登録日:2016/12/30 (金) 15:51:15
更新日:2024/02/01 Thu 13:56:16NEW!
所要時間:約 5 分で読めます
▽タグ一覧
ういんどみる 初恋サンカイメ エロゲー エロゲヒロイン 妹 暴走 柳木原翠 上原あおい ブラコン←というかヤンデレ? 近親愛 最優先は兄の幸せ←自分の気持ちは二の次
「えへっ……兄さんに喜んでもらえて、妹は幸せです」
柳木原翠(Sui Yanagihara)とは、ういんどみる制作のエロゲー、初恋サンカイメに登場するヒロインの1人。
CV:上原あおい
身長:156cm
3サイズ:80(C)/60/88
所属:無所属
特技:掃除・洗濯・料理
好き:もふもふ系ペット・兄に甘える・兄を甘やかす
苦手:裁縫
主人公である柳木原太一の妹。そして超が付くブラコン。
初登場時も朝に別れたばかりのはずなのに、その日の夜に既に白隈学園の学生棟の太一の自室に先回りしていたほど。
成績優秀、品行方正、気配り上手でしっかり者、周りの人間とも敬語を用いて丁寧に接する。
料理を始めとした家事スキルも一定水準以上とこれだけ見ればできた妹なのだが、
上述したように兄である太一のことが大好きであり、兄に関することだけ頭のネジが何十本も外れてるような状態。
ギャグなのかマジなのかわからないような過激なスキンシップを多々繰り返し、
翠としては兄に求められるのなら体を重ねてにゃんにゃんするのもばっちこいらしい。
尤も、太一としても慣れたものでそういったリアクションを取ってきた際は大概スルーを決め込んでいる。
まあ太一も太一で翠にはだいぶ甘い部分があるというかシスコン気味であるのだが。
妹は兄に尽くすものという信条を持ち、妹という立場そのものに一種の誇りさえ抱いてるような節がある。
故になのか一人称も『妹』である。
兄への思いを抑えきれずに、白隈学園の体験留学制度を知るや否やすぐさまそれを利用して霧ヶ峰に定住。
太一含めたA-ken部の面々との学園生活をエンジョイしていくことになる。
立場上、太一の初恋と失恋についても当然知っており、その件については流石に慎重になる。
なので海咲そっくりなリンと出会った当初も思考が暴走したり、
まるで妹みたいに接するリンの姿に嫉妬したり、そんな自分を恥じたりと色々ある。
ゆりのを始めとして太一の周りに魅力的な女性がたくさんいることに焦りながらも、
兄を幸せにしてくれるならと我慢を決め込んだりする一面もあったり。
以下、ネタバレ含む。
身に着けている緑色のリボンは幼少期に兄から貰った大切なプレゼント。
物心付いた時から兄に甘えたがりな翠に、寂しくならないようにと渡されたもの。
ギャグっぽく描写されることも多いが、兄を異性として本気で好いているということ、
近親愛故に成就してはいけないと身を引いていること、きっと自分以外に兄を幸せにしてくれる人は現れるはずだと思っていること。
その全てが嘘偽り無い本気の気持ちである。
……こうやって書くとよくある兄と妹のシリアスストーリーっぽく見えるかもしれないが、
実の所翠の個別ルートは序盤僅かな間を除いて本作で一番ゆるゆるな展開が続いたりするのだが。
翠ルートの序盤では他のルート以上に、太一がリンを失ったことに落ち込みヘタレるのだが、
そんな兄の情けない姿を前にして翠はぶっちゃけかっこ悪いとか言いながらも、
2年前のあの時のように立ち止まらないで欲しい、あの時は何も出来なかったけど今の自分なら兄を支えられると励ましの言葉をかける。
それを受けて太一も妹にかっこ悪い姿を見せたままじゃいけないと立ち直り、2人の尽力でA-ken部全体が活力を取り戻すことになる。
そんなこんなで目まぐるしく状況が変わっていく中、太一は無自覚のうちに翠への気持ちが強まっていき、
同時に当初抱いていたはずのゆりのへの恋心が薄まりつつあるのも感じていた。
翠は翠で兄の幸せのためにと太一とゆりのが結ばれるように色々とお膳立てをするようになるのだが、
それとは裏腹に太一は改めてゆりのとデートをした際に、以前は感じていたドキドキが無くなっていることに気づき、
今の自分の気持ちがどういう状態にあるのかをはっきり自覚することに。
同様のことはゆりのも感じていたようで、後日2人で話し合った末に、
恋人ではなく同じ学園の仲間としてこれからも仲良くやっていこうということでお互いの気持ちに整理をつける。
……直後に翠がゆりのが兄を傷つけたと勘違いして暴走、あわや修羅場かと思いきやゆりのにミトンを投げつけて決闘を申し込むわ、
素敵で眉目秀麗で聖人君子で音吐朗々=素敵でカッコ良くて賢くてイケメンボイスの兄をフるとは何事かと憤ったり……
すったもんだのてんやわんやの末にすぐに誤解だと気づいて太一に謝罪するので大事にはならなかったが。
でまあ、ゆりののアドバイスなどもあり、太一と翠は久方ぶりに2人きりで出かけて水族館へとやってくる。
クラゲの水槽を前にして進化論に準えて、上述した自身の本心を余すことなく吐露する翠を前にして、
今まで妹という視点で翠を見ていた太一も、悲しげに自分の胸の内を明かす翠を悲しませたくないということ、
それ以上に、既に自分も翠のことを家族ではなく1人の異性として好きであることを告白。
お互いの想いを伝え合った末に、兄と妹という関係はそのままに、2人は恋人同士となる。
「わかりました、信じますっ!」
「……信じますよ。兄さんの言うことならなんだって。兄さんの本当の気持ちだって」
近親愛という最大の障害をどう伝えようかと悩んでいた矢先、A-ken部のメンバーや家族にはすんなり受け入れられてしまったり、
恋人になってそう経たない内からオールナイトでヤることヤったり等々、
最早自重など遥か彼方な清々しいまでのバカップルっぷりを見せ付けていくことになる。
他の個別ルートと同様に海咲が編入してきた際には太一と会話中のところに即効で乱入。
太一の初恋相手である海咲を前にライバル意識剥き出しで交際をカミングアウトしたりする。
海咲も海咲で最初は唖然としながらも、最終的に微笑ましく2人の関係を祝福するのだが。
その後も翠が太一を先輩呼びするプレイを楽しんだり、ゆりのから遠回しに夏休み中に学生棟の自室から響く翠との行為の音がうるさいと苦情が来てることを知らされたり、
挙げ句、そんな話を聞いて戻ってきた矢先に翠が自慰中のところを目撃してしまったりと、終始こんな感じで話は進んでいく。
でまあ、何だかんだ月日は流れて無事に映画も完成し、A-ken部のメンバーで打ち上げを行うことになるのだが、
太一はふと、アイタブの中に撮影中の映画とは違う見知らぬ動画ファイルが保存されているのを発見する。
翠と共に開いたそこに映っているのは、不自然にちょこちょこ動き回る自分と翠の寝顔の映像。
そしてそのアングルの動き方から、すぐさまその撮影主がリンであると確信する。
自分たちが立ち直るキッカケにもなったリンが帰って来た時のことに思いを馳せつつ、
太一のすぐ側で翠は満面の笑みでこれからのことを語り合うのであった。
「……兄さん」
「これからも、よろしくお願いします」
「ずっと、一緒にいましょうね」
追記・修正お願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧