榊健治(バンブーブレード)

ページ名:榊健治_バンブーブレード_

登録日:2014/02/25(火) 17:28:00
更新日:2023/12/14 Thu 10:59:48NEW!
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bamboo_blade 漫画 父親 ヤングガンガン 元不良 土塚理弘 バンブーブレード 剣道 おっさん 榊健治



榊健治とは、漫画「BAMBOO BLADE」の登場人物。



【人物】

BAMBOO BLADEの登場人物、榊心(ウラ)の父。九州在住。
ウラを深く愛するとともに日本一とも言えるウラの才能に誰より期待をかけており、
唐突に剣道を辞めたウラを何としてでも再起させるべく、ウラの通う桃竜学院の剣道部顧問と協力しつつアレコレ奮闘する。
マイペースな家族にツッコミをよく入れているが、本人も割と周囲が見えておらず、近所人は榊家で騒動が起きると「またか」と呆れている。
だがマイペースが1週回ってか、家族仲は悪いわけではない模様。少なくとも奥さんが庭にいる健治をお茶に誘う程度には。
また健治の収入が良いのか、家はけっこう金持ちっぽい。
実はタマちゃんの母親である椿とは同じ高校であり、彼女に片思いしていたが剣道の勝負で一回も勝てなかった引け目もあり告白できないままだった。
ある事情から、結婚して娘が生まれた今でも椿に対する想いは深い。
初登場は7巻。以降はウラ・椿というストーリー上の重要人物との関係もあって、最終巻までけっこうストーリーに絡んでくる。
フルネームはファンブック2冊目より。






【劇中の活躍】

ウラが剣道部を辞めたことを知り、そのことをウラに問い詰めるもとりつくしまもないほどに一蹴されてしまう。
その後顧問の寺本と共に改めてウラに問いただすも、そこで彼を待ち受けていたのはウラが芸能人・タキジュンのファンという名のストーカーと化し、
彼の出演作『ブラックデュラン』の影響で剣を捨てたという超展開だった。
あまりのショックに目を覚ませとビンタしてしまい、生まれて初めてウラに手をあげてしまったことを後悔するもウラは全く気にも留めず、
延々とタキジュンへの愛を語り続ける始末。
とうとう顧問共々SAN値がゼロとなり、2人して茫然自失になってしまった。
だが健治のほうは何とか立ち直り、寺本が前もって(ウラに無断で)出演をOKしていたTV番組バニッシュ学園の剣道特集に出演させることでヤル気を取り戻そうとする。
…が、ウラは一切聞く耳持たず。ついでにウラの芸能人にドハマりする性格が母親譲りと気付いてキレたり。
それでも諦めきれない健治は「最後の手段」として山奥の秘境に住む霊能力者、妖幻大老師様を頼り、ウラの邪念を払ってもらおうとする。
そして老師の孫と思しき美夜と共に、儀式の最中に集まる怨霊から老師を守るべく怨霊たちと戦うという超展開へ。
当たり前だが当初は霊に怯えており、美夜から授けられた剣も折れてしまったことで諦めかけるが、ウラへの愛情から復活。
慣れ親しんだ竹刀でもって霊達と激闘を繰り広げた。
だが健闘むなしく、ウラの邪念が人間の手には負えないほど強い運命の力によるものだったのでお祓いは失敗に終わってしまった。


落ち込み帰る健治は道中、老師の言った『運命』という言葉に自分が高校時代に感じた運命の出会いを思い出す。


高校時代の健治は教師からも恐れられる手のつけられない不良だった。
だがある日、気に入らない後輩を道場で痛めつけていた時に突如立ちはだかった少女との出会いが彼を変えた。
その少女こそ椿、後のタマの母親だった。
健治は後輩の女子に手も足も出ず敗れ去ってしまい不良としてのメンツを失い、リベンジしようと何度も試合を挑んでは負ける中でプライドもボロボロになった。
そしてそれでも諦めず、朝から晩まで一心不乱に竹刀を振り続けていく健治は変わった。
胸の中の黒い物が無くなってゆき、代わりに椿への純粋な想いが芽生えた。竹刀を振る理由はリベンジではなく「勝って想いを伝えたい」というものに変わった。


椿が心の闇から自分を救いだしてくれたように、誰かがウラを救ってくれることを祈るしか健治にはできなかった。


この時まではみんな思っていました、椿の娘・タマがウラを救いだしライバルになるのだと。


だがウラは周囲、そして自分自身の剣道への未練を断ち切るために健治に剣道の用具一式を燃やすよう頼む。
ショックを受ける健治だが、とうとう観念して用具を火にくべる。
だがそこに当のウラが現れ、炎の中に飛び込むと防具一式と竹刀をまとって飛び出てどっか走っていった。
何はともあれウラが復帰してくれたことに安堵し、燃え盛る庭の中で感慨にふけった。


しかしウラが復活した目的は「タキジュンとの熱愛報道がスクープされた松本アナに制裁を加える」という完全に方向性を誤ったものだった。
彼と顧問もそれに気付き、番組とアナがヤバいと感じて道場へ向かうウラを制止しようとするもウラは聞く耳持たず。
居合わせた剣道小町の2人と末野にウラを止めるよう協力を頼むも、トーコとみるかはウラに歯が立たず、
末野に至っては榊の狼藉に失望して「戦うに値しない」と榊をスルー。
もう終りと思う健治だが、偶然にも道場ではかつて榊が唯一ライバルと認めた山田梅子が芸能人『沢宮エリナ』としてロケに参加しており、
彼女が榊に挑戦状を突きつけたこともあってその場は救われる。


そしてロケ地を移動して行われた山田との戦いの最中にウラが剣道への熱意を取り戻し、
タキジュンへの妄執を振り払って真に復活を遂げたことを感じとり勝利を確信する。
またウラの変化の真の理由が山田(ライバル)を失った喪失感によるものだったことを悟った。
だが彼の予想に反してウラは精神的成長を果たした山田に紙一重の差で敗れてしまい、おそらく初めて見るであろう本気のウラの敗北にショックを受けていた。


その後、死闘の疲労で倒れたウラと山田を抜いたロケを見学。タマの姿に椿の面影を見出し、休憩中のタマに話しかけ、タマが椿の娘と知ると喜んで近況を尋ねる。
しかし彼に知らされたのは椿が既に亡くなっているという残酷な事実だった。さすがに堪えたようで、この時かなり愕然とした表情をしている。
だが意気消沈した彼が何気なく、かつて椿がインタビューを受けた番組のことを呟いたことがタマの運命を大きく動かすこととなったのだった。


収録後は九州に戻り、ウラの玉竜旗見学に付き合った。
剣道への熱意を取り戻したは良いが『敵』と言えるだけの実力を持つ2人のうち末野は3年だからすぐ引退、
山田は芸能活動に忙しいので公式試合にはなかなか出られないというライバル不在の現状を憂い、かつて自身の運命を変えた椿の娘・タマに想いを馳せた。


まあ、けっきょくタマちゃんは彼らが期待したような競技者としての剣道家とは違った方向に進んだけどね。


BAMBOO BLADE C

本編1年後のIH予選にて、精神的にも成長し完璧な仕上がりを見せたウラに満足げな姿を見せた。


【BAMOO BLADE D】

ウラ回に出演。
すっかりタキジュンの影響もなくなった様子のウラに一安心・・・
と思いきや実は別のイケメンアイドルにドハマりしていたことを知り
寺本ともどもかつての恐怖を思いだしてか呆然としていた。



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  • まぶらほ -- 名無しさん (2014-02-26 08:07:25)
  • 妖幻大老師様ha -- 名無しさん (2014-04-18 23:27:51)
  • 妖幻大老師様...いろんな意味で間違いまくってツッコミどころしかなかった...寧ろ孫娘に意味がなかったほうがすごかったけど...。しかし、このオヤジ仕事は何やってるんだろうか...。 -- 名無しさん (2014-08-10 12:16:10)

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