陽炎獣(遊戯王OCG)

ページ名:陽炎獣_遊戯王OCG_

登録日:2014/06/15(月) 1:35:32
更新日:2023/12/18 Mon 13:35:47NEW!
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陽炎獣ヘイズビーストとは遊戯王OCGに登場したテーマ、あるいはそのテーマをメインとしたデッキである。


▼概要

関連モンスターはジャンプフェスタ2012の時点で出た「陽炎獣 ヒッポグリフォ」が元祖だが、カテゴリとして機能し始めたのはCOSMO BLAZERから。
属するモンスターは全て炎属性レベル6でまとまっている。同様にレベル6帯でまとまっている聖刻と対照的にこちらはアドバンス召喚でなく、専用のサポートカードを利用したリリース軽減効果を中軸に据えて運用される。
全てのモンスターが「相手のカード効果の対象にならない」という地味に強力な耐性をもっている点が特徴で、エフェクト・ヴェーラーなどによる妨害を受けにくい強みになっている。
また専用のサイドテーマである「ヘイズ」も存在しており、陽炎獣は全てこの「ヘイズ」カテゴリにも含まれるため、ヘイズ魔法罠カードとまとめてサポートを受けられるように設計されている。



▼所属カード

モンスターデザインのテーマは「合成獣」。
古今東西様々な伝承に伝えられる架空のキメラ生物がモチーフとなっている。


以下、カードテキストは遊戯王カードwikiより引用したものを掲載する。
また共通効果の記述は省略する。



●モンスターカード

■陽炎獣 ヒッポグリフォ

効果モンスター
星6/炎属性/炎族/攻2100/守 200
また、1ターンに1度、このカード以外の
自分フィールド上の炎属性モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力は300ポイントアップする。

元祖陽炎獣。打点を強化する能力があるが、コストが重い上に上昇値も大したことなく、素の打点も情けないので扱いに困る。
腐っても守備力200なので真炎の爆発といった各種のサポートカードに対応する点はメリットだが、
単純な打点要因が欲しいなら多少のデメリットこそあれアドバンテージの損失もなく追加効果も有する陽炎獣 ヒュドラーのほうが遥かに使い勝手が良い。
標準的な構築ならまずお呼びはかからないと言っていいだろう。
モチーフは半鳥半馬の幻獣「ヒッポグリフ」。


■陽炎獣 サーベラス

効果モンスター
星6/炎属性/獣族/攻2000/守 200
このカードはリリースなしで召喚できる。
この方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は1000になる。
また、このカードが破壊され墓地へ送られた時、
デッキから「ヘイズ」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。

固有の効果は被破壊時にデッキから「ヘイズ」カードを一枚サーチする効果。
更に攻撃力が半減する代わりにリリース無しで召喚することができる。


「陽炎獣」ではなく「ヘイズ」で指定されているため、陽炎獣モンスター以外にも2種類の専用魔法・罠カードをサーチすることができる。
同名カードもサーチでき、更に1ターン内での発動回数に制限もない。どの場所で破壊されたかも問われないので手札やデッキから直接破壊しても良い。
更に攻撃力を半減させる代わりにリリース無しで召喚も可能。おまけに守備力200故に多くの有力な炎属性サポートの恩恵を受けられる、
獣族なのでそれに関するサポート、特に炎王の急襲に対応しているなどなど
陽炎獣デッキに欲しい要素を一通り網羅したバリューパックとでもいうべき一枚。特に理由がなければどのような構築でも3枚フル搭載は確定と言っていい。
あまりに有能なので基本的に一人で働けないニート仲間を支えるためにせっせとサーチを繰り返し、時には自分が前線に出て殴り合い、墓地から引っ張り出されてこき使われたりする苦労人
ただしサーチのためには一旦破壊される必要があり、効果発動がワンテンポ遅れてしまう点が否めない。
能動的に破壊できる手段が無いまま手札に複数来られても処理に困るので、使うからにはやはり処理手段を用意しておくべきだろう。
また「時」の任意効果であるため、一部のカード効果やチェーン2以降での破壊ではタイミングを逃してしまうことには注意が必要。
モチーフはアニヲタにはおなじみの三頭犬「ケルベロス」。


■陽炎獣 ペリュトン

効果モンスター
星6/炎属性/炎族/攻1600/守1700
このカードは「陽炎獣」と名のついたモンスターの効果以外では特殊召喚できない。
また、手札の炎属性モンスター1体を墓地へ送り、
このカードをリリースして発動できる。
デッキから「陽炎獣」と名のついたモンスター2体を特殊召喚する。
「陽炎獣 ペリュトン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

コストこそ重いがアドバンテージの損失無しで即座に2体の上級モンスターを場に調達できるのは非常に優秀。
特殊召喚したモンスターに特に制限はつかないので、打点要員にしてもいいし各種の素材にしてもいい。
後述するスピンクスの効果も併用すれば更なる展開も望め、総合的には支払ったコスト以上の活躍も見込める。
共通の耐性によりエフェクト・ヴェーラー等による妨害にも強い。
モチーフは伝説のアトランティスに生息しているという怪鳥「ペリュトン」。


■陽炎獣 スピンクス

効果モンスター
星6/炎属性/獣戦士族/攻1900/守1900
自分のメインフェイズ時、
カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、宣言した種類のカードだった場合、
さらに自分の手札・墓地から炎属性モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
「陽炎獣 スピンクス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

デッキトップのカードの種類を当て、当たったら炎属性モンスター1体を展開できる。
特に何もしなければ確率は1/3だが、外したからといって特にペナルティがあるわけでもなく、むしろ一枚分の墓地肥やしになる。
デッキトップを操作するカードとも相性はよく、ゾンビキャリアやエッジインプシザーは緊急時のリリース確保にも活用できるため特に相性が良い。
モチーフは人面の獅子「スフィンクス」。スピンクスはそのギリシア語読みだったりする。


■陽炎獣 グリプス

効果モンスター
星6/炎属性/鳥獣族/攻 200/守2100
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分のフィールド上・墓地に炎属性以外のモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手はこのカードをカードの効果の対象にできない。

サイバー・ドラゴンに類似した召喚ルール効果を持つ。
条件はやや厳しく、このカードを活用しようとすると炎属性以外のカードは採用しづらくなる。
最序盤に手札に引き入れてさっさと使ってしまうか、炎属性以外のカードを極力デッキから排除するかは構築次第になってくるだろう。
紛らわしいようだが墓地・フィールドにモンスターが存在していない状態でも特殊召喚ができる。
モチーフは前半身がワシになったライオンの幻獣「グリフォン」。


■陽炎獣 メコレオス

効果モンスター
星6/炎属性/鳥獣族/攻2200/守 300
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手はこのカードをカードの効果の対象にできない。
また、1ターンに1度、手札または自分フィールド上に表側表示で存在する、
炎属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このターン、このカードはカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。

手札コストの代わりに共通の対象耐性に加えて破壊耐性も得られる。カード効果に対しては極めて強く出られる反面重いコストの割にこのカード自身にアドバンテージを得られる効果は無く、
また攻撃力も平均以下、守備力が300と僅かな差で真炎の爆発などに非対応である点から積極的に使っていきたいカードではない。
実は後から海外新規カードとして登場した帰国子女。またDチーム・ゼアルにもさりげなく登場している。
名前はの尾を持つ人面の魔獣「マンティコア」の別名「メメコレオウス」から。


■陽炎獣 ヒュドラー

効果モンスター
星6/炎属性/恐竜族/攻2300/守 200
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手はこのカードをカードの効果の対象にできず、
自分は炎属性以外のモンスターを特殊召喚できない。
また、このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、
自分の墓地から「陽炎獣」と名のついたモンスター1体を選択し、
このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。

エクシーズ素材になった時、墓地の陽炎獣一体を追加素材としてエクシーズモンスターの下に重ねる。
攻撃力は2300と平均水準にこそ届いていないが十分な水準にあり、サーベラスと組んで真炎の爆発からの大量展開1キルに利用できる。
追加効果のエクシーズ素材の補充はエクシーズ素材の数が効果発動回数に直結するエクシーズモンスターにとっては言わずもがな非常にありがたい効果。
自身のデメリット効果により炎属性モンスターのエクシーズ素材にしかなれない。該当するモンスターは2種類しかいないがその炎属性ランク6帯には後述するバジリコックと優秀な効果を持つエヴォルカイザー・ソルデがあるため、
困ることはほぼ無い。ペリュトンの効果で2体展開してやれば一気に4つものエクシーズ素材を確保できる。
モチーフはギリシャ神話に登場する多頭の大蛇「ヒドラ」。


■陽炎獣 バジリコック

エクシーズ・効果モンスター
ランク6/炎属性/炎族/攻2500/守1800
炎属性レベル6モンスター×2体以上(最大5体まで)
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手のフィールド上・墓地のモンスター1体を選択してゲームから除外する。
また、このカードが持っているエクシーズ素材の数によって、
このカードは以下の効果を得る。
●3つ以上:このカードの攻撃力・守備力は、
このカードのエクシーズ素材の数×200ポイントアップする。
●4つ以上:このカードは相手のカードの効果の対象にならない。
●5つ:このカードはカードの効果では破壊されない。

このテーマ唯一となるエクシーズモンスター。
エクシーズ召喚時に素材とするモンスターの数を1~5体まで任意に選べるという一風変わった召喚条件が設定されており、このような条件を持つモンスターはこのカードが最初である。
第一の効果は相手の墓地・フィールドのモンスター1体を選んで除外するというもの。
表示形式も問われず、耐性がなければどんなモンスターでも除去でき、しかも同様の効果を持つ開闢の使者やカオス・ソーサラーなどと異なり使用ターンに攻撃制限もつかない。
はっきり言ってこの効果のためだけに採用する価値が有るほど優秀だといえる。ヒュドラーからの有力なエクシーズ召喚先になるため必ず1枚は採用しておきたい。
もう一つはエクシーズ素材数に応じて追加効果を得るというもの。
最大数である5つにもなると攻撃力3500/守備力2800、カード効果の対象に出来ず効果破壊も不可能という難攻不落の要塞と化す。
もっともメインの効果を使えば素材が減って付加効果も失われてしまうため、最初からこれを狙って出すのではなく、
あくまでメインの除外効果などを目当てに採用しつつヒュドラーの追加効果でエクシーズ素材を補充するなど無理のない方法で運用するのが吉だろう。
またあくまで大抵のカード効果が通用しないかつ戦闘破壊が困難というだけであって、打点を上げて無理やり戦闘破壊する、壊獣の餌にする、対象を取らず破壊でもない効果で突破するなど、
対処の方法はいくらでもあるため、慢心しきっていると氷結界の龍 トリシューラに足元を掬われるといった惨事になることもしばしば。
モチーフは中世ヨーロッパで語られた蛇の王「バジリスク」。


●魔法・罠カード


陽炎柱ヘイズピラー

永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分は「陽炎獣」と名のついたモンスターを召喚する場合に
必要なリリースを1体少なくする事ができる。
また、1ターンに1度、
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
自分の手札・フィールド上の「陽炎獣」と名のついたモンスター1体を、
選択したエクシーズモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。

永続魔法。リリース軽減とエクシーズ素材の補給効果を持つ。
引いてすぐ使える即効性が強みで、高速でデッキを回して一気に勝負を決めに行くスタイルが主流のVRAINS期環境にマッチしているといえる。
おまけ程度にエクシーズ素材補充効果もあるが、基本的にアド損にしかならないので無理に使わなくていい。


陽炎光輪ヘイズグローリー

永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分は「陽炎獣」と名のついたモンスターを召喚する場合に
必要なリリースを1体少なくする事ができる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地から「陽炎光輪」以外の「ヘイズ」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える。

永続罠。リリース軽減+自身を墓地に送って「陽炎(ヘイズ)」をサルベージ。
陽炎柱と同じリリース軽減効果を持つがこちらは永続罠なので発動までにタイムラグが有るのが欠点。
反面このカードを墓地に送る事で墓地のヘイズカードをサルベージする優秀な効果を持つが、リリース軽減効果のためになるべく長期に渡って維持したい永続罠の性質と若干噛み合っていないのがネックか。
優秀ではあるがスピード重視のデッキ構成だとテンポアドを損ないやすいため採用は見送られやすい。 



▼相性のいいカード


真竜皇アグニマズドV
手札・フィールドの炎属性モンスターを含むモンスター2枚を破壊して特殊召喚でき、そのカードが両方共炎属性だった場合は更に除外除去のおまけがついてくる。
陽炎獣及び陽炎獣デッキで使用されるモンスターはその殆どが炎属性であるため効果発動コストに困ることはほぼ無い。
また破壊するという点が実は非常に画期的で、サーベラスや炎王などの効果を能動的に発動させつつ墓地に一気に炎属性モンスターを溜め込むと言った芸当は、
前任の焔征竜ブラスターではできなかった芸当である。
攻撃力が非常に高く、そのまま1ショットキルの打点補助としても使える。


ゾンビキャリア
デッキトップ固定を利用してスピンクスの効果を確実に発動させるイカサマができる。
更にチューナーなので他の陽炎獣と組んで魔王龍ベエルゼになったりと強力。
効果を使用後に場を離れると除外されるので、グリプスのサイドラ効果を阻害しなくなる。


■レッド・ドラゴン
単体では特段特筆すべき点もないただの通常モンスターである。上級モンスターの割に攻撃力守備力とも優れているわけではなく、通常モンスターなので強力な効果があるわけでもない。
このカードの注目すべき所は炎属性・レベル6かつ通常モンスターのドラゴン族という点である。
見た目は同じく遊戯王最初期に出たモンスタータイホーンの色違いというやる気のないデザインでどこからどう見てもドラゴン族に見えないが、奇跡的に噛み合った種族・属性・レベル・カード種別のお陰で後述する聖刻ギミックを組み込めるようになった。


聖刻龍-トフェニドラゴン
↑の貧弱な初期の通常モンスターを敢えて採用した理由。サイドラ感覚で場に出して陽炎獣用のリリース要員になれるだけでなく、レッド・ドラゴンをリクルートすればそのままランク6のエクシーズ素材にできる。


炎王
聖炎王ガルドニクスや炎王の急襲など共有できるサポートカードが豊富。またこのカードが出た時期は炎属性モンスターを中心に「自壊を利用してアドバンテージを稼ぐ」といったテーマをKONAMIがプッシュしていたこともあり、
陽炎獣サーベラスと噛み合った自壊に関係したサポートカードも豊富である。
特に聖炎王ガルドニクスや炎王の孤島はデッキを一気に回転させつつ墓地を肥やして1キルの布石を整えやすくなるので、積極的に活用して行きたい所。


火舞太刀かまいたち
自身が破壊された時、相手モンスター1体をを道連れに破壊する。
サーベラスに使ったアド稼ぎ用の自壊ギミックが流用でき、後述の補給部隊と組み合わせて一気にアドバンテージを稼げる。
破壊される場所も指定されていないので、炎王などを使って手札やデッキ外から複数枚を破壊してやると急激にアドバンテージを稼げる。


■超越竜
ゼノ・メテオロスと共にランク6のエクシーズモンスターやレベル12のシンクロモンスターになれる他、グラウンド・ゼノでサーベラスや炎王を破壊できる点でも非常に噛み合う。
ヒュドラーやドゴランを破壊してファイヤーオパールヘッドをリクルートするのもいいだろう。


■レボリューション・シンクロン
陽炎獣を出すだけでパワーツール・ブレイバー・ドラゴンをS召喚でき、ケーストと煙玉を呼び込むことでハンデスが行える。
もしくは焔聖剣や竹光を装備してアドバンテージを稼ぐのもいいだろう。
効果を使い終わった後は自己再生させてフルール・ド・バロネスに繋げることで更に制圧力を高められる。


■補給部隊
ゴブリン突撃部隊にパシリを頼んで手札回復。サーベラスや炎王などを破壊して急激にハンドアドを稼げる。


■帝王の烈旋
相手モンスター1体をアドバンス召喚のリリース素材にできる。帝並に上級だらけの【陽炎獣】でも当然活躍できる。
発動ターンはEXデッキからの特殊召喚が制限されるため、使った後は真炎の爆発からの1ショットキルに繋げる、陽炎獣共通の耐性を耐性を盾に居座るなどの方法で立ち回りたい。


真炎の爆発
主力となるサーベラスは守備力200かつ効果の性質上墓地に複数体溜まりやすいため、このカードでの大量蘇生に繋げやすい。
また上級モンスターが主力になる関係上下級モンスターに比べて当然平均打点は高く、エクストラデッキの戦力に依存せずともこのカード1枚からの1ショットキルが実現しやすいと言える。
新マスタールール施行後は以前のようにエクシーズモンスターを複数展開して攻めるといった方法が取りづらくなったため、エクストラデッキに依存せずとも火力が出せるという点は大きな強みになりうるだろう。



■リンクモンスター
VRAINS期から現れた新たな戦力。
エクシーズモンスターはエクシーズ素材になったモンスターが即座に墓地に送られないために素材の再利用に手間がかかるという欠点があったが、リンクモンスターは即座に墓地に送られるため、
素材にしたモンスターを蘇生カードですぐに呼び戻して連続展開の起点にするといった動きが可能になる。
それを抜きにしてもリンクマーカーを確保しなければエクシーズモンスターの複数展開は不可能なので、そういった意味でも重要な存在になる。
特に相性が良いのは属性リンク2モンスターシリーズの1体、ドリトルキメラだろう。
緩い条件でリンク召喚でき、リンクマーカーの向きも汎用性に優れる左右斜め下。また被破壊時に墓地の炎属性モンスターをサルベージできる点も自壊ギミックを複数積み込む陽炎獣のコンセプトと合致している。
炎属性モンスターの打点を500ポイント上げる効果も持っており、これも1ターンキルに向けた打点確保に役立つ。
展開補助も兼ねたファイアウォール・ドラゴンと併せてリンク召喚軸に仕立てるのもいいだろう。


■ランク6エクシーズモンスター
陽炎獣はレベル6で統一されているため、親和性の高いランク6エクシーズモンスターが主戦力になる。
採用するモンスターは汎用性の高さを重視し、また不足しがちな除去と打点を補えるモンスターを中心に選びたい。
バジリコック以外での採用筆頭候補は「交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン」だろう。
汎用性の高い除去効果、単体で完結し他カードによるサポートの必要がないコンパクトな設計、それでいて及第点の打点も有するなどバランスよく高性能。
コントロール奪取したモンスターを素材にする場合レベル6として扱えるという独特の効果を持っているので、
精神操作などのコントロール奪取カードも仕込んでリンクモンスターと共存させるといった構築にするのもいいかもしれない。
他にも即座に2枚分の除去が行える即効性が売りのガントレット・シューター、用途の広いセイクリッド・トレミスM7、ダメ押しの一撃が強いフォトン・ストリーク・バウンサー
墓地肥やしに役立つ永遠の淑女ベアトリーチェなどなどランク6帯のエクシーズモンスターは有能揃い。
セットで定番の迅雷の騎士ガイアドラグーンも採用して無駄なく活用したい。


この項目が追記され修正された時、デッキからwiki籠り1体をハローワークに向かわせることができる。



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  • グリプス便利なや味ヌ、活用を考えるとデッキ構築の難易度が跳ね上がるや味謔ネぁ -- 名無しさん (2014-06-16 11:34:24)
  • フレイムヘイズ?(難視) -- 名無しさん (2014-10-09 22:41:17)
  • リンクスだと結構戦える -- 名無しさん (2018-03-03 00:44:08)

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