ダイナモ(デュエル・マスターズ)

ページ名:ダイナモ_デュエル_マスターズ_

登録日:2014/07/02 Wed 00:19:43
更新日:2023/12/18 Mon 13:53:25NEW!
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dm種族項目 デュエル・マスターズ 特殊種族 ダイナモ 不遇種族 dm 種族 ダイナモンズ





どこにも繋がっていないと思っている、

そんなみんながどこかで繋がっているから、生きていける。





ダイナモとは、TCGデュエル・マスターズ」に登場する種族
また、その種族固有のキーワード能力「ダイナモ」を指すこともある。



概要


デュエル・マスターズにおける特殊種族のひとつ。
究極男》を除く全てのクリーチャーがダイナモ能力を持つ。


基本的に「仲間に力を与える」という都合上、それを持つクリーチャーにも仲間意識が強いものが多い。
具体的に言えば、グレートメカオードリームメイト。この2種族は自分たちの間で仲間意識が非常に強い。
…グレートメカオーとドリームメイトの間の仲は非常に悪いけど。



能力としてのダイナモ


ダイナモ能力とは、「バトルが始まる時」または「このクリーチャーで攻撃できる時」攻撃せずにタップして自身のパワーと保有する能力を全て他のダイナモに渡す能力である。
もちろんこの時その保有する能力をなくしてしまうわけではない(もしなくなってしまったらパワー0で自壊してしまう)ので、なんらかの事情でアンタップされれば再び渡すことが可能。ただし能力を選んで渡すことは出来ないのでデメリットも全て渡すことに注意。


《究極男》や《ビックリ・イリュージョン》でダイナモ化したクリーチャーはこの能力を持たないが、ダイナモが能力を渡すさい、「ダイナモ能力」も渡すので、誰か一人が不死鳥編のダイナモであれば、そこから繋いで全てのダイナモを経由することが可能となる。これを活かしたコンボデッキが嘗て存在していたがビックリ・イリュージョンの殿堂入りで難しくなっている。


これを使って、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》《ストームジャベリン・ワイバーン》などの能力と攻撃力を渡しまくって、
ブロックされずマナを焼却する「ボルメテウス・センジュマックス・ストームパンチ」という意味不明なデッキもあるが、
そんなことするぐらいなら普通に殴った方が速い。



ダイナモデッキ


《ビックリ・イリュージョン》を使わない場合は、《電脳鉄人センジュオー》の擬似クルー・ブレイカーを生かすものと、《超神星ウラヌス・ナインテイル》のメテオバーンで《ブラッサム・トラップ》を打つものがある。
が、後者があまりダイナモに向いていない(並べたダイナモを3体も消費してしまう)こともあって、センジュオー軸が優先される。


ダイナモデッキのデッキパーツはいずれも当時は非ダイナモデッキでも使われていたが、だいたいグレートメカオーもドリームメイトも優良種族なので、時を経るにつれてほぼダイナモ専用と化している(つまりサバイバーと同じく、カードパワーがインフレに取り残されている)。



ダイナモの現在


そもそもフィーチャーする気もあったのか謎だが、時期が過ぎてからはダイナモで渡せる能力の微妙さ(インフレの進行とともにほぼビックリ・イリュージョンに頼りがちになる)もあってドンドン衰退していった。
ぶっちゃけサバイバーに比べると不自由さが目立ってしまうんだな。サバイバーは個々が殴ることができるがダイナモは渡す都合上殴り手が減る。そのくせに全体除去には弱く、真実の王 ヴィヴァルディのようなクリーチャーを出されると終了である。サバイバーの長所を消して短所だけ残したようになってしまっているのである。コンボデッキでは使えるとか言っても、コンボデッキにおけるダイナモはあくまで飾りである(多数は投入されない)のでダイナモデッキと読んでいいかも分からない。しかもたいてい出張するのは決まってセンジュオーである。サバイバーは弱体化しながらもファンデッキでは生き残っているのでダイナモの地味さがよく分かる。
一応サバイバーと違って持っている能力自体は全て渡せるので、そこで差別点を図りたいところ。


だが、《究極男》が登場したことで、再びダイナモが注目されるようになる。まあもっとも、ダイナモを知らなかった人がそんな種族もあったのかと知る切っ掛けになっただけだが。究極男の文明が闇であり、究極男の他の種族であるヘドリアン、ハンター、エイリアン、ナイト、サムライ、オリジン、シノビ、サバイバーのいずれにも優位性がないことも考えると究極男の9つの種族では一番活かしにくいかもしれない。


DM22-EX1では《漂流大陸の復活》のリアニメイト対象となっており、《北海の暴れん坊レッド・ジャッカル》以来16年ぶりのサポートカードが登場した。
しかし、漂流大陸の復活のサポート対象となっているサバイバーやウェーブストライカーと比較すると、文明色やカードプールの狭さ故に現状は組み合わるのが困難に近いという有様であった。


それから一年後のDM23-EX2において、ついに本格的に復活。
ウェーブストライカーと同様に既存のダイナモ持ちクリーチャーが何枚かツインパクト化し、更には「ダイナモンズ」こと4枚の新規ダイナモも登場して久々にダイナモのカードプールが広がった。
おまけに数が少なかった闇文明を既存カードのツインパクト化により複数入手した事で、《漂流大陸の復活》からの大量展開が可能になっている。


しかし悲しい事に、これ程のテコ入れをもってしても現代デュエマのカードパワーには遠く及ばず、ウェーブストライカーやサバイバーと同じく環境入りには至っていない。
とはいえ以前より大分強くなった事もまた事実なので、ファンデッキとしての精度は大きく上がっている。



デュエル・マスターズ プレイスでは


デュエル・マスターズ プレイスでは、不死鳥編時期のDMRP-07~DMRP-08で登場することはなく、現時点では存在が抹消されている
同様にサバイバーも存在を抹消されていたのだが、あちらほど知名度はないために抹消されても気が付かなかった人もいるとか…。
抹消された理由は上述の人気や知名度と言う点も影響はあるだろうが、ゲーム的にダイナモの効果やルールは色々と処理が面倒だったからではないかとも言われている。


ダイナモを持っていた一部クリーチャーはプレイスにも参戦しているが、種族や能力からダイナモは抹消され、自軍の状況に影響されるパンプアップ効果などに変えられている。
一応味方に左右されるスペックのクリーチャーになっているというのは、最低限ダイナモとしての名残を残したお情けとも解釈できる。
種族が消滅したことで所属クリーチャーが改変で出されるようなこともなかったサバイバーと比べると多少恵まれた方ではある…と思われたが、DMPP-09からサバイバーが登場したことで完全に立場が無くなってしまった。


サバイバーの例もあるので今後の運営次第ではダイナモが登場する可能性もゼロではないが、ダイナモから改変されたクリーチャーなどの存在から察するにかなり厳しい状況だろう。
万が一登場した場合でもインフレに追いつくにはTCG版通りだと厳しいので、何かしらの強化調整が行われて名前が同じだけの別物になる可能性も考えられる。


また、存在を抹消されたことによって背景ストーリーでダイナモという種族が何だったのか語られるという機会も失われた。
まあプレイス版の背景ストーリーはどうもTCG版とはパラレルワールドのようなので、語られたところで純粋な考察内容になったかは怪しいが…。



ダイナモの謎


この種族にはいろいろと不可解な点がある。


1.ダイナモを持つものと持たないものの差異

グレートメカオーとドリームメイトに登場したダイナモだが、そもそもなんでその一部がダイナモを持っているのか。背景ストーリー中でそれが詳しく紹介されたことはただの一度もなく、そして不死鳥編が終わるとそのままダイナモもいなくなっていた。


「EXギャラクシー・テルセット」付属の「クリーチャーズ・シークレットファイルDVD」では《早食王のリンパオ》のみ背景ストーリーの設定が明かされており、彼はダイナモ族きってのグルメだとされている。
ドリームメイトではなくダイナモのグルメとして語られている記述から察するに、ダイナモは背景ストーリーでは種族を超えた派閥勢力として存在していた可能性はある。
上述したように《漂流大陸の復活》のサポート対象になっていることから漂流大陸と何らかの関連性を持っている可能性はあるが、現時点ではルーツに大きな関連性が見られないウェーブストライカーも対象になっているので微妙なところ。


2.不死鳥編のフェニックスは敵なのに、なぜウラヌス・ナインテイルはダイナモ進化なのか

これは不死鳥編のフェニックス全般に言えることだし、フェニックスの進化元を指定する都合上その時収録している種族を指定しただけだろうとも思われる…
が、ダイナモは別にそこまでフィーチャーされたわけでもないので、他の5種族と違ってわざわざ指定する必要はなかったはずである。もっとも、そうした場合更にダイナモを使う意義がなくなるかもしれないが。
ここからわかることは、ダイナモデッキを組むとそれぞれが対立する3者が共存する摩訶不思議なデッキになるということである。


3.他の種族はなぜダイナモがいないのか

アーク・セラフィムは正直知らないが(ダイナモ同様言及がない)ティラノ・ドレイクとグランド・デビルは仲間意識が非常に強固であったはずであり、正直グレートメカオーとドリームメイトに絆の強さでは上回ってすらいるようにすら見える。なのになぜダイナモがいない。


ダイナモは特殊種族のひとつでありながら、サバイバーやサムライ以降の特殊種族のような派閥でもない。能力を持っているということを共通点とするならゴッドやルナティック・エンペラー、ドラグナーもいるが、それぞれ背景ストーリーでどういう存在かがちゃんと語られている。単純に能力の対象とするなら種族指定をする必要がなく、ブロッカーやウェーブストライカーのように能力指定すればよかった(種族にしたおかげで後述のコンボができるという点は評価できるが)うえ、ウェーブストライカーは似たような概念ながら背景ストーリーでちゃんと語られており、ダイナモが種族ならウェーブストライカーも種族でよかったと言える。



ダイナモ一覧


光文明

  • 《鋼鉄大使ジャンボ・アタッカー》
  • 《鋼鉄機甲ベンケロス》
  • 《電脳ロボ・ダイクラッシャー》
  • 《乱射砲機バルマガン》
  • 《伝印の精霊龍 エメラモンド》

水文明

  • 《爆腕ロボ・リターンエース》
  • 《魚雷ロボ・ミサイル・オーシャン》
  • 《大鉄漢シルバスターズ》
  • 《電脳鉄人センジュオー》
  • 《一なる伝印 イワシモンズ》

闇文明

  • 《究極男》

火文明

  • 《力持ちのジェロン》
  • 《早食王のリンパオ》
  • 《燃える耳のピットトン》
  • 《風使いのシャイアン》
  • 《伝印る両手 スミスモンド》

自然文明

  • 《冒険探検アミトアキ》
  • 《白銀のシュシュ》
  • 《韋駄天モー》
  • 《食いしん坊チャロック》
  • 《超神星ウラヌス・ナインテイル》
  • 《伝印速 ヴェルモンド》

多色ツインパクト

  • 《超越男》
  • 《電脳鉄人センジュオー/センジュ・チューン》
  • 《大鉄漢シルバスターズ/スクリーム・チャージャー》
  • 《力持ちのジェロン/ガード・グリップ》
  • 《早食王のリンパオ/ライク・ア・ローリング・ストーム》
  • 《韋駄天モー/鼓動する石版》



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  • 他の似たような飲みたいに代表的なのだけでも能力が欲しいな -- 名無しさん (2014-07-02 02:05:06)
  • なんだかヴィヴァルディがメジャーどころみたいに思えてきた、ヤバイヤバイ -- 名無しさん (2014-07-02 06:24:34)
  • 最近の項目はヴィヴァルディが建ててんの? -- 名無しさん (2014-07-02 06:48:32)
  • 正直、ダイナモじゃないドリームメイトの方が好きだ。てかダイナモ能力がマジ微妙なんだよな…… -- 名無しさん (2014-07-02 10:10:45)
  • イナモ感覚!ダイナモ感覚! -- 名無しさん (2014-07-02 23:25:53)
  • 超越男についてはノータッチか -- 名無しさん (2019-09-21 10:46:22)
  • 最近は裁定周りですごい面倒な扱いになってる。ビックリイリュージョンでどんなクリーチャーにもダイナモ種族を与えられるし、一回ダイナモ能力の発動を経由すればどんなクリーチャーにもダイナモ能力を与えることができる。多分いつかエラッタされるんじゃないかな。名もなき新人類の裁定もだいぶ無理が出てきてるし -- 名無しさん (2019-09-21 11:35:24)
  • ??「ストーム値で言えば11だ。」 -- 名無しさん (2020-04-14 18:42:58)
  • 開発が産み出したことを後悔してそうなギミック第1位 -- 名無しさん (2021-06-27 12:18:49)
  • 3体神のゴッドノヴァがいれば、ビックリダイナモから本来なら有り得ない組み合わせでGリンクできるって某ブログで紹介されたの懐かしい。 -- 名無しさん (2021-08-03 15:12:41)

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