登録日:2015/03/24 (火) 21:25:06
更新日:2024/01/12 Fri 10:51:51NEW!
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dm dm-04 dm-18 デュエル・マスターズ 自然文明 護りの角フィオナ 進化クリーチャー サーチ 基本セット ホーン・ビースト 守り神 フィオナの森 スーパーレア 熊谷海麗 デュエル・マスターズ プレイス
繰り返される闇文明の侵略に自然文明も黙っていなかった。
その怒りを糧とした最大の反撃が今始まろうとしていた。
▽目次
概要
護りの角フィオナとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲(チャレンジ・オブ・ブラックシャドウ)」にて初収録。レアリティはスーパーレア。
DM-18「ベスト・チャレンジャー」でも再録されている。
スペック
護りの角フィオナ SR 自然文明 (6) |
進化クリーチャー:ホーン・ビースト 9000 |
進化-自分のホーン・ビースト1体の上に置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から自然のクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
W・ブレイカー |
cip能力で自然のクリーチャーを一枚サーチして手札に加える。
ギガ・ホーンの自然限定のサーチ能力という感じ。
フィオナと言いギガ・ホーンと言い、集団での戦いを得意とするとされるホーン・ビーストらしい能力。
素のスペックもパワー9000のW・ブレイカー。
基本セットの進化クリーチャーとしては攻撃力も十分。
インフレの進んだ今の進化クリーチャーと比べるのは流石に辛いが、それでも大きく見劣りはしないか。
このように悪くは無いクリーチャーなのだが、スペック的には何というか地味。
まず、進化元の種族がホーン・ビーストという不遇され気味な種族。
それに、ホーン・ビースト自体がフィオナから繋ぐのに微妙なコストのクリーチャーが多い。
ホーン・ビーストには5コストのサーチ能力持ちのギガ・ホーンがいるのでそこから綺麗に繋げられるが、逆を言えばギガ・ホーンくらいしか優秀な進化元がいない。
サーチ能力自体も、良くも悪くも堅実な能力であるので自然のビートダウンデッキでは活躍できる。
ところがギガ・ホーンなどとは違い、自然クリーチャーしかサーチ出来ない面では採用率を下げてしまっている。
しかし、サーチ能力に関しては神化編における究極進化の登場で評価が向上。
自然限定であるが、サーチした究極進化クリーチャーをフィオナを進化元にして出すことができる。
基本的に出しにくいと言われる究極進化をスムーズに繋げることができる部分は評価点か。
ただし、究極進化クリーチャーをサーチ出来るカードは他に《大勇者「銀河の誘発」》がいる。
こちらの方が究極進化クリーチャーのサーチに特化した能力なので、フィオナは劣るかもしれない。
それでもフィオナの方がパワーも高く打点力はあり、究極進化のサーチに特化した銀河の誘発とは違い、緊急事態の時に究極進化以外のカードをサーチ出来る面もある。
そこはデュエリストの好みに合わせてどちらを使うか決めよう。
まあ残念な事に究極進化クリーチャー自体が環境に顔を出すことはなかったので、ファンデッキレベルの話ではあるが…
地味で不遇な種族のクリーチャーではあるが、多くのカードが引退状態になっている基本セットのカードとしてはまだ戦えるカードとは評せる。
ホーン・ビースト自体が不遇種族なので、種族全体でインフレがあまり進んでいないという点も影響しているが。
相性の良いカード
鳴動するギガ・ホーン R 自然文明 (5) |
クリーチャー:ホーン・ビースト 3000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中からクリーチャーを1体選んで相手に見せ、自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
クリーチャーサーチの定番。
上述したようにフィオナの優秀な進化元であり、コイツくらいしか頼りになるクリーチャーがいないカード。
ギガ・ホーンのサーチ能力とコスト的に、綺麗にフィオナに繋がることが利点。
《青銅の鎧》のマナブースト→ギガ・ホーン→フィオナ という風に綺麗に繋げれば、初期の自然文明の顔が力を合わせたような構図になるので雰囲気的に盛り上がるだろう。
賢察するエンシェント・ホーン UC 自然文明 (5) |
クリーチャー:ホーン・ビースト 5000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドが5枚以上あれば、自分のマナゾーンのカードをすべてアンタップする。 |
特定の条件でマナを全てアンタップしてくれるホーンビースト。
こいつを出した後にアンタップしたマナを再利用し、エンシェント・ホーンを進化元にフィオナを召喚するという流れが可能。
デュエル・マスターズ プレイス
護りの角フィオナ SR 自然文明 (6) |
進化クリーチャー:ホーン・ビースト 12000 |
進化−ホーン・ビースト |
Т・ブレイカー |
バトルゾーンに出た時、自分の山札から自然のクリーチャーを探索し、1枚を公開してから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
相手のターン中、このクリーチャーがタップされていて、そのターンにまだ攻撃を受けていないなら、相手のクリーチャーは可能ならこのクリーチャーを攻撃する。 |
DMPP-06 第6弾「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」にて収録。
基本セットのカードでありながら、登場は基本セットベースのDMPP-01ではなく転生編ベースのパックという遅い登場になった。
スペックは本家からかなり強化されており、パワーは+3000の強化とそれによる12000への大台突入を受けてT・ブレイカーを獲得。
それだけではなく、同じ自然文明の《不落の超人》と同様にタップ状態によって相手の攻撃を誘導させることによる疑似的な強制バトル効果も獲得した。
一応、サーチ能力がプレイスの仕様上の問題で探索になっているので自由度は劣化しているが、ほぼ本家の上位互換と言っても良いパワーアップである。
《聖獣王ペガサス》の為に用意されたと言っても過言ではないゲームオリジナルカードである《勇猛護聖ウォルポニカ》とは、マナブースト能力によって綺麗に繋がるので相性が良い。
また、攻撃誘導効果は同弾に登場したタップイン持ちの《聖霊王エルフェウス》にも刺さる…まあ《悪魔聖霊アウゼス》と組み合わせられたら対策としての意味はなくなるが。
背景ストーリー
自然文明の本拠地・フィオナの森と同じ名前を持つこのクリーチャーだが、実は護りの角フィオナは森の守り神なのだ。
そう考えれば、フィオナの名を持っていることも分かるだろう。
しかし、フレーバーテキストだけの情報を読み取ると守り神的な役割を本当に果たせているのか疑問を持たざるを得ない。
ご存じの通り、毎度毎度フィオナの森は闇文明に焼かれており、ある時期では、森の大部分が吸収されて廃墟と化してしまった。しかもその状態は一万年ほど続いていた。
さらにある時期では、裏世界の侵略者の悪魔神とその手先が再び炎上させていたり、ある時期には死神軍団によって地域全体が呪われていたり、世界の終りの時期にも案の定燃えていたりする。
守り神ならもう少し働いている描写が欲しいと言いたいが、全方位カードファイルなどの資料の解説によると、多少その働きに触れられている。
どうやら基本セット時期の闇の地上侵攻でジャイアントが目覚めた後、もう一つの救世主として参戦したことで闇軍のフィオナからの撤退を決意させた模様。
このようにフレーバーテキストでは見えないところでは働いていたようだが、やはりその先の未来での炎上っぷりを見ると働けているのかは疑問である。
余談だが、後にフィオナの森自体がドリームメイトのドラゴンとして出現した《森夢龍 フィオナ・フォレスト》というクリーチャーが現れているが、このクリーチャーとどのような関係性なのかは不明。
そもそもフィオナ・フォレストの現れた時期に護りの角フィオナが生存しているのかも不明なのだが。
というか、極神編以降のフィオナの森が不死鳥編までのフィオナと実質別物*1だし…。
補足
真木孝一郎のTwitterによると、フィオナの初期案のカード名は《大地を揺るがすクレイジー・ホーン》であり、通常のホーン・ビーストの命名となっている。
ちなみに、実際のカードでは存在しないフレーバーテキスト(プレイス版では項目冒頭の文章が追加された)も考えていたようだが、その内容は「大地は城!大地は友!大地はブオー!」という文。
基本セット時期のフレーバーテキストを考えると、多少雰囲気が浮いており、エピソード1以降で見そうなノリである。
繰り返される荒らしの侵略にWiki篭りも黙っていなかった。
その怒りを糧とした最大の追記・修正が今始まろうとしていた。
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▷ コメント欄
- バロム含めた闇軍を撃退できたのはこいつのおかげらしいし・・・。ひどくやられてからでないと反撃しないのは自然文明の人の好さってことで。 -- 名無しさん (2015-03-24 21:58:03)
- 闇「フィオナは燃やすもの」 -- 名無しさん (2015-04-17 15:40:59)
- ↑これから毎日フィオナを焼こうぜ -- 名無しさん (2015-04-17 19:23:36)
- フィオナフォレストとはどういう関係なんだろ? -- 名無しさん (2020-07-23 12:51:16)
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