クリフォート(遊戯王OCG)

ページ名:クリフォート_遊戯王OCG_

登録日:2014/07/23 Wed 03:49:20
更新日:2023/12/19 Tue 11:14:00NEW!
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遊戯王ocg 機械族 地属性 クリフォート dt世界 ペンデュラム召喚 遊戯王 アドバンス召喚 遊戯王ocgデッキテーマ項目 妥協召喚



不明なプロセス:
qliphoth.exeの実行がリクエストされています


クリフォートとはNEXT CHALLENGERSで登場した遊戯王OCGのカード群および、それらのモンスターを中心としたデッキの事。
またモンスターの他にも「機殻」と書いてクリフォートと読むサポートカードもある。


モンスターは全て地属性機械族で統一されている。
またOCGオリジナルでは初のペンデュラム召喚(とアドバンス召喚)を軸にしたテーマである。


アポクリフォートと名のつくモンスター以外は全てペンデュラムモンスター。
ペンデュラムモンスターのペンデュラムスケールは1か9。
つまりレベル2~8までのモンスターが対象のため、ほぼ全てのモンスターを召喚できる…と言いたいところだが、
もちろんそんな甘い話があるわけがなく、全てのペンデュラムモンスターが


(1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。
この効果は無効化されない。


という共通のデメリット効果を持っており、これによりクリフォート以外のモンスターを特殊召喚できない。
なお、融合、シンクロ、エクシーズモンスターのクリフォートは存在しない。
相手にヌメロン・フォースなどを使われても、デメリットは回避できない。
一応、ペンデュラムゾーンのクリフォートを破壊すれば、特殊召喚は


またツールとアセンブラ以外のペンデュラムモンスターは、相手フィールドのモンスターの攻撃力を300下げるor自分フィールドのクリフォートの攻撃力を300上げるペンデュラム効果(2)を持っている。
数値が少ない気もするが、ディスクやシェルが3000打点のモンスターを倒せるようになるので案外馬鹿にできない。



更に通常モンスターのクリフォート・ツールとアセンブラ、アポクリフォート以外のペンデュラムモンスターは


(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):特殊召喚またはリリースなしで召喚したこのカードのレベルは4になり、元々の攻撃力は1800になる。
(3):通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。


という共通効果を持つ。
クリフォートは全てのモンスターが上級・最上級モンスターなので(1)の妥協召喚できる効果はありがたい。
(2)の効果によりモンスターを大量にペンデュラム召喚してもステータスが下がり戦力にならないので、
積極的にアドバンス召喚を行い(3)の強力な耐性をつける効果をフル活用しよう。
ここまでの効果は「全員がバルバロスのような妥協召喚効果を持つ」と考えてもらっていい。
(3)の効果は通常召喚されたクリフォートは自身のレベルよりも低いレベルかランクを持つモンスターの効果を受けない耐性を持つ。
妥協召喚時にも適用されるがその時は所詮レベル4なので大半の効果は受けてしまうがアドバンス召喚時には高レベルになるため強固な耐性になる。
自身のレベル参照で耐性を得る都合上、ヴェーラーなどの手札誘発には非常に強い。


また上級クリフォートは自身がリリースされた場合、
最上級クリフォートはクリフォートをリリースしてアドバンス召喚した時に発動する効果を持っており、
如何にして上述したデメリットを躱しつつこれらの効果を発動するかがこのデッキの肝となる。


ペンデュラムモンスターはその性質から毎ターンリリース要員になれるので、
そこから最上級クリフォートのアドバンス召喚へとつなげていこう。



クリフォート・ツールのフレイバーテキストや、「機殻」カードのイラストからテラナイトやシャドール
さらにDT世界(特に創星神やナチュルの神聖樹)と関わりがありそうだが詳細は大いなる神のみぞ知る。


Vジャンプによると、ナチュルの神星樹にインフェルノイドと共に封印されていた存在とのこと。
インフェルノイドの元ネタもクリフォトに割り振られた悪魔の名前である。


名前の由来であろうクリフォト(Qliphoth)とはセフィロトの裏の存在とも言われており、イラストにもそれっぽいものが描かれている。
名称はクリフォトの各名称に概ねコンピューター関連の言葉を組み合わせている。


残念ながら微妙な違いでクリフォトンはカテゴリに含まれない。




カード群


ペンデュラム・通常モンスター

  • クリフォート・ツール

星5/地属性/機械族/攻1000/守2800
【Pスケール:青9/赤9】
共通ペンデュラム効果(1)
(2):1ターンに1度、800LPを払って発動できる。
デッキから「クリフォート・ツール」以外の「クリフォート」カード1枚を手札に加える。


【フレイバーテキスト】
システムをレプリカモードで起動する準備をしています...
C:\sophia\sefiroth.exe 実行中にエラーが発生しました。
次の不明な発行元からのプログラムを実行しようとしています。
C:\tierra\qliphoth.exe の実行を許可しますか? ...[Y]
システムを自律モードで起動します。


ライフを800支払うだけで毎ターンクリフォートをサーチできるデッキのエンジンとなるカード。
モンスターだけでなく魔法・罠カードも引っ張ってこれるのでデュエルの状況によって柔軟に対応することができる。
逆に言えばこいつがいなければ何も始まらないので、上級通常モンスターをサーチできる召喚師のスキルやオッPのペンデュラム効果(2)などを使って素早く手札に加えたい。


ツールを発動すればサーチ効果で即座にペンデュラム召喚が狙える。
フィールドを全破壊されても、こいつが手札に1枚あれば即座に切り返せることも多い。
トップでこれを引けばこれだけでペンデュラム召喚ができてしまうため現状は他のペンデュラムテーマに真似できない芸当である。


遊戯王どころかカードゲームでもそう見ないフレイバー・テキストをしている。
どうやらOSはWindows、それも日本語版のようだ(余談だが、デュエルターミナルはWindowsXPで動いている。)
セフィロトの実行が失敗したからこいつらが起動したということだろうか。


サーチカードかつクリフォートの主軸のカードであるためか2015/04/01から準制限に。
流石に場に留まりLP800払うだけでカテゴリー内の同名以外の全てのカードにアクセス出来て、
1枚でペンデュラム召喚を可能にするのはやり過ぎだったようである。


その後、環境のインフレに伴い、問題ないと判断された為か2016/10/1付けにて無制限に緩和された。


クリフォトのモチーフは、第六のクリファ「カイツール(Kaitul - 醜悪)」



  • クリフォート・アセンブラ

星5/地属性/機械族/攻2400/守1000
【Pスケール:青1/赤1】
共通ペンデュラム効果(1)
(2):自分がアドバンス召喚に成功したターンのエンドフェイズに発動できる。
このターン自分がアドバンス召喚のためにリリースした「クリフォート」モンスターの数だけ、
自分はデッキからドローする。


【フレイバーテキスト】
qliphoth.exe の 0x1i-666 でハンドルされていない例外を確認。
場所 0x00-000 に書き込み中にアクセス違反が発生しました。
このエラーを無視し、続行しますか? ...[ ]
===CARNAGE===
たッgなnトiのoモdる知rヲu悪o善yりナnにoウよyノrりgトnひaノれsワiれワdはo人Gヨ見
イdなoレo知lもfカるeキr生iにf久永gベn食iてrッb取もoラtか木tノn命aベw伸ヲd手nはa彼


超再生能力に似たドロー効果を持つペンデュラムモンスター。
機殻の要塞があれば、ディスク→アポクリフォートの流れで5枚ものドローが可能になる。
上記のように5枚引ける機会は少ないかもしれないが、アドバンス召喚のディスアドを回収できるのは大きい。
…なんとなくツールが規制されたらこれで頑張れよ的なメッセージを感じる効果である。
通常モンスターなので召喚師のスキルを共有できる上にスケール1なのでツールと共存させやすいが、
高い攻撃力のせいでオッPのサーチ効果は使えないので注意。


フレイバーテキストの後半は一見すると意☆味☆不☆明だが、
英数字と日本語に分けて闇堕ちエメメメさんのように逆から読むと(英数字は日本語が2文字続いているところでスペース)


見よ人は我々の一人のようになり善悪を知るものとなった
彼は手を伸べ命の木からも取って食べ永久に生きるかもしれない
God is angry on your doing
and want to bring fire flood


となる。
日本語の文は旧約聖書における「生命の樹」から引用。
英文は訳すと「主は人の行いに激怒した そして炎の洪水をもたらすことを欲している」というもの。
fire floodはクリフォートとの関係からインフェルノイドのことだろう。


さらに詳しい説明は遊戯王wikiにあるので是非読もう。プログラミングの知識などを踏まえた解説があり必見である。


クリフォトのモチーフは、第九のクリファ「アィーアツブス(Aiyatsbus - 不安定)」





ペンデュラム・効果モンスター

  • クリフォート・アーカイブ

星6/地属性/機械族/攻2400/守1000
【Pスケール:青1/赤1】
共通ペンデュラム効果(1)
(2):自分フィールドの「クリフォート」モンスターの攻撃力は300アップする。
【モンスター効果】
共通効果(1)(2)(3)
(4):このカードがリリースされた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。


リリースされた時に相手モンスターをバウンスするモンスター効果を持つ。
クリフォートでは貴重なモンスター除去要因。
ペンデュラムモンスターの特性上、リリースすることができれば再利用が可能。


クリフォート以外のカードにリリースされた場合でもモンスター効果を使えることと自分のモンスターもバウンスできることは覚えておいても良いだろう。


クリフォトのモチーフは、第七のクリファ「ツァーカブ(Shakah - 色欲)」



  • クリフォート・ゲノム

星6/地属性/機械族/攻2400/守1000
【Pスケール:青9/赤9】
共通ペンデュラム効果(1)
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は300ダウンする。
【モンスター効果】
共通効果(1)(2)(3)
(4):このカードがリリースされた場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


リリースされた時にフィールドの魔法・罠カード1枚破壊する効果を持つ。
相手のバックを剥がしてシェルやディスクの高打点を叩き込むのが主な役目だが、
自分の魔法・罠カードも破壊できるのであえてペンデュラムゾーンのクリフォートを破壊して、
特殊召喚制限のデメリットを解除することもできる(もう片方がクリフォート以外の場合に限るが)。


アーカイブ同様、クリフォート以外のカードにリリースされた場合でもモンスター効果を使えることは覚えておいても良いだろう。




クリフォトのモチーフは、第八のクリファ「ケムダー(Chamdah - 貪欲)」



  • クリフォート・シェル

星8/地属性/機械族/攻2800/守1000
【Pスケール:青9/赤9】
共通ペンデュラム効果(1)
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は300ダウンする。
【モンスター効果】
共通効果(1)(2)(3)
(4):「クリフォート」モンスターをリリースして表側表示でアドバンス召喚に成功した場合、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃でき、
守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。


クリフォートをリリースしてアドバンス召喚した時、2回攻撃と貫通効果を得る巻き貝。
脳筋すぎるその効果からフィニッシャーに持って来いだがディスクやエイリアスと比べると汎用性に劣り、
ツールでサーチできる事もあるため採用枚数はよく考えたい。
サイバーツインドラゴンにサイバーエンドドラゴンの二つの効果がセットでおまけに耐性持ちかつ出しやすいモンスター、
とかつてでは考えられない盛りっぷりにも拘らずクリフォートでは採用を見送られる事が多い辺り、環境の変化が窺える。


クリフォトのモチーフは、第三のクリファ「シェリダー(Sheriruth - 拒絶)」



  • クリフォート・ディスク

星7/地属性/機械族/攻2800/守1000
【Pスケール:青1/赤1】
共通ペンデュラム効果(1)
(2):自分フィールドの「クリフォート」モンスターの攻撃力は300アップする。
【モンスター効果】
共通効果(1)(2)(3)
(4):「クリフォート」モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「クリフォート」モンスター2体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。


クリフォートをリリースしてアドバンス召喚した時、クリフォートを2体リクルートできる。
リクルートしたクリフォートはエンドフェイズに自壊する以外のデメリットがないので、そのまま総攻撃するも良し、機殻の要塞で召喚権を増やしてさらなる展開と除去をするのも良し。


このカードでワンショットキルを狙う場合はスキルドレイン等やアセンブラを利用したい。
どちらにしろ、8000削るには多少の工夫が必要。


後述するEMトランポリンクス等を使えばランク4エクシーズを出したりするのにも利用できる。
共通効果(3)によりヴェーラーの妨害を受けないのがGOOD。


クリフォトのモチーフは、第四のクリファ「アディシェス(Adyeshach - 無感動)」



  • クリフォート・エイリアス

星8/地属性/機械族/攻2800/守1000
【Pスケール:青1/赤1】
共通ペンデュラム効果(1)
(2):自分フィールドの「クリフォート」モンスターの攻撃力は300アップする。
【モンスター効果】
共通効果(1)(2)(3)
(4):「クリフォート」モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果の発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。


クリフォートをリリースしてアドバンス召喚した時、場のカードをバウンス。さらに効果の発動に対してチェーン出来ないという追加効果を持つ。
チェーン不可能なのは相手だけなのでアーカイブ、ゲノムを絡めることで無抵抗な相手に対してアドを稼ぎまくる事が可能。
チェーン不可効果によりアドバンス召喚のためにリリースした下級クリフォートの効果への妨害を封じられる。ちなみにこのコンボは公式から推奨されている。
スキルドレインなどで効果が無効化されている状況でも「この効果の発動に対して、相手は効果を発動できない。」ルールは適用されるので相手にとってはスキルドレインを張られた上でやりたい放題されるので非常に厄介。
このカードの効果をチェーンの最後に持っていかないと普通にチェーンされてしまうため注意。
バウンス効果は自分フィールドのカードでもOKなので後述するトランポリンクスのような運用もできる。


クリフォトのモチーフは、第二のクリファ「エーイーリー(Iweleth - 愚鈍)」



  • クリフォート・アクセス

星7/地属性/機械族/攻2800/守1000
【Pスケール:青9/赤9】
共通ペンデュラム効果(1)
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は300ダウンする。
【モンスター効果】
共通効果(1)(2)(3)
(4):「クリフォート」モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時に発動できる。
相手の墓地のモンスターの数が自分の墓地のモンスターより多い場合、
自分はその差×300LP回復し、その数値分だけ相手にダメージを与える。


バーン&ライフゲイン効果を持つがその数値が相手依存なのが使いづらいところ。
ペンデュラムモンスター主体で墓地に魔法・罠ぐらいしか落ちないクリフォートならミラーでもなければまず条件を満たせると言っても良いのだが。
ペンデュラム中心のクリフォートならば墓地にたまりにくいため、ライトロードなどを相手にする場合はかなりのダメージを期待できる。
しかし、直接アドバンテージを稼げる効果ではないので採用の優先順位は低い。


クリフォトのモチーフは、第五のクリファ「アクゼリュス(Akzeriyyuth - 残酷)」



非ペンデュラムモンスター

  • アポクリフォート・キラー

星10/地属性/機械族/攻3000/守2600
このカードは特殊召喚できず、自分フィールドの「クリフォート」モンスター3体をリリースした場合のみ通常召喚できる。
(1):通常召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果も受けない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、特殊召喚されたモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。相手は自身の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。


カーネルと並ぶクリフォートのペンデュラムモンスターでないモンスター。
エルシャドール・ネフィリムと合体してエルシャドール・シェキナーガになったが乗っ取っているのか乗っ取られているのかは不明。
後に敵対するネフィリムを抑え込むためのものと判明した。


まず目を引くのは(1)の効果。魔法や罠無効に加え、格下の能力を一切遮断する
流石にエクシーズ素材を5枚持ったロンゴミアントには劣るが、ヴェノミナーガ様クラスの耐性である。
DTテーマ派生だと言うのに、トリシューラの一撃で凍り付かない。
ついでにこいつを出した後であればスキルドレインの効果すら受けず鉄壁の布陣を作れる。
なんだこいつ。


では殴り倒そうとしようにも打点は3000。並のアタッカーでは相打ちになってしまう数値……かと思いきや
特殊召喚した場合(2)の効果で攻撃力を下げられるため、実質3500以上の打点が無いと対処出来ない。
遊戯王では効果のインフレは起きてもステータスのインフレは起きてないと度々言われており、
青眼の白龍の打点である攻撃力3000までと攻撃力3500にはたった500に収まらない天と地ほどの差がある。
デッキによっては出すことが不可能な打点であることも珍しくない。
なんだこいつ。


更におぞましいのが(3)の効果。相手のモンスターを墓地に送る。
しかも痛み分けのように相手プレイヤーにリリースを強要する効果なため、
エクシーズ素材を5枚持ったロンゴミアントのような耐性持ちも墓地に送ることができ、シャドール等の効果も発動しない
また、場合によってはハンデスにもなる。
しれっと何でもないことのように書かれている為、初見では自分が支払う維持コストであると勘違いした決闘者も多いとか。
な ん だ こ い つ 。



……と一見インチキオブインチキカードに見えるが、実は結構穴がある。
(1)の効果はこいつよりレベルまたはランクが低いモンスターが「発動した効果」を受けないだけであって、永続効果は普通に受けてしまう
例えばレベル10未満でもD-HERO Bloo-Dには効果を無効化され吸収されてしまうのだ。
そしてレベル/ランク10以上にはメタイオンとかユベル第二形態とか、対処出来る効果を持った奴も少なくなかったりする。
(2)の効果の対処法も実に簡単で、ようするにこいつに何も出来ないなら「自分の攻撃力を上げて物理で殴ればいい」。
光属性ならオネスト、戦士族なら攻撃力4000になれるエクスカリバーなどがいいだろう。
また永続効果など関係なく攻撃力3000に「なる」効果を持つダイヤモンドクラブも弱体化押し付けを無視して相打ちを取れる。
同じく攻撃力を5000に固定するホープ・ザ・ライトニングには攻撃宣言をされた瞬間詰んでしまう。それ以前に攻撃力5000では500下げた所でどうにもならないが。
もちろんヴェノミナーガ様に効くラヴァゴやサタンクロースも有効。
こちらが使用する場合はスキルドレイン禁じられたシリーズなどでサポートしたい。



このように強力な3つの効果を持つが特殊召喚できず、リリース3体を要求する非常に重いモンスターなので採用を見送られることも多かったりする(これほどのリターンのあるモンスターを、比較的リリースの確保しやすいP召喚テーマであるにも関わらず「入れるかどうか悩む」ところがクリフォートの恐ろしさといえるだろう)。
3体のリリースを確保できる状況であればこのカードに頼らずとも相手を倒せるのが問題なのだが。
新マスタールールによりペンデュラム召喚でエクストラデッキからモンスターを大量展開するのが困難になったためアドバンス召喚の難易度はかなり上がった。
隠されし機殻で手札にクリフォートを溜め込み手札からペンデュラム召喚したり、機殻の凍結を使うなど今までと違った方法も考える必要がある。
日本では入れない方の構築が主流だったがホープ・ザ・ライトニングの登場が遅く汎用カードが悉く規制された海外では猛威を奮ったのか海外では禁止カードになっている。


クリフォトのモチーフは、第十のクリファ「キムラヌート(Qimranut - 物質主義)」


余談だが、クリフォートで最もレベルが高く、ボス的ポジションにも関わらずカードのレアリティはただのレア。そのため大変入手がしやすい。
一方でマスターデュエルにおいてはレアリティ設定が最高(UR)であり、入手しづらい。



  • アポクリフォート・カーネル

星9/地属性/機械族/攻2900/守2500
キラーと同じ召喚条件
キラーと同じ(1)効果
(2):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。


ノーコストの心変わりはなかなか強力だが、クリフォートには優秀な除去効果を持ったモンスターが多数存在しており、
奪ったモンスターをリリースしても最上級クリフォートの効果は発動しないので今ひとつデッキと噛み合っていない。


コントロールを奪うのも1体の上エンドフェイズまでのためクリフォートを3体リリースする手間にイマイチ見合っていない。
このカードを出すぐらいならキラーやディスクを出した方が強い。


耐性面でもキラーと比べると星が1つ低いため効果を受ける範囲が広くなっており、トリシューラの餌食となる他、
攻撃力を下げる効果も持っておらず、青眼の白龍などの3000打点に粉砕されるなど安定性が低いちょっと残念な子。
というか打点500下げる効果はこっちが持ってて良かったレベル


効果は弱くないのだが手間とデッキの性質に合わず採用されない事が多い。
キラーと出る順番が逆なら少しは輝ける期間があった…かもしれない。
シークレットレアが導入されたTHE SECRET OF EVOLUTIONでスーパーレアで収録されているためクリフォート唯一のシクレアが存在するカード。
だが残念ながら上記の通り扱いはハズレアに近い。


クリフォトのモチーフは第一のクリファ「バチカル(Bacikal - 無神論)」



リンクモンスター

  • クリフォート・ゲニウス

リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/機械族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
機械族モンスター2体
(1):リンク召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず
このカード以外のリンクモンスターが発動した効果も受けない。
(2):1ターンに1度、このカード以外の、
自分及び相手フィールドの表側表示のカードを1枚ずつ対象として発動できる。
そのカード2枚の効果をターン終了時まで無効にする。
(3):このカードのリンク先にモンスター2体が同時に特殊召喚された時に発動できる。
デッキからレベル5以上の機械族モンスター1体を手札に加える。


2017年に登場したクリフォートの新顔。
アポクリフォートに近い耐性を備えているが、モンスター効果についてはリンクモンスターの分しか防げないのが難点。
一番大きいのは「クリフォートのリンクモンスターである」という部分だろう。


イラストは、墜落・破壊されたツールのコア部分から影のような人型のモンスターが這い出しているシーン。
「ゲニウス」は善の精霊を意味するラテン語なのだが、ツールが破壊されているところからして、恐らくは創星神が倒れ戦いが終わった「セフィラの神意」よりも後の場面だと思われる。


魔法・罠

シャドール同様デュエルターミナルテーマのような無理矢理なルビの振られ方をしている。
全てクリフォートとつく為ツールでサーチ可能。


  • 機殻の要塞クリフォートレス

フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「クリフォート」モンスター1体を召喚できる。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、「クリフォート」モンスターの召喚は無効化されない。


クリフォート版の二重召喚+三幻神のように特殊召喚を無効できなくする効果。ただし召喚反応系の罠は普通に効くので注意。
特殊召喚には対応していないためペンデュラム召喚は無効化されてしまう点にも注意。
しかしペンデュラム召喚でリリース要員を揃えるクリフォートはそこまで召喚権が欲しいわけではないので採用はデッキと要相談。
ディスクとの相性はなかなか。
ツールを2枚発動してペンデュラム召喚ができなくなる代わりにこのカードとツールの連続サーチ&召喚でゴリ押す戦術もある。


  • 機殻の生贄サクリフォート

装備魔法
「クリフォート」モンスターのみに装備可能。
(1):装備モンスターの攻撃力は300アップし、戦闘では破壊されない。
(2):「クリフォート」モンスターをアドバンス召喚する場合、装備モンスターは2体分のリリースにできる。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「クリフォート」モンスター1体を手札に加える。


クリフォートを微妙に強化し戦闘破壊耐性とダブルコスト効果を付与する装備魔法。
さらに除去された時に「クリフォート」モンスターをサーチできるおまけ付き。
効果が詰め込まれ過ぎである。


(1)の効果で戦闘破壊耐性をつけられるため妥協召喚したクリフォートにとりあえず装備しておくだけでも場を維持できる。
妥協召喚したクリフォートに装備しても攻撃力は2100になるため戦闘もそこそここなせる。
相手からすれば装備されたモンスターをすぐになんとかしなければ(2)の効果に繋がれてしまう。


(2)の効果でダブルコスト効果を付与したクリフォートを使ってアドバンス召喚することでディスアドを回復しながら展開できる。
なのでペンデュラム召喚に頼らなくてもすぐに2体分のリリースを確保することが可能。


(3)のサーチ効果が特に強力で「場合」なので装備モンスターをリリースしてアドバンス召喚してもタイミングを逃すことがなく、
効果で装備モンスターを除去されたり、装備されているこのカード自体が破壊されても無駄にならない。
ちなみにこのカード表示形式を問わずフィールドから墓地へ送られればいいのでブラフとしても優秀。
除去対策に後続のツールを持ってくることができ、ツール自体がこのカードを持ってこれるため事実上循環している。
クリフォートの戦術における重要な1枚。


あまりにも効果を詰め込まれすぎかつ戦闘破壊耐性に加えサーチ効果の条件の緩さから完全な対策が難しく、
サーチできることも災いしたせいか、15/04改定で制限カードに指定され、とりあえずこのカードを装備するという戦術に頼れなくなっていた。
しかし環境の変化や灰流うららやコズミック・サイクロンなどこのカードを対策出来る汎用カードが増えたためか、後に17/07改訂で準制限、すぐ後の17/10改訂で無制限となっている。


  • 隠されし機殻アポクリフォート

通常罠
「隠されし機殻」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のエクストラデッキから表側表示の「クリフォート」Pモンスターを3体まで手札に加える。

エクストラのクリフォートPを回収する罠カード。


ツールやサクリフォートのサーチ効果でデッキにいなくなってしまった最上級クリフォートを回収するのが主な役目だったが、
新マスタールール環境においてはリンク召喚を利用しにくいこのテーマでは一気に重要な存在となった。



  • 起動する機殻クリフォートラン

通常罠
(1):フィールド上の通常召喚された「クリフォート」モンスターはターン終了時まで、
攻撃力が300アップし、効果は無効化され、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。


クリフォート限定の聖杯&聖槍といったところ。
効果だけで言えばそれらの下位互換だがツールでサーチできる事が最大の利点。
特殊召喚したクリフォートに対応していないところが残念。



  • 機殻の再星リクリフォート

永続罠
(1):モンスターが召喚・反転召喚された時、そのモンスターがレベル4以下の場合にこの効果を発動する。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):モンスターが特殊召喚された時、そのモンスターがレベル5以上の場合にこの効果を発動する。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
そのモンスターはフィールドから離れた場合に除外される。
(3):フィールドに「機殻の再星」以外の「クリフォート」カードが存在しない場合にこのカードは墓地へ送られる。


召喚されたレベル4以下と特殊召喚されたレベル5以上のモンスターの効果をターン終了時まで無効にし、レベル5以上の場合はさらにフィールドから離れる場合に除外するプチスキドレ&プチマクロコスモス。
この効果は自分にも作用するものの、クリフォートの共通デメリット効果によりうまいこと避けている。
というか召喚したクリフォートを元の攻撃力に戻せるためむしろメリットになっている。
自壊デメリットもあるが、ペンデュラムゾーンにクリフォートを発動するだけでいいので維持しやすい。


ツールを使ってサーチできるスキドレと言えばその恐ろしさが分かるだろう。
エクシーズモンスターには作用しないが、その素材を揃えるのを妨害できるため何の問題もない。


このカードにも穴があり効果自体が強制発動であること。
セット状態から表にして発動する一回目では事実上任意のタイミングで使えるため何の問題もないが問題は表になった後である。
召喚時などに任意発動の召喚時に誘発効果を使えるモンスターを相手にした場合
1.機殻の再星が強制発動(チェーン1)
2.召喚に成功したモンスターの召喚誘発効果を任意で発動(チェーン2)
となりエアーマンやマンジュゴッド等の誘発効果を止めることができない。
レベル4以下のモンスターの特殊召喚には何も反応せず前述の通りランク持ちには対応していないためノーデンなどを相手にした場合は全てが素通りする。
ついでに言えばレベル5以上の召喚には対応していないためスキルドレインに比べれば結構穴が多い。



  • 機殻の凍結クリフォートダウン

通常罠
(1):このカードは発動後、効果モンスター(機械族・地・星4・攻1800/守1000)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。
この効果でこのカードを特殊召喚したターン、
自分フィールドの「クリフォート」魔法・罠カードは効果では破壊されない。
(2):このカードの効果で特殊召喚したこのカードは、
「アポクリフォート」モンスターをアドバンス召喚する場合、3体分のリリースにできる。


インベイジョン・オブ・ヴェノム(2016年7月9日発売)で新規登場の通常罠。
ザ・シークレット・オブ・エボリューション(2014年11月15日発売)以来の実に1年半以上ぶりのクリフォート新規カード。
そして同時に遊戯王史上初のトリプルコストモンスター。特殊召喚なので召喚権の消費なしに一枚でリリース素材が揃うという安定の盛りっぷり。三幻神にもくれよ。
(1)の効果でクリフォートの命綱たるツールを守れる上にアポクリフォートに続く橋渡しとなる。
罠カードとしては扱わないため、自身の魔法罠に耐性を加える効果は自分には適用されないが、さすがに仕方ないだろう。
むしろ魔法罠として扱わないため、罠モンスターにありがちなサイクロンによる破壊などを受けないメリットとも考えられる。
アポクリフォート・キラー軸に使うためのカードではあるが海外のTCG圏ではこのカードが出る前にキラーが禁止になっているため非常に噛み合ってないタイミングでの登場となった。




相性の良いカード

  • EMエンタメイトトランポリンクス

ペンデュラム召喚に成功した時、ペンデュラムゾーンのモンスターを手札に戻すペンデュラム効果を持った淫獣。
これによりクリフォートを手札に戻す事で、ツールのサーチ効果をもう1回使ったり、
デメリットペンデュラム効果を回避して汎用エクシーズ・シンクロを繰り出したりできる。
ペンデュラムスケールも4で上級モンスターが中心となるこのデッキにはなんの問題もない。
ツールと一緒に、オッPのサーチ効果を共有できるのも嬉しい。


とにかくツールを持ってこないことには何も始まらないので何が何でもサーチしたい。
ツールは通常モンスター扱いのため召喚師のスキルでサーチできる。
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンはエンドフェイズサーチなのでワンテンポ遅れるが、
自身がスケール4持ちのペンデュラムモンスターなのでツールと一緒にペンデュラム召喚できるのが強み。
ツールが足りてる時はトランポリンクスなどを持ってくるといいだろう。
ただしエクストラデッキに行ってもクリフォート共有のデメリット効果によってペンデュラム召喚はまずできない。


小さくないデメリットはあるものの最大3枚ドローでガン伏せする準備をすることができるカード。
ペンデュラム召喚とディスクアドバンス召喚時以外には特殊召喚はあまりしないので特殊召喚できないデメリットは気にならない。
モンスターもスケールに張ることで発動前の手札調整や発動後のデメリット回避ができる。
手札を捨ててしまう性質上モンスターの数の調整は行っておかないと上手く使えず、手札誘発が採用しにくいという無視できないデメリットもある。


  • スキルドレイン、禁じられた聖杯

クリフォートのデメリットを帳消しにできるカード。
最上級クリフォートの効果が使えなくなるものの、ペンデュラム召喚から一気に勝負を決めることができる。
妥協召喚や特殊召喚されたクリフォートがこれらのカードで効果が無効化された場合攻撃力とレベルは元々の数値に戻る。
更にこれらの効果による効果無効化が解除された場合、妥協召喚されたクリフォートは元々のレベルに戻った状態で耐性を得ることが出来る。
新マスタールール変更前はスキルドレインがあればツールから反対側のスケールをサーチしペンデュラム召喚で高打点をエクストラデッキから大量展開してワンキルすることも出来た。


さらに上級クリフォートの効果はエクストラデッキでの発動なため阻害されず、
アポクリフォート・キラーの耐性は自分の魔法・罠にも有効なのでほぼ相手にのみデメリットを押し付けられる。
ただし後張りでなければアポクリフォート・キラーの効果は無効化されてしまう。


聖杯はモンスター効果無効化カード兼コンバットトリックとしてスキルドレインを引かなかった時の保険として使える。


  • 群雄割拠、御前試合

フィールドに出せるモンスターの種族(属性)を一種類にできる永続罠。
クリフォートは種族と属性が統一されており引っかからず、汎用エクシーズに頼らずとも充分に戦えるのですんなり投入できる。



  • 春化精

地属性をサポートするカテゴリで、墓地を経由しつつ地属性を特殊召喚できる。
クリフォートには「クリフォート以外のモンスターを特殊召喚できない」という制約があるが、クリフォート以外の効果を使ってクリフォートを特殊召喚する分には制約がない。




▲弱点

ペンデュラムモンスターはルール上フィールドから墓地へ送ることができないので、
機械族の天敵であるキメラテック・フォートレス・ドラゴンには強いが、第二の天敵システム・ダウンにはなすすべもなく除外されてしまう。


また、ペンデュラム召喚は1ターンに1度しか出来ないので、奈落宣告警告で止められるとそのターンは動けなくなる。
召喚そのものを無効にする宣告警告、除外する奈落はエクストラからの再利用も封じられてしまう。


その他ダーク・ロウやマクロコスモスなどの除外ギミックもリリース要員が再利用できなくなるため辛い。
あと特殊召喚される前は高レベルなのでオピオンは普通に効く。
このデッキのキーカードであるツールを徹底的に除去されるとデッキが動かなくなってしまうため、対策されるとかなり辛い。
ツールや機殻の生贄などのサーチで繋いでいくためサーチメタにも弱い。


発売当時は汎用カードで有効な対策カードが少なく対策が難しいデッキだったが汎用カードでこのデッキに刺さるカードが増えた。
特に先攻のツールを妨害できる幽鬼うさぎ、機殻の生贄を安全に除去できるコズミック・サイクロン、サーチとドローを止められる灰流うららの存在が大きい。
とはいえ灰流うららのメタ範囲は異様に広いため使われると厳しいのはこのデッキに限った話ではないが。


クリフォートのPスケール時の共有効果であるクリフォート以外特殊召喚できないデメリットは大きく他のギミックとの混合戦略が非常にやりにくい。
このデッキを使う以上ツールを発動することは絶対に必要なので避けられない問題。
戦略の幅が狭くなりやすく環境で流行っている汎用出張ギミックを取り入れられないなど環境に適応できない時も多い。


逆に言えば、伏せ除去を徹底してスキドレなどのメタ永続カードを貼れば、ほぼ止められない。


ツールのサーチコストは一回800ポイントと安いがこのデッキにおいては連続使用していくためかなりライフの消耗が激しい。
自分で4000ポイントぐらい削ることもありスキルドレインもライフポイントを要求するため上手く相手の攻撃を凌がないと攻めきる前に死んでしまう事もよくある。
猛攻から生き延びてターンが回ってきてもツールもスキルドレインも何も使えないと言う事もあるのでライフ管理には気をつけたほうがいい。


元々の攻撃力が高いため元々の攻撃力を参照にするバーンカードを受けるとライフをごっそり持って行かれる。
特に業炎のバリア -ファイヤー・フォース-は直撃するとシャレにならない。
破壊輪は相手のライフポイントより攻撃力が高いモンスターを対象に発動はできないがバーンの数値は元々の攻撃力であるためライフが2000以下なら特殊召喚や妥協召喚されたクリフォートを破壊されてゲームセットに追い込まれる事も。


長期戦向きのデッキなので、ワンキル系のデッキには意外と脆い。


10期での新マスタールールによりペンデュラムゾーンが魔法・罠ゾーンに統合された。
そのためPスケールが魔法・罠ゾーンを圧迫するようになり伏せられる枚数が減った。
エクストラモンスターゾーンの登場によりリンクモンスターをリンク召喚することが困難なこのデッキではまず1体しかエクストラデッキから1体しかペンデュラム召喚できない。
そのため劣勢時のツールを使いスケールを揃えてクリフォートを大量にペンデュラム召喚してゴリ押しする巻き返し戦略が取りにくくなった。
新マスタールールはクリフォートにとって逆風が大きいものとなっている。2017年下半期に登場したゲニウスの存在で若干持ち直しているのが救いか。


C:\tsuiki\shusei.exe の実行を許可しますか? ...[Y]


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  • コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-04-09 15:05:13)
  • 命削りの宝札や強欲で謙虚な壺で特殊召喚蹴っても、ツールでモンスター切らさずスキドレメタビートするだけで十分すぎるほど強いってのがね・・・ -- 名無しさん (2016-06-18 23:23:08)
  • 新規、出ましたね。アポクリフォートが使いやすくなるのか? -- 名無しさん (2016-06-24 12:27:08)
  • 相性の良いカードとして命削りの宝札とかの解説も欲しいな。 -- 名無しさん (2016-07-27 11:55:25)
  • 7月の制限改訂でサクリフォートは制限→準制限なので修正。無制限解禁はされてないです。 -- 名無しさん (2017-08-16 10:07:41)
  • ゲニウスは何事だよ……端末世界何度戦乱に見舞われるんだ…… -- 名無しさん (2017-10-21 00:51:10)
  • 裏ダアトのアポクリフォート出してほしい -- 名無しさん (2017-11-09 13:01:35)
  • ゲニウスは他の機械族カテゴリの方が使いこなせそう(古代の機械とか)。⑶の効果のトリガーとなる緊急ダイヤの登場で、上級以上のサーチを戦術に組み込みやすくなったのがでかい。 -- 名無しさん (2018-12-07 23:14:06)
  • マスターデュエルのストーリーのクリフォートチュートリアルでツールのフレテキ見た時「え?何これバグった?」って素で思ったわ…… -- 名無しさん (2022-03-18 21:35:51)
  • アーゼウスの登場により、キラーは大抵のエクシーズデッキに粉微塵にされることに……どうしてこうなった…… -- 名無しさん (2022-04-16 02:14:29)

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