バルクとスカル(パワーレンジャーシリーズ)

ページ名:バルクとスカル_パワーレンジャーシリーズ_

登録日:2014/05/16 Fri 02:46:04
更新日:2023/12/18 Mon 10:45:16NEW!
所要時間:約 2 分で読めます



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パワーレンジャー コメディリリーフ 名脇役 愛すべきバカ達 スカル バルクとスカル バルク 嫌な奴ら→愛すべきバカ達




バルクとスカルとは、日本のスーパー戦隊シリーズを海外用にリメイクした『パワーレンジャーシリーズ』の名脇役である。



【概要】
主に、第1シーズンからイン・スペースまでの俗に言う「ゾードン編」においてレギュラーを務めていたキャラクター。
数多くのレンジャーを兼任したトミー・オリバーが正義側の代表、曽我町子女史の熱演により強烈なインパクトを与えたリタ・レパルサが悪の代表とするなら、
彼らは日常の象徴であり、もっぱら闘いに関係の無いところでコメディリリーフ的な役割を果たしている。
初期は、主人公達に何かと絡む苛めっ子のようなキャラクターだったが、ストーリーが進むごとに、劇場版で命がけで大勢の命を救ったり、
パワーレンジャーを助けるために危険を承知でモンスターに挑むなど、「ちょっとマヌケだけど実は人のいい」キャラクターになり始めた。
要するにジャイアン現象。
パワーレンジャーに変身する人間とは何かと関わりあうが、基本的にそれらの人物がパワーレンジャーであることを知ることは無い。
そのため、話のメインである戦いに巻き込まれることはあっても、それらに関係のないところで動くことが多い。
しかし、この2名の愉快なやり取りがパワーレンジャーの雰囲気をあまりシリアスに感じさせないように働きかけ、
結果的にトミーやリタとともにパワーレンジャーを現在まで続く人気作品として成立させるのに一役買ったのは紛れもない事実である。
そのため、同シリーズのコメディリリーフのなかでも根強い人気を持ち、学校を卒業した後も、警官になったり、探偵になったり、チンパンジーになったりと色々な目に会いながら
パワーレンジャーと関わり続け、ゾードン編以降もゲストキャラとして登場したり、レギュラーで登場したり、身内が登場したりと度々出番があり
同シリーズの世界観を繋ぐ存在となっている。


『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』のパイロット版ではエンジェルグローブのボウリング場でジェイソンに絡んでいた不良4人組が登場しており、これがバルクとスカルの前身となった。



【キャラ】
◆バルク
デブの方。本名は「ファーカス・バルクマイヤー」。
スカルの兄貴分。頭が悪くドジ。だが、劇中でジェイソンが記録を破るまで、バーベル連続上げの記録保持者だったりと腕力は優れている模様。
頭が良くない割に悪知恵は働き、悪だくみを思いつくのは基本的にこっち。
主人公達にいじめを繰り返しているが、基本的にしっぺ返しにあううえに、彼らがレンジャーの正体であることを知らない。
1度、劇中でモンスターになってしまったことがある。



◆スカル
痩せている方。本名は「ユージン・スカロビッチ」。
笑い方が下品。
特技はピアノだが、自分のイメージに合わないため、めったに人前で見せない。
彼のドジで、バルクの計画を失敗させたり、足を引っ張ってしまうことが多い。
後の作品「パワーレンジャー・サムライ」では息子のスパイクがバルクと行動を共にしている。



【作中の活躍】
マイティ・モーフィン・パワーレンジャー
初期は典型的ないじめっこ且つコメディリリーフ的存在であったが、徐々に「お馬鹿だけど憎めないキャラ」になり始めた。
パワーレンジャーの正体が自分の知る人物であることを知らず、正体を探ろうとして毎度のように酷い目に会ったり、
高校卒業後に警官になり度々騒動を起こしたり、時空操作の影響で子供になったり、波乱万丈な日常を送っていた。
夢の中でレンジャーになり、メガゾードの操縦をミスって自滅したことも(映像は鳥人戦隊ジェットマンジェットイカロスの流用)。


★パワーレンジャー・ジオ
案の定警官を首になった後は探偵事務所で働くことになる。
そこで記憶喪失になったゴルダー(グリフォーザー)とリト・レボルト(ガシャドクロ)を使用人として扱う快挙?を成し遂げた。


パワーレンジャー・ターボ
職務中にエルガーに襲われ、チンパンジーに変えられてしまい、
しばらくはストーン元警部のペットとなり、人間に戻ろうと四苦八苦していた。
何とか元に戻ったものの無断欠勤と見なされてクビにされ、フリーター化。
以降は様々な仕事に就いては失敗してクビになるパターンをほぼ毎回繰り返していた。


パワーレンジャー・イン・スペース
フェノーメナス博士という科学者の助手になる。
最終章における彼らの見せ場はシリーズ屈指の名シーンとして有名。


パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー
宇宙開拓船テラ・ベンチャーの住民に選ばれるが、スカルは寝坊して地球に取り残された*1ため、
主に登場するのはバルクのみ。


★パワーレンジャー・ワイルドフォース
FOREVER REDにゲスト出演。


★パワーレンジャー・サムライ
バルクが久々にレギュラー化。スカルの息子・スパイクとともにコメディパートを担当した。
本作ではサムライに憧れており、バルクが師となってスパイクにサムライとしての道を教えているが、だいたいヘンテコなものが多い。
ナイロックに一般人として襲われる事もあり、時にはパワーレンジャーと絡む事もある。
そして最終回にてスカル自身も登場し、久々の掛け合いを視聴者に見せたが
スカルはそれまでのイメージを覆し、何故か高級リムジンに乗るリッチマンになっていた。
とはいえ、リムジンのルーフから身を乗り出してバルクに手を振っていたら標識が後頭部に直撃するなど、中身はそんなに変わっていなかった。


マイティ・モーフィン・パワーレンジャー:ワンス & オールウェイズ
直接は登場しないが「バルクフードコーポレーション」なるサンドイッチ屋の広告で2人の顔写真が確認できる。
しかも、結構繁盛している模様。



余談

パワーレンジャーシリーズの始動以降から国内で制作されたスーパー戦隊シリーズ作品『電磁戦隊メガレンジャー』はパワレンと同じく学園を舞台にしているのだが、同作では彼らに相当するポジションのレギュラーキャラクターとして「和田シンタロウ」と「岩本ジロウ」コンビが登場している。キャラ付けもバルクとスカルと同様。
なお、岩本ジロウ役の橋本巧は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』にてタイガーレンジャー/ボウイを演じていた。




追記・修正は鷲掴みにしたガムボールでレンジャーの変身を真似てからお願いします



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  • 懐かしい。何年前か忘れたがサンテレビで見たわ -- 名無しさん (2014-05-16 03:45:43)
  • だが、こいつらのためにモーク、ボック、マンドラ坊や、ボンパー達がはぶられてしまった罪もある -- 名無しさん (2015-02-10 23:27:57)
  • 海外版ジャイスネ -- 名無しさん (2015-03-10 16:25:26)
  • 日本風に言い直すと「モリモリ君とガリガリ君」だな -- 名無しさん (2020-08-27 18:51:48)
  • ↑3ボンパーに関しては -- 名無しさん (2023-04-28 20:56:38)
  • ↑続き。RPMの作風に合わないって判断されたんだと思う。あとパワレンはSPDのボスやジャングルフューリーのマスター達ですら原作と違った形で出てるのでこの辺がハブられるのはまあ無理ないのかも… -- 名無しさん (2023-04-28 20:58:28)

#comment

*1 スカルの演者が俳優を休業したためこうなった

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コメント

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