登録日：2012/03/28(水) 18:25:21
更新日：2023/12/04 Mon 12:54:50NEW!
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「強くなければ価値が無いんだ！」
イナズマイレブンGO 究極の絆グリフォン及びゲームのダーク版にて登場するキャラクター。
CV.沢城みゆき
フィフスセクターの刺客「シード」を生み出す孤島ゴッドエデンに住む少年。
サッカーが人の価値を決めると言う独特の価値観を持ち、究極のプロジェクトの一端「エンシャントダーク」のキャプテンである。
ポジションはＦＷ。
背番号はエンシャントダークでは10。
ゼロでは11。
白竜とは対照的に褐色肌に黒髪。
緑の髪飾りでまとめた触角のような前髪があり、先端は赤と白の二色になっている。
冷静に状況を見るつかみ所の無い性格。
ゴッドエデンにやってきた天馬たちに興味を示し、雷門の特訓に付き合う。
幼い頃から島にいたらしく、島の事を知り尽くしており、天馬と崖登りの練習後に彼が強さを求める理由となった「島に伝わる悲しい伝説」の話をする……。
ゴッドエデンがまだ、シード養成施設となる前のこと。
その島の村にはサッカーに似た競技があり、大事なことはその勝ち負けで決めていた。
そして定期的に起こる村の干ばつを防ぐ為に、若い娘を差し出し生け贄としなければならないと言う風習があり、ある人物の妹がその候補に選ばれてしまう。
兄はどうしても妹を守りたかったが、絶対に勝てるという力も自信もなかった。
そこで自分に有利な試合をするよう相手にお金を渡したが、村の人たちにもバレてしまい、妹は生け贄に出されることとなる。
兄も村を追い出され、サッカーに触れる事なく一人寂しく死んでしまった……。
この話が彼の力と価値観を決めている。
以下ネタバレ
話に出ていた兄と言うのはシュウ自身の事であり彼は島の亡霊。
(ただし、映画ではハッキリと亡霊とは言われておらず、小説版にて彼の過去として語られている)
世界観をはみ出しかねないくらいの彼の生い立ちは極めて悲劇的な物だった。
剣城が抜けた後に急に現れ、プロジェクトの後任として就任するも剣城がいなくなり消沈気味の白竜の新たなライバルとなり、
究極のプロジェクトの最終段階「チームゼロ」に自らの意思で参加する。
天馬に「サッカーが人の価値を決める」と教えるつもりであったが、
雷門との試合を通して「強さ」の在り方について考え直し、サッカーを純粋に楽しんでいた頃を思い出す。
それでも力を求めていたことを否定するつもりはないと語りながらもようやく彼は、
自分のミサンガを友情の印にと天馬に渡し(映画では地蔵の頭に乗っている)妹の元へと旅立っていった……。
【カイとの関係】
カイはエンシャントダークの11番で、ＦＷであり参謀役でもある。
シュウの化身であるダークエクソダスの「エクソダス」は、旧約聖書の出エジプト記のことであり、
エジプト神話には大気の神様シューが、そして古代エジプトにはカイという名の神官が存在する。
神と神官、キャプテンと参謀。どこか似ていないだろうか。
また、カイはチーム内で唯一、シュウと同じく名前がカタカナで名字がない。
生け贄の贄という字を分解すると、どうなるか？
そう、執(シュウ)と貝(カイ)になるのだ。
果たしてこれらの繋がりは偶然だろうか……
【二期】
まさかの登場。
ゴッドエデンへやってきた天馬たちの特訓を手伝う形での再登場。
なぜか化身アームドなどの事情も詳しく、天馬の成長にも貢献して……。
その後に天馬とミキシマックスするなど色々あった。
だが、何か訳ありそうに仲間入りを断ってしまう。
【必殺技】
- ブラックアッシュ
- スプリントワープ
- バニシングカット
- ゼロマグナム
- ストームゾーン（GO2、ギャラクシー）
【化身】
暗黒神ダークエクソダス
魔王のような出で立ちと黒い長髪が特徴の化身。
必殺技は「魔王の斧」。
だが、持っている武器はどうみても大剣。
見方次第で斧に見えなくも……
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