真青眼の究極竜

ページ名:真青眼の究極竜

登録日:2016/05/01 Sun 20:25:22
更新日:2024/01/23 Tue 12:33:30NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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海馬瀬人 究極嫁 融合 融合モンスター 遊戯王 遊戯王ocg 青眼の白龍 青眼の究極竜 ブルーアイズ ドラゴン族 光属性 キングギドラ (3000+3000+3000)÷2=4500 the dark side of dimensions






俺に決闘を挑んだことを、後悔させてやろう!!





真青眼の究極竜ネオ・ブルーアイズ・アルティメットドラゴンとは『Yu-Gi-Oh! THE DARK SIDE OF DIMENSIONS MOVIE PACK』で登場した光属性・ドラゴン族の融合モンスター。
あの負けフラグ青眼の究極竜が新たに進化し、かつての原作での連続攻撃能力をついに手に入れた融合モンスターである。



OCGにおけるテキスト

融合・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
「真青眼の究極竜」の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):融合召喚したこのカードが攻撃したダメージステップ終了時、自分フィールドの表側表示のカードがこのカードのみの場合、
エクストラデッキから「ブルーアイズ」融合モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードは続けて攻撃できる。
(2):自分フィールドの「ブルーアイズ」モンスターを対象とする魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。その発動を無効にし破壊する。


2016年公開の映画「遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」のために高橋和希先生がデザインしたモンスター。
青眼の究極竜と比べて大きな違いは 両腕が無くなっており、代わりに青眼の亜白龍のような青白いラインが入っていること。
その他、結構細部が異なっており、ぶっちゃけ見た目だけなら別物。
足も明確な三本指から一本に近くなっており、そちらはセイヴァー・スター・ドラゴンが近いイメージか?



そして、その効果は融合召喚されたこのカードしか表側表示で存在しないときに、
エクストラデッキから「ブルーアイズ」融合モンスターを墓地に送り3回攻撃するという効果と、
このカードが墓地に存在する場合に除外することで、場のブルーアイズを対象に取る効果から守る効果の2つである。


真紅眼の黒竜のような名前表記と超銀河眼の光子龍CNo.107 超銀河眼の時空龍っぽい読み方となっているが、
見た目と効果はまさに新しく、そして原作効果を持った真の青眼の究極竜と言える(まぁ、自身単体では耐性能力はないけれど)。


ちなみに発表されたときはまだ効果テキストが判明していなかったのだが、
よこはまコスモワールドの大観覧車「コスモクロック21」のゴンドラにこのカードがラッピングされたことでテキストが判明した。
原作で観覧車が舞台となったゲーム回があったため、原作ファンの中にはそれを思い出していろいろな思いを抱いたとかなんとか。



本来の青眼の究極竜と比べると


  1. 少々厳しい条件下でだが、攻撃力4500で3回攻撃が可能。
  2. 墓地にこのカードがあれば場のブルーアイズを対象をとる効果から守ることができる。

というメリット効果があるが、


  1. デモンズ・チェーンなどの効果モンスターメタにかかる
  2. ダイガスタ・エメラルや絶対魔法禁止区域等が利用できない
  3. 青眼の究極竜という名前のカードではないため青眼の光龍のためのリリースにできず、マスター・オブ・乗っただけ究極竜騎士の融合素材になれない

という点では青眼の究極竜が勝る。
効果の使用には融合召喚が必須ということもあり、青眼の究極竜で使えたデビル・フランケン等はできなくはないがこちらでやってもうまみが薄い。
よって自身のデッキのタイプによって使いやすい方を選ぶべきだろう。
……まぁ、連続攻撃に「ブルーアイズ」融合モンスターが必要なので基本的には両方入れるかもしれないが。


ちなみに青眼の究極竜サポートである「アルティメット・バースト」をこのカードは使えないが、
自身がほぼ同条件の連続攻撃能力を持っているのでそこまで問題でもないか。
ちなみに効果を受けて攻撃力が上がっていたので通常の攻撃名かは不明だが、映画では「ハイパー・アルティメット・バースト」という攻撃名だった。


このカード発表前までは「原作の効果を再現した青眼の究極竜はどうすれば出せるか」という議論に対して、
エクシーズモンスターなら原作効果を

  • 首の数だけ攻撃→エクシーズ素材の数だけ攻撃
  • 2度までの破壊耐性→エクシーズ素材を身代わりに破壊を免れる

という風に再現出来る為、「エクシーズなら究極竜リメイクも可能では?」と一部の決闘者に言われていた。
というのもアニメなどの素材数を参照にする効果はエクシーズ以外では再現されない傾向があったためである(ハルバード・キャノンなど)。*1


そんな中で登場したこのカードは戦闘破壊耐性こそないものの、割とうまい具合に融合モンスターに落とし込んだ効果となった。



場にこのカード以外の表側表示のカードがあると連続攻撃はできないため、
青き眼の乙女や光の霊堂といったフィールドに残りやすいブルーアイズサポートとは相性が悪く、
またフィールド魔法である神御用達の塚…もとい神縛りの塚との併用もできない点が若干扱ううえで厳しいところ。
一応、ダメステまでにこのカードだけにできれば問題ないが、やはり少し効率が悪い。


そのためこのカードは場に残して戦わせるのではなく、その強大な力でフィニッシャーとするほうが理想的な運用方法。
効果の都合上エクストラ圧迫もあるので、出した以上は短期決戦が望ましいところ。
青眼の白龍】デッキに単に入れるよりは、このカード専用のデッキを構築したほうがうまく扱えるだろう。
地味に上述した究極竜騎士も、効果のコストとして墓地に落とした青眼の究極竜に、龍の鏡を発動することで墓地から融合召喚することができる。




『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』


今回の映画にも もちろん登場。
デュエルシーンのほかに新型次世代デュエルディスク『パワー・ビジョン』の発表会にも登場。


会場の床を突き破って登場し、突如コントロールを失って墜落してきた戦闘機を迎撃して破壊して自分も爆発に巻き込まれ叩き落された。


ちなみにこれはすべて上記のデュエルディスクのソリッドビジョンによる演出。
突如コントロールを失って焦るパイロット含めて全部ただの立体映像だったのである視聴者以外にだれがそこまで見るんだよ



そしてデュエルでの真青眼の究極竜の活躍はというと……




冒頭デュエルである「海馬vsバーチャルアテム」戦で社長が使用。


先攻1ターン目から早速手札の3体の青眼の白龍を素材に融合召喚された。
バーチャルアテムのターンで千本ナイフに破壊されそうになるが、久々のサギーさんをコストに発動された「身代わりの闇」で防がれ、
次の海馬のターンにブラック・マジシャンに攻撃をしかける。


だがバーチャルアテムが使用した永続罠「時空鎖」によりフィールドに存在しない扱いにされてしまう。
場に存在しない扱いになったことでエルフの剣士たちに海馬社長がダイレクトアタックを食らったり、
逆にカイザー・ブラッド・ヴォルスを召喚可能になったりする中、ディメンション・マジックによるカイザー・ブラッド・ヴォルスの破壊をトリガーに、
社長は「融爆」を発動し、時空鎖を破壊。真青眼の究極竜は再び場に解き放たれる。


その後直接攻撃をしかけたところ、バーチャルアテムは最後の切り札として「ディメンション・リフレクター」を発動。
真青眼の究極竜の攻撃力4500をコピーしたこのカードの効果により、効果ダメージ4500が社長を襲う。


またもや負けフラグとなるのか!?
……という心配が襲う中、そうはならずに社長は「強化反撃」を発動しこれを防ぐ。


最終的にこのカードは「強化反撃」の効果により攻撃力9000になり、「ディメンション・リフレクター」を戦闘破壊してフィニッシャーとなった。


劇中では「強化反撃」による強化された時のみ攻撃名を言っており、その時の攻撃名は「ハイパー・アルティメット・バースト」
これが通常時の攻撃名でもあるのかは不明。


ちなみに余談だが光のピラミッドでは巨大化により攻撃力を二倍にした青眼の究極竜の攻撃名が「スーパー・アルティメット・バースト」になっている。



後に「千年の記憶」にて映画版のテキストが判明。


映画におけるテキスト

融合・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
(1):自分のエクストラデッキに「青眼の究極竜」が存在する時、ゲーム中に一度、このカードは3回攻撃ができる。
この効果を使用したターンのバトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する時、自分フィールドの「青眼の究極竜」は相手の魔法・罠・モンスターの効果の対象とならず効果を受けない。


このテキストによれ劇場版のこのカードはオリジナルの青眼の究極竜を必須とする効果を持ち、同時にオリジナルをサポートする効果を持つ。
つまり海馬は(原作後なのでこういうのも少しおかしいかもしれないが)このカードだけでなく通常の青眼の究極竜も現在でも所持していることになる。

負けフラグ卒業…おめでとう!




追記・修正した最強項目の姿、その目に焼き付けるがいい!




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  • 映画ネタバレの部分で吹いたww うん実際見に行った方が良いぜ!あの究極竜はかっこ良かったし -- 名無しさん (2016-05-01 20:51:44)
  • ↑ちなみに一応開けるのではなく、下の部分が正解だったりする(それでも詳しくは書いてないけど) -- 名無しさん (2016-05-01 20:57:25)
  • パック買ったら一発で当たった。凄いカッコイイけどこんな重いのどうやって回せとw -- 名無しさん (2016-05-01 21:01:21)
  • 詳しくは映画館でチェックだ! -- 名無しさん (2016-05-01 21:16:35)
  • 新究極嫁確かにロマンはあるけど耐性もないし他のカードで守るのも難しいし、どうすりゃコイツでフィニッシュまで持ってくの? -- 名無しさん (2016-05-01 23:19:07)
  • ↑ブラホ&羽箒で相手を更地にしてから使えばいいじゃないか -- 名無しさん (2016-05-01 23:48:25)
  • ↑まるで10年前のデビフラ社長1キルみたいな発想だぁ…(直喩) -- 名無しさん (2016-05-02 01:15:07)
  • ほんとうに既存究極とうまく相互になってるな… -- 名無しさん (2016-05-02 01:17:50)
  • >映画ネタバレ ふざけんな! -- 名無しさん (2016-05-02 06:51:26)
  • サイドの分変えるだけで神や光嫁と一緒にわりとすんなり入る -- 名無しさん (2016-05-02 07:58:06)
  • おい、映画ネタバレwww 青眼の白龍側のちょこっと紹介からのリンクってもう張ってあるっけ? -- 名無しさん (2016-05-02 10:44:40)
  • まぁまだ映画やってるからねぇw ネタバレは映画公開終わってからかな? -- 名無しさん (2016-05-02 11:24:45)
  • ネタバレワロタw -- 名無しさん (2016-05-02 12:11:23)
  • こいつを出そうとするときの海馬の、手札から融合素材や融合カードを選択するときの流れるような指の動きがかっこ良すぎる -- 名無しさん (2016-05-02 13:37:04)
  • 三本足から一本に] -- 名無しさん (2016-05-02 14:36:29)
  • 「三本足から一本に」じゃなくて「三本指から一本に」の方が判り易くない?? -- 名無しさん (2016-05-02 14:37:16)
  • 実際こいつ特化だと手札誘発の妨害がなければ大体後攻1キルできるのが怖い。アルティメットバースト使う普通版だと手札誘発も防げる点で差別化できる。 -- 名無しさん (2016-05-02 15:16:44)
  • ↑2 変更しました。確かにそっちの方がわかりやすいですね -- 名無しさん (2016-05-02 17:34:59)
  • なんてお上品なネタバレだw -- 名無しさん (2016-05-02 22:55:51)
  • 青眼の活躍を期待させるいいネタバレじゃん -- 名無しさん (2016-05-03 09:44:21)
  • そろそろ新規の青眼の記事も欲しいところだ -- 名無しさん (2016-05-05 23:15:17)
  • 宣伝映像で、冒頭の台詞を言いながらコイツを呼び出す社長がカッコ良すぎる。「俺に勝負を挑んだことを後悔させてやる」ってセリフがあんなに似合うキャラもなかなかいない -- 名無しさん (2016-05-05 23:32:02)
  • PVのもいいけど、本編のもかっこいいんだよねぇ。デュエル内容がかっこいいのもあるんだけど -- 名無しさん (2016-05-05 23:38:25)
  • 発表会のモンスターがこいつだったのは何でだったんだろうか? かっこいいとは思ったけど -- 名無しさん (2016-05-07 15:45:50)
  • デュエル動画がすでにあげられてるけど特化したら簡単に出る。ただ高額カードのオルタを積まなきゃいけないのが難点だが -- 名無しさん (2016-05-16 16:41:35)
  • 真になっても竜は竜なのか -- 名無しさん (2016-05-19 10:52:34)
  • しれっと沼地の魔神王も使える緩さもポイント -- 名無しさん (2016-06-01 12:39:43)
  • しかし、原作なら進化しなくても三回攻撃できたよな? -- 名無しさん (2016-07-14 21:35:37)
  • ↑原作はそもそも融合モンスターカードがない、けどこの作品の真青眼の究極竜は青眼の究極竜のカードを効果的用のために必要としている。つまり、原作から今作までの1年間にルール改定があったと考えれば問題ない。(デュエルディスクのバージョンアップの理由づけにもなるし) -- 名無しさん (2016-07-14 23:13:20)
  • 『進化した最強ドラゴンの姿!その目に焼き付けるがいい!!』からのコイツ登場は本気で圧倒された。早くBD出してくれ… -- 名無しさん (2016-07-14 23:17:12)
  • ↑それだけに、後の地面からドローに存在感をかき消されて、正直他のブルーアイズは目立つ部分があまりなくてディープアイズくらいしか目立つところなかったのにブルーアイズだと一番印象に残らなかったのが残念 -- 名無しさん (2016-07-20 17:11:49)
  • オルタナティブで露払いしてからそのオルタナティブを素材にしての流れが理想的 -- 名無しさん (2016-09-20 08:34:11)
  • アニメ効果だと現実のよりかなり使いづらいな。真青眼の究極竜だしてからどうやって本家を出すのか… -- 名無しさん (2016-10-19 07:30:50)
  • ↑まぁ、基本は龍の鏡かな。融合したなら基本的には墓地にあるだろうし。こっちを龍の鏡で出した場合は若干難しいけどデビル・フランケンみたいな出し方もできなくはない。ナーガレベルの耐性をもった攻撃力4500ならリターンもあるだろうし -- 名無しさん (2016-10-19 07:43:35)
  • ソリティアで負けるとムカつくけど、こいつにワンキルされるとすっげえと思える。それくらい単純にかっこいい -- 名無しさん (2017-03-13 21:50:45)
  • たぶん本物のアテムとの戦いでも使ったんだろうな -- 名無しさん (2017-11-21 23:46:40)
  • リンクスでも使えるようになったけど20枚デッキだとすごく出やすい -- 名無しさん (2019-09-29 17:55:46)
  • リンクスでは海馬のスキルのおかげでぽんぽん出せるやつ -- 名無しさん (2021-06-09 18:54:44)
  • アニメ効果も本家に付与する耐性的にはわるくないんだけどそれやるよりこっちで殴って勝ちきる方が早い罠 -- 名無しさん (2023-10-04 11:06:17)

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*1 シューティング・クェーサー・ドラゴンなど全く存在しないわけではない。

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