仮面ライダークウガ

ページ名:仮面ライダークウガ

登録日:2009/05/27 Wed 18:59:02
更新日:2023/08/08 Tue 16:55:09NEW!
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この作品を
故 石ノ森章太郎先生に捧ぐ





A New Hero. A New Legend.


仮面ライダークウガ


A New Hero. A New Legend.



画像出典:仮面ライダークウガ
(c)2000 石森プロ・テレビ朝日. ASATSU D.K・東映.


目次


【概要】

平成ライダーシリーズ』の記念すべき第一作目であり、未だ根強い人気を持つ不動の名作。
主人公・五代雄介の笑顔に勇気や希望を貰った人は多い。人に優しくなれる特撮である。


初代もビックリな激しいバイクアクションが売りであり、ある意味初代より『仮面ライダー』らしい(実際、本作には『仮面ライダー』への原点回帰やオマージュともとれる部分もある)。


作風は一般的な刑事ドラマの様なサスペンスに近く、特撮特有のご都合主義(急に場所が変わる等)が少ない。
また場面が変わる毎に地名と時刻が表示され、登場人物の移動などの時間もしっかり計算されている(しかしそのせいで撮影が遅れ、総集編が3度入っている)。


話の内容も考えさせられるものが多く、何気ない会話が伏線だったりと作品として非常によく作り込まれている。これに関しては、子供向けであっても子供騙しはしないといった制作陣の意向が強く反映されているからだとか。
同時期に放送していた『未来戦隊タイムレンジャー』と並んで、大人が観ても十分楽しめる作品……というか子供では理解しきれない部分も多いと思われる。
そのため「子供の頃は普通のヒーローものと思っていたが、大人になってから改めて視聴して感銘を受けた」という者も多い。
深くしっかりしたストーリーもさることながら、「最終決戦が最終回の前話」「最終回はエピローグでライダーが登場しない」「最後は海外ロケ」「最終回はCM無し」等、今までなかった試みが見られる。
もっとも、後の作品ではこういった特異すぎる要素が除かれたあたり、良くも悪くも仮面ライダー再起の1発目だから出来た芸当と言えるか。


ただ、制作側としてはあくまでも子供向け番組という体裁を崩しているつもりは無かったらしく、「小学校低学年の子たちには仮面ライダーと怪人のバトルを楽しんでもらい、ドラマ自体は小学校高学年くらいの子たちが分かるものにする」という方向性で制作していたらしい。小学生の子たちを馬鹿にしてる訳ではないが、いくらなんでも小学生に期待し過ぎではなかろうか。
実際、戦闘シーンは積極的に盛り込まれており、純粋なバトルアクションものとしての完成度も高い。
しばしば「初期の平成ライダーは現在ほど玩具販促を重視していなかった」と評されるが、当時の商品ラインナップを念頭に置いたうえで各回の戦闘シーンを観察すると、販促はむしろかなり丁寧に行っていることが分かるだろう。


また、暴力の野蛮さ、不必要さを視聴者に伝えるため、あえて暴力表現に手は抜かないという方針のもと怪人の殺人シーンにリアリティを追求し過ぎた結果、余りにも生々しい描写(血しぶき等)になったことで保護者からクレームがきたことがある。
その影響か、次回作『仮面ライダーアギト』などでは、殺人描写をやや非現実的な手段にするというクレーム対策を行うようになった。……それはそれで別の怖さがあったが。
結果的に「平成一期初期の仮面ライダーは残酷」というイメージが付くのも仕方なかったことなのかもしれない。


ちなみに平成ライダー作品で仮面ライダーが一人しか登場しないのは本作のみ(主題歌にも「英雄はただ一人でいい」という歌詞まである程)。
しかし一条薫をはじめ、皆の笑顔を守る為に戦う主人公を知って、援護射撃や直接戦闘する以外の手段(装備の開発や捜索その他)で支える人々は徐々に増えていった。
劇中にはその人たちの助けなしにはそのまま倒されていたという場面も多い。
一人で戦い、誰とも共有できない思いを抱いていても、決して孤独なヒーローではないのだ。


サブタイトルは漢字二文字(「復活」「変身」等)で統一されている。



【誕生】

仮面ライダーのテレビシリーズ再開は1996年頃から企画が進められており、当初はウルトラシリーズを放映していた毎日放送制作、TBS系の土曜6時台での放送を目指していた時期もあった。
初期タイトルは『仮面ライダーXクロスVブイ』と『仮面ライダーカワカミ』であり、ここで提示された複数の仮面ライダーを登場させる案が、人数を1人に集約することでフォームチェンジという発想につながっている。
また別の企画タイトルの一つに『仮面ライダーガイア』があり、『ウルトラマンガイア』と競合するためにタイトルを変更したと言われることも。*1


毎日放送が「ウルトラマンのほうを選ぶ」と断ったためTBS系での放送は実現に至らず、東映の特撮番組『燃えろ!!ロボコン』を放映中という縁で制作局をテレビ朝日に変更することとなった。
しかしテレビシリーズが中断して久しい『仮面ライダー』は、当時の感覚からするとすでに古びたブランドであり、テレビ朝日も「ネタがないから」と渋々引き受けた風だった。
それでも、テレビ朝日およびアマゾンまで放映していたテレビ朝日系列*2では25年ぶりにライダーシリーズが放映されることとなった。また、関西では毎日放送のライバル局でありネットチェンジのもう一方の相手のABC朝日放送でネットされることになった。
テレビ朝日系は1996年までに全国に数多く系列局を設置したため、同時ネット局は当時7局しかなかった初代〜アマゾン時代と比較すると、約3倍の22局*3と大幅に増加している。



【あらすじ】

時は2000年。長野県九郎ヶ岳にて、とある遺跡が発見され、発掘チームによる調査が開始された。


久々に海外から帰ってきた心優しい冒険家・五代雄介は、遺跡発掘に協力していた大学の友人、沢渡桜子によって解読された碑文の一部「死の警告」を発掘チームへ知らせに九朗ヶ岳へ向かうが、到着した時には発掘現場は雷が落ちたような酷いありさまだった。


現地の警察が調査を行う中、遺跡内部より持ち出されたベルト状の装飾品を見た瞬間、雄介の中にあるイメージが飛び込んでくる……。


【エピソード】

話数サブタイトルメインの登場怪人
1復活ズ・グムン・バ
ズ・ゴオマ・グ
2変身
3東京ズ・メビオ・ダ
4疾走
5距離ズ・バヅー・バ
6青龍
7傷心メ・バヂス・バ
8射手
9兄妹メ・ギイガ・ギ
10熾烈
11約束ズ・ザイン・ダ
12恩師
13不審メ・ビラン・ギ
14前兆
15装甲メ・ギャリド・ギ
16信条
17臨戦メ・ガドラ・ダ
18喪失メ・ギノガ・デ
19霊石
20笑顔
21暗躍メ・ガルメ・レ
22遊戯
23不安メ・ガリマ・バ
24強化
25彷徨ゴ・ブウロ・グ
26自分
27波紋ゴ・ベミウ・ギ
28解明
29岐路ゴ・ガメゴ・レ
30運命
30.5(番外編)超ひみつビデオゴ・ジイノ・ダ
31応戦ゴ・バダー・バ
32障害
33連携
34戦慄ゴ・ジャラジ・ダ
35愛憎
36錯綜ゴ・ザザル・バ
ズ・ゴオマ・グ
37接近
38変転
39強魔
40衝動ゴ・ジャーザ・ギ
41抑制
42戦場ゴ・バベル・ダ
43現実ゴ・ガドル・バ
ラ・ドルド・グ
44危機
45強敵
46不屈
47決意ン・ダグバ・ゼバ
バラのタトゥの女
48空我
49雄介
50(番外編)乙彼ライジング桜子さん

【登場人物】

主人公。「夢を追う男・2000の技を持つ男」を名乗る冒険家。
常に笑顔を絶やさず、皆の笑顔のために頑張れる強く優しい青年。そのお人好しな性格ゆえに古代の戦士〈仮面ライダークウガ〉に変身することになる。
単なる正義感からだけではなく、『みんなの笑顔を守る為に』戦う。
笑顔とサムズアップ(^^)bがトレードマーク。


長野県警の警部補。
優秀な刑事で、射撃の名手でもある不死身の男。
生真面目な性格をしており、民間人である雄介が戦うことを快く思っていなかったが、次第に最高のパートナーになっていく。
本作のもう一人の主人公。


  • 沢渡 桜子

雄介の友人で城南大学に通っている大学院生。
考古学研究室に所属し、九郎ヶ岳遺跡から発見された碑文の解読に当たっている。少しでも五代の助けになろうと頑張る人。
趣味徹夜の超人。
実はライジングマイティキックが出せる。


  • 五代 みのり

雄介の妹で、保育士をしている。「あの兄にして、この妹あり」な優しい女性。
雄介がクウガになっても動じず、常に兄を信じている。
やや棒読みだが、それが良い。


  • おやっさん

雄介とみのりが親を亡くした際に引き取った2人の親代わりで、五代の父の後輩。
喫茶店「ポレポレ」を経営している。気のいい男性だが、いちいち寒いギャグを言う。
OPの「おやっさん きたろう」のクレジットはなぜかクウガのアップの所で表示される。
本名は最終回で明らかに。


  • 椿 秀一

関東医大で司法解剖専門の医師を勤める一条の友人。
ナンパな性格で度々女性とデートしているが、だいたい急用が入る。だが心は熱く、医師ゆえに理不尽な殺戮を繰り返す未確認生命体に憤っている。
クウガになった五代の世界でただ一人の主治医。
解剖したい発言など、ややマッドな骨フェチ。


  • 榎田 ひかり

科警研に勤める女性。
未確認生命体の体液や体組織、遺跡から出土した物を研究するチームの主任。
子供がいるが離婚しており、世話を母に任せてしまっている。本人も子供と一緒に過ごしたがっているが、研究は疎かに出来ないため悩んでいる。
興味のある研究対象にウフフ、椿と同じくややマッド。
彼女も城南大学(理工学部)出身。
その為五代、桜子さんとの話題に眉の太く熱い「本郷」なる教授が登場している。



  • ジャン・ミッシェル・ソレル

桜子と同じく城南大学考古学研究室に通う留学生。
九郎ヶ岳遺跡の発掘調査に加わり、謎の破片を発見する。
日本語は割と流暢。福梅の梅干しがないとご飯が食べられない。
榎田の息子・さゆるに自分の孤独な子供時代を重ね、何かと気にかけている。


  • 朝日奈 奈々

おやっさんの姪で、女優を目指して上京してきた。上京してからはポレポレで働いている。
雄介に一目惚れし『五代雄介ファンクラブ会員第一号』を自称した。
関西弁


  • 松倉 貞雄

未確認合同捜査本部の部長。
クウガについては慎重な対応を取るが、基本的に一条に一任している。クウガを認めてからは上層部へ積極的に働きかけるなど、良い上司。


  • 杉田 守道

一条と共に未確認対策班で働く刑事。ピアノやってる葉月ちゃんのパパ。
当初はクウガに銃を向けるが、命を助けられて以降は娘共々肯定派に。
五代の変身を目の前で見て「おお……!」と声を出す場面は小さな名シーンとして名高い。
実は昔のSPドラマではあるオルフェノクと共に働くウルトラ警備隊員で、ある世界では呪怨の切っ掛けとなった駄目な父親だった。


  • 桜井 剛

一条、杉田の同僚で同じ対策班の刑事。
クウガがいつ、何色で未確認生命体を倒したかをメモしており、それがゲゲルの法則を見抜くヒントになったことも。パンが好き。


  • 笹山 望見

対策班の婦警。
通信担当で、どこに未確認生命体が出たか等の情報を伝える。
一条に片想い中。


  • 夏目 実加

未確認生命体第0号によって殺された夏目教授の娘。
警察が0号の調査を進められていないことに憤り、自殺をほのめかして調査を進ませようとした。
クウガの正体を知る一人。


  • 神崎 昭二

雄介とみのりの小学校時代の恩師。
雄介に「皆の笑顔のために頑張ること」の素晴らしさを説いた張本人。サムズアップも神崎が教えたもので、雄介からはとても尊敬されている。
教師の鑑だが、クウガ初登場時は時代もあり、自身の教育の限界に悩んでいた。



【用語】

ベルト状の装飾品〈アークル〉を身に付けた者が変身する古代民族〈リント〉の戦士。
用途に応じて能力の異なる赤、青、緑、紫の4形態を使い分ける。
世間からは『未確認生命体第4号』として認知され、正体が五代雄介であることを知るのは極一部の人間のみ。
余談だが、劇中では「クウガ」と呼ばれるのみで「仮面ライダー」とは一言も呼ばれない


九郎ヶ岳遺跡から現れた謎の影『第0号』を始めとして、遺跡周辺の墓らしき場所から現れた怪人に警察が付けた総称。ゲゲルと称し、殺戮を繰り返すが目的は不明。
碑文には〈グロンギ〉と記されている。警察からは出現順に第○号と呼ばれ、怪人体が目撃されていなくても、見た目でグロンギと判断できる場合はB群○号と分けられる。


  • リント族

超古代に存在した民族。争いを嫌う優しい種族だったらしい。


警視庁が開発した時速300kmを誇る新型白バイの試作機


トライチェイサーの後継機であり、最高時速420km。設定上トライ、ビート共に無公害エンジンを搭載している。


古代においてクウガのサポート用に造られたクワガタ型生体メカ。
解りにくいが、劇中の近代語を無機質な返事として喋っている。
上記のトライチェイサー、ビートチェイサーと合体してトライゴウラム、ビートゴウラム、ライジングビートゴウラムに強化する。


トライチェイサーの量産モデル。
試作機に存在した機能のいくつかはコストダウンのために削られているが、性能は依然として高い。
雄介も機能停止したトライチェイサーの代わりに1度だけ搭乗した。



【主題歌】

  • OP『仮面ライダークウガ!』

歌:田中昌之
平成ライダーでOPに『仮面ライダー』を使っているのは本作と次回作のアギトのみ。
高音から更に高音になるため歌いたい場合はキーを下げることを推奨する。


  • ED『青空になる』

歌:橋本仁
EDを使用しているのは平成ライダーではクウガと響鬼の前半、各最終回のみであり、アギト以降は戦闘挿入歌がED扱いになっている。
一見意味不明な歌詞だが、クウガの漢字表記「空我」を見ると……。



【補足】

最終回はエピローグのため、スポンサーに頼み込みCMを無くしたという経緯がある。
また、海外に行った理由は「世界で一番綺麗な青空を撮る」ことであった。


敵との最終決戦が最終回の直前の回で終わり、最終回ではその後を描いたライダーには『仮面ライダー響鬼』『仮面ライダーW』『仮面ライダー鎧武』『仮面ライダードライブ』『仮面ライダーゴースト』があるが、いずれもライダーそのものは登場している(『仮面ライダードライブ』は回想シーンのみで現代パートには登場しない)。
この点から、本作は異例と言える。


第2話の教会のシーンは実際に教会を建設し、それを丸ごと炎上させたが、この無茶のせいで予算をかなり使っていまい、現場は貧乏に……
という話が有名だが、実はこのシーンは普通のセットだったのでさほど予算はかかっておらず、むしろ第1話の遺跡のシーンの方が予算がかかったとか。
教会の話はオダジョーお得意のジョークだったが、そこから話が広まってしまったようだ。


オダギリジョーが演じた五代雄介は好評だが、オダギリ本人は「変身するヒーローは気持ち悪い」「(雄介/クウガ役のオファーが来て)死ぬか役者を辞めるか本気で悩んだ」など特撮作品を否定する発言をしたこともあり、ファンの間ではちょっとした騒ぎにもなった。
しかし、オダギリは自身は特撮ヒーローを演じたことを隠すつもりはないと明言しており、「当時のスタッフや納得できる脚本じゃないと(ライダーに)戻らない」「五代は自分以外に演じて欲しくない」といった発言も。
実際、撮影期間中は毎回ド深夜までかかっていたにも関わらず、その後でスタッフに交じって帰って来て撮影スケジュールを眺めてから帰っていたらしく、雄介が死亡する展開をホワイトボードで知って「俺、死ぬんですか!?」等と言っていたらしい。


そんなオダギリは当初、初代「仮面ライダー」を見て「出来ない」と訴えたが、高寺プロデューサーの「歴史を変えよう」との言葉にオファーを引き受けたという。
五代役のオーディションがかなり難航しており*4、高寺Pとしても五代にピッタリのオダギリを何としても逃がしたくなかったのだとか。
そうした心意気と姿勢はキャストも理解していたらしく、オダギリ曰く「クウガは既存の価値観に対するパンク(反逆)」だと評している。


クウガのキャスト、スタッフ陣は仲が良く、一部のメンバーは放送から20年近く経った2019年現在でも、「グロンギ飲み(グロンギ会)」という嫌な名前の飲み会で集まったりしている。
名前から分かる通り、中心になっているのは当時グロンギの人間体を演じた役者さん達だが、五代やみのりといったリント勢や、高寺Pや石田監督のようなスタッフ達も普通に混じっている。


総集編的な回を除いて、本編にはナレーションが挿入されない。次回予告のサブタイトルの読み上げは『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウ役の立木文彦が担当している。
基本はノンクレジットだが、本編内にナレーションが挿入された総集編的回のEPISODE17とEPISODE31とEPISODE46.5にはクレジットされている。



【劇場版】

劇場版の制作が決まっていたが、途中で頓挫してしまった。このため平成ライダーで唯一劇場版が存在しない。
内容は最終回後の話だったらしく、劇中にはしっかりフラグ(一条とバルバの最後のやり取りのシーン等)が用意されていたため無念でならない。
だが、一応後に『仮面ライダーディケイド』でこの伏線を回収している。



【他媒体展開】

2013年には本作の続編的なエピソードとなる『小説 仮面ライダークウガ』が刊行された。


2014年には『月刊ヒーローズ』にて井上敏樹と横島一のタッグで漫画連載がスタート。
基本的な設定は原作通りながら、『舞台が西暦2015年』『登場人物の性格&家族構成のアレンジ』等、細かい変更点が多々ある。
ちなみに五代も『2015の技を持つ男』になっている。
漫画版の一番大きな違いとしては、TVシリーズではパラレル続編とされた『仮面ライダーアギト』の設定や登場人物がクウガの世界観に組み込まれていることが挙げられる。



【東映チャンネル】

東映チャンネルではグロンギ語に字幕が付く超古代語対訳版が放送。
2016年2月には超解像版として画質が向上したものが東映チャンネルで放送されることが決定。
2015年12月には序盤8話分が先行放送される。






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*1 後に発表された『仮面ライダーEVE-MASKED RIDER GAIA-』の元となった石ノ森の遺稿や、シンさんが序章後に続編が制作された場合に正式なライダーとして名乗るはずだった「仮面ライダーガイア」とは異なる。
*2 北海道テレビ、名古屋テレビ、瀬戸内海放送、広島ホームテレビ、九州朝日放送
*3 本来のテレビ朝日系単独局は24局だが、当時山形テレビと静岡朝日テレビが諸事情により遅れネットだったため。現在はどちらも同時ネット。
*4 出場者の多くが『仮面ライダーBLACK』の南光太郎のように大仰な芝居をしていたため。

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