登録日: 2017/11/26 Sun 19:45:34
更新日:2024/02/15 Thu 13:52:06NEW!
所要時間:約 22 分で読めます
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ポケモン ポケットモンスター ポケモン登場人物項目 sm usm チンピラ ヤンキー 第七世代 悪の組織 グズマ スカル団 ボス むし アローラ地方 メレメレ島 闇堕ち グソクムシャ 破壊 カイロス アメモース クワガノン ハッサム アリアドス 加瀬康之 結構暗い過去持ち コンプレックス 愛すべきネタキャラ 根はいい奴 実は良い奴 ライバル グズマさん 破壊の帝王 キングオブアウトロー
はかい という ことばが ひとの かたちを しているのが この オレさま グズマだぜえ!
グズマは、『ポケットモンスター サン・ムーン』及び『ウルトラサン・ウルトラムーン』の登場人物。
●目次
概要
アローラ地方のならず者集団『スカル団』のリーダーを務める、自称・破壊という言葉が人の形をしてエネココアを愛飲している男。
アニメで登場した際には部下から「キングオブアウトロー」とも称されている。
ボサボサの白髪にクマのある目、背中にスカル団のマークが描かれたパーカー付きの上下黒ジャージという出で立ちで、
同じくマークをあしらった巨大な金のネックレスと、片方のレンズが半月型になっている巨大なサングラスがトレードマーク。
腕には時計とブレスレットの他にもタトゥー(ペイント?)らしきものもあり、全体的に白・黒・金の三色で統一されている。
「ブッ壊してもブッ壊しても手を緩めなくて嫌われる」という自負を持ち、機嫌が悪い時には物に当たって発散するなど行動も危険人物ではあるが、
部下(というよりチーマーなので舎弟か?)からは非常に厚い信頼を集める人望を持っている。
チンピラの元締めという立場ではありつつも、意外にもトレーナーとしての矜持は有しており、
相手が敵であろうと約束は守り、物には当たっても自分の手持ちを責めることはない。
その代わりトレーナー戦で負けると、
グズマァ!!なにやってるんだああ!!
と、自分に向かって怒りを表す癖がある。ちょっと怖い。
原作よりも過激な描写に定評があるポケスペでは自分を責めるどころか血が出るまで頭を打ち付ける自傷行為にまで発展している。大丈夫かこの人。
そんな彼もアローラのポケモントレーナーらしく昔はキャプテンを志していたようで、ハラの弟子だった時期もある。
ハラの孫であるハウからは今でも「グズマさん」と呼ばれるぐらいの仲ではあるが、
彼に対して「しまキングの孫だからと島巡りをする必要はない」「島巡りをしても得られるものなんてない」と忠告するなど、
現在は島巡りの風習についてあまりよく思っていない様子。(事実、スカル団の構成員はその殆どが島巡りの脱落者である)
ただし風習こそよく思っていないもののアローラという場所自体は彼なりに大事には思っているようで、
USUMにおいてルザミーネのネクロズマ討伐に参加したのも、その思いからの行動であるとプルメリに見抜かれている。
メレメレ島の2番道路にはグズマの実家(家族構成は両親とグズマのみ)があり、少年時代の彼を垣間見ることができる。
部屋に飾られた複数のトロフィーはその殆どが銀や銅で、「1位」の二文字とはあまり縁が無かった過去が分かるほか、*1
母親には悪いことをするような性格だと思われていなかったようで、彼がスカル団のリーダーとして悪事を働いていることも信じられていなかった。
父親からは「家出を止めようとしたらコテンパンにされた」という話が聞けるが、USUMで「ポケモン勝負で」という一文が追加された。*2
ハラの元から出奔後、スカル団を組織してそのリーダーとなり、廃墟となったポータウンを占拠。スカル団(とクチナシおじさん)の町として君臨し始める。
しかし(廃墟とはいえ)丸ごと占領した町という歴代悪の組織の中でも大きな本拠地を持ちながら、彼自身は目標を持たないただのチーマー集団のボスに過ぎず、
やり場のない力と思いを持て余していたところ、自分を認めてくれるルザミーネと出会い、実質彼女の手先として行動するようになっていく。
プルメリが「強さを認めてくれる唯一の大人だからグズマは代表のことが好き」と発言するように、結局は使役されていた立場なものの、彼女を信じてついていっていた模様。
ルザミーネに対しての承認欲求を拗らせているような行動、不良然としたポーズに反してエネココアを愛飲しているなどなどの要素から、
ダメンズ好きプレイヤーに結構な人気があるとかないとか。
◆サン・ムーン
ストーリー中盤、マリエ庭園にて初めてその姿を見せ、島巡り中の主人公にポケモン勝負を挑んでくる。
以降も二度に渡って主人公の前に立ち塞がり、終盤ではルザミーネと共にウルトラホールの先へと向かうが、
ウツロイドの神経毒の件で弱気になったことでルザミーネから切り捨てられてしまう。
それでもウルトラスペースから帰還後は、(ハプウの指示ではあるが)衰弱したルザミーネを運んでポニの大峡谷を下山している。
この事件を通して心境の変化があったのか、エンディングではサングラスが左右対照の普通の形になっており、背中のスカル団マークは雑に×印で消されている。
殿堂入り後に彼の家を訪ねると再び勝負することができ、主人公との勝負の末にハラの下でもう一度学び直すことを決意したようだ。
このバトルでは肩書も「スカルだんボス」から「ポケモントレーナー」へと変更されており、BGMも通常トレーナーと同じになっている。
また、ムーンでのみバトルツリーに出現し、彼をパートナーにして挑戦することも可能。
◆ウルトラサン・ウルトラムーン
USUMではルザミーネ共々ネクロズマによってウルトラメガロポリスから叩き出されてしまう。
その後は主人公を応援し、騒動が収束した後には感謝の意を示した。
この時ハウとも再会しており、グソクムシャが島巡り以前からの「大事な相棒」であることや、他の手持ちも島巡りで出会った仲間であることを明かしている。
新たなエンディングでは衣装の変更と共にスカル団を解散させるも、したっぱ達はグズマの下を離れる気は無かったようで、
その後については13番道路で話を聞く事ができる。どうやらしまキング等の地位に囚われずにしたっぱ達の面倒を見るという形に落ち着いた模様。
殿堂入り後のイベントではレインボーロケット団の襲来の際、占拠された屋敷に駆けつけ、主人公と共闘する。
「思想も理念もない半端者」とRR団したっぱになじられるも、「譲れない……かけがえのないものも持ってんだ!」と啖呵を切った。一言で言うと劇場版ジャイアン的な立ち回りをする。
また、その後はチャンピオン防衛戦にも登場する。
手持ち
歴代の悪の組織ボスとしてはサカキ以来のタイプ統一パ(ツリーを除く)。
使用タイプはなんとむし。
むしとりしょうねんや序盤のジムというイメージからどことなく弱い印象があるかもしれないが、
6・7世代で種族値上昇や技の追加があったメンバーを中心に採用しており、エースであるグソクムシャのポテンシャルの高さや、
ストーリー攻略中にはひこうタイプのポケモンや技があまり手に入らないこともあって、悪の組織のボスに相応しい力量を備えている。
SM発売当初は虫ポケ対策をガオガエンやサトシゲッコウガの「つばめがえし」に頼っていた多くのプレイヤーを血祭りにあげていたとか。
なお、戦闘中のグズマはスカル団解散後も含め、全てヤンキー座りをしながらポケモンに指示を出している。
◆サン・ムーン
- 1戦目(マリエ庭園)
グソクムシャ ♂ Lv.31
アリアドス ♂ Lv.30
- 2戦目(ポータウン いかがわしき屋敷)
グソクムシャ ♂ Lv.37
アリアドス ♂ Lv.36
- 3戦目(エーテルパラダイス)
グソクムシャ ♂ Lv.41
アリアドス ♂ Lv.40
アメモース ♂ Lv.40
カイロス ♂ Lv.40
- 4戦目(殿堂入り後/ハウオリシティ)
グソクムシャ ♂ Lv.63
アリアドス ♂ Lv.63
アメモース ♂ Lv.63
カイロス ♂ Lv.63
ハッサム ♂ Lv.63
◆ウルトラサン・ウルトラムーン
アリアドスが抜け初戦からアメモースが加わる他、最終的なパーティにクワガノンが加わるなどタイプ相性面でのフォローが強まった。
なおUSUMの四天王は「はがね」「いわ」「ゴースト」「ひこう」とむしタイプ使いのグズマにとっては逆風なのにも関わらず勝ち上がってくるため、
本当に相当な実力を有してはいるようだ。
- 1戦目(マリエ庭園)
グソクムシャ ♂ Lv.34
アメモース ♂ Lv.34
- 2戦目(ポータウン いかがわしき屋敷)
グソクムシャ ♂ Lv.41
アメモース ♂ Lv.41
カイロス ♂ Lv.41
- 3戦目(エーテルパラダイス)
グソクムシャ ♂ Lv.45
アメモース ♂ Lv.45
カイロス ♂ Lv.45
クワガノン ♂ Lv.45
- ロケット団の城〈タッグバトル〉
グソクムシャ ♂ Lv.64
アメモース ♂ Lv.64
カイロス ♂ Lv.64
クワガノン ♂ Lv.64
ハッサム ♂ Lv.64
- ポケモンリーグ〈チャンピオン防衛戦〉
グソクムシャ ♂ Lv.68
アメモース ♂ Lv.68
カイロス ♂ Lv.68
クワガノン ♂ Lv.68
ハッサム ♂ Lv.68
◆共通
- バトルツリー
グソクムシャ Lv.50
カイロス Lv.50
ドンカラス Lv.50
ドクロッグ Lv.50
レパルダス Lv.50
キリキザン Lv.50
ドヒドイデ Lv.50
ツリーでは他のタイプのポケモンもいくらか使用する(どくやあくタイプのポケモンが追加される)。
また、カイロスがメガシンカすることがある。
余談だが、いかがわしい屋敷での戦闘後に近くにある箱を探ると大量のムシZを発見することができる。
どうやらしたっぱがグズマのためにアローラ中からかき集めたものらしく、
主人公もひとつ失敬することになるので、このグズマとの勝負が事実上のむしタイプの試練とも言えなくはない。
(実際、過去にグズマはむしタイプのキャプテンを目指していた可能性が高い。)
ポケットモンスターSPECIALのグズマ
第14章にて登場。
部下にとっては恐怖の象徴として描かれ、「スカル団が舐められちゃいけない」と暴力的に威圧している。
一方で試合で敗北した際には自分を傷つけながら「グズマァ!!なにやってんだああ!!」と叫び、
額から流血させつつポケモンには彼らの実力を引き出せないことへ詫びるなど、やはりトレーナーとしての誇りは狂気的なレベルで高い。*3
その戦法は力一辺倒ではなく論理性も兼ね備えたもので、ハラの指導を受けた経験があるようだ。
それ故にハラはグズマに負い目を感じているようで、暴力行為もあまり咎め立てしなかった。
スカル団の威厳を保つべく、まず主人公サンに軽くあしらわれ逃げ帰ってきたスカル団の下っ端を殴り飛ばして、祭り「ゼンリョクバトル」に乱入。
そこでサンを「ぶっ壊して」やろうとするが、偶然とはいえ相性では優位なはずであるアローラニャースに手持ちの虫ポケモンが2連続で倒されて敗北。
初戦からトレーナーとしての強さには疑問符がつく結果となった。
しかし、ポケスペの敵組織のボスがただ暴力的というだけで終わるはずはなく、ポータウンにキャプテンたちが突入した際…
このグズマさまと話し合いがしたいなんて、おもしろすぎるじゃねえか。
もっとも…、無事にこの屋敷に入れれば…だがな。
なんと、多数のウルトラビーストを従えて部下もろともキャプテンたちを一方的に叩きのめしたのである。
ポケスペにおけるウルトラビーストはタイプ:ヌル等を除いてほとんどのポケモンの攻撃が効かないため、打つ手なしかに思われた…
が、敵が増えたことでどこからともなく取り出したコスモッグを用いて更にUBを召喚するも、制御不能の状態に陥る。
事態が混迷を極める中、グズマ自身はウツロイドの手でウルトラホールへと吸い込まれていった…。
そしてサン達がウルトラホールに消え、ウルトラビーストたちが闊歩するようになった物語終盤においてポニじまで発見される。
ウツロイド本来の生息地であるウルトラディープシーに飛ばされ、強いストレスに反応するウツロイドに寄生され続けていたようで、ひどく衰弱してしまっていた。
精根尽き果てたためウツロイドから解放され、こちらの世界に戻って来られたものの、その際にルザミーネと遭遇。
ウツロイドの「宿主のストレスを毒により解消させる性質」を教えてしまい、救助された後も彼女の身を案じていた。
その後見舞いに来ていたハラに気が付いた際には、
そんなツラでオレさまを見るんじゃねぇ!
オレさまはおまえの失敗作じゃねぇ!
と憎々しげに睨んでいる*4。
一方で、ハウに「自分のやりたいことがアローラで叶わないなら、自分のようにならないためにも早くアローラから出て行った方がいい」と自嘲的に語っている。
過去にハラにほかの地方に連れて行ってもらった時に、おいしいエネココアを飲んだらしく、
ガキの頃から知った顔ばかりで、そいつらが「ふつう」に暮らしてアローラの「ふつう」を押しつけてきやがる。
そして…、自分の力だけでアローラの「ふつう」にノれねえヤツらはいたらいけねえみたいに扱いやがるんだ。
とアローラの風習の暗黒面ともいえることをハウに語っており、これにはハウもハラも感銘を受けていた。
全ての事件が解決した後は無事に回復したようで、スカル団*5を辞め、ハウと共にエネココアとマラサダの店を出す予定のようだ。
と言ってもこの選択はこの前に言っていたアローラにはエネココアの味が一種類しかない=その味に馴染めない人間はアローラのふつうではないことに対応した行動であり、アローラのエネココアの味を増やす=今までふつうじゃなかった人間にも居場所を作ってやるという意味であり、スカル団の構成員たちと無関係になったという意味ではないと思いたい。
アニメ版のグズマ
最低で最高のブラザーども!調子はどうだ?
「今日も最低にブルーです!」「今日も最高にイライラしてます!」
That's life!人生そんなもんだ!
『Yeaaaaah!!!』
CV:加瀬康之
サン&ムーン放送開始から115話で漸く初登場。リアルタイムで2年以上時間がかかっており、一部では「グズマはアニメには出ないのでは?」とまで囁かれていた。
立ち位置や性格はおおむねゲーム版と同じで、(明言されたわけではないが)外観からしてポータウンらしき廃墟を根城としている。
ただしアニメにおける設定や展開の違いもあって、エーテル財団とは特に関わりを持っていない様子。
ゲーム版では本人が口にしていた「ブッ壊してもブッ壊しても手を緩めない」「破壊という言葉が人の形をしている」といったフレーズも、
アニメではグズマを慕うしたっぱがグズマに対して使っており、ゲーム版と比較すると荒っぽさ(というか危なさ?)は比較的鳴りを潜めていると言える。
部下達をアニメオリジナルの呼び方で「ブラザー」と呼んで親しみ、トレーナーとしての力量も高い反面、他のトレーナーを見下す傾向にあり非常に不遜。
部下達からは「ボス」もしくは「グズマさん」と呼ばれている。
公式によるキャラ紹介PVでのキャッチフレーズは「破壊の帝王」。
相棒ポケモンは原作と同じくグソクムシャ。
使用技は「であいがしら」「ミサイルばり」「アクアブレイク」「どくづき」といったアニメとは思えないくらいのガチ構成で、
本人が「Zワザなんか必要ねえ」と豪語するように、それだけで相性が本来悪いはずのピカチュウを終始圧倒するほど。
防御においても「アイアンテール」と「10まんボルト」の直撃を耐えきり、Zワザすらも(タイプの相性を加味しても)難なく受け流すなど、高いレベルと実力を誇る。
ククイ博士が発表したアローラ初のポケモンリーグ開催を知ると、その翌日偶然遭遇したロケット団3人組を一蹴してからそのままポケモンスクールに現れ、
ククイに対しポケモンリーグの破壊を宣言。それに異を唱えたサトシとバトルすることになるが……
全ての大試練を突破し、リアルタイムで2年以上研鑽を積んだサトシを事実上の敗北寸前まで追い詰めるという、トレーナーとしての優れた力量を見せつけた。
しかしグズマ優勢でバトルは進んでいだものの、そんな中で突如グソクムシャがボールに戻ってしまい、
「お前らが弱すぎてグソクムシャが興味をなくした」と、白けきった態度で勝負を打ち切りスクールを後にしている。
(このグソクムシャの行動は特性である『ききかいひ』によるものではと推測されているが、真相は不明。)
立ち去る間際、ククイから「お前はまたそうやって逃げるのか?しまめぐりやしまキングからと同じように」と指摘されたことが相当堪えたのか、
アジトに戻ると自分の部屋に篭って壁を殴りつけており、トラウマや悪癖はゲーム版と変わりない模様。
その後、ククイの言葉通りアローラリーグに参加し、自分が優勝したらリーグを潰すことを宣言するグズマ。
ここでゲームと同様グズマは以前はハラの弟子で尚且つククイともライバルだったことが判明し、
二人は自分達のグズマとの接し方に問題があったのかもしれないと後悔を見せる。
予選突破後は決勝トーナメント1回戦にてイリマと対戦。
この時のグズマの使用ポケモンはハッサムで、イリマが使用したのはガルーラ。
メガシンカして特性『おやこあい』を発動させたメガガルーラの親子二連攻撃に一時苦戦を強いられるが、グズマは相手のアドバンテージを逆手に取り、
ハッサムを親子の同一直線上にポジショニングさせ、親側が子供に攻撃が当たるのを恐れスムーズに技を繰り出せなくなるという状況を作ることでこれに勝利。
曲がりなりにもボスとして大勢の部下を束ねているだけあって、サトシ戦とはまた違うパワーだけではない戦術的な一面を見せた。*6
続く準々決勝ではスイレンと対決。彼女のアシレーヌに対して今度はグソクムシャを繰り出した。
サトシVSグズマ戦を回想して「であいがしら」に備えるスイレンだったが、グズマはその意表を突き、「じごくづき」でアシレーヌの喉を潰してしまう。
「うたかたのアリア」を封じられた上、「アクアジェット」で反撃するもグソクムシャに取り押さえられるアシレーヌ。
グソクムシャは「どくづき」でアシレーヌの弱点を突き続け、着実にその体力を奪っていく。
しかしスイレンもただやられるわけではなく、「こごえるかぜ」でグソクムシャの足元を凍らせ動きを封じることに成功すると、
一気にZワザ「わだつみのシンフォニア」で勝負を決めにかかった……が、Zワザに強い憎悪を抱くグズマには通用せず、
「アクアブレイク」で「わだつみのシンフォニア」諸共アシレーヌを一刀両断し、2戦目も勝利をもぎ取ったのだった。
試合後、歓喜に浸るでも敗者を嘲笑うでもなく、どこか冷めた様子で「雑魚が…」と吐き捨てバトルフィールドを後にするグズマ。
審判を務めていたライチはその態度に「互いの健闘を讃え合うまでがポケモンバトルだ」と注意を促したが、結局彼がそれに耳を貸すことは無かった。
なお、この時彼は上段で試合を観戦していたククイと一瞬目を合わせたが、その瞬間の彼らの胸中がどのようなものであったのかを知る術はない。
このバトルでグズマが見せた非情かつ残酷な戦い方にリーリエ、マオ、マーマネは「乱暴だ」「許せない」などと難色を示していたが、
カキは「冷静で的確な指示だった」と評しており、当のスイレンも「グズマはルール違反はしておらず、自分の実力が及ばなかっただけ」と彼の力を認めている。
この辺りの意見の差異は、彼らのバトルに対する観点の違いに起因するものなのかもしれない。
事実、グズマはアシレーヌの得意な戦法を対策するために技を「じごくづき」に変えて試合に臨んでおり、有利な状況を作ってからも一切手を抜くことなく攻撃の手を緩めなかったことから、スイレンの実力を認めて確実に勝ちを取りに行くことを優先していることがわかる。
試合の間の待ち時間、プルメリはグズマがサトシに苦戦するのではないかと懸念を抱く。
グズマは「無敗の帝王たる自分が負けるはずがない」と豪語し、団員達もその言葉に活気づく。
だがプルメリは一層不安げに表情を曇らせる。彼女はグズマの過去、そして無敗伝説の裏側を知っていたからだ。
ここで彼女の回想にて、原作同様グズマが準優勝や二等賞のトロフィーを幾つも所持していることが判明する。
しかしそれらは彼の抱えるコンプレックスを表すかの如く、彼自身の手によって全て破壊されていた。
迎えた準決勝では、サトシと再び対峙。
ここからは2vs2のバトルとなり、サトシの選んだニャヒートとピカチュウに対し、グズマの2匹はハッサムとグソクムシャ。
バトルが始まるとサトシが最初に繰り出したニャヒートに対して不利なハッサムを「とんぼがえり」で即交代させるというガチ戦術を見せつつ、
そのままグソクムシャでニャヒートと一進一退の攻防を繰り広げるが、ニャヒートが「だいもんじ」を撃ったタイミングでグソクムシャの『ききかいひ』が発動。
突如繰り出されたハッサムは「だいもんじ」を避けることができず、グズマの指示も空しく戦闘不能に。
これにグズマは非常にショックを受けた様子で、審判であるクチナシの告げた「戦闘不能」という言葉が何度もグズマの脳裏に響き渡る。
そして再び繰り出したグソクムシャに対し、思わず怒鳴りつけてしまうグズマ。
その姿に観客席のリーリエ達は戸惑うが、サトシは黙ったままそれを見つつ、ニャヒートにまだバトルを続けられるか確認を取った。
バトルは続き、グソクムシャが手こずりつつもニャヒートを撃破すると、サトシは次にピカチュウを繰り出す。
グズマは前回ピカチュウがグソクムシャに敗北寸前まで追い詰められたことを指摘してサトシに勝負を諦めるよう揺さぶりをかけるが、サトシには通用しない。
ニャヒート戦でのダメージもあり、ピカチュウの巧みな攻めによって苦戦を強いられるグソクムシャ。
そんな中、サトシの目にククイの姿を重ねたグズマは、ククイと何度バトルしても勝てず悲嘆した苦い記憶が蘇り苛立ちと焦りがピークに達する。
…「無敗の帝王」と自分を崇める部下達の前で負ける姿を見せるわけにはいかない。ならば彼らに今から暴れさせて試合を有耶無耶にしてしまうか?
当のグズマ自身の中で諦めという感情が芽生えてしまった瞬間、サトシはデンキZを発動させて「スパーキングギガボルト」を放つ。
だが、グソクムシャはそれを死に物狂いで耐えきってみせた。そして闘志に燃える目で何かを訴えるようにグズマの方を振り返る。
その真剣な眼差しに、グズマはいつも逃げてばかりだった自分の半生を回顧する。
しまめぐりとしまキングから、ククイへのリベンジから、そして今のこの試合から。
プルメリ曰く、グズマとグソクムシャは似た者同士。傷付くことを恐れて鎧の中に閉じこもり、危なくなるとすぐ逃げる。
しかしそんなグソクムシャが今逃げずに戦っている、それなのに自分は…と己の弱さを悔やむグズマ。
そして、これまでの弱い自分、勝負から逃げ出そうとしていたさっきまでの自分と決別するため、
さらに、大切なことを思い出させてくれた相棒と共に新たな一歩を踏み出すため、腹の底から声を振り絞って叫ぶのだった。
なにやってるんだグズマァァ!!
絶対負けてはならないという呪縛のような強迫観念から解き放たれ、相手をブッ壊すのではなく「俺“達”が勝つ」と純粋な熱い想いを取り戻したグズマ。
そんなグズマの決意に応えるかのように、グソクムシャも高らかな咆哮をあげてピカチュウを再び迎え撃つ。
互いに譲らぬ攻防の末、「アクアブレイク」と「アイアンテール」で両者はぶつかり合い、グソクムシャはついに倒れた。*7
この時のグズマは口元しか描かれていなかったため、どのような表情を浮かべていたのか直接うかがい知れない。
だが顔を拭って全力を尽くして共に戦ってくれた相棒を肩で支える彼の姿は、とても先程まで敗北の恐怖にあれほど怯えていた男のものとは思えなかった。
サトシだけでなくグズマにも寄せられた万雷の拍手の中、グズマはリーグ会場を後にする。
そこに待っていたのはプルメリ達スカル団のメンバーだった。
グズマは「負けてしまった自分はもう無敗の帝王ではないから」とその場を去ろうとするが、
団員達は負けたボスに落胆するどころか深く感動した様子で、ポケモンバトルを自分達にも教えてもらえないかと懇願する。
プルメリが試合中語っていたように、彼らもまたアローラの地で挫折して心に深い傷を負った者達であり、
彼らにとってグズマは、失意のどん底にいた自分達にスカル団という居場所を作ってくれた救世主のような存在だったのである。
彼らは決して、グズマが無敗伝説の持ち主だから付き従っていた訳ではなかったのだ。
そろそろスカル団も次の一歩に進んでいい時期なんじゃない?
もちろんあたいもついていくよ。いいだろうグズマ?
どこまでも自分を慕う仲間達の想いを受け取ったグズマは、嬉しそうに彼らと明日へと向かって駆け出すのだった。
その晩遅く、彼らがバトルの特訓をしようとして寝ていたプルメリに怒られてしまうのはまた別の話。
グズマといえば自分を責める台詞が有名だが、原作でのそれが彼のポケモンへの想いと過去のトラウマが複雑に絡み合ったどこか切ない物なのに対して、
アニメではグソクムシャの最後まで諦めない姿に感化され、弱くて臆病な自分の殻を破ろうとするポジティブな物として描かれている。
どちらも別ベクトルではあるがグズマならではの一面が垣間見えるシーンだと言える。
また、グズマ自身はサトシの姿をククイと重ねて見ていたが、
「数々の大会で好成績を収めたものの優勝経験はほとんど無い」という経歴自体は、むしろサトシに近いものである。
ちなみに、試合を通じてサトシのグズマへの印象がどのように変わっていったのかという点については、意外にも殆ど語られていない。
ただ、周囲がグズマの戦術を批判してもそれに賛同することはなかったり、
グズマがグソクムシャに怒鳴っている時でさえ(何か言いたげな顔で見ていたが)結局咎めるようなことは言わなかったり、
更に試合中グソクムシャの強さに目を輝かせて称賛の言葉を送ったことなどを踏まえると、
グズマの肩書はどうあれトレーナーとしての力量やグソクムシャとの絆は認めていたのかもしれない。
この先、いつかグズマがククイやハラと和解できる日がやって来るのかは分からない。
だがククイが「次のリーグでも待っている」とグズマに歓迎の意向を見せていた通り、バトルで互いをぶつけ合う機会はそう遠くないだろう。
余談
- 年齢
ククイ博士を「あんた」と呼んでおり、彼からは「グズマ君」と呼ばれるため、ククイ博士と同年代〜年下と見られる。つまり割と若い。
もしかしたら、昔はライバルとしてキャプテンを目指し競い合っていた…のかもしれない。
彼の両親が出奔したグズマを心配したり気にかけたりはしながらもそこまで気に病んではいないことからも、大学生くらいの年齢なのではと推測されている。
……ついでにククイ博士の得意戦法といえば初手「ステルスロック」。
言わずもがなむしタイプにはよく刺さる技であり、さらに彼の前述のグソクムシャによる戦術を考えると……。これが同世代にいたらそら優勝とか出来んわ……
- 戦闘BGM
ゲームでグズマとの戦闘時に流れる専用BGMにはよくよく聞くと裏にエーテルハウス&エーテルパラダイスのBGMが組み込まれており、
「グズマ(=スカル団)がエーテル財団と組んでいる」という暗喩になっている。
- 由来
名前の由来はパイナップル科の植物グズマニアだとされる。
ちなみにその花言葉は「あなたは完璧」。……皮肉にもほどがある。
- クソコラ
彼の公式立ち絵は「笑みを浮かべながら左手を腰に当て右手の掌を前に向けている」という姿なのだが、
ゲーム発売に先駆けてこのイラストが公開されると何故かネット上ではそれを使って様々なコラ画像が作られ始め、
有志の職人諸君によって電車でお年寄りに席を譲っているグズマやゴミ拾いに勤しむグズマなどの大量のグズマが世に放たれた結果、
「こいつ実は良い奴なんじゃね?」という謎の風評被害前評判が誕生したとかしてないとか。
追記・修正はコソクムシを大切に育ててからお願いします。
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▷ コメント欄
- 記事作成ありがとうございます! -- 名無しさん (2017-11-26 20:20:24)
- USUMの改変は人によっては改悪らしい。 -- 名無しさん (2017-11-26 22:21:41)
- ルザミーネもだけどSMのほうがキャラとしては一本筋が通っているからそういう意見も出るのは仕方ない -- 名無しさん (2017-11-26 22:49:57)
- まあ改変というか正確にはパラレルだけどね -- 名無しさん (2017-11-27 00:36:49)
- 教育に熱心そうな家庭とか銀や銅のトロフィーとかスカル団の存在とか、もしかして「グズマァ!!なにやってるんだああ!!」は2位3位しか取れなかったグズマに対して親が浴びせた台詞なのではないか、とかいう考察もあったな… -- 名無しさん (2017-11-27 09:53:11)
- SM発売前に最初に公開されたとき、なんかいい人そうと言われてコラ画像が作られたりもした。実際、悪人になり切れないところがある人だったが -- 名無しさん (2017-11-27 13:12:46)
- 屋敷に折れたグラブがあるからカヒリと関連付け来るかと思ったらそんなことはなかったぜ -- 名無しさん (2017-11-27 15:57:59)
- ウルトラではパラレルワールドだからグズマが博士でククイが悪役、そう思ってた時期が僕にもありました -- 名無しさん (2017-11-28 05:39:05)
- US買ってやったら「なにやってんだよ団長ォ!」に空見して噴いたな -- 名無しさん (2017-11-28 12:08:08)
- USUM改悪かなぁ? -- 名無しさん (2017-11-28 15:55:35)
- ↑正直好みの問題。俺はUSUMのが好きだけど、ぶっちゃけそこまで騒ぐほど変わってるかぁ?って感じ -- 名無しさん (2017-11-28 20:05:40)
- ↑2こういう可能性もあったって感じだし、改悪ではないと思うな 実際グレただけで根は悪い人間じゃないっぽいし、歴代のボスみたいな危険な思想や野望があるわけじゃないしね -- 名無しさん (2017-11-28 22:32:09)
- 相変わらずプルメリ姐さんとの会話は… -- 名無しさん (2017-11-29 15:58:02)
- アニメはイリマと同じく全く登場しない…したっぱは出たのに -- 名無しさん (2017-11-30 22:14:50)
- 父親からの虐待疑惑…それを考えると「グズマァ!!なにやってるんだああ!!」って台詞は父親から言われてた事だったのかねぇ -- 名無しさん (2017-12-02 00:44:32)
- アニメで出るのかな?こいつは -- 名無しさん (2017-12-17 11:20:53)
- ククイ、マーレインは同年代だろうけどグズマはもっと年下だろう多分。描写やポケカ実写CMを見るに20代前半の可能性が高い -- 名無しさん (2018-01-22 03:13:51)
- ククイ達とは先輩であると同時に競争相手だったのかもしれない。後、ゲーム中でグズマと同世代っぽいのはカヒリくらいしかいないから、彼女とも競っていたけど何時も負けていたって可能性もあるとは思う -- 名無しさん (2018-01-22 13:09:25)
- 色んな人に言われてるけどアニメに出たらグズマはサトシのIFって感じの描かれ方をするんだろうか? -- 名無しさん (2018-05-12 13:59:58)
- 背中のスカル団マーク消すだけで脱がないってことは、あのジャケット気に入ってるのかな -- 名無しさん (2018-06-18 20:36:03)
- ポケモンカードでは環境必須クラスに、光ってなくてもお高いグズマを集めることが最初の目標になる -- 名無しさん (2018-08-24 15:59:55)
- 虐待匂わす描写なんてあった…?能天気であまり理解してもらえなかったふうには見えたけども -- 名無しさん (2018-11-26 17:50:11)
- ↑両親それぞれのグズマに対する所感を併せると、家でグズマが暴力を振るうなんてのは滅多になかったと思われる。じゃあなんでゴルフクラブが折れ曲がったり、父親がケガさせられたのに母親はあんな風に言ってたのか。ってところでの解釈の違いかと -- 名無しさん (2018-11-26 18:07:15)
- 両親は良いか悪いかは置いといて普通の人だと思う。ただグズマには合わなかったというか。最後グズマから歩み寄って関係が修復しているから毒親に見えるんだと思う。 -- 名無しさん (2018-12-04 08:31:27)
- アニメでようやくプルメリが登場したからグズマも今年中にはアニメに登場しそう -- 名無しさん (2019-01-21 19:08:59)
- 危険人物に見えるが意外とそうでもない人 -- 名無しさん (2019-01-21 20:24:36)
- グズマの人ストレンジ教授の吹替やった人か、と言うとミスターフリーズの中川さんと共演か -- 名無しさん (2019-03-29 23:25:28)
- フラダリがポケモンリーグの裏で世界滅ぼそうとしたのに対してこいつはリーグそのものを壊そうとしてるとはね。 -- 名無しさん (2019-04-12 14:47:55)
- サン&ムーンも終わり近いからそろそろスカル団の項目できてもよくね? -- 名無しさん (2019-07-05 15:57:23)
- メガガル相手に誰もが思った事してくれたグズマさんパネェッス -- 名無しさん (2019-07-15 13:22:37)
- ↑ハラさんは「戦い方は褒められた物ではないが中々やりますな」的なことをポケ問題で言ってたからあまり肯定はしたくないけど認めざるを得ない戦いぶりだったって感じなんかな? -- 名無しさん (2019-07-16 03:14:29)
- ヒャッハーな連中をまとめてるこいつの師匠のハラのCVがよくヒャッハーをやってる檜山さんなのがなんともいえない気分になる・・・ -- 名無しさん (2019-08-07 21:01:53)
- アニメ:少なくともポケモンバトルに関しては乱暴ではあっても卑怯な手は使わないまっすぐさがあるように思える。効率重視で一見冷酷にも見えるが、カキとスイレンも認めているように真摯な研鑽の結果なのではないだろうか。 -- 名無しさん (2019-08-12 22:56:57)
- 改めてスイレンとのバトル見返すとこいつ対戦相手に向き合おうとせずククイ博士の方ばかり見ているんだよね -- 名無しさん (2019-08-18 07:38:48)
- ククイ博士へのあてつけが参加理由の全てだからなー。案外ハラの褒められた戦いではもそっち方面(心ここにあらずな精神性)だったりして -- 名無しさん (2019-08-18 14:06:30)
- 今週のVSサトシでのグソクムシャへの対応を解釈違い、改悪という意見あったけど、そもそもアニメのグズマってルザミーネとの関わり無いし、俺にはルザミーネと関わらずにあのまま拗らせた結果のように見えた。一応改悪かどうかはサトシに完全に敗北したときの反応でハッキリすると思う -- 名無しさん (2019-08-26 15:27:08)
- つか言ってること自体は真っ当だからな、アレ。いくらなんでも大文字直撃直前に危機回避はグソクムシャが悪い -- 名無しさん (2019-08-26 18:37:00)
- ある意味でグソクムシャのポテンシャルを信じてたが故の怒りな気もするけどなー。まあプレイヤーはバトル中のトレーナーの言葉は聞けないから、グソクムシャが倒れた後次第だと思う -- 名無しさん (2019-08-26 21:19:22)
- アニメは原作と違うルート辿ってるって結構わかりやすく描写してたと思うけどな。ゲームでは実家に飾ってあるトロフィーをアジトに持ち込んでぶっ壊してたり。代表に初めて認められたって設定だったから、アニメでは一度も認められなかったんだろうね、それでゲームでは折り合いがついてた(おそらく、グズマさんを降して1位を取っていた)ククイ博士への嫉妬だったりを拗らせてる。ゲームではちゃんと主人公を見てバトルするんだけど、アニメではサトシ(含むスクール生)と戦うのはククイ博士へのあてつけなんだよね。頻繁にククイ博士の方を見てるのはなんか孔雀舞戦の闇遊戯を彷彿とさせた。 -- 名無しさん (2019-08-29 18:28:44)
- 事前にイリマのイーブイを戦えなくしたのも伏線だったんだな -- 名無しさん (2019-09-01 22:28:25)
- よくよく考えれば防御姿勢になればSGVにも耐えられるならあのだいもんじで倒れることはなかったろうなぁ、グソクムシャ。 -- 名無しさん (2019-09-03 17:09:02)
- 重ねられてるグズマと同じで、意外とプレッシャーに弱い繊細な子なのだ。勝てる戦いしかしない=負けることはできないという潜在的恐怖のせいで、実力があってもそれ以上は叩き出せないタイプ。指示されたアクアブレイクでの相殺でも腕の防御でも耐えられただろうが、精神が耐えられないから勝負から逃げるのだ。 -- 名無しさん (2019-09-03 17:40:27)
- なんにせよ、今後はZ技素耐えする耐久力とZ技ぶった切る攻撃力を併せ持つメンタル最強グソクムシャがリーグ挑戦者の前に出てくるわけですね、はい -- 名無しさん (2019-09-03 17:49:30)
- ルザミーネ親子三人に次いで厚遇されている印象。きちんと扱わないとただのチンピラになっちゃうから、スタッフが気を遣うのも当然なんだけどね -- 名無しさん (2019-09-06 12:35:59)
- ↑リーグでもルール違反してないし負けた相手に直接嘲笑するようなこと言ってないし、実はちゃんと守るべきものは守ってバトルしてるんだよね。 -- 名無しさん (2019-09-08 10:40:36)
- ↑一応スイレンに対しては「雑魚が」って暴言は吐いてたような。本心では対策されてもイリマよりは粘った分認めてるんだろうけど -- 名無しさん (2019-09-08 10:46:50)
- グソクムシャへの怒鳴りはここで負けたら部下達にしめしがつかなくなるからと捉えればそんなに違和感はないと思う -- 名無しさん (2019-10-10 15:20:36)
- 最終回のエンドロールにて部下達と共に特訓する姿が描かれていたな。 -- 名無しさん (2019-11-08 11:33:02)
- …人妻萌え(ボソッ -- 名無しさん (2019-11-18 15:46:43)
- ソードシールドのネズがダイマックス使わなかったのはアニポケグズマがZワザ使わなかったのに通ずる物がある。まあグズマのはハラさんに認められなかった事によるやせ我慢なのに対してネズは故郷を思うが故の気持ちって言う違いがあるけど -- 名無しさん (2019-11-24 13:47:06)
- エール団の項目出来たんだしスカル団の項目も出来ないんだろうか -- 名無しさん (2019-11-25 09:51:13)
- ゲームと違ってアニポケはポケモンが勝手に行動する事あるからグズマが怒ったのは当然の事だと思うけどなあ。原作やってない云々もククイ博士の自宅の中が原作と構図同じだったりおいでませとか山男とかやってるのにそれでやってない方が不自然な気がする -- 名無しさん (2019-12-10 13:22:21)
- 勝てるバトルしかしないっての上手く言えないけど、要約するとハードモードでもプレイ出来るゲーマーがある日どうしようもないミスして落ち込み、それ以降上手くやれなくなって明くる日から何も知らない大勢の前で簡単もしくはイージーモードのゲームしかやらなくなったってこと?上手く言えなくて失礼 -- 名無しさん (2019-12-13 10:36:38)
- ↑MMOで上位ランカーだけどトップに立てないから中級者以下狩りに勤しんでるって感じ -- 名無しさん (2019-12-13 12:24:16)
- ↑3グズマのトロフィーのこともプルメリの回想で再現されてたしな -- 名無しさん (2019-12-13 12:32:18)
- 「アニメではききかいひがゲームと違う」って人がいるけど、あれは「攻撃がゲームと違う」んだと思うよ、アニメだと続けて(技名)だ!で連続攻撃がよくあるようにターン制じゃないから、ポケモンごとに行動タイミングが違うズレが原因で特性が違うようにみえる -- 名無しさん (2019-12-13 19:51:41)
- 比較するのは違うかもしれないけど、剣盾のキバナはガラルでなかったらチャンピオンになれたかもしれないと言われてたな -- 名無しさん (2019-12-20 19:53:50)
- 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2019-12-25 21:38:58)
- リーリエの非難の件だけど別に卑怯とは誰も一言も言ってないんだけどなあ・・・・あくまで乱暴印象を感じたからそう言っただけだし。そもそもあの話の論点はグズマが卑怯か否かじゃなくグズマの戦い方が好きか否かって話だし。スイレン戦にしても仲間が雑魚呼ばわりされてそれで褒めるのも人の感情としておかしいような。現実でも仕様上問題はないけどそれでも非難されるプレイ内容ってのはあるし。 -- 名無しさん (2019-12-30 23:44:24)
- サトシとのバトルでのクライマックスで流れた心のノートが本気でグズマの成長を表しているんだよね。 -- 名無しさん (2020-01-24 12:22:24)
- スパーキングギガボルトをグソクムシャが耐え切った時にサトシがすげえって言ってたのが凄くよかった -- 名無しさん (2020-02-01 17:40:10)
- 正直アニメのあれは改変でも改悪でもないと思う。なんだかんだこいつが自分のポケモンを大事にしてるのはサトシに負けた際のグソクムシャへの対応でハッキリしたし。ハッサムが負けた時の怒鳴りも一見するとあれだけど、あの時言ってた「お前なら出来た筈だ」っての考えるとなんだかんだポケモンを信頼してたと思うんだよね。寧ろあの勝つだとか負けるだとかそういう場面でハッサムが負けた時に自分を責める方が話しの流れとして違和感ある。 -- 名無しさん (2020-02-10 15:21:21)
- そろそろスカル団の項目出来てもいいと思うんだよな -- 名無しさん (2020-02-12 15:32:25)
- 改めてアニメでの一見を観ると、全体的に負けるのが凄く悔しくて嫌だったんだなって印象。アニメでプルメリからも言われていたけどグズマもグソクムシャも似たもの同士なんだよね。この一人と1匹。作中でのバトルの仕方もよくよく観ればZ技を通常技で押し切れる程の実力持ってる割に親ガルーラが子供に危険が及ばないようなポジションを作ったりだのアシレーヌの動きを封じてどくづき連打だのなんか慎重な面も観られたんだよね。グソクムシャを怒鳴った件も一見するとあれだけど、そもそもゲームはグズマ本人が指示した結果だから自分を責めるのは当然だけど、アニメのは明らかにグソクムシャが逃げる前にアクアブレイク指示しようとしていたからな。こいつって技を受け流させるか技で破壊するかばっかでかわさせようとしないし。そういったプランが頭に出来上がっているのにグソクムシャが勝手なことしてハッサムが無駄死にして負ける可能性出てしまったんだからアニメでグソクムシャ怒鳴った理由もわからなくはないな。 -- 名無しさん (2020-03-20 07:12:40)
- 続き だからこそ終盤でのグソクムシャの覚醒やそれに感化されたグズマの叫び、挿入歌の心のノートが泣けてくるし、負けた後でクドクド言わずグソクムシャに歩み寄って「行くぞ」と一言だけ言ってボールにしまいスイレン戦の時とは違い相手を雑魚呼ばわりせずフィールドを去り、自分を慕ってくれたしたっぱ達と新たな道を進む。なんだかんだいい試合だったと思うわ。 -- 名無しさん (2020-03-20 07:13:15)
- アニメでの描写についてアニポケスタッフに対して原作やってるのか?とか言ってる奴いたけど、そもそもアニポケのキャラが持ってるポケモンを配信したりするなどゲームとアニメが連動してるんだから脚本家がゲームをやってない以上に理解してないなんて事は無いと思う。監督の富安さんとかインタビューを読む限りかなり人柄良かったし。 -- 名無しさん (2020-03-25 17:21:26)
- アニメ版で思うのは、グズマのグソクムシャはあの試合の終盤になるまでは「にげごし」だったのではと思う。ゲーム中の特性としては効果は同じなんだけどもさ -- 名無しさん (2020-03-25 17:56:44)
- 「何やってんだ!グソクムシャ!ハッサムが負けたのはお前のせいだぞ!」=訳「お前Z技を通常技で相殺できるほどの実力あるだろ!なんでそんなに臆病なんだ!」って感じ? -- 名無しさん (2020-04-02 16:47:46)
- アニメの一件ってききかいひが原作通りの仕様かどうか、グズマが特性を理解してるか否かで分かれているとこあるよね。どう考えてもハッサム盾にしたグソクムシャが悪かったと思うが -- 名無しさん (2020-04-22 04:01:12)
- アローラリーグで彼が敗北しても見捨てるどころか益々グズマを慕うようになったしたっぱの姿には感動した -- 名無しさん (2020-06-08 17:20:28)
- スイレンの実力を認めていたら「雑魚が」なんて台詞が出ることに説明つかないような・・・・ -- 名無しさん (2020-08-18 20:23:08)
- ↑イリマに対しては煽る価値すら無かったということでは? -- 名無しさん (2020-08-31 09:39:42)
- ↑7というかトロフィーのこととかゲームのグズマの実家細かく見てなきゃ分からないことをアニメで出してるしな -- 名無しさん (2020-08-31 09:41:40)
- ↑そもそもベストウイッシュであれだけの事を言われてる以上アニポケスタッフにとってもその辺はデリケートに感じてるはずだから気をつけていないとは考え辛い。本当に反省が活かされてなかったらXYの序盤の時点でそうなってるはずだし -- 名無しさん (2020-09-01 18:41:32)
- ↑ツッコミたい文章だぜ -- 名無しさん (2020-09-09 00:29:52)
- 技同士の相殺とか防御技を移動とか原作じゃ突破できない技で突破するとか、アニメならではの解釈描写なんていくらでもあったのにコレに関してだけ原作がっていうのは変な話だ -- 名無しさん (2020-09-16 11:35:10)
- 137話の過去回想見る限り「ききかいひを理解してないの棚に上げてやつ当たりした」じゃなくて「過去の負けを恐れるがあまり我を見失った」が正しいと思うのよね。本当にスタッフが改悪するつもりあるならサトシ辺りに「自分のミスをグソクムシャのせいにするなよ!」とでも言わせた方が説得力あると思う。それが無いってことはつまりそういうことなんだよ。ききかいひの原作との相違にしてもその前にカキのバクガメスのドラゴンテールから交代の効果消えてるし -- 名無しさん (2020-09-19 19:54:44)
- ポケマスでは限定イベントにて、ルザミーネとの因縁の「決着」が見れる。 -- 名無しさん (2020-09-19 20:40:08)
- 違反コメントを削除 -- 名無しさん (2020-10-02 15:09:11)
- アニメのグソク怒鳴った件は原作における敗北と挫折を強調した結果だと思ってたからそんなに原作とズレてると思わなかったけどなあ。 -- 名無しさん (2020-10-21 13:24:30)
- SGV耐えるってのもそうだし単騎でニャヒート倒した上であのSMピカ様をぎりぎりまで追い詰めたって考えると相当なバケモンスペックだよなグソクムシャ -- 名無しさん (2021-02-12 10:31:12)
- スイレンへの「雑魚が」はスイレンに期待してたからこそ出た言葉じゃないかって勝手に思ってる -- 名無しさん (2021-11-01 21:35:21)
#comment
*2 親に直接暴力を振るう(と取られかねない表現)のは、負けても自分を責めるグズマらしくないという配慮からの変更(あるいは実際に苦情があったか)だと思われるが、物に当たり散らす描写が存在している以上そこまで違和感は無い気もする。ただまあ流石に父への暴力があったならば母の「悪い子じゃない」発言には無理があるので、辻褄は合っていると言えば合っている。
*3 このため額には無数の傷が刻まれており、原作と異なる。
*4 「グズマの現状はグズマ自身の選択の末路であって、ハラの責任ではない」と言いたかったのでないか、とハウは推測している
*5 そもそも「アローラにUBをもたらした犯罪集団」として住民にリンチされ、壊滅していた
*6 これに対しリーリエは「子供を盾にするなんて!」と悲痛な表情を浮かべていたが、彼とハッサムは子供を無理矢理捕まえて盾にしたり子供のみを狙い撃ちするようなことはしていないので、あくまでルールに則った上で効果的な戦い方をしただけだとも言える。
*7 試合終了直後ピカチュウもすぐ倒れ込んだのを見るに、紙一重の差だったようだ。
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