メドローア(ダイの大冒険)

ページ名:メドローア_ダイの大冒険_

登録日:2011/03/03(木) 22:43:15
更新日:2023/08/09 Wed 11:10:01
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極大消滅呪文だ


その名をメドローアという



ドラゴンクエスト ダイの大冒険に登場し、後にゲームに逆輸入された呪文。


●目次


■概要

炎熱の「メラ」系統冷気の「ヒャド」系統という相反する呪文のエネルギーを融合させ、触れた全ての物体を消し去る消滅エネルギーを生み出して射出する「極大消滅呪文」。


呪文でありながら「必殺技」と認識されており、必殺技人気投票においてアバンストラッシュ、ブラッディースクライド、グランドクルス、獣王会心撃など多くの有名な技を押しのけて見事1位に輝いた。


…実際に(ポーズを)やってみたことのある人もいるのでは?


過去に大魔道士マトリフが生み出したマトリフ最強の呪文であり、終盤戦に臨むポップに伝授された。
その期間はたったの5日足らず。こんな短期間でマスターしたポップマジパネェ…。


意外にも、マトリフがこの呪文を開発したのはアバンが凍れる時間の秘法でアバン自身も凍ってしまった後。 
一時的に世界が平和になっていた時期であり、比較的最近作られた呪文である。
ブロキーナによれば、マトリフはアバンを犠牲にしてしまったことを悔いて開発したとのことで、ブロキーナはこの呪文が凍れる時間の秘法をかけられた無敵の肉体にも有効だと知っていた。


勇者アバンと獄炎の魔王

開発経緯の詳細が明かされた。


理論自体はマトリフの師匠・バルゴートから伝えられており、ウロド荒野での決闘(凍れる時間の秘法の戦い)の際、ガンガディアとの戦いでは、ルーラと腕力を組み合わせたガンガディアに追い詰められた際に使用。
マトリフへの敬意から撲殺ではなく炎呪文で葬ろうとするガンガディアに対し、ガンガディアを挑発してより燃やさせた炎呪文にマトリフは氷呪文をぶつけ、不完全ながらもメドローアの消滅力場を大規模発生させて魔物達の大半を壊滅させた。
さすがにガンガディアは何が起きたのかすぐに理解し死を避けるため即座にルーラで脱出したが、それでも自分だけ離脱するのが精一杯で、地底魔城に戻ったときにはボロボロになっていた。


マトリフはアバンを助けられなかった自身の無力さを悔い、最終決戦用にこの呪文を開発したとの事だが、ブロキーナによれば天才的な格闘センスを持ち高い再生力も持つハドラーに大呪文を直撃させて丸ごと消し飛ばすことは難しいだろうとの判断で、地底魔城の決戦ではアバンをハドラーの元に向かわせるためのサポートに回った。
ハドラーがマトリフがベギラゴンを使っただけで驚いていた様子からもわかるように、結局ハドラーとは対峙することはなかったため使われなかった模様。


本来は「時間が凍った存在をも消滅させることができる」という特性上、本来の運用意図は時間が凍ったハドラーだけを消滅させる事*1のつもりだったのだが、メドローアが完成する前にハドラーの封印場所を探し当てたザボエラの依頼を受けたクロコダインにハドラーを奪還されてしまった。


■術の特性

●発動工程

  1. まず右手に[[ヒャド(氷)>ヒャド系]]、左手に[[メラ(火炎)>メラ系]]の魔力を同時に、同威力で発生させる。
  2. これを両手を打ち合わせるように衝突させ、スパークさせる
  3. メラとヒャドの魔法力が対消滅し、「消滅」のエネルギーが生成される。
  4. これを手元で暴発しないようにまとめて弓矢を引き絞るように構える
  5. 任意のタイミングで解き放つ


●習得方法

作中では「マトリフがポップに向けてメドローアを放ち、ポップがそれを相殺する」という、一歩間違えれば間違いなく死ぬ修行法を採った。
尤も、この修行法はメドローアが反射された際の対処方法も身を以て学ばせる事も出来るので習得できる力量があるなら極めて実用的とも言える。*2
伝授の場面ではマトリフのメドローアから逃げようとしたポップが、マトリフが文字通り血を吐きながら伝授を行おうとする姿に
「これを避けたらあの人を師匠と呼べない」
と受け止める覚悟と、
覚悟を察したマトリフの「ありがとよ…!!」と返す場面も印象的である。


マトリフ自身の『勇者アバンと獄炎の魔王』における実戦初の使用は敵の炎呪文に氷呪文をぶつけるというメチャクチャなものであり、使用後はさすがのマトリフも自分の指が吹っ飛んでいないかビビっていた。
魔法の特性を理解したガンガディアさえもこの魔法を習得しようとしたが1年間練習しても一度も発動に至ることはできず、「2つの呪文の威力を正確に一致させなければ成功しない」と評した。
マトリフが生涯唯一の好敵手と認めたガンガディアがどれだけ努力しても習得できなかった」という設定が追加された事で、
「センスの無ぇヤツには一生できねぇ」というマトリフの言葉の重みと、それをマトリフのアドバイス込みとはいえ初見でメドローア相殺まで持って行ったポップの異常性が際立ったと専らの評判である。
そら自分のライバルが1年間頑張っても無理だった呪文を5日間で習得して見せればマトリフも「今日ほどお前が大したヤツだと思った事はない」とビビるよ


●性質

メラとヒャドを混ぜてぶっ放す…という、原理自体は非常にシンプルだがすごく危ない術。
あくまで炎呪文と氷呪文の必要があり、ドラゴラム等ドラゴンの炎ブレスではこの魔法を生み出せない。


命中すれば、普通の呪文が効かないオリハルコンであろうが時間が動かなくなった物体であろうが物理強度/法則を無視して問答無用で消滅させる、正に「最強の魔法力」。


ただし、恐らくは消滅させる「エネルギー」の強さには限界が無いものの、一度に消し去る対象の「量」には限界が存在する。*3
とはいえ、一撃で崖や島を抉り取るほどなので一度に消去可能な質量限界も膨大と見て間違いはない。
シーンによって消滅範囲がまちまちなのは、元となる魔法の出力によって消滅力場の規模が変化するため。
ある程度は術者が消し去る対象や限界を感覚で絞ったり調整も出来る。


極小規模のメラとヒャドでも臨界反応は起こるので、消滅力場を発生させるだけなら僅かなMPでも可能ではある。
ただし規模を問わずメドローアとして行使する場合は莫大なMPを消費するので、MP消費は主に臨界反応を制御し指向性を持たせる調整に費やす模様。


習得方法の項で分かる通り、メドローア同士をぶつけると相殺することが可能。
メドローアを扱えるものならば命中する前に相殺すれば防御することができるほか、作中でもポップがマホカンタで反射された際、咄嗟に二発目のメドローアを放って相殺している。
ただしメドローア自体消費が激しいうえ、消費されるMP×2となるため反射されれば厄介であることに変わりはないし、
ミストバーン戦ではブロキーナを抱えた状態で背中から反射を食らった(ように見せかけてアバンに助けられていた)ためか、相殺も懐に仕込んだシャハルの鏡を使った再反射もできなかった。それにしても、本当に食らっていたら、シャハルの鏡まで一緒に消滅するとは思えないのだが。
なお、この性質に関しては「世界中で使えるものがマトリフしかいなかった呪文なのに、なんでマトリフはメドローア同士で相殺できることを知っていたのか?」という疑問点が存在する。一応この世界では「同じ呪文同士は原則的に相殺し合う」という性質はあるものの、色々な意味で規格外な存在であるメドローアにまでこの原則が通用するとマトリフが確信していた根拠は不明だが、マホカンタを使えるモンスターを相手に検証した可能性は高い。切り札として編み出した以上その特性を把握しておくことは必須だろう。


また同じくマトリフが教えポップが使った呪文に重圧呪文の「ベタン」があるが、このような力場をメドローアで消せるかどうかは不明。*4


ポップ独自の工夫かは不明だが、ベギラマを調整して見た目をメドローアそっくりに見せかけることが可能。
ポップはマホカンタの力を持つ盾『シャハルの鏡』を所有するオリハルコン生命体・シグマと1対1での勝負をするにあたり、反射させたこのベギラマをわざと受け、勝利を確信して油断したシグマに本命のメドローアを命中させた。


凍れる時の秘法で時間が凍結した物体を消し去れる攻撃であるため、バーンパレスの真の姿を見せたミストバーン戦では唯一の望み*5となった。
逆に言うなら、ポップ(とマトリフ)はメドローアを反射する手段を持つキャラ以外なら誰にでも勝てる可能性があるキャラと言える。



●系統

火炎系統/氷結系統双方の最上位呪文として扱われる。
メラゾーマ(火炎系の最上級呪文)、マヒャド(氷系の最上級呪文)は「熱」を操るという意味で同類であり、これらの呪文に

  • ベギラゴン(極大閃熱呪文)
  • イオナズン(極大爆裂呪文)

のように極大の名が付かないのは、このメドローアの存在がある為だとか。


作中ではベギラゴンなどの呪文に極大とつくのは、それが種類や原理が異なる各系統の呪文において最上位であるため。
使い手の力量によって威力に差が生じようとも、威力によってその魔法の形態や名称が変化することは無い。
大魔王等突出した使い手が、イオナズン級の威力を持つ球状のイオラを乱射する神業も披露した事例もあったが、それもあくまで「(他の一流魔道士が扱う)極大呪文級の威力を持つ下~中級呪文」として扱われる。


マトリフ曰く、メラ系とヒャド系の呪文はどちらも他の系統とは異なり、魔力によってエントロピー制御を行いエネルギーのベクトルとスカラーを変化させるもので、エネルギーの正負のどちらにベクトルを傾けるかの違いでしかないとのこと。
また、極大呪文には「特定の型と両手を用いて放つ」というルールがある。
メラゾーマ・マヒャドはどちらも片手で放つことができるためこの定義に当てはまらず、
ポップも「それらを極大呪文とは言わないな」とはっきり答えている。


エネルギーを0にするメドローアは、エネルギーの変換倍率の桁が何億はおろか那由他や不可思議に及ぼうが、エネルギーを0にする際の対消滅を利用して対象を問答無用で消滅させる。
発動条件に「両手を用いる特定の型を必要とする」という点も極大呪文の定義に正しく則っており、
よって、如何なる火炎・氷結呪文ともランクの異なるメドローアこそが、この二系統の「極大」なのである。


これは作品の世界観としてベギラゴンを一般的な攻撃呪文の頂点として扱っていることとも無関係ではないだろう。
(魔王時代からイオナズンを使えたハドラーは本編序盤にアバン討伐の褒賞として授かり、開始時点で既にメラゾーマ使えたポップに至っては最後まで習得できていない)



●欠点

・魔法対策に弱い
メドローア自体は一つの「呪文」に過ぎないため、通常の魔法力対策が効いてしまうという弱点がある。
特に、マホカンタなどの反射能力は致命的で、絶大な威力を反射される分、下手をすれば一瞬で味方が全滅する恐れがある*6
大魔王バーンをこれで倒して決着、という誰でも思いつく戦法が取れないのもこのため(しかも莫大な魔法力を持つバーンは呪文の詠唱に「溜め」がなく、「見てからマホカンタ」ができる。あろうことか、全盛期の身体になろうものなら「見てからフェニックススウィング*7」も可能)。
魔法力そのものを吸収する効果があるバーンパレス心臓部にも無効化されていたので、恐らくマホステや「あやしいきり」でもかき消されるはず。
マトリフがどこまでも純粋な呪文使いだった故の壁、という所か。
もちろんマホトーンを喰らえば使用自体が封じられる。ダイ大のマホトーンは「口が聞けなくなる」という効果なので、発動の一言が出せなくなる。

・消耗が激しい
消費魔法力が異様に多く、消費MPは70前後の模様*8
終盤の成長したポップ(レベル51時のMPは325。並の魔法使い3人分を優に超える)でも数発しか使用できない。
このMPなら漫画の元ネタになっているドラクエ3基準でもメラゾーマが27発は撃てる計算になるはずである。
かのマトリフですら本編時点の衰えた状態では1発撃っただけ*9で魔法力が尽きてしまうほどなので、ポップのMPが相当なものだという事がうかがえる*10
ちなみに、コミックス21巻巻末の「キャラクターQ&Aコーナー」では、ポップは「メドローアは2~3発、ベタンで5~6発。メラゾーマなら20発以上は軽い」とコメントしている。
これほど燃費が悪いとなると、術者の力量次第では下手に他の呪文を使えばメドローアの使用に差し支える可能性も出てくる。
敵に向けて撃つなら反射の可能性を考えて2発撃てる状態を保っておくのが理想なので消費MP70程度とした際のレベル34のポップは迂闊に他の魔法を連発できたものではない。
フィンガー・フレア・ボムズほどではないが術者に対する負荷も強く、体調を崩してしまっているマトリフが使うとよくても吐血してしまうほど。
ポップも終盤ではメドローアを撃った後に立ち眩みを起こしており、負荷が顕在化し始めている可能性がある。

・習得が難しい
大前提として使用者には「2つの呪文を同時に、バランスよく扱えるセンス」が要求されるので、原理を教わったからといって誰でも扱える訳では無い。
上記した通り、「センスの無ぇヤツには一生できねぇ」とはマトリフの談。
二つの異なる呪文を、全く同時に、全く同じ威力で発動させなければならないため、非常に難易度が高い。
ウロド荒野でその原理を見せられ、命からがら脱出したガンガディアもマトリフとは別に習得に挑んだが、1年間、何百回もチャレンジし続けたにも関わらず、一度たりとも反応を起こさなかったそうだ。
ポップは習得したばかりの頃、元々メラ系の方が得意だったために、左のメラが強く、撃つたびに右手が炎上して火傷を負っていたが、
一度も発動に至れなかったガンガディアの事を考えるとむしろメラの方が強いはずなのに反応を起こせていた事の方が異常とすら言える。
さらに原作終了から時を経た「蒼天のソウラ」でメドローアの規格外過ぎる難易度が描写される事に(後述)。
勇者アバンと獄炎の魔王ではメラ系とヒャド系を合わせることで消滅のエネルギーが弾ける描写があり、下手をしたら術者が自滅する可能性もあり得たかもしれない。そんなやべー呪文をぶっつけ本番でやらせるのか…*11
逆に、この呪文を習得できる者は、メドローア以外でも異なる2つの呪文を左右の手でそれぞれ同時に発生させる事が可能でもある。
マトリフはハドラーとベギラマの撃ち合いをしながら脇のポップにキアリーをかけている場面があり、ポップも呪文そのものではないが右手でブラックロッドに魔力を込めながら左手でイオ系の呪文を出している。
ただし、ポップがこれを披露したのは最終盤の大魔王バーン戦というメドローアを習得してからかなり後になっており、今のおれならできると思った」大魔道士に覚醒するまではできると思っていなかった節があるため、
全く系統の異なる2つの呪文を左右の手で同時に発生させることはメドローアを使うためにメラとヒャドを発動させるよりもさらに高等技術である模様


■実際の活躍

本編においてネームド相手に命中したのは2回、狙い通りに決まったのはそのうち1回と、ぶっちゃけ成功率は低い。
というのも、この呪文は当たれば防具や闘気圏のレジストを無視して、まるで空間ごと削ったかのように対象を削り消す。
結果として事実上の即死攻撃になってしまい、作劇上扱いが非常にデリケートになったのである。


とはいえ、終盤は呪文に耐性を持つ敵だらけだったためあるとないとではポップの脅威度が大違いであり、
また敵方にも対応必須の技として意識されることで、切り札としての存在感は保たれていた。
特に真の力を解放したミストバーンは呪文どころか全ての攻撃手段の中でメドローア以外に倒す手段が示されていない。
ドルオーラですら成し得ないかもしれないことを可能にする呪文と考えると、その凄まじさがわかるだろう
(ただ、作中では試される機会はなかったが、のちのマァムにアバンがやったように、アバン流「空」の技で取り付いているミストにだけダメージを与える、という手が通用する可能性も、無いわけではない)。


結果、メドローアは「敵の受け技系秘技を引きずり出す」という形で用いられ、勇者ダイが突っ込む道を切り拓く穴開け役を担当する事になった(大魔道士ポップ自身がまさにそうだったように)。

  • vsハドラー親衛騎団
    虚を突いて完全な命中コースで放たれたが、ブロックの捨て身の行動によりギリギリで回避され、ブロックの背中を削り取って戦闘不能に追い込むに留まった。
  • vs老バーン
    マホカンタで普通に跳ね返された(咄嗟に相殺したため全滅は免れた)。
  • vsシグマ
    ベギラマを囮に使った高度な頭脳戦の末、胴体の中心を見事消し飛ばして勝利。
  • vs(?)◇の9
    罠からの脱出手段として使用。目論見通り炎の壁に風穴を空けることができた。
  • vsミストバーン
    フェニックスウイングで跳ね返される。
  • vs真バーン
    天地魔闘の構えの弱点を狙って放たれたがすんでの所でフェニックスウイングが間に合い弾かれる(正確に跳ね返されはしなかった)。
  • vsジャミラス(マトリフ)
    「おめえが消えな」の一言でアッサリ消滅。
  • vsフューレ(マトリフ)
    勇者アバンと獄炎の魔王にて。魔法を跳ね返す効果を持つ『暗黒のマント』を装備していたが、マトリフの機転で引き剥がされたところを突かれて他の幽霊騎士団(ゴーストナイツ)諸共消し飛ばされた。
    ちなみに呪文を跳ね返すアイテムがマントではなく盾や鎧だった場合はもっと苦労したと語っており、後に上位互換のようなスペックのシグマを倒したポップは本当に高い実力を身に着けていることがわかる。

なお、メラとヒャドを合成する呪文である関係上、マトリフ曰くフレイザードももっと成長していたらこの呪文を使えていた可能性があったとのこと。
成長したハドラーがヒムらを生み出す前に知っていたら、もしかしたら使えるようにしてた可能性は…ない。ていうかやられたら詰む。


さらに言えば、魔法力と呪文のコントロール技量においてポップのはるか上を行くバーンならば、
この呪文をラーニングした挙げ句好き放題にアレンジできた可能性もある。
だが本編のバーンは「10の相手に、それを上回る100の超威力単発や20の力の乱射」という形で対処している。
「パワーで圧倒しているのだから、「紛れ」でつけ込まれないように堅実に立ち回るべき」という戦術理解は実に彼らしい。
繊細さや緻密さを要する方向は、むしろバーンのやり方と対極にある(ポップが1人で天地魔闘の構えに挑む時に両手で別々の魔法力を使用する事に「器用」と評している)。
バーンの場合は普通の呪文ですら異常な威力を出せて溜めなしで連発が効くため、あえてメドローアに拘る理由が無かったというのが実際のところだろう。


逆輸入

●ゲームシリーズ

ゲームではDQM2で連携攻撃として初登場、以降モンスターズシリーズの常連となっている。
DQM2ではメラゾーマとマヒャドの組み合わせで発動し、敵1体に700~900のダメージを与える。


DQMJ2以降はメラ系+ヒャド系の複合属性ダメージを与える設定。無属性ではない。
原作に沿ってか消費MPが80or100とバカ高く、マホカンタにも反射されるがDQMJ2P以降は消費相応の火力を誇る。
テリワン以降はメドローアをメドローアで相殺することも可能。
ただしアストロンで普通にはじかれる。
DQMJ2Pでブレス版にあたるオーロラブレスも登場。


「ドラゴンクエストソード」でも主人公とディーンの合体必殺剣として登場。
ディーンの投げた炎と氷を、リモコンを∞形に振って融合、突きで放ち、敵全体にダメージを与える。


「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」では光属性の究極必殺技という扱いになっている。
こちらは光の矢ではなく、光が降り注ぐ演出である。


本編では主人公ベロニカの連携技として初登場。
原典どおり、主人公のメラゾーマとベロニカのマヒャドとの連携攻撃となっている。
モーションとしては主人公とベロニカが二人で魔力球を作って撃ち放つといった内容で、あまり原作再現度は高くない。
威力が最大で700台に達する無属性の全体攻撃であり、耐性の異なる複数の強敵を相手にする時などに重宝する。


その後、オンライン作品のにおいてもVer6.3から実装された。
本作では呪文ではなく魔法使いの「必殺技」扱いであり、自身の前方の直線上にいる敵全員に超特大のダメージを与える。
条件の関係上、ストーリーを最低限Ver3までは終わらせていないと習得できない。
Ⅺの時とは違い、モーションは原典たるダイの大冒険を忠実に再現したものとなっており、ダイ大ファンであれば熱くなれること請け合い。
一方性能面で言うならば、必殺技であるがゆえに「マホカンタ等の呪文に関係した状態変化の影響は一切受けない」など原典とは一部設定が異なっている。
プレイヤーに有利な仕様でありながら、「原作再現でマホカンタでちゃんと反射して欲しかった」等の声を敢えて上げる人も少なくなかった様子。
連発できない分その威力は絶大であり、なんと攻撃魔力がどれだけ低い魔法使いであっても9000前後のダメージは保証されている。
攻撃魔力1000以上になると徐々に威力は上がっていき、テンションシステムとの複合などで1万以上のダメージを簡単に叩き出すようになる。
なおVer6.4のボスであるジア・クルヴィダも、よく似た必殺攻撃「ジア・メドローア」を使用してくる。


●漫画作品

ドラゴンクエストXのコミカライズである「蒼天のソウラ」でも登場。この時点ではまだゲーム本編には実装されておらず、先行登場であった。
敵に対してではなく城壁を破壊するために使用され、複数の城壁にまとめて大穴を開けてその威力を遺憾なく発揮した。
なお、作中では「古代の英雄譚に語られた合成魔法の究極奥義の一つ」とされており、

  • 優秀な魔法使い二人がそれぞれメラ系の魔法力とヒャド系の魔法力を調整担当の魔法使いに供給
  • 調整担当の魔法使いが2つのエネルギーを収束・合成
  • 調整が完了したところで狙撃担当が撃ち出す

という四人がかりでようやく撃てる超高難度の呪文となっている。
ただし狙撃役は調整担当のバウムが「魔法を当てるのが苦手」という理由で招いたので3人でも運用は一応可能。


その際にメラ系とヒャド系の担当の二人は肩で息をして「干からびるかと思った」と言うほど消耗し
調整担当の魔法使いは二つの魔法力を均等に調整する際の知恵熱で眼と鼻から血を流すなど、四人がかりですら負担が大きくなっている。
作中では撃つまでも時間がかかっているので跳ね返されたりしたらまず相殺など不可能と思われるため、戦略的な運用は出来ても戦術的な運用は不可能に近い。
しかしながら城壁の守りとそこの戦力丸ごとを消し飛ばす威力は凄まじく、国家戦力級の手続きと結果を持つ、戦略級のブツとして表現された。


調整担当の魔法使いの口から「古代の英雄譚に語られた大魔導士*12は自分達がやった作業を一人でこなして単独でメドローアを撃った」
としてポップやマトリフの存在が示唆されているが、同時に「さすがに創作」「軍記物に誇張はつきもの」と仲間と共に語っており、「蒼天のソウラ」の時代からするとポップやマトリフがどれだけ規格外だったのかが解る。
一方で、マトリフに「センスの無ぇヤツには一生できねぇ」と言わしめる超常的な個人が操る必殺技を、それ以下の常人でも分担して行使出来るように分析できたという世界的なスケールでは技術向上という表現にもなっていた。



この他、運用における危険・弱点についても

  • 炎熱や冷気のような物理現象になる前の純粋魔法力そのものを射出しているので、
    反射呪文マホカンタ吸収呪文マホキテなどの対魔法障壁アンチ・マジック・シェルの影響をモロに受ける。
    対策を講じた相手に撃っていたらこっちが全滅していた。

……と、マトリフの忠告やバーンパレス心臓部での展開を踏まえた内容でしっかり言及されている。


なお、この「メドローアを1人で撃てるヤツなんて創作(意訳)」発言を受けて、読者達からは「何度死にかけてもその度に復活してるヤツも創作」と思わぬところへ飛び火したのはまた別の話


上記のように後にゲーム本編では結局一人で行使できる必殺技として登場したワケだが、そもそもDQXの主人公はいろいろあって血統も実績も経歴も超一流どころのレベルではなく、ポップやマトリフにすら匹敵すると言ってもおかしくない規格外の人物となっている。
一人で使えたとしても何ら不思議ではないだろう。


■余談

名前の由来は、「ラ」、「ヒャ」とアロー(矢)のアナグラム。
なお「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードⅡ」では下位技の「メヒャド」が登場している(モーション的にもそのまんま)



追記・修正お願いします。


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  • 原理的には相転移使ってるのかな?蒸発と凝固の概念を連続させた一撃だったら当たった対象を消滅できそう -- 名無しさん (2013-11-11 18:01:02)
  • 俺は一番好きだった -- 名無しさん (2013-12-01 23:41:10)
  • マトリフが旧魔王軍時代に使ったのは、罠にはめられて土砂崩れによる生き埋めとか津波によるパーティー全滅の危機とかのピンチの時に使ったんじゃないかな? -- 名無しさん (2014-01-02 19:31:05)
  • 対抗技2種類もってるバーン様ですら ラーハルト&ヒムが特攻→天地魔闘で撃墜・・・した直後にメドローア・・・の流れでガチで焦ってたからな。 -- 名無しさん (2014-01-02 20:43:59)
  • ふと思ったが、魔王軍があと数年本格的な侵攻遅らせてたらメドローア覚えたフレイザード(ついでに既に超魔生物の研究を終えたザボエラ)が居て勇者パーティ詰んでた可能性高いんだよな -- 名無しさん (2014-01-02 21:25:43)
  • しかしフレイザードがメドローア覚えたら、調子に乗ってバーンにメドローア使って、跳ね返されて消滅する羽目になりそうだな -- 名無しさん (2014-02-03 23:28:56)
  • そういえば、二次創作でエイミがメドローアを使えるようになる小説があったけ -- 名無しさん (2014-02-08 08:53:58)
  • ポップの魔力でだいたい何発撃てるんだ? -- 名無しさん (2014-02-08 09:39:35)
  • マホカンタで返ってきた分を防いですっからかんとか言ってたし、2発、多くても3発くらいかな -- 名無しさん (2014-02-08 10:56:31)
  • 二発。ミストバーン戦の後に回復せずバーン戦に突入したなら三発。 -- 名無しさん (2014-02-08 11:15:15)
  • メラ+ヒャド+アローでメドローア -- 名無しさん (2014-02-08 11:39:07)
  • 決まれば一撃で相手を殺せる技の中でもここまで切り札としてフル活用された技はそうそうないと思う -- 名無しさん (2014-02-08 19:53:14)
  • キラーマシーンあたりじゃね?>旧魔王軍戦で使った状況 -- 名無しさん (2014-02-08 21:59:54)
  • 魔弾銃の併用できたら・・・・ -- 名無しさん (2014-02-26 00:54:18)
  • ↑良く言われるけど、メドローアみたいなトンデモ呪文じゃ一発撃っただけで魔弾銃が耐えられずに壊れると思う -- 名無しさん (2014-02-26 06:36:15)
  • 実際にマトリフはメドローアにたどり着く可能性があったから、早めにフレイザードを倒したことが暁光だったって褒めてたな。あの時点での魔王軍で言えば、突出した戦力になったろうね。 -- 名無しさん (2014-02-27 10:12:58)
  • 記憶違いかも知れないけど、メドローアってドラクエシリーズに逆輸入されてなかったか? -- 名無しさん (2014-04-28 19:16:33)
  • ガンガンもそうだけどオリジナル魔法や合体魔法のバリエーションが多くて羨ましかった。 -- 名無しさん (2014-06-06 21:37:00)
  • ↑2 DQM2から合体技として使えるね。魔法系特技の最強技。因みに剣技系がギガクロスブレイク(ギガブレイク) -- 名無しさん (2014-07-28 13:13:28)
  • 普通に考えれば+と-のエネルギーの対消滅エネルギー「0」をぶち込んでるんだろうが…反物質でも生成してんだろうか…。 -- 名無しさん (2014-07-28 13:41:59)
  • ポップの最大MPは並の魔法使い3人を超えるくらいだろ、300で5人分とかMP60が並の魔法使いかよどんな初級者だよ -- 名無しさん (2015-01-23 05:38:32)
  • ↑3 でも、はぐれメタルには効かないんですよね? -- 名無しさん (2015-01-23 08:54:41)
  • ↑×3急冷と急加熱を繰り返したら、大抵の物質には歪みや相転移が発生し、最悪割れてしまう。メドローアを剣で受けようとすると、刃が変質し、機能不全を起こすだろう。 -- 名無しさん (2015-01-23 09:33:13)
  • 上の方に合った生き埋め回避などの罠を消滅させるって使い方がメインだとすると、TRPGのSWとかにあった<分解消去(ディスインテグレート)>に相当するのかな。少なくとも、人に向っては間違っても使っちゃいけない呪文だわな…… -- 名無しさん (2015-04-02 10:30:37)
  • スペシウム光線の原理思い出した -- 名無しさん (2015-04-30 21:10:24)
  • 某読本では世代が違うのか扱われていない。 -- 名無しさん (2015-04-30 21:12:26)
  • 作中でまともに当たったのは2回、うちトドメになったのは1回だけだったりと強力な割には結果はパッとしない -- 名無しさん (2015-04-30 22:12:43)
  • ↑いわゆる即死技の宿命だからしゃーない、あとシグマのほかにもオーザムのピラァオブバーンにいたジャミラス型モンスターも倒してるからトドメになったのは2回だね -- 名無しさん (2015-04-30 22:34:38)
  • 便利過ぎる武器や技は、テレビやマンガでは扱いにくくて、結局使われなくなったり、対策取られてなかなか成功しなかったりするからな -- 名無しさん (2015-04-30 22:37:34)
  • おっと使われまくって対策取られまくった挙げ句クリーンヒットしても大した成果を上げられなくなったカイザーフェニックスの悪口はそこまでだ -- 名無しさん (2015-05-10 18:54:51)
  • ふと思ったんだが、メラガイアーとマヒャドデスでやったらどうなるんだろう。元々、威力云々は関係ない術だから、あまり変わらないのだろうか。 -- 名無しさん (2015-05-10 18:59:06)
  • ↑メラゾーマとマヒャドを合成させてるわけじゃなくメラ系とヒャド系の魔力を同威力で合成させているわけだから出力調整することで射程とか効果範囲とかに違いが出るくらいじゃないだろうか? -- 名無しさん (2015-05-10 20:07:24)
  • イルルカだと消費MP100で、MP10のメラゾーマのちょうど10倍になってるという地味な原作再現。ダイ大はほんとスクエニに愛されてるなぁ -- 名無しさん (2015-06-08 18:26:12)
  • ↑×13 アバン曰く並の魔法使い5人くらいは全快させるフェザーでもポップ(Lv51,MP325)を全快させるのは無理だったから、記事が正しい -- 名無しさん (2015-07-18 22:46:07)
  • ↑ 改めて読み返したら並の魔法使い3人分だったな。悪い -- 名無しさん (2015-07-18 22:45:19)
  • ↑10 「ウルトラマンマックス」で同じ原理の技がでている(脚本は三条先生じゃないけど)。詳しくは某読本10巻を参照 -- 名無しさん (2016-01-25 21:23:04)
  • ↑1 ガオガイガーFINALのスーパーノヴァもそうだな。 -- 名無しさん (2016-03-17 23:08:27)
  • これが出た時、ポップにようやくボスキャラとガチで張り合える呪文が出来たのが嬉しかった。初期の最強技メラゾーマはクロコダインに通じず、やっと覚えたベタンはバラン登場であっさり引退、フィンガーフレアボムズは一発で息上がっちゃう上にオリハルコン製の敵なんてものまで出てきて、ポップが活躍できる場がどれだけ残るか不安だったから、それだけに初使用回は燃えたな。 -- 名無しさん (2016-04-08 21:04:05)
  • ロト紋のポロンは使えないのだろうか。合体魔法は彼の方が得意のようだが…… -- 名無しさん (2016-04-30 21:32:26)
  • ポロンだとそれこそメヒャドになるんだろうな…ネーミングセンス的に -- 名無しさん (2016-04-30 21:53:53)
  • ↑ マダンテは最高クラスの魔法5発同時撃ちだもんなぁ…相互干渉はさせてないようなのでそれができるのかどうかがカギか? 出来るけどやってないのか出来ないのか。まぁできそうではある -- 名無しさん (2016-07-27 11:33:44)
  • 単に同時に混ぜるだけと均等にスパークさせるの差はデカイんじゃね。 -- 名無しさん (2016-07-27 12:41:28)
  • 消費MPはIIIのベホマズンと同じくらいで60と妄想してた -- 名無しさん (2016-07-27 12:56:59)
  • フェアリーテイルのナツとグレイに合体魔法が用意されたら、メドローアを連想する人がいそう。 -- 名無しさん (2016-09-14 00:07:29)
  • 炎と氷を融合させたら「魔法が消滅する」んじゃなく「消滅の魔法になる」って発想がすごい -- 名無しさん (2016-10-01 17:56:16)
  • ゴルディオンハンマーや相転移砲みたいに命中後爆発したりせず問答無用に消し飛ばす一撃必殺の技のパイオニア的存在になるのかな。 -- 名無しさん (2016-12-18 20:59:53)
  • DQ11で遂にナンバリングにも登場したか。ギガブレイク以外でナンバリングにまで逆輸入されたのはこれだけか? -- 名無しさん (2017-08-02 14:22:37)
  • ↑それでもなおれんけい技なところで単独で撃てるポップのすごさが損なわれてないな -- 名無しさん (2017-09-25 12:34:03)
  • バラン、というか竜の騎士やアバンなら、修練すれば使えるのかな? -- 名無しさん (2018-07-29 05:27:44)
  • ドラクエ外だとグラブルの蘭子がメドローア使ってたな… -- 名無しさん (2018-09-03 14:18:13)
  • ↑あれはメドローアと言っていいのか いや炎と氷の合体攻撃ではあるんだけど -- 名無しさん (2018-09-03 22:26:24)
  • 老師が「メドローアなら凍れる時の秘法も撃ち抜ける」と断言していた辺り、本来の開発意図としては最終決戦用というよりは凍れる時の秘法状態のハドラーをふっ飛ばすためだったんじゃないかという気がする。となると、アバンが凍れる時の秘法から復活した時点で理論はともかく魔法としては完成していなかったのかも。 -- 名無しさん (2019-02-14 23:32:59)
  • 2人ともども1年たらずで時間解凍しちまったからねぇ -- 名無しさん (2019-02-15 00:41:18)
  • 明らかに固有名詞だし本家ゲームシリーズにも出てるから項目名「メドローア」でも良かったかもしれん -- 名無しさん (2019-02-15 00:52:35)
  • DQ11では御世話になり申した。主人公とベロニカの連携技という事で他よりメッチャ使ったわw -- 名無しさん (2019-02-15 01:27:35)
  • ある意味、「デス」「ザラキ」のような即死魔法の頂点 -- 名無しさん (2019-07-31 11:14:27)
  • 即死呪文じゃ死体は残るだろうし蘇生も出来るだろうが、こっちは消滅させるから蘇生も不可能だろうな…そういう面も含めるとドルオーラすら足元に及ばないのではなかろうか -- 名無しさん (2019-07-31 18:00:45)
  • 強力だけど弱点もそれなりにあるっていう部分もロマンがあって好きな技 -- 名無しさん (2019-12-10 21:21:28)
  • 燃費や速射性も考慮されてカイザーフェニックスが公式で最強認定されたのは意外だったが、今思い返すと頷けるな -- 名無しさん (2020-04-18 21:39:55)
  • ライバルズだと、「ユニットの蘇生を無効にする消滅効果を持つ必殺技」になってる -- 名無しさん (2020-05-30 16:43:45)
  • ベギラマバリバリ食らいながらメドローア作って当てるってサラリと言ってるけどそんな高等技術マトリフでも不可能じゃなかろうか -- 名無しさん (2020-05-30 17:10:53)
  • 修行でやったメドローアを受け止める奴、うまくやればあらゆる攻撃を消滅させる極大消滅防御呪文にならないかな -- 名無しさん (2020-07-08 04:50:31)
  • ↑微妙だろうなぁ。対魔法ならマホカンタもあるし、ダイ大には出なかったがマホステ・マホキテもある。対物理だと攻めてくる相手に対してスパーク部分を自在に動かせるのか、そもそも素早さに差がありすぎると防御すらさせてもらえずにぶっ刺されそう。(ラーハルトなんかは特に) -- 名無しさん (2020-07-08 11:28:06)
  • ↑2 瞬間的にメドローアの消滅効果を「暴発」させる事はできるんじゃないかな。使い手の両腕も消し飛ぶけど、相打ち技としては悪くない。 -- 名無しさん (2020-07-15 00:17:18)
  • 弱ってる師匠が使えばともかく、メドローアはMP消費がひどいものの禁呪ほどの身体負荷は無いんじゃなかったっけ?ポップがフィンガーフレアボムズ使った後は苦しげに胸を押さえたけど、メドローアで立ちくらみしてるのはMPが枯渇した(しかけた)時だけのようだし -- 名無しさん (2020-07-15 00:51:32)
  • ↑そのマトリフが吐血した事でポップが「あんな身体に負担がかかる呪文を」と言っているのでメドローアも普通の呪文に比べれば負荷のデカい呪文なのは間違いない。禁呪級に比べれば遥かに負荷が安いのは間違いないけど、そもそもメドローアを短時間で撃ちまくったのはポップしかいないので知らない内に負担が溜まった可能性もあると思う -- 名無しさん (2020-07-15 01:48:07)
  • マトリフは老化による衰えがあるからな。 -- 名無しさん (2020-07-15 02:58:09)
  • まさかのソウラ登場。メラ系・ヒャド系・合成・発射の4人がかりでも全員ヘロヘロになっていた。 -- 名無しさん (2020-07-21 20:48:35)
  • 収束・狙撃をこなす古の大魔道士という誇張された話だろうって最高の誉め言葉だなポップ! -- 名無しさん (2020-08-05 05:53:28)
  • やっぱりマホカンタは怖い… -- 名無しさん (2020-08-23 09:50:26)
  • メラ系・ヒャド系・合成・発射を全部1人でやってのける人間が、まして初見でできる大魔導師がいるわけないって -- 名無しさん (2020-08-28 14:28:28)
  • ソウラの作者はデジモンの時もそうだったが過去作の使い方が本当に上手だわ -- 名無しさん (2020-08-28 15:22:55)
  • 「ベギラゴンとイオナズンには極大が付くのにメラゾーマには付かない」「ベギラゴンとイオナズンは両手が無いと撃てないのにメラゾーマは片手で(指一本でも)撃てる」というのが、メドローアの伏線になっていたのには驚いた -- 名無しさん (2020-11-06 12:55:49)
  • 「バーンなら頑張ればできる」って書いてあるけど、無理じゃね?「両手で別々の魔法を使う」ってマジでマトリフオリジナルの魔界には存在しない技術っぽいし。 -- 名無しさん (2020-11-13 21:32:44)
  • ↑その技術を身に着けることも可能、って意味じゃない? -- 名無しさん (2020-11-13 21:45:56)
  • ↑凍れる時の秘法を実現できるくらいですから、できないことはないと思います。ただ大概の敵は強大な魔力で力押しできるから必要ないでしょうね。カイザーフェニックスも最後の最後で破れたくらいです。 -- 名無しさん (2020-11-13 21:53:02)
  • 某所では「トラップや障害物を消滅させるのに使っていたのではないか」と考察されていました。おそらくマトリフが数回した使ったことがないといったのはそのためでしょう。そして戦闘で使ったのはポップが唯一になると思います。 -- 名無しさん (2020-11-23 11:45:44)
  • ↑ マトリフがピラーの魔物を倒すのに使ってましたね…。 -- 名無しさん (2020-11-23 11:56:28)
  • ドラゴンクエストビルダーズには「ほのおの弾丸」と「こおりの弾丸」を使って作れるレシピがあるけど、できるのは「イオナズンの弾丸」…まあビルダー魔法使えないしね -- 名無しさん (2020-12-04 02:05:55)
  • アトリエシリーズにN/Aという爆弾が登場するんだけど、これも炎属性のフラムと水属性のレヘルンの調合なんだよね、やっぱりメドローアが元ネタなのかな -- 名無しさん (2020-12-05 13:50:41)
  • ↑初出は爆弾カテゴリ×2だから多分違う。知らんけど -- 名無しさん (2020-12-06 19:42:06)
  • バーン様が使える可能性はあったかもだけど燃費が悪いからフェニックスとか連射した方が強そう -- 名無しさん (2020-12-08 13:40:55)
  • フィンガー・カイザー・フェニックスズ…すまん、ふざけ過ぎた -- 名無しさん (2020-12-08 19:15:47)
  • 仮にバーンがプライドを捨ててメドローア砲台に徹していたらダイたちに勝利は無かったでしょうね。そもそもそこまでしなくてもポップの挑発に乗らず、天地魔闘構えを解かなかったら負けなかった。とはいえ、その誇り高さが魅力でもあるのですが・・・。まぁカイザー・フェニックス級のメドローアなんて考えたくもありませんが。 -- 名無しさん (2020-12-08 20:12:54)
  • ↑4初出は確かリリーで、レヘルン系とフラム系を素材とする。うろ覚えだが、なんかブラックホールみたいな演出だった気がする。 -- 名無しさん (2021-03-07 21:08:19)
  • ゲーム内ではDQMにしろ、普通のダメージ魔法として扱われてるのは違和感がある、もっとも真面目に原作再現すると必中耐性貫通のザキみたいになってバランス壊れるが・・・ -- 名無しさん (2021-08-27 17:12:00)
  • アニメではメラゾーマやマヒャドは極大呪文と言わねぇってセリフはカットされてたな。極大○系呪文なんて当て字は漫画ならではの表現だし今じゃメラガイアーやマヒャドデスとさらに上位の呪文があるし… -- 名無しさん (2021-08-28 16:53:12)
  • バーンってヒャド系、使えるのかな? 使えないことはないだろうけど、同威力で合成なんて繊細なことはできなさそう。きっと、そんな技術を必要、習得する前に、相手は力で捻じ伏せられているだろうから。 -- 名無しさん (2021-08-28 22:30:54)
  • ↑メラゾーマで事足りるわけだしな。単純に二倍のMPかかる過剰攻撃なんて、ロンベルク的な魔法探求者でもなけりゃ思いつきもしないだろうな。いやー、しっかしアニメよかった!!!! -- 名無しさん (2021-08-29 01:07:51)
  • ↑2 やる気になればやれたでしょう。あの小さな火の粉に超威力を集中できるくらい「魔法力の取り扱い」に習熟してるんだから。やる必要がなかったのだと思われ。 -- 名無しさん (2021-09-13 03:18:55)
  • 威力が強すぎてなかなか決まらない不遇な呪文、当たればその時点で勝利だし...。 -- 名無しさん (2021-12-07 21:46:34)
  • 発射までのシークエンスが長く簡略不可、というのも欠点 -- 名無しさん (2021-12-07 21:52:38)
  • ほとんどのキャラには覚えられない前提の元、これを取得できる可能性のあるほどの魔物ならもっとローリスクで使えるとくぎを持ってるケースがほとんどでわざわざ取得する意味がないので、まさしく人間ならではの必殺って感じで好きだわ。 -- 名無しさん (2021-12-23 07:53:57)
  • 感覚的には素の魔法力が高いから力押しで十分な魔族vsいろいろ工夫(小細工)しないと対抗できない人間ってイメージかな。余のメラはどちらかというと力押しの部類で、同時発動(≒溜めなしの連続発動)みたいな器用な使い方は、バーン様むしろ苦手な気がする……そもそも物理攻撃もあるから、片手空けときたいだろうし。 -- 名無しさん (2022-02-27 08:46:11)
  • ソウラの方の反射対応不可って問題点は、2チーム用意して発射タイミングをずらす(反射されたら2発目を相殺に充てる)って運用でカバーできるかなぁ……それだけで魔法使い8人体制って、コスパはさらに悪くなるけど。 -- 名無しさん (2022-02-27 09:14:10)
  • バーン様は魔法のコントロールがポップより上とは限らないんだよな。違う魔法の同時使用もそうだし、カイザーフェニックス分解にドン引きしてたし。ヒャド使えるか実は怪しいしメラが得意過ぎて失敗したりもあり得そう。 -- 名無しさん (2022-03-08 18:13:38)
  • ↑6明確な見せ場が何度かある分全くと言っていいほど出番がなかった閃華裂光拳さんよりはマシ… -- 名無しさん (2022-03-10 17:44:55)
  • 知恵熱で眼と鼻から血を流す状態で狙撃しろって不得意とかの問題でなく、基本3人じゃ理論上は可能レベルじゃね? -- 名無しさん (2022-06-03 18:35:04)
  • 後世に天才魔法使い(大魔導師師弟2人のみ)がぶっ放す切り札から複数の魔法使いで運用する戦略魔法に変化していったのが面白い。不死身の魔剣戦士の逸話も。 -- 名無しさん (2022-08-23 14:55:18)
  • 当たったら終わりな以上主要なキャラには決まらないけど、回避するか何かしらの方法を取らなきゃいけないから相手の手の内を明かすためには最適な呪文と化してる -- 名無しさん (2022-08-31 13:29:50)
  • メドローアの起源、まさに「失敗は成功の母」か。 -- 名無しさん (2022-09-21 02:00:14)
  • 師匠に「全く同じ出力で重ねてみろ」って言われて一発で成功させるわメラとヒャドの合成に対する忠告が「やるな」じゃなくて「気を付けろ」だわと細々とした描写からわかる若マトリフが天才過ぎてヤバい -- 名無しさん (2022-10-05 02:30:16)
  • ドラゴン10に遂に実装。動作もダイ大完全再現ときた -- 名無しさん (2022-10-05 05:37:31)
  • メドローアだけダメージ限界突破の特別仕様なのは熱い、呪文じゃなく必殺技扱いなのでマホカンタ貫通する不可思議現象も起きてしまったが -- 名無しさん (2022-10-05 08:55:58)
  • 恐ろしい呪文なのは間違いないけどその特性にしか目がいってないファンが多い -- 名無しさん (2022-10-09 18:29:17)
  • ガンガディアも生きてたら使えるようになってたかもしれない…。改めて思うと敵のメドローア使いとか脅威以外の何者でもないな… -- 名無しさん (2022-10-11 06:55:36)
  • ハドラーが知ってたらフレイザードに使えるようにした可能性十分あるだろ。やられたら詰むとかメタ的な思考でないとか言い切んなよ。 -- 名無しさん (2022-10-11 09:24:27)
  • 実際の活躍欄、バーンパレスの心臓部に向かって射ってなかったっけ? -- 名無しさん (2022-10-25 10:58:19)
  • ↑x2 フレイザードが裏切る可能性を考慮するとできないって事じゃないかな。まぁ、フレイザード自身はハドラーに忠誠を誓ってたから実際裏切るかは微妙だけど、ハドラーがそれを信用できたかというと…ね? -- 名無しさん (2022-10-25 11:41:16)
  • フレイザードが試したらメラとヒャドを合成する際に両腕が消し飛びそうな気もする。 -- 名無しさん (2022-12-25 15:08:20)
  • バーンのカイザーフェニックスを分解したのはメドローアの応用だったりするのかな。さらに極めればギラでやったように集束できたりもするのだろうか。 -- 名無しさん (2023-01-03 00:28:40)
  • 魔族にも該当するかは別だが、ダイ大の呪文は「呪文の契約」したうえで「使える資質」も必要なんだよな。ポップはマトリフに言われて予めすべての呪文の契約をさせられてたから賢者になった時に使えるようになった。逆に言うと、どれだけレベルや魔力が高くてもメラヒャド両方の資質を持ってるかは別だし、どちらかが欠けても使えないという技術と資質と能力すべてがないとダメな呪文。 -- 名無しさん (2023-01-26 10:11:00)
  • マトリフとポップは後世の人間からするとリアルチートを越えた御伽の国の住人か天才・鬼才すら裸足で逃げ出す変態的な領域に至った魔導士に見える訳か… -- 名無しさん (2023-04-06 13:06:32)
  • 勇者アバンで最終決戦に挑む前にメドローアは完成しているから、ハドラーは決戦でこの呪文を目の当たりにするはず。その後にフレイザードを造るわけだから、両半身を繋いで維持しているフレイザードの核にはメドローアの原理の逆(意味わからん表現だけど)が施されているんじゃないか?"使えるようにしなかった"んじゃなく、"いずれ習得することを期待しつつも造った時点では封じるしかなかった"んじゃないだろうか。フレイザード自身、「核を失ったら"消滅"する」ことを認識していたわけだし。 -- 名無しさん (2023-04-26 16:57:11)
  • ソウラでやばい設定がついたのをDQX本編でバカスカ余裕で打てるのがいるけど、あいつ大魔王だしなぁ。しかもマホカンタで跳ね返らないように魔改造までしてるという。 -- 名無しさん (2023-04-30 20:25:25)
  • 要はTRPGのディスインテグレイト、いわゆる分子分解呪文をドラクエ風に落とし込んだ呪文。大抵は触れないとダメとか分解可能な大きさが設定されてるけど、そういうのを取っ払って最強の攻撃呪文として相手の方に対抗策を持たせて万能無敵の呪文にしていない -- 名無しさん (2023-07-03 04:16:27)
  • ダイ大のマホトーンって、確かに発声はできなくなるけど、極大呪文の予備動作というかタメの部分(メドローアならスパーク状態、ベギラゴンなら炎のアーチ)の発動も封じられるんかな?作中で描写がないから何とも言えんけど・・・ -- 名無しさん (2023-07-04 01:01:33)
  • 後の作品で設定が後付けされる度に相対的にポップヤバいになるの草なんだわ -- 名無しさん (2023-07-19 02:30:37)
  • ↑相棒にして「進化する小さな魔神」と死神に評された勇者ダイをしておまえは昔から『天才』だよと言われた男だからね。 -- 名無しさん (2023-08-06 20:01:07)
  • 他作品でも単体で撃てそうなのは普段から複合魔法を扱ってるロト紋のポロンとか位しか思いつかねえな…… -- 名無しさん (2023-08-06 20:27:39)

#comment

*1 普通に凍れる時間の秘法を解除してアバンを解放しようとするとハドラーも一緒に解放されてしまうため
*2 実際、メドローアをマホカンタで反射された際はポップは背後の動けない仲間を守るために即座に相殺を選んでいる。
*3 メドローアがもし無限に物体を消滅させ続けると仮定した場合、一度放たれたが最後世界の果てまで消滅させても残り延々と飛び消去し続ける。それでは少しでも発射する角度を下に向けるか水平に放っただけでも世界が危ない。惑星の丸みの関係で早々に宇宙まで飛んでいく可能性もあるが
*4 重力だけ発生するので物体やエネルギーとしての実体が存在しない。維持になんらかの魔法力のエネルギーが働いているのならばそちらは消せるだろうが
*5 ダイやアバンのその時点での不在もあり、真ミストバーンに空の技がどの程度通じるのかは不明。
*6 マホカンタのエネルギーも0にできないのかと思うが、消滅エネルギーを魔力で覆って維持しているためと考えれば説明がつく。
*7 よくよく考えると、こんなものを跳ね返す掌底というのもゾッとしない話である。
*8 アニメ52話にて、ルーラを一回だけ使用した直後のポップは、レベル34でMP169というステータスが公開されていた。この時点のポップはメドローアを撃てるのは2発だと判明している
*9 移動時に呪文を使用した分を考慮しても、2発撃てるかどうかといったところ。
*10 マトリフの場合、呪文の反動でMPより先にHPが限界に達した可能性もある。実際、『勇者アバンと獄炎の魔王』時点では1発は小型だったとはいえ、2発撃てている。
*11 実際、マトリフも「対オリハルコン用の手段を」と請われて伝授を決断した上に、ポップが一度は逃げに走ろうとしたのを咎めず、ポップが制御に失敗しそうになった際には「消えるんじゃねえ!」と真っ青になりながら応援していたくらいなので、必要がなければ教えないか、あるいはもっとポップが熟練して伝授するつもりだった可能性もあり、同時にポップが逃げに走るのもやむなしと考えていた模様。また、上記の通りこの伝授の方法はメドローア反射時の対処法も兼ねていると思われる。
*12 原文ママ。よく見ると大魔「道」士ではなく大魔「導」士になっている。古の伝承として曖昧に伝わっていることも併せて表現したかったのか、はたまた単に作者が表記を間違えただけなのかは不明。

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