イエス・キリスト

ページ名:イエス_キリスト

登録日:2016/12/22 Thu 07:33:39
更新日:2024/02/01 Thu 13:53:57NEW!
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■イエス・キリスト(Jesus Christ)



『イエス・キリスト(Yhoshuah ha-Mashiah)=救い主たるイエス』キリスト教の掲げる救い主。神の子。
日本語訳として最も使われるイエス・キリスト(基督)はギリシャ語読みの音(Χριστος)を元にしたものである。


紀元前30年頃に誕生したとされるユダヤの宗教改革者ナザレのイエス“神の子”と認められると共に信仰の主体とされた概念である。*1
英語読みだと“ジーザス・クライスト”
……パンクな生涯に相応しい妙にカッコいい響きである。後の世にロックミュージカルとして描かれたのも宜なるかな。


イエスの生涯の軌跡や、その位置付けについてはキリスト教の宗派内ですら一定していないが、
信仰の前提となる部分であるため、イエスは神の子であり、救世主である。と云う部分を本項目では事実であるものとして記述していく。
というよりキリスト教徒視点からしても真偽不明や要検証な話が多すぎて*2話が進まない。


より深く踏み込んだ内容や解釈や翻訳の違い等については、各自で聖書や専門書や『聖☆おにいさんを参考になさってください。



【大まかな生涯】

約2000年程も前。中東パレスチナ(イスラエル)北方の貧しい村ナザレに住む、ダビデ大王に連なるヤコブの息子の大工ヨセフ*3の婚約者マリア*4に「神の息吹」が宿った事により誕生した。
この誕生は、御使いガブリエルによって、マリアの身に聖霊が宿り、神の子を孕んだことを告げられたとされており、これを受胎告知と云う。*5
また、この事は占星術師により14代毎に訪れて来たユダヤの変革の時として、地上への“救世主”の降誕として予測されていたとの逸話も加えられる。
最初はマリアの不貞を疑ったヨセフだが、自らの夢見にもガブリエルが現れたことでこれを受け入れた。*6


マリアの臨月が迫る中、夫婦となった二人は時のローマ皇帝アウグストゥスの人口調査の登録の為にベツレヘムを訪れた。
貧しい夫婦は辛うじて馬を繋ぐために儲けられた些末な小屋に身を寄せ、ここでイエスは生まれたのである。


イエスの誕生は天に印として顕れ、これを見た羊飼いや、それを聞き付けた異邦人が乳飲み子と夫婦を祝福し、礼拝したと云う。*7


……一方、この印は遥か東方にも伝わり三博士*8は、その降誕の場所がベツレヘムの地であると確認すると、時のユダヤ大王ヘロデの下へと赴き「ユダヤの王として生まれた子のこと」を訪ねたのであった。


これを聞いて驚いた王は調査を兼ねて、この事の確認を三博士に依頼。
博士達は星に導かれ、誕生したイエスの下へと辿り着くとこれを礼拝した。


しかし、三博士はこの事をヘロデ王には知らせずに帰国。
ヨセフには子を連れてエジプトへと逃げるようにとのお告げが下る。


……正に時を同じくして、自らの治世を脅かされる恐怖から狂気に捉われたヘロデ王がベツレヘムとその近隣の2歳以下の子を殺すように命じていたからである。


これによって、多くの赤子の命が失われたが、危うく難を逃れたイエスは父母の慈しみを受けてエジプトの地で成長。
また、成長と共に非常な聡明さを発揮すると共に数々の奇跡を起こす。


そして、12歳の頃にヨセフがヘロデ王の命が尽きる事を夢で知らされた事から親子は恐れつつもイスラエルに戻り、ガリラヤのナザレに身を隠して住む事になったのである。*9


ナザレに戻ったイエスは両親に仕え、長じてからは大工として働いたが、30歳の頃にガリラヤを出ると荒野で人々に洗礼を施していたヨハネ*10の下を訪れ、自らに洗礼を授けるように言った。
これを畏れ多いこととして固辞しようとしたヨハネだが、イエスの説得に従い洗礼を施す。
そして、水から上がったイエスの頭上で天が開けると、鳩のように聖霊がイエスに降り、
これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者
という、魂に沁み渡る声が全世界に聞こえたと云う。


この後、ヨハネはあのヘロデ王の子である領主ヘロデややこしいが、名前かぶりの序の口だが異母兄の妻ヘロデヤと姦通した上に無理矢理に妻とした不道徳を責めた廉で投獄。
後に、ヨハネはヘロデヤの娘であるサロメの願いにより、彼女の躍りの褒美として首を切り落とされる事になる。


導きに従い荒野に出たイエスは40日の断食に入るが、そこに悪魔が誘惑に顕れる。
悪魔はイエスに対し、空腹や支配欲、神の子の証を立ててみろ、と誘惑するがイエスはこれを強い意志で跳ね除け退散させる。
「人はパンによってのみ生きるものではない。神の口から出るひとつひとつの言葉で生きるのだ。」
「わたしは、この世の唯一の神を拝する。その主に仕えることだけが、わたしのなすことである。」
「“神を試みてはならない”と言われている。退け、[[敵対者サタン>サタン(悪魔)]]。記されている言葉はこうだ。“あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ”」
……悪魔を退けたイエスには天使が付き従い、天の力が満ちたと云う。*11


ヨハネが投獄された事を知ったイエスは当地を離れガリラヤへ。
湖畔の町カペナウムに身を落ち着けたイエスは預言者イザヤから通して言われていた言葉を伝えるべく、各地で説法や奇跡を起こしながら、
「悔い改めよ。天の国は近づいた。」
と、語り広めた。


伝道を続けるイエスには、やがてシモン(ぺテロ)とアンデレの漁師兄弟、ゼベタイの子ヤコブとその兄弟のヨハネといった弟子が付き従い、評判を聞き付けた人々が説法や奇跡を求めて悪霊をも祓うイエスの下を訪れるようになった。


こうしてイエスは弟子達を連れながら、他の町へも伝道に出掛けた。
ガリラヤ湖畔を中心に、ナザレ、カペナウム、ピリポ・カイザリア、カナ、マグダラ、ベツサイダ、ゲネサレ、デカポリス……と、その奇跡と伝道の記録は今にも残る。


イエスの奇跡の中でも有名な故事として残る、瓶の水を葡萄酒に変えた最初の奇跡はカナに、2匹の魚と5つのパンを500人に分け与えた逸話はカペナウム近郊の村で行われたとされ、祝福する教会が建てられている。
この他の奇跡としては前述のような悪霊祓いや病を癒した他、モーセとエリヤの霊と対話したとされる。


……ともかくも、こうして多大な名声と信仰を獲得したイエスはガリラヤ湖北方の小高い山に登り、説法を行う。
これがこころの貧しい人たちは、さいわいである。天国は彼らのものである。悲しんでいる人たちは、さいわいである。彼らは慰められるであろう。柔和な人たちは、さいわいである。彼らは地を受け継ぐであろう。義に飢えかわいている人たちは、さいわいである。彼らは飽き足りるようになるであろう。あわれみ深い人たちは、さいわいである。彼らはあわれみを受けるであろう。心の清い人たちは、さいわいである。彼らは神を見るであろう。平和をつくり出す人たちは、さいわいである。彼らは神の子と呼ばれるであろう。義のために迫害されてきた人たちは、さいわいである。天国は彼らのものである。の八福から始まる「山上の垂訓」である。
ここに到り、イエスは完全にユダヤの伝統と訣別し新たなる思想を堂々と確立することになるのであった。*12
そして、イエスは特に信頼する12人の弟子に自らの権威を分け与えて人々を導く助けとする。
最初の弟子となったシモン(ぺテロ)、アンデレ、ヤコブ、ヨハネ、ピリボ、バルトロマイ、トマス、マタイ、アルパヨの子のヤコブ、タダイ、ゼロテのシモン、イスカリオテのユダの12使徒である。


こうして、12使徒を始めとした信徒や支持者に支えられて遂にイエスはエルサレムを目指す。


しかし、こうしたイエスの行いを快く思わなかったのがパリサイ人*13と、伝統派の律法師達であった。
また、死者(ラザロ)をも復活させるイエスの奇跡を人々は頼り賞賛したものの、自らの行いを悔い改める事はしていなかった。


パリサイ人は姦淫の罪で捕まえた女*14をイエスの前に引き出した。
モーセの律法に従い、これを罰しなければイエスを告訴するつもりでいたのである。
これに対しイエスは、「あなたたちの中で罪を犯したことのないものがまず、この女に石を投げなさい」と言うと、誰もその場には残らなかった。


パリサイ人や伝統派との緊張感は更に高まっていたが、イエスは預言者としての運命に従いエルサレムを目指した。
イエスは子驢馬の背に乗り、救世主の予言通りにオリーブ山から黄金門を通って入城を果たした。
それは過越祭の直前の事であったとされる。


イエスは神殿に到着した後、その堕落の様を見て激怒すると、そこに居た商売人達を追い出したと云う。
そして、祭司長や律法師達はそれを聞いて、イエスを如何に葬るかを相談した。


ユダヤの伝統派の指導者達、パリサイ人、サドカイ人*15があの手この手でイエスをやり込めようとしたが、逆にイエスは彼らの突きつけて来た二律背反の矛盾を突いて彼らをやり込めてしまった。


誰もイエスに質問できる者が居なくなると、イエスは昼には神殿で人々に「最後の審判」の話を聞かせた。
そして、夜は弟子達とオリーブ山で過ごした。


過越祭と除酵祭がいよいよ2日後に迫る中、イエスは自らが皆の下から去らねばならぬことを口にしていた。
それと同じくして、邪な思いに捉われたイスカリオテのユダはイエスを祭司長達に売ることを決意するのであった。


過越祭の第1日目の夜。
イエスは弟子達と共に自らが予言で示した小さな家の二階の広間の食卓に就いた。*16
そして、イエスはここでパンと葡萄酒を自らの肉と血であると言いながら弟子達に分け与えた後に、自らの受難と死と、弟子の裏切りを告げるのであった。


この後で、一行はゲッセネマ*17に向かうが、嘆き哀しむイエスの苦しみを弟子達の誰も分かち合ってやることが出来ない。
……そして、銀貨30枚で師を売ったイスカリオテのユダの手引きと面通しのキスにより、遂に官権の手に委ねられたイエスは惨たらしい尋問の末に死刑を宣告されるのだった。
逃げた弟子達の内でぺテロのみはイエスを追ったが、予言通りにイエスの弟子であることを3度否認して助けてやることも痛みを分かち合うことも出来なかったのである。


そして、翌朝。イエスは「ユダヤの王」を嘲る茨の冠を被らされると、自らが磔となる十字架を背負わされて刑場までの路を歩かさせられる。
この路を悲しみの道ヴィア・ドロローサといい、年一回の聖金曜日には世界中から巡礼者が訪れる。
道には記述に倣い十四のステーションが設けられており、
イエスが裁かれ(1)、十字架を背負い(2)、倒れ(3)、マリアがそれを見て(4)、別の者が十字架を背負い(5)、ヴェロニカが顔を拭い(6)、二度倒れ(7)、女たちと語り(8)、三度倒れた(9)、場所で祈りが捧げられる。
(2)と(3)番目のステーション間にはエッケ・ホモ教会があり、ピラト総督がイエスを指し「この人を見よ」と言った事に由来する。
残りのステーションはイエスの墓の上に築かれた巨大な聖墳墓教会の中にあり、
ゴルゴダの丘で衣を剥ぎ取られ(10)、十字架に釘付けされ(11)、こうして絶命する(12)。*18
我が神、我が神、何ぞ我を見棄て給いしかエロイ エロイ ラマ サバクタニ
……イエスが十字架に磔にされたのは午前9時ごろであったとされている。*19
そして、母マリアがイエスの遺体を受け取り(13)、アリマタヤのヨセフが亜麻布で包み墓所に納めたのである(14)。


イエスは奇跡も起こさずに死に、その遺体を弟子のアリマタヤ出身の金持ちのヨセフが引き取り、綺麗な亜麻布に包み新しい石窟墓所に納めて入り口に石を置いた。
マグダラのマリアともう一人のマリアのみがそれを見ていた。


イスカリオテのユダはこの時には自殺しているとされる。
彼は銀貨30枚を神殿に返そうとしたが受け入れられず、神殿に投げ込んで去り首を吊った。
祭司達はこの金を神殿の収入には出来ないとして外国人の墓所とするために畑を買った。ここは「血の畑」と呼ばれる。


安息日が終わると、マグダラのマリア達はイエスの墓所に行き、そこから遺体が消えていることを知った。
そこで出会った御使いに指示され、ぺテロら使徒達にこの事を伝えに行った。
婦人達はイエスが3日の後に復活すると言っていた事を思い出した。


使徒達はこの事を最初は信じなかった。
ぺテロのみは墓を確認して驚いた。
イエスは田舎の方に歩いていく2人の弟子の前に別の姿で顕れ、2人は他の人に伝えたが信じられなかった。


そして、11人の使徒が食事をしているときに遂にイエスが現れ、彼らの不信心と頑固さを責め、復活の証として焼いた魚の一切れを食べてみせた。
イエスは、こうして40日に渡り彼らの前に姿を見せる奇跡を起こし、弟子達の信仰を盤石なものとした。
そして、ベタニヤに弟子達を導き、祝福を与えつつ天に昇った。
それから10日の後、イエスの言葉通りに最後の晩餐の間に集まった弟子達の前に聖霊が出現し、彼らに祝福を与えた。炎の舌により彼らは喋ったこともない外国の言葉を発せるようになり、イエスの言葉を世界中に届ける礎となったのである。


……以上が、イエスの大まかな生涯の記録である。
イエスが伝道の旅をしたのは3年程の期間であったとされている。
無論、このように伝えられる生涯の全てが史実であるとは考え難いし、事実、後世の都合のいい解釈や付加された部分も指摘されるが、
こうして世に後々にまで広まっていることから、少なくともイエスの言葉が語り継ぐに相応しい重みがあったことは間違いないであろう。



ただし、イエス自身はあくまでもユダヤ教のある一派を信仰していたはずである。
キリスト教は関係者がイエスの教えとされるものを織り交ぜて布教した形になっているため、そのユダヤ教と相反する教えがあったりする。
その他に諸々の過去から当のユダヤ教からは異端扱いされていたりする(気にしない人・ある程度受け入れている宗派もあるが少数とされている)。
…と、キリスト教とユダヤ教の違いの詳細は置いておくとして*20、イエス自身に着目すると何だかよく分からないことになっているのでは?と感じなくもない。



誕生日(降誕日)は12月25日とされる。
ただし歴史学的な根拠は無いし、聖書にもそう明記されているわけではない。*21
旧世界の信仰より引き継がれた、元はミトラス教の生誕祭だとされつつも、新時代の秩序たるキリスト教でも旧暦の冬至の終わるこの日がイエスの誕生日=生命が新たに活動を始める日として定められたのである。
ついでに西暦は彼の生誕を元年として定められたものだが、
生誕の話に登場したヘロデ王の在位期間は紀元前37年~紀元前4年
歴史学的には実際のところイエスは紀元前8~4年生まれとする説が有力である。そもそもイエスの生年もまた聖書には記述されておらず、西暦を定めた6世紀ローマの神学者ディオニュシウス・エクシグウスの「計算ミス」が定着してしまったためとされる。
現住所は立川、及びサウスパーク。(後述)
あと青森県に墓がある。その手のネタが好きな人には大人気の知られざる名所。
ついでに石川県にはモーセの墓があるが、青森のイエスの墓と比べると異様にショボい。


また宗教関係なので当然のことなのだが、キリスト教圏では「ギャグ化」することに対してシビアなものがあるらしく、
かの「モンティ・パイソン」の面々が、
イエスと同時代を生き救世主に間違えられちゃった男の人生」を描いたコメディ映画『Monty Python's Life of Brian(ライフ・オブ・ブライアン)』を発表したら苦情が殺到したという。



フィクションにおけるイエス・キリスト

長髪で描かれることが多いが、使徒パウロ*22「男に長い髪があれば彼の恥になり」*23と説いているため、実際には髪は短かったのではないかと言われている。


小説

  • 百億の昼と千億の夜

光瀬龍のSF小説。地球の惑星管理員という設定。
萩尾望都の原作小説に比べて遥かに分かり易い漫画版では出番が増やされ、作中における事実上のメインヴィランを務めており、その冒涜レベルのウザさはある意味必読。


漫画

立川でブッダと同居生活している神の子。お調子者のお人好しで、ジョニー・デップ似。


日本中から集まった無数の仏像の中から現れた。何故だ
主人公・雷音竜を抹殺するため、世界で一番強い男として宮本武蔵ブルース・リーをチョイスし復活させた。
その正体はキリストに化けていた大悪魔。


「愛は決して滅びない」
ぶっ飛んだ漫画の割にはイメージに近い。


  • ノリ・メ・タンゲレ

原案:麻城ゆう、作画:道原かつみの漫画。未来人に精神を乗っ取られて歴史改変をもくろむ。


  • イエス

安彦良和の歴史漫画。おおむね史実通りだが人間としてのイエスがテーマ。


読者からは黒王の正体こそが、かの神の子ではないかと噂されているが……?
「立川でルームシェアで住んでた?」「ジョニー・デップ似の?」
「ブルースリーと宮本武蔵よみがえらせたりした?」「地球がパカッと割れた?」


北米各所に散らばり、スタンド能力を与え、成長させる「聖人の遺体」がキーとなる。
明言はされてないが、その姿と過去はどう見ても…


  • 妖女伝説

星野之宣の漫画作品。「砂漠の女王」のエピソードに登場。
概ね史実と同様の人物像で描かれるが、その結末で示された「一つの推測」が本エピソードのキモ。


アニメ

サウスパークに住み、人気の無い人生相談の番組を持っている。スタンの相談に乗ったこともある。
カトリックを初めとしたキリスト教やイスラムの主張を他所に、ブッダやクリシュナと聖人によるヒーローチーム“スーパー・ベスト・フレンズ”を結成し、世界の悪と戦っている。


の祝福により、復活(死後3日後に復活どころか、即時新しい肉体を得て任意の場所に降臨する一種のデスルーラ)や、手かざしによる傷病治癒など様々な奇跡と、魚増やしたり水をワインに変えたりのような人気取りの手品を起こす事ができるが、可能な限りは奇跡に頼らず物理で解決を図る肉体派。また元大工という経歴もあって木工の腕も超人級である。
バチカンを始めとするカトリック系組織には「生き神」として祀られているが、S11E10では架空キャラクターが集うイマジネーションランドに居たりと虚実が曖昧な存在でもある。
またS11E05では組織を私物化した米国カトリック協会会長ビル・ドナヒューに異端宣言されるも、映画『ブレイド』のウェズリー・スナイプスばりのアクションで邪教徒ビル・ドナヒューの首をチョンパし、信仰を取り戻した。



追記修正は聖夜にたまには救い主を思いつつお願い致します。


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  • なぜこのような項目をこのアニヲタwikiで…? -- 名無しさん (2016-12-22 08:27:25)
  • まぁ宗教関連の項目なんて既にいくらでもあるし勧誘目的の変な項目でもなければ別にいいのでは -- 名無しさん (2016-12-22 10:09:43)
  • 幼稚園がカトリック系だったからよく聖書の話聞いてたけど大変なひとだなぁと思ってた。処刑エグイ・・・ -- 名無しさん (2016-12-22 10:13:55)
  • さっきこの項目に建て主に「この項目必要?」って聞いたらこう答えたんだ 「イエス!」だってさ -- 名無しさん (2016-12-22 10:14:51)
  • HAHAHA -- 名無しさん (2016-12-22 10:34:04)
  • オチがアニオタらしくていいじゃないか -- 名無しさん (2016-12-22 11:49:30)
  • オチがさらっと流し過ぎて少し理解に時間がかかった -- 名無しさん (2016-12-22 11:50:55)
  • むしろ今まで無かったんだなと。調べてみたら「アニメ」の項目も無いんだな -- 名無しさん (2016-12-22 13:06:49)
  • 聖書とかだとユダヤ教の神学者とかがまるでキリスト教を迫害する偽善者みたいな書かれ方してるけど、よく考えると当時のキリスト教はまだ成立したばかりだったわけで、ユダヤ教の信者からすれば自称神の子が奇行を繰り返しながら変な教えを広める怪しいカルト宗教にしか見えなかったんだよね…やったことの是非はともかく排斥されたのも必然かもしれない -- 名無しさん (2016-12-22 13:11:33)
  • 「神の子の証を立ててみろ」の答えになってない気がする -- 名無しさん (2016-12-22 13:54:56)
  • ↑2 正確にはユダヤ教の政教分離を目指し、神官の汚職を糾弾した民衆受けしやすいユダヤ教一派がイエスの思想だ。だから敵対者に政治家や律法学者が多かった。キリスト教を興したのは弟子という部分は間違えたらいけない -- 名無しさん (2016-12-22 14:12:37)
  • 何故か誕生日がリア充がイチャイチャして一人身がイライラする日にされてるおじさん -- 名無しさん (2016-12-22 14:37:22)
  • ♪じーざすくらーい(笑ってコラ〇て) -- 名無しさん (2016-12-22 14:56:24)
  • どうして12/25に建てなかったんだ・・・ハッまさか建て主は12/25に用事が入っているのでは -- 名無しさん (2016-12-22 22:28:26)
  • 立川にはブッダもいるからな… -- 名無しさん (2016-12-22 22:30:41)
  • ↑x2ガンダムをやっつけに行くんじゃね? -- 名無しさん (2016-12-22 22:35:37)
  • あの男 -- 名無しさん (2016-12-22 22:38:26)
  • 今度お兄さんがアニメ化するし、立川が文字通りの聖地巡礼対象となる可能性が微レ存? -- 名無しさん (2016-12-23 08:24:31)
  • ↑3 なんのことだと思ったけど、0080のことか。確かあれも、バーニィとクリスが戦ったのクリスマスだったな。嘘だと言ってよバーニィ! -- 名無しさん (2016-12-23 10:14:48)
  • AVGNのスーパーマリオ3回に出てきたスーパーメカデスキリストには笑ったw -- 名無しさん (2016-12-23 12:24:34)
  • こういうマトモなのもあって良いと思う。オチもアニヲタ的にいいし -- 名無しさん (2016-12-23 19:35:43)
  • イエスとモーセの墓か。あれ言い出したのインチキ霊媒師だけどな -- 名無しさん (2016-12-23 20:30:27)
  • ギャグ化にシビアな割にはサウスパークのイエスもフィギュア化してたり、ユルい部分はユルい辺りまだ好印象。あと、イエス自身は「最後の審判」云々は言ってなかったろうなって。 -- 名無しさん (2016-12-23 21:49:43)
  • おもむろに座って右手と左手をかざすとアヘりそうなビームだしそうな人 -- 名無しさん (2017-12-27 15:43:07)
  • 羊飼いが寝ずの番をするのは放牧する夏期の間だから、12/25が誕生日ってのは嘘っぱちだそうな -- 名無しさん (2017-12-28 13:42:41)
  • 神を試みてはならない。聖書にもそう書かれている。 -- 名無しさん (2018-07-30 11:19:38)
  • だいたい、イエスが生まれたとして西暦1年が設定されたのに、今はイエスは西暦4年~6年生まれと言われてる。生年すら怪しいのに誕生日だけ正確ってのは無理だよな。 -- 名無しさん (2018-07-30 11:25:02)
  • 弟子が後に「男が髪を伸ばすのは鬱陶しい」と言っているので、実際は髪は短かったと言われている(「生前から髪が鬱陶しいと思われていた」ことを否定する証拠もないのもまた事実だが) -- 名無しさん (2019-03-13 21:10:11)
  • イエスが優れた宗教改革者であったことと、その言葉が語り継ぐに相応しい真実を秘めていたことは間違いない…そうお? それすら創作でないと誰が証明できるんだ…ドラえもんか! -- 名無しさん (2019-08-06 10:15:11)
  • ↑ そうじゃないなら影響を受けた弟子もいるはずがなく、ローマの記録に残るはずがなく、キリスト教が興るはずがない。わざわざ優れていない、言葉が響かない人間がシンボルにされると思うか? -- 名無しさん (2019-08-06 11:06:29)
  • 顔がよければシンボルにはされるんじゃない? -- 名無しさん (2019-08-06 11:47:01)
  • その割に顔がいいなんて聖書のどこにも書いてないし、キリスト教はイエス死後だから顔がよくてもとっくに埋葬されてるんだが…… -- 名無しさん (2019-09-06 16:23:49)
  • 北斗の二大聖人シュウトキはどちらもキリストモチーフの部分があるとか -- 名無しさん (2020-01-17 14:01:59)
  • 宗教関連の記事にしてはあんまり荒れてないね、コメント欄 -- 名無しさん (2021-04-18 11:39:27)
  • ↑今の時代の日本にそんな大量に「敬虔なクリスチャン」なんてそう多くないし、逆にわざわざキリスト教を否定するようなタイプの御仁もいないでしょ。 -- 名無しさん (2021-06-07 10:09:41)
  • ↑2やってることは至極マトモだし、そもそもこのお方、キリスト教の最大の被害者だし… -- 名無しさん (2021-06-07 10:14:30)
  • https://news.yahoo.co.jp/articles/18eb9427a939883a22f35c495b73131d05897f21 -- 名無しさん (2021-06-14 00:54:18)
  • >キリスト教を否定するようなタイプの~  大分いるみたいだけどhttps://news.yahoo.co.jp/articles/18eb9427a939883a22f35c495b73131d05897f21 -- 名無しさん (2021-06-14 00:55:06)
  • アメリカで売ってたっていうジーザスVSゴジラのTシャツ見た時は笑った。そうだよな、キリストなら放射熱戦片手で受け止めるくらい分けないよな -- 名無しさん (2021-11-23 13:40:01)
  • 12/25は単に降誕を祝う日ってだけで別に誕生日とされているわけではないぞ -- 名無しさん (2022-06-17 10:02:19)
  • ユダヤ教の主流派がもっと柔軟ならキリスト教も独立することなく、ユダヤ教の先進的一派として成立しただろうけど、激しく反発しすぎたせいで教えがユダヤ教に収まらなくなって独立してしまうのは皮肉だな -- 名無しさん (2022-06-17 10:55:16)
  • 包皮すら聖遺物にされてるんだ… -- 名無しさん (2022-12-21 21:37:32)
  • ↑えぇ…(困惑) -- 名無しさん (2023-02-25 15:26:44)

#comment

*1 ※実在がほぼ特定されている釈迦やムハンマドと違い、当時のユダヤではヨシュア(イエス)が一般的な男性名詞である為か、実在したにしてもモデルとなったイエスなる人物は複数居たのではないかとする説もある。
*2 全てを真実と仮定しても、いずれにせよ教えは多くの人を介していることもあって時代に応じた変化や解釈の幅が幅広い。例えば旧約聖書と新約聖書でも同じことが言えるし、1世紀頃の話に限定しても当時から派閥によって言うことや解釈が食い違ったりしているらしい。
*3 ※青年から老年までと年齢がハッキリとされていない。老年とされたのはマリアの処女懐胎の信憑性を高める為に過ぎない。
*4 ※今日では男性を知らない処女とされるが、原型では普通に若い女性(乙女)。程度の表現であった模様。
*5 ※ナザレの地には受胎告知教会があり、ガブリエルが降臨した洞窟が今もそっくりと残されている。
*6 ※イエスはマリアの処女懐胎により生まれたとされるが、血統としては父方の祖父であるヤコブから連なると云うことの方を大事にされていた。これは、ユダヤの救世主が民族に最大の栄華をもたらしたダビデ大王の再来=子孫であると信じられていた為である。
*7 ※ベツレヘムには十字軍時代に建てられた生誕(降誕)教会がある。ローマ・カトリック、ギリシャ正教会、アルメニア使徒教会が分割所有する、如何にも複雑な歴史を感じさせる管理がされている。
*8 ※三賢者とも。よく知られる呼び名はメルキオール、バルタザール、カスパール
*9 ※この頃にエルサレムの過越祭に参加。帰途の最中に行方不明となって三日も探し回った両親に対し、見つけたユダヤの神殿で「私が父の家に居るのは当たり前でしょう?」と言ってのけるお茶目をやらかしている。
*10 ※イエスの6ヶ月前に生まれた従兄弟。同じくガブリエルの預言を経て誕生し人々を導き、イエスに洗礼を施す役目を与えられたとされる。尤も、現在の研究では彼自身がユダヤのエッセネ派の宗教改革者であり、イエスの師にあたる人物であったと考えられている(後に決別)。
*11 ※この地はジェリコ近郊の「誘惑の山」とされる。東方正教会系の修道院サランダリンオンには今も祈祷と瞑想を捧げる修行者が居る。
*12 ※これにより、このガリラヤ湖北方の小高い丘は「祝福の山」と呼ばれるようになる。頂上に建つフランシスコ会の八角聖堂には八福のラテン語が8つの壁のそれぞれに記されている。
*13 ※律法研究を重視し礼拝所「シナゴーグ」を拠点にして活躍した「ファリサイ派」の人々を指す。ちなみに現代ユダヤ教主流派の先達でもある。
*14 ※一説にはイエスの妻ともされるマグダラのマリアと同一視されるが、これはカトリックのみの独自見解である。また、恐らくは後世の創作された付加部分であるとされる。
*15 ※「ファリサイ派」のライバルだった「サドカイ派」の人々。つまり意見の対立している連中すら共同してイエス排斥に乗り出していたらしい。
*16 ※聖母マリア永眠教会の南側にこの場所とされる建物がある。
*17 ※油絞りの意味。オリーブ林と搾油所があった場所だと云う。
*18 ※聖墳墓教会はギリシャ正教会が管理するゴルゴダの丘(殉教聖堂)と、カトリックが管理する墓所(復活聖堂)に分かれ、地下には墓所の発見者であるヘレナ大后の墓所がある。ゴルゴダの直下にはアダムの墓とされる場所があり、ここにイエスの血が流れて原罪が洗い流されたと解釈されている。一方、エルサレムにはプロテスタントが主張する「園の墓」と呼ばれる素朴な石窟墓所が花園の中に存在する。
*19 ※因みに、イエスが創作でも有名なロンギヌスに槍で刺されたとか、盲目であった彼の目がイエスの血により開いた等とする記述も聖書には無い。唯一、イエスが槍で突かれたとする『ヨハネ黙示録』ですらも、ロンギヌスの名は無く、槍で突かれたという記述も単にイエスの死を強調したいが為に挿入されただけ、と考えられている。
*20 細かく違いを検証しても両宗教における前提がそれぞれ異なるため、泥仕合にしかならない
*21 ※この為、誕生した日ではなく、救世主として復活した日とも解釈される。
*22 目から鱗が落ちた人。ただし生前のキリストと直接会ったことはない
*23 コリント人への第一の手紙より。

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