあずのパフォーマンスはツイッターのトレンドに上がる程の話題を集めた。





プロデューサー、私たちの追記修正、ちゃんと見てくれました?これからも見逃し厳禁ですよ♪


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  • 後は翼がこれば「ヨーグルトぽむぽむ」が集結ですね。 -- 名無しさん (2018-01-19 09:56:29)
  • 初めはツンしかなかった分グリの親愛度1000ボイスの破壊力が高い -- 名無しさん (2018-01-20 18:05:18)
  • うどん好きが埼玉県民(第二のうどん県)と偶然(?)の一致 それにしても変にポンコツ -- 名無しさん (2020-09-28 15:18:58)
  • デレるとポンコツが出てくるんだな、と最近になってしみじみ思うし、何気にPガチ恋勢なんだな、と。……でもアニメではまた初期化されてるんだろうな。 -- 名無しさん (2023-04-15 10:10:52)

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*1 『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』とミリシタのコラボでデレステに実装された際の属性
*2 似た者同士と言われる志保の基本姿勢は個人主義で無関心であり、言うことは“とりあえず聞く”点に関してはマシと言える。
*3 環への対抗心は“真のうどん県人”であることが『ミリシタ』で判明することの予言だった可能性が微レ存……?

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