フリードリヒ4世(銀河英雄伝説)

ページ名:フリードリヒ4世_銀河英雄伝説_

登録日:2015/07/06 Mon 10:47:02
更新日:2024/01/16 Tue 10:55:27NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



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よいではないか。人類の創成と共にゴールデンバウム王朝があった訳ではない


不死の人間がおらぬと同様、不滅の国家もない。余の代で銀河帝国が絶えて悪い道理がなかろう


どうせ滅びるなら…せいぜい華麗に滅びるがよいのだ……




フリードリヒ4世とは、銀河英雄伝説の登場人物。
ゴールデンバウム王朝銀河帝国の第36代皇帝にして、事実上の最後の皇帝。
声:阪 脩(OVA版)/稲葉 実(Die Neue These版)


■[来歴]■


ゴールデンバウム王朝の第35代皇帝であるオトフリート5世の次男として生まれる。
若い頃は放蕩者で、侍従武官であるリヒャルト・フォン・グリンメルスハウゼンなどと共に遊び歩いていた。
先帝から勘当寸前であったことから帝位継承はないだろうと周囲には思われていたが、次期皇帝の座を兄リヒャルトと弟クレメンツが争い、二人とも共倒れの末死亡してしまったので、オトフリート5世の息子で唯一生き残ったフリードリヒ4世が即位することとなった。


皇帝に即位したものの国政には関心がなく、政治は国務尚書のリヒテンラーデ侯に任せきりにして、自分は漁色や趣味であるバラの栽培に専念している。
後世に残るような悪行はないが、これといった功績もない。
権力者らしく中々に好色家でもあるが、それすら歴代皇帝に比べてしまえばさほどではなかった。


若い頃は年上好みだったが、年を取ってから年下好みに変わり、気に入った少女を寵姫として囲っては楽しんだ。
そんな彼が最後に寵愛したのがグリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ、後のローエングラム王朝の初代皇帝ラインハルト・フォン・ローエングラムの姉である。
この出来事がラインハルトを反ゴールデンバウム王朝へと向かわせた最大の要因であり、ある意味では彼がいなければ銀河英雄伝説は始まらなかったかもしれない。*1


最後は帝国歴487年(宇宙歴796年)、アムリッツァ星域会戦終了直後、心臓疾患により崩御。
この時ラインハルトは心の中で『あと五年、否、二年長く生きていれば、おかした罪にふさわしい死にざまをさせてやったのに』と憤っていた。




■[人物]■


ラインハルトだけではなく、宰相であるリヒテンラーデ侯やブラウンシュヴァイク公のような門閥貴族にも軽視されており、別に暴君という訳ではないが、凡庸な皇帝だというのが定評。


ただ、全くの凡人かというと、そうは言い切れない所もある。
リヒテンラーデ侯が「ラインハルトがその野望の高さからいずれ簒奪を企むであろう」と注意を促した時には本項冒頭の言葉を放言し、リヒテンラーデ侯を戦慄させている。


本編開始の直前の時期を描いた外伝では、自分の破滅を予感している様子や、ラインハルトの抱く野心が、単に爵位や軍の階級に留まらないことを察しているような発言も。


どうも彼は早くからゴールデンバウム王朝の終焉を予期し、ラインハルトに権力を与える事でそれを行わせようとしていた節がある。
事実、ラインハルトの出世は基本的には自身の武勲によるものではあるが、それでもなお不自然なほど早かった。
ゴールデンバウム朝最後の皇帝は、凡君ではあっても凡人ではなかったのかもしれない。


若年時の放蕩も、衰退していく帝国の未来に絶望していたが故の逃避であったとすれば納得も行く。
王朝の衰亡を見抜けないほど無能ではなかったが、それを押しとどめられるほど有能でもなかった。
この半端な才覚が彼の不幸であったのだろう。


また生まれた家庭の時点で兄弟の醜い争いを直で体験したこと、
自身の生涯でも6人の女性を28回妊娠させたが、6回は流産、9回は死産。
無事生まれた13人の子女の内、生後1年までに4人、成人までに5人、成人後に2人が死亡。
生き延びたのは皇女2人、そして唯一の男系皇太子ルードヴィヒであった。
恐らくは暗殺や陰謀によるものとされるが、家族すら満足に手に入れられなかった事も、虚無的な治世の一因と言えるかもしれない。


コミカライズ版では、より深く彼の心理と最期の瞬間が描写されている。
帝位継承権を巡って争う優秀な兄と弟に対して、次男の彼は凡庸であった。
皇帝になれるわけもなく、親や門閥貴族たちからも一切期待されないような日々。
にもかかわらず転がり込んてきた皇帝の座についた途端、貴族たちは掌を返して彼を持ち上げ始めた。
しかし皇帝は所詮お飾り。実権をリヒテンラーデ侯らが握っているのは明白。
貴族たちがちやほやするのも私利私欲からで、影では自分をこき下ろしているのもわかりきっていた。
そして彼自身の息子や娘を、たかだか皇帝になりたいが為に暗殺する貴族たち……。
故にフリードリヒ4世は、世継ぎを決めてくれとつめかける貴族たちに向かって、こう言い残した。







決めて…おったのだ……もう何十年も前から余は………





何一つ決めてやるものかと…………






31年の治世最初で最後の決断を下した皇帝は、困惑する家臣たちを前に満足してこの世を去った。


■[係累]■


  • リヒャルト

兄。開明的ではないが、勤勉で教養に富み思慮深く有能な人物だったという。
長男であり、順当に行けば彼が第36代皇帝になるはずだったが、父であるオトフリート5世を弑逆する計画を立てていたとされ処刑される。
が、実は帝位を狙った弟クレメンツの工作により着せられた冤罪だった事が後日発覚した。


  • クレメンツ

弟。行動力に恵まれ明朗快活な人物だったという。
三男ではあるが、いかんせん次男のフリードリヒが上記来歴の通りの人物だったため、リヒャルト処刑後にはフリードリヒを差し置いて次期皇帝の座を有力視されるようになった。
が、実はリヒャルトの項に記載した通りすべては彼の工作によるものだった事が発覚。廷臣たちは多数が処刑され、彼本人は自由惑星同盟への亡命を図るがその途中で「事故死」した。


  • アマーリエ・フォン・ブラウンシュヴァイク

娘であり、本編で言及された時点では既にオットー・フォン・ブラウンシュヴァイク公に嫁いでいる。


  • クリスティーネ・フォン・リッテンハイム

娘であり、本編で言及された時点では既にヴィルヘルム・フォン・リッテンハイム侯に嫁いでいる。
道原氏の漫画版においては
「次の皇帝の父親になりたくて私と結婚したのでしょう?だったらそのためにがんばりなさいよ!!(意訳)」と夫に詰め寄る気の強い女性として描かれている。


  • エリザベート・フォン・ブラウンシュヴァイク

孫であり、アマーリエとブラウンシュヴァイク公の間に産まれた娘。皇位継承権者。16歳(フリードリヒ4世崩御時)


  • サビーネ・フォン・リッテンハイム

孫であり、クリスティーネとリッテンハイム侯の間に産まれた娘。皇位継承権者。14歳(フリードリヒ4世崩御時)


以上の4名はほぼ名前だけしか登場しておらず、人柄などは不明。またリップシュタット戦役後の運命も不明である。
また、OVA外伝『奪還者』においてはエリザベートおよびサビーネには遺伝的な欠陥(具体的な内容は不明)がある事が発覚している。


  • ルードヴィヒ

息子であり皇太子だったが本編開始時点で故人。
後に皇帝となるエルウィン・ヨーゼフ2世の父親でもある…が、実は彼の死没年とエルウィンの誕生年には齟齬があったりする。
…気にしないでおいたほうが良さそうである。


  • エルウィン・ヨーゼフ2世

直系の孫。
血筋的には彼が皇位継承1番手になっていてもおかしくなかったが、2人の外孫よりもさらに幼く、いかんせん政治的な後ろ盾が無かったために半ば無視されていた。
が、利害が一致したラインハルトとリヒテンラーデ侯が後ろ盾になった事により皇帝として即位。当時5歳。
リップシュタット戦役後、フェザーンと帝国旧体制派により自由惑星同盟へ連れ去られ、銀河帝国正統政府の皇帝として祭り上げられる。
同盟降伏後には正統政府の構成員だったランズベルク伯に連れ去られ行方不明に。その後ランズベルク伯が逮捕された際に「死体」が発見されるが、その死体は同年代の別人の死体だった事が発覚。
結局その後どうなったかは不明である。


性格はこれまでまともに育てられていなかったためか自我の抑制が効かず、わがままなもの。
帝国から同盟へ移動する際に乗船した貨客船の船長(彼はエルウィンの素性を知らなかった)には「ちゃんとしつけてくれ、うちは山猫を運ぶ業者じゃない(要約)」と言われるほど。


■[余談]■



若い頃は放蕩者で、総額54万帝国マルクもの借金を背負っていた。
しかも父親である先帝が金銭では締まり屋だったため、借金に追われて酒場の店主に土下座までしたこともあった。
これに対して貸し手側はさすがに気まずくなり、もし帝位に就いたら20倍にして返済する旨の証文を受け取り、実質的に債権を放棄した。
が、政争の果てに意外にもフリードリヒ4世が皇帝に即位したため、この証文は守られ、店主は借金の支払いを受けた。




追記・修正は借金を20倍で返済してからお願いします。


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  • タグ一覧がエライ事になってる…w -- 名無しさん (2015-07-29 09:56:26)
  • ロリコン皇帝陛下w -- 名無しさん (2015-07-31 02:56:37)
  • ヤンと並んで、ラインハルトが生涯勝てなかった数少ないひとり。友人のグリンメルツハウゼンといい、老害だとなめてかかれない底の深い人物だった -- 名無しさん (2015-07-31 03:00:20)
  • アンネローゼが後宮に入ったのって15歳の時だっけ? -- 名無しさん (2015-07-31 03:29:27)
  • やる気があれば中興とまではいかなくても延命はできたのかな、本人は自暴自棄になってたけど -- 名無しさん (2015-07-31 04:40:48)
  • フリードリヒ4世のモデルって誰だろう?作者が田中芳樹だから中国の皇帝かな? -- 名無しさん (2015-07-31 16:08:33)
  • ↑2 やる気があっても末期状態の国を立て直すのは無理じゃないかな。せいぜい明の崇禎帝みたいな感じで終わる気がする -- 名無しさん (2015-08-01 15:45:21)
  • ラインハルトがこの人の思惑を理解していたら簒奪はするだろうけど、掌の上で踊らされていた気分になってすげー不本意だっただろうなと思ってしまったw -- 名無しさん (2015-10-07 20:01:38)
  • ↑2 不勉強で申し訳ない。師よ、崇禎帝とはなんぞや? -- 名無しさん (2015-10-21 08:46:16)
  • 明王朝の最後の皇帝。衰退する明を建て直そうとして国政改革に取り組んだが衰退の流れを止めることができず、最終的に北京を李自成率いる反乱軍に攻め落とされ自殺した -- 名無しさん (2015-10-23 23:46:47)
  • アンネローゼってこの皇帝のことどう思ってたのかね?憎んでいたのか、それとも少しは愛していたのかな? -- 名無しさん (2015-11-03 04:03:14)
  • 愛してはいないけど嫌ってもいなかったと思う。何となくだが -- 名無しさん (2016-03-14 11:34:41)
  • リヒテンラーデ以上に皇帝の本音を聞く機会は多かっただろうし、彼女が皇帝に抱く感情は「憐憫」が相応しい気もする -- 名無しさん (2016-03-14 12:14:27)
  • アニメ版はまだ威厳があるが意見だったが、フジリュー版は本当に腐りきった権力者として描かれていたのが印象的。とはいえまだ健在の頃だし、幼いラインハルト目線の描写だから、また絵柄が変わっていくのかもしれない。 -- 名無しさん (2016-03-14 12:22:20)
  • 実の父親がアル中のクズだったラインハルトにとってはある意味この人は乗り越えるべき父親の代りだったのかもな -- 名無しさん (2016-04-23 23:05:35)
  • ラインハルトに権力を与えることでゴールデンバウム朝を終わらせようとした4世、対して様々な策謀を弄してより積極的にタイタニア体制を破壊しようとした藩王アジュマーン。もしかしたら、この二人は動機こそ違えど似た者同士だったのかもしれない。 -- 名無しさん (2016-06-21 18:20:21)
  • ↑俺もタイタニアの最終巻読んでてこいつフリードリヒ4世じゃんwっておもった -- 名無しさん (2016-06-21 21:35:24)
  • 4世もアジュマーンぐらい若かったらあんなことしたんだろうか……無理だな。それを阻止しようとする門閥貴族わんさかいるから。タイタニア一強のあちらの世界とは違う -- 名無しさん (2016-06-22 07:31:15)
  • 実はラインハルトの最大の支援者だったという。漫画版だとかなり食えないおっさんてイメージ -- 名無しさん (2016-06-22 15:07:47)
  • そう考えると、アンネローゼ様を奪い取ったのも、王朝を滅ぼすための計算だったのかもと……それはないな; -- 名無しさん (2016-06-22 15:50:50)
  • ↑自分の息子を駒にして厄介なアリアバートを暗殺したアジュマーンだったらやりそうかもしれんが。 -- 名無しさん (2016-06-22 15:51:29)
  • ↑7若いころは割りと女にモテたらしいし外見はフジリュー版よりアニメ版の方が近い気がする -- 名無しさん (2016-06-26 03:55:43)
  • もしあと二年長らえていたとしたら、ラインハルトはなんの抵抗もできない老人にどんな復讐すればいいのかと苦悩したろうな -- 名無しさん (2016-07-30 23:18:57)
  • なんとなくラインハルトが死後の世界で意気揚々と自分がゴールデンバウム王朝を滅ぼしたことを自慢しに会いに行ったら「もうとっくに転生しちゃいましたよ?」って言われて("゚д゚)となりそうな気がする -- 名無しさん (2016-08-01 19:50:32)
  • ↑も、もしかしたら4世は転生してアジュマーンに!?(そんなことはない -- 名無しさん (2016-08-01 19:56:58)
  • ↑2 もし会えて自慢してみても、笑顔で「よくやってくれた」とか言われてぐぬぬってなってるラインハルトが容易に想像できるな -- 名無しさん (2016-08-05 07:36:41)
  • 銀英は老害みたいな奴がマジで不気味だったりするからな。かといって実は有能とかでもなく評価相応なんだけどそれだけでは終わらないみたいな -- 名無しさん (2016-08-05 21:26:50)
  • ↑4~2 で、しょうがないから後を託して先に死んだビュコックたちと残されて後から来たシェーンコップ達の両方から文句と説教を受けてるヤンに愚痴りにいくと -- 名無しさん (2016-08-05 22:53:33)
  • 正直ラインハルトが画家や商人で成功できるとは思えないし。アンネローゼを奪ったのが皇帝だったってのは、ラインハルトにとって不幸中の幸いだったかもな -- 名無しさん (2016-08-14 14:36:28)
  • 絶対ないだろうけどエルウィン・ヨーゼフが実はフリードリヒ4世とアンネローゼの子供だったら面白いんだが -- 名無しさん (2016-08-16 01:34:30)
  • ↑3 そんな二次創作、ぜひ読んでみたい!!ww -- 名無しさん (2016-08-16 07:29:14)
  • フリードリヒ4世とアンネローゼの間に子供が生まれてたらラインハルトはどうしてたかな? -- 名無しさん (2016-09-14 09:48:39)
  • アニメじゃまだまともで威厳のある風貌だったが藤崎版を見て『誰だこいつ!?』ってなったのは俺だけじゃないはず -- 名無しさん (2016-09-25 22:56:18)
  • 状況がわかる程度の能力はあったが、それをどうにかできるだけの能力はなかった。結果現実から逃げた。だが、兄弟が死んで逃げた現実に引き戻された。そりゃ、ああなるわな。 -- 名無しさん (2016-09-27 06:18:55)
  • しかし、五年二年長く生きていたら…とあるけど、逆に五年二年早く死んでいたら宇宙的に大惨事だったかもしれないな…。絶妙なタイミング…。 -- 名無しさん (2016-09-27 11:07:28)
  • あのジジイにゴールデンバウム朝をどうすることもできないのも確かだろうな。内部から改革しようとすれば貴族たちに反乱を起こされてただろうし。 -- 名無しさん (2016-10-30 16:32:21)
  • ↑本人もそれが分かってたからラインハルトにやらせたんだろうな -- 名無しさん (2016-10-31 05:25:05)
  • ↑3ラインハルトは実力もあるけどそれ以上に凄まじく運がいい。敵も味方もラインハルトの邪魔になりそうになった時点で勝手に退場してくれる -- 名無しさん (2016-10-31 05:29:49)
  • ラインハルトは悔やんでたけどもしもあの時点でキルヒアイスが退場していなかったらたぶん最終的に戦うことになっていただろうし。ラインハルトにとってはあの時点でキルヒアイスが死んだのはラッキーだったと思う -- 名無しさん (2016-10-31 05:38:39)
  • 簒奪狙いでラインハルト姉弟を持ち上げてる、と政争の種が流されたら帝国はどうなっていただろう。同盟はネタを掴めなかったし保身のヤンやトリューニヒトは使えなさそうではある -- 名無しさん (2017-04-01 09:19:55)
  • ↑2 どうだろうなぁ。ラインハルトとキルヒアイスはともに信頼関係堅いから、フェザーンあたりに状況証拠固められたりしない限りそんなことはないと思うが…… -- 名無しさん (2017-04-18 10:31:56)
  • ↑少なくともオーベルシュタインはキルヒアイスを排除するつもりだったし、謀略でキルヒアイスがオーベルシュタインに勝てるとは思えない -- 名無しさん (2017-04-19 01:42:24)
  • ↑そうだろうか。ラインハルト、オーベルの「キルヒアイスを副司令長官にするべきではない」プッシュにも拒否してたし、だけどロイエンタールの反乱の件もあるからなぁ。微妙かも。そもそも、オーベルはキルヒアイスがNo2に立つのを反対してるんであって、彼を排除しようとまでは考えてない気もあるが……。 -- 名無しさん (2017-04-19 07:55:46)
  • 実子の死亡率が酷すぎる。こんなのをずっと見てきたら絶望して政治に興味無くして帝国滅びてもいいわって考えになるのも無理もない -- 名無しさん (2017-04-19 08:42:06)
  • ある意味じゃグリンメルツハウゼン同様にラインハルトを息子のように思ってたんだろうな。当人が聞いたら激怒どころじゃないだろうけど -- 名無しさん (2017-05-13 22:07:02)
  • ↑というかグリンメルツハウゼンがラインハルトにグリンメルツハウゼン文書を渡したのって実はフリードリヒ4世の指示だったんじゃないだろうか -- 名無しさん (2017-05-16 03:19:41)
  • ラインハルト様の恨みを一身に受けてる身でありながら横暴・暗君エピソードがないあたり、実際は有能だったんじゃ と逆張りしたくなる人物 -- 名無しさん (2017-05-16 03:57:58)
  • なんだかんだいって三十年以上一国の頂点に君臨してたんだから少なくとも無能ではないと思う。 -- 名無しさん (2017-06-07 04:25:12)
  • 酒の余興にもならない抗争延々と見続けて、ラインハルトに会って「やっと終わらせてくれるのかな」って気持ちだったならきついよな -- 名無しさん (2017-06-26 21:29:23)
  • あと二年、が叶っていたらラインハルトは立ち直れないダメージ食ってたかもなー。とか思う -- 名無しさん (2017-06-27 13:56:35)
  • それにしても、フリードリヒ4世の項目はあるのにどうして、アジュマーンの項目はないのだ。やはり、知名度が低いからか?(汗 -- 名無しさん (2017-07-02 08:10:37)
  • ↑(まずタイタニアの項目が)ないです -- 名無しさん (2017-07-02 12:15:29)
  • ラインハルトの才能と野心を見抜き、動くことの出来ない自分の代役として白羽の矢を立て、”敵”であると同時に”支援者”にもなることで間接的にコントロール下に置き、腐敗を極めた挙句己から自分の人生と子供達を奪い取った帝国のシステムを崩壊へと導いた……こう書くと半端ない傑物にも思えてくる。 -- 名無しさん (2017-08-24 23:32:32)
  • ↑、↑7 ラインハルトが恨んでいるのは母親のように愛してくれた姉を権力の横暴で奪われたという一点からで、他には若い時の浪費と多少の女漁りくらいで悪行の話は出てこないんですよね。この人がラインハルトの姉アンネローゼに目を付けたところが歴史の転換点だったんだなあと思える。 -- 名無しさん (2017-08-25 00:33:57)
  • 今週のヤアングジャンプに登場したフリードリヒ死にかけてプルプルしてるくせにある種の怖さを感じた -- 名無しさん (2017-08-26 01:32:54)
  • フジリュー版のサビーネが割と可愛くて好みのタイプだったな -- 名無しさん (2018-01-22 23:52:21)
  • 凡人だけど色々と見る目はあったんだろうな。そんで帝国に絶望して自暴自棄に女に走ってたらその弟が傑物てどんどん成り上がってきて内心めっちゃ喜んでたんだろうなw -- 名無しさん (2018-06-13 21:22:16)
  • 皇帝になってからも宮廷を抜け出してお忍びで遊びに出かけたりしていたらしい -- 名無しさん (2019-12-18 19:34:17)
  • 若い頃は年上好みで今年下好みって、そりゃ自分が爺さんになったら年上の婆さんにムラムラしなくなるのは当たり前では…? -- 名無しさん (2020-08-10 22:07:18)
  • もしこの人がスターヴォーズのパルパティーン陛下みたいなタイプだったら銀河の歴史はどうなっていただろうか? -- 名無しさん (2020-12-15 16:55:37)
  • すみません。原作未読でDie Neue TheseのTVA版しか知らないのですが、左記のTVA版では娶ったアンネローゼに手をつけたのか、つけなかったのか分かりませんでした。普通に考えれば、肉体関係を結んだと見るべきだと思うのですが解説にある通り、厭世的でそこまで精力があるようには見えませんでした。アンネローゼを手に入れる為に労力を使い切ってしまい、後はコレクション的に手元においていただけ(SEXする気力さえ出なかった)のように感じます。見て着飾らせて終わっただけという可能性はないでしょうか? 原作や旧アニメ版についてどういう描写なのかご教示のほど、お願いいたします。 -- 名無しさん (2021-06-17 23:02:09)
  • ↑もしそうだとすると完全にラインハルトの逆恨みになっちゃわないか? -- 名無しさん (2021-10-31 08:18:16)
  • ↑2 旧作だとイメージですが抱かれと推測できるシーンがあります。原作はわかりませんが、どこかで「後宮には多くの処女が残された」といった記述を見たことがあるのでアンネローゼもそうだった可能性はあると思います。 -- 名無しさん (2022-03-29 17:30:28)
  • 3↑藤龍版で宮廷に声がかかったときに笑顔ながら震えていたシーンを考えるとそういうことだと思うよ(肉体関係が前提) -- 名無しさん (2022-03-29 18:07:27)
  • 自分の器を知っていて、貴族社会の腐敗もよく理解していたがゆえに王朝にたいして下手な延命措置をしなかったとおもわれる1人、ロリコンなのはそういった世界で育ったがゆえに無垢なものに惹かれる質だったのかもね(だが普通に犯罪) -- 名無しさん (2022-03-29 18:11:17)
  • OVA版の中の人が同盟のサンフォード議長と同じなのは意図してのことなんだろうか。 -- 名無しさん (2022-08-05 13:08:24)
  • なんやかんやで民に愛されたカイザーだったな -- 名無しさん (2022-08-05 14:33:01)
  • ↑6それフリードリヒ四世じゃなくてオトフリート四世だと思う -- 名無しさん (2022-08-05 15:20:31)
  • 決して無能ではないんだよな。ラインハルトの才能と野望を見抜いてゴールデンバウム王朝を滅ぼさせたラスボス爺さん。この人の掌の上でコロコロされていたとラインハルトが知ったら憤死するだろうなw -- 名無しさん (2022-08-25 09:43:47)
  • ちなみに好物がフィッシュ・アンド・チップスと意外と庶民的 -- 名無しさん (2023-01-01 15:36:22)
  • ↑8 「多くの処女が残された」は強精帝の記述ね。アンネローゼに関して言えば、原作では「妊娠させないようにしている」「15にして処女性を強奪され」くらいの記述なので実際のところは何とも(もともと作者がベッドシーン描くの苦手でできない言ってるし)だし、公的には処女じゃないしそれが事実かどうかはどうでもいい、くらいの扱いかと。 -- 名無しさん (2023-01-04 12:55:50)
  • ↑4、↑ご指摘ありがとうございます。 -- 名無しさん (2023-01-04 15:15:03)
  • 孫娘二人の遺伝的欠陥とあるけど、二人が発症してないなら血友病か色盲かな?実際、歴史上ではヴィクトリア女王が血友病遺伝子保因者、 -- 名無しさん (2023-02-21 11:13:49)
  • 途中送信申し訳ない。続→彼女の息子、男児の孫が発症。エリザベートかサビーネに息子が産まれたら発症、短命で終わって断絶していたかもないな。帝国貴族って病気に関して何故か中世っぽい雰囲気がするし -- 名無しさん (2023-02-21 11:19:16)
  • ↑あくまでもOVAのオリジナル設定だから。 -- 名無しさん (2023-02-21 12:59:46)
  • エルウィン・ヨーゼフ2世がわがままってのはどうだろう。作中でエルウィンの対人への態度が描かれているのは誘拐時とその後の船内のみ、相手が誘拐犯とその仲間しかないので人格や素行を図る材料にはなりえない。誘拐犯二人はもちろん、暴力振るわれたメイドや噛み付かれた船員だって誘拐の共犯でしかなく怪我させられようと被害者とはいえないしもちろん暴れたエルウィンをわがままとも言えない。記事にある船長の台詞も自分が片棒を担いでる自覚もなく正当防衛といっていい抵抗した被害児童を非難したことになるし後に誘拐を知ってもエルウィンへのクソガキ扱いが変わらなかったからこれはむしろ船長の方がおかしい。 -- 名無しさん (2023-08-12 09:34:27)
  • 皇帝に生まれたにもかかわらず平凡な人間って逆に非凡な人間だよね。もしも相手がブランデンブルグ公爵辺りだったらなら酒場の店主は首を切られてるぞ -- 名無しさん (2023-08-12 09:42:58)

#comment

*1 ちなみに、もちろんネタだろうが。もしアンネローゼを連れて行ったのが商人だったら「銀河商人伝説」が。画家だったら「銀河画家伝説」始まったかもしれないと、インタビューで作者の田中芳樹氏が述べている。

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