ヒューマノイド(デュエル・マスターズ)

ページ名:ヒューマノイド_デュエル_マスターズ_

登録日:2013/11/07 Thu 17:43:16
更新日:2023/12/05 Tue 10:21:28NEW!
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dm種族項目 ヒューマノイド 種族 デュエル・マスターズ 人間 まさかの復活 dm 火文明 闇文明 デュエマ 切札勝太 種族カテゴリ 人型 メカクレ モエルちゃんはスナイパーかわいい 火文明の種族 闇文明の種族 ハイブリッド種族 機神装甲 勇騎



ヒューマノイドは、デュエル・マスターズ種族の一つである。


不死身男爵ボーグ C 火文明 (2)
クリーチャー:ヒューマノイド 2000

概要


デュエル・マスターズの火文明を代表する軽量種族。火文明の実質的な支配種族でもある。英語名はHumanであり、目を隠した、武器を持つ人型クリーチャーの姿をとる。


命名ルールは、進化すると「機神装甲ヴァル~」「機神装甲~ヴァル」となる。単種族では「(肩書きor称号)~」の形。他の種族との複合では「勇騎」を名前に持つ。


かつては軽い種族として、初期のデュエマを支えてきた種族である。しかし、大型種族が環境入りするに連れて、貧弱なパワーのヒューマノイドでは太刀打ちできない場面が多くなり、デュエル・マスターズの表舞台から姿を消していった。


主人公の切札勝舞も当初この種族を愛用していたが、日が経つに連れて自分の大好きなドラゴンを出せるように、軽量種族はファイアー・バードを優先するようになっていった。


速攻にはそこそこ人気がないわけでもないが、他に優秀なウィニーを持つ激戦区の火文明ではあまり目立たない。







…と、書いてきたが。


ヒューマノイドはその後、とんでもない大出世を果たす。
エピソード2にて、主人公の鬼丸を初めとして、ハンターエイリアンを複合したヒューマノイドが多数登場。
かつてのヒューマノイドと併せて優秀な中速ビートダウンデッキを組めるようになった。冗談じゃなくビートダウンにほしい解答が一通り揃った種族に変貌したのである。


1.優秀な進化クリーチャーが増加
エピソード2では《黄金世代 鬼丸「爆」》《涙の終撃オニナグリ》《オニナグリ・ザ・レジェンド》《鬼ドリル 爆マサムネ》といった優秀な進化クリーチャーが多数登場。これまでの軽量進化《機神装甲ヴァルボーグ》《機真装甲ヴァルドリル》などと違い、フィニッシャーとして運用できる重量級進化が登場した。
そしてそれをサポートするかのように《鬼斗マッスグ》が登場。《爆裂B-BOY》と共にコストを軽減して早い段階でフィニッシャーを繰り出せるように。


2.ハイブリッド種族
今までヒューマノイドは火文明にしか単色では存在しなかったが、エピソード2では闇文明にも登場した。(ちなみに単色では他に無色にも登場している上、多色を含めると全文明にいることになる。)
闇文明のヒューマノイドはスレイヤーブロッカーを持っており、自分が攻めているせいで隙を作るということが少なくなった。
また、サイクル中2枚をヒューマノイドが占めたことも。


3.トリガークリーチャーも登場
《問答無用だ!鬼丸ボーイ》《待ち伏せオニゾウ》《モエル 鬼スナイパー》が登場。相手の攻撃に反応してシールドから登場し、相手の猛攻を防いだ上で進化元になってくれる。


ただし、弱点もないわけではない。
まず、手札確保手段が《白鬼ギャラガ》などごくわずかであり、タイミングと補充元があまり嬉しくない。
また、進化しないと軽量だらけなのでまとめて破壊されることもある。全体火力を浴びれば壊滅的であろう。
その上、マナを軽減するクリーチャーを用いて進化クリーチャーを出すために、除去されたときの建て直し手段に乏しい。


しかし、はまれば絶え間なく攻撃をし続けていけるので、ビート志向のプレイヤーにはとにかくおすすめしたい種族である。フルクリーチャーで組むこともできるので、《機真装甲ヴァルドリル》のデッキ進化が必ず成功するデッキも組める。


エピソード2で登場したヒューマノイドは、ハンター/エイリアンを持つためか、名前に殆どの場合「鬼」を含む。また、命名法則がこの種族のせいでだいぶフリーダムになっている。


ドラゴン・サーガでは、派生種族としてヒューマノイド爆が登場。ヒューマノイドは種族カテゴリ化した。


有名なヒューマノイド

勝舞時代

《小さな勇者ゲット》
《不死身男爵ボーグ》
初期のヒューマノイドの代表格。共に2コスト。
ゲットが主役の背景ストーリー漫画が連載されていたこともある。


《機神装甲ヴァルボーグ》
3マナ5000のW・ブレイカーでヒューマノイドデッキの初代切り札。
今でもヒューマノイドといえばヴァルボーグというぐらい有名。
のちにこのクリーチャーがハンター化した《鬼神!ヴァルボーグなう》が登場し、その名前から(あまりよくない意味で)話題になった。


《機神装甲ヴァルディオス》
初めてSRとなったヒューマノイドだが、当時のヒューマノイドは上記のように速攻型だったため4マナのこのクリーチャーはほとんど活躍しなかった。
明日を救えなかったりしてはいないが自分の今日を救えなかった。


《腐敗勇騎ドルマークス》
4マナ4000、出てきたときにお互いのクリーチャーとマナを1枚ずつ墓地送りにできる。
ゴースト種族複合で、デュエル・マスターズ史上初めての多色カード。


《勇騎恐皇フォルテ》
ロックマンエグゼとのコラボ記念で作成されたカード
だがぶっちゃけ弱い。


《闘竜勇士ナオヤ》
マナゾーンにある特定の種族のカードをタップして召喚すると効果を発揮する「フォート・エナジー」を持つヒューマノイド。
モデルとなったのはカード化権利をもらったコロコロ読者。


《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》
戦国編に登場したサムライ進化の進化ヒューマノイド/アーマード・ドラゴン
手札の非進化サムライ2体をスピードアタッカー付きで踏み倒せるが、ターンの終わりにそのクリーチャーは破壊される。


《烈光戦士イザノミヒート》
神化編に登場したオリジンサイクルのヒューマノイド。
登場時にシールドをブレイクできるが退場時に相手の手札からのシールド補充を許してしまう。


《爆裂B-boy》
神化編に登場した、自分と同じ文明の進化クリーチャーのコストを1下げるサイクル。
2マナのため下記のヴァルドリルに綺麗につながる。


《機真装甲ヴァルドリル》
4マナ3000と進化クリーチャーにしては少し非力だが、デッキ進化のためバトルゾーンに進化元が必要ない利点がある。
あと何気にアンタップキラー。


《無頼勇騎タイガ》
エピソード1最初の構築済みデッキについてきた。
カードパワーの上昇によって生まれた無条件スピードアタッカー付き2コストクリーチャー。


《情熱のD・H ユウ》
《戦略のD・H アツト》
E1から公式イベントの司会をしているデュエル・ヒーロー ユウとアツトがカード化。
それぞれ強力なクリーチャーだが実際の使用率はアツト>>>ユウ。


《問答無用だ!鬼丸ボーイ》
S・トリガーでパワー8000までまとめてサイキック・クリーチャーを葬る。
しかし背景上で敵であるアンノウン側にサイキックは1体もいない。


《C-boy 切札勝太》
また出たカレーパン主人公
5コストで攻撃時に相手にカレーパン、好きだよな?」と聞き、「はい」なら2ドロー、それ以外ならパワー15000のT・ブレイカーに化ける凶悪カード。
もちろんカレーの香りつき。再録された物には無いので使うとしたらそちら。


エピソード2

《無限鉄拳オニナグリ》
6マナ7000と少しパワーが低い気もするが、バトルに勝ったらアンタップされるハンター進化のヒューマノイド。
背景ストーリー上では鬼丸の所属するレジスタンス「ゴールデン・エイジ」のリーダーで、皆からは「カシラ」と呼ばれている。


《鬼姫ローリエ》
3マナ2000、登場時に自分のシールドが0枚ならこのクリーチャーから進化できるビクトリーカード山札から直接持ってこれる。
デュエマ史上初めて登場した少女型のヒューマノイドで、何度か勝太のピンチを救ったりした。


《鬼斗マッスグ》
エピソード2で登場した3マナ3000の火闇複合ヒューマノイドで、ヒューマノイド進化クリーチャーのコストを2下げることができる。
名前の《鬼斗》は「さきがけ(魁)」と読みます。


《黄金世代(ゴールデン・エイジ) 鬼丸「爆」》
鬼丸ボーイが進化した姿で、6コストでパワー13000に破壊耐性持ちとヒューマノイドとしては破格のスペックを持つ。
上記《鬼斗マッスグ》を使えば4ターン目にこのクリーチャーで殴りかかることが可能。


[[《鬼姫モエル》>鬼姫モエル]]
登場時にパワー6000以下のサイキック・クリーチャーを焼き払うヒューマノイド。
鬼丸の妹分で、モエルは鬼丸を「鬼ぃちゃん」と呼んで慕っている。吹っ飛べ!鬼丸


《鬼ウッカリ 爆マル》
自身のコストは8と重いが、自分のマナゾーンにあるクリーチャーの数だけ召喚コストを軽減できるスピードアタッカー。
罠に引っ掛かったりトライストーンに襲われたりとフレーバー上で忙しいウッカリさん。


《[[勝利宣言(ビクトリー・ラッシュ) 鬼丸「覇(ヘッド)」>勝利宣言 鬼丸「覇」]]》
鬼丸が相棒の《鬼無双カイザー「勝」》と共にやらかしてしまったカード。


《モエル 鬼(ラブ)スナイパー》
5コストのS・トリガークリーチャーで、自身と自分のコスト7以上のクリーチャーが出た時に相手のパワー4000以下を破壊できる。
《鬼姫》の時には幼女だったのが急成長して少女になった。鬼丸め・・・


《鬼切丸》
3コスト1000だがマナゾーンのカードが全て火か無色なら4000のSAに。
赤単の速攻に多く見られる。というより他ではほぼ見られない。


&font{b,#ff0000){《涙の終撃(ラストアタック)オニナグリ》}
攻撃時に相手をコスト6までまとめて破壊できる進化クリーチャー。ちなみに自身のコストは5。
敵の作戦にかかって絶体絶命のピンチに陥った鬼丸を救うためにモエルと共に出撃し、鬼丸をかばって命を散らした。


《オニナグリ・ザ・レジェンド》
と思ったら生きていたカシラ。
鬼丸「爆」と同じサイズになり、さらに破壊されたときに自信を含めて墓地のクリーチャーを全て手札に戻す効果を手に入れた。
カシラ「ピーチ・プリンセスと踊っているのは誰だ?」
爆マル「あのフレッシュ・レモンをご存じないのですか!?


《鬼ドリル 爆マサムネ》
5マナ9000の進化クリーチャーで、自身がタップされている時に他の味方ヒューマノイドのブレイク数を1増やす。
小型が多いヒューマノイドにおいてブレイク枚数の増加は地味ながらも強力で、軽量SA持ちと組み合われることで奇襲性がさらに上がる。
FTはどう考えてもグレンラガン。


《希望の覇王 鬼丸「刀」》
プロモパックで配布された第3の鬼丸。
進化クリーチャーで8コストと高めながら登場時にパワー13000までの選択火力を撃てる。
この鬼丸がゼニス化した姿が《黄金龍(ゴールデン・ドラゴン) 鬼丸「王牙(オーガ)」》


《獣鬼装甲トラマルGGG(トライジー)》
攻撃時のガチンコ・ジャッジで3回勝つとコスト12、2回勝つとコスト8以下の非進化ハンターを手札から踏み倒し召喚できる。
ガチンコ・ジャッジデッキでは切り札たりえるスペック。


《爆走鬼娘(ばくそうおにゃんこ)モエル・ゴー》
4コスト1000ながら登場時に山札からハンターをサーチ出来る。
火文明、そしてヒューマノイド待望のクリーチャーサーチカード。
上記《トラマルGGG》がコスト5のため、サーチしてそのまま進化という流れが可能。


《DASH総帥 グレッグ》
WotC社長グレッグ氏まさかのカード化。
味方全体に+500のパンプアップと種族「ヒーロー」を与える。


《デュエマの鬼!キクチ師範代》
山札からカードが手札以外の場所に行くとき、代わりにそのカードを山札に戻してシャッフルさせる闇単色ヒューマノイド。
マナブーストや墓地肥やしを許さないその効果故に、ついたあだ名は「鬼畜師範」。
後にオラクルに同様の効果を持つ《禁術のカルマ カレイコ》が登場。


《松本大先生》
※このカードは実際に存在するカードです
H.C.(ヒーローズ・カード)を持つクリーチャーを軽くしてくれる我らが原作者


上記3種の初出はカオスの権化ブラック・ボックス・パック
ちなみに3種を重ねると「DASH(Duel And Super Herosの略称)」の文字が現れる。


《その子供、凶暴につき》
自分のコスト3以下にスピードアタッカーを与え、相手の進化とスピードアタッカー持ちをタップイン召喚させる4コストヒューマノイド。
元は「団地ともお」とのコラボカードで、このカードが最初に付いたのは雑誌スピリッツ。


《ウソと盗みのエンターテイナー》
相手がクリーチャーを踏み倒したときにそのクリーチャーを破壊し、自分の他のクリーチャーがいれば攻撃されない。
怪盗ジョーカー」「ウソツキ!ゴクオーくん」とのコラボカードで、こちらは堅実な効果で強い。
なお種族がダークロードとの複合であり、同じ種族、文明を持つ10コストのフォルテと比較されることがたまにある。


《真実の名(トゥルーネーム) 修羅丸》
攻撃時に山札をめくり、それが無色クリーチャーであればバトルゾーンに出すことができる。
アンノウンに攫われていた鬼丸の兄、修羅丸が自身の鎧である《「戦慄」の頂 ベートーベン》を脱ぎ捨てた姿。


《鬼の襲撃(ラブ・アタック) モエル》
6コストパワー2000と非力ながら、破壊されたときに山札からコスト8以下の非進化ハンターを直接出せるまでに成長したモエル最終形態。
彼女に《ヒラメキ・プログラム》を使い、効果でコスト7の《アクア・インテリジェンス3rd-G》または《R.S.F.K》を出し、さらにモエルの能力で出なかった方を山札から引っ張り出す使い方が有名。
ちなみに非力とは書いたが「パワーアタッカー+4000」と「W・ブレイカー」を持つため、殴り手としての性能も悪くない。


《超絶奇跡(グレイト・ミラクル) 鬼羅丸》
召喚時にガチンコ・ジャッジを3回行い、勝った時に見せたカードをコストを払わずに使用することができる、12コストの無色ヒューマノイド
[[《「無情」の極 シャングリラ》>「無情」の極 シャングリラ]]の攻撃から鬼丸をかばって消えた修羅丸の魂と、鬼丸が融合した鬼丸最終形態。
鬼羅丸はシャングリラと刺し違える形で決着をつけ、この戦いをもって世界からゼニスは消え去った。そして・・・



「ただいま。」


――《堂々終劇 鬼丸「end」》



ドラゴン・サーガ

DS~革命ファイナルではヒューマノイド爆として登場している。
DS期はガイアール・コマンド・ドラゴンに従う種族としてグレンモルトなどが登場。
革命革命ファイナル期は火の侵略者イニシャルズに属する種族として登場したが、ソニック・コマンドで統一したほうがよかったりマスターが情けなかったりと地味だった。


新章超天篇

種族関連の整理によってほぼ登場せず。新規カードこそ多少あったが、ほとんどが特殊セットでの登場だった。

  • 《伝説の決闘者》

勝舞、勝太、ジョーと主人公揃い踏みのカード。3回攻撃のSA&T・ブレイカーと決定力は高いが、「シンパシー:ヒューマノイド、アウトレイジ、およびジョーカーズ」があるとはいえ15マナという莫大なコストをどうするかが課題。


  • その子供、可憐につき

「絶対可憐チルドレン」とのコラボカードであり、3マナ3色になった代わりにタップインの範囲が広がりSA付与がコスト4以上になった《その子供、凶暴につき》。
3色ゆえの出しにくさこそあれど屈指の高スペックであり、様々なデッキで採用されている。


十王篇~王来MAX

マスターズ・クロニクル・デッキでドラグナーのヒューマノイド爆が復活したり、ディスタス化したヒューマノイドが登場したりとある程度新規カードは増加。

  • 最終ファイナル龍覇 グレンモルト

クロニクル・デッキで登場した新たなグレンモルト。詳しくは個別項目で。



Wiki篭りが追記・修正する時、相手とガチンコジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後にもう一度追記・修正を行う。


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  • ヒューマノイド爆出ますね -- 名無しさん (2014-02-21 23:37:42)
  • ↑もう大人に片足ツッコんでるが、そのネーミングセンスにゾクッとしたぜ -- 名無しさん (2014-03-17 02:29:33)
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