発令!艦隊作戦第三法(艦隊これくしょん)

ページ名:発令_艦隊作戦第三法_艦隊これくしょん_

登録日:2016/11/29 (火) 18:35:33
更新日:2024/01/29 Mon 13:49:40NEW!
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艦隊これくしょん 艦これ 艦これイベント クロスロード作戦 shangri-la 所要時間30分以上の項目 水母水姫 深海海月姫 ドゥーリットル空襲 中規模? ヲ級改祭り 渚にて 敵連合艦隊 クロスロードからの帰還 高速軽空母の需要多すぎ問題 渚を越えて



波濤の先にたどりついた渚にて


幻想を追い求め


あの光を超えて―






前回→[[鎮守府秋刀魚祭り2016>鎮守府秋刀魚祭り(艦隊これくしょん)]] 迎撃!第二次マレー沖海戦
次回→偵察戦力緊急展開!「光」作戦



艦隊これくしょん -艦これ-の2016年秋に開催されていたイベント。
事前に難易度「乙」「甲」の提督は準備を!という通達があったこともあり、歴戦の提督たちは準備に追われることとなった。
イベント規模は夏に続いて中規模イベントである。
資源を多少なりとも使う秋刀魚祭りが直前にあったこともあり、字面通りなら妥当と言ったところだろう。



イベント期間は11/18の21:30のメンテ空けと同時に開始。*1
前回が少々の延長のみでスムーズに始まったこともあり、メンテナンス期間に関しては楽観視する提督が多かったのだが…
データサーバ上でデータの錯誤が発生したらしく、やはり延長が入った。
延長は1時間半→30分強と推移していき、正確な開始時間は11/18の23:45からとなる。
超長時間延長の末にバグまみれだったイベントに比べればバグは敵ボイスが再生されないこと数か所のテキストミス程度で収まった。
また、いつものごとく開始と同時にDMMゲームスのサーバーが大量接続による過負荷で落ちている。
おのれ艦これ!またDMMのサーバが破壊されてしまった! よそのDMMゲームからも自然災害的に認識されているようである。すまない、本当にすまない



期間は中規模イベントらしく2週間強(12/7まで)となっている。
期間もごく普通の中規模イベント並の規模だったが、途中で海外からの攻撃があったためか、12/9までの3週間に延長した。



今回の新要素は、イベント開催の約1月前に実装された6-5にもあった敵の連合艦隊が出現。*2
通常海域で先行実装されてるのでまったくの新規要素とも言えないが、通常海域最深部のため、こちらで初めて相対した提督も多い。
また、6-5では通常艦隊だったが、今回のイベントではこちらの連合艦隊VS敵連合艦隊での初の戦いとなる。


連合艦隊・海域ごとの出撃制限札・甲乙丙の難易度選択が用意されているのはいつも通り。



イベントのモチーフは、浦波の新規実装・鬼怒の改二実装によって
レイテ沖海戦と予想していた提督も多かったのだが…*3
まさかのドゥーリットル空襲であった。
「艦隊作戦第三法」とは、東京空襲を受けた日本がただちに発令した敵爆撃機隊の撃墜命令のことである。
主力艦隊が珊瑚海海戦のために出払っていたことと敵爆撃機隊がかなりの高度を飛んでいたことが合わさり、撃墜はかなわなかった。
艦これ世界ではすでにAL/MI作戦は完遂され、同時に行われた本土攻撃(恐らくドゥーリットル空襲モチーフ)を防いだのに何故また攻撃されたのかは謎。
そして、後段作戦まで行った提督は本イベントにドゥーリットル空襲に隠されたもう一つのモチーフが存在する事に気付く事になる…
イベントバナーに何故かいる約2名の艦娘や最終海域突破報酬艦で予想は可能だったりするが。



なお、イベント開始から1週間後に劇場版の公開が控えていたため、かつてのアニメ版コラボイベント同様に劇場版の楽曲が使われるのでは?と予想する声もあったが、
特にそんなことはなかった。まぁ、劇場版主題歌の『帰還』は戦闘向きの曲ではないので仕方ないっちゃ仕方ない。
…が、ある意味『帰還』の歌詞に相通じるイベント内容ではあった



また、完全にギャグイベントであった前回と異なり、今回はゆるい雰囲気は一切存在しない。
特に最終マップの衝撃はおそらく過去最大級だろう。




連合艦隊(敵)

ついに実装されてしまった敵の連合艦隊。
12隻vs12隻の大海戦が実現することとなった。また戦闘時間が伸びる…


基本的にはこちらの連合艦隊と同じ仕様であり、連合艦隊専用の特殊陣形を組んでいる点も同一。
命中率の低下効果についても同様。スナイパーに定評のあった空母棲姫ですらだいぶん攻撃を外すあたり、かなり強烈な補正がかかっている。
ほとんどの場合、輪形陣相当の第三警戒航行序列なのと、昼戦中に敵本隊が2巡しかしないので、火力面では一応低くなりがち。


夜戦突入においてのみ若干仕様が異なり、敵の随伴艦隊を4隻以上撃破しなければ夜戦が行えない。
随伴艦が無事な状態で本隊に突撃しても後ろから夜戦カットインをぶち込まれるだけだろうしね
昼戦終了時に残存していた随伴艦隊は、夜戦突入時に退避してしまい、撃沈することができなくなる。
そのためS勝利狙いならば、昼戦中に随伴艦隊を全滅させなければならない。
さらに敵艦の数が倍になっていることと、第一艦隊砲撃2巡目・第二艦隊雷撃が、どちらの艦隊に向くかランダムなので、
撃ち漏らしが発生しやすく、S勝利率は従来よりかなり落ちる。
ちなみに、従来の連合艦隊対通常艦隊での、夜戦突入した際に第一艦隊MVPが旗艦固定になる仕様は修正され、昼戦中のダメージ量で普通に計算される。


また、第二艦隊搭載の艦載機も航空戦に参加するという要素もひっそり加わっている。
そのため、第二艦隊に軽空母を入れて更に制空を稼ぐという選択肢もないことはないものになった。
もちろん夜戦要員がいなくなるので、リスクの方が正直大きいのだが、後にこの仕様が大幅に改善されると軽空母も猛威を振るうことになる。
しかし、この仕様により航巡の少ないスロットに搭載の瑞雲などの水上爆撃機やたった9機で大和すら撃ち抜く絶技・速吸流星拳は実質死亡宣告を喰らったようなものである。ツ級「お!ノロマやんけ!叩き落としたろ!」
とねちくはせっかく夜戦火力において最強になれるようにこのイベントでなったのに、その強みを100%活かせる戦いがやりにくくなってしまった。
一方で、第二艦隊でも水上戦闘機による制空補助が可能となる。


攻撃順について


今回発生する連合vs連合の場合はかなりややこしい攻撃順とターゲッティングになっている。


機動部隊vs敵連合艦隊の場合は

  • 第一・第二艦隊による航空戦→支援攻撃→先制雷撃
  • 第一艦隊が敵の第一艦隊に攻撃(砲撃一巡目)
  • 第二艦隊が敵の第二艦隊に攻撃
  • 第二艦隊が敵の第一・第二艦隊に雷撃
  • 第一艦隊が敵の第一・第二艦隊に攻撃(砲撃二巡目)

水上部隊vs敵連合艦隊の場合は

  • 第一・第二艦隊による航空戦→支援攻撃→先制雷撃
  • 第一艦隊が敵の第一艦隊に攻撃(砲撃一巡目)
  • 第一艦隊が敵の第一・第二艦隊に攻撃(砲撃二巡目)
  • 第二艦隊が敵の第二艦隊に攻撃
  • 第二艦隊が敵の第一・第二艦隊に雷撃

というステップで砲雷撃戦が行われる。
砲撃二巡目が第一第二両方に飛んでくるので、夜戦役の第二艦隊を温存したくても、一巡目が終わった後も気が抜けない。


また、お互いの魚雷攻撃が第一艦隊/第二艦隊のどちらにもターゲッティングすることも特徴のひとつ。
このため、こちらが随伴艦隊の殲滅に成功した場合は雷撃が敵本隊に集中する密かなメリットも。
ただし、随伴艦隊全滅の時点で第二艦隊砲撃戦はスキップされてしまう。


攻撃順の差は、第一艦隊2巡目が第二艦隊の前か後かの違い。
機動部隊の場合、第二艦隊同士の砲雷撃戦の後なので、第一艦隊2巡目時点で随伴艦隊が数を減らしていることが多く、高火力を敵本隊と残存艦へと向けやすい一方、第二艦隊があまり減らせていないと撃ち漏らしやすい。
水上部隊の場合、第二艦隊が随伴艦隊を攻撃する前に第一艦隊2巡目が始まるので、第一艦隊から随伴艦隊に向きやすい一方、第二艦隊は雷撃が敵本隊へと集中しやすい。


よって、攻撃順だけで見ると、機動部隊では敵本隊、水上部隊では敵随伴艦隊の撃破がしやすくなっている。
が、敵随伴艦隊に駆逐古姫のような高装甲艦が出現した場合、火力の貧弱な第二艦隊では撃沈が極めて困難になり、
S勝利を目指す場合、昼戦中に随伴艦隊の全滅が必須になる都合上、
水上部隊では第二艦隊を挟まず的が減らせないためにS勝利が逃しやすく、
機動部隊では第一艦隊が仕留めやすくなるが、第二艦隊が駆逐古姫に吸収されて数を減らせない危険性が出てくる。


他にも基地航空隊の投入編成などにも左右され、敵の編成や勝利条件に合わせた艦隊の選択が重要になる。


……と言いたいが、今回の敵連合艦隊は、高難易度ではどれも制空値が尋常でなく高いため、
空母の数が限られる水上打撃部隊はこの時点で向いていない。
一応、前述の通り敵連合艦隊戦においては、こちらの連合第二艦隊でも航空戦に参加する仕様なので、無理をすれば不可能でもないが。


初出の6-5においてはなんと通常艦隊で相手することになったが、

  • 随伴艦隊が重巡1隻、軽巡1隻、駆逐4隻という輸送護衛部隊か何かかと思うくらいに貧弱さ
  • 本隊も空母棲姫以外はフラグシップ止まりで特筆すべき耐久力もない
  • 基地航空隊が弱点に設定されており、接敵前に大打撃が狙える
  • 陣形が輪形陣相当の第三警戒航行序列であり、連合の命中下降補正と合わさって空母棲姫ですら命中率はそこまででもない

という状態であったため、見た目ほどの絶望感はなかった。しかし今回は…



余談ではあるが、敵の連合艦隊は全国のゲームセンターにて絶賛稼働中の艦これアーケードにも登場している。
本家における2013春イベント、敵泊地強襲作戦のラスボスである泊地棲鬼・泊地棲姫の編成が連合艦隊であった。
敵本隊の陣容こそ当時の編成(鬼・姫以外はすべて浮遊要塞)であるものの、随伴艦隊にはしっかりと戦艦が入っている容赦ない仕様。
アーケードにおける敵連合艦隊との戦闘は敵本隊と随伴艦隊に挟撃される仕様も相まって、かなり歯ごたえのある戦闘が展開される。
ちなみにアーケードでは艦娘側は連合艦隊を組む事は多分ないと思われる。組むだけでGP削られそうだし
本作戦から4年後、反撃!第二次SN作戦(艦これアーケード)でついに連合艦隊システムが実装された。詳細は該当項目に譲るが、最大24名が同じ画面で撃ちあう姿は壮大である。
…編成画面のGP消費や戦闘時間はどうなったかって?知らん、そんな事は俺の管轄外だ



新規実装艦娘


今回実装された艦娘は以下の4隻。


  • Lexington級正規空母 Saratoga
  • Commandant Teste級水上機母艦 Commandant Teste
  • 改白露型駆逐艦 山風
  • 神風型駆逐艦 朝風

Saratoga、Commandant Testeの2隻は海域突破報酬としての入手。山風と朝風はドロップ限定となる。
海外の正規空母はドロップ限定…というジンクスがついに破られた。
提督たちが歓喜したのは言うまでもない。


また、Saratogaは1月ほど前に開催された鎮守府秋の秋刀魚祭りにて、「海外の大型正規空母が参戦」という形で
実装が事前告知されていた。
多くの提督が様々に予想したが、「Iowaと同じ国」「煙突が特徴的」ということでLexington級の二隻に絞られ、
最終的に運営からSaratogaの告知が出て確定した。
イベント名がおかしいって?気にするな!


一方、Commandant Testeはイベント直前の三越コラボで一足早くお披露目されていた。



今回の報酬は非常に海外製艦載機が多いのが特徴。
初の海外水上爆撃機であり、初の雷装と爆装を併せ持つ機体でもあるLate 298B。
アメリカ海軍の序盤を支えたTBD デヴァステイター、SBD ドーントレス、F4F-3/F4F-4 ワイルドキャット。
機数にしてなんと5機である。特にアメリカ機はどれもこれも日本空母たちにとって因縁深い機体となる。
もっとも、アメリカ機はSaratogaを入手すればその初期装備で入手可能、そもそも基本性能自体が低すぎたり、*4
Late 298Bは性能に一定評価を得ているが、やはりCommandant Testeが持ってくる。
装備入手のために無理して甲攻略するのは必須でもない。


また、いくつかの既存装備も報酬となっている。
三式戦 飛燕一型丁、雷電、試製甲板カタパルト
…必要数の足りているはずのカタパルトが配られた理由はあまり考えないほうがよさそうである。
強いて言えば、本イベント終了直後に五航戦改二甲専用艦載機である噴式戦闘爆撃機が遂に実装されたのでその関連…なんだろうか。




出撃制限

  • 輸送部隊:E-1
  • 迎撃部隊:E-2・E-3
  • 増派部隊:E-4
  • 決戦艦隊:E-5甲作戦

今回の呪いのお札の枚数は4枚
誤表記ではない。5マップで4枚であり、縛られっぷりは過去最高峰。
さらに今回は甲作戦に限り最終マップにお札が存在する。つまり甲種勲章を目指すなら恒例の札を無視した総力戦を行うことができない。
一方乙以下ならば、E-5では札自体がつかないため、従来イベントと変わりないが。


その上E-4は輸送作戦後に戦力ゲージが追加される2段ゲージ式。ただでさえキツキツの戦力状況から輸送艦を絞り出す必要がある。
トドメに、E-5はスタート地点が変更されるギミックの解除がほぼ必須であり、実質的に7マップあると言っても過言ではない。中規模とは*5
イベント初日は後半マップが解放されていなかったことも合わさり、多くの提督が様子見を選択することとなった。
イベント期間がそんなに長くないこともあり、結構心理的な圧力にもなった。


なお、今回の「ギミック」は、一度解除すれば日が変わってもそのままではあるが、
丙・乙作戦で解いたギミックは、甲作戦に難易度変更するとリセットされてしまう。
ギミック解除だけ低難易度でやり、お札を節約するといったことは不可能。
丙・乙作戦間での難易度変更および、甲作戦から丙・乙作戦への難易度変更の際はギミック解除は発生しないので、その点は安心しよう。




BGM


新規BGM

  • (警戒線)?:E-1~E-3マップ画面
  • (機動部隊を追え!)?:E-1~E-4道中
  • (泡沫のシャングリア)?:E-1~E-4ボス、E-5道中
  • (水底の世界)?:E-4・E-5マップ画面
  • 渚を越えて:E-5ボス

既存BGM

  • 迎撃隊、発進!:基地空襲時

後半海域のボスBGMは今までの艦これになかったテクノタイプの楽曲となる。
短めだがシズメシズメ、モドレナイノ以来となる歌詞つきのコーラス入り。
舞台が舞台なだけに盛り上がること間違いなしだろう。




海域解説


海域の数はE-5までと、中規模イベントにしては多め。
特に後半海域のE-4甲は、イベント中最難関とも称されるほどの高難易度。
さらに札が独立している最終海域も、舞台が舞台なだけあって一筋縄では突破できない。
多くの提督が、もし実装されるのであればサービス終了間際大規模イベントの〆と予想していたある作戦がモチーフとなる。


なお、事前に作戦名が大本営から発表された際はE-4作戦名を見た提督は「さよなら蒼き日々よ」だの「アニメじゃない」だの「夢にKISS KISS KISS」だの言い合い、

E-5作戦名が「渚を越えて」だったため、波濤を越えたトラウマを思い出して震える提督が続出したりした。
「歌はいいねぇ」とか「渚は二人の夢を混ぜ合わせる」とか言ってる提督もいたにはいたが


また、近時のイベントでは珍しく陸上型ボスが存在していないイベントとなった。
陸上ボスキラーの航巡はE4などで輸送・索敵担当として出番があるものの、三式弾やWG42などの陸上型特効装備は本イベントではお留守番である。


余談ではあるが、このイベントでは輸送ワ級の登場が非常に遅い。
どれくらい遅いかというと、最終海域のE-5でやっと登場。
よって、イベント攻略とろ号作戦の両立は過去のイベントより面倒になっている。




E-1 本土近海諸島補給線 作戦名:海上輸送作戦




イタァイ!ヤメテヨォ!




前回と同じく対潜掃討マップ…だが、今回は輸送作戦も同時に行うことになる。
とはいえ難易度はE-1らしくさほどでもない。
甲作戦でも先制対潜攻撃が可能であれば問題なく突破できるだろう。
なお、大淀さん曰く深海棲艦の動きが大人しいから本土防衛を強化するために輸送作戦やりましょうとのこと。どう見てもフラグである。
てか近海輸送と対潜哨戒を同じ艦隊にやらせるとか、そんなに輸送艦が足りないのだろうか。


お札は「輸送部隊」。
潜水艦を潜りぬけながら輸送の完遂を目指すことが目的となる。


編成における縛りは存在しない。
ただし、後述のルート分岐の関係で高速戦艦と軽空母の投入は推奨される。


攻略の編成は最短ルートを通りつつ、敵水上艦と潜水艦のどちらも駆逐できる編成が求められる。
現時点では高速戦艦、高速軽空母、軽巡をそれぞれ1隻入れ、残りを駆逐艦3隻で埋めた編成が主流。
ただし制空値の確保能力が存在するイタリア戦艦は特殊な立場にあるため、投入するかは他の面の情報と手持ち装備と応相談。


道中はフラ潜込みの潜水艦隊、および水雷戦隊と交戦することになる。
上述の編成であればほぼ苦戦することなく突破できるだろう。
注意点として、ボス前の索敵判定がやや厳しめ。足りなければ戦艦か軽空母の偵察機を増やそう。



ボスは潜水棲姫。
うるさい被弾ボイスが特徴的なノーマルバージョンである。
…つまり、先制雷撃もないのもいつも通りである。


「イタァイ!ヤメテヨォ!」


前回と同じく随伴艦隊に水上艦が存在しており、陣形選択においてジレンマを迫る。


つもりだったのだろうが、今回も前回E1同様高速戦艦が編入できるためサクサク弾着観測射撃で狩られる。
おまけに砲撃二巡化で本人もボコボコにされるようになり、相変わらず雷撃を一回も撃たないままに終わることもしばしば。


一応耐久力のみは凄まじく高いのだが、この作戦は輸送作戦である。つまり撃破しなくとも問題は無い。
というか無理に撃破を狙わず、大発動艇を搭載可能な駆逐艦に詰め込んでA勝利での作戦完遂を狙った方が手軽である。
掘りも兼ねて対潜装備を駆逐艦にガン積みして撃破を狙う提督もおり、相変わらずボコられては悲鳴を上げる光景が展開されることも。
初出からどうにも不遇なネタ扱いが否めない潜水棲姫であるが、今回もやはりそうなってしまった。



海域クリアボーナスは甲作戦で雷電、三式戦 飛燕一型丁、応急修理女神、間宮。
乙作戦では雷電が無くなり、丙作戦ではさらに飛燕がノーマル飛燕になり、ダメコンも普通の修理要員にランクダウンする。
甲作戦でもさほど難易度が高くなく、報酬の雷電と飛燕一型丁が強力なこともあって難易度甲で突破する提督が多いとのこと。


ボスドロップでは浦波、秋月、初月、鹿島、明石などが目玉。
装甲が高いため、対潜装備ガン積みでも、先制対潜艦で固めないとS勝利は安定しないが、
ラインナップも豪華なので、15秋・16冬・16夏に続いて今回もひたすら狩られ続けるのであった。
特に秋月型のコンプリートを狙う初心者提督からは目の敵のように追い回されているという。
浦波に関しても、浦波がドロップする通常海域が消費の重い海域が多い事からここで狙う提督も多い。



E-2 本土沖 作戦名:本土防空戦





ドゥーリットル空襲




本土に空襲を仕掛けてきた敵艦隊を撃退する。案の定E-1の作戦内容はフラグだった。
いきなりの奇襲攻撃であったため、出撃できるのは連合艦隊ではなく通常艦隊。
水雷戦隊、潜水艦艦隊、空襲を切り抜けつつ敵の空母を撃退することになる。
また、ここでは戦艦が出撃できない制限がかかっており、基本的に砲撃1巡で乗り切るのが前提となる。


お札はE-1と異なり「迎撃部隊」。
次のE-3と共通なので、そちらの出撃メンバー候補と同じ艦を使うのを念頭に置こう。



ルートは高速統一した上で重巡2+軽巡1+高速軽空母1+駆逐2で上スタートかつ最短ルートとなる。
当初はドゥーリットル空襲に対応出撃したメンバ―がルート固定に必要だと言われていたが、特にそんなことはなかったぜ!
一応野分・嵐を投入すれば上記の編成をやや外した編成ができるが、そこまでしなくとも撃破は可能。


さらに言うなら、蒼龍・飛龍を投入すれば潜水艦を回避しつつそんなに敵の強力ではない下ルートを経由可能なことが判明している。
編成は二航戦二人+重巡/航巡2+駆逐2であり、上記の編成に比べて大幅に安定度が増している。
このルートは開始後しばらくしてから判明したのだが、その余りの楽さ故に現在はこちらが主流。


編成はそこまで強力な戦力は求められていないため、趣味に走っても特に問題ない。
ただし酒匂・PrinzEugenだけは温存をこころがけよう。プリンツは楽な海域で出す提督もあまりいないだろうが。
駆逐艦は秋月型を一隻入れると空襲マスでの安定度が増せる。
通常の駆逐艦に対空CIセットを装備させても仕事はしてくれるが、安定度はいくらか低下する。


道中は上記の編成であれば水雷戦隊と一戦した後、空襲戦、フラヲ入りの機動部隊、そしてボス前の空襲戦を経由してボスに到達できる。
ボス前では索敵判定はかなり厳しめ。
重巡の偵察機はもちろんだが、重巡に高性能な電探を積むor空母に彩雲を積むなどの対策は必要となる。
索敵ボーダーがLマスよりKマスからの方が低めになっているらしく、
空襲戦自体もKマスではヲ級改1隻のパターンがあるため、後述のギミック以外ではわざわざLマスを選ぶ利点はない。


また、戦艦のいない通常艦隊であるため、決戦支援はほぼ必須となる。
道中支援は有効に働く場面が2戦。雷撃による事故を減らせるので、軽めの支援を出しておくといいかもしれない。


基地航空隊はボスマスに陸攻ないし艦戦部隊を1部隊、防空に1部隊を回すのが主流の使い方。
というよりこの海域には部隊は元々1部隊しか出せず、2部隊を出そうとすると強制的に待機させられてしまう。
防空であればきちんと機能するため、おとなしく1部隊は防空に回しておこう。E-1報酬の雷電、飛燕一型丁などで固めておけばかなり被害を抑えられる。
また特効は存在しない。ゆえに強力な陸攻でも打撃は余り与えられず、せいぜい駆逐艦を潰せればラッキー程度に思っておこう。
ボスマスまでの距離があまり無いように見えるが、距離の扱いは8。そのままでは護衛の戦闘機を送れないことには注意。
もしくは、ボス前に戦闘機部隊を派遣して強烈な空襲を軽減する手もある。
二式大艇を編入すると全体の距離が+3になるため、これで距離5以上の機体を3部隊投入することは可能。


ボスは空母ヲ級改。が、2隻いる。ダブルヲーガンダム
そのため敵の制空値がかなりの高さになっており、正規空母2隻を以てしても奪取はそこそこキツい。
制空権が取れない昼戦で敵の数を減らすのが非常に難しいでもあるため、最低でも航空優勢は狙いたいところ。
とはいえ決戦支援で雑魚を掃除し、夜戦までにできる限り敵の耐久値を削れば勝機は見えてくる。


総合すると甲作戦でも少しばかり手こずる程度に納まっていると言える。
ゲージ破壊段階では戦艦ル級flagshipが追加されるものの、砲撃の二巡化で逆に楽になることも多く、さほど脅威ではない。



…と、ここまで長々と通常の編成での話を続けてきた。
実は、このマップには裏道が存在する。


なんと潜水艦隊のみでの攻略が可能
アイアンボトムサウンド以降、イベントでは不遇を強いられ続けてきた潜水艦たちがようやく牙を剥く機会が回ってきたのである。
かの霧を迎撃するイベントでも潜水艦は活躍できたが、これはどちらかというと圧倒的性能を持つ霧の巡航潜水艦「イ401(イオナ)」の存在も大きかった。
公式チートそのものである霧の艦隊などおらずとも、帝国海軍・帝国陸軍(とドイツ海軍)の力で日本本土を守る事ができるのだ。


編成は6隻すべて潜水艦で問題なくボスに到達できる。
一応、ボス前の索敵判定を潜りぬけるには零式水上観測機が5〜6スロ程度*6平均85以上の超高レベルを要求される。
オリョクルバシクルカレクル3-2-1で鍛え上げられた潜水艦たちがそうなっていない提督は少ないだろうけどな!
イベント期間は休暇のはずじゃなかったんでちか…
ついに水雷戦隊の更に前で漸減作戦の嚆矢となる艦隊型潜水艦の本領を、本土防衛という一番の大舞台で発揮する時が来たのである!…言うてイベント的にはまだE-2だが。
流石に全てを潜水空母+カットイン可能な2スロ潜水艦で埋めるのは必須。前イベントで伊26が来ている提督はさっそく感謝できるかもしれない。
(ただしここで潜水艦主力を使うとE4での潜水艦作戦は難しくなる)


道中においては空襲戦マスを無傷でやり過ごせる(完全勝利S)上に、やっかいな潜水艦マスも敗北はするが勿論ノーダメージ。
特に空襲戦マスは3回もあるため、放っておいても旗艦にはみるみるキラが補充されていく。
こちらの水上爆撃機を撃墜するためだけに空襲を仕掛けに来るヲ級には噴かざるを得ない*7
対潜攻撃が可能な敵艦に遭遇することもあるが、強力な道中支援を出しておけば突破可能だろう。


ボス戦においても潜水艦は猛威を振るう。
ヲ改の高威力開幕爆撃&昼戦火力カンストの砲撃を無力化できる上、強烈な魚雷カットインを無理なく使用可能。
決戦支援を出して露払いをやっておけば、あとは群狼戦術で哀れな空母を血祭りに上げるのみである。


むろん、欠点も存在する。
やはり潜水艦であるゆえに安定感にはどうしても欠ける。軽巡や駆逐はもちろん軽空母ヌ級も対潜をして来たりする。まあヌ級の対潜攻撃は滅多に当たらないが。
特に支援が来なかったり決まらなかったりした上に開幕雷撃が分散しなかった場合は悲惨なことになってしまいがち。
安定を求めるなら支援を分厚くする必要があるのだが、そこまでするなら通常艦隊でまっとうに倒した方が速くて安上がり…となることもある。
また索敵を満たしたと思っても、ボス前で逸れてしまうこともある。
恐らく潜水艦を含んだ編成ではボス前はランダムになってしまうのでは、という説が有力。


資材をできるだけ節約しつつ、じっくり攻めていく提督にこそ合う戦術だと言えるだろう。




共通クリアボーナスはSBD ドーントレス。
日本機で言う99艦爆に該当する機体であるが、運動性以外のあらゆる面で上回る傑作機であった。
特に後部防御機銃の存在が非常に大きく、護衛のF4Fから「仕事取らないでくれよ!」というジョークが飛ばされるほどであった。
あまりにもこの機体が優秀だったせいで、後継機のSB2C ヘルダイバーが現場から凄まじいバッシングを受けたことは割と有名な話。
史実においては数多くの日本空母を撃沈した機体である。見るだけでトラウマが再発しそうな艦娘がいっぱいだぜ!
特にミッドウェー海戦において赤城・加賀・蒼龍・飛龍の正規空母4隻を撃破する大戦果を挙げたことが有名だろう。
ゲーム内での性能はおまけの超いっぱいついた99艦爆となっている。
偵察機でもないのにやけくそじみた付加ステータスの多さは一見の価値あり。装備選択画面ではみでるステータスが2つもある
高い索敵値はScout Bomber(偵察爆撃機)ゆえか。


乙作戦以上ではTBD デヴァステイター。某ACでピーピーピーボボボボされる大型兵器ではない
こちらも日本機における97艦攻にあたる機体である。ただ、上の輝かしい相方と違ってこちらの性能は悲惨の一言であった。
というより97艦攻があまりにも優秀すぎただけではある。一応、低性能ながらも祥鳳の撃破という戦果は挙げている。
ミッドウェー海戦においては出撃部隊がほぼ全滅。アメリカ海軍は雷撃隊の再建にかなりの時間を要することとなった。
この全滅自体は悲劇であったものの、TBD部隊に直掩機が気を取られたからこそSBD部隊が突入できたという事実もまた存在する。
ゲーム内での性能は……97式艦攻の相互互換である。*8史実の扱いを鑑みれば仕方のないことではあるが。


それ以外の報酬は伊良湖が甲乙丙でそれぞれ3,2,1個。
また、難易度甲のみ大発動艇がゲットできる。あとはおにぎりこと戦闘糧食がいくつか。
…正直言ってしょっぱめの報酬である。その分難易度も低めなので、甲を突破してみたい提督は挑戦してはいかがだろうか。



この海域でのレアドロップは改白露型駆逐艦 山風。
イラストレーターは玖条イチソ氏。本人のツイッター曰く「姉妹で最初に沈んだから妹より身長が小さい」とのこと。
CVは今のところ不明だが、Iowaの声を担当している橋本ちなみ氏が候補に挙がっている。
外見は某ボカロっぽい緑髪を巨大なポニーテールにまとめている。
先行公開された2017年カレンダーの絵によれば江風がおんぶできるほど小柄で、これは改白露型の中で真っ先に沈んだ事に由来しているらしく、イチソ氏によればかなり思い入れあるデザインらしい。
服装は改白露型共通の腋見せセーラーであり、胸部装甲は服の上から確認できる程度に大きい。やっぱりロリ巨乳は最高だぜ!


性格は今までいなかった小動物系。それも活発なタイプではなく、ダウナーかつ臆病なものである。
この性格は史実において単独行動中に撃沈され、戦後までずっと行方不明扱いを受けていたことに由来するのだろう。
眉をひそめたアンニュイな表情不安そうなボイスが何とも言えない保護欲をそそるのか、某レディとは別のベクトルで頭をなでなでしたくなると評判。
時報での夕食で、提督と共に行った間宮でオムライスを頬張っており、慎ましくも外見年齢相応な喜び方を垣間見せた。
普段のダウナーな態度を放り投げて必死に助けを求める轟沈ボイスは凄まじく胸が抉られる。動画などで聞く場合には注意。



また、二航戦ルート道中のJマス及びボスマスでは神風・春風もドロップする。
特に春風は入手難易度が狂っていたこともあり、多くの提督が掘削に訪れている模様。



E-3 本土沖太平洋上 作戦名:発令!艦隊作戦第三法



ヨクミツケマシタネエ……ゴホウビデス……。


アイテヲ…シテ…サシアゲマスワ!


シズメエッ!



僕らは目指した シャングリラ




E-1、E-2と比べてやや難易度が上昇。
ここからが本番となるだろう。
お札はE-2と共通の「迎撃部隊」。


「シャングリラ」とは、史実においてインタビュアーにドゥーリットル空襲の発進基地がどこかと問われたアメリカ軍が
「空襲部隊は『シャングリラ』から発進した」と答えたことに由来する。
勿論、シャングリラは桃源郷=実在しないものであるため、「機密だから言えないよ!」をアメリカンジョークとして返した…という話である。
とはいえ攻撃された側としてはまったく笑えない話であり、当時の一航戦の司令官はこのやりとりを聞き、空母の『シャングリラ』を探したという。
艦これにおいてはE-2で強襲艦隊を撃退した後に「シャングリラ」の情報をつかみ、追撃戦に移ったということになっている。
ここまでは史実と同じなのだが…
ちなみに公式4コマでは赤城が深海側の通信から『シャングリラ』という名の島を探そうとしたが、
『シャングリラ』の意味を知っているアイオワが「おそらく船の名前だろう」と見破る展開になっている。あれ、アイオワも微妙に騙されてない?



連合艦隊での出撃となる。
舞台となるマップが遠隔地ゆえに基地航空隊は使用不能。
連合艦隊は水上打撃部隊、空母機動部隊のどちらでも攻略が可能だが、スタート地点から交戦する敵艦隊の関係で空母機動部隊での攻略が主流。
また、単純に敵の航空戦力が非常に強力であるため、水上打撃部隊の航空戦力では追いつかないという事情も少なからずある。


最短ルートを通るには高速統一がまず条件となる。
そのうえで正規空母を2隻かつ高速戦艦を1隻に抑え、第二艦隊に駆逐艦を3隻投入。
上記の条件を満たした上で、史実艦(飛龍、蒼龍、愛宕、高雄、妙高、神通、木曾、祥鳳)を何隻か組み込む必要がある。
E-2で活躍させた飛龍・蒼龍はそのままここにシフトして運用することが可能。
とはいえ祥鳳以外はどれもそこそこ有力な艦艇であるため、固定によって戦力が低下するという事態は少ないだろう。
問題は高速統一の部分。のちのE-4でも高速軽空母は有用である上に、ここにも何隻か投入しなければ制空権の奪取が難しいのである。
固定に必要な祥鳳を除くと瑞鳳・龍驤・千歳・千代田の4隻しかいないため、うっかり過剰投入したりすると足りなくなってしまう。Aquila?あいつは正規空母だっつってんだろ!
このことにだけは注意して編成する必要があるだろう。E-1でも有用なのはすでに述べた通り。


道中は上記のルート固定をしていれば潜水艦との初戦を経た後に空襲戦が2回。
…それだけである。空襲戦の対策として駆逐艦に対空カットイン装備をさせておくとより安定するだろう。
この道中の異様な短さゆえ、ボスマスに到達しても燃料/弾薬の減少補正が発生せずに万全の状態で戦える。
特にイベントマップの常連となりつつある軽巡ツ級の対空迎撃と遭遇しないことが非常に大きく、空母の攻撃機が減衰していない状態でボスに挑める。
また仕様上前衛(道中)支援は全く意味がないため、決戦支援にのみ全力を注ぎつつ一部隊を通常の遠征に回す余裕すらある。
厳しいルート固定条件をクリアする価値は十二分にあると言える。



ボスマスにてボスを務めるのは水母水姫。「水母」……つまり、「シャングリラ」ではない
イベントマップにおいて初の敵連合艦隊を組み、こちらの連合艦隊と激突することとなる。
また初の「水姫」である。水母水鬼がスッ飛ばされた理由は不明。
外観及びシルエットは瑞穂に似ている水母棲姫と同じく、報酬艦のCommandant Tasteとそっくりである。スパイがいるかも!


連合艦隊の旗艦ゆえに先制雷撃は行ってこないが、その打撃力と航空戦力、そして異様なまでに分厚い装甲は水母棲姫の上位互換と言って差し支えない。
特にギミックを解除しない場合は装甲215となり、魚雷カットインでもなければ貫通することは難しい。
さらには敵の随伴艦には空母ヲ級改が2隻おり、航空優勢確保ラインを600前後という凄まじい値に押し上げている。
高速軽空母の数が不足している場合は制空値が不足することもままあり、かなりの苦戦を強いられることになる。


…ここまで書くとかなりの強敵のようにも思えるが、条件さえ整えれば実際はさほどでもない。
前述した通り、こちらの艦隊は完全にフルパワーの状態。
その上連合艦隊の命中下降補正がお互いにかかっているため、敵の攻撃はほとんど命中しない。
凄まじい制空値要求も、空母がきっちり4隻確保できていれば問題なく達成可能。
こちらは装備改修や弾着観測射撃で命中率を確保することが可能なこともあり、思っていたよりも一方的な戦闘が展開される。
昼戦で敵艦隊をボロボロにすることができれば、残っているのはちょっとばかし硬い的でしかない。
雷巡の連撃や駆逐艦のカットインを耐えきれるほどに装甲が厚いわけでもないため、夜偵などで補助すれば存外あっさりと撃破可能だろう。


また、装甲解除ギミックも存在する。
条件は


  • E-2での空襲(基地への攻撃)で制空権を確保したうえで、損害ゼロを何回か(3回ほど)
  • E-2での空襲戦マス(A、G、K、L)での完全勝利(ノーダメージでの通過を指す。E2の項で述べた潜水艦編成ならば全て踏める上にノーダメージ確定)
  • E-3のHマスのS勝利
  • E-3のKマスのA勝利1回(B勝利で可能かは不明)
  • E-3のC、D、JマスでのS勝利

と言われている。解除した場合は母港画面へ戻った際に任務達成音が鳴る。
この条件を満たした場合は大幅に装甲が低下し、駆逐艦や軽巡の連撃でも大ダメージを与えられるようになる。
のだが、上記の通り凄まじく難解かつめんどくさい


また最初の条件は「制空権確保」であり、E-2甲の場合は彩雲+熟練のネームド飛燕や雷電ガン積み基地化が必須(ランカー装備保持者はネームドのみ4の方が僅かに強いらしい)。
つまり過去イベント難関の甲突破者などのみが熟練度最大で達成できるレベル。
E-2を甲で突破していた場合は、きちんと装備を見た方がよい(烈風改などを積み立てても不可能なため)。


更に、上記の条件をすべて満たす必要があると過程すると、札による出撃制限が厳しい本イベントにおいて手痛いレベルで艦を使ってしまうことになる。
解除しなくとも一応突破できることもあり、実行するかしないかは提督たちの判断にゆだねられている。



クリアボーナスのCommandant Testeはフランス海軍の水上機母艦。日本語名はコマンダン・テストとなる。
コマンドーだのコマちゃんだので早速名前をいじられている
イラストレーターは(おそらく)アキラ氏。声優はタニベユミ氏。
艦これ初のフランス海軍艦艇であり、海外艦娘の出身地としてはドイツ・イタリア・アメリカ・イギリスに次いで5か国目となった。
前述の通り、イベント開始直前の三越コラボで姿だけはお披露目されていたのだが、
彼女の艤装とフランス艦娘という情報だけでCommandant Testeだと当たりを付けてしまった提督もいた。


外見は金髪のゆるふわロールに赤と青のメッシュが入った特徴的な髪が目を引く。
おそらくはフランスの国旗を表しているのだろう。ペプシマンとか歯磨き粉とか言ったやつ出てこい
大人っぽい声に反して外見がだいぶん小柄だが、これは実艦が排水量10000トン程度の小型母艦だったことが大きいと思われる。*9
ただし胸部装甲は大きめ。通常ではわかりにくいが、中破するとかなり立派なものをお持ちなことが判明する。


とはいえ、この娘に関しては入手時のフランス語のインパクトが非常に大きい。
我々アニオタにとってなじみの薄い言語であることもあり、何を言っているのかさっぱりわからない
ボイスや時報もフランス語づくしであるが、独特のカタコトっぽいイントネーションや喋りが癖になった提督もいるとかいないとか。
声帯の妖精さんについても何言ってるのかわからないフランス語と独特なカタコトで特定が困難であったが、
その正体はなんと白露型や由良でおなじみのタニベユミ氏であった。
この事実にダメ絶対音感を持たない提督達は当然ながらこの事実に驚愕したのは言うまでもない。まぁ、そうなるな


性能に関しては、改造で初の4スロット水上機母艦となる。
その代わり秋津洲と同じく雷装値を持たず、甲標的も装備できない。そりゃ甲標的母艦ではないので当たり前である。
その分4スロの恩恵は非常に大きい。


  • 水上戦闘機を多数搭載して制空補助を行う(最大で130強の制空値を稼げる)
  • 副砲二門+WG42+特二式内火艇で超火力の対地攻撃を繰り出す(集積地棲姫相手であれば理論上一発600以上の威力)
  • 秋月砲2門+対空電探+水上爆撃機で対空カットインをしながら1人で弾着観測射撃を行いつつ夜戦連撃も繰り出す

など、現時点でも様々な使い方が考案されるなかなか夢のある性能だと言えよう。
細かなところでは大発動艇も4つ搭載できるため、水上機を使う遠征に組み込むと捗る…かも。


史実では非常に波乱万丈な生涯を送った艦であった。
ナチス・ドイツに艦を渡すことを拒んだフランス海軍によるトゥーロン大沈没大会でまず1回沈没
その後、イタリア海軍に引き上げられた後に連合軍の航空攻撃を受けてもう一度沈没
戦後にもう一度引き上げられ、修復して高速輸送艦か練習空母に改装する案があったが、却下
最終的にスクラップ会社に売り飛ばされたものの、そこでも10年間の放置プレイを食らう
結局解体が完了したのは1963年。最初の撃沈から20年以上も経過していたのである。
…だいぶん深海になじみのある艦である。
ちなみに、水母水姫の方もこれを反映してか、
削り段階中でも撃沈される度に、ゲージ破壊時と違うセリフをしゃべる。当初はバグではないのかと言われていたが仕様だった模様



また、新装備として初期装備及び改装時にLate298Bを持参する。
初の海外水上爆撃機であり、雷装を持つことが特徴となっている。
現時点では航空戦において雷装と爆装の併用がどのような効果を発揮するかは定かではないが、この装備の真価は夜戦火力を強化することにある。
火力と雷装が合計で+6されるため、弾着観測を行いつつ装備艦の夜戦連撃を強化できる。*10
なかなか夢のある装備だと言えるだろう。軽巡ツ級に撃墜されるリスクもあるが。
撃墜リスクのない連合艦隊の随伴艦隊であれば火力強化を目的に装備するのもアリ…といきたいが、
今回から敵連合艦隊相手だとやっぱり撃墜されてしまうように。



その他の報酬は甲作戦でLate298Bが1機。
洋上補給が甲/乙/丙でそれぞれ4/2/1個。勲章が甲で2個、乙作戦で1個。
さらに改修資材が甲作戦で7個、乙作戦で4個貰える。
目を引くような報酬こそ少ないが、それなりに有用な消耗品を大量に貰えることが特徴だと言える。



ここまでが前段作戦となる。
これ以降は後段作戦であり、前段作戦の実装から1日経ったのちに開放された。



E-4 MS諸島沖 作戦名:シャングリラ捜索追撃 艦隊前進配備



バカ…メ……ヤクタタズドモ…メ……マタ…シズンデシマエ…




ヒノ…カタマリトナッテ…シズンデシマエ……!



紙一重の生と死を  この先何度歌うのだろう




前段作戦において「シャングリラ」の捜索を行い、有力な敵機動部隊を撃破には成功したものの「空母」を主体とした艦隊ではなかった。
捜索の継続と追撃を行うため、艦隊の前進と基地航空隊を設置し、周辺の哨戒を実施する。
場所はMS諸島。島々の形からして、おそらくはマーシャル諸島である。*11
…勘のいい提督はこの時点で気が付いたかもしれない。


前半の輸送作戦で物資を送り、構築した拠点から反攻作戦を展開するのが今回の作戦目的となる。
また、基地航空隊は使えない。この作戦では設営と周辺警戒をやっているため、使えないのはある意味当たり前であるが。
要するに輸送ゲージマップと戦力ゲージマップが分かれているタイプのマップである。
実質的に2マップ分の攻略を行うに等しく、さらに後半の戦力ゲージマップは中規模イベントでは最難関とも。
歴代最凶イベントマップと比較できるほどの難しさとされている。
ここを甲難易度で突破できるなら最終マップで苦戦することはまずないだろう。


お札は「増派部隊」。
E-4にして3枚目であり、さらに次のラストマップにもお札が存在する。
甲作戦の難易度が常軌を逸していることもあり、ここで戦力を吸われてしまいがち。
幸いにして次のE-5はある理由でそこまで難しいマップではないため、ここに最高戦力を投入することもやぶさかではない。




輸送ゲージ


まずは輸送を行い、TPゲージを0にする必要がある。
非常に多数の進行ルートが存在するが、ここでは最もメジャーであると思われる最短ルートについて記述する。
第一のパターンは航巡1または2+軽巡1+駆逐3隻以上で固定する軽量編成。
TP量は非常に稼ぎやすいものの、道中撤退率が高くなりがち。索敵値でもかなり苦労することになる。
第二のパターンは戦艦+空母3+駆逐2+潜水1で固定する重量編成。
道中戦闘と索敵は安定するが、TPが稼ぎにくい。
また潜水艦が凄まじい勢いで狙われるため、道中支援で一掃できなかった場合はほぼ撤退することに。


最短ルートの場合、道中は水雷戦隊と空母ヲ級改が率いる機動部隊との2戦となる。
戦闘回数こそ少ないものの、2戦目の機動部隊がかなりの難関となる。
特にヲ級改は無慈悲なまでのスペックを誇っており、軽量重量を問わず狙われればほぼ中大破は免れない。
輪形陣であることから命中率こそ抑え目だが、制空権喪失の場合は対空カットインが決まったとしても開幕航空戦でもかなりの大被害を被ってしまう。
さらに随伴艦には重巡リ級flagshipもいるため、弾着観測射撃を撃ちこまれることすらある。
重量編成ならきっちり制空を取り、軽量編成でもせめて水上戦闘機なりを載せて航空劣勢までこぎつけておかないと突破は難しいだろう。


最近のトレンドは、10cm高角砲+高射装置いわゆる秋月砲や90mm単装高角砲通称パスタ砲の改修。
これら装備の最大の強みは「艦隊対空ボーナス」と呼ばれる値が非常に大きいこと。例えば後者は最大では素の状態のIowaの5inch等より強くなるのだ。
このボーナスは艦隊各艦の固定撃墜数に影響しており、強化すると艦娘全員の撃墜力が上がるため被害減少に大きく役立ってくれる。


しかも改修を積めば積むほど強くなるため、歴戦の提督も★9どころかMAX強化する事を嗜みつつある。
ボーナス値は航空状態(喪失や劣勢など)にも影響されるため、水上戦闘機での多少に見える状態改善は実は割と意義がある。


ちなみに機銃のボーナスである「対空加重値」と称されるものは攻撃対象にされた艦ごとの撃墜数に関わるため、大破が目立つ艦の開けてもいいスロット向け選択肢。
(輸送駆逐艦の大発を減らして積むなど。秋月型は艦隊防空のため13号改が普通)
また素ではIowaのボフォースなど対空10の装備が非常に強いため、摩耶機銃こと25mm集中ちゃんはあんまり優先度は……。


同じく対空電探についても、13号改と21号は改修MAXではFumoなどの装備すらも上回る。
しかし21号改は21号から積み上げるかランカー装備を改修するしかなく、その上改修資源も重い。
また性能は13号MAXとそう極端な差はないし、艦隊防空駆逐のメインと言える秋月型の装備でもある。


このためイベントの時間制限もあり、13号改の強化が注目を集めている。が、この装備はネジこそ軽いが餌(改修素材)は……。
うーちゃん牧場という大変態犯罪的なコトダマ!提督=サンの闇は深く実際ケンペイ・インシデントがマッタナシだ! いすゞ牧場すらも復活が囁かれている。


ボス前の索敵編成もなかなかの厳しさ。
特に軽量編成の場合は水上爆撃機2機+水上観測機2機で逸れることがあるため、駆逐艦に電探を載せるか偵察機の改修が必要になるだろう。
重量編成の場合はそこまで過酷ではないが、やはり彩雲は搭載しておきたいところ。



ボスは重巡棲姫。なんか君出番多くない?
スペックは初出の2016年冬と同様であるが、随伴艦隊がすこぶる弱い
甲作戦でもフラ軽3隻+駆逐後期型2隻であるため、決戦支援を出しておけば輸送失敗することはまずないだろう。
開幕雷撃可能の最終段階にもならない。今回はサボタージュ気味やね君ィ。
夜戦突入時点で重巡棲姫のみになっていることも特に珍しくなく、航巡の連撃を叩き込んでS勝利を狙うのも十分に現実的な選択肢となる。



TPを0にしたあとはいよいよ戦力ゲージが出現。これを破壊すればマップクリアとなる。
ちなみに、通常艦隊で輸送するという関係上2016年冬イベE3とは違い、一度輸送ゲージを削り切ると難易度をリセットしない限り輸送作戦側の海域へ行く事は出来ない。
やっぱ完全に2海域分あるじゃねーか!


そして、ここからが本当の地獄だ……




戦力ゲージ


この命が幾許でも 僕らは目指した




戦力ゲージが出現した後はマップ中ほどからのスタート。


編成は重量級によって3パターンに分けられる。


高速統一の上で戦艦/空母1+軽空/雷巡/重巡/航巡2まで+軽巡1+駆逐2、または戦艦/空母2+軽巡1+駆逐3で最短ルートとなる。
が、小型艦が多いため、耐久度が低く大破率が高いこと、火力不足によりボス戦自体が厳しくなる。


戦艦と正規空母の合計4隻以下かつ高速統一で、上記縛りは必要なくなるが、道中で戦闘マスが増える。
持っていける戦力はかなり向上するが、燃料ペナルティの追加と、対峙する敵も強力。


低速艦が入る、もしくは大型艦5隻以上で最長ルートになり、上記中量編成にさらに空襲戦が追加される。
戦艦4隻+正規空母2隻という超重量編成でもボスマスへ到達することは可能。大和型など低速戦艦も運用できる。
こちらの場合は凄まじい遠回りをすることになってしまうが、ボスマスの戦力があまりにも凶悪なので十分に有力な選択肢である。
ただし、E5に向けて長門や高速戦艦を使いすぎると甲種勲章は諦めることになるリスクもあるので要注意。


とにかくボスへ有効打を送り込める強力な艦艇を惜しみなく投入しなければ突破は難しい。
それぞれの艦種から最も高練度かつ高性能な艦を採用するのが必須。
最短ルートの場合軽巡では阿武隈改二、駆逐艦は幸運艦が基本。
戦艦は火力・対空値の高さからIowa、もしくは夜戦火力に優れるビスマルクを投入したい。
防空のスペシャリストである秋月型は夜戦火力が貧弱すぎるため、編成する場合はボスへのトドメを刺せる確率が下がってしまうことには注意。
道中の激しい空襲戦を潜り抜ける上では有用なのは確かだが、デメリットは認識しておこう。幸い随伴ならなんとか撃沈もできる。


道中は鬼畜の極み
最短ルートでさえフラソを含む潜水艦隊、空襲戦2回、フラル4隻の重打撃部隊を潜り抜けねばならない。
また、支援艦隊は道中もフル支援必須と思うべきである。道中の場合キラ付けしても来てくれないリスクもあるが、そこは祈るしかない。
高速統一かつ大型艦4隻以内の準重量編成でも最短+空母ヲ級改2隻を擁する機動部隊との戦闘が追加され、
重量編成の場合はさらにダブルヲーの空襲戦まで追加される。ワオ…ゼン…


まず初っ端から空襲戦。空母棲姫がお供を連れてご挨拶にやってくる。というかアイサツ前のアンブッシュかコレ。
対空CIが決まっても痛いが、これはまだ小手調べでしかない。ちなみにボス直前で2回目がある。
余談だが、出撃マップではこの2回の空襲戦マスの位置はほぼ隣同士だが、後述の通り続く道中マスへと回り道させられる。空襲第一波で進路変更を余儀なくされたのだろうか?


次いで潜水艦隊。
ここにきて、凶悪な潜水ソ級flagshipが出現。クリティカルヒットで帰らされること多数。
ボス戦が熾烈なため先制対潜装備をする余裕はない。どんな編成でも単横陣でやり過ごすことは変わらないだろう。
それでもここはまだマシな方である。
ちなみに戦艦正規空母の最重量編成の場合、航空戦艦で対潜攻撃しない限り、敗北確定になってしまう。


重量編成では、+空母ヲ級改2隻が追加で相手となる。
航空戦、砲撃戦共に一撃が重くかなり怖い。
航空戦は対空カットインで軽減し、戦艦がヲ級の攻撃前に中破以上に追い込むのを祈るべし。
最重量編成の場合空襲戦も追加。艦載機が摩耗するので制空がギリギリ足りなくなることも。


それ以上の障害となるのがフラル4隻
連合艦隊道中では珍しくもないが、通常艦隊の道中である。
支援が直撃してもなかなか撃破できないタフネスに、大型艦ですら中大破させうる高火力と命中率を持った難敵が4体もいる。
おまけに陣形が火力の高い単縦陣or命中率の高い複縦陣。当たればほぼ間違いなく中破する高威力or確実に削ってくる高い命中率という実に嫌な二択である。


この凄まじい道中を突破した先にまたもう1回空襲戦がある。
最重量編成の場合既に燃料ペナルティが発生しており、ここまで潜り抜けてきて大破撤退は痛い。




待つのは空母棲姫…が率いる連合艦隊
見間違いではない。この道中の先に、連合艦隊が待ち構えているのである。
とはいえ削り段階ではそこまで脅威とは言えない。敵本隊、随伴艦隊ともにさして強力な艦が存在しないからだ。
また、最重量編成で大幅に迂回したとしても潜水マスや航空マスが多いため弾薬ペナルティがないのがありがたい。
削り編成は


敵本隊
空母棲姫
空母ヌ級flagship
空母ヲ級flagship
軽巡ツ級elite
駆逐ハ級後期型
駆逐ハ級後期型


敵随伴艦隊
軽巡ヘ級flagship
重巡リ級flagship
重巡リ級flagship
駆逐イ級後期型
駆逐イ級後期型
駆逐イ級後期型


である。
さらに陣形が輪形陣相当であり、最短ルートであれば敵の攻撃は回避できるし、重量編成で遠回りしてきても十二分に押しつぶせるだろう。
制空優勢のラインも263と現実的であり、軽空母2隻でも十分に達成できるほどである。
決戦支援さえ出しておけば夜戦突入条件を逃すこともなく、見た目の陣容ほどの脅威はない。


削りと割り切って敗北数を気にせず、きちんと支援艦隊を出すのであれば、E2同様に潜水艦で攻める手もあった。
索敵機を何機か載せなければならないが、航空マスや潜水マスが撤退要因とならない。
甲ならル級のお供の駆逐艦2隻の攻撃が唯一の撤退要因になるが、開幕雷撃で始末できる場合もあるし、
最悪撤退しても資源としてはそこまで痛くない。
ボスで支援と合わせて前衛を削れれば、夜戦でボスを削ることが出来る。
どうしてもチマチマと削ることになるので、時間はかかりがちだが、公式4コマでもこの方法で削っている。


ちなみに、潜水艦に大型艦を混ぜる最短ルートもある。感覚としてはE3-5上ルートなどの変種だろうか?
潜水艦4隻に最大で大和・武蔵を混ぜる事ができる。
やまたけ潜水艦隊とかいう一見相性が悪そうなおかしな編成。
が、大和型や潜水空母には水上戦闘機も乗るためル級マスでの連撃や観測射撃も可能。(制空権喪失回避による空襲対策の意味でも欲しい)
資源の食いは小さくないし道中支援もきちんと出した方がいいが、見た目に反して到達率は小さくない。
そして、二隻の火力は潜水艦の開幕・閉幕では処理しきれない堅めのボス随伴艦がT字不利でも軽く撃沈や大破させていく。
決戦支援と合わせれば、ボスが夜戦でかばわれずカットインを受けたり中破までで留まった大和型の連撃を受けたりでダメージ量がかなり大きくなる事も。
前述のフル潜水艦攻撃よりも当たれば大きい編成と言ったところか。チマチマするより溜めた資源と戦力つかったらぁ!という人向け。



このように、あの手この手と裏技や小技の対策がないではない。


削り段階は。




全てが無くなれば感情も無くなり 痛みを与えるモノ壊してしまえばいい




このマップの真の恐ろしさはゲージ破壊段階に現れる。
破壊時の編成は


敵本隊
空母棲姫
空母ヲ級改flagship
空母ヲ級改flagship
軽巡ツ級elite
駆逐ハ級後期型
駆逐ハ級後期型


随伴艦隊
軽巡ヘ級flagship
重巡ネ級elite
重巡リ級flagship
駆逐ロ級後期型
駆逐ロ級後期型
駆逐ロ級後期型


もう無茶苦茶である。まーたダブルヲーか。


ヲ改が2隻増えたことで制空優勢ラインは518まで上昇。一気に250以上増え、軽空母での確保はかなり困難な状態になった。
優勢ラインを維持するには軽空母2隻を含んだ編成の場合、艦戦ガン積みキャリアー化は必須。正規空母を含んだ編成でも彩雲を削ってでも艦戦を積み込み、ネームド艦戦総動員がほぼ前提になるなど凄まじい様相を呈する。
このことは開幕航空戦の空襲による被害の増大にもつながっており、触接なぞされた日にはもう目も当てられないことになる。
さらに戦艦の弾着観測射撃が封じられ、火力を発揮しづらくなったことで敵の数が一気に減らしにくくなるという悪循環が完成。
そこに優勢のハードルが上がったということは夜間偵察機発動条件を満たすことが困難になり、逆手に取って制空劣勢に制空値を調整しようとしても、それならそれで敵艦隊から連撃が飛んでくるというアフターケアも完備している。
火力の不足は必然的に味方の被害が増大することにもつながり、空母棲姫+ヲ改2隻の空襲で弱った艦隊を容赦なく痛めつけてくる。


敵の制空値に対抗しようにも、前述したとおり基地航空隊が使用不能。つまり、敵艦隊の制空値を削ることは不可能
おまけに道中の空襲マスのフラヌもヲ改にパワーアップ
対空カットインを使用してもダメージが抑えにくくなり、大破撤退率もかなり上昇した。
潜水艦作戦も、ボス撃沈まで持っていくにはカットインを2発決めても難しく、索敵機担当が必要でカットイン要員を増やせないことからさすがに運が絡みすぎる。
以上の要因が絡み合った結果、ゲージ破壊時の難易度は絶望と称されるほどに高くなってしまった。


その上、このマップには装甲解除ギミックなどという生ぬるい救済措置は存在しない
重量編成で真正面からがっぷり四つに組んで叩き潰す。
軽量編成で針の穴を通すかのようなカットインスナイプを叩き込んで撃破。
この二択を選ばざるを得ないのである。
まあどの編成でも満点の正解はないが、逆に言うとどんな編成でも部分点をきっちり取って合格点に届かせることは可能である。
前述の対空改修のようなものも必要になるかもしれないが、こだわりの編成でもクリア可能ではある。
特に重量編成の場合、ボスよりも道中がきついマップであるため、ダメコンや補強増設のような課金装備の効果もかなり大きい。
資源や時間と相談し、溜まっているダメコンや増設をここで投入するのも一考の余地ありである。*12
確かに詰まりやすいマップではあるし性根の曲がったかのような配置に見えるが、きちんと一つ一つ要素を詰めていけば案外どんな編成でも突き破ることは出来るのだ。
まるゆ提督や明淀提督は流石に狂人度が高すぎるが。
…まあ諦めも大事ではあるので、詰めても無理ならさっさと難易度を下げよう。ただし下げると輸送ゲージを再度破壊する必要があるという地味な嫌がらせがついている。
E5を甲作戦で挑んだ提督にとっては、ギミックがなく基地航空隊も使えない分「E5よりも難易度が高かった」という声も多く、運営の難易度調整ミスすら疑われた。もうここが最終海域でもよかった気もするが、気にしたら負け。


見事この難関を甲で突破できた提督はまさに歴戦の提督と言って過言ではないだろう。
甲作戦で得られる報酬が必ずしも必須ではない*13ため、乙作戦での突破を選択する提督も数多くいたという。
上記編成は甲の編成であり、丙だと空母は空母BBA以外存在せず制空取り放題だし、乙でもヲ級フラグシップに落ちるので楽にはなる。乙でも結構辛いが甲よりはマシだ。なお、乙にするとル級マスの駆逐艦が4隻に増えるので、潜水艦作戦は使いづらくなる。


余談ではあるが、高速軽空母(祥鳳・瑞鳳・千歳・千代田・龍驤)を各1隻ずつ所有していると仮定した場合、ここまでで大体高速軽空母を使い切ってしまう事態が発生してしまう。
E5で水上打撃部隊を編成する際に支障が出てしまう為、苦肉の策として遠征用に取っていた水母状態の千歳・千代田を改造して起用する提督も少なくなかったようである。
「せめてAquilaが高速軽空母なら…」と頭を抱えた提督も少なくなかった。




クリアボーナスは甲作戦で試製甲板カタパルト
さらに甲作戦で一式陸攻 三四型、乙作戦では一式陸攻 二二型、丙作戦で九六式陸攻を獲得できた。
また、甲作戦・乙作戦では以上に加えて補強増設も獲得可能。
共通報酬は熟練搭乗員と勲章1個となっている。



この海域及び最終海域のレアドロップとして、神風型駆逐艦 朝風が設定されている。
イラストレーターは(おそらく)パセリ氏。CVは伊藤静氏。
外見は亜麻色のウェーブのかかった髪に、凄まじく大きい青色のリボンが目を引く。デカリボン先輩
また、袴は神風・春風のピンク基調のものと違い、青色を基本とする寒色系に変化している。
性格はこざっぱりした姉さん女房系。軽妙なやりとりが心地よい時報が特徴的。
「朝」を名前に関するだけあり朝が大好きで、逆に夜を苦手としており、夕食は間宮に出前を頼み一回も執務室の外に出た描写がない。


ボスマスでのS勝利でドロップする…のだが。
前述したとおりここは凄まじい高難易度海域であり、非常にボスマスまで到達しにくい。
さらに最終海域では複数の地点でのドロップが確認されており、この海域で掘ることは推奨されていないのが現状である。
他の希少レア艦は萩風、親潮、速吸など。また嵐がル級4隻のRマスでドロップすることが確認されている。



E-5 MS諸島沖B環礁 作戦名:渚を越えて





対極する存在たちよ


さあ


海へ未来へ蒼穹へ



ついに発見された「シャングリラ」。
その場所とは…マーシャル諸島ビキニ環礁。



クロスロード作戦が行われた場所であった。



太平洋戦争後、原子爆弾による艦艇への影響を調べることを目的として実行された作戦。
それがクロスロード作戦である。
枢軸国からの参加艦艇は戦艦長門、軽巡洋艦酒匂、重巡 Prinz Eugen。
また、役目を終えたと判断された多数の米軍艦艇。彼女たちもその場所へと集結していた。
かつての敵同士であった艦たちは、敵味方の区別なく核の炎に飲み込まれ、多くが深海へと沈んでいった。*14


しかし、長門は2発受けてなおしばらく耐え、その最期を看取られることなく沈没。*15
Prinzに至っては2発を無事に耐え、検証のため曳航中に座礁。
日本を焼き払った核の炎に耐え、更に核兵器の効果検証をもさせなかった二隻の『奮戦』は『枢軸国海軍最後の勝利』とも言われる。


そして、この作戦の指揮を執っていたエセックス級空母の名前こそが、かつてのドゥーリットル空襲に由来する名前を持つ「シャングリラ」であった…



この凄まじい怨念に由来する海域の先に鎮座する「シャングリラ」を撃滅することが作戦目標となる。
提督達が真っ先に目にする海域バナーも凄まじい絵面になっており、ビキニ環礁を照らす黄昏か薄明光線、或いは海をも焼き尽くす地獄の業火の一端とも取れる光が海面から立ち上っている。
ここに登場する深海棲艦の艦隊名の多くは「新生」を冠している。つまり、深海棲艦とは…?



また、作戦名「渚を越えて」はネビル・シュート著の小説[[「渚にて」>渚にて(映画)]]からの引用ではないかと提督の間では見られている。
この小説は核戦争後の世界で、人類が終焉を迎えるまでを描いている。それを越えるという事は…



マップクリアは出撃場所が変更されるギミックを解除する必要があるため、事実上2マップ扱いと言ってもいい。



お札は「決戦艦隊」。
甲作戦ではラストマップであるにも関わらずお札が存在する。しかも編成しなければならないのは連合艦隊
突破には非常に層の厚い戦力と、ある艦娘たちの力が必須となる。
乙作戦以下では札を無視して出撃できるため、どうしても難しい場合は難易度を落としてもよい。



スタート地点ギミック解除前


檻の中を彷徨いながら 何処へ行けばいいのだろう


まずはマップ右下のスタート地点から出撃することになる。
この場所からでもボスマスに到達することは不可能ではないが、燃料も弾薬も完全に尽き果てた状態になるため撃破は現実的ではない。
幸いにして「スタート地点を前進させる」ギミックが存在するため、これを起動することがまず第一目標となる。


ギミックの起動条件は


  • マップ右上のA、C、G、HマスでのS勝利(Aは3回勝利する必要がある*16
  • 出撃中に発生する航空基地に対する空襲を制空権確保で2回撃退する

の2つ。


1つ目のC、G、HでのS勝利はそこまで難しいものではないが、Aマスは軽巡棲鬼を旗艦とする輸送連合部隊。
特に機動部隊だと敵本隊に攻撃が集中してしまい、なかなか随伴艦隊を殲滅できないということが起きてしまいがち。
幸いにして編成自体はしょっぱいため、水上打撃部隊で随伴を確実に片付けることを狙えば難なく達成できるだろう。
水上打撃で何回やっても本隊は壊滅させるが随伴を狙ってくれない?まぁ、そうなるな
制空権確保の条件を先に達成できていれば、基地航空隊を救援に連れてくるという手もある。


2つ目の制空権確保がかなりの曲者。
空母ヲ級改2隻、または3隻が空襲を仕掛けてくるのだが、新型艦載機を装備している関係で凄まじく制空権の奪取が難しい。
具体的には要求制空値が前者でさえ792、後者にいたっては1194というとてつもない数字になってしまう。
後者は防空における最高峰の局地戦である雷電飛燕 飛行第244戦隊、最強の艦戦震電改を揃えても制空権確保が不可能であるため、前者の編成が来ることを祈ろう。*17
2隻編成であっても、達成するには航空隊は3つとも全て防空にする必要がある。出撃と併用しながらではほぼ不可能。




スタート地点ギミック解除後


あたしに出来る事を あたしがするだけの事


ギミックを解除するとマップ中盤に新たなスタート地点が出現
ここからボスマスへと進撃し、ボスの撃破を狙うのが最終目標となる。


編成は機動部隊が推奨される。
敵の航空戦力が非常に凶悪かつ、水上打撃部隊では重量艦艇が組み込みにくいことが主な理由。
編成は高速統一、かつ戦艦と正規空母が合計5以下、雷巡1以下で準最短ルートを進行できる。
一応最短ルートもあるが編成が異常に縛られるためお勧めしない。
低速艦を投入しても潜水艦との交戦が一戦増えるので弾薬補正は変わらず、強力な艦艇の投入もそこまでデメリットはない。


道中は最終マップの大詰めということもあってかなりの厳しさ。
水雷戦隊、空襲戦、空母ヲ級改3隻で構成される空母機動部隊、空襲戦を経てボスマスへと到達することになる。
この中でも最大の障害となるのはやはり敵連合機動部隊。1隻でも脅威となりえるヲ改が3隻もいる。
陣形が輪形陣かつ連合艦隊vs連合艦隊、その上燃料補正もほぼない状態なため命中率がそう高くもないのは救い。
とはいえ開幕航空戦での空襲が本当に洒落にならない威力になっているため、対空カットイン艦は絶対に編成しておきたい。
このトリプルヲーを恐れて砲撃戦フェーズを二回回す戦艦を編成しない!と言い切る提督まで現れた。そこまでしても開幕でぼんがぼんがやられてしまうのだが…
2回の空襲戦もなかなかの脅威である。
1回目は空母ヲ級改、2回目はボスが率いる空襲隊による攻撃が行われるが、こちらも対空カットインがなければ大型艦でも致命傷を受けかねない。
摩耶改二、秋月型といった防空艦を編成に組み込めるならぜひとも入れおきたいところ。




寄セテ 壊レ 燃エ堕チ逝クノ


コンナ…トコロマデ…キタンダネェ…


貴方の声ヲ 聞カセテ


ジャア


寄セテ 剥ガレ 波間ニ逝クノ


アイテヲ…シテ…アゲヨウカ…


渚ニ寄セテ 欠ケテユク 存在



ボスマスにてボスを務めるのは深海海月姫。
外見はクロスロード作戦で沈みビキニ環礁に眠るSaratogaの現実の姿を模した上部ユニットがまず目を引く。*18
開口部からはチェレンコフ光を放っており、核兵器による影響を感じさせるものになっている。
また、その下部には体のところどころが剥がれ落ちた女性が眠るように拘束されている。
特筆するべき点として、全ての深海棲艦が共通して持っているはずの『歯』の意匠がない
加えて名前にわざわざ「深海」とつく、「海月」という従来の鬼/姫級が持っていた「艦種」とはまったく異なる形態を表す言葉を冠している。
戦闘画面においても、轟沈状態を表す灰色の背景がデフォルトであるなど、あらゆる面で異質な敵だと言える。
なお、後述の装甲破砕ギミックを解除すると上部ユニットがパージされ、原型を留める右目から大粒の涙を流している事が確認出来る。


原子爆弾によって沈没という凄まじい背景を持っているせいか、スペックは高い。
まずHPは800。あの中枢棲姫のVita版での値と同じであり、普通にやるには高火力夜戦攻撃が集中しなければ撃破が難しい。
さらには中枢棲姫と違って空母タイプであり、黄色の新型艦載機を使用してくる。*19
制空権確保が難しいこともあり、触接された場合は対空カットインが発動しても大ダメージを受けることがままある。
おまけにこれだけの高スペックを持ちながら、敵艦隊の編成は連合艦隊である。
最終編成に至っては


敵本隊
深海海月姫(HP800)
戦艦棲姫(HP400)
空母棲姫(HP350)
重巡ネ級Elite
駆逐ニ級後期型Elite
駆逐ニ級後期型Elite


敵随伴艦隊
軽巡ヘ級Flagship
軽巡ツ級Elite
軽巡ツ級Elite
駆逐古姫(HP195)
駆逐二級後期型Elite
駆逐二級後期型Elite


となる。
今回は夏E4のように補給による火力の水増しはできない*20
さらに言えば連合艦隊同士の殴り合いになるため、随伴艦隊に攻撃が吸われて思うように敵本隊を削れない
おまけに敵本隊には空母棲姫と戦艦棲姫がおり、カットイン連射によるスナイプすら阻まれる。
以上の事実が絡み合い、甲作戦においての撃破は困難を極める。



バカナコトダ…オロカナコトサ…


諦めをかき消して ここに立って


ナギサデ…イツカ…ナギサデ…


憂い帯びた眼差しに 何を見るの?


ゼツボウシテ…キエテイケ…







―――――はずだった。





[[「なんだろう?記憶の彼方にある、あの光景は?>長門型戦艦(艦これ)]]


[[クロス…ロード…?なあに、それ?知らないけど…多分、嫌い!」>阿賀野型軽巡洋艦(艦これ)]]


[[「どこで会ったかって?それはもちろん!…っとあれ?…えっと…どこだっけ…?>Prinz Eugen(艦これ)]]






逆境に混沌とする だが絶望だけじゃないさ




「ビッグセブンの力…侮るなよ!」


「さぁ!片っ端からやっちゃうよ!」



「主砲……よく狙って……砲撃、開始!」




生まれ落ちた命キラキラキラ瞬いて まるで最後の希望の光と見間違う


クロスロード作戦に参加していた艦艇。
沈み朽ちても、必ず還ると願い、祈った魂たち。
新たな姿と絆を得て、今再びこの海に集結した彼女たちは、人類の最後を越え、深海に囚われた仲間を助けるために限界を突破した。
長門、酒匂、Prinz Eugenの所謂「クロスロード組」と呼ばれる3人は、ここE-5のボスマスに限って圧倒的な攻撃力を発揮する。
その打撃力は、


長門の弾着観測射撃が一撃で戦艦棲姫を葬り去り


酒匂の昼連撃が駆逐古姫を消し飛ばし


Prinz Eugenの魚雷カットインが1000以上のダメージを叩き出す


という常識をはるかに超えた光景を実現した。

一週間後に公開された劇場版の言葉を借りれば、「私達は、希望なんだ!」というヤツである。


このダメージキャップ後に2.5倍という攻撃力強化は困難なはずのボス撃破に非常に大きく貢献。
結果的にこのマップの難易度は程よいレベルに納まったのであった。


また、このダメージ補正とは別に恒例となりつつある装甲解除ギミックも存在する。
条件は


  • FマスでS勝利3回、PマスでのS勝利2回
  • 出撃中に発生する空襲を制空権確保で4回撃退する

以上の条件を満たした場合に敵のグラフィックと台詞が変化し、装甲が大幅にダウンする。
この装甲ダウンはかなり下げ幅が大きく、他の艦でも大ダメージを与えることが可能になる。
どちらもさほど難しい条件ではないのだが、クロスロード組の超火力でだいたいカタがついてしまう関係であまり解除されない不遇なギミックである。


また停泊中の艦隊故か基地航空隊も特効持ちであり、二式大艇を使わないと届かないため最大三小隊×ニ個飛行隊しか投入出来ないものの
敵が連合艦隊を組んでいるときは航空戦時に敵の対空砲火が発生せず陸攻のみでもせいぜい熟練度がちょっと剥がれる位で大きな損害にはならないので
陸攻隊による全力全開の攻撃が可能。その破壊力たるやハマると空母BBAやダイソンを一撃でかっ飛ばす程である。銀河や一式陸攻じゃエイブルもベーカーも積めないぞ




クリアボーナスはLexington級航空母艦二番艦Saratoga。
イラストレーターは(たぶん)しずまよしのり氏。
CVは伊藤静氏。このせいでLexington級の妹の方なのにサラ姉とか言われる
「サラ」「シスター・サラ」「縦縞煙突のサラ」「サラ丸」などの愛称を持つ、アメリカ海軍の正規空母である。


初の純粋な連合国艦艇でもあったIowa実装時は一部から反発の声があがったが、Saratogaについては反発の声は特にはない様子。
提督諸氏も慣れたことや、クロスロード組と言うことでの親近感があるのが主な原因だと思われる。*21


日本海軍における赤城・加賀と同じく、元は戦艦であったが改装によって空母となった経歴を持っている。
改装艦でありながら、長大な飛行甲板とターボ・エレクトリック方式の機関が生み出す30ノット以上の快速によって性能は上々のものであった。
大規模海戦には度重なる損傷から参加できなかったものの、10万回弱の発着艦経験を持ち、太平洋戦争を生き抜いた歴戦の空母。
日本艦の著名な撃沈艦は龍驤。その一方で伊26には魚雷を叩き込まれてドッグ送りにされた事がある。


外見はライトブラウンの髪に穏やかな表情。
実艦の特徴である大型煙突を模したアクセサリからは細く髪をたなびかせており、煙突からの煙を再現したヘアスタイルとなっている。
目を引くのは銃型の航空艤装。日本艦の弓矢を基本とするスタイルとは対照的である。
マリリン・モンローみたいに翻しているスカートに装備されている予備弾倉の形状から、トンプソン・サブマシンガンが元になっていることがわかる。
また、しずま氏の「二番艦はスケベボディ」との言に違わぬダイナマイトボディも素晴らしい。
胸部装甲の圧倒的な厚さもさることながら、。尻が実に最高である。入手した提督諸兄はぜひ中破グラフィックを拝見してもらいたい。
その性格は「シスター」の綽名に相応しい淑やかなもの。戦時中はやたらと狙われ損傷することから米兵さんに「お転婆だぜHAHAHA」などと言われていたが
戦闘時もその態度は変わらず、自身の艦載機を「サラの子」と呼んでいる。ビューティフォー…
時報でも淑やかに執務をこなすレディとしての一面を見せてくれる。でも三食肉肉肉なあたり流石はアメリカン。*22
自身を吹き飛ばした原爆の片割れの名前が「ベーカー(Baker)」で、英語での綴りに一文字くっつけると「Bakery」になるからかパン屋は苦手と零している。
日本の空母では戦艦からの改装組として加賀さんと本気の対抗演習、赤城さんとは親しげな挨拶を交わしている。
また、ニムこと伊26の時報で前々から話題に上っており、ニムが時報にてLexington級の艦娘と遭遇しているのだが、Saratoga側の時報ではニムは一切登場しない。
つまりニムが出会ったLexington級は彼女の申告通り別人だった事になる。という事は……?
なお、クリスマスボイスでニムがSaratogaにアメリカのクリスマスの様子を聞いているので無事再会を果たした模様。史実で病院送りにしてきた相手との再会を無事とか言っていいのかは置いといて
ただしサラっち側のクリスマスボイスではやっぱりニムは登場しない。


性能は未改造の状態でも耐久83/火力45/装甲63に加え、搭載機数が27/19/19/15とかなりの高水準。
おまけにGraf Zeppelinのみの特性であった夜間攻撃に加え、射程:中という特性まで所持している。
その引き換えとして、回避が圧倒的に低い。なんとLv99で42しかない。
改造した場合は各スペックのさらなる上昇に加えて回避も改善されるが、史実での改装で艦載砲の射程が短くなったからか夜間攻撃と射程:中が失われる。
耐久値は空母中トップの88となり、装甲も瑞鶴改二甲と互角の83まで上昇する。
なかなか悩ましい選択だが、中破や攻撃機全滅による無力化を避けるために防御性能がややマシになる改造を選択する提督が多いようだ。
なお、改造した場合は外見も変化。
アメリカ海軍の軍服を元にした白い服装から、史実での塗装を元にしたティターンズカラー黒い服装となり、薄手のインナーが追加される。


なお、このSalatogaもクロスロード作戦に参加したため、E5ボスへの特効がある。
空母な事もあって攻略編成に組み込みやすい上に艦の特性上MVPを貰いやすい事からE5に出撃させてるだけでみるみるレベルが上がっていく。
その為クリア後にレベリング兼掘りの為にSalatogaを組み込んで周回する提督も多い。



他のクリアボーナスは甲作戦でF4F-4と恒例の甲勲章。
乙作戦ではF4F-3。他には勲章が付与される。


F4F-3 ワイルドキャットはアメリカ海軍の戦闘機である。
艦これ的に言えば、ウェーク島の戦いで駆逐艦「如月」を葬り去ったヤツ*23である。つまりアニメ版艦隊これくしょんの評価を二分した悲劇の元ネタ
同時期の日本軍の主力である零戦に比べると防弾装備・ダイブ速度・通信性能で勝っていた。
…逆に言えばそれ以外の性能は完全に敗北しており、開戦当初は格闘戦に応じて次々に撃墜されてしまうほどであった。
ただし、ジョン・サッチ少佐による「サッチウィーブ」*24、「アクタン・ゼロ」から得られた情報による「三つのネバー」*25の徹底で徐々に逆転。
中盤以降は力関係をひっくり返し、太平洋戦争における戦線の上昇に一役買っている。
ゲーム内ではライバルである零戦21型に対空が劣るものの、付加ステータスで勝る形となっている。


F4F-4はワイルドキャットの改良型。
折りたたみ機構の追加で空母に2.5倍搭載しやすくなり、M2FMブローニング機銃を2門追加して火力も強化。
さらにエンジン出力も強化し、高高度での性能もアップした…と言えば聞こえはいいのだが、実際はほぼ改悪であった。
重量が大幅に増大して機動性が悪化した上に、機銃を増やしたせいで各機銃の装弾数が半分程度になったという本末転倒っぷり。
トドメに機銃門数1.5倍は射撃の反動も1.5倍という凄まじいデメリットも誘発してしまった。
とはいえ、大戦中期以降は前述した戦術の蓄積や徹底した対策によって零戦と互角に渡り合っていたという。
ゲーム内では改良前のF4F-3のスペックを順当に上げており、零戦21型の上位互換となる。
ただし戦闘行動半径が4しかないため、ほぼ艦載機としての運用となるだろう。
というか、強力な零戦の後継機やエース部隊が溢れかえっている現状では余り使い道がないのが現実である。
ただし、イベント終了時のメンテナンスで改修可能になり、さらに次世代機への更新の実装が予告されているため、改修してみる価値はあるかもしれない。
余談だが、F4F-4の改修の餌と言う形でようやく無印の零戦32型に存在価値が出来た……喜んでいいのか、これ?



レアドロップは最終マップだけあってかなり豪華。
ボスマスでは朝風だけでなく、Prinz Eugen、Pola、酒匂などといった希少な艦がA勝利で落ちる。
更にS勝利ではあきつ丸も落ちるという大盤振る舞い。
一時期PolaはS勝利でのドロップ報告がなかったためA勝利限定と噂された。
スタート地点移動前のAマスと、移動後のOマスでも酒匂のドロップがある。
クロスロード組さえ入れておけばA勝利は容易いため、最終マップであるにも関わらず掘りにいそしむ提督も多い。
敵連合艦隊ということもあり、更に特効艦の攻撃が当たらなければほぼ確実に生き残ってしまう駆逐古姫が第二に含まれていることから、
殲滅が必要なS勝利の難しさが考慮されたドロップとなっているのだろう。
Prinz Eugen、酒匂は海域攻略にも有用なので攻略中ドロップしたら即艦隊に組み込むのもあり。
プリンツに至っては2人目が手に入れば第一・第二両方に投入するのも手。
クリア後は前述の通り長門の代わりにSaratogaを入れることで潜水マス回避し制空の底上げをしつつ、ボスマスではハイパー化した砲撃戦で相手をぼんがぼんが出来るため、道中はともかく、甲の最終マップにも関わらず掘りの難易度自体は低い。
航空隊さえボスマスに入れておけば支援がなくてもいい。いっそ長門も突っ込んで2.5倍撃をフルコースでぶっ込むのもあり。ダメージコンテストであそぼう!
ただし航空隊と連合のため燃料とボーキが一回の出撃で1000以上消し飛ぶこともザラにあるので注意。ご利用は計画的に。



また、クリア後には輸送護衛部隊で潜水マスに直行することを利用したレベリングも可能。
この場合、先制対潜攻撃を行える艦を4隻以上投入していればほぼノーダメージでの周回が可能となる。
一回あたりの効率はあまりよくないが、疲労無視のガン回しが可能で回転率が高いので加入したばかりの駆逐艦の底上げには最適…かもしれない。


コレデ…コレデイイノカモシレナイ……


ワタシハコレデ……ホントウニ、ネムリニ……


エッ……コノヒカリ…ワタシモ…そう、なの…?




忘れないで 駆け抜けた風


墜ちる海 爆ぜる空 零れ消えても


いつか 巡り出逢う


繋ぐ君への 帰投




追記修正はシャングリラを見つけてからお願いします。















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  • 申請からだいぶん時間がかかってしまってすみません。お待たせしました! -- 名無しさん (2016-11-29 18:35:34)
  • E3は史実艦7いる状態だと駆逐2でもいけたなぁ -- 名無しさん (2016-11-29 20:05:50)
  • E4も実は決戦支援が噛み合ってうまいことすれば潜水艦隊で切り抜けられる。潜水艦隊 今回地味に大活躍です。 -- 名無しさん (2016-11-29 20:21:05)
  • 作成乙です -- 名無しさん (2016-11-29 20:24:11)
  • E5はサラトガも特効持ちだからクリア後はより周回が楽になるよね。支援航空隊無しでもS取れたりするし。低速艦入れると潜水マスが追加される、戦艦居れるとトリプルヲーマスで2巡するとかあるから長門入れない編成も多かったり…しかしE4甲はキツかったな…あそこクリア編成がマジで相性が分かれるんだよなぁ -- 名無しさん (2016-11-29 22:35:36)
  • 毎度、開始と同時に威力偵察に突っ込んでくれる提督に感謝。札があると後から追うしかないんだよね・・・ -- 名無しさん (2016-11-29 22:54:00)
  • e5の太字で感動したわ。リアル事情でできないのが残念だわ -- 名無しさん (2016-11-29 23:44:22)
  • いつかクロスロード作戦モチーフのイベントでくると予想していたけどいいわ。もちろん全体的にで -- 名無しさん (2016-11-29 23:46:39)
  • E3挑戦中の身だが、先ほど妖怪1足りない(実際は5だったけど)に出くわした… なんで随伴艦全部沈めて旗艦大破に追い込んどいて連撃どっちもMissになるのか…orz -- 名無しさん (2016-11-30 01:03:31)
  • 純粋な実力勝負になるE4甲と装甲破砕ギミック・特効ナシのE5では流石に後者の方が難しいと思うが、逆に言えば特効がないと対抗できない状況になってきてるって事なんだよなぁ・・・ -- 名無しさん (2016-11-30 03:27:13)
  • 長門は罠……とまでは言わないけど、余計な祈り回数が増えるのと夜戦火力落とすのが嫌で長門ベンチに下げちゃったなあ。酒匂とオイゲンが生きていればボス取りこぼすなんて殆ど無かったし、この2隻が揃っていない人向けの救済措置という印象。 -- 名無しさん (2016-11-30 05:53:30)
  • やっぱり艦これとファフナーの歌は馴染むなぁ・・・ここまでくるとホライズンも欲しかったかもしれない -- 名無しさん (2016-11-30 14:49:50)
  • 「目覚めるは人の意志」とかむっちゃ合いそうな展開。 -- 名無しさん (2016-11-30 15:51:00)
  • 俺シャングリラって聞いた途端に遊撃艇の存在もあってノエイン思い出した -- 名無しさん (2016-11-30 22:10:08)
  • あの禍々しい光柱はエイブルでもベーカーでもない…のかも知れない -- 名無しさん (2016-12-01 14:21:28)
  • 例の作戦名でどんな声でどうしたいって愛は泣いてる方を思い出したのは少数派だったようだ -- 名無しさん (2016-12-01 17:37:44)
  • E5はフラソにやられるとはいえどうしても長門は置いていけなかった。北上さまにも先制対潜入ってもらってボス連れてったら見事ボスに引導を渡してくれたのでほっと一息。 -- 名無しさん (2016-12-02 01:10:58)
  • 運が無かっただけかもだけど、E4が丙でも道中安定しないのヤバかった。どう考えてもル級マス(S)からボスマス(V)に直行できんだろ(´;ω;`) -- 名無しさん (2016-12-02 11:59:30)
  • 記事にセリフみたいなのが追加されるたびになんか泣けてくる -- 名無しさん (2016-12-02 21:07:16)
  • 率先してネタに乗っかったとはいえ、そろそろファフナータグをつけた方がいいのか、むしろつけない方がいいのか悩ましくなってきたw -- 名無しさん (2016-12-02 22:24:55)
  • コメントにあったので、ホライズンとついでに理解と破壊のプレリュードも入れてみました。余計だったらスミマセン -- 名無しさん (2016-12-02 22:43:58)
  • ↑暗夜航路が抜けてた(´・ω・`) -- 名無しさん (2016-12-02 22:44:23)
  • saviour of songでもええし、それこそ海色でもええねん ガンパレの「幸福絶頂」でもいいねん -- 名無しさん (2016-12-03 12:38:42)
  • MEN OF DESTINYも行けるし、まさかのRAIMEIもあり。つまりは提督の信じる脳内BGMを流すがよいぞ…よいぞ…って事だよ! -- 名無しさん (2016-12-03 13:36:11)
  • シャングリラ関連が増える中、最後の「無情の極」の場違い感が凄くなってしまってるな…(自分が追加したのだが) -- 名無しさん (2016-12-03 14:07:41)
  • 正直改二のページもそう思うんだけど、関係ないもの入れすぎるとなんの項目か分からなくなるしほどほどにしてほしい。元ネタがある程度有名でその状況にマッチしたものならともかく、知らないネタたくさん置いてあっても白ける -- 名無しさん (2016-12-03 15:35:12)
  • 主題歌がたまたま同じ名前だったくらいで妙にこじつけられてもね。編集した人はそのファフナーとかいう漫画が好きなんだろうけど -- 名無しさん (2016-12-03 17:01:57)
  • 長門含むクロスロード組はどうしても入れたかったので潜水艦マス等お構いなしに長門旗艦でサラを迎えに行った。ラスダンでは随伴には目もくれず真っ先にボスを葬り去る長門さんマジイケメン --   (2016-12-03 23:00:58)
  • 4コマはこれギャグで押し切るのか、それとも久々のガチのシリアス回になるのか…ギャグで押し切るには重すぎる展開だよなぁ -- 名無しさん (2016-12-03 23:34:56)
  • クラゲマスでは酒匂も長門も結構な確率でドロップするがプリンツは安定の1%未満の様子 -- 名無しさん (2016-12-03 23:51:44)
  • ラスボス曲の歌詞、「波間ノ罪ヲ」は明らかに歌いだしが「ツミ」からだから、動画サイトのコメントでついてたツミハイノチヲにとりあえず変更。でもここちょうど合いの手入るから正確に聞き取れない…。曲名はナギサニヨセテなんだろうか? -- 名無しさん (2016-12-04 01:34:48)
  • ↑2だいたいFuMOのせい ただ今イベで2隻泥したりしてる人もいるみたいだから、確率は高めなのかもしれない -- 名無しさん (2016-12-04 15:04:59)
  • やばい資源が尽きる……これはもう課金するしかないのか…… -- 名無しさん (2016-12-04 15:14:01)
  • 山風は改になってデレる その落差がまた強烈で、提督諸氏の保護欲を激烈にかきたててるモヨウ -- 名無しさん (2016-12-04 22:28:13)
  • 「必要数の足りているはずのカタパルト」って何?カタパルトは今回でようやく必要数が揃った(鶴姉妹を改二と改二甲全所持出来る)と思うが -- 名無しさん (2016-12-05 15:13:25)
  • いやコンバート改造をそういう風に捉える人は少ないと思うが・・・ -- 名無しさん (2016-12-05 16:26:09)
  • 改二済みの瑞鶴か翔鶴を沈めた提督に対する救済措置かも。ただし欲しけりゃ甲クリアしろよという -- 名無しさん (2016-12-06 01:48:29)
  • 初参加のイベントだったが丙作戦でE-6まで行けた……9月着任の提督でこれなら上出来だろ…… -- 名無しさん (2016-12-08 22:53:17)
  • ↑ちょっと待って、E-6ってどこ!? -- 名無しさん (2016-12-08 22:57:56)
  • まちがえた、E-4だったww -- 名無しさん (2016-12-08 23:00:52)
  • ↑初イベでそこまで行けたなら上等じゃないかなぁ…世の中には着任2週間で初イベント始まってE-1しか突破できなかった上に次の夏イベもカタパルトに拘った結果E-6途中で時間切れになった提督もいるからね… -- 名無しさん (2016-12-08 23:21:32)
  • 最後のレベリングについてだけど第一艦隊に合計900経験値入って燃料しか消費しないから効率はかなり良いと思うんだけど -- 名無しさん (2016-12-09 01:10:09)
  • 最終海域突破率が90パーセントだって。なんやかんやでほとんどの人がクリアできたみたいね -- 名無しさん (2016-12-09 17:56:51)
  • クロスロード組の活躍のおかげで、某怪獣王との絡みが活発化する……かも? -- 名無しさん (2016-12-09 18:30:24)
  • ホライズンをここで知って聞いているけど歌詞がどこに書いてあるのかわからない。 -- 名無しさん (2016-12-16 12:05:36)
  • ここといい、14春ラスト(イベント最終クリア報酬が酒匂だったのだ)といい、長門さんで決着つけたがる提督の熱いことよ -- 名無しさん (2018-09-18 02:21:28)

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*1 秋刀魚祭りの際に「秋中旬に開始」と告知されていた。具体的な日時は開催9日前の11/9に告知
*2 ちなみに6-5自体は基地航空隊が整備されていれば4-5より少しきつい程度のマップである。5-5の惨状から戦々恐々としていた提督たちにとっては朗報だった
*3 どちらもレイテ沖海戦の後に行われた多号作戦の参加艦
*4 大戦初期の機体であり、烈風彗星流星やネームド機で固められる現行装備との差を考えれば仕方がない
*5 ちなみに艦これ公式サイド側の立ち位置にいるはずの藤田咲氏も「これが中規模ってなんだよ!」と劇場版舞台挨拶で言ってたとか…
*6 最高峰の水上観測機紫雲や、零式水上観測機を☆3くらいまで改修したものを装備すると観測機のスロット数を減らすことが可能である。
*7 ちなみに水上爆撃機を装備していない場合は攻撃すらしてこない。
*8 この性能ですらかなりのゲタを履かされている
*9 それでも駆逐艦などの類に比べれば遥かに大きいのだが
*10 利根型改ニで熟練艦載機整備員と積むと昼間は火力三桁、夜戦火力最強という化物航巡が完成したりする。…イベントだとなかなか万全の状態で発揮できるマップがないのだが。
*11 日本近海から凄まじいところまで追撃しているが、「シャングリラ」の出典が「失われた地平線」という小説から来たものからか。近くに陸地が無い=地平線が無い
*12 課金上等なタイムアタック組などがそんなに苦戦していなかったのはこの辺が原因であろう。それでもかなりの出血を余儀なくされたが
*13 カタパルトは必要になった場合は任務での供給がありえる。陸攻は航続距離8と10、制空値3と4であり相互互換の関係
*14 ただし、アメリカ戦艦ネバダ・ペンシルベニアなど大型艦艇の中には沈むことなく生き残り、後に別途標的艦として生涯を終えたものも多い。
*15 他の大型艦艇には生き残りも多かったが、長門の場合アメリカに引き渡された時点で戦時中に空襲で受けた損傷が修復されず、ボロボロ状態であった上、わざわざ爆雷まで設置されたとされる。
*16 乙作戦では2回、丙作戦では1回に減少する
*17 確証は取れていないが、何度か3隻編成を撃退していると2隻編成の確率が上がるという報告も上がっている。そうだとするとそこまで無理ゲーというわけでもないだろう
*18 Saratogaで画像検索すれば出てくるが、本当にそのままでもラスボスを務められそうなくらい怖い
*19 恐らくF6F-5?
*20 ただし、道中でまともな戦闘はトリプルヲーマスと機動部隊だと初手の水雷戦隊のみ。低速編成だと航空戦2つと潜水艦1戦、高速編成だと航空戦2つのみなのでそもそも速吸の補給に意味はない。補給がもったいないので考えるまでもないだろう…
*21 WarspiteやCommandant Testeも連合国艦だったが日本海軍と砲火を交えたことがない。ただし、Warspiteはセイロン沖で出撃したら日本海軍と出会わなかったということがあった
*22 そして夕食にビールを出してさらに夜酒にしけこもうとする酒豪である…あれ?これ声帯の妖精さんじゃね?
*23 実装初期から図鑑で触れられていた。彼女曰く「煩い」そうだ。
*24 信頼性の高い通信機による連携戦術
*25 1.ゼロとは格闘戦をしない。2.低速時にゼロと同じ機動をしない。3.低速時に上昇するゼロを追わない

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