森園わかな

ページ名:森園わかな

登録日:2016/03/26 Sat 5:00:00
更新日:2024/01/22 Mon 13:36:35NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



タグ一覧
プリティーリズム・レインボーライブ プリティーリズム プリズムスタァ 顔芸 ベルローズ エーデルローズ 煽り屋 緑髪 語尾 内田真礼 エスニック 占い あれあれぇ? おやおやぁ? 糞猫 blowin' in the mind 森園わかな





風は私に吹いている!






◆概要


森園わかなはプリティーリズム・レインボーライブの登場人物。CV:内田真礼


ル・セリアナ女学院2年生
誕生日 6月5日
星座 双子座
血液型 AB型


マイソング「Blowin' in the Mind」
ベルローズ「Rosette Nebula」
わかな&あん「cherry-picking days」






プリズムショーのエリート養成所エーデルローズで蓮城寺べるに次ぐナンバー2の実力を持つ少女。
緑の髪を猫耳に似せたお団子ヘアの髪型で実は髪をほどくと腰の辺りまで垂れるほど長い(アニメのOP3、お泊り会で確認)。口癖は語尾に「にゃ」
平常を嫌い、時には退屈しのぎに周囲をからかって引っ掻き回すなど愉快犯的な性格。「何かと退屈しないから」という理由でいつもべるの側にいる。
気難しく癇癪持ちであるべると付かず離れずの距離で付き合える数少ない人間の1人。
特技はプリズムストーンを使った占いで、気に入らない結果が出るともう一度やり直すなど占いに頼る気持ちも強い。


プリズムライブで使う楽器はマリンバ(木琴)。カラフルな鍵盤をマレットで叩き音を奏でる。


部屋のレイアウトはアジアンテイストな家具や竹などの観葉植物など、落ち着いたすっきりとした印象が見える。




実は小学生時代、転校を繰り返していたせいで友達がおらず引っ込み思案な性格をしていた。
だが福原あんと出会い、プリズムショーを教わったことで明るく変化していく。しかしある事件がきっかけで…






◆性格
何事にも本気にならず飄々としているように見えるが、本質はとてもまじめで友達想い。
そして本番に弱く失敗を恐れてしまう弱気な一面を持っている。
そんなわかなが不真面目な振る舞いをしているのはそれらを隠す無意識的な臆病さが大きい。



担当声優の内田真礼曰く、

最初は、誰に対しても敵対心を持っているような感じで、心を読まれないようにするような、
しゃべっていても気持ちを伝えるというよりは攻撃のために投げている、って感じだったんです。
語尾とかが明らかにイヤミを言っているんですよね。「あぁん?」とか「だにゃ~ぁ?」みたいな。
今はもうちょっと、ストレートに相手にぶつけているっていうか、会話をキャッチボールしているイメージですね。



わかなの二面性に関しては家庭環境の影響が多分にある。
森園家は融通の利かない夫の正が主権を握り、妻のわかばは常に夫の意見を優先し従っている。
わかなは両親と自分のため家では表で見せる性格や口癖を完全に封じ大人しい良い子を演じている。
父親が転勤族なのでわかなは幼い頃から頻繁に転校することにもなっていた。





◆来歴
1話から登場していたが本格的に話に関わり出すのはあんのマイソング絡みから。「胸ペコ」の所有権を巡ってあんと諍いを起こすが、曲をあんに渡した仁科カヅキ、元々の作曲者である美浜コウジ、なぜかやって来た速水ヒロを交えたカヅキvsヒロのダンスバトルの末に曲は正式にあんの物と認められる。


ドリーミングセッションでは福原あんと対戦。直前にべるに対して「3連続ジャンプ飛んじゃおっかにゃあ~」などと煽るが、「失敗しないでね」と釘を刺され、プレッシャーに負けて本番では2連続までしか飛ばなかった。 



「これで良かった…?」


「良かったに決まってるじゃないか!!」



それに誰より納得がいかなかったのはわかな自身であった。それに対し、後攻のあんはわかなに勝つため(わかなと同じ同じ2連続では成功したとしてもそれぞれのスキルレベルの差で得点負けするため)3連続ジャンプに挑戦するも、失敗。悔しさから涙を流した。それを見ていたわかなは…


「泣くくらいなら最初からやらなきゃいいんだ…」


「アンタのそういうとこが…大嫌いなんだよ…!」






16話ではエーデルローズを離れてプリズムストーンに出入りしている小鳥遊おとはにちょっかいを出すも仁科カヅキに止められて射的で勝負をすることに。
勝負には敗れて、プリズムストーンの出張トラックでショーを行い、カヅキの力を借りてわかなは自身を縛り付けていたべるからのプレッシャーを払拭。



「ここはエーデルローズじゃない 失敗してもいいんだよ」



そしてわかなは自身の心の壁を越え3連続ジャンプに成功。
「フレッシュフルーツバスケット」。往年の視聴者には思い出深いであろう春音あいらがはじめて飛んだプリズムジャンプである。



17話ではべるとの出会いが描かれる。テストが100点ではなかったことで母親に怒られると泣いていながらも、誰にも頼れなかったべるを助けるために母親を相手に芝居を打った。このとき流したロングヘアから現在の髪を括ったヘアスタイルにしていることから、わかなにとってこの髪型の変化が引っ込み思案な自分を明るく上手に猫を被れる自分になるための儀式であることが推察できる。




23話では小学校時代の1か月の間だけあんのいる学校に転入していたことが判明する。
同じクラブであんと一緒にプリズムショーを楽しんでいたのだがやはりまた転校が近づき、クラブはわかなの引っ越しの前日にショーの発表会をすることになる。本来あんがセンターでショーをする予定だったのだが、足を怪我したあんの代わりにわかながセンターでショーをする約束をしたことがあった。
しかし当日は自分ではなく怪我を治したあんが出場。「裏切られた」とあんを憎んでいた。
実はこれはわかなの記憶違いであり、わかなは当日かけられた期待から強いプレッシャーを感じ酷い風邪をひいて起き上がることもできなかったためあんがセンターで上がったことがわかる。


この出来事がきっかけでプリズムショーが嫌いになってしまったわかなだが、転校を重ねた先で出会ったべるからプリズムショーに誘われてプリズムショーを再び始めることを決意する。


時間は現在に戻り、カヅキから真相を語られて、あんとのわだかまりも溶け、その日高熱を出したあんに変わってステージに上がったわかなはプリズムライブを成功させたのだった。(それはそれとして以後も真面目なあんを煽るのは変わらなかったけど)







第33話では、エーデルローズが保護者向けに開催するショーに両親を誘うことをあきらめていた矢先に父親のシンガポールへの転勤が決まる。
カヅキに背中を押されて両親にショーのチケットを渡して自分の想いをショーを通して伝えることを決意した。
しかし、ショー終了後に父親が来ていないことが分かりやせ我慢をしていたが、カヅキに報告に行き彼に抱きとめられて涙を流した。




第36話では、シンガポールに引っ越すことになっていたのでデュオ大会、ウインターホワイトセッションに出場することを拒む。しかし「出場できなくてもわかなに付き合う!」と言ってくれたあんとともに神浜コウジに曲を作ってもらいあんと発表会を行う。


「私はギリギリまでわかなと一緒にプリズムショーがしたいの!」


「今度は絶対…忘れたりしない!」



ショーの中で客席で目を潤ませるべるを見たわかなは自分の気持ちをしっかり自覚する。


「(泣かない…泣くと引き留めることになる…泣いてはダメ…!)」


「(べる…おとは…やだ、やっぱり…このままなんて嫌だ…!)」



母のフタバの嘆願によりついにショーを見に現れた正を捉え、ジャンプを以て父に伝えるためわかなは飛翔する。
発表会後、肩身の狭い思いをさせて悪かったとわかなに謝罪し、正に転勤を断るようにお願いするも、やはり正はそれを受け入れなかった。
最終的にブチ切れたフタバが正を怒鳴りつけて正をシンガポールへ単身赴任させることに。わかなとあんは無事にデュオ大会に出場できるようになった。
何言ってるのかわからない?この時点ではだいたいみんなそうだったよ。
ちなみにブチ切れフタバには助けてもらったはずのわかなもガチビビリしてた。






第40話では、あんにカヅキのことが好きだという思いと告白する決意を打ち明け、口論の末2人で告白することを提案した。
あんとともに告白しようとするもカヅキが美女とともにいるのを目の当たりにし失恋したと思い、あんと意気投合してフラれた者同士の最高のデュオショーを披露し、同時に4連続ジャンプを成功させる。


「なんかあいつら、いい顔してんなあ!」


結局は勘違いだとわかり、2人で盛大にカヅキへの愚痴を言い合うこととなった。全方位に優しい鈍感イケメンって存在自体罪だよね。







48話のオーバー・ザ・レインボーセッションでは、おとは、あん、いとに続き4番目にショーを披露することになる。
ショーの前にはすっかり性格の変わった父・正と、母・フタバに激励され、2人の馴れ初めを聞くことに…
曰く真面目な男性が好きで正に告白し、そんな正と付き合うために必死に自分を押し殺したフタバに対し、正はその愛に応えるために増々真面目さを固めて行ったとか。お互い愛し合っているのは確かでもそんな関係は当然負荷がかかり、少し前のような歪な関係になってしまったようだとか…。惚気かい
子供の人格形成は家庭環境が多分に関わっているというプリリズの不文律。だが一方でわかなには正のバカ真面目さとフタバの度胸が備わっていることも確かである。もはや不安はない。わかなは両親の期待を背負い舞台に上がる。



「私、今までずっと真剣になるのが怖かった。本気で挑んで傷だらけになるのが嫌だったから。」


「でも今はもう何も怖くない。私は私らしく…!」



「森園わかなの素顔を最後の瞬間まで出し切ってみせる!!」




6連続に到達し、そこから限界を超えて7連続ジャンプに挑戦しようとしたものの、ジャンプ失敗。結果として優勝争いからは脱落してしまう。
わかなが失敗した演出はかつてあんが失敗した時のカットに被せてある。失敗を恐れる事が無くなったからと言って絶対に成功するわけではない。
それでも立ち上がって笑顔で歓声に応え、ステージを後にした。わかなはようやく、あんと同じ場所に立てたのだ。
彼女の精神面での成長がこれ以上なく顕れている。



わかなが後を託すのは蓮城寺べる。クイーンの座は誰の手に。









最終話ではあんと共にもう一度カヅキに告白したものの、カヅキが卒倒してしまったため中断。
3人の恋の先はまだまだ長そうだ。






◆使用したジャンプ
・エスニックスプラッシュ
・ハートフルスプラッシュ
・めざめのフラワーワルツ
・フレッシュフルーツバスケット
・ヒラヒラヒラク 恋の花
・ときめきメモリーリーフ
・覚醒!オープンマイフラワー


(トリオ大会時)
・革命のロゼッタネビュラ


(デュオ大会時)
・スウィンギンハートリズム
・マジカルスペースプラネット



「フレッシュフルーツバスケット」と「ヒラヒラヒラク 恋の花」は春音あいらも飛んでいる。






◆余談
気合を入れるときに髪を縛るのは母親と同じ。ただわかなは母の素顔を知らなかったので母の遺伝子の為せる技だろう。


その煽り屋っぷりから一部の大きなお友達からはクソ猫だのゲス園だのろくでもない呼ばれ方をしていたが、書いた通り中身は真面目で仲間想いな少女である。
ただまあそういう面も完全な嘘というわけではなく、わかなの一部であり、どちらが本当というものではない。両方わかなである。



最終大会のスコアがおとは9670カラット、あんが10080カラット(共に5連続ジャンプ)なのに対し、7連続は失敗したものの6連続に成功したわかなが6230カラットと大きく減点されてしまったことに憤慨する大友も多い。「こんなミスに厳しい採点方法じゃみんな法月みたいなスタイルになるわクラァ!」
…しかし話の肝はわかなが失敗を恐れず挑戦できるようになったという成長の部分である。その価値は得点では測れないということで納得しよう。









追記修正お願いします



[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,4)

[#include(name=テンプレ3)]


  • スミレちゃんの失敗が話題になったので作らなければならないと思った -- 名無しさん (2016-03-26 18:18:59)
  • 作成乙。ただ、わかな(6連続成功+着地失敗)の得点から考えると、その後のジュネ(7連続演技まで成功+着地失敗)が低得点なのも頷けるようになっているというか。項目でも言っているように肝は失敗を恐れずチャレンジするようになったことだろうけどね -- 名無しさん (2016-03-26 19:31:05)
  • 12話以降の視聴者の手のひらクルーが面白かったなあ…自分含め。彼女の家庭環境からくる性格はすっごい上手く描写されてると思う -- 名無しさん (2016-03-27 00:51:38)
  • ↑父親が諸悪の根源で家庭から追い出して終わりじゃなくて、実は彼も無理しててわかなには父親のいいところもちゃんと継がれてるって落としたところが素晴らしいと思うんだよ -- 名無しさん (2016-03-27 01:37:28)
  • 半分ギャグ入ってるけど両親の惚気こみの馴れ初め考えるとこれ以上ない程遺伝子受け継いでるのがよく分かる -- 名無しさん (2020-12-16 21:09:38)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧