登録日:2014/11/09 Sat 00:18:30
更新日:2023/12/21 Thu 13:32:06NEW!
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ac armored_core 散弾銃 ショットガン アーマードコア アーマード・コア 武器 兵器 ac武器項目 近接戦闘から中距離牽制まで
まっすぐ行ってぶっ飛ばす、散弾直撃でぶっ飛ばす
(#´神`)どうせ接射するなら[[グレネード>グレネード(AC)]]をOB撃ちしたまえ、諸君。
本項目では、フロム・ソフトウェアの手になるメカカスタマイズアクション『ARMORED CORE』シリーズに登場する腕部兵器について主に解説する。
また肩部・背部兵装の散弾兵器についても併記している。
実存の散弾銃についてはこっちを参照。
概要
主に実体散弾を発射する近接戦闘用射撃兵装。腕部用であり、背部用は主に「スラッグガン」と呼ばれ区別される。
第一世代(PSシリーズ)では「ハンドガン」の名称だった。
至近距離で全弾叩き込んだ際のカタルシス抜群な瞬間火力が最大の魅力。
ハード性能の都合上、散弾数がしょっぱい(腕部武器で3発、背部武器で7発程)PSシリーズでは純粋な近距離の自衛用武器である。
軽量かつ絶大な衝撃力を誇り、ブレードを主兵装とする軽量機使いに重宝された。
散弾数が2倍~それ以上に増えた2系以降では多少距離を離しても2発3発は当たるので、牽制に適正距離外から撃つこともある。
それを逆手に取って、一定以上近づかれたくない引き撃ち機のカウンター用サブウェポンに選択されることも増えた。
乱暴に言えば、『威力が不安定になった代わりに軽く、中距離での削りにも使えるバズーカ』といったところか。
対戦では2系以外のシリーズで万遍なく起用されてきた。
特に左腕にもショットガンが実装されたSL以降は、
- ハンドガンで固めて本命の散弾をブチ込む《ハンショ》 ※ハンドガン+ショットガン
- マシンガンとのダブルトリガーで機動戦時の瞬間交差に全てを賭ける《マシショ》 ※マシンガン+ショットガン
- 重量効率は最悪だが爆発力は絶大な《バズショ》 ※バズーカ+ショットガン
- 引き撃ち踏み込み何でもござれ、変幻自在の意外な汎用型《ライショ》 ※ライフル+ショットガン
- 元祖にして至近射撃戦の極致《Wショ》 ※両手にショットガン
といった軽量(バズショ除く)かつ高い瞬間火力を誇る組み合わせが生み出され、一世を風靡した。
どちらかと言えば、近距離戦の王道を往く前者2種の方が使用人口は多かった模様。
何でWショが王道じゃないかって?……霧影先生は中距離戦を挑んできたか、それが答えだ。
ちなみに3~LRまではエネルギーショットガン(Eショ)という派生種が存在していたがAC4〜ACVDまでリストラされ、ACⅥで復活した。
一射ごとにエネルギーを消費するしサイトはやや狭くなったが、エネルギー属性なので敵の防御を抜きやすく、ダメージ源としては実弾ショットガンより優秀。
ただし拡散レーザーの散弾範囲がランダムなので、命中見込み率が極端に低下しており牽制射には不向き。
背部の散弾武器は初代~LRに至るまで一貫して極めて重い上に構えも必要な関係から扱い辛く、搭載はタンク型など一部の機体に限定されていた。
構えが不要とされた4系ではショットガンと変わらない使い勝手を手にし、その火力を存分に発揮したが、V系では背部武器の廃止に伴い姿を消した。
様々な機動戦術を駆使して相手の死角を取り、間髪入れずに踏み込んで至上の一撃を叩き込む……その時キミは美しい
各世代のショットガン
- 第一世代
前述したとおり「ハンドガン」にカテゴライズされている。
PSシリーズのハンドガンはWG-HG512以外の全てが散弾を発射するトンでもウェポンだったのだ。
軽量かつ被弾時の衝撃力が凄まじく、高機動型のアセンブルのお供としてパルスライフルと共に重宝する。
その衝撃力は凄まじく、上位モデルに至ってはどんなガチタンでも衝撃を無効化することが出来ない。当て続ければ相手は全く動けず、エリア端ならば決まり手:押し出しのエリアオーバーに持っていくことも……。
PPまでは「WG-HG235」、235が弱体化したMOAではPPより追加された「WG-HG1」が対戦シーンを彩った。
反動ハメに滅法弱いタンク使い達は対抗策として、グレネードを自分の足元に撃ちこんだ衝撃でハメを脱する(ついでに寄ってきた軽量機へのカウンターも兼ねた)「グレネードバリア」なる戦法を編み出すに至った。
背部兵装には同様の散弾兵器「スラッグガン」もある。スラッグだけど散弾。
実弾・EN両方が用意されており散弾数は7発と多いが、重いため扱い辛い。
特に実スラはリロードも長く、完全に産廃。
ただし初代の某ミッションでヴァルキュリアCが使用してくる実スラは異様に連射の効く改造品である。
腕に自信が無いなら素直にビル屋上に逃げ込もう。
- 第二世代
ここから明確にカテゴリが区切られた……のだが、他のカテゴリに強力な装備があったりと色々あって、初登場でありながらいきなり不遇枠というガチ冬の時代。
ブレードのお供に使うにしても軽火器にしては重いし、反動があるわけでもない。ならマシンガンでいいじゃない、そしてそのマシンガンも軒並み悲しみを背負っているという……。
使っていたのは本物の趣味人くらいだった。
一方、背部兵装は実弾のみとなりカテゴリー名が「リニアガン」に変更されたが、散弾数の倍増と威力の向上で躍進。
シリーズ中でもかなり恐ろしい弾速と長射程をしており、遠距離の牽制から接射まで使える優秀パーツとなった。
相変わらず重くリロードが長いものの、主にタンクACで採用されるようになった。
- 第三世代前半(3~SL)
2よりも格段に扱いやすくなり、牽制から直撃狙いの近接戦までこなす優秀なメインウェポンへ昇格。そして左腕銃が実装されたSLで完全に覚醒。左腕に同じカテゴリが実装された銃器の大半が覚醒してるのは内緒だ
Eショは攻撃性能が高く、各種OPでの強化ができるので決して弱くはないのだが、牽制には使用不能なレベルの集弾性の低さが足を引っ張る。だが実弾には無い武器腕もあるなど、扱いは悪くない。
背部兵装は名前が「スラッグガン」に戻り、SLでは軽量化されたものが追加された。
汎用性は高まったが、逆にマイルドになりすぎて少々地味な存在になってしまった。
背部のためやはり4脚もしくはタンクに限られる。
- 第三世代後半(NX~LR)
カテゴリを問わず両腕共有デザインの強力な兵装が登場したことで、左に肩とも組み合わせられる本命、右腕に散弾という選択肢も生まれるようになった。
また、マガジンシステムの実装により、継続火力はさらに落ちたものの、瞬間火力はバズーカと同等以上にまで進化する。
特にCR-WH01SP(超ショ)は単発でアサルトライフルに匹敵する威力を誇り、さらには収束率が高めで多少距離を外しても当たるという使い勝手の良さから注目された。
ただし重量はレーザーライフル級になっているため、軽量級では実質装備不可に近い。
あと、重量効率がチートチートアンドチートのCR-WL88S2(強ショ)という、超ショ登場まで左腕散弾銃の座を独占してた怪物もいる。
Eショはエネルギー兵装の被弾時熱量見直しでさらに攻撃性が増したものの、相変わらずの牽制への使えなさから人気は低い。
使えない武装じゃないんだけどね……
背部のスラッグガンも健在だが、腕武器が強力になった分扱い辛さが目立ち、相対的に影が薄くなってしまった。
- 第四世代(4~fA)
世界観が一新され、ここから腕部装備の左右の差が完全に消失。
マシンガン同様PA減衰型の兵装となり、PAを剥がして瞬間弾幕で圧し潰すタイプとなった。
単発では低い衝撃力も複数命中することもあって意外に高く、相手の安定性によっては何もさせずに削り殺すことも。
ハードの性能向上や環境高速化などもあってか、前世代から同時発射数は倍増している。
装弾数も何かエラいことになってるが、これを同時発射数で割ったものが前世代までの装弾数相当。
ちなみに今世代では実弾の武器腕ショットガンが初登場している。4では弾速が遅すぎて当たらないので怖くなかったが、fAでは普通に当たるようになり近接戦での凶武器と化した。
が、フレーム性能を投げ捨てているので近付くまでが辛いのは残当。
背部兵装はAC4でリストラされたが、ACfAでは復活。カテゴリー名はやはり「スラッグガン」。
1種類のみだが、低反動故の自由な積載選択に加えてショットガンに輪をかけた高い攻撃性能を持つ強武器の一角。
肩部兵装にも「BUCKSHOT」というカテゴリー名で散弾兵器が追加されている。1コだけだけど。
全部装備すれば腕武器+背部+肩部の一斉射撃という浪漫が顕現。当たれば浪漫の域に収まらない破壊力となる。
Eショはカテゴリーごとなくなったが、「EG-O703」という"散弾のパルスガン"が存在する。ただし連射が利くため、ショットガンというよりはFINGERに近い。
再度世界観が一新され、武器/防御属性も3種に再編されたが、至近距離での神火力と集弾性のお察し具合は相変わらず。ちなみにKE兵装。
適切な射程さえ守れば多少KE防御が高かろうが問答無用で溶かしきるが、本世代では牽制に使えるほどの装弾数の余裕がない。
よって一撃必中、全弾直撃、全力鏖殺を心がけ、捨てがまりのごとく突っ込むべし。
武器腕が復活したVDでは、『ヒートショット』なるヒートキャノンの散弾版というべきブツが誕生したが、どっちにしろ至近距離で使うのでヒトキャでおkという悲しみを(ry。
先述の通り、背部兵装が廃止されたため、スラッグガン等は無くなった。
- 第六世代(ACⅥ)
実弾ショットガンが腕武器に3種類、Eショが腕武器に2種類存在。スラッグガンは無いが、背部用の大型エネルギーショットガンが1種類ある。
実弾ショットガンはその衝撃力で敵の体幹ACS負荷ゲージを一気に蓄積させスタッガー状態に追い込むことが容易という特徴から強カテゴリ化した。従来作より射撃武器全般の射程が減少したことによる交戦距離の短縮も追い風に。
高衝撃武器としては他にバズーカやグレネードといったものもあるが、腕武器でも構え必須となったこれらと違いショットガンは機動力を殺さずに運用できる高衝撃武器として猛威を振るっており、特に「SG-027 ZIMMERMAN*1」、通称”重ショ”は入手が容易なうえ高性能とあってミッション攻略における強武器として君臨。本作の救済武器との呼び声も高い。
重ショの影に隠れている通常型「SG-026 HALDEMAN」(通称”軽ショ”)もなかなかの強武器で、重ショと軽ショを合わせてショットガン4本担いでいくことさえ珍しくない有様。そして両者ともに発売から2ヶ月で弱体化を食らうという憂き目を見た。それでも強いけど
残る1種「WR-0777 SWEETSIXTEEN」も弱くはなく、弾が大きく拡散するため標的に密着する必要があるうえリロードも長く扱いにくいものの、ZIMMERMAN以上の瞬間火力を叩き出せてなおかつ軽量なためミッションで大型兵器等との戦闘であればかなり使える部類である。
Eショはカテゴリが「LASER SHOTGUN」もしくは「DIFFUSE LASER CANNON(拡散レーザーキャノン)」となっており、主に「レザショ」と呼ばれる*2。額面上の衝撃力が低いが連射が利くことから実際の威力・衝撃力は案外高く、ジェネレータの「エネルギー射撃武器適正」も合わせて機体構成を練れば高火力を実現できるほか、溜め撃ちを使って攻撃のバリエーションを増やせるといった特徴があり、こっちはこっちでたいへん強力。
ジャマダハルのような形状でチャージ攻撃の近接刺突が強烈な軽レザショこと「WUERGER/66E*3」や、他のショットガンに比べ一回り遠い間合いでも運用できチャージするとEN属性のグレネードのような炸裂弾を発射する「VP-66LS」、それをそのまま拡大強化したような性能の背武器「VP-60LCD」…と各々個性的で、有効距離や装備負荷によって使い分けられる。
追記・修正はショットガンを担いでからお願いします。
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▷ コメント欄
- おい、PSシリーズではハンドガンが事実上の散弾銃だったろうが。初稿執筆者はハメ殺しでエリアオーバーの刑な -- 名無しさん (2014-11-09 00:30:51)
- すまん、火星出身で大深度戦争は未経験なもので、当時のハンドガンがどういうものか知らなかったんだ。
とりあえずナニカサレテくるからそれで許してくれ。 -- 建て主 (2014-11-09 00:49:03) - 修正完了。これを機にタイムスリップするのもよろしかろう。当時のハンドガンはマジで鬱陶しいぜ。ちなみに俺は地底人だ。 -- 2014-11-09 00:30:51 (2014-11-09 00:58:16)
- YJSNPIへのリンクはまずいですよ! -- 名無しさん (2014-11-09 01:14:14)
- 初代で発射数が少なかったのは本当にハード性能のせいなのか?肩用散弾銃は普通に大量の弾をばら撒けたはずだが。 -- 名無しさん (2014-11-09 02:02:25)
- あと、初代の単発ハンドガンのHG512が忘れ去られていたので追記。 -- 名無しさん (2014-11-09 02:08:35)
- Wショで霧影先生と散弾銃の撃ち合いするのが最高に楽しい、しかも8~9割勝てるし。 -- 名無しさん (2014-11-09 14:54:10)
- 他に適当そうな項目ないからスラッグ追加してみた。大丈夫ならロスヴァイセの事も書いてみようかどうしようか -- 名無しさん (2014-11-10 06:10:56)
- 興<やはり弱ショは信用できんな・・・ -- 名無しさん (2014-11-10 12:39:48)
- 地底人ですがEショは連発しすぎてすぐに弾が… -- 名無しさん (2015-01-03 03:50:37)
- V系のパルスガンも散弾式だったのでだいたいパルショで通る。なお、初期レギュ、34701の対策はアンプパルキャタンクでやっと4割程度という有様だった… -- 名無しさん (2015-01-20 23:50:09)
- 霧影先生マジ霧影 -- 名無しさん (2015-06-08 19:10:36)
- あーちゃんと初代のカステラ追記されてるな -- 名無しさん (2016-05-26 07:34:41)
- 今作散弾銃無双 -- 名無しさん (2023-08-31 12:10:18)
- ロマンもクソもないことは承知の上だけれど、実際問題装甲相手に散弾(榴弾の破片効果も含む)ってどの程度効果あるものなんだろうか。あまり小さなものだと表面で弾かれて効果がない気がするけど -- 名無しさん (2023-09-17 18:06:28)
- ↑弾の硬度と質量と速度によるけど、基本的に同じ規模のライフル弾と比べると効果は薄い。ただACやMTは関節という非装甲化部分が生じるから効果あるのかも。 -- 名無しさん (2023-10-07 09:06:54)
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*2 ACLRまでは「EN Shotgun」だった
*3 「WUERGER」はドイツ語で「モズ(鳥)」のことで、”ウァーガー”もしくは”ワーガー”といった具合の発音となる。チャージ時の刺突をモズのハヤニエに見立てた命名であろうか。
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