賢察するエンシェント・ホーン

ページ名:賢察するエンシェント_ホーン

登録日:2015/05/28 Thu 12:53:29
更新日:2024/01/15 Mon 10:30:14NEW!
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なにエクスだかしらねぇが、俺が元祖だ!





概要

月の異常にエンシェント・ホーンは身震いし、仲間を呼び集めた。


《賢察するエンシェント・ホーン》とは、「デュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DM-10「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」にて初収録。レアリティはアンコモン。
他にもDMS-03「聖拳編(エターナル・アームズ)スターターセット」やDMX-12「ブラック・ボックス・パック」などでも収録されている。


DM-10における、シールド枚数に応じて効果を発動するカードのサイクルの一枚。
あの悪名高い《ボルバルザーク・エクス》よりも先に登場した、自分のマナを全てアンタップするホーン・ビースト


スペック

賢察するエンシェント・ホーン UC 自然文明 (5)
クリーチャー:ホーン・ビースト 5000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドが5枚以上あれば、自分のマナゾーンのカードをすべてアンタップする。

条件を満たしていればcipで自分のマナを全てアンタップするが、その条件は自分のシールドを5枚以上保っていること
ちなみに、シールド・プラスで1つのシールドにカードを複数枚重ねていても、その重ねたカードはカウントされない。シールドそのものが5つ以上なければならないのだ。


なかなか独特な効果ではあるが、後の《エクス》の例があるようにこのクリーチャーも強力。


能力の発動に成功さえすれば、事実上コスト0のフリースペルクリーチャーとなり、使用したマナの状況で大量のマナブーストにもなる。
アンタップされたマナで別のクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりすると良い。
《エンシェント・ホーン》自体を進化元にするという手段も良し。
条件の都合上、発動は難しいが即死コンボなども考えられる。


ただし、cipの条件を満たすためには工夫がいる。


相手が使って来るデッキが、序盤からシールドを割ってくる速攻やビートダウンデッキだった場合は非常にまずい。
そうなると《エンシェント・ホーン》自体がただの準バニラとして腐ることとなる。
相手のデッキタイプに振り回される面があると考えると、相手任せの面がある点は否定できない。


《エンシェント・ホーン》が憎むべき相手の《エクス》は自然炎の7ナマである以外特に条件はなく、このクリーチャーよりも遥かに効果が発動しやすい。
この点においてお株を奪われてしまった感はある。


とりあえずcipを発動してやりたいならば、自分のシールドを守るor回復させるという努力が必要になる。
シールドを守れるコントロールデッキなどとの相性が良いかもしれない。


このように使い方は簡単ではないものの、上手く扱えばかなり輝ける一枚となっている。


相性の良いカード

超電磁コスモ・セブΛ VR 水文明 (5)
進化クリーチャー:サイバー・コマンド/エイリアン 7000
進化-自分の火または自然のクリーチャー1体の上に置く。
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、カードを3枚引く。
W・ブレイカー
自分のターンのはじめに、進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの下に置いてもよい。

【ラムダビート】で有名な進化クリーチャー。《エンシェント・ホーン》とは同じコストであるのでさり気なく相性が良い。
5コストで《エンシェント・ホーン》を召喚してマナをアンタップした後、回復したマナでそのまま進化元にしてこのクリーチャーに繋げられる。


5ターン目に早速この動きができるのはなかなか強い。


悪魔神ザビ・リブラ R 闇文明 (5)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド/エイリアン 6000
進化-自分の光または自然のクリーチャー1体の上に置く。
W・ブレイカー
相手の呪文の効果によって自分の他のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。

背景ストーリーでは外道なことで有名な、エイリアンの悪魔神。


上記の《コスモ・セブΛ》同様、このクリーチャーも《エンシェント・ホーン》と相性が良い。
同じように《エンシェント・ホーン》を出してcipを発動した直後、そのまま進化元としてこのクリーチャーに進化できる。


護りの角フィオナ SR 自然文明 (6)
進化クリーチャー:ホーン・ビースト 9000
進化-自分のホーン・ビースト1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から自然のクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
W・ブレイカー

フィオナの森の守り神。


《エンシェント・ホーン》とは同種族であるため繋ぎやすい。
cipでマナを回復させた後にすぐに繋いでも良いし、後のターンにフィールドに残っていた《エンシェント・ホーン》を進化元にしても良い。


聖獣王ペガサス SR 光/自然文明 (6)
進化クリーチャー:セイント・ペガサス 12000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化V-自分のホーン・ビースト1体とエンジェル・コマンド1体を重ねた上に置く。
このクリーチャーが攻撃した時またはバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化クリーチャー以外のクリーチャーであれば、バトルゾーンに出す。それ以外のカードであれば、自分の手札に加える。
T・ブレイカー

進化V持ちである、五体の王の内の一枚。


《エンシェント・ホーン》もホーン・ビーストなので、このクリーチャーの進化元になる。
《ペガサス》を出す事前の準備として、アンタップしたマナでエンジェル・コマンドを用意しておくと良いだろう。


既にエンジェル・コマンドが場にあれば、《エンシェント・ホーン》を出した直後にアンタップしたマナで出しても良い。


デュエル・マスターズ プレイス

賢察するエンシェント・ホーン C 自然文明 (5)
クリーチャー:ホーン・ビースト 5000
バトルゾーンに出た時、自分のシールドが5つ以上あれば、自分の使用可能マナを5回復する。

DMPP-10EX「魔帝剣征 -BATTLE OF GLORY-」にて収録。レアリティはコモンに降格。
レアリティの降格に合わせて能力も弱体化しており、条件達成によるcipが自身のコスト数と同じ5マナの回復になった。


TCG版よりもマナを弄れる範囲がショボくなっているため、コンボデッキを作る路線は考えにくい。
能力が弱体化したのに難易度の低くない能力の発動条件は変更されていないというのも痛いところ。
条件を満たせば実質的に0コスト召喚になるという点はTCG版から変わっていないという点は救いか。


フレーバーテキスト

DM-10版のフレーバーテキストでは、超獣世界における月の異常に気が付いている。
この月の異常というのは、聖拳編におけるサイバー・ムーンの登場を示唆しているのだろう。
《エンシェント・ホーン》はこの事態に身震いしたらしく、仲間を呼び寄せている。後の時代でエクスに喧嘩を売っている奴の姿だとは思えないなぁ…


DMX-12で久々に再録を果たしているが、DMX-12版のフレーバーテキストはなかなか面白い様子が描かれており、同じ効果を持つ《ボルバルザーク・エクス》をかなり憎んでいる様子である。
このフレーバーテキストでマナのアンタップ効果を持つクリーチャーが《エクス》だけではないことを思い出した人も多いはず。
なお、《エクス》の元の姿である《無双竜機ボルバルザーク》と《エンシェント・ホーン》は同じパックで初登場している。しかもその頃には《母なる大地》の存在もあって【ボルバル】デッキに採用された実績もある同僚だったりもする。
本心ではフルマナアンタップのお株を奪われたことよりも、同期のクセに自分とは違って第一線で活躍しているのを妬んでいる…のかも。


デュエプレでは戦国編に相当する時期の登場だったにもかかわらず、フレーバーテキストは背景ストーリーに合わせた改変がないままとなっている。
戦国編の次のシリーズが「月」が題材となっているため、フレーバーテキストの意味が結果として通じるために変えなかったのではないかと言う説も出ているが…。






項目の異常にWiki篭りは身震いし、仲間を呼び集めた。


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  • 火を入れられない青緑ゼニスで使ってました。超ターボ→ゼニス召喚→余ったマナでエンシェントホーン→もう一回ゼニスとか -- 名無しさん (2015-05-28 18:44:44)

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