登録日:2011/01/12(水) 13:49:22
更新日:2023/12/05 Tue 11:01:26NEW!
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いつか天魔の黒ウサギ いつ天 ヒロイン ヤンデレ ツンデレ? 魔女 井上麻里奈 高本めぐみ 王子様 最古の魔術師 最古の魔女 サイトヒメア
私の毒を、あなたに入れる。
決して離れられなくなるように──
ライトノベル、いつか天魔の黒ウサギの登場人物。
名前──さいとひめあ
特徴──《最古の魔術師(ヴァンパイア)》
CV:井上麻里奈(ドラマCD)/高本めぐみ(アニメ)
本作品のヒロイン。
薄桃色の長髪と深紅の瞳、小柄な体型が特徴的な美少女。身長は153cm。
《最古の魔術師(ヴァンパイア)》と呼ばれる極めて希有な存在で、およそ「魔法を操る」事にかけては頂点に君臨する。
非常に永い時を生きているらしいが、一体どれだけ生きているのかは不明。
《最古の魔術師》の中でも、《最古の魔女(ラミエル・リリス)》という異名を持つ。
本人は自分自身に魔法をかける事でその異名に関する記憶を薄めているが、
『神種』と呼ばれるような化物達には「関わりたくない」と厄介者扱いを受けている。
そういった背景とは裏腹に、主人公である鉄大兎にはデレデレ。
大兎が望むなら何でも行い、彼の為なら平然と命を投げ出す。
また、大兎に危害を加えようとする存在には強い敵意を持つ。
一種のヤンデレ。
その様は、生徒会長である紅月光に『バカップル』と称される程。
彼女が大兎と出会ったのは、本編の9年前。大兎が小学生の頃。
当時、自分を狙う人間や化物に嫌気が差していたヒメアは、とある公園で自ら孤独になっていた。
その際、自分に「誰からも見えない魔法」を展開しており、力を持った人間や化物からは見えない状態にあった。
──はずが、なぜか当時ただの小学生だったはずの大兎に発見される。
いじめを受けていたせいで孤独だった大兎を気に入り、共に遊ぶ内に彼の事を深く愛するようになる。
そして何をトチ狂ったのか、ただの小学生だった大兎に《毒(まじゅつ)》として、彼女の力の大部分を分け与えた。
しかしそれが原因で月光の弟、紅日向に大兎を人質にされて捕まってしまう。
以降は《軍》という人間の組織に捕まり、様々な拷問や実験を受けた。
《軍》は彼女の持つ膨大な知識や力を欲していたが、彼女自身は捕まった際に大兎に力を預けていた為、捕まった後のヒメアは単に頑丈な化物状態。
彼女の利用価値を見出だせなくなった《軍》は《教会》という、これまた人間の組織に彼女を売る。
ヒメアを過剰に恐れる《教会》は彼女を特殊な空間に閉じ込め、杭に付けたまま9年間を過ごさせた。
そういった経緯の為、大兎以外の人間には全くいい印象を抱いていない。
「(大兎以外の)人間は自分の欲望の為にしか動かない生き物」と考えている為、むしろ敵意を抱いているに等しい。
周囲にはツンツン、大兎にはデレデレな一種のツンデレ。
まあツンデレ分は月光の方が上だが。
監禁状態から脱した後は大兎と再会し、紆余曲折を経て同じ宮坂高校に通うようになる。
その際の名前は『沙糸(さいと)ヒメア』。表向きはヨーロッパの小国から来たハーフ、という事にしている。
大兎と同様、月光によって(強制的に)生徒会役員になった。
当初は同じ生徒会役員である月光や碧水泉を信用していなかったが(悪魔でありアフォの子である美雷は普通)、
命懸けで他人の為に行動する彼らを見る内に、「人間にも色々いる」と考えるようになった。
ちなみに、別に彼女は人間が何人死のうが気にしない。
彼女が人間を助けるのは大兎が求めるから。
ヤンデレではあるが、大兎の幼なじみである時雨遥の存在を知った時は身を引こうとする姿勢も見せた。
一途である。
……最初は殺そうとしてたのは秘密。
余談だが、コミカライズ版では体型が違う。
まあ、元々体型は自由に決められるので設定上の齟齬はない。
体型を決める目安は大兎に合うように、らしい。
胸は薄いが。
アニメでは1話にして某条例に喧嘩を売った。
流石ヒメアさんだ! 凄ェ!
DVD・BDでは更に規制解除とか……、
ゴクリ……。
【以下、ネタバレ注意】
強大な力を持っているが、大兎が再会した時に死亡した為、
彼を蘇生させる為に『エデルカの主』という化物に力の大半を引き渡している。
その為、以降は制限された力で活動するようになり、彼女を恐れていた《天魔》という化物を追い払えなくなってしまった。
一般的には《最古の魔術師》のトップであるバールスクラ(CV:テラ子安)の愛人とされている。
バールスクラの命で最悪の魔法《幸福》を創った存在と言われ、彼女が異常に化物に敵視されているのはその為。
また、世界を覆っている『預言』の中でも重要な位置にいるらしいが、
自分自身に『預言』を忘れる為の魔法をかけている為、内容は覚えていない。
……ちなみに《天魔》に襲われた際、彼女の人格はバールスクラとなった(元々多重人格なのか、外部から影響を受けたのかは不明)。
想像して欲しい……美少女の口から子安ボイスが出る様を……。
めっちゃシュールである。
ただ、アニメ版は一貫して高本ボイスだった。
尚、大兎がヒメアを好きになったのは、そういう魔法をかけられたから。
ヒメアは本気で大兎を愛している為、彼女がかけた訳ではない。
かけたのは……、
だが大兎は本心からヒメアが好きなのだった。良かったね!
描写から見たら明らかに遥の方を愛してるけどね!
髪色でもある薄桃色は、《月の外側の神》に連なる者の特徴らしい。
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