サーベルタイガー(ゾイド)

ページ名:サーベルタイガー_ゾイド_

登録日:2014/04/15 (火) 00:20:00
更新日:2023/12/15 Fri 13:24:10NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



タグ一覧
ゾイド zoids サーベルタイガー 金属生命体 セイバータイガー ゼネバス帝国 ガイロス帝国 レイヴン 三銃士 剣歯虎 みんなのトラウマ グレートサーベル グレートセイバー セイバータイガーat 高速戦闘用の礎 商標問題 赤き虎 戦場の赤いイナズマ



サーベルタイガーとは、トミー(現・タカラトミー)が展開していた組み立て式玩具シリーズ『ZOIDS』に登場する架空の兵器。
90年代後半、シリーズが再開した際に登場したガイロス帝国仕様機は商標の問題から『セイバータイガー』名義となっており、そちらに関してもグレートサーベルと併せて記述する。



【性能諸元】


型式番号
EPZ-003(ゼネバス帝国)


所属:ゼネバス帝国
分類:トラ型
全長:15.6m
全高:9.1m
全幅:5.7m
重量:78.0t
最高速度:200km/h


武装
3連衝撃砲
連装ビーム砲
接近戦用ビーム砲×2
高速キャノン砲×2
高圧濃硫酸噴射砲
レーザーサーベル×2
全天候自己誘導ミサイルランチャー
全天候3Dレーダー
大型赤外線・レーザーサーチライト


【機体解説】


ZAC2036年にゼネバス帝国に開発された、ゾイド史上初の大型高速ゾイド。


当時、地上での高速戦は小型ゾイドの仕事であって大型ゾイドはみんな鈍重なのが当たり前、一部の大型機も100㎞以上の速度を出せたもののサイズの問題で運動性や敏捷性に難があったり飛行速度だったりしたため、地上での高速戦闘には適していなかった。
しかし、この機体の登場はその常識を大きく塗り替えた。
レッドホーンとそう変わらないサイズでありながら10t以上も軽量で時速も+70㎞の200㎞。
武装自体も大型機として十分であり、加えて口のレーザーサーベルで肉弾戦にも対応。


大型機のパワーと武装に小型機レベルの機動力、そしてモチーフならではの肉弾戦の強さを兼ね備えた本機は並み居る共和国軍小型ゾイドを次々と倒し、ゴジュラスが相手でも機動力で翻弄した。
隠密性も高いためヘルキャットと組んでの奇襲・夜襲もお手の物。


その攻撃力と速度と運動性に物を言わせて「戦場の赤いイナズマ」の異名を引っ提げて戦場という戦場で恐怖をまき散らし、味方であるゼネバス帝国軍将兵まで震え上がらせたこともあったという。



共和国軍では当時、「サーベルタイガーに遭遇したら交戦を避け、空軍へ支援を要請して撤退するように」という旨の指示を徹底させており、単機交戦も禁止。
挙句の果てに低空飛行したサラマンダーをダニー・ダンカン搭乗機が叩き落とした例まであった。
ちなみに、その一件からダニー・ダンカン搭乗機には「空飛ぶ虎」の異名が送られている。


しかし、鈍重さの悪化と引き換えにデカい・強い・堅いを更に突き詰めたウルトラザウルスの登場で優位性は大きく揺らぎ出す。
更に、運悪く鹵獲されてしまった機体を徹底的に調べつくして得たデータを基にしたシールドライガーが開発されて優位性が完全に崩れることに。


しかし、それは基となったサーベルタイガーの基本性能や設計開発を担当した帝国技術部の優秀さの証明でもあり、シールドライガーが出るまでの6年間に渡って大型ゾイドの走行速度世界一の座に立ち続けたことからもそれが伺える。
実際、ゴジュラス以上に大きく鈍重なウルトラザウルスは本機にしてみれば『離れていると脅威だが接近戦では照準を会わせ易い的』であり、
シールドライガーも速度と防御性能こそ明確に優っていたものの、火力面ではサーベルタイガーの方に分があった。


と言っても装甲の低い高機動ゾイド同士では、火力の差よりも運動性の差こそが重要であり、その機動力で大きな差を開けたシールドライガーが脅威であったことは変わりがない。
さらに支援機たるヘルキャットコマンドウルフに手も足も出ず駆逐されていく現状では、
サーベルタイガーを中心としたゼネバス帝国の高速戦闘部隊は明らかに劣勢であった。その後、戦局の推移に伴い山岳戦への対応やMk-Ⅱ部隊(帝国軍最強部隊)への配属を念頭にグレートサーベルが開発された。


【キットの解説】


奴の使命は完全破壊!


キットの方はパッケージの写真がそれまでの「地球でいう夜空」的なバックから一転、シリーズ初の青空をバックとした画期的なものに。
本体の方も設定に説得力を持たせる見事な流線型フォルムのプロポーション、ネコ科特有の動きを見事に再現した可動・連動して頭部全体が動くことでより躍動的に魅せる口の開閉ギミック、何より高速戦闘用大型機というそれまでには無かったポジションから市場は勿論のこと、エンドユーザーである子供たちと大きなお友達にも歓迎された。
このようにシリーズにおけるエポックメイキングな商品となったことから、最終的には後述する後継機・グレートサーベルを含めてシリーズ史上最多販売個数を記録することになる。


玩具展開においても非常に大きなターニングポイントとなり、以後の機体のパッケージも徐々に青空バックの物が増え、この機体の人気が新ジャンルの開拓に繋がって新シリーズで爆発的に増加するライオン型ゾイドの礎ともなったのだ。
その影響か新シリーズではトラ型ゾイドがなかなか増えなかったが…。
上の煽り文句が使用された当時のCMはタカラトミーがYouTubeで他の物と一緒に公式配信してるので気が向いたら見てみよう。



ガイロス帝国仕様機は前述したように商標の問題で『セイバータイガー』名義となっている(一説によるとバンダイが恐竜戦隊ジュウレンジャーの玩具展開準備中に『サーベルタイガー』を商標登録したため、だとか)。
よく「オランダ語であるサーベルを英語読みに代えてセイバー」と言われているが、実はアルファベット表記自体がサーベル(SABRE)とセイバー(SABER)では違っている。
また、安全基準厳格化の煽りで牙の先端が若干丸くなっており、よく見ると他の旧ゼネバス帝国機同様に成型色も変更され、かなり微妙に赤紫に近い赤、いわゆる「ゼネバスレッド」からもう少し暗めでくすんだ感じの赤になっている。
傑作商品の再販売とあってかトミー側も宣伝にかなり力を入れており、専用CMでは下記のキャッチコピーが流れる中、ゴジュラスを含む共和国軍ゾイドの大部隊を単騎で蹴散らす大活躍を見せた。
非常にカッコいいので動画サイトで見つけたらぜひ見てみよう。


報復は、愛と友情のために!


コトブキヤから出ているHMMシリーズでも『セイバータイガー』名義で発売されており、こちらはシリーズの例に漏れずコトブキヤならではのアレンジがなされている。
また、通常仕様機に加えてルドルフ皇帝専用機やカール・リヒテン・シュバルツ専用機等も発売された。
しかし、部品の強度の問題から繊細な扱いを要するのは他のHMMと同様である。
カスタマイズパーツとして爪とキバのパーツにパイロットフィギュアの銀メッキ版で構成されているカスタマイズパーツセットも発売された。
実はこのカスタマイズパーツセット、サーベルタイガーを再現するためのデカールとクリアパーツ(キットに含まれる分ではグリーンだったがセット版ではスモークブラウンに変更)も同梱されている。
しかし、キットの成形色及びカラーガイドで指定されている赤を再現するための配合比率が非常に赤味の薄い色調であるため、サーベルタイガーを完全再現するには自分で塗料を調合してゼネバスレッドを再現し、塗装する必要がある。



なお、2013年にタカラトミーの子会社・トミーテックから出たMSS(モデラーズスピリットシリーズ)では商標の問題をクリアできたらしくシールドライガー登場から二か月後、久方ぶりに『サーベルタイガー』名義で登場。
対象年齢が上がっているため旧トミーから出てた物より更に牙が鋭くなり、他の歯まで鋭くなっているのが特徴。
成形色もゼネバスレッドを完全再現している。
MSS全体に言えることだがHMMより組みやすく耐久性があってジオラマベースまで付属する一方で、縮尺が1/144になっているためサイズ的なボリュームの方は以前より下がっているのと、パーツのサイズ上ゲート処理が大変なのがネック。



●グレートサーベル


性能諸元


型式番号
EPZ-003


所属:ゼネバス帝国・ガイロス帝国
分類:トラ型
全長:15.8m
全高:11.5m
全幅:5.7m
重量:90.0t
最高速度:240km/h


武装
3連衝撃砲
高速キャノン砲×2
接近戦用ビーム砲×2
高圧濃硫酸噴射砲
レーザーサーベル×2
全天候3Dレーダー
大型赤外線・レーザーサーチライト
8連ミサイルポッド
自動小銃
高機動飛行ウイング×2
ブースターエネルギータンク×2
安定尾翼



【機体解説】


X-Day上陸作戦とデスザウラーのロールアウト以降、破竹の勢いで共和国軍を追い詰めたゼネバス帝国であったが、戦局の推移に伴い主戦場が国境地帯の山岳地域に変遷し、その補給線を防衛する必要が生まれた事から開発された。また、同時代に編成され始めた帝国軍Mk-Ⅱ部隊への配属を念頭に作られた機体でもあり、ZAC2046年には配備が確認されている*1


その機体色は夜間戦に適しており、こちらは「密林の黒いイナズマ」の異名を持つ。


ゼネバス帝国滅亡後はガイロス帝国に接収され、大戦末期まで活躍。もっとも色んな意味でインフレが激しい時代だったので、キングゴジュラスにスクラップにされたり不憫な姿も見られたが…



【キット解説】

大まかな仕様はサーベルタイガーと同じなので、主に相違点に関して記述する。


サーベルタイガーの色変え+武装ユニット追加による仕様変更品として発売。
武装ユニットの存在のせいか値段が2500円と大幅に値上がりしている(サーベルタイガーは1980円)。
高機動飛行ウイングと8連ミサイルポッドは手動で動かす仕様。
ライバル機であるシールドライガーMk-IIと比べるとプレイバリューの向上が目覚ましい。
後年、トイズドリームのラインナップとして復刻したが、やはり安全基準の厳格化の煽りで牙の先端が丸くなってしまった。


上述の通り、新シリーズではセットでは発売されなかったものの、
セイバータイガーに別売りのカスタマイズパーツ(の一部)を装着することで『セイバータイガーAT/グレートセイバー』として再現可能。


HMMシリーズにも登場。
やはりHMMらしくアレンジされており、武装構成もオリジナルとは案外異なる。
また、彩色指定がオリジナルから大幅に変更されており、よく見ると大分黒ずんだ灰色になっている。
HMMのラインナップでゼネバス帝国軍だけに所属するゾイドは2014年現在、『ハイエナコマンド』ことコマンドウルフLCのゼネバス帝国軍仕様機と この機体のみ(モルガとファイヤーフォックスにもデカールにゼネバスの国章が含まれるが、前者はガイロス帝国仕様にもできるため除外。後者はそもそもネオゼネバス帝国が使用する機体である)。


MSSにも登場しており、ランナー分けの都合もあるがパーツの一部が塗装されている。
特に8連ミサイルポッドはミサイル部が塗装されているので意外とありがたい。
なお、追加武装がコストに影響したせいか、シールドライガーMk-II共々ジオラマベースがオミットされている。
それ以外にもミサイルポッドが他の追加武装と干渉したり、工程の都合でウイング他追加武装の一部が微妙に外れやすかったり(筆者の実体験)と、欠点も多少増えていたりする。


●セイバータイガー

【性能諸元】


型式番号
EZ-016(ガイロス帝国)


所属:ガイロス帝国
分類:トラ型
全長:15.6m
全高:9.1m
重量:78.0t
最高速度:240km/h)


武装
対ゾイド30mm2連装ビーム砲
地対地ミサイルポッド
小口径対ゾイドレーザー機銃
TEZ20mmリニアレーザーガン×2
対ゾイド3連衝撃砲
AEZ20mmビームガン×2
複合センサーユニット
キラーサーベル×2
ストライククロー×4
赤外線レーザーサーチャー



【機体解説】


前大戦から数十年後の西方大陸戦争期から登場。グレートサーベルを参考に経年で進歩した技術によって基本性能の強化に成功。一方でコストの問題から装備をサーベルタイガーに差し戻されている。
名前を『セイバータイガー』に変更した上でシールドライガーへの対抗策として実戦に投入された。


総合性能自体も武装を除けばグレートサーベルと遜色ないレベルにまで上がっており、全兵装が外付け式になっているのも相まって攻撃力に関してはシールドライガーに勝っている(この点はサーベルタイガーの頃からでもあるが)。
また運動性能が大幅に向上し、アサルトユニット無しでも旧グレートサーベルと互角以上となるほどになった。


これにより、シールドライガー並みの運動性と、それを上回る火力を両立。
総合性能でシールドライガーと互角の「ライバル」となった。
ただしシールドライガーもエネルギーシールド強化などパワーアップを果たしており、強化しても上回ってはいないということでもあった。



主力高速戦闘用ゾイドの座は後にライトニングサイクスに譲る格好となったが、その後も暗黒大陸戦争末期まで帝国高速ゾイド部隊に現役配備されている。


●セイバータイガーAT(アサルトタイプ)


セイバータイガーにグレートサーベルと同等の装備を施した機体。コストの面で省略されていたものの、西方大陸戦争が激化しゾイドの戦闘力インフレが激しくなった事から復活した*2。グレートセイバーと呼ばれることもあったりする。


制式配備を賭けた模擬戦ではレッドホーンGCとともにジェノザウラーに圧倒されるが、色々あってこちらも制式配備された。



バリエーション

セイバータイガーRS(レイヴンスペシャル)

アニメ『ゾイド-ZOIDS-』や漫画『機獣新世紀ZOIDS』でおなじみのレイヴン仕様。セイバータイガーRV(レイヴンバージョン)と呼ばれることも。一般機と違って肩の色が濃紺で、射撃武装のいくつかが取り外されている。


主な相手であるバン・フライハイトの腕前がまだ未熟だったせいもあるが、搭乗初っ端でゴドス部隊を虐殺、オーガノイド・シャドーなしでもバンのシールドライガーに圧勝し、バン以上の腕前を持つアーバインさえも一蹴し続けるという、驚異的な強さで印象を刻み付けた。


最後は腕を上げたバンによって腹部を損傷し、業を煮やしたレイヴンによって無理矢理エネルギーシールドに突撃させられて砕け散る。
この際の、シールドのエネルギーを正面から浴び続けて外装が次々はじけ飛び、内臓機器や骨格まで剥き出しにしながらも迫りくる凄絶な最期はハッキリ言ってトラウマもの。



セイバータイガーAT(皇室銃士隊仕様)

アニメ『ゾイド-ZOIDS-』に登場する皇帝銃士隊(通称:三銃士)仕様のセイバータイガーAT。ワグナーの搭乗する装甲が金色のものとグロスコフとビーピーが搭乗する銀色の2タイプがある。グレートサーベルと同一の武装だが装甲色のほかに肩アーマー形状と頭部に施された装飾が特徴。


先代皇帝ツェッペリンⅡ世の代から運用されている機体らしく帝国軍辺境警備隊には『旧式のセイバータイガーAT』と評されるが3人の卓越した技量と連携でこれを一蹴。性能で大きく上回るはずのバン・フライハイトブレードライガーとも互角以上の決闘を繰り広げた(逆にこの機体を相手にコマンドウルフで相打ちに持ち込めたアーバインがすごすぎる)。


三銃士が登場する第31話とこの機体はファンからの人気が高いが残念ながらこのエピソード以降には登場しない。



セイバータイガーゴールド

『ゾイドバトルストーリー』に登場するガイロス帝国皇族専用のセイバータイガーAT。搭乗者は皇帝ルドルフ・ツェペリン。その名が示す通り帝国において皇族及び特別に認められたもののみが許される金色の装甲が目を引くが中身もそれにふさわしくフルチューンされており通常機の1.5倍の出力を誇る。


作中では共和国・帝国両軍の共倒れとゼネバス帝国復活を目論み帝都ヴァルハラで叛乱を起こしたギュンター・プロイツェン・ムーロアブラッディデスザウラーにルドルフが本機で挑む。機体の性能差は歴然な上、ゾイド乗りとしての技量も差がある中プロイツェンをして『見事』と言わしめるほどの操縦を見せる。



ロイヤルセイバー

アニメ『ゾイド-ZOIDS-』におけるガイロス帝国皇帝専用のセイバータイガー。搭乗者は皇太子(のちに皇帝)ルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリンⅢ世と宰相ホマレフ。鈍色の装甲と各所に施された装飾が特徴。武装はセイバータイガーATから高機動スタビライザーを外しビームキャノンを装備したもの。カラーリングとウィングが無いおかげでパッと見の印象がかなり異なる。また通常機と異なりコクピットがタンデムシート。


ホマレフが操縦したものの高速ゾイドの扱いに慣れておらず性能を引き出せなかった事から、ルドルフが操縦を交代した。ムンベイ曰く『(ルドルフが思い切って操縦した方が)セイバータイガーも嬉しそう』。



セイバータイガーSS(シュバルツスペシャル)

ガトリング王子ことカール・リヒテン・シュバルツの愛機の一つ。アニメ『ゾイド-ZOIDS-』と『ゾイドバトルストーリー』に登場する。彼の代名詞でもあるダークホーン用のビームガトリングガンを装備しているのが最大の特徴。火力と装甲が大幅に強化されているが反面、一般機の最高速度240km/hから195km/hと低下している上に重量バランスも悪く彼以外には乗りこなせないレベル。



セイバータイガーBL

PSソフト「ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国」に登場する改造セイバータイガー。
その名の通りアイアンコングPKが持つ物と同じ巨大なビームランチャーを装備している。
共和国側のシールドライガーDCSと同様にセイバータイガーの持ち味のスピードを殺してしまっているような気がするが、ゲームの仕様上その辺はあまり気にならない。



セイバータイガーMK-Ⅱ

同じく「ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国」に登場する改造セイバータイガー。
BLにさらに大型対空ミサイルを装備させている。
ノーマル機では分が悪いサラマンダー相手でも戦える。
レッドホーンの場合はBLを更に改造してMK-Ⅱにするのだが、セイバータイガーの場合はなぜかBLから改造することが出来ない。
設定ミスか?



セイバータイガーSS

同じく(ry
セイバータイガーに高機動スラスターを装備して機動力をアップさせた改造機。
レッドホーンと違って機体性能と噛み合った改造が施されているため、まずまずの戦力になる。



グレートセイバー

同じ(ry
上記のグレートサーベルと同様の改造が施されたセイバータイガー。
強力なミサイルが追加され、格闘性能もアップしている強力なゾイド。



ゲームでの扱い

ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子

帝国の大型ゾイドとして登場した。
が、牙と爪、ショートによる麻痺とデバフダメージを与える高圧濃硫酸噴射砲、サビによるデバフを付与する全天候自己誘導ミサイル、ビーム兵器を二種類、3連装衝撃砲と武装を詰め込みすぎた結果、パーツを積み込むスペースがたった一つになってしまった。そのためHP増強パーツを複数詰めないためHPがほかの大型ゾイドに比べて低めになってしまい、さらには射撃命中補正アイテムを積めず当てづらい、これらを積むとスモークディスチャージャーや地雷探知機といったシールドライガーなら何とか詰めるパーツを積めず器用貧乏で大変使いづらいユニットとなってしまった。
装備できる帝国強化セットは3種類と多いがそのうち一種類はパーツのスペースが完全になくなってしまうしそのほかのタイプもレッドホーンのほうが活かしやすいという悲しい現実が待ち構えている。
しかもMk2セットが必要になるとはいえアイアンコングMk2量産型ならサーベルタイガーよりも走破性に勝る上にパーツを二つ詰めると、高速ゾイドとしてのアイデンティティーまで奪われる羽目に。


追記・修正はゾイダーにお願いします


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)

[#include(name=テンプレ3)]


  • セイバータイガーの名称変更に絡む商標登録の問題、実は恐竜戦隊ジュウレンジャーの『守護獣サーベルタイガー』に商標を先に取られてしまったからなんていう噂があるとか -- 名無しさん (2014-04-15 18:55:31)
  • ライガーより好きだな -- 名無しさん (2014-04-16 12:42:36)
  • セイバーだけでもモルガとコマンドウルフに次ぐキットバリエーションの多さよ。昔キットをホワイトタイガー風に塗って思ったが、全く似合わん。黄色くなってもやっぱり帝国の虎 -- 名無しさん (2014-06-04 19:54:25)
  • 優れた拡張性で近代化改修し、前線に長らくとどまった。あっという間に旧式が淘汰されるゾイド界において非常に珍しい事である。本機は全ゾイドの中で一番売れた機体でもある。巨大ゾイドと比べ値段が安く、小型中型をパワーでねじ伏せられる大型ゾイドである所が絶妙だった様。最初の大型高速ゾイドでもあり、後にゾイド界に及ぼした影響は大きい。 -- 名無しさん (2015-06-01 13:59:18)
  • ライガーと違って純粋な後継機が無かったのが残念 -- 名無しさん (2017-04-27 12:07:42)
  • アニメ見てると良くも悪くも武装云々よりパイロットの性能で左右される機体の印象 -- 名無しさん (2018-07-04 02:39:52)
  • 無印アニメの時点でもメインかモブしか乗らない盾獅子と違って名有りのゲストが乗ってることも多かったしな。三銃士の銃士隊仕様ATとかクソ強かったし。 -- 名無しさん (2018-07-07 19:51:52)
  • ライガーゼロは元々帝国の機体だし、直接の後継機ではいけど後継機候補とも言えなくもない。 -- 名無しさん (2020-08-12 08:41:36)

#comment

*1 HMMシリーズの解説書では設定が改変されており、デスザウラーの完成で技術力の大幅な向上に成功したことで開発にこぎつけた改造機として扱われている。こちらではZAC2047年にロールアウトし、シールドライガーとベアファイターの部隊を夜襲とはいえ瞬く間に全滅させ、補給線破壊作戦を失敗に追い込むという大戦果を挙げている。
*2 要するに当時のトミーがグレートサーベル用の装備を再販したかったのである

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧