登録日:2016/08/10 (水) 16:00:34
更新日:2024/01/25 Thu 14:00:17NEW!
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能力 バトル 漫画 アニメ ゲーム 無効 耐性 無効化
無効化などのうち、「異能」「能力」ではないものを記載する。
- 主な定義
上記項目にある幻想殺し/イマジンブレイカーやイレイザーヘッドの個性は、
個人の内部などに原因が存在し、資質や特異性など自己の保有する性質によって運用される。
こうしたものを「異能」と見做すならば、それを除外した場合についてを異能以外と見てよいだろう。
1:四大(分類)における相殺要素や、五行における相克など。
「火は水に弱い」といった概念によって耐性などを得ているもの。
これらは世界の法則のようなものであるため、適用対象は特定個人などに依存する要素がない。
例:ポケモンの相性による無効はタイプ毎のものであり、その属性のポケモンであれば個体やレベル等にも関係なく適用される。
単に物理干渉出来ないからでは?という気もするが「みやぶる」等で攻撃が通るようになったりもする。
また「あく」や「フェアリー」といったタイプ間でも耐性や無効は存在するため、純粋な物理的性質のみがこれらを決めているわけではない。
「ゴム人間だから電気が効かない」というワンピースに見られる描写も、
もっと昔の漫画「パプワくん」では、電気人間に液体ゴムをかけたら「熱量には耐えられねえべ」と
大電流を流すことで液体ゴムを強制的に高温で破壊するという行為に及んでいる例がある。
純粋ゴムとゴム人間では合金などの性質が変わるように耐性が違うのかも知れないが、ポケモンのように概念的な面で耐性があると見てもいいのかも知れない。
「スレイヤーズ」では、火と氷の術をぶつけ合うことで相互に術式が消滅するシーンがある。
これはジョジョ3部でマジシャンズ・レッドの炎が鉄を溶かしたような物理現象ではなく、
それぞれ術の色を持つ赤と青の光の球がぶつかり合い、音を響かせただけで消えている。
このとき、作中の人類でもトップクラスの能力があり、使える人間などレア中のレアであろう術を自力開発するなど「魔法オタク」の綽名もある主人公と、
それにライバルを名乗って長生きできるような変態(いろんな意味で)術師がそろってこの現象に驚いている。
このことから、スレイヤーズ世界では術式が発動前の時点から相克性を持つ可能性があることは殆ど知られていないと思われる。
2:吸収などや同属ゆえの防御性
「火は水で消える」が「火に火を近づける」とより大きな火となる。
このように同じものであるが故に影響が出なかったり、取り込むことで無意味化してしまうパターン。
例:ドラゴンボールにはヤコンという、光を食う魔獣が出てくる。
この「光」とは悟空の「気」の力なども該当するようで、超サイヤ人化して増加した気などを食らうことで無力化している。
しかしそれは封印するような性質ではなく、単に流れ出てくる水を飲んでいるようなもの。
最終的には腹一杯を遥かに超えたエネルギーを出し続けられる悟空にはかなわず死んでしまった。
類似のネタとしては、ジャンプでは「コブラ」でも物質やエネルギーを食らう事で巨大化していく生物が出現、ブラスター等での早期撃破に失敗しどんどん肥大化することを許してしまう。
このままでは対処不能になりかねないほど膨れ上がり始めていたが、コブラが対象を巨大金庫室に誘導し、
その内部をチェンバーに見立ててエネルギーを充填、通常より遥かに莫大な出力になったサイコガンの一発によって金庫室の壁ごとぶち抜いて焼き払う事で始末している。
とても古い例えとしては「魔神に食い殺されそうになった男が、海の水を飲み干せるかと問うて飲み切れず死ぬように仕向ける」というおとぎ話に似ている。
(漫画では「鉄腕アトム」でプラネットフォーミング用ロボットとして出現した魔神ガロンを撃退した際に使われている)
吸収による無効化ケースとしては他に、火や水などの能力者が同じ性質を持つ攻撃を吸収できるため無効だったりする事がある。
山口貴由の「悟空道」では、主人公の悟空が石化攻撃を食らうが全身石化後すぐ元に戻り
「俺は石から生まれたから効かねえ」と言っているシーンがある。
この作品では大物妖怪は巨大化能力を持ち、その際に周囲の岩石を取り込む描写などもあるため、
変質をさせられても同系統であればすぐ自力で戻す能力があるのかも知れない。
ただし、このような同質耐性はポケモンではいわvsいわ、じめんvsじめんは無効にはならないので完全無効化出来る作品ではない。
この辺は作品ごとの考え方次第で左右される部分である、という事である。
とはいえポケモンにも「もらいび」によるほのお無効化などは存在するが、これは異能による無効化と考えるべきか。
3:組成等の変化による耐性獲得
ある金属は何度で溶ける、木や紙は何度で発火点となる、といったものは何らかの処置により変化しうる。
例えば超音速戦闘機などはチタン合金を用いる事で、素材に耐熱性を持たせている。
フィクションでの場合は、即時適応する形も少なくない。
例:幽☆遊☆白書に登場したアイテム「黒桃太郎のきびだんご」は、
攻撃を受けたのちにきびだんごと称する丸いアイテムのガスを吸う事で肉体の作りを変える。
変化した肉体はその攻撃に強力な耐性を得ており、一度は通っていた刃物が逆に折られるなどの描写がある。
同じくジャンプでは「コブラ」に火星タマゴという古代兵器が登場している。
卵に目をつけたような姿で、その部分だけは変化しない眼球部で見た兵器をコピーし、それと同等以上の兵器に変化することで対応能力を発生させる。
戦車に対してはその主砲に耐える戦車、強力な砲を積んだ宇宙船にはより強力な宇宙船とスケールアップしていくので、
ある程度までの段階でコピー対象の耐久力を遥かに上回る火力で叩き、機能停止に追い込まなければ最終的には理論上どんな兵器でも撃破不可能となる。
故に作中では「究極の兵器」とも言われ、機能も停止しただけで完全破壊される描写もなかった。
古代火星人何つくっとんのや・・・。
4:物理的特性
その素材単体の性質として、初期状態から何らかのものに対して耐性を持っているもの。
しかし耐性のないものにはあんまり強くないという事もままある。
クマムシは放射線などには生物界トップレベルの耐性を持つ。が、普通に指で潰すと死ぬ。
例:『闘将ダイモス』の敵が使用した超弾性金属は弾性によりかかった力を無効化してしまう無敵の装甲である。ただし急激な温度変化には弱く、出力を強化改造したフリーザストームとファイアブリザードによって弾性を失った所を破壊されてしまった。
TYPE-MOONのORT(オルト)の外皮は、地球上のあらゆる材質より硬く柔らかでどんな温度差にも耐え鋭い。
『燃える!お兄さん』に登場したヒムという宇宙人は身体が1つの安定した巨大原子になっていて傷付くことはないのだが、痛みや熱さは普通に感じるのであっけなく敗れた。
「トップをねらえ!」のヱルトリウムは、同名の素粒子を用いて船殻を形成している。このために同じ粒子同士で対消滅させない限り傷をつけられない。ただし開口部に攻撃は通じる。
ワンピースではクロコダイルに対しては打撃・斬撃が通用しない。これは肉体が砂化することで攻撃をすり抜けるからである。
バギーがバラバラになって斬撃を回避したり、ルフィがゴムの弾性で打撃に耐えるのも類似。
彼らは互いに斬撃や打撃は通るし、また覇気や悪魔の実の能力者共通の弱点である大量の水や海楼石など何らかの付与がある攻撃は通る。
ただしクロコダイルは上記の共通要素のみならず、少量の返り血でもダメージが通るようになるため、弱点部分が相克によって具体化するようである。
体質などによるすり抜け、無効化としては「コブラ」で主人公のライバルであるクリスタル・ボーイは
特殊偏光ガラスを用いたボディによって光学兵器、ひいてはサイコガンにも透過によって一定の対処性を持つ。
ただし入射角を計算されたせいで内部で跳ね回って限界が来たこともあるし、実弾銃などで攻撃されてしまう事もあるが。
「北斗の拳」でのハート様の拳法殺しの体も、脂肪の柔らかさなどによって打撃を吸収して無力化する。
しかし限度を超えた速度でケンシロウの連打を浴びてしまい、最終的にはひでぶ。
同じく北斗では、サウザーの体は内臓が反転しているため経絡秘孔からのエネルギーコントロールによる攻撃が通じない。
とはいえ経絡それ自体がないという訳ではなく、入力部分が普通と違っていて受け付けないというものなので、
ある程度以上の殴り合いを経て見破られたり、肉体的な防御力を超えて殴られる事への耐性はない。
5:概念などの付与
神話によく見られる。何らかの理由により不死となる、武器が通じない、といった肉体を持つ。
きわめて概念的であったり外部からの祝福などによって与えられているので、個人の内在的な性質などではない。
例:アキレス腱の名の由来であるアキレウスは、冥府の川の水に漬かった事で不死性を得た。
が、母が漬けた時に掴んでいたかかと部分だけは水が付いていなかったので不死ではなかった。
似たようなものとして、竜殺しジークフリードと竜の血の話も有名であろう。夢幻三剣士でののび太の残機の元ネタでもある。
インド神話のヒラニヤカシプは神から「神にもアスラにも人にも獣にも昼にも夜にも家の中でも外でも、地上でも空中でも、しかもどんな武器でも殺されない体」を得ている。
・・・うん、何このチートって感じである。よくこんなん倒せたもんである。
北欧神話ではバルドルは世界中の殆どあらゆるものから「傷つけない」との誓いを受け、ヤドリギ以外から無敵状態である。なお死んだもよう。
これもロキってやつの仕業なんだ。
うおおお!実はこの項目に追記・修正に対する耐性はないぞぉォォオ!
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▷ コメント欄
- 完全生命体イフはCタイプか? -- 名無しさん (2016-08-10 16:07:18)
- ↑ザラガスは間違いなくCだと言えるけどイフはどれとも言いにくいと思う -- 名無しさん (2016-08-10 16:18:27)
- ブウに切っても効かないとか自然系に殴っても効かないとかそういう事? -- 名無しさん (2016-08-10 18:00:20)
- イフやブウはダメージ受けても即再生系だから別じゃないかなぁ、反射系も別の区部にした方がいいと思うけども -- 名無しさん (2016-08-10 18:24:39)
- つまりは「蛙の面に水」「糠に釘」って奴だな -- 名無しさん (2016-08-10 21:14:53)
- 北斗の拳のハート様みたいな? -- 名無しさん (2016-08-10 21:24:29)
- かめはめ波が効かない天さん -- 名無しさん (2016-08-10 23:25:44)
- アレはかめはめ波を防ぐ技術によるものだからちょっとちがう。 -- 名無しさん (2016-08-11 00:56:09)
- No,の耐性も入るのかな? -- 名無しさん (2016-08-11 02:11:37)
- 定義が曖昧過ぎる上にまとめ記事としても短すぎて微妙…… -- 名無しさん (2016-08-11 05:46:32)
- オーフェンの「魔術士には構成が見えるから〜」てのは、魔術が発動する前にどんなのが来るか大体分かるから簡単に対処される、って意味で、別に魔術の構成に干渉して無効化する事を意味しないんだが…… -- 名無しさん (2016-08-11 15:44:11)
- うーん、考察は面白いんだが、まとめ方が曖昧で事例の列挙に終始しているのが残念なところ。 -- 名無しさん (2016-08-12 01:34:15)
- この記事自体は消して「無効化」の方に統合する方がいいのかもね -- 名無しさん (2016-08-12 09:08:38)
- ヒラニヤカシプとかいう重箱の隅をつつくようなやり方でぶっ殺された奴wwwww -- 名無しさん (2017-03-25 20:43:02)
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