登録日：2015/01/26 Mon 10:11:59
更新日：2024/06/19 Wed 11:58:48NEW!
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彼女のその哀しい笑みが
暗示していたのかもしれない…
この直後に起こる惨劇を…
思い出したくなかった…
あの嫌な事件を…
『工藤新一NYの事件』とは、『名探偵コナン』において、1年前に工藤新一が解決に導いた事件。
単行本第34巻と第35巻に収録されている。
テレビアニメ版では第286話～第288話として、2002年7月15日～29日に放送され、2008年10月27日には1時間版に編集した上で再放送された。
同じ1年前に解決した飛行機の事件の続編に当たるエピソード。
本シリーズは『中華街 雨のデジャビュ』解決直後に起こった出来事及びそのときの回想として描かれる。
内容に直接的な関係はないのだが、『中華街– 』解決後に蘭が意識を失い、彼女の目が覚めたと思ったら物語の時系列は過去に移動していた…という演出がなされている。
分かりやすく言えば飛行機の事件と同様に過去に起こった出来事の回想を蘭の夢として描いている。
以下、ネタバレにご注意ください。
【あらすじ】
横浜の中華飯店で起きた殺人事件を「眠りの小五郎」として無事に解決したコナン。
だがその直後、蘭が高熱を出して倒れてしまう。
意識が朦朧とする中で蘭は新一の幻聴を聴き、1年前のある事件の事を思い出す……
それは飛行機の事件が起きた後の事。新一と蘭はロスに着くなり、有希子の提案でニューヨークへ向かう事になる。
有希子の目的はそこのブロードウェイで行われる、ギリシャ神話を元にしたミュージカル「ゴールデンアップル」の観賞だった。
ファントム劇場へ開演前に到着し、有希子の親友である女優・シャロンの案内で内部を見て回る新一達。
そこで今回出演する役者達に会うが、彼らは3日前に届いた気味の悪い「金の林檎」の贈り物によって暗い雰囲気に包まれていた。
その後の舞台見学で、吊ってあった鎧が落ちてくるというアクシデントがあったが、影響はさほど無く舞台は開演される。
だが舞台がクライマックスに差し掛かった途端、ミカエル役の俳優・ヒースが舞台上で何者かに射殺される。
彼が撃たれた事で劇場はパニックになるが、新一は冷静に状況を分析し……
【事件関係者】
- シャロン・ヴィンヤード
CV:小山茉美
アメリカで有名な大女優で有希子の親友。
スピード違反で警官に捕まった有希子を、機転を利かせてラディッシュに変装して助ける。
彼女の変装の技術は、役作りの為に来日した時にとあるマジシャンから教わったもの。
娘のクリスも女優だが、彼女との仲は冷え切っているらしく最後に会ったのは10年以上前。
去り際に蘭に向かって……
やっぱり神様なんていないわね…
いるのなら
こんな酷い仕打ちしないもの…
……という意味深な言葉を残す。
当初はローズを鎧の落下から助けたのに怪我を負ってしまった蘭の事を指していた言葉だと思われたが……？
- リラ・サンチェス
CV:安藤麻吹
舞台女優。32歳。
黒いロングヘアで褐色肌の女性。
舞台上では「結婚の女神ヘラ」をモデルにした役を演じている。
ヒースが撃たれた時には立って頭を抱える演技をしていた。
ヒースと付き合っており、かれこれ5年近く経つ。
- アカネ・ニールセン
CV:林摩理子
舞台女優。27歳。
気の強そうな日系人の女性。
舞台上では「知恵の女神アテネ」をモデルにした役を演じている。
ヒースが撃たれた時には跪いて祈るような演技をしていた。
彼女もヒースと付き合っていたが、彼女達の話からするとリラよりは期間が長い模様。
- ローズ・ヒューイット
CV:山本雅子
舞台女優。28歳。
色気ムンムンの金髪女性。
開演前に起きた鎧の落下に危うく巻き込まれそうになるが、蘭が助けに入った事により難を逃れた。
舞台上では「美の女神アフロディーテ」をモデルにした役を演じている。
ヒースが撃たれた時には鏡の付近で気絶する演技をしていた。
彼女も他の2人と同じくヒースと付き合っており、女性陣の中で一番動揺していた。
- イベリス・ハミルトン
CV:野沢由香里
舞台女優。30歳。
美人だがどこか暗い雰囲気の女性。
舞台上では「争いの女神エリス」をモデルにした役を演じている。
ヒースが撃たれた時には腰を抜かす演技をしていた。
そのヒースとは夫婦の仲なのだが、彼の人気が落ちるという理由で劇団には内緒にしているらしい。
- ヒース・フロックハート
CV:千葉一伸
舞台俳優で劇団のトップスター。33歳。
一見優男に見えるが、妻がいるにも関わらず劇団の女優数人と恋愛関係になっている浮気男。
映画の主役の話が舞い込み、今回の舞台を最後に舞台役者を辞めるつもりだった。
舞台上では「トロイアの王子」をモデルにした貧乏貴族の役を演じ、最後には大天使ミカエルに扮して舞台上に現れるが、その時に銃撃されて死亡する。
- ラディッシュ・レッドウッド
CV:石田太郎
ニューヨーク市警の警部。
どことなく警視庁の目暮警部と立ち位置が似ている。ちなみに体格も同じく肥満型。
妻が日本人な為、日本語を話す事もできる。
優作とは事件の解決が縁で知り合いであり、有希子とも顔馴染み。
よく「うちのカミさんが…」というどっかで聞いたようなフレーズを口にする。だからなのか、アニメ版では刑事コロンボでコロンボ警部補の吹き替えを行った石田太郎氏が彼の役を担当している。
ちなみに名前の由来はコロンボではなく、「赤かぶ検事」こと「柊茂」からとられたものと思われる。
ちなみに上記のアメリカ人はアニメ版だと台詞がほとんど日本語に翻訳されているが、原作では全ての台詞が英文表記になっている（勿論英文の下には日本語訳付き）。
- 通り魔
CV:長嶝高士
今ニューヨークを騒がせている、若い女性ばかりを狙う殺人鬼。
目撃情報によるとどうやら日本人らしい。
彼が出没するのは深夜0時の為、関わる事はないと思われたが……
【主要人物】
ご存知平成のホームズ。
飛行機の事件に引き続き、ニューヨークの地でまたも事件に巻き込まれる。
今回は人前で推理を披露する事はなかったが、現場に残された証拠を元に着実に真実へと近づいていく。
ご存知蘭姉ちゃん。
劇場に向かう途中で新一と一緒に車の箱乗りを体験し、（悪い意味で）ドキドキしていた。
鎧の下敷きになりそうになったローズを無我夢中で助けるが、代わりに左腕を擦り剥いてしまう。
その時にシャロンからハンカチを貰い、それを大切にしていたが……
ご存知闇の男爵夫人。
愛車のジャガーでアクション映画並みのドライブテクニックを見せる。
アメリカの特捜番組に出演した際に次々と推理を的中させたため、現地では「闇の男爵」の作者の妻という事で「闇の男爵夫人（ナイトバロニス）」の愛称で呼ばれているらしい。
ちなみにその推理は新一曰く、優作が新聞を読みながらぶつぶつ言っていたのをそのまま話しただけとのこと。それはそれで何気に（優作が）凄いような……
今回は新一の代わりに推理を披露。
最近コナン達の周囲に出没する謎のニット帽男。
1年前のニューヨークで蘭は彼に会っていたようだが……？
当時は現在とは違って長髪だった。
【その他】
本編の主人公。
高熱で倒れた蘭に真っ先に駆け寄る。
その時に何度も呼びかけるが、蘭にはそれが新一の声のように聞こえていた。
ご存知迷探偵。
蘭が倒れる直前まで眠りの小五郎になっていたため、すぐには状況が飲み込めなかった。
その後はコナンや蘭と共にパトカーに乗って病院へ向かう。
神奈川県警の警部。
『中華街 雨のデジャビュ』から引き続き登場。中華飯店で起きた事件を担当していた。
容疑者である磯上海蔵を連行しようとするも、コナンの様子から蘭の容態に気づき、知り合いの医者がいる緊急指定病院に急いで彼女を運ぶ。
セリフは「事件編」冒頭のみ、「推理編」では顔がチラッと出ただけだが、迅速かつ的確な判断と指示を行い、手早く鮮やかに必要な対応を取ると言うさり気ない活躍を見せた。
【以下、事件の真相】
Thank you,sweet angel…
(ありがとう、可愛い天使さん…)
You helped me to make it…
(おかげで想いが遂げられたわ…)
- ローズ・ヒューイット
今回の事件の犯人。
計画の手初めにミュージカルで使う大鏡に傷をつけた。そうすると修復後はその大鏡では身長の高いヒースが隠れきれなくなってしまう為、やむなく大鏡の裏で舞台装置の奈落を使うようになる。
舞台が終盤に差し掛かった頃にその装置の中で待機中のヒースを撃つ事で、彼が舞台の上方から撃たれたように偽装する。ついでにヒースが宙に吊られる際に彼の衣装のたるみに拳銃を乗せておけば、上で止まった時の反動で落ちるので、あたかも拳銃がテラス席から投げられたかのように見えるという寸法になっていた。
だが拳銃を乗せようとした際にヒースに右手を掴まれてしまい、その後の調べで手袋の内側から彼の血まみれの手形が発見された事で罪が露になった。
動機は痴情のもつれ……だったらまだ理解できただろうが、彼女の動機はそんなものではなかった。
彼女はヒースを愛していたのではなく、彼が演じていたミカエルの事を愛していた。それも狂おしいほどに。
そのミカエルを演じるヒースが今夜限りで降板だと知ると、「彼以外がミカエルを演じる事は許せない！」と思うようになり、最終的には彼を殺害して彼を天使のまま封印しようと考えるようになる。
誰だって「この役はこの役者（声優）しかあり得ない！」と考えた事は一度はあるだろうが、それを考慮しても今回の動機は常軌を逸していると言えるだろう。
それだけの事の為にこれだけの巧妙な計画を立てるが、犯行前に鎧を自分で落とした時に衣装を引っ掛けてしまい逃げられなくなるというドジを踏む。
だがその時に蘭が助けに入ったおかげで、彼女の計画はその後実行に移されてしまった。
連行される際に蘭に対して「あなたのおかげで思いを遂げられた」と感謝の言葉を残す。
蘭はこの時の言葉は早口で聞き取れなかったと言っていたが……
- ヒース・フロックハート
ローズの身勝手の為だけに殺害された哀れな被害者。
彼女の話を聞くと、彼の役がそれだけハマリ役だったとも言えるのかもしれないが、
これから映画俳優として頑張っていこうとしていただけに本当に気の毒である。
だが浮気性な所があった為、今回殺害されなくてもそのうち劇団の女優達の間で彼を巡る修羅場が起きていた可能性も……
事件は無事解決し、宿泊先のホテルへと帰る新一と蘭。
だがふとした事で蘭はシャロンから貰ったハンカチを外に飛ばしてしまう。
タクシーを降りて周囲を探すと、新一は廃ビルの手すりに引っかかっているハンカチを見つける。
新一は「すぐに取ってくる」と言って蘭をその場に残すが、その時に蘭の脳裏にローズを助けた際にシャロンが言っていた言葉がフラッシュバックする。
そして「私がローズを助けてしまったせいでヒースはあんな目に…」と思いつめる蘭だったが、彼女の前にニット帽を被った日本人、赤井秀一が現れて……
【以下、さらなるネタバレ】
わけなんているのかよ？
- NYの事件その後
蘭が出会った赤井は拳銃を所持していた為、彼こそが今世間を騒がせている通り魔かと思われた。
だがその後の蘭への対応や仲間とのやりとりを見るからに、彼はその通り魔を追っている捜査員らしいという事が分かった。
赤井に促されて表通りへ追い出されそうになる蘭だったが、彼に「友達を待っている」と伝える。すると赤井は蘭とその場にいない新一に対して「消えろ！このエリアから今すぐに！」と強い口調で言い放つ。
その事を新一に伝えようと廃ビルに入る蘭。今朝から風邪気味だった為それがぶり返し始めていたが、それでも自分を奮い立たせながら新一を捜す。するとそこで本物の通り魔に出くわしてしまい、後から現れた新一が「逃げろ！」と蘭に向かって叫ぶ。
いつもなら得意の空手で犯人を取り押さえていただろうが、風邪気味だった為逃げる事もままならない状況だった。
その通り魔が拳銃を用意している際に彼が寄りかかっていた手すりが壊れ、彼はそのまま落下してしまう。だがその前に蘭が彼の服をとっさに掴んだ為、彼が下まで落ちる事はなかった。そこに新一も加わり、何とか通り魔を助ける事に成功する。
新一達に助けてもらった通り魔は、「なぜオレを助けた？」と彼らに問う。すると新一は……
人が人を殺す動機なんて、
知ったこっちゃねーが…
人が人を助ける理由に…
論理的な理由は存在しねーだろ？
……と彼に返した。
その言葉を聞き「自分のやった事は間違いではなかったんだ…」と改めて感じた蘭は、そのまま高熱を出し気を失う。
そんな彼らに対して尚も拳銃を向ける通り魔だったが、新一から発砲した時のリスクを聞かされ躊躇する。
そして新一は彼に「今度会った時は容赦せずに監獄へぶち込んでやる！」と言い残して、蘭を抱えながらこの場を去った。
その後通り魔は新一達を追ってくる事はなかったが、彼は警察に捕まる前に自殺を図っていた。
蘭の風邪は一晩寝ると全快したものの、昨夜起きた色々な出来事は忘れてしまっている模様。
その事を有希子はシャロンに電話で伝えるが、その時にシャロンは「私にも天使がいるみたいと蘭に伝えてくれ」と頼んだ。その言葉の真意は分からないが、どうやらシャロンにいい事でもあったらしいと有希子は考えていた。
ちなみにシャロンは昔から勘がよく働くようで、ローズが何か起こすのではないかと薄々感づいていた模様（殺人までは見抜けなかったようだが）。
……ここで物語は『中華街 雨のデジャビュ』と再び繋がる。
1年後の現在、病院のベッドで意識を取り戻した蘭は、小五郎に寝言の事を聞かれて「大切な言葉だからそれ以上言わないで！」と言ってごまかす。
明日迎えに来ると言って病院を後にするコナンと小五郎。彼らを見送った後で蘭は1年前の出来事を思い起こしていた。どうやらその頃から新一を「恋愛対象」として意識するようになっていったらしい。新一は高校生探偵として謎を解いた二つの目の事件で蘭のハートも射止めたことになる。
連続実写ドラマ化を記念して発売された小説版では蘭が既に新一に対する想いを恋心と自覚している。
そして、その思い出の中でも特に印象に残っている赤井秀一の事を思い出していた蘭はある事に気づく。
彼の仲間が着ていたジャンパーに「FBI」と書かれていた事に……
【残された謎】
新一と会った後で自殺を図った通り魔だが、彼の死には不審な点があった。
その点とは現場の彼の指紋が全て拭き取られていた事。
自殺しようとしていた人物がそんな事をするわけがないので、彼はその場から逃走する前に殺害されたと考えられている。
ラディッシュもその線で捜査を進めているが、その謎は後に『黒の組織との真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー』の中で明らかになる。
ちなみにシャロンのハンカチだが、新一が見つけて預かってはいたがどこにしまったかまでは忘れてしまっているらしい(笑)。
追記・修正はブロードウェイでミュージカルを観た後にお願いします。
▷ コメント欄
犯人のヤンデレぶりがこええ！！１４番目の標的の沢木さんといいホームズの黙示録のハーデスといいこういう狂気が前面に押し出された犯人は意外と嫌いじゃないぜ。もちろん現実には絶対いて欲しくないけど。 -- 名無しさん (2015-01-26 10:17:30)
新一が手の平にリス乗せてたシーンがあったと思うんだけど…ニューヨークの公園にリスっているんかね？ -- 名無しさん (2015-01-26 12:13:24)
↑調べてみたら、逃げたペットのリスが野生化して大繁殖してるらしい -- 名無しさん (2015-01-26 13:37:55)
↑なんと、そうだったのか。わざわざありがとうございます！ -- 名無しさん (2015-01-26 13:57:28)
同情できない犯人 -- 名無しさん (2015-01-26 14:25:16)
てかヒース一つの劇団に3人も愛人作るなよ。絶対バレるじゃねーか -- 名無しさん (2015-02-24 21:07:11)
動機が完全にサイコパス -- 名無しさん (2015-10-05 01:44:07)
蘭が恋したと自覚したきっかけがこの時（15歳？）、後の事件で新一は蘭に一目ぼれであった ……10年差？ -- 名無しさん (2015-11-15 16:37:54)
どんだけ新一時代から死神だったんやねんww ていうか動機は飛行機の時とは真逆だな。 -- 名無しさん (2016-03-18 11:12:55)
↑コナン世界のニューヨークにはCSIがないんだろう。ちなみにイベリスの中の人は後にCSI:NYでステラを演じることになる -- 名無しさん (2016-11-09 17:17:59)
↑雰囲気的にはキャッスルの方がコナンに合ってるだろうけどマックとコナンの競演とか犯人オワタｗｗｗ -- 名無しさん (2016-11-09 22:36:57)
↑5 新一は日本から出しちゃいけないｗ -- 名無しさん (2016-12-17 09:31:25)
人が人を助ける理由に… 論理的な理由は存在しねーだろ？ →類義語「誰かを助けるのに理由がいるかい？」（byFF9のジタン）こうして当然のモラルでさえ言葉にしなきゃ伝わらないというシーンに当時の世相を反映がされてるなあ・・・。 -- 名無しさん (2016-12-17 10:40:26)
ラディッシュと有希子→カリオストロ伯爵とクラリスでもある -- 名無しさん (2018-04-07 13:28:31)
新一の「わけなんているのかよ？」のシーンは原作の方が好きだな。「哀しげで優しい」表情を上手く表してると思う -- 名無しさん (2019-04-15 23:30:00)
イベリスってどこかベルモットに似てる気がするのは気のせいか？ -- 名無しさん (2019-04-21 22:41:35)
違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2019-12-25 21:58:35)
自分に銃を向ける人間を助けるって、物好きだよね…普通なら、転落してくれた方が「助かった」と思うだろうに。 -- 名無しさん (2023-03-12 22:16:53)
蘭も新一もどこまでも「善人」だからな。安室さんみたいな正義の人だと善人の為に手を汚すのも躊躇わないけどこの2人はそれがない。だからこそベルモットが特別扱いするほど感銘を受けた訳で。 -- 名無しさん (2023-06-08 00:40:17)
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